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2011/09/30

神戸戦に向けて

明日はホームでJリーグ第28節神戸戦が行われます。
 神戸は現在勝点35で11位。残留争いからはやや離れているが、上位に食い込むのも難しいと言う微妙な位置にいます。7月以降の公式戦の戦績は次の通り。
2A ●0-3 磐田  【磐】那須、金園、OG
3H ●0-1 名古屋 【名】中村
4A ●2-3 G大阪 【神】ポポ、朴、【G】二川、宇佐美、イ・グノ
5H ○4-1 C大阪 【神】松岡、ポポ、朴、大久保、【C】キム・ボギョン
6A ●0-1 横浜FM 【横】兵藤
N1H ●1-2 横浜FM 【神】吉田、【横】栗原、谷口
19H ○4-2 甲府  【神】石櫃、吉田2、田中、【甲】パウリーニョ、金
20A ○3-2 浦和  【神】吉田2、大久保、【浦】田中、マゾーラ
21H ○2-0 横浜FM 【神】大久保、ポポ
22H ○2-1 新潟  【神】吉田、松岡、【新】アンデルソン
23A △2-2 福岡  【神】ポポ、吉田、【福】松浦、重松
24H ●0-4 G大阪 【神】武井、キム・スンヨン、イ・グノ、二川
25A ○3-0 川崎F 【神】吉田、朴、大久保
26H ●0-4 柏   【柏】工藤、ジョルジ・ワグネル、田中、パク
27A ●1-3 名古屋 【神】朴、【名】闘莉王、藤本、ケネディ
 第4節時点では降格圏内から勝点2の差にいましたが、第19節から4連勝で一気に8位まで順位を上げました。しかし前節は名古屋相手に果敢にプレスをかけて主導権を握ったものの、名古屋のロングボール中心の攻撃に徐々に押し返され、途中から入ってきた永井と金崎にかき回されて悔しい敗戦となりました。ただ明日は前節出場停止だったポポが戻ってくるので、前線でのボールの収まりも良くなるはず。吉田、大久保、朴らが絡む攻撃は爆発力があるだけに、十分に警戒する必要がありそうです。
 対するサンフレッチェは前節出場停止だった青山が復帰。また、このところ怪我で戦列を離れていた森脇も練習ではフルメニューをこなしているようなので、明日は出場できそうです。と言うことで、私の先発予想は次の通り。
       西川

    森崎和 中島 水本

     青山 森崎浩

ミキッチ          森脇

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、横竹、山岸、服部、ムジリ、大崎
 優勝はおろかACL出場圏内も遠くなってしまったサンフレッチェですが、プロならば常に勝利を目指して全力を尽くさなければなりません。特にC大阪戦、福岡戦でアウェイまで応援に行ったサポーターを失望させた落とし前は付けて欲しいもの。明日はとにかく90分を通して相手に走り勝って、勝点3をサポーターにプレゼントして欲しいと思います。

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W杯予選代表に李と西川

日本サッカー協会は昨日W杯予選に臨む日本代表を発表し、広島からは西川と李が選ばれました。
 今回選ばれたのは次の23人。
【GK】川島(リールス)、西川(広島)、権田(FC東京)
【DF】駒野(磐田)、今野(FC東京)、栗原(横浜FM)、伊野波(ハイデュク)、
    長友(インテル)、槙野(ケルン)、吉田(VVV)
【MF】遠藤(G大阪)、中村(川崎F)、阿部(レスターC)、増田(鹿島)、
    長谷部(ヴォルフスブルグ)、細貝(アウグスブルグ)
【FW】藤本(名古屋)、岡崎(シュツットガルト)、ハーフナー(甲府)、
    李(広島)、香川(ドルトムント)、清武(C大阪)、原口(浦和)
 北朝鮮戦・ウズベキスタン戦の代表から内田、柏木、田中が外れ、長友と増田が再招集されました。今回は今週末の第28節終了後に合宿入りし、10/7のベトナム戦を経て10/11にタジキスタン戦を戦います。

