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2014/03/20

ACL第3節ソウル戦

昨日ホームで行われたAFC Champions Leagueグループリーグ第3節で、サンフレッチェはFCソウルを振り切って初勝利。順位も2位に上がりました。
 千葉が欠場したため丸谷をリベロとして起用。また柴崎、柏、パクを先発起用して、以下のメンバーで戦いました。
        林

    塩谷 丸谷 水本

     青山  柴崎

柏             パク(→ミキッチ54分)

    野津田  高萩(→浅野81分)

       佐藤(→石原71分)

SUB:増田、山岸、森崎和、茶島
 対するソウルは、GK:キム・ヨンデ、DF:チェ・ヒョジン(→チャ・ドゥリ71分)、オスマール、キム・ジュヨン、キム・ジンギュ、キム・チウ、MF:コ・ヨハン(→ラファエル57分)、チェ・ヒョンテ、コ・ミョンジン、ユン・イルロク(→ユン・ジュテ79分)、FW:エスクデロ、と言うメンバーでした。序盤から攻勢に出たのは広島で、7分には波状攻撃からパクのクロスを寿人が打ちましたがGK正面。8分には塩谷のパスを受けて前を向いた野津田が遠目から狙いましたがGKに抑えられます。その後ソウルも徐々にペースをつかみ、9分にはエスクデロが打ちましたが枠外。11分には左サイドを破られ、こぼれを拾ったオスマールに強烈なミドルを打たれましたがポストが弾きます。逆に16分には青山のミドルがバー直撃。ソウルの危ないFKが1本あったものの、それ以外は広島がチャンスを作り続けます。更に40分にはパクがボックス内から打ちましたがブロックされ、直後のCKから水本のシュートや高萩のクロス等でソウルゴールを脅かしましたが、ぎりぎりで身体を張ってきてなかなかゴールを割れません。テンポの速かった前半はどちらも決めきれず、スコアレスで折り返すことになりました。
 後半もお互いに持ち味を出し合ったスリリングな展開。3分には塩谷が、7分にはチェ・ヒョンテがミドルを打ちましたがいずれも枠外に外れます。そして7分、塩谷のフィードを高萩が落とすと寿人がリターンパス。これを高萩がコントロールしてファーサイドに蹴り込んで、広島が先制点を奪います。しかしソウルもラファエルを投入して反撃に出ると、14分にはエスクデロのクロスのクリアが小さくなり、そのこぼれをラファエルに決められて同点に追いつかれてしまいました。
 何としても勝ちたい広島は、ミキッチに続いて石原を投入して追加点を狙います。またソウルもチャ・ドゥリを投入して反撃を狙います。22分には塩谷が強烈なミドルを放ちましたがGKが落ち着いてキャッチ。26分には水本のミドルが枠外に外れ、28分には波状攻撃を仕掛けますが決めきれません。更に30分には野津田のポストから石原がシュートしましたが、GKが僅かに触って枠外に逃れます。そして後半33分、右サイドの高い位置での守備から塩谷が攻め上がると、高萩とのワンツーで抜け出して飛び出してきたGKを良く見て浮かしたシュート。これが見事に決まって、遂に広島が勝ち越します。森保監督はその直後に浅野を投入して攻め続ける姿勢を見せるとソウルも効果的な攻撃ができず、広島が押し込みつつ逃げ切って森保監督の元では初めてのACL勝利を挙げました。
 昨年のACL準優勝チームから主力が何人か抜けていたとは言え、ソウルはやはり強豪でした。特に集中力の高さと球際の強さはさすが韓国代表と言う感じ。前半から何度かあった広島の決定機も最後のところで身体を投げ出して、ゴール枠にボールを飛ばさせませんでした。また先制点を失った後での反発力も素晴らしく、これまでのサンフレッチェだったらそのまま引き分けに終わったか、あるいは逆転されていたかも知れない流れでした。
 ところが昨日のサンフレッチェは違いました。なかなか点が奪えなくても焦れずに戦い、また同点に追いつかれてからも落ち着いて自分たちのサッカーを続けてしっかりと勝利に結びつけました。ソウルのチェ・ヨンス監督は試合後に「組織としては広島が上だった」と語っていますが、両チームともパスを繋ぐ同じようなサッカーを指向する中で、広島が完成度の高さで上回ったことが勝因の一つだったと言えます。またそれに加えて、選手層が厚くなったことも大きかったと思います。この日は千葉に代わって丸谷がリベロを務めましたが、守備の面でもビルドアップの面でも及第点の出来。失点シーンでクリアが小さくなってしまったことは反省材料ながら、十分な働きを見せました。また移籍組の柴崎と柏も素晴らしく、特に柏は右WBでプレーした後半途中までは常に高い位置でプレーしてキム・チウの攻撃参加を許さず、左に移ってからは高萩のパスで何度も抜け出して相手DFラインに脅威を与えました。昨年に引き続いて怪我人続出で苦しんでいるサンフレッチェですが、それでもレギュラーに代わって出場した選手が全く遜色のないプレーを見せたことは、今後に向けて大きな収穫だったと言えるでしょう。
 ACLのグループリーグは半分の3試合が終わってサンフレッチェは1勝1分け1敗。勝点4はFCソウルと並んでいるものの対戦成績で上回って、北京国安に続いて2位になっています。勝点3の中に4チームが並ぶグループFはどこが抜け出してもおかしくない混戦となっていますが、突破のボーダーラインはおそらく勝点10ぐらい。そのためには他の3チームは「ホームで勝ってアウェイで引き分け」のパターンで良いのですが、広島だけはアウェイ勝利が必要です。次のFCソウルとのアウェイゲームはこの試合以上に厳しい試合になるのは間違いないところですが、いつも通りの広島らしいサッカーで勝利して、勝ち抜きに向けて前進して欲しいと思います。

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