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2011/12/31

李にサウサンプトンからオファー

中国新聞とスポニチによると、李忠成選手にイングランドチャンピオンズリーグ(2部リーグ)のサウサンプトンからオファーがあり基本合意に至った、とのことです。李は2年契約が残っていますが、「以前から『選手としてレベルアップするため、いつか海外に行きたい』と希望。広島は海外クラブからのオファーがあった場合、容認する意向を示している」とのこと。イギリスで就労ビザを取るためには過去2年間の国際Aマッチに75%以上出場していなければなりませんが、今年1年間を通じて代表の主力として活躍したため特例で認可される見通しだそうです。年明けにも現地に渡り、内務省と面接を行いメディカルチェックを受けた上で正式契約を結ぶことになるようです。

 一方昨日は大崎が契約更改を行い、現状維持の年俸480万円で合意しました。

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山崎が山形へ完全移籍

プレスリリースによると、今季限りで退団が決まっていた山崎雅人選手の山形への完全移籍が決まりました。2010年にG大阪から加入した山崎は、今シーズン途中で山形に期限付き移籍すると14試合に出場して4得点と活躍しました。そしてシーズン終了後には複数のチームからオファーを受けていると言う噂でしたが、山形残留を決断した模様です。

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2011/12/30

契約更改の状況

中国新聞によると、来季の契約を提示した21人のうち16人がサインしたそうで、昨日の時点で去就が流動的なのは「欧州移籍を視野に入れる李一人」と言うことだそうです。李には浦和など国内のクラブからのオファーの噂もありますが、欧州からの移籍のオファーを待っているところだ、とのこと。まとまらない場合は来季も広島でプレーするか、あるいは夏の移籍を目指すことになるのではないでしょうか。なお、契約を更改している選手に関しても経営状況から厳しい査定が続いているようで、高額年俸やベテラン選手が減俸になったほかアップ幅も例年より抑えたらしく、複数年契約の更新が少ないのもそのためかも知れません。今季は「チームへの愛着や新体制への期待感から、積極的に移籍を模索する動きはほとんどなかった」そうですが、来年の経営が更に悪化したり、あるいは成績が悪ければ一気に選手流出となる可能性もありそうで、来季がクラブにとっての正念場になる、と言えそうです。

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2011/12/29

西川、水本、中島が契約更改

中国新聞によると、昨日西川、水本、中島が来季の契約に合意しました。2年契約の2年目に入る西川は500万円アップの推定年俸4,500万円。水本は現状維持の3,200万円だったのに対して、中島は1,000万円ダウンの1,500万円で1年契約となったそうです。この中で33試合に出場しながら40%ものダウンとなった中島が目を引きますが、クラブは年齢や厳しい経営事情を勘案して大幅ダウンを提示した、とのこと。今季のチームにとって不可欠な存在だったにも関わらずあんまりな気はしますが、同タイプの千葉を獲得した事を考えてドライな判断を下した、と言うことなのかも知れません。これまで2度クビになりながら、広島に来て「ゴールドマン」と称賛される程の選手になった中島ですから、このまま引き下がるつもりはないはず。来季のより一層の活躍に期待したい、と思います。

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2011/12/28

森脇残留

中国新聞によると、森脇選手が昨日チームに残留することを表明したそうです。今季で契約が切れる森脇には複数のクラブが興味を示し、大宮からは獲得の打診も受けていたそうですが、森脇は森保監督からの電話で残留を決めた、とのこと。クラブは2年契約を提示しているとのことで、近く正式契約を結びます。一方、2年契約の2年目に入る山岸も、現状維持の3,300万円で合意したとのことです。

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高柳が札幌へ完全移籍

プレスリリースによると、高柳一誠選手の札幌への完全移籍が決まりました。高柳はこれまでここぞ、と言うところで怪我や病気で離脱することが多く、広島ではレギュラー確保には至りませんでしたが、本来持っている能力を発揮すれば十分活躍できるはず。年齢も25歳でこれからなので、大分からの移籍が決まった同期の前田俊介選手とともに、札幌のために頑張って欲しいと思います。

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2011/12/27

寿人と森崎兄弟が契約更改

中国新聞によると昨日行われた契約更改交渉で、佐藤寿人選手は800万円減の推定年俸4,700万円で合意した、とのことです。8年連続2桁得点を挙げた佐藤寿人選手ですが、経営悪化により「高額年俸の選手を下げざるを得なかった」(織田強化部長)と言う説明に納得していた様子で、「約40分の交渉では補強や育成についての意見交換にほとんどを費やした」とのことです。一方森崎兄弟はいずれもアップで、森崎浩司選手は500万円増の年俸3,500万円、森崎和幸選手は400万円増の年俸3,800万円でいずれも一年契約。今季は長期離脱もなく安定したプレーでチームを支えていただけに、当然の評価だと言えるのではないでしょうか。3人とも来季は30歳で、中島、ミキッチを除けばチーム最年長となるわけで、これまで以上にチームを引っ張って行って欲しいと思います。

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2011/12/26

槙野移籍へ?

日刊スポーツなどによると、1FCケルンの槙野が23日のチャリティマッチの時に「ある程度は(移籍先を)決めています。海外です。年内には(正式に)決めたい」と語っていたそうです。今季はここまでリーグ戦3試合の出場に留まっている槙野は、チームからは既に戦力外通告を受けているとのこと。これに対して浦和が獲得のオファーを出しているらしく、動向が注目されていました。記事によると移籍先として挙がっているのはドイツ2部のインゴルシュタット。19試合消化時点での勝ち点は14で、降格圏ぎりぎりで戦っています。槙野としてはチームがどうこうよりも、ドイツで出場機会をつかむ事が最も重要なのではないでしょうか?