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2011/09/29

AFC U-16選手権2次予選

ちょっと古いニュースになりますが、9/12からラオスでAFC U-16選手権2012予選を戦ったU-15日本代表は、韓国に敗れたもののチャイニーズ・タイペイ、ラオス、カンボジア、ベトナムに勝ち、首位で本大会進出を決めました。
 今回のU-16日本代表のメンバーは次の通り。
【GK】長沢(ジュビロ沼津)、白岡(広島Jrユース)、田口(横浜FMJrユース)
【DF】酒井(新潟ユース)、中谷(柏U-18)、宮本(清水Jrユース)、
    佐々木(FC東京U-15むさし)、小林(甲府Jrユース)、伊藤(広島Jrユース)
【MF】杉本(帝京大可児高)、手塚(柏U-15)、水谷(清水Jrユース)、
    岡村(図南SC群馬)、姫野(HOYO大分U-15)、三好(川崎FU-15)、
    和田(横浜FMJrユース)、高木(G大阪Jrユース)
【FW】石田(磐田U-15)、北川(清水Jrユース)、藤本(神戸Jrユース)、
    阿部(カティオーラU-15)、中村(SC岐阜VAMOS)、鎌田(新潟Jrユース)
 試合結果は次の通り。因みに韓国は日本に競り勝ったもののベトナム、ラオスと引き分けグループ2位に終わりました。
日本 4-0 チャイニーズ・タイペイ 【日】伊藤、佐々木、北川2
日本 2-4 韓国 【日】岡村、杉本
日本 6-0 ラオス 【日】中村2、北川2、阿部、小林
日本 4-0 カンボジア 【日】中村3、高木
日本 5-2 ベトナム 【日】中村3、小林、酒井
 なお広島から選ばれた2人ですが、伊藤はカンボジア戦以外の4試合にMFまたはDFとして先発しています。また白岡はラオス戦とベトナム戦にフル出場し、勝利に貢献しました。

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2011/09/28

高円宮杯PL京都戦

金曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウェスト第13節で、サンフレッチェユースは京都サンガU-18に1-3で敗れ、2敗目を喫しました。ユースのメンバーは、GK:有賀、DF:脇本、柳川、MF:平田、森保、亀島、野津田、野口(→宮原77分)、川辺、FW:石坂(→越智52分)、藤井。広島は前半は攻守にわたって良い戦いができて、9分に川辺のヘディングシュートが決まって先制しそのままハーフタイムを迎えました。しかし後半になると京都が力を見せ、13分にCKから失点。17分にはクロスから勝ち越しを許し、更に後半ロスタイムにミスから失点して止めを刺されました。第13節の全結果と順位表は次の通り。
【第13節】
京都U-18  3-1 広島ユース
富山第一高 3-1 立正大淞南高
福岡U-18  3-0 愛媛ユース
名古屋U18  6-0 広島観音高
東福岡高  1-2 C大阪U-18

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース 11   0   2    33   +30
2 京都U-18   8   4   1    28   +14
3 C大阪U-18  8   2   3    27   +14
4 名古屋U18   7   2   4    23   +11
5 福岡U-18   5   3   5    18     0
6 愛媛ユース  4   3   6    15   -10
7 東福岡高   3   4   6    13    -6
8 富山第一高  4   1   8    13   -12
9 広島観音高  3   2   8    11   -17
10 立正大淞南  1   1  11     4   -24

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2011/09/27

福岡戦を振り返る

攻めても攻めてもゴールが入らず、あっさりと「安い失点」をしてしまう。サンフレッチェの負けパターンはだいたい決まっているものですが、福岡戦はまさにその典型、と言う試合でした。そしてその元になったのは、パスミスの多さと運動量の少なさ。ホームの声援を背に必死で戦いを挑んでくる相手の気迫に負けて、自滅したと言う感じだったと思います。多少運に恵まれなかったと言うことはあったかも知れませんが、しかしこれは必然の敗戦だった、と言わざるをえません。

 なぜこう言う結果になってしまったか。私は、チーム全体に停滞感があるのではないか、と見ます。この日は森脇と青山が欠場したため、控え選手にとってはチャンスだったはずです。ところが、起用されたのは盛田。ボランチができる横竹と丸谷は、90分間ベンチを暖めていただけでした。また終盤どうしても点を取りたいと言う時間帯になっても、大崎に声がかかることはありませんでした。(交代枠が余っていたにも関わらず。)こう言う結果を見ると「なぜ若手を使わない」と監督を批判したくなるものですが、途中交代で出てきた石川がほとんどボールに絡めなかったことを考えれると起用すればいい、と言う訳でもないのは明らか。監督がピッチに送り出さないのは、機能しないと見ているからだと思って間違いないでしょう。若手が育っていないから、ポジションごとの競り合いが少なくチームが停滞し、これによって同じ失敗を何度も繰り返すことになる。これが、サンフレッチェの現状なのではないでしょうか。

