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2018/11/04

第31節磐田戦

 昨日アウェイで行われた第31節磐田戦は、2点のリードを守れず屈辱の逆転負け。首位・川崎Fとの勝点差が7に開いて、優勝は絶望的になりました。
 青山が体調不良のためベンチスタート。またティーラシンが4試合ぶりに先発し、更に森崎和が今季初めてベンチ入りして以下の布陣で戦いました。
       林

和田  野上  水本 佐々木

   稲垣    柴崎

 川辺         柏(→青山66分)
 (→森崎和81分)
    パト  ムイ(→ベリーシャ86分)

SUB:中林、馬渡、千葉、工藤
 対する磐田は、GK:カミンスキー、DF:大井、小川大(→小川航49分)、大南、高橋、MF:田口、松浦(→荒木58分)、宮崎、山田、上原、FW:川又(→櫻内72分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは磐田にボールを握られる時間が長かったものの、広島はアグレッシブなプレーで対抗します。そして9分には川辺と和田のコンビで右サイドを崩し、ティーラシンのパスを稲垣が打ちましたが当たり損なって枠外に外れます。そして前半30分、柴崎のCKを野上が逸らせると、ファーサイドに飛び込んだティーラシンが頭で押し込んで、4試合ぶりの得点は貴重な先制点となりました。
 その後も広島は厳しい寄せと豊富な運動量でペースを握り、磐田を押し込みます。そして33分には右からのクロスのこぼれを稲垣が狙いましたが枠外。45分には川辺のクロスをティーラシンがヒールでシュートし、そこに佐々木が飛び込んだものの惜しくも合いません。その流れは後半も続き、5分にはティーラシンがフリーでシュートしたもののカミンスキーがスーパーな反応で防ぎ、6分にもCKのこぼれをティーラシンが打ったもののブロック。8分にも佐々木のパスでティーラシンが抜け出して、駆け引きをしつつシュートしましたがブロックされます。更に10分には右サイドでパトリックのパスを受けた川辺が思い切って左足を振り抜いたものの、シュートは左ポストを舐めるように外れて行きます。そして後半13分、和田のパスを川辺、柏、ティーラシンと繋ぐと和田がそのまま中に入ってきてシュート。これが見事に決まって、広島はリードを2点に広げました。
 何とか打開しようと4バックに変更し、また3バックに戻す名波監督。広島は更なる追加点を狙って前掛かりに攻めます。しかし後半19分、磐田の右からのCKが水本に当たってこぼれると、すかさず反応した川又がシュートしてゴール。広島は不運な形から1点差に迫られました。
 これで勢いの出た磐田は追加点を狙って広島陣内に攻め込みます。広島は1失点が重くのしかかったか、あるいは前半からの飛ばし過ぎが祟ったかはね返すのがやっとになってしまいます。そして29分の小川航のヘッドは枠外に外れ、33分の小川航の反転シュートもブロックして防いだものの、後半34分に荒木に右サイドを攻められて中央で受けた田口がシュート。これは当たり損なって右サイドに流れたものの、これが櫻内への絶妙なパスとなりボレーで決められ同点に追いつかれてしまいました。
 森崎和とベリーシャを投入して、何とか勝ち越そうとする城福監督。しかし磐田の勢いを止めることはできず、37分には山田に決定的なシュートを打たれ、47分にも荒木のクロスに山田が飛び込んだものの枠外に外れて助かります。そして後半アディショナルタイムも5分になろうとした時間に、山田のCKに競り合ったベリーシャの手が高橋に当たったと言うことで、PKが与えられます。そしてこれを小川航に決められて、土壇場で決勝点を許して勝点1も確保できずに試合終了となってしまいました。
 この試合、広島の選手たちの気迫は凄かったと思います。「靴一足分の寄せ」を敢行するのは当然のこととして、ダッシュや球際の競り合いなど選手全員が力の限り戦いました。そしてその結果少なくとも60分間は磐田を圧倒して、2点のリードを奪って主導権を握っていました。しかしやや不運な形で1点を失うと、その後は全体的に自信を失い、守りも攻めもうまくいかなくなり立て直すことができずに終わりました。最後のPKは厳しすぎる判定だとは思いますし、またこちらにとって不運なジャッジが多かったようにも思いますが、しかし流れを考えれば致し方の無い結末だった、とも言えます。まさに今のサンフレッチェの状況が、そのまま出た試合だったと言えるのではないでしょうか。
 今節は川崎Fが勝利して勝点を63に伸ばし、広島との差は7に広がりました。また得失点差は広島の+14に対して川崎Fは+28。つまり今後広島が3連勝し、川崎Fが2分け1敗に終わったとしても優勝できない、と言う状況に追い込まれてしまいました。優勝は絶望的だと言うことで、シーズン途中まで独走状態だったことを考えるとやり切れない気持ちでいっぱいなのですが、しかしこうなってしまったのは全て自分たちの責任。この状況は状況として受け入れるしかありません。そしてその一方で3位FC東京(暫定)に勝点差7をつけて2位にいると言うのも積み上げてきた結果であって、それについては誇りと自信を持つ必要がある、と思います。苦しい状況だとは言え、昨年は同じ第31節時点で勝点は27しか取っておらず降格圏の16位だったことを考えれば雲泥の差。昨年の緊張状態を考えれば、もっと楽しんでサッカーをすれば良いようにも思います。残り3試合、悔いの残らないような戦いをして、波乱万丈だった2018年シーズンを良い形でフィニッシュして欲しいと思います。

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