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2017/05/15

第11節C大阪戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ戦第11節C大阪戦は、久々に先制点を奪ったもののその後失点が続いて今季最多の5失点。大宮が勝ったため順位も17位に後退しました。
 森崎和が今季リーグ戦初先発。他は前節と同じメンバーで、以下の布陣で戦いました。
        林

    塩谷 千葉 水本

     青山 森崎和(→フェリペ65分)

ミキッチ           柏
(→高橋83分)
   A・ロペス   柴崎

       工藤(→皆川73分)

SUB:中林、野上、清水、丸谷
 対するセレッソは、GK:キム・ジンヒョン、DF:松田(→田中90+2分)、丸橋、ヨニッチ、山下、MF:ソウザ、山口、山村(→茂庭83分)、清武、FW:柿谷、杉本(→木本90+1分)、と言うメンバーでした。ブロックを作って待ち構えるセレッソに対してボール支配は広島でしたが、序盤からチャンスを作ったのはセレッソ。3分には清武が抜け出してクロスに柿谷がフリーで合わせましたが林の正面。10分には杉本に抜け出されてシュートを打たれましたが枠を外れて助かります。逆に前半12分、柏の仕掛けから青山のパスで抜け出した柴崎が横パスを入れると、これをアンデルソン・ロペスが押し込んで広島が先制点を奪いました。
 その後は両チームとも積極的に攻めてチャンスを作ります。23分には山村の落としを杉本がフリーで打ちましたが枠外に外れて助かります。広島も24分に柴崎が決定的なシュートを放ちましたがGKに止められ、25分と27分にも青山のパスからチャンスを作りましたが追加点が奪えません。逆に28分、青山のタックルをかわして右サイドを抜け出した山村がクロス。これを杉本にフリーでシュートされると千葉に当たってコースが変わり、ゴールネットを揺らされてしまいます。続いて32分には中盤で失ったボールを柿谷に持ち込まれてシュート。これはポストが弾いたものの清武に押し込まれて逆転を許すと、42分にはCKからヨニッチに決められあっという間に3失点。先制点を守れなかったどころか2点リードされて前半を終えました。
 後半も自陣にブロックを作ってカウンター狙いのセレッソに対して、広島がボールを回して何とか相手守備を崩そうとします。そして後半10分、柏のクロスは相手DFに弾かれたものの、逆サイドに詰めていたミキッチが強烈な弾道を突き刺して1点差に迫りました。しかしその2分後にはカウンターから抜け出した杉本に決められて再び点差が2点に広がると、後半30分には再びCKからヨニッチに決められてリードを広げられます。広島は何とか追いつこうと選手を交代しながら攻めましたが単調な攻撃に終始し、3点差のままで試合終了のホイッスルとなりました。
 森崎和幸選手が復帰し、前線の2人以外は優勝メンバーで固めて今季初めて「ベストメンバー」が組めた試合でしたが、しかし結果は無残なものでした。リーグ最少失点を誇る相手から早々に先制点を奪ったにも関わらず、その後はあっという間の3失点。そして後半早々に1点を返して反撃ムードを作ったものの、わずか2分後にカウンターから失点してその後は最後まで流れをつかむことはできませんでした。失点パターンも残念なものばかりで、相手にスピードで振り切られたりマークに付いていながら遅れてしまったり。しかも本来はチームを引っ張る立場のはずの青山や塩谷がミスを繰り返して失点に繋がってしまったのですから話になりません。今季これまで何とか立て直そうとしてきたことが一瞬で潰えるような、そんな情けない敗戦だったと言わざるをえないでしょう。試合後に森崎和は「自信を失っているからなのか、それとも力が衰えているのか。どちらにしても、自分も含めて力がないということ」と語っていますが、まさにその部分を痛烈に突きつけられた試合だった、と言えます。中国新聞によると試合後にC大阪の選手が「広島やばいな」とつぶやいていたそうですが、それは誰よりも広島の選手自身が感じているのではないかと思いますし、またそうでなければならないと思います。これまで通りではダメなこと、何かを大きく変えなければならないことを、如実に示した試合だったと言えるのではないでしょうか。
 このような危機は森保監督になってからは初めてのことですが、思い返して見れば2006年も同じような状況でした。3年目の小野監督が中盤をフラットにする、と言う布陣に微修正して臨んだものの、開幕から結果が出ずにリーグ戦8試合で3分け5敗で最下位に転落。ナビスコカップの2試合でも勝てずに、10試合勝てない試合が続いて4月半ばに辞任しました。そして後を継いだ望月監督は「ひたすら守ってカウンター」と言う極端な戦術にシフトして少しずつ勝点を積み上げてペトロヴィッチ監督にバトンタッチ。ペトロヴィッチ監督は小村、ジニーニョ、ベットらベテランを外すとともにサテライトで燻っていた青山や柏木を抜擢するなど「ペトロヴィッチ改革」を行い、最終的には10位でシーズンを終えることができたのです。今がその時に匹敵する危機か、それともそこまでは行っていないのかは分からないのですが、少なくとも「優勝メンバー」からの世代交代が待ったなしの状況になっているのは確か。森保監督の大胆な改革が求められているのではないでしょうか。

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