 「奪取」を掲げてスタートした今季のサンフレッチェ。各ポジションにレギュラークラスの選手を複数揃え、これまでになく充実した布陣でシーズンに臨みました。そしてその結果スタートダッシュには成功したわけですが、しかしその後は怪我人続出や暑い中の連戦と言う試練を乗り切ることができず、尻すぼみに終わろうとしています。主力クラスに30歳前後が多い今のサンフレッチェを立て直すにはどうすれば良いか。若手を育てて世代交代すれば良い、と言う答えは明らかなのですが、しかしどうやってそうするかは簡単な話ではありません。どのチームにとっても最も難しい「世代交代」と言うミッションをどう成功させるのか。サンフレッチェは今、一番困難なところに来ているような気がしてなりません。

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2011/09/26

第27節福岡戦

昨日の第27節福岡戦は、「安い失点」が響いて1-2で敗れました。
 青山が出場停止。また森脇は怪我のため欠場して、久々に盛田を先発から起用して次の布陣で戦いました。
       西川

    水本 森崎和 盛田

     中島 森崎浩
     (→ムジリ54分)
ミキッチ          山岸(→石川71分)

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、横竹、丸谷、服部、大崎
 対する福岡は、GK:神山、DF:山形、丹羽、小原、和田、MF:末吉、鈴木、成岡(→岡本87分)、松浦(→田中76分)、FW:城後、重松(→中町63分)、と言うメンバーでした。立ち上がりから激しいプレスをかけてくる福岡に対して、広島は素早いパス回しとロングパスで対抗します。4分には森崎浩のパスを高萩がスルーして寿人が抜け出しGKと1対1になりましたが、一瞬迷ったかシュートは打てず。8分にはミキッチのスルーパスに高萩が飛び込んだものの及ばず、21分には李のドリブルから高萩が打ったもののGK正面。32分には素早いリスタートから高萩がミドルを打ちましたがこれは上に外れます。広島はパスミスで攻撃が終わってしまう場面も多く、逆に福岡の攻めを受け止める時間も長くなって行きます。27分にはDFラインの裏に城後が抜け出しましたが、西川が飛び出して間一髪セーブ。29分には重松のFKを西川が横っ飛びで防ぎます。しかし39分、末吉からのパスを受けた城後が落ち着いてスルーパスを出すと、ここに走り込んだ末吉が右足でシュート。ボールはカバーに飛び込んだ森崎和の逆を突いて西川の横を抜き、先制点を許してしまいました。
 追いつきたい広島は、後半に入るとギアを上げて攻撃に入ります。後半2分には寿人が相手ゴール前でしっかりとボールを収めて左のスペースへの優しいパス。走り込んだ山岸が思い切って叩きましたがボールは大きく上に外れます。9分にはミキッチのパスを受けたムジリが強烈なシュートを打ち、GKが弾いたボールを再び狙いましたが枠外。この後もミキッチが何度も右サイドを破ってチャンスを作るものの、なかなか最後の部分が合いません。特に22分のシーンは決定的で、ミキッチのクロスがゴール前を横切り正面に寿人が飛び込みましたが、バウンドが変わったか合わせる事ができずに終わります。24分には森崎浩のパスで抜け出した李がループを狙いましたが枠外。28分にはムジリのスルーパスで抜け出した寿人が左足で打ったもののこれも枠を捉える事ができません。福岡は攻め込まれた時はゴール前を固めるものの、広島が低い位置でボールを回し始めると勇気を持って押し上げて、前からプレスをかけて来ます。15分の城後のループはバーに当たって西川が抑えたものの、29分にはペナルティエリアの中で繋ごうとした盛田のパスを城後が引っかけ、これを成岡が冷静に決めてリードが2点に広がってしまいました。
 何とか追いつきたい広島は、この後も必死で攻めます。39分にはミキッチのクロスを寿人がダイレクトで叩きましたが枠を捉える事ができず、40分にはムジリのスルーパスで抜け出したミキッチのシュートはGKの横を抜けたもののポストに弾かれます。ロスタイムにはムジリのクロスを寿人が落とし、水本が決めて1点差に追いついたものの時既に遅し。福岡は最後までプレスをかけ続けて、そのまま逃げ切られてしまいました。


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2011/09/25

今日の福岡戦

「ホットニュース」と携帯サイトによると、ミキッチはメンバー入りしそうですが森脇は難しそう。代役として期待されるのはストッパーでもボランチでもできる横竹ですが、練習ではあまりアピールできていないようで高萩をボランチに下げて、ムジリをトップ下に起用する可能性が高そうです。

 今日の試合会場は福岡のレベルファイブスタジアムで、午後4時キックオフ。TVはスカパーのch182(SD画質)とch192(HD画質)、及びスカパー!e2のch802(SD画質)で生放送が予定されています。今日もブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをご覧下さい。