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2011/12/25

高円宮杯U-15名古屋戦

一昨日から高円宮杯全日本ユース(U-15)選手権が開幕し、サンフレッチェジュニアユースは1回戦で名古屋グランパスU15に0-3で敗れました。

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青山と契約更新

中国新聞によると、一昨日青山選手との契約更新で合意した、とのことです。3年契約の2年目で、年俸は現状維持の3,500万円。今季は選手会長に就任し日本代表候補合宿にも呼ばれたものの、左膝の手術もあってやや不満足な結果に終わりました。ただリーグ終盤には明らかに調子を上げて来ていたので、来季はチームを引っ張る立場で活躍してくれるのではないでしょうか?

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2011/12/24

Jユース杯準決勝名古屋戦

昨日行われたJユースカップの準決勝で、サンフレッチェユースは名古屋U18に2-3で敗れ二冠を逃しました。広島のメンバーは、GK:有賀、DF:脇本、柳川、MF:平田、森保、末廣、野津田、野口、川辺、FW:藤井、越智。(たぶん藤井は左ストッパー。)試合は前半6分にいきなり動き、名古屋に左サイドからパスを繋がれて45度の角度から強烈なミドルを決められてしまいました。続いて24分にはクロスを有賀が抑えたもののこぼれを押し込まれて2点目。更に32分にはワンツーで右サイドを崩されて決められてしまいます。広島も何度か決定的なシーンを作ったものの決めきれず、3点のリードを許して前半を折り返すことになりました。

 思わぬ苦しい展開となった広島でしたが後半は逆襲し、19分には脇本のロングパスから藤井がドリブルからシュートを決めてまず1点。その後もカウンターの脅威に晒されながらも攻め続け、37分には森保のクロスのこぼれを脇本が決めて1点差に詰め寄ります。更に39分にはFKから決定的な場面を作り、ロスタイムにも川辺のミドルや石坂のフリーのシュートなど惜しい場面を作りましたが決めきれず。サンフレッチェユースは最後まで攻め続けたものの追いつくことはできず、残念な敗戦となってしまいました。


J's GOALゲームサマリー

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2011/12/23

松本良一氏がフィジカルコーチ就任

サンフレッチェは昨日、松本良一氏がフィジカルコーチに就任する、と発表しました。松本氏は福岡県出身で、中京大学在学中には新人王、得点王等に輝いた、と言う経歴を持っています。そして大学卒業後に名古屋や立正大学サッカー部でスタッフを務め、2002年に市原のフィジカルコーチに就任。イビチャ・オシム監督にコーチとしてのノウハウを伝授されるとともに徹底的に鍛えられたそうです。そして2010年からアビスパ福岡のトップチームコーチに就くと、久々のJ1昇格に貢献しました。スポナビの記事によると「常に体を動かしながら、同時に頭をフル回転させることを求めたトレーニング」が抜群の効果を上げたそうで、「後半に運動量とスピードで相手を圧倒する」と言うパターンで勝利を重ねる事ができた、とのこと。運動量が落ちると思うようなサッカーができなくなる、と言うことを繰り返してきたサンフレッチェにとっては、まさにぴったりの人材を獲得できた、と言えるのではないでしょうか?

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99%減資へ

中国新聞によると、サンフレッチェは一昨日取締役会を開き、無償減資をした上で第三者割当増資する方針を決めた、とのことです。サンフレッチェは累積損失が20億円を越えており、資本金の21億円に迫り債務超過に陥る寸前。今季も震災の影響でナビスコ杯のホームゲームが減り、リーグ戦の水曜日開催も増えた影響で赤字が見込まれています。一方Jリーグはクラブライセンス制度を導入することを決めており、来年6月には1回目の審査を控えているとのこと。この審査に落ちるとJリーグクラブのライセンスを失いJFL以下に落ちてしまうことになるので、経営改善は待ったなしの状況となっています。減資によっていったんは累積損失が無くなりますが、これは言わば出資者に損失を負ってもらって借金を返す、と言うこと。信用を失うことを覚悟しつつ新たに集める2億円で再出発を図る、と言うことで、株式会社としては最終手段に近いものとなります。本谷祐一社長は「来年はクラブ創設20年の節目でもあり、財務基盤を強化し、安定経営していく決意の表れ。今後も丁寧に説明し、協力をお願いしたい」と話していますが、新たな出資者やスポンサーが現れない限りは、選手の放出などが必要になるかも知れません。

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2011/12/22

石原獲得を発表

サンフレッチェは昨日、大宮から石原直樹選手を獲得した、と発表しました。石原は群馬県出身で、高崎経済大学付属高から2003年に湘南入り。開幕戦でデビューを飾ると、その年は17試合に出場し2得点を挙げるなどポテンシャルの高さを見せました。そして2006年シーズン途中の監督交代をきっかけにレギュラーに定着。裏に抜けるスピードを武器に、2008年には41試合に出場して18ゴールを決めチームの昇格争いに貢献しました。その後2009年に大宮に完全移籍し、FWのポジションを確保して3年間で20ゴールを挙げました。ただ今季は途中出場が多く先発はわずかに4試合。スーパーサブとして重宝されたものの、不完全燃焼に終わったと言う感じだったのではないでしょうか。中国新聞によると2年契約で年俸は推定で3,000万円。織田強化部長は「DFの裏に抜けるスピードがあり、カウンターの時に生きる選手」と期待の言葉を述べています。年齢も27歳と脂の乗っている時なので、良い補強だと言えるのではないでしょうか?

