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2018/05/03

第12節清水戦

 昨日エディオンスタジアム広島で行われたJ1リーグ戦第12節で、サンフレッチェは清水エスパルスを2-0で下して2連勝。18チーム制になった2005年以降J1史上最速の12試合で10勝に到達しました。
 先発は前節のメンバーのうち渡を工藤に代えて、以下の布陣で戦いました。
       林

和田  野上  水本 佐々木
        (→吉野59分)
   青山    稲垣

 柴崎         柏
            (→川辺72分)
    パト  工藤
         (→ムイ57分)
    
SUB:中林、馬渡、フェリペ・シウバ、渡
 対する清水は、GK:六反、DF:飯田、ファン・ソッコ、フレイレ、二見、MF:竹内、河井、金子(→鄭65分)、石毛(→村田57分)、FW:クリスラン、北川(→白崎77分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは広島ペースで、高い位置でのパス交換と柏のドリブル突破などでリズムを作ります。そして3分にはFKから青山が狙いましたが目の前の選手がブロック。4分にはCKから佐々木がヘディングで狙いましたが枠を外れます。逆に清水も前半13分、インターセプトからタテに速い攻撃を仕掛けてきて飯田のミドルは林が横っ飛びで弾き、15分にはクリスランのシュート?クロス?が上に外れます。そんな中の前半17分、青山のスルーパスで右サイドからペナルティエリア内に侵入した柴崎がシュート。これはGKに弾かれたものの、詰めていたパトリックの足に当たってそのままゴールに飛び込み広島が先制点を奪いました。
 その後も広島が追加点を奪いに行き、前半21分にはショートコーナーからのボールを野上が狙いましたが枠外に外れます。その後は清水が反撃するシーンが増えて、24分には石毛のミドルはDFがブロック。33分には金子の折り返しに石毛が流し込もうとしましたが枠外に外れ、37分には北川に危ういシュートを打たれましたが林がセーブします。終盤には広島は落ち着いてパスを回して時間を消費して、1点リードのままハーフタイムを迎えました。
 後半最初のシュートも広島で、1分には左から仕掛けた柏が鋭いボールをDFとGKの間に入れたものの味方には合わず枠も外れます。そして後半11分、左のスペースでボールを受けた柏がカットインして、ファーサイドを狙って右足を振り抜きます。するとこのボールは見事な弧を描いて清水ゴールを射貫いて、良い時間帯で追加点を奪うことができました。
 これで落ち着いた広島は、選手交替で運動量を確保しつつ自陣に鍵をかけます。対する清水は鄭大世を投入して前線のターゲットを増やし、また最終ラインも高く上げてセカンドボールを拾って2次攻撃、3次攻撃を仕掛けてきます。広島は運動量が上がらずなかなか押し返すことができなくなったものの、守備陣の集中は高くゴール前のこぼれ球に身体を投げ出して跳ね返します。後半20分以降は広島のシュートはゼロだったのに対して清水のシュートは6本。清水にほぼ一方的に攻められたものの守り切り、連勝で勝ち点を31に伸ばしました。
 シーズン当初のサンフレッチェは守りから入ることが多く、相手に攻め込まれながらも無失点で耐えて後半勝負に持ち込んで勝つ、と言うパターンが多かったのですが、この試合は逆。立ち上がりから積極的に攻めて良い時間に先制点を取るとその後は相手の様子を見ながら追加点を窺い、リードを2点に広げるとその後は守りに集中して逃げ切りました。まさに「試合巧者」とも言うべき戦い方だったと思いますが、城福監督のコメントを見る限りでは必ずしも狙ったものではなかった様子。モバイルサイトによると「長崎戦で80分くらいできたことが、今日は前後半15分ずつしかできなかった。点を取って重心が後ろになってしまった」と言うことで、疲労で運動量が落ちたことで攻め込まれる時間帯が長くなったようです。ただ、リアクションサッカーから入るのではなく最初から試合を支配して先制点を奪う、と言う試合ができるようになったと言うことは、チームの成長の証でしょう。城福監督が常々言っているように開幕までに整備できたのは守備だけで攻撃は後回しにされたわけですが、その攻撃面でのチーム作りがここに来て目に見える成果になってきた、ということなのだと思います。2、3日おきに試合が続くため紅白戦もできない状況が続いていますが、逆にほぼ決まったメンバーで試合を重ねていることでコンビネーションが合ってきた、と言うこともありそう。これまでの城福監督のチーム作りは極めて順調に行っている、と言って良さそうです。
 ただその一方で不安材料は、一部の選手に疲労が溜まっていること。昨日は水本選手が今季先発した試合では初めて途中交替しましたが、ハーフタイムから太ももの問題を訴えていたらしく「リスクを軽減するために交代させた」(城福監督)のだそうです。リーグ戦は11人+3、4人で回していますが、特に守備陣は怪我人が多く、ターンオーバーしたくてもできない、と言う状況が続いています。情報によると怪我で離脱中の千葉、高橋、丹羽はそれぞれ練習には来ているらしく、中でも高橋はかなり練習の強度も上がってきているそうですが、仮に状態が上がってきたとしても練習試合や紅白戦での試運転も無しに試合に出すのはリスクがあります。長崎戦では稲垣が左SBでプレーしたように今後は本来のポジションで無いところで起用される可能性もありますが、こういう時こそチーム全体が一丸となって乗り越えて欲しいと思います。

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サッカーダイジェストWeb  採点&寸評  好調の要因は?

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