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2011/09/24

福岡戦に向けて

Jリーグ第27節はこの3連休にまたがって開催されますが、サンフレッチェは明日、アウェイでアビスパ福岡と対戦します。
 開幕から13試合勝ち無しだった福岡は、7月に勝点を5取るなど上向きの時期もありました。しかし劇的な改善が必要と見たか、第19節の後に篠田監督を解任。後を継いだ浅野監督の元で川崎Fに逆転勝ちし、神戸には2点差を追いつくなど結果を出しかけたものの、その後は再びトンネルに入ってしまっています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
5A △0-0 広島
6H ●0-2 山形  【山】秋葉、長谷川
N1A ●0-3 磐田  【磐】加賀、ジウシーニョ、荒田
19H ●0-3 名古屋 【名】玉田、藤本、ケネディ
20A ●0-2 G大阪 【G】ラフィーニャ、OG
21H ○2-1 川崎F 【福】城後2、【川】小林
22A ●2-3 柏   【福】岡本、城後、【柏】レアンドロ・ドミンゲス、工藤、林
23H △2-2 神戸  【福】松浦、重松、【神】ポポ、吉田
24A ●0-6 鹿島  【鹿】田代2、遠藤2、岩政、中田
25H ●0-1 横浜FM 【横】長谷川
26A ●1-2 甲府  【福】岡本、【甲】ハーフナー、パウリーニョ
 前節は前半に2点のリードを許しながら、後半早々に1点差に迫るとその後も攻め続けました。守りに入った甲府を崩しきれずに今季20敗目を喫してしまった福岡でしたが、しかしポテンシャルがあるところは見せています。苦しい、とは言えここから全勝すれば勝点は36まで伸びる訳で、J1残留を諦めるのはまだ早い、と思っているはず。明日はいつも以上に「必勝」を期して、アウェイチームを待ちかまえているのではないでしょうか?
 対するサンフレッチェですが、明日は累積警告で青山が出場停止。また前節負傷したミキッチも昨日から練習には戻ってきたものの、監督は「様子を見る」と慎重です。更に森脇はまだ別メニューが続いていて、明日も出場は難しそう。ただ携帯サイトのレポートによるとサテライト組が元気で、それをレギュラー組がしっかりと受け止めるなど良い練習ができている、とのこと。前節「微修正」がうまく行ったことを考えると、明日は次のような布陣もあるかも知れません。
       西川

   森崎和 中島 水本

     丸谷 森崎浩

石川            山岸

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、盛田、横竹、ミキッチ、服部、ムジリ、大崎
 わずかに残った優勝とACL出場権獲得のためには、ここからの試合は全勝したいサンフレッチェ。そのために必要なことは、磐田戦のようなアグレッシブなサッカーを続けることだと思います。明日は誰が出場するにしても広島らしい攻撃サッカーを展開して、勝点3をお土産に帰ってきて欲しい、と思います。

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2011/09/22

磐田戦の「微調整」

磐田戦勝利の要因は、単純に言えば先制点の後にすぐに2点目を取り、1点差に追いつかれた後に突き放したことだと思いますが、それを導いたのは微妙なシステム変更だったと言うことが、携帯サイトのインタビューから見て取れます。試合後の監督の「囲み取材」によると、サイドの戦いを有利に運ぶために「自分たちがボールを持っている時、ボランチが最終ラインに下がらないように指示を出し、その上でストッパーを開かないようにさせた」のだそうです。すると「2枚のボランチを見るために、相手の両サイドのMFが中に絞らざるを得ない。それによって両サイドが1対1の形になる状況が鮮明になった」のだそうで、これによって山岸が駒野を抑え、ミキッチが那須の裏を狙うと言う形がはまったことになります。サンフレッチェの攻撃時の特徴は、ボランチの1人が最終ラインに下りてリベロと並び、両ストッパーがワイドに開いて両WBを前に押し出すこと。これはストヤノフへのプレスをかわすために森崎和がボランチから下りてサポートして自然にできた形だったわけですが、それが広島のパスサッカーに見事にはまって現在の戦術を作り上げてきました。Jリーグでは他に同じ戦術を取っているチームはなく、従って相手チームもこの形に対する「広島対策」を練ってくるのが常識で、先日の磐田も当然そうだったと思います。しかしこちらがやや形を変えて臨んだことで、相当戸惑っていたのではないでしょうか。今後も相手によって、あるいは試合展開によっては同じような「微調整」が効くこともあるはず。この勝利によって、チームはオプションを1つ手に入れた、と言って良いように思います。

 ただこのような変更が可能だったのは、森崎和幸選手がストッパーだった、と言うことも大きいのではないでしょうか?実際、今日の携帯サイトの「サンフレレポート」によると、森崎和幸選手自身が「ストッパーの試合感覚が重要」と述べています。「ボランチが下りてこないのにサイドに開くと、相手がリベロにプレスをかけてきた時に苦しくなる...選手間のコミュニケーションが重要になる」のだそうで、要は最終ラインに下がるボランチの役割をストッパーが果たす、と言うことなのではないか、と思います。つまり森崎和幸選手がストッパーだったからこそ、この「微調整」が成立したと言えるのではないでしょうか。たぶん、森脇が戻ってくればまた前と同じ布陣に戻るのだと思いますが、ただ相手の出方や試合の流れによっては、森崎和がストッパーの位置に入る事もあるはず。そう言う時には、きっと磐田戦の経験が生きるのではないでしょうか?