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2011/12/21

平繁が復帰

中国新聞によると、東京Vに期限付き移籍していた平繁龍一選手の復帰が決まった、とのことです。平繁とは昨年2年契約を結んでいたそうで、昨日の話し合いで復帰が決まった、とのこと。2年間他のクラブで修業してきた成果を、見せて欲しいと思います。

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トミッチは愛媛へ

プレスリリースによると、トミッチ選手の愛媛への完全移籍が決まりました。今季のトミッチは怪我もあってリーグ戦9試合、天皇は2試合の出場にとどまりましたが、大宮戦ではゴールも決めて勝利に貢献するなどポテンシャルの高さを見せました。真面目な性格で日本向きだということなので、慣れてくればきっと活躍できるはず。新天地でのブレイクに期待したいと思います。

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2011/12/20

来季の年間日程

Jリーグは昨日、来季の年間日程を発表しました。それによるとリーグ開幕は3/10(土)で最終節は12/1(土)。またナビスコカップはここ数年と同じ形式で、ACL出場チームを除く14チームが2つに別れて1回戦総当たりのリーグ戦を行い、その後ACL出場チームを含めたトーナメントで優勝を争います。予選リーグは3/20に第1節を行い、第7節は6/27(水)となっています。そして決勝トーナメントは7/25, 8/8, 9/5, 10/13で、決勝は11/3(土)に予定されています。一方J2は3/11(日)に開幕し最終節は11/11(日)で、その後J1昇格を賭けたプレーオフが行われます。このプレーオフは年間順位3〜6位の4クラブですが、J1のライセンスの有無で参加資格が決まるとのこと。試合数は参加資格を持つクラブの数で決まりますが、基本は一発勝負の厳しいものとなっています。来季のJ2はチーム数の上限とされた22チームが参加するため、JFLからの昇格クラブがある場合は降格もあり得るわけで、これまでになく厳しいリーグ戦が展開されることになりそうです。

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2011/12/18

高円宮杯U-18連覇

昨日埼玉スタジアム2002で高円宮杯U-18サッカーリーグチャンピオンシップが行われ、サンフレッチェユースが3-1で札幌U-18を下してクラブユース勢としては初の連覇を果たしました。サンフレッチェユースのメンバーは、GK:有賀、DF:柳川、脇本、藤井、MF:森保、川辺、野口、平田、末廣、野津田、FW:越智。対する札幌は、GK:阿波加、DF:小山内、奈良、永井、堀米、MF:前、荒野、中原、FW:近藤、榊、下田、と言うメンバーでした。一発勝負の決勝、しかも3週間前に対戦したばかりと言うことで、前半はお互いに相手の持ち味を消す戦い、と言う感じ。広島は6分に野口のクロスに野津田が飛び込んで決定的なヘッドを放ち、13分の川辺の飛び出しや15分の野津田のシュートなど良い形を作るものの、なかなか崩しきれません。逆に札幌もカウンターから、あるいはパス交換からチャンスを作り、24分には決定的な場面を作られたものの柳川がブロック。35分には右サイドを崩され中央で混戦となりましたが何とかクリアします。広島は43分に森保のクロスに合わせた川辺のシュートはバーを直撃。ロスタイムには森保のスーパーなFKが相手ゴールを襲い、GK正面だったにも取れずに危うく弾く、と言うシーンを作ります。前半はどちらかと言えば広島ペースだったものの両者とも堅い戦いで、スコアレスでハーフタイムを迎えました。

 後半に入って先にペースを握ったのは広島。1分の末廣のシュートはクリアされたものの、4分に突破を図った野津田がペナルティエリア内で倒されてPKを得ます。これを自ら蹴った野津田がしっかりと沈めて、サポーターの前でフィールドプレーヤー全員で弓矢ポーズを決めました。更に後半6分、右サイドからのCKのボールを野津田が蹴ると、逆サイドで藤井がしっかりと決めて、リードを2点に広げました。

 これで完全に流れを掴んだ広島は、高い位置でのプレスでボールを奪うと何度も相手ゴールを脅かします。そして後半19分、野津田のドリブルからのパスは相手に引っかかったものの、ここに走り込んでいた末廣がしっかりと前に持ちだしてそのままシュート。ボールは見事にネットに突き刺さって、リードは3点に広がりました。その後両チームとも次々とポジションを入れ替え、また広島の運動量が落ちたこともあって終盤攻め込まれ1点を失ったもののそのまま逃げ切り、終了のホイッスルと共に広島ユースのメンバー全員がピッチになだれ込んで勝利の凱歌を上げました。

 3週間前の対戦ではカウンターから何度も決定的な場面を作られた札幌に対し、森山監督は「切り替えを究極なまでに速く」することで対抗しました。ボールを失った瞬間、周囲の選手たちが連動して一気にプレスをかけて相手の攻撃を遅らせる、と言う守備。そして平田をDFラインの前に配置し、両サイドも低めの位置をキープし、攻撃的な姿勢が持ち味の左ストッパー藤井も自重して相手の攻撃に備えました。それに対して札幌も「広島にボールを持たれ過ぎて疲労した」ことを教訓に、ボールを奪った後も闇雲に前に出さずにボールをポゼッションし、落ち着いて進めようとしました。そのような「対策」がガチンコでぶつかった結果が、前半の0-0だったのだろうと思います。しかし後半は広島が立ち上がりから圧力を強め、あっという間の2得点。これで精神的に優位に立って、その後は広島らしい楽しいサッカーを展開しました。終盤こそボールを支配され、失点以外にも何度か危ないシーンを作られましたが、しかし全体的に言えば広島の完勝だったと言って良いでしょう。ベンチ外のメンバーも含めたチーム全員で勝ち取った素晴らしい優勝だと思います。

 なお、この試合の直前に行われた「プレミアリーグ参入戦」に中国地域代表で出場した作陽高校は済美高校を5-1で下し、来季のプレミアリーグ昇格を決めました。


フォトレポート

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2011/12/17

7人と契約更新

中国新聞によると、昨日横竹、丸谷、石川、原、西岡、鮫島、井波の7人と来季の契約に合意したとのことです。2年契約の2年目の横竹は1,200万円、丸谷は3年契約の2年目の900万円でいずれも現状維持。石川は100万円プラスの700万円で新たに2年契約を結んだとのこと。また原は現状維持の480万円での1年契約となりました。

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平繁復帰か?

