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2014/10/10

ナビスコ杯準決勝1st leg柏戦

 昨日エディオンスタジアム広島で行われたナビスコカップ準決勝1st legは、佐藤寿人の2ゴールで2-0で勝ちました。
 DFラインにはファンと清水を起用。また久々に山岸と柴崎を先発起用して、以下の布陣で戦いました。
        林

   ファン 千葉 清水

     青山  柴崎

柏             山岸

    石原    高萩(→森崎浩67分)
    (→浅野90+2分)
       佐藤(→皆川60分)

SUB:増田、パク、茶島
 対するレイソルはリーグ戦から1人だけ入れ替えて、GK:桐畑、DF:藤田、渡部、増嶋、橋本、MF:高山(→ドゥドゥ46分)、小林(→栗澤46分)、エドゥアルド、大谷、FW:レアンドロ(→大島72分)、工藤、と言うメンバーでした。最初にビッグチャンスを作ったのはレイソルで、前半9分に高山のFKをエドゥアルドがボレーで林の股の間を抜いてゴールネットを揺らしましたがオフサイド。15分にはレアンドロのシュートが枠外に外れ、16分にはCKをエドゥアルドが頭で狙います。広島も序盤から素早いパス交換から相手ゴールに迫り、19分には青山がミドルを打ちましたが枠外。24分には青山のスルーパスで寿人が飛び出しましたが増嶋がカバーします。また32分には速いリスタートから柴崎がシュートしましたが枠を捉えることができません。豊富な運動量と球際の強さでペースを握った広島は、前半40分、右サイドでファンが粘り強い守備でボールを奪うと高萩が低い位置からDFのギャップを突いてスルーパス。ここで絶妙なタイミングで飛び出した寿人がGKの鼻先でシュートして、見事な連携で先制点を奪いました。
 後半立ち上がりから2枚替えで流れを変えようとするネルシーニョ監督。ところが後半2分、中盤で反転して突破しようとする寿人をエドゥアルドが後ろから押し潰してイエローカードを提示されます。これが2枚目のイエローカードと言うことでエドゥアルドは退場。そしてその直後の後半5分、右サイドでボールを持った高萩がふわりとしたパスをDFの間のスペースに落とすとここに走り込んだ寿人がダイレクトでループシュート。これが桐畑の頭を越えてゴールに飛び込み、寿人が歴代トップタイとなるナビスコカップ通算26得点目を奪いました。
 この後はリズミカルにパスを繋いでレイソルゴールに迫る広島に対して、無理をせずこれ以上の失点を防ぎ、隙あらばアウェイゴールを奪おうとするレイソル、と言う展開になります。後半13分にはセンターサークル付近から青山が超ロングシュートを狙いましたがGKがキャッチ。19分には柏のクロスに高萩が飛び込み、30分には森崎浩がフリーでミドルシュートを打ちましたが枠を捉えることができません。33分にはドゥドゥにフリーで打たれてヒヤリとするシーンがあったもののボールは大きく枠の外。36分には皆川がDFと競り合いながら山岸のクロスに頭を叩きつけましたがクリアされます。45分にはレイソルのカウンターから工藤にフリーで打たれましたが林が素晴らしい反応で防ぎます。逆にアディショナルタイムには森崎浩の絶妙なスルーパスで飛び出した浅野が決定的なシュートを打ちましたが、惜しくもGKに当ててしまいます。結局スコアはそのまま動かず、広島が2-0で先勝して第2戦に臨むことになりました。
 この試合のポイントは水本、塩谷、宮原が不在のDFラインだったわけですが、代わりに入ったファンと清水は素晴らしいプレーを見せていたと思います。特に清水は素晴らしい読みと身体のキレで、本職のストッパーに遜色のないプレーを見せていました。高校時代はFWとして活躍し、インターハイの得点王にもなったことのある清水ですが、プロになってからは守備能力を高めてWBのポジションを確保しました。ストッパーとしての起用は突然のことだったわけですが、そこで破綻することなく無失点勝利に貢献したのは、彼のここまでの努力の成果だったと言えるでしょう。
 一方攻撃面では、低い位置からの鋭い縦パスが何度も入っていて、これがスイッチとなって何度も相手陣内に攻め込んでいました。先週日曜日のリーグ戦ではグラウンダーのパスが繋げずストレスのたまる試合となりましたが、その鬱憤を晴らすような広島らしいサッカーができていました。そして何と言ってもこの日のハイライトは高萩と寿人のコンビネーション。1点目と2点目は形こそ違えどちらも「これぞ高萩」「これぞ寿人」と言うもので、レイソルの集中した守備を一瞬にして無力化して得点に結びつけました。昨日の観客は5,516人でやや少なかったのが残念だったのですが、そのサポーターたちを満足させるに足る素晴らしいゴールだったと言えるでしょう。
 1st legで良い勝利を挙げたとは言え、単に180分間の戦いの半分が終わっただけ。2点差をつけた上にアウェイゴールを与えなかったのは良かったのですが、相手が1人少なかったにも関わらず3点目4点目と追加点を挙げて止めを刺せなかったのも確かです。2nd legは1点差までなら負けても勝ち抜きが決まり、アウェイゴールを挙げれば2点差でもOKと言う有利な条件で戦うことになりますが、決して気を緩めることなく最後まで集中して戦い抜いて欲しい、と思います。

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