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2018/05/21

第15節C大阪戦

 昨日のJ1リーグ第15節C大阪戦は、終盤に2点を奪われ今季初めてホームで敗れ、連勝は4で止まりました。
 ティーラシンが5試合ぶりにリーグ戦で先発に入って、以下の布陣で戦いました。
       林

和田  野上  水本 佐々木

   青山    稲垣

 柴崎         柏
 (→渡85分)    (→F・シウバ85分)
    パト  ムイ(→川辺71分)
    
SUB:廣永、丹羽、吉野、森島
 対するセレッソは、GK:キム・ジンヒョン、DF:松田、丸橋、ヨニッチ、山下、MF:山口、清武(→高木52分)、福満(→水沼90+5分)、オスマル、FW:杉本、ヤン・ドンヒョン(→山村90+1分)、と言うメンバーでした。立ち上がりはC大阪に押し込まれ、4分には福満の折り返しを杉本に叩き込まれましたがオフサイドの笛に救われます。しかしその後は広島のペース。8分には柴崎のパスで抜け出したパトリックが強引にシュートしましたが枠を外れます。また9分には稲垣のパスをゴール前で受けたティーラシンが反転してシュートを放ちましたが枠外。12分には佐々木のクロスをパトリックが頭に当てましたが弱く、稲垣の強烈なミドルもGKに弾かれます。その後はC大阪がやや盛り返したものの再び広島が攻勢に出て、28分には柏のクロスの落としを水本が打ちましたがGKが反応。33分には横に流したFKを青山が狙いましたが大きく枠を外します。34分には稲垣が、青山が、ティーラシンがシュートしましたがセレッソの守りは堅く、37分のパトリックのクロスがティーラシンに通ったものの打ち切れず、39分の柏のシュートもブロックされます。セレッソはようやく41分にFKに杉本が合わせてファーストシュートを放ち、44分には清武が遠目から狙いましたが林が落ち着いてキャッチします。前半は広島がシュート数で圧倒したもののセレッソの守備も堅く、スコアレスでハーフタイムを迎えました。
 後半最初のシュートも広島で、5分に右からカットインした柴崎が打ちましたがDFにブロックされます。また11分にはCKに合わせた野上のシュートはDFの腕に当たってポストに弾かれ、こぼれを狙った青山のシュートも止められます。続いて18分にはティーラシンの左からのクロスにパトリックが合わせたものの、キム・ジンヒョンのスーパーセーブに防がれます。その後はセレッソに反撃を受け、22分にはペナルティエリア内からシュートを打たれたもののDFがブロック。24分には丸橋がFKを直接狙ってきましたが枠外に外れ、27分にはカウンターから福満に打たれましたが上に外れます。また29分には低い位置で奪われオスマルが抜け出しましたが杉本のシュートはDFが身体を投げ出して防ぎ、30分にも右からのボールに杉本がゴール前で合わせたものの上に外れて助かります。逆に35分にはパトリックがペナルティエリア内で倒されたもののホイッスルはなく、こぼれを稲垣が狙いましたがGKに止められます。そしてその直後にGKのキックをヤン・ドンヒョンが頭で落とすと、抜け出した高木がシュート。これが林の股の間を破られて先制点を奪われてしまいます。更に38分には左からのオスマルのクロスはクリアしたものの、落ち際を高木に決められて痛恨の2失点目を喫してしまいました。
 何とか点を取りたい広島は、フェリペ・シウバと渡を投入して攻撃の圧力を強めます。そして43分には稲垣がミドルを放ちましたがDFがブロック。45分にはこぼれ球を渡が狙いましたがDFに当たって枠を逸れます。最後はハイボールにパトリックが競りあったもののファウルを取られてそれから間もなく終了のホイッスル。今季初のホームでの敗戦で、2万人以上が入ったエディオンスタジアムは静寂に包まれました。
 試合後に城福監督は失点シーンについて「どんどん前がかりになっていたところ...ケアレスミスで1点を失ったあとに、2点目を取られたところがもっと大きな反省をしないといけないところだと思います」と語っています。確かにずっと広島ペースで進んでいたにも関わらず点が取れず、ペナルティエリア内でパトリックが倒されたにも関わらずファウルをもらえなかった直後と言うことで、一瞬の隙を突かれたような形での失点となってしまいました。また2点目は何でもないクロスをはね返したボールを拾われてあっさり決められた、と言うもので、前節まで14試合で6点しか取られていなかった広島らしからぬ形での失点でした。この試合はそもそも両チームのコンディションに差があって終盤の運動量で上回ることができなかった上に、PKを与えられても良さそうなシーンを2度も見逃されるなど運もなかったように思いますが、それでも勝ってきたのが今季の広島。城福監督が「ゲーム運びというところでは強く学ばなければいけないゲームだった」と語っているようにこの敗戦から学んで、より強くなるためのきっかけにしなければなりません。
 ただそうは言っても試合全体で見れば、良い内容だったと言って良いと思います。ボール支配率が56:44、シュート数が16対9と言う数字に見られる通り、多くの時間帯を広島が支配して終始落ち着いて試合を進めることができていました。シーズン当初はチーム作りの時間が足りなかったことから守備から入り、相手に攻められながらも耐えて勝利を重ねてきた広島でしたが、このところはリアクションだけでなく自ら仕掛けるサッカーができるようになってきていて、チーム全体として進化しているのは間違いない、と言えます。連戦の最後、特に中断直前に負けてしまった悔しさを糧にして、より一層成長して欲しいもの。2ヶ月後のリーグ再開に向けて改めてチーム作りを進めるとともに、その間にある天皇杯に勝利して、タイトルに向けて前進して欲しいと思います。

広島公式サイト  C大阪公式サイト
Jリーグ公式サイト試合データ
ゲキサカ  戦評  清武  高木
日刊スポーツ  スコア速報  戦評  青山  尹監督
サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  戦評

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