東京ヴェルディは昨日、平繁龍一選手の移籍期間が満了し、広島に復帰すると発表しました。平繁はシーズン当初はレギュラーとして起用され、第12節の北九州戦ではハットトリックを決めるなど活躍しましたが、徐々に出場機会を失い夏場以降はベンチ入りが2試合だけ。結局12試合出場4得点に終わりました。

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2011/12/16

千葉獲得を発表

サンフレッチェは昨日、新潟のDF千葉和彦選手を完全移籍で獲得した、と発表しました。中国新聞によると、2年契約で年俸は推定2,500万円。千葉は「後ろから攻撃を組み立てるサッカーに魅力を感じ移籍を決めた」と移籍の理由を語っています。

 千葉は北海道の出身で、高校卒業後の2004年にオランダ2部のAGOVVアペルドールンと契約してプロとしてのキャリアをスタートし、2年目にボランチのポジションを獲得しました。そして2005年の8月に新潟に加入。翌年のシーズン途中からポジションをつかんでU-21代表やU-22代表にも選出されました。そして昨年からは副キャプテンに選ばれるとともにセンターバックとしてプレーし、今季は29試合2,468分間出場して初得点も挙げています。高さと足元の技術がありクサビのパスを出せる選手ですが、時折とんでもないミスもある選手でイメージ的には「中島の後継者」と言うところ。まさに「クラブのコンセプトに合う選手」(織田強化部長)だと言えるでしょう。森保新監督が良く知る選手でもありますし、来季の活躍を期待したいと思います。

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2011/12/15

ペトロヴィッチ前監督は浦和へ

の元でスタートした浦和でしたがシーズン当初から低迷。10/16の大宮戦に敗れた後の辞意表明を受けて10/20に解任しました。その後ユースで実績を上げていた堀孝史氏が引き継いでチームをJ1残留に導いたものの、リーグ戦終了後に後任人事に着手。岡田武史・元日本代表監督や西野朗・G大阪監督にオファーしたものの次々と断られ、3番目の候補としてペトロヴィッチ氏に接触したとのことです。ただ、浦和は2年前にも監督就任を打診していたとのことなので、必ずしも消去法で彼を選んだ、と言うわけでも無さそうです。

 ペトロヴィッチ前監督はこれまで何度か「浦和のようなビッグクラブではない広島が、質の高いサッカーができていることに価値がある」と言う趣旨の発言をしている(例えば昨年の浦和戦後のインタビューで「ドイツで言えばバイエルン・ミュンヘンに相当するチームが広島に敗れたわけだ。その意味が理解できますか?そういう現実を起こすのが、広島というチームである」と語っている)ので、サンフレッチェのサポーターとしては複雑な心境なのですが、ただペトロヴィッチ前監督が浦和でどんなチームを作り上げるのか興味深いものがあるのは確か。浦和は何かと雑音の多いクラブのようですが、そう言うもろもろに負けずに信念を貫いて、Jリーグの質を上げるようなチーム作りをして欲しいと思います。

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2011/12/14

服部は岡山へ

サンフレッチェは昨日、服部公太選手の岡山への完全移籍を発表しました。広島でヘッドコーチを務めた影山監督が率いる岡山は元広島の選手を積極的に獲っていて、服部はストヤノフ、桑田、チアゴ、中林に続いて5人目。(ユース出身も含めればたぶん7人目。)来季は岡山の戦いも楽しみになってきました。

 一方日本プロサッカー選手会は昨日トライアウトを実施し、広島からは盛田選手が出場しました。また元広島の選手では佐田(草津)、池田(愛媛)、宮崎(山形)も出場しましたが、広島で契約終了になった高柳の名前はなし。新聞報道によると札幌が獲得に動いている、と言う話もあるので、既にほぼ決まっていると言うことなのかも知れません。

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2011/12/13

紫熊倶楽部1月号

先週発売の「紫熊倶楽部」1月号を紹介します。トップ記事は新監督就任が決まった森保一氏について。紫熊倶楽部創刊第2号の表紙を飾った現役時代の彼の姿を振り返りながら、来季に向けての期待を書いています。これに続くのは、ペトロヴィッチ監督のインタビュー記事。11/9の退任決定の翌日に行われた囲み会見の様子に加えて、大宮戦の翌週に行われたロングインタビューを掲載しています。特にこのロングインタビューでは「鳥かご」を練習で行う意味や3バックと1トップを選んだ理由、今後の予定と希望やサポーターへのメッセージなど、これまでに聞けなかった監督の「裏話」が満載です。

 「Match Report」は天皇杯の愛媛戦と、第32節〜第34節の川崎F戦、大宮戦、山形戦。新加入が決定したファン・ソクホ選手のインタビューでは、広島を選んだ理由や来季の目標などを語っています。続く記事は、広島を去る選手たちについて。中野編集長が、盛田選手、高柳選手、中林選手、ムジリ・トミッチ両選手それぞれについての思いを書いています。

 下部組織のレポートの最初はジュニアユースとスクールの紹介。続いてユースは、初代王者に輝いたプレミアリーグウエストと、大逆転の連続で準決勝進出を果たしたJユースカップについて4ページにわたって特集しています。

 「Reader's Area」を挟んで後ろのページでロングインタビューに答えているのは、高萩選手。今季の試合と自分自身のプレーを振り返りながら、ペトロヴィッチ監督のことや今後のこと、そして震災と「東北人魂プロジェクト」などについて、様々な角度から語っています。そして、最後のカラーページで取り上げられているのは服部公太選手。大怪我を負いながらもフル出場して勝利に貢献した2005年8月20日の鹿島戦を取り上げながら、「本物のプロフェッショナル」だった彼の姿を描いています。そして最終ページでは毎年恒例となった「サンフレッチェ福袋」を紹介しています。

