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2018/09/23

第27節FC東京戦

 昨日ホームに2万人近くを集めて行われた第27節FC東京戦は引き分けに終わり、2位川崎Fとの勝点差は4となりました。
 内転筋を痛めた渡に代わって工藤が先発して、以下の布陣で戦いました。
      林卓

和田  野上  水本 佐々木

   青山    稲垣

 柴崎         柏
 (→川辺76分)
    パト  工藤(→ティーラシン56分)

SUB:中林、千葉、吉野、松本泰、ベリーシャ
 対するFC東京は、GK:林彰、DF:小川、チャン・ヒョンス、森重、太田、MF:東、橋本、高萩、田邉(→大森72分)、FW:ディエゴ・オリヴェイラ(→米本88分)、リンス(→永井72分)、と言うメンバーでした。最初にチャンスを作ったのはFC東京で、4分に右から仕掛けたディエゴ・オリヴェイラのクロスにリンスが合わせましたがポストが弾きます。逆に前半8分、ショートカウンターから柏が持ち込んで右足で巻いたシュートを放ったものの、GKの好反応に防がれます。13分にはリンスにミドルを打たれたものの林卓人が横っ飛びでセーブ。15分には高萩のパスでリンスがフリーになりましたが守備陣が対応します。そして前半17分、柴崎がFKを横に流して青山が放り込むとゴール前で混戦になり、最後は高萩のクリアがパトリックに当たってそのままゴール。広島は良い時間帯に先制点を奪うことができました。
 この後は全体的に広島のペース。相手の攻撃を寸断するとともに、パスを繋いで相手陣内に攻め込む時間が続きます。前半31分には和田と柴崎のコンビネーションでCKを取ると、CKに水本が合わせましたがGKの正面を突きます。また前半アディショナルタイムには野上がミドルを放ちましたがGKに抑えられて、1点リードでハーフタイムを迎えました。
 良い流れで前半を終えた広島でしたが、しかし後半は立ち上がりに同点を許します。後半3分、リンスのスルーパスでフリーになったディエゴ・オリヴェイラが溜めて時間を作るとDFの間を抜くマイナスのパス。これをフリーで受けたリンスにシュートを決められてしまいました。
 この後7分にはパトリックのドリブルからチャンスを作ったものの、流れは全体としてFC東京。11分にはCKからのこぼれを3度シュートされましたがDFが身体を張って跳ね返し、16分にはCKの折り返しをチャン・ヒョンスに狙われます。広島も19分に稲垣が決定的なシュートを放ちましたが大きく上に外れ、21分には稲垣がシュートしましたが枠を捉えることができません。また32分には川辺からパトリック、ティーラシンと繋いでパトリックが中央から狙ったものの、タイミングが合わずに枠外に外れます。終盤は東京に押し込まれて太田、小川、東に打たれましたが守備陣が身体を張って弾き返し、後半終了間際には高萩に決定的なシュートを打たれましたがわずかに上に外れます。結局両者とも追加点を奪うことができず「痛み分け」に終わりました。
 優勝争いのためにはどちらにとっても勝ち点3ずつが欲しい試合だったと言うことで、両者とも中盤での激しいつばぜり合いの続く試合となりました。特に守備の集中は両チームとも高く、どちらも1点ずつしか取れなかったと言う結果は止むを得ない、と言えるでしょう。特に直近の6試合で1つも勝てず、3試合連続で無得点だったFC東京にとっては、攻撃の形を作ることができて1点でも取ることができたことは、前向きに捉えることのできる結果だった、と言えるかも知れません。一方のサンフレッチェとしては、足音を響かせながら後ろに迫ってくる川崎Fとのリードを保てなかったため結果は痛恨だった、と言えます。川崎Fは未消化試合を今週水曜日に消化する予定で、そこで勝てば勝点差はわずかに1。流れ的にはほぼ追いつかれた、と言っても良い状況で、優勝争いはいよいよ終盤のデッドヒートに入ってきた、と言えます。サンフレッチェとしてはまだリードを保っていることをポジティブに捉えて、今後の戦いに全力を尽くすしかありません。
 この試合の結果サンフレッチェの勝点は56。中断後の12試合で取った勝点は18で、1試合平均勝点1.5と言うことになっています。中断前は1試合平均2.5だったので明らかにペースが落ちているわけですが、これはやはり相手に対策を立てられている、と言うことが大きいように思います。実際にこの試合でも中央のパスコースは消され、サイドのコンビネーションも読まれてなかなかビルドアップができず、苦し紛れにパトリックの頭を狙ってロングボールを蹴らざるを得ないシーンが多かったように思います。そしてパトリックに対するマークも厳しくなかなか味方に繋げず、相手の厳しいマークで倒れてもファウルを取ってもらえず、なかなかシュートまで持ち込めませんでした。今年はパトリックが得点王を狙う勢いで得点を量産しているのに対してパートナーが点を取れていないことがクローズアップされることが多いのですが、必ずしもそれが苦戦の原因ではないでしょう。やはりチームとしてどう相手の守備を崩すかと言うことを、もっともっと突き詰めること。そのために必要な「良い守備から良い攻撃へ」と言う形の質を高めていくことしか解決策は無いようにも思います。今週は水曜日に天皇杯4回戦があるので、おそらくある程度メンバーを入れ替え、あるいはシステムを微修正して戦うはず。もしそこで良い攻撃の形が作れて結果が出せれば、それを元にリーグ戦の戦い方を変えてくるかも知れません。そう言う意味で今週の2試合は、今後の流れを決定づけるものになるかも知れません。

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