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2018/09/16

第26節鳥栖戦

 昨日アウェイで行われた第26節でサンフレッチェは鳥栖に敗れ、2位川崎Fとの勝点差は6に縮まりました。
 先発は3試合連続で同じで、松本泰が6試合ぶり、工藤が3試合ぶりにベンチ入りして以下の布陣で戦いました。
       林

和田  野上  水本 佐々木

   青山    稲垣

 柴崎         柏(→川辺75分)
 (→吉野82分)
    パト   渡(→ティーラシン56分)

SUB:中林、千葉、松本泰、工藤
 対する鳥栖は、GK:権田、DF:藤田、高橋祐、オマリ(→キム・ミンヒョク90分)、三丸、MF:高橋秀、原川(→安在64分)、福田、高橋義、FW:フェルナンド・トーレス、金崎、と言うメンバーでした。ファーストシュートは広島で、右サイドのロングパスからパトリックがシュートしましたが枠を外れます。しかしその後は鳥栖のペース。自在にポジションを変えるフェルナンド・トーレス起点に広島陣内に攻め込みます。そして8分にはフェルナンド・トーレスがヒールでシュートしましたが林が反応。13分には左からのクロスにフェルナンド・トーレスが頭を合わせましたが大きく外れます。また25分にも原川のクロスにフェルナンド・トーレスが合わせたものの当たり損ない、26分にもミドルを打たれましたがこれも枠を外れます。なかなかチャンスを作れなかった広島ですが、34分には軽快なパス回しから青山がフリーになると、思い切って右足を振り抜いたものの枠外に外れます。前半は両チームとも丹念にパスを繋いで攻め込もうとするものの、なかなかシュートに行けないままスコアレスで前半を折り返しました。
 後半の最初のチャンスは広島で、パトリックが右サイドを抜け出したクロスを送ったものの合わずDFがクリア。逆に6分には鳥栖の速攻を受けて原川に打たれたものの、林が好反応で防ぎます。また11分にはセットプレーからフェルナンド・トーレスがシュートしましたが枠を外れて助かります。13分には再びパトリックが右サイドを突破してGKと1対1になりましたがシュートは権田の正面。16分には佐々木が強烈なミドルを放ったものの権田のスーパーセーブに防がれます。更に17分にはCKからパトリックが頭で押し込んだものの、微妙な判定のオフサイドで取り消されます。その後は再びペースが鳥栖に移り、21分には金崎がワンツーで抜け出してシュートしましたが水本がブロックします。そして後半30分、左サイドで佐々木が与えたFKのボールを中央で高橋祐に決められて、先制点を許してしまいました。
 サンフレッチェは最後の1枚として吉野を投入し、中盤の運動量を上げて鳥栖陣内に攻め入ります。しかし鳥栖は5バックにしてゴール前に人垣を作ります。広島は吉野が、稲垣が良い形でシュートを打ったものの決め切れず、9試合ぶりの無得点で敗戦のホイッスルを聞くことになりました。
 この試合のスタッツを見るとボール支配率は広島が44%。またシュート数は広島が7だったのに対して鳥栖は9で、鳥栖の方が内容的に上回っていたようにも見えます。ただ、今季の広島は縦に速い攻撃が多いためボール支配率が低いのはいつものこと。むしろボールを持たされている場合の方が勝率が低いぐらいなので、スタッツだけから内容が悪かった、とは言えません。しかしながら、シュートの中身を見ると相手の守備を崩したシーンは数えるほど。後半早々にパトリックがオマリとのバトルを制して抜け出したシーンでは詰めていた選手が少なく決定的な場面にはなっていませんでしたし、青山、佐々木、稲垣のミドルも惜しかったとは言え相手を完全に崩したものではありませんでした。こちらの出方に対して相手が対策を立ててくるのは当然のこと。特に首位の広島は、どのチームにもターゲットにされ、研究されてきています。広島としてはそれを上回るような攻撃のアイディアを出さなければ点は取れないわけで、それがこの試合が無得点に終わった要因でしょう。一方敗因としては、セットプレーで相手をフリーにしてしまったことが挙げられます。これまでPK以外のセットプレーで失点していなかったのは、一人ひとりが責任を果たしていたから。この試合ではその部分でのほころびが出てしまった、と言うことなのではないかと思います。今後の試合に向けて、守備のオーガナイズをもう一度確認するとともに、攻撃面で相手の対策を上回るアイディアを出せるかどうか、と言うところも含めて、メンバー構成を考え直す必要があるのかも知れません。
 今節は広島とともにFC東京が負けた一方で川崎Fが札幌に7-0で圧勝し、勝点を49まで伸ばしました。広島と川崎Fの勝点差は6に縮まったのに対してFC東京との差は13のまま。その下のチームもお互いに潰し合っていると言う状況だと言うことで、優勝争いは広島と川崎Fに絞られたように思います。川崎Fは1試合消化が少ないので実質的な勝点差は3だ、とも言えるのですが、ただそれでも広島が上にいると言うことからまだこちらが有利なのは間違いありません。今後もお互いに勝点を取ったり失ったり、と言うことを続けながらリーグ最終盤に突入していくことになりそうですが、そこで大事なことは1試合1試合の結果に一喜一憂し過ぎない、と言うことだと思います。選手が戦うのは、どんなときにでも目の前の試合。そこに全てを賭けて戦い抜くならば、結果はついてくるに違いありません。

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