 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。ホームゲーム会場とV-POINTの他、広島県内主要書店と東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマートでも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。

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2011/12/12

高円宮杯PLC大阪戦

昨日Jグリーン堺で行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの最終節で、サンフレッチェユースはC大阪U-18に4-1で勝って優勝に花を添えました。広島のメンバーは、GK:有賀(→大野89分)、DF:柳川(→石坂HT)、脇本(→浅野間66分)、藤井、MF:平田、末廣(→水田86分)、野津田、野口、宮原、川辺、FW:越智(→大谷真81分)。得点は前半ロスタイムに越智、後半2分に野津田、27分に浅野間、82分に西村(C大阪)、41分に大谷真でした。サンフレッチェユースは来週17日に行われるチャンピオンシップで、激戦の末イーストを制した札幌ユースと日本一を賭けて戦います。なお、最終節の全結果と順位表は次の通り。
【第18節】
C大阪U-18 1-4 広島ユース
名古屋U18  3-0 立正大淞南
京都U-18  2-0 広島観音高
愛媛ユース 3-2 富山第一高
福岡U-18  0-3 東福岡高

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース 14   2   2    44   +38
2 京都U-18  11   6   1    39   +23
3 C大阪U-18 11   2   5    35   +12
4 名古屋U18   8   4   6    28   +11
5 東福岡高   7   4   7    25    +4
6 福岡U-18   6   6   6    24     0
7 愛媛ユース  7   3   8    24   -11
8 富山第一高  4   3  11    15   -16
9 広島観音高  4   2  12    14   -23
10 立正大淞南  1   2  15     5   -38
 この結果、広島観音高と立正大淞南高のプリンスリーグ中国への降格が決まりました。逆に今年のプリンスリーグ中国を制した作陽高は、プレミアリーグ参入を目指して、プリンスリーグ四国優勝の済美高と対戦します。

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2011/12/10

黄錫鎬と李大憲の獲得を発表

サンフレッチェは昨日、U-22韓国代表のDFファン・ソクホ(黄錫鎬)と、U-18韓国代表のMFイ・デフォン(李大憲)の獲得を発表しました。ファンは速さと強さを併せ持ち、パスセンスもあるDFだとのこと。欧州移籍を目指していたものの「つなぐサッカーに魅力を感じた。自分に合う」と言うことで広島入りを決断したそうです。一方のイは技術が高くFWからDFまでこなす万能型の選手。U-13,14,15,17,18と各年代で代表に選ばており、将来性を買われての獲得だ、と言えそうです。

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2011/12/09

森保新監督就任

サンフレッチェは昨日、元日本代表で現新潟コーチの森保一氏の新監督就任を発表しました。

 森保監督は長崎日大高出身で、1987年にサンフレッチェの前身であるマツダ入り。当初はサテライトチームだったマツダ東洋(現マツダSC)でプレーしていたところでオフト監督に見いだされ、1991年にマツダとプロ契約を結びました。そして翌年、オフト監督の日本代表監督就任とともに日本代表に初招集。オフト・ジャパンの初試合となったアルゼンチン戦で先発メンバーに抜擢され、その後国際Aマッチ35試合に出場しました。またサンフレッチェではJリーグの草創期から活躍し、1994年のステージ優勝にも貢献しました。1997年に経営悪化で京都に放出されたもののサポーターの反対署名のおかげでレンタルとなり、翌年サンフレッチェに復帰。2001年には森崎和の台頭もあって出場機会が減りスカウトへの転身を打診されたものの、現役にこだわって仙台に移籍し2003年までプレーしました。Jリーグ(J1)で実働12年のうち、広島でのプレーは9年間。引退は仙台だったものの、まさにサンフレッチェを代表する選手の1人だった、と言えるでしょう。

 引退後はまず広島の強化部コーチに就任し、2004年にS級ライセンスを取得。その後U-19代表コーチや広島のトップチームコーチを務め、2010年には新潟のヘッドコーチに就任し2年間黒崎監督を支えてきました。これまで監督経験がない、と言うのは若干の不安材料ではありますが、指導者としての経験は十分過ぎるほど積んでいるわけで満を持しての監督就任と言えます。長谷川健太氏や木村和司氏らのように古巣から監督としてのキャリアをスタートし、成功を収めた例も多いので、きっとやってくれるのではないでしょうか。

 森保監督は会見で「とにかくクラブ、そして広島から受けた御恩を、お返したい。そういう想いで、一杯です」と緊張した面持ちで語っていたそうです。そしてペトロヴィッチ監督の後を継ぐと言うことで、正式な返事をする前に本人に会ってオファーを受けた事の報告と、オファーを受けたいと言う意志を話したのだとのこと。これに対してペトロヴィッチ氏は「このオファーについては、突然決まったことではないはずだ。今まで(君が)やってきたことの積み重ねに対しての結果なんだ。自信を持ってやればいい」と励ましてくれたのだそうです。「今の段階では、これまでの広島がやってきたシステムをベースにスタートしていく」「攻撃的なサッカーに自分が今まで培ってきた守備の要素を取り入れたいとは思う」と言う方向性は言うほど簡単ではないと思いますが、徐々に森保監督の「色」を出して行って、選手とともに成長して行けば良いのではないでしょうか?



森保監督就任会見(J's GOAL)
中国新聞記事

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内田と契約更新せず

サンフレッチェは昨日、ユース出身で愛媛に期限付き移籍中の内田健太選手と来季の契約を更新しない、と発表しました。内田は2008年にトップに昇格しましたが、広島での試合出場はなく2009年シーズン途中で愛媛に期限付き移籍しました。そして当初は左SBでプレーしていたものの途中からFWとして起用されるようになり、昨年は20試合出場4得点。今季は怪我もあって出遅れたものの、途中からレギュラーを確保して26試合出場2得点の成績でした。愛媛ではパワフルな左足を武器に貴重な戦力として働きましたが、J1レベルで考えるとやや物足りない成績だったのも確か。ここで契約更新をしないことによって、愛媛が取りやすいような配慮をした、ということなのではないでしょうか?