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2011/09/21

高円宮杯PL富山第一高戦

日曜日に行われた高円宮杯PLの富山第一高戦はユースが5-1で勝ち、勝点を33に伸ばしました。サンフレッチェユースのメンバーは、GK:有賀、DF:脇本、柳川(→宮原66分)、MF:平田(→末廣66分)、森保、亀島、野津田、野口(→重行76分)、川辺(→大谷真86分)、FW:石坂、藤井。先制点は広島で、前半22分に石坂がPKを決めました。その後前半26分に森保、35分に野津田が追加点。後半も19分に野津田がこの日2点目を決め、37分に末廣がゲットしましたが後半終了間際にセットプレーから1点を失って試合を終えました。第12節の全結果と順位表は次の通り。
【第12節】
広島ユース 5-1 富山第一高
愛媛ユース 3-0 立正大淞南高
広島観音高 1-0 福岡U-18
京都U-18  3-3 東福岡高
C大阪U-18 4-0 名古屋U18

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース 11   0   1    33   +32
2 京都U-18   7   4   1    25   +12
3 C大阪U-18  7   2   3    23   +13
4 名古屋U18   6   2   4    20    +5
5 福岡U-18   4   3   5    15    -3
6 愛媛ユース  4   3   5    15    -7
7 東福岡高   3   4   5    13    -5
8 広島観音高  3   2   7    11   -11
9 富山第一高  3   1   8    10   -14
10 立正大淞南  1   1  10     4   -22
 後半戦で最も重要な戦いとなる京都U-18との対戦は、明後日の11時から。場所は東城陽グラウンドです。

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2011/09/20

紫熊倶楽部10月号

先々週発売の紫熊倶楽部10月号(Vol. 164)を紹介します。表紙はヘッドギアを付けた水本選手で、記事もまずは水本選手関係が2本。最初は中野編集長によるコラムで、タイトルは「生死の境から奇跡的なカムバックを果たした 水本裕貴は本物だった」となっています。またこれに続くのは水本選手のインタビュー。甲府戦の負傷したプレーからその後交代するまでの48分間。ドレッシングルームに戻ってからの異常と、病院に搬送されて手術までの時間。そしてリハビリから奇跡の復帰を遂げるまでを描いています。

 マッチレポートは、第21節〜第24節の名古屋戦、鹿島戦、浦和戦、新潟戦。「若者たちの今」では、今季はなかなか出番が来ない大崎選手が、「マジでサッカーを辞めようと思った」と言うキャンプの頃から、森山監督や両親に叱られたことから気持ちを切り替えた事など、今の気持ちを吐露しています。また、その後には横竹選手と丸谷選手が取り上げられていて、それぞれもどかしい現状を綴っています。

 ユースレポートは、再開した高円宮杯プレミアリーグの初戦を快勝した広島観音高戦。READER'S AREAを挟んで、後ろのカラーページでは盛田選手がインタビューに答えています。「骨が折れる予兆があった」と言う昨年3月の骨折から、手術して復帰したにも関わらず再手術になってしまったこと。その後は焦らずリハビリに専念し、5月にようやく復帰したこと。横浜FM戦では久々の試合出場だったにも関わらず「ぶっつけでも準備はできて」いて、きっちりと勝利に貢献しました。いつものラーメンの話ではなく、地方のスーパーマーケットの楽しさを語る盛田選手。彼の人柄が良く分かるインタビューとなっています。

 「THE SCEAN OF SANFRECCE」では新潟戦を取り上げ、「東北人魂広島プロジェクト」と森崎和を中心とした守備陣について書いています。そして最終ページで書かれているのは、東日本大震災の傷跡がいまだに残るカシマスタジアムについて。震災直後には「今季中の開催は無理」と言われながら、緊急補修を行った「Jリーグ開催への執念」について書いています。

 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。ホームゲーム会場とV-POINTの他、広島県内主要書店と東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマートでも販売中です。また通信販売はe-VPOINTでどうぞ。

