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2011/12/09

森保新監督就任

サンフレッチェは昨日、元日本代表で現新潟コーチの森保一氏の新監督就任を発表しました。

 森保監督は長崎日大高出身で、1987年にサンフレッチェの前身であるマツダ入り。当初はサテライトチームだったマツダ東洋(現マツダSC)でプレーしていたところでオフト監督に見いだされ、1991年にマツダとプロ契約を結びました。そして翌年、オフト監督の日本代表監督就任とともに日本代表に初招集。オフト・ジャパンの初試合となったアルゼンチン戦で先発メンバーに抜擢され、その後国際Aマッチ35試合に出場しました。またサンフレッチェではJリーグの草創期から活躍し、1994年のステージ優勝にも貢献しました。1997年に経営悪化で京都に放出されたもののサポーターの反対署名のおかげでレンタルとなり、翌年サンフレッチェに復帰。2001年には森崎和の台頭もあって出場機会が減りスカウトへの転身を打診されたものの、現役にこだわって仙台に移籍し2003年までプレーしました。Jリーグ(J1)で実働12年のうち、広島でのプレーは9年間。引退は仙台だったものの、まさにサンフレッチェを代表する選手の1人だった、と言えるでしょう。

 引退後はまず広島の強化部コーチに就任し、2004年にS級ライセンスを取得。その後U-19代表コーチや広島のトップチームコーチを務め、2010年には新潟のヘッドコーチに就任し2年間黒崎監督を支えてきました。これまで監督経験がない、と言うのは若干の不安材料ではありますが、指導者としての経験は十分過ぎるほど積んでいるわけで満を持しての監督就任と言えます。長谷川健太氏や木村和司氏らのように古巣から監督としてのキャリアをスタートし、成功を収めた例も多いので、きっとやってくれるのではないでしょうか。

 森保監督は会見で「とにかくクラブ、そして広島から受けた御恩を、お返したい。そういう想いで、一杯です」と緊張した面持ちで語っていたそうです。そしてペトロヴィッチ監督の後を継ぐと言うことで、正式な返事をする前に本人に会ってオファーを受けた事の報告と、オファーを受けたいと言う意志を話したのだとのこと。これに対してペトロヴィッチ氏は「このオファーについては、突然決まったことではないはずだ。今まで(君が)やってきたことの積み重ねに対しての結果なんだ。自信を持ってやればいい」と励ましてくれたのだそうです。「今の段階では、これまでの広島がやってきたシステムをベースにスタートしていく」「攻撃的なサッカーに自分が今まで培ってきた守備の要素を取り入れたいとは思う」と言う方向性は言うほど簡単ではないと思いますが、徐々に森保監督の「色」を出して行って、選手とともに成長して行けば良いのではないでしょうか?



森保監督就任会見(J's GOAL)
中国新聞記事

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