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2011/12/08

佐藤寿人が残留を表明

中国新聞によると、昨日契約更改交渉を行った佐藤寿人はダウン提示を受けたものの「広島に愛着があるし、ここでタイトルを取りたい。離れる要素はない」と残留の意思を示し、今月下旬に契約を更新すると語りました。また複数年契約を残す高萩、山岸、水本、石川、横竹も交渉したそうですが、いずれも複数年契約を更新するかどうかが焦点となりそうです。一方、2年契約の1年目の李と2年契約が終了する森脇は、それぞれ2年契約の提示を受けたそうですがいずれも保留。今後は代理人を通じて交渉を続ける、とのことです。

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2011/12/07

U-22韓国代表DF獲得か

報知新聞によると、サンフレッチェはU-22韓国代表DFで大邱大のファン・ソクホの獲得に乗り出していることが分かった、とのことです。

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中林が岡山へ完全移籍

広島と岡山は昨日、中林洋次選手の岡山への完全移籍を発表しました。

 中林は市立船橋高からサガン鳥栖を経て2008年シーズンの途中に広島入り。下田、木寺の負傷によって手薄になったポジションを穴埋めする、と役割で、ベンチ入りはしていたものの出場機会はありませんでした。ところが、突然出番が訪れたのが2009年4月18日の新潟戦。先発した佐藤昭が前半途中で負傷退場し、急きょゴールマウスを守ることになりました。鳥栖で4試合に出場していた、とは言うもののJ1での出場は初めてと言うことで緊張感ありありで、CKのボールをキャッチミスしたことが失点に繋がるなど前半は散々な出来でした。ところが後半から立て直して好セーブを連発。またチームも一致団結して立ち向かい、2点リードを追いついて引き分けに持ち込んでいます。そしてその後は反応の鋭さと思い切った飛び出しを武器にポジションを確保し、下田がリハビリから戻ってきた後も正GKとしてプレーして、その年の4位フィニッシュに貢献しました。昨年以降は西川の加入によりナビスコ杯と天皇杯に出るだけになってしまいましたが、経験のあるGKが控えていると言うことはチームにとっては大きなことだった、と思います。ただ「ここ2年間は、ほとんどチャンスがなかったこともあり、皆さんの前でプレーできず、チームにも貢献できなかったことを悔しく思っています」とコメントしているように、中林にとっては辛い2年間だったはず。来季はU-22代表の増田が加入する事も決まっていることもあって移籍を選んだものと思われます。岡山ではぜひポジションを取って、また華麗なセービングを見せて欲しいと思います。

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契約更改交渉始まる

中国新聞によると、昨日から契約更改交渉が始まった、とのことです。昨日は1年契約の中島と複数年契約中の青山、西川、大崎が条件提示を受けた、とのこと。交渉では来季の方針についての説明に多くの時間を割いたそうで、「織田強化部長は『ペトロビッチ監督のサッカーをベースに、新監督の色を出していく。必要な補強もし、これまでと見劣りしないチームにする』と話した」とのことです。

 なお新監督ですが、中国新聞などの報道によると森保一氏の就任が決定的。広島にとっての「切り札」とも言える新監督を支えるためには、まずは現有戦力の維持が最重要ミッションになる、と言えそうです。

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クリスマスチャリティサッカー

日本プロサッカー選手会(JPFA)は、12/23にユアテックスタジアム仙台で「クリスマスチャリティサッカー2011」を開催する、と発表しました。震災のため東北で苦難に立ち向かっている子供たちの夢を応援するのが目的で、前日に被災地で触れあい活動を行いチャリティマッチには約19,000人を無料招待する、とのこと。また全国から集めた義援金から、サッカーに取り組む子供たちの環境を支援するプログラムに寄付します。(寄付する方はこちらへどうぞ。)またチャリティマッチは東北にゆかりのある選手で構成した「東北選抜」とその他の選手たちで構成する「JPFA選抜」の対戦で、どちらも天皇杯に勝ち残ったチーム以外から選ばれています。サンフレッチェ関係では「東北選抜」に高萩洋次郎、中島浩司、佐藤寿人の3選手が、またJPFA選抜には槙野智章選手が参加します。観戦希望の方はこちらからどうぞ。

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2011/12/06

G大阪が槙野獲りへ?

報知新聞の報道によると、G大阪が槙野の獲得を目指していることが分かった、とのことです。西野監督との契約を更新せず、橋本や高木らも放出するなど世代交代を進めるガンバですが、攻撃的なDFと言うことで槙野に目をつけた、とのこと。「すでに槙野サイドに非公式ながら打診済み。近日中にも正式オファーへ発展する見込み」なのだそうです。

 昨年末に1FCケルンに移籍した槙野は5試合出場にとどまり新シーズンにポジション獲りを賭けていました。しかし開幕から全く出番がなく、ここまでの出場は2試合37分間だけ。先月半ばにはKicker誌に「チームにDF陣が不足しているのに、何の役割も果たしていない」と酷評され「契約が残っていても、移籍も視野に入れないといけない。自分のためにもクラブのためにも、いい決断ができれば」と語るほどとなっています。契約が1年半残っているため獲得のためには違約金が必要ですし、槙野自身もできれば欧州でプレーを続けたいところでしょうが、しかし24歳と脂が乗ってきた時期に試合に出れない、と言うのは大きな痛手。近いうちに大きな決断をする可能性はありそうです。