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2011/09/19

関学大との練習試合

サンフレッチェは昨日、関西学院大学と練習試合を行い6-3で勝ちました。サンフレッチェのメンバーは、GK:中林(→原59分)、DF:横竹、西岡、盛田(→重行79分)、MF:石川(→末廣72分)、丸谷、鮫島、服部、高柳(→津川87分)、ムジリ(→清水HT)、FW:大崎。関学大は、GK:一森(→上田79分)、DF:山内(→津田HT)、高橋、福森、高松(→熊木78分)、MF:小幡(→浦島56分)、関(→桑野73分)、井林、卯田(→原口62分)、FW:三ノ宮(→中村56分)、阿部。得点は前半8分に阿部、29分に高柳、32分にムジリ。後半は5分に大崎、18分に中村、23分に大崎、25分に清水、29分に大崎、35分に中村。因みに関学大は9/23から後期のリーグ戦が始まるため、この日が最後の調整試合だったとのことです。

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2011/09/18

第26節磐田戦

昨日ホームで行われた第26節磐田戦は、李の2ゴールと寿人のゴールで3-1で勝ちました。
 森崎浩が戻ってきたものの森脇が欠場して、久々に森崎和がストッパーに入って以下の布陣で戦いました。
       西川

   森崎和 中島 水本

     青山 森崎浩
     (→盛田87分)
ミキッチ          山岸
(→石川60分)
    李     高萩
    (→ムジリ90+1分)
       佐藤

SUB:中林、横竹、服部、大崎
 対する磐田は、GK:川口、DF:駒野、加賀、古賀(→菅沼70分)、那須、MF:ロドリゴ・ソウト、小林、西(→荒田76分)、山田、FW:ジウシーニョ(→山本脩54分)、前田、と言うメンバーでした。広島のキックオフで始まった前半は磐田が前からプレスをかけてきましたが、2分にロングパスでミキッチが抜け出すと低いクロス。これは寿人に合わずにクリアされましたが、そのボールを李がダイレクトで叩くと良いコースに決まって、あっという間に広島が先制点を奪いました。
 この後は磐田が前からプレスをかけ、サイド攻撃からゴール前に迫ってくるのに対して、広島がパスワークとロングボールで打開する、と言う流れとなります。11分の寿人のシュートは川口に抑えられ、13分の駒野のシュートは西川の正面を付きます。そして19分、森崎和のロングパスで抜け出したミキッチがペナルティエリアの中で那須に倒されます。主審の笛は当然PK、そして那須にはイエロー。寿人の蹴ったボールは川口の読み通りでしたがボールの勢いとコースが良く、早い時間帯で広島が2点のリードとなりました。ところがその4分後、左サイドを抜け出した山田がマイナスのパス。これがフリーの前田に綺麗に決められ、リードが1点に縮まってしまいました。
 前節の大逆転負けが頭をよぎる展開でしたが、しかし広島はむしろその後ペースを上げます。磐田のプレスが弱まってきた事もあってボールを回せるようになり、34分には李の粘りから高萩が低いミドルを打ちましたが川口がセーブ。39分にはミキッチのドリブル突破からのクロスに李がフリーで合わせましたがシュートは上に外れます。この流れは後半も続いて、パス回しと運動量で磐田を圧倒。9分には寿人、10分にはCKから中島が狙います。そして11分、左からの森崎浩のCKに李がDF2人と競り合いながら頭で合わせ、リードは再び2点に広がりました。
 この後も広島の攻勢は続き、後半17分には波状攻撃から寿人、中島、森崎浩、李が続けざまにシュートしましたが全てDFに当たってしまいます。磐田もボールを繋いで攻め込んできますが、最後のアイディアに乏しく広島守備陣がはね返します。37分には素早いリスタートから菅沼が飛び出しましたが、西川がきっちりと反応。こぼれを荒田に打たれたものの、最後はポストが弾きます。ロスタイムには中島のパスミスから荒田に打たれましたがこれもしっかりクリアして、そのまま終了のホイッスルを聞きました。
 衝撃的な逆転負けを喫したC大阪戦。「あの状況から1週間で立て直すのは難しかった」(寿人)と言うサンフレッチェでしたが、しかし「より攻撃的に」と意思統一したことによりチームが蘇りました。前半は磐田が前からプレスをかけてきたのに対して、しっかりと裏を狙って攻撃を構築。特にミキッチのスピードとキレは素晴らしく、那須の裏を突いて何度もチャンスを作りました。また相手が疲れてプレスが弱まってくると自在にパスを回し、最後は運動量で上回ってビッグチャンスを量産しました。逆に守備は「天敵・前田」にやられはしたものの、それ以外はほぼ問題なし。駒野に何本もクロスを入れられたもののその都度はね返して、危ないシーンは作られませんでした。試合には運・不運もあって内容が良くても勝てるとは限らないものですが、少なくともこれだけのサッカーができるならばそう悪い結果にはならないはず。そう言う、自分たちのサッカーに対する自信を取り戻すことのできる内容と結果だった、と言えるのでは無いでしょうか?

