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2014/10/13

ナビスコ杯準決勝2nd leg柏戦

 昨日日立柏サッカー場で行われたナビスコカップ準決勝2nd legは1-2で敗れたものの、2試合合計3-2で広島が上回って2010年以来4年ぶりに決勝進出を決めました。
 サンフレッチェの先発は1st legと同じでしたが控えを2人入れ替えて、以下の布陣で戦いました。
        林

   ファン 千葉 清水

     青山  柴崎

柏             山岸(→ミキッチ69分)
(→浅野81分)
    石原    高萩

       佐藤(→皆川61分)

SUB:増田、ビョン、森崎浩、野津田
 対するレイソルは1st legから3人入れ替えて、GK:桐畑、DF:藤田(→高山77分)、渡部、増嶋、橋本、MF:ドゥドゥ(→太田83分)、大谷、茨田、秋野、FW:レアンドロ、工藤、と言うメンバーでした。勝利のためには3点が必要な柏は、レアンドロをトップに据えてドゥドゥが広い範囲を動き回ってリズムを作ると言う形で、立ち上がりから積極的に攻めてきます。そしてファーストシュートは4分にドゥドゥ。14分には大谷からのパスを受けたレアンドロが強烈なシュートを放ちましたが、林が素晴らしい反応で弾きます。広島は5分にファンが前進守備から攻め上がってミドルを放った以外はチャンスを作れていませんでしたが、20分前後から徐々に押し返します。そして27分には高萩のパスに寿人が飛び込んで決定的なシュートを打ったものの枠外。32分には寿人のヒールパスを高萩が狙いましたがGKにキャッチされます。逆に前半37分、橋本の左からのクロスに清水と競りあいながらもレアンドロが頭を叩きつけて、レイソルに先制点を奪われてしまいました。
 これで勢いをつけたレイソルは追加点を狙って広島ゴールに迫ります。広島は何とかはね返しますがセカンドボールが拾えず波状攻撃を受けます。そして後半5分、低い位置から繋ごうとした林のパスが短くなってドゥドゥがカット。これをレアンドロに難なく決められて、2試合合計で2-2に並ばれてしまいました。
 この後もレイソルは攻めの姿勢を継続して、18分には右からのクロスにレアンドロが頭を合わせ、20分には藤田がミドルシュート。22分にはレアンドロの浮き球のパスを林がぎりぎりで弾くなど広島ゴールを脅かします。これに対して広島は皆川のポストプレーを軸に攻めの形を作り、24分には柏の突破から石原が決定的なシュートを打ちましたが上に外してしまいます。しかし後半28分、再び柏が左から突破してクロス。これは桐畑が弾いたもののこぼれ球を石原が押し込んで、大きなアウェイゴールで2試合合計で広島がリードしました。
 2点取らないと勝ち抜けなくなったレイソルは、それまで以上に激しく戦いを挑んできます。その中で後半32分には高山のラフプレーで柏が痛み、担架に乗せられてピッチを去ります。高萩に代えて森崎浩の投入を準備していた森保監督でしたが、急きょ浅野を左WBに投入。更にアディショナルタイムにはミキッチが痛んで退場し、数的不利のままでレイソルの攻撃を耐え続けます。皆川一人を前線に残して全員でゴール前を固める広島。レイソルは45分に増嶋、51分に大谷がシュートしたもののいずれも枠を外れて、広島がそのまま逃げ切りました。
 試合後に森保監督も語っているように、「レイソルの選手たちの気迫を前面に出した圧力と、ここ柏サッカー場の柏のサポーターが作り出す雰囲気、プレッシャーの中で」厳しい戦いを強いられました。もともとDFのレギュラー級3人が不在でメンバー構成が苦しかった上に、レアンドロと清水のミスマッチを突かれて失った1点目、林のミスから失った2点目と、そのままレイソルに押し切られてしまっても不思議ではない試合展開だったと思います。しかし広島の選手たちは決して下を向かずに戦いを続け、石原の貴重なゴールで2点取られなければ負けない、と言う状況を作るとその後は全員が心を合わせて守りきりました。特に柏の怪我で本来攻撃的な浅野をWBに入れざるをえなくなり、しかもその後にミキッチが負傷退場して数的不利のままで戦わなければならないと言う、これでもかと言うほどの苦境に立たされながらも逃げ切りました。1勝1敗ながらアウェイゴールの差で敗退した昨年のナビスコカップ準々決勝と今年のACLのウエスタン・シドニー戦の経験や、リーグを2連覇した経験があったからこそ、勝ち得た勝利だったと言えるでしょう。特に1st legに続いてクレバーなカバーリングと身体を張った守備でストッパーとしてのミッションを全うした清水や、前線でボールを収めると言う仕事を果たした皆川、突然のWBでの起用でも慌てずタスクを完遂した浅野。いつものレギュラー選手だけでなく、ベンチやベンチ外も含めた全選手が心を一つにして戦ったからことによって得た決勝の舞台。11月8日の埼玉スタジアムは今季3度対戦して一度も勝てていないG大阪が相手ではありますが、これまで通りにチーム全体の力で戦って、優勝を勝ち取って欲しいと思います。

ゲキサカ 戦評 石原 寿人 工藤
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