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2011/12/05

李忠成に優秀選手賞

昨日Jリーグは今季の優秀選手賞を発表し、広島からは李忠成選手が選ばれました。

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高円宮杯PL名古屋戦

昨日吉田サッカー公園で行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第17節で、サンフレッチェユースは名古屋U18に2-0で勝ってウエスト優勝を決めるとともに、チャンピオンシップ出場を決めました。携帯サイトによると、メンバーはGK:有賀、DF:柳川、脇本、藤井、MF:森保、末廣、川辺、平田、野口、野津田、FW:越智。前半からボールを支配した広島は何度もチャンスを作りながらも決められない、と言う時間帯が続きましたが、後半13分に野津田のパスを受けた野口が切り返しで相手を振りきりシュートを叩き込んで先制。続いて後半22分、森保の強烈なシュートをGKがファインセーブしたものの、そのこぼれを宮原が身体で押し込みリードを広げそのまま逃げ切りました。この結果、広島の勝ち点は41。前節勝ち点3差まで迫っていたC大阪U-18が敗れたため2位京都サンガU-18との勝ち点差が5となって、1試合を残しての優勝が決まりました。プレミアリーグイーストの覇者とU-18世代日本一の座を争う「高円宮杯U-18サッカーリーグチャンピオンシップ」は12/17(土)。埼玉スタジアム2002で午後3時キックオフです。
【第17節】
広島観音高 1-0 富山第一高
広島ユース 2-0 名古屋U18
立正大淞南 1-4 福岡U-18
東福岡高  5-1 愛媛ユース
C大阪U-18 0-3 京都U-18

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース 13   2   2    41   +35
2 京都U-18  10   6   1    36   +21
3 C大阪U-18 11   2   4    35   +15
4 名古屋U18   7   4   6    25    +8
5 福岡U-18   6   6   5    24    +3
6 愛媛ユース  6   3   8    21   -12
7 東福岡高   5   4   7    19    -3
8 富山第一高  4   3  10    15   -15
9 広島観音高  4   2  11    14   -21
10 立正大淞南  1   2  14     5   -35
 なお、立正大淞南高は来季のプリンスリーグ中国への降格が決まっていますが、もう1枠は広島観音高と富山第一高との争いとなっています。広島観音高の最終節の相手は京都サンガU-18。強敵ですが何とか勝って、残留して欲しいと思います。

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2011/12/04

第34節山形戦

昨日の最終節モンテディオ山形戦は前半先制を許したものの後半に逆転し、連勝で有終の美を飾りました。
 出場停止だったミキッチは戻ってきたもののグロインペイン症候群の森崎和はベンチにも入らず、以下の布陣で戦いました。
       西川

   森脇  中島  水本

     青山 トミッチ

ミキッチ          山岸(→服部90+1分)

   李忠成    高萩(→森崎浩90+1分)
    (→ムジリ69分)
       佐藤寿

SUB:中林、横竹、盛田、高柳
 対する山形は、GK:植草、DF:宮本、西河、前田、山田、MF:宮崎(→太田66分)、秋葉、山崎、佐藤健、宮沢(→川島70分)、FW:長谷川(→古橋85分)、と言うメンバーでした。試合はボールを支配する広島に対して山形がしっかり守りを固めて逆襲を狙う、と言う展開。6分にはトミッチが惜しいミドルを放ったもののGKがクリアし、9分の寿人のミドルは枠を外します。ところが、そんな中で点を奪ったのは山形。10分に秋葉の縦パスで突破を図った山崎に対して森脇がカバーに入りますが、足に当たったボールが転がって飛び出していた西川の後ろへ。これを詰めていた宮崎が難なく押し込んで、山形が先制点を奪いました。
 これでますます守備重視になった山形。広島は13分のトミッチがミドルを放ったものの枠外。16分には森脇のクロスに寿人が合わせたもののGKの正面に行ってしまいます。広島はミキッチが再三突破を図り、鋭いクロスをニアに、ファーに入れ続けます。27分にはミキッチのクロスに寿人がニアで合わせたもののサイドネット。29分には李が山岸のクロスをアクロバティックなバイシクルシュートで狙いますが、シュートは惜しくもバーに弾かれます。結局、前半の広島のシュートは7本だったのに対して山形はゴールを含めて2本。広島がその数字以上に圧倒的に攻めたにも関わらず得点は山形の1点だけで、ハーフタイムを迎えました。
 後半に入っても攻め続ける広島に対して守る山形、と言う構図は変わらず。広島はサイドから、あるいは中央から何とか崩そうとします。そしてその努力が実ったのは前半9分。ミキッチのCKから何度か相手ゴールに迫ると、最後はこぼれ球を森脇が強烈なミドル。ボールはポストに当たって内側に跳ね、広島がようやく同点に追いつくことができました。
 サンフはその後も一気に突き放そうと攻撃を続けます。11分には左からのパスを高萩がワンタッチで右のスペースへ。ここに走り込んだミキッチが鋭いシュートを放ちましたが、ボールはポストに弾かれます。山形も勝ち越しを狙って前に来るようになって、15分にはCKを長谷川が流して西河が狙いましたが枠外。その後もロングボールを駆使してゴール前に運ぶものの西川がしっかりキャッチして波状攻撃を許しません。そして後半30分、青山のスルーパスで抜け出した寿人が立ちはだかるGKをものともせずに追加点をゲットします。更に後半43分には高萩の縦パスを受けた寿人が前を向いて裏へのパス。ここに走り込んでいた山岸がしっかりと決めて、貴重な追加点を奪います。そしてその後の山形の最後の攻撃をしっかりと抑え、時折カウンターで脅かしながら落ち着いて勝ち名乗りを上げました。
 「This is SANFRECCE」とも言えるホーム最終戦の大宮戦に続いて、この試合もサンフレッチェらしい試合でした。山形はこのところ不調のどん底にいる、とは言えホームではそれなりにボールを支配していた(例えば0-5で負けたG大阪戦も支配率は50:50)のですが、この日は何と広島:山形=65:35。ペトロヴィッチ監督は試合後に「アウェイでああいった一方的なゲームをするというチームも日本を探してもなかなか見つからない」と自画自賛していましたが、まさにその通りだったと言えるでしょう。今季は逆転勝ちが少なく先制されるとそのまま負けてしまうことが多かったのですが、攻撃サッカーを旗印にしているからには多少リードされても点を取りに行って勝たなければならないはず。この日のサンフレッチェは本来やりたかったサッカーをその通りに実行したと言う感じで、ペトロヴィッチ監督が胸を張るのも分かる、というものです。
 この5年半、ペトロヴィッチ監督は攻撃的で楽しいサッカーを実現しようと心血を注いできました。その間にはJ2降格と言う辛いことがあったもののそれを逆に成長の糧としてチームを熟成させ、復帰後の最初のシーズンは4位に躍進。2年目となる昨年はACLを戦いナビスコ杯準優勝と言う結果を残しました。そして「奪取」を目標に戦った今季はタイトルこそ近づくことすらできませんでしたが、しかし「どこが優勝しても・どこが降格してもおかしくない」と言われるJリーグで常に上位に居続けて、最終的には3年連続賞金圏の7位でフィニッシュすることができました。結果よりも内容を重視したサッカーを貫きながら上位に入り続けるのが難しいことは、内容重視のサッカーに転換した途端に成績が低迷した某チームを見ても明らかでしょう。ペトロヴィッチ監督がここで退任することになるのは本当に残念なのですが、ただ組織と言うものは長く続けば歪みがたまってくるもの。サンフレッチェはペトロヴィッチ監督と言う「父親」の元から巣立って、新しい道を歩む時が来たのだと思います。来季はどんな監督がどんなサッカーを作ろうとするのかは分かりませんが、この日のような攻撃的で楽しいサッカーができていたと言う事実は変わらないわけで、ぜひともその礎の上に新しいサンフレッチェを築いて欲しい。それがここで別れるペトロヴィッチ監督への餞にもなるのではないでしょうか。