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2011/09/17

今日の磐田戦

携帯サイトによると、新潟戦でハムストリングを傷めた森脇は痛みが再発しているそうで、「福岡戦に間に合ってくれればいいと思うが明日は難しい」とのこと。今日は盛田か横竹がストッパーとして先発する事になりそうです。

 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、U-10, 11, 12による「サンフレッチェカップ」が午後2時から。4種による「フォリアチャレンジ」が5時15分ごろから行われます。また「WE FIGHT TOGETHERコーナー」では、心肺蘇生法とAEDのデモンストレーションを行います。

 メイン側おまつり広場では、安芸高田市のブースでは3時から「収穫の秋、安芸高田市を満喫しよう!」と言うイベントを行います。またいつものように「広島にサッカースタジアム建設を要望する署名活動」「応援メッセージ記入コーナー」「フェイスペイント」「バルーンアート」も行われます。午後5時からは「子育て応援!カルビーパーク」でキックターゲットとキックスピードを行います。

 先着プレゼントはポテトチップス「かき醤油味」を2,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、服部選手のプレミアム選手カードです。試合会場限定グルメは、うなぎの蒲焼きに衣を付けた「うなぎカツ」を500円で限定320食販売。選手丼は、8月の「ぶっかけネバネバうどん」(山岸選手)600円と「牛すじカレー」(水本選手)700円を今日まで提供します。なお、これらのイベントは天候によって中止される可能性もありますので、ご注意下さい。

 テレビ放送は、スカパー!ch181(SD画質)とch191(HD画質)及びスカパー!e2のch801(SD画質)で生放送が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。

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2011/09/16

磐田戦に向けて

明日はJリーグ第26節。サンフレッチェはホームにジュビロ磐田を迎えます。
 前田の故障などもあって夏場以降調子の上がらなかった磐田でしたが、前節はその前田が復帰。入れ替わりに金園が足首の捻挫で離脱したものの、アキレス腱断裂でずっと戦線を離脱していた西が今季初先発するなどようやくベストメンバーで戦って、静岡ダービーを制しています。7月以降の公式戦の戦績は次の通り。
2H ○3-0 神戸  【磐】那須、金園、OG
3H ●1-2 横浜FM 【磐】那須、【横】渡邉、中村
4A ○3-2 C大阪 【磐】金園、駒野、山田、【C】キム・ボギョン、丸橋
5H △1-1 浦和  【磐】前田、【浦】柏木
6A △2-2 G大阪 【磐】金園、【G】山口、イ・グノ
N1A ○3-0 福岡  【磐】加賀、ジウシーニョ、荒田
19H ●1-2 G大阪 【磐】那須、【G】中澤、ラフィーニャ
20A ●1-2 名古屋 【磐】金園、【名】小川、永井
21H ○6-1 柏   【磐】山本脩、藤田、ロドリゴ・ソウト2、金園、OG、【柏】レアンドロ・ドミンゲス
22A ●0-1 横浜FM 【横】小野
23H △1-1 仙台  【磐】OG、【仙】赤嶺
24A ●0-2 大宮  【宮】東、渡邉
25H ○2-1 清水  【磐】駒野、前田、【清】大前
N2A △0-0 仙台
 水曜日には連覇がかかるナビスコ杯の2回戦がありましたが、リーグ戦を考えて川口、駒野、前田、西らベテランを温存。ホームチームに攻め込まれたものの粘り強く守って勝点1を確保しています。明日は休養十分の主力を並べて、勝点3を狙って来るのでは無いでしょうか。
 対するサンフレッチェですが、前節出場停止だった森崎浩が戻ってきます。と言う事で、先発予想は次の通り。
       西川

   森脇  森崎和  水本

     森崎浩 中島

ミキッチ          山岸

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、盛田、横竹、青山、服部、石川、ムジリ
 前節、信じられないような逆転負けを喫したサンフレッチェですが、携帯サイトによるとペトロヴィッチ監督は「C大阪戦は、相手より得点できなかったから負けた。私はそう考えている」と語っていて、失点した事を悔やむよりもより攻撃的に行く意思を明確にしていたそうです。守備からチームを作る、と言うのがサッカーの常識ですが、しかし相手を攻撃で圧倒すれば負けない、と言うのもバルセロナに代表される現代サッカーのトレンドの一つ。サンフレッチェはまだまだ未完成のチームかも知れませんが、だからと言って方針が揺らぐようでは本当に強いチームはできないと思います。先週の屈辱を晴らすためにも、ホームでは攻撃サッカーを貫いて、勝利と言う結果を出して欲しいと思います。

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2011/09/15

高円宮杯PL愛媛ユース戦

日曜日に高円宮杯プレミアリーグウエストの第11節が行われ、サンフレッチェユースは愛媛ユースに6-0で圧勝してがっちり首位をキープしました。広島のメンバーは、GK:有賀、DF:脇本、柳川、MF:平田、森保、亀島、野津田(→石坂82分)、野口(→末廣76分)、川辺(→重行86分)、FW:藤井、越智(→大谷真89分)。得点は前半36分に平田、45分に川辺、後半35分に平田、39分に末廣、40分に藤井、そして後半ロスタイムに石坂でした。第11節の試合結果と順位表は次の通り。
【第11節】
富山第一高  1-5 京都U-18
立正大淞南高 2-2 広島観音高
愛媛ユース  0-6 広島ユース
東福岡高   0-1 名古屋U18
福岡U-18   1-0 C大阪U-18

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース 10   0   1    30   +28
2 京都U-18   7   3   1    24   +12
3 C大阪U-18  6   2   3    20    +9
4 名古屋U18   6   2   3    20    +9
5 福岡U-18   4   3   4    15    -2
6 東福岡高   3   3   5    12    -5
7 愛媛ユース  3   3   5    12   -10
8 富山第一高  3   1   7    10   -10
9 広島観音高  2   2   7     8   -12
10 立正大淞南  1   1   9     4   -19

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2011/09/14

増田加入を発表

サンフレッチェは昨日、流通経済大のGK増田卓也選手の来季の加入が内定した、と発表しました。増田は広島市の出身で、高陽FCから広島ピジョンFC、広島皆実高を経て流通経済大学に入学。U-18代表からずっと年代別代表に選ばれていて、昨年はU-21代表としてアジア大会に優勝しています。(ただし出場はキルギス戦の1試合だけ。)またU-22代表は当初はメンバーに入っていなかったものの、6月のオーストラリアとの親善試合からメンバー入りしてロンドン五輪アジア3次予選のメンバーにも選ばれています。増田は「サッカーを始めた頃から、サンフレッチェに入る事を目標にしていた」とコメント。高校の先輩である下田コーチを目標に、「チームの歴史に残るような守護神を目指す」と語っています。サンフレッチェには西川だけでなく中林、原と能力の高いGKが揃っていますが、彼らと競い合う事によって大きく成長して欲しい、と思います。

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2011/09/13

増田が広島入りへ

スポニチと中国新聞によると、流通経済大はU-22代表のGK増田卓也選手が広島に加入する、と発表しました。増田は広島皆実高出身で、2年生からレギュラーに定着。高校選手権のベスト8進出に貢献し優秀選手に選ばれるなど、高校時代から注目の選手でした。高校卒業後は流通経済大に進学して1年生からレギュラーを取り、また各年代別代表に選ばれるなどこの世代では屈指のGK。これまで何度もサンフレッチェの練習に参加していたようで、クラブとは「相思相愛の仲」と言えます。サンフレッチェには現役A代表の西川がいますが、かつての前川と下田のように切磋琢磨して、GK王国を作って欲しいと思います。

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2011/09/12

サテライト徳島戦

昨日、中四国サテライトリーグの試合が行われ、徳島に3-2で勝ちました。広島のメンバーは、GK:中林、DF:横竹(→水田85分)、丸谷、盛田、MF:石川、森崎浩(→西岡46分)、鮫島、服部、高柳(→西嶋69分)、ムジリ(→清水46分)、FW:大崎。得点は前半20分に大崎が先制ゴールを決めたものの、33分にドゥグラス、40分に杉本に決められて前半は1点のリードを許してしまいました。しかし後半10分に横竹のゴールで追いつくと、29分に大崎が決めて勝ちました。

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2011/09/11

第25節C大阪戦

昨日長居スタジアムで行われた第25節C大阪戦は前半3点リードしたものの後半に5点取られて、信じられないような大逆転負けを喫してしまいました。
 累積警告で森崎浩を欠いていたものの、代表組の西川、李は元気に先発して、以下の布陣で戦いに臨みました。
       西川

   森脇  森崎和  水本
   (→横竹69分)
     青山  中島
     (→丸谷78分)
ミキッチ          山岸

    李     高萩
    (→ムジリ62分)