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Jリーグプレビュー&レポート

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2011/12/03

今日の山形戦

J1リーグ戦第34節山形戦の試合会場はNDソフトスタジアム山形で、午後3時半キックオフ。テレビ放送はスカパー!ch183(SD画質)とch193(HD画質)、スカパー!e2のch803(SD画質)、及びNHK広島放送局と山形放送局で生中継が予定されています。今日は現地に行きますのでブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&TVを見れない方は、携帯サイトの速報をどうぞ。

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2011/12/02

山形戦に向けて

明日はいよいよシーズン最後の試合。サンフレッチェは山形とアウェイゲームを戦います。
 2009年にJ1に昇格した山形は、その後は戦力をやり繰りしながら粘り強い戦いを続けてJ1残留を果たしてきました。そして今季は「守り勝つ」戦い方から攻撃面での改善を目指してスタートしたものの、レンタルバックした田代、増田の穴は大きく開幕当初から低迷。第11節(今季5試合目)に17位に転落してから1度も浮上することなく、3試合を残してJ2降格が決まってしまいました。第19節以降の戦績は次の通り。
19H ●0-1 新潟  【新】田中
20A ●1-3 鹿島  【山】太田、【鹿】野沢、大迫、新井場
21H ○3-1 甲府  【山】前田、山崎2、【甲】パウリーニョ
22A △1-1 大宮  【山】太田、【宮】石原
23H △1-1 清水  【山】山崎、【清】岩下
24A ●1-2 仙台  【山】大久保、【仙】赤嶺、梁
25A ○1-0 浦和  【山】山崎
26H ●0-1 川崎F 【川】小林
27A ●0-6 C大阪 【C】播戸、藤本、酒本、扇原、ファビオ・ロペス、大竹
28H △1-1 磐田  【山】伊東、【磐】前田
29A ●0-1 柏   【柏】ジョルジ・ワグネル
30H ●0-5 G大阪 【G】二川、イ・グノ、藤春、ラフィーニャ、川西
31A ●0-2 神戸  【神】吉田、ポポ
32H ●0-5 福岡  【福】鈴木、松浦、高橋、牛ノ濱2
33A ●0-3 名古屋 【名】ケネディ、闘莉王
 第29節では首位・柏相手に対等な戦いを展開したものの次のG大阪には惨敗。残留のためには後が無くなった神戸戦も数少ないチャンスを生かす事ができずに降格が決まりました。そして続く福岡戦にも敗れてついに最下位転落。ここ5試合は無得点で16失点とかつての粘り強さは見る影もありません。ただ、明日はJ1で戦う最後の試合と言うことで、何としても意地を見せたい、と思っているはず。舐めてかかれば痛い目にあうのは間違いない、と言えるでしょう。
 対するサンフレッチェですが、2試合出場停止だったミキッチが戻ってきます。従って森崎和の体調が悪ければ、以下のようなメンバーになる可能性もありそうです。
       西川

   森脇  中島  水本

     青山 トミッチ

ミキッチ          山岸

   李忠成    高萩

       佐藤

SUB:中林、横竹、盛田、服部、森崎浩、ムジリ、高柳
 前節はペトロヴィッチ監督のホーム最終戦と言うことで、「らしい」サッカーができていたサンフレッチェ。明日は本当のペトロヴィッチ監督の最後になるだけでなく、勝てば7位以上が確定する大事な試合となります。ぜひともこのチームらしい楽しいサッカーで勝利して欲しい、と思います。

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2011/12/01

高円宮杯U-15の組み合わせ

先日、高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の組み合わせが発表され、中国地域第一代表の広島Jrユースは名古屋グランパスU15と、また第二代表の鳥取JrユースU-15は仙台Jrユースと対戦することになりました。試合はいずれも12/23の11時キックオフ。広島Jrユースの試合は佐賀県総合運動場陸上競技場球技場南で行われます。勝った場合は翌日の11時から、SC岐阜VAMOSと京都J-マルカFC Jrユースの試合の勝者との対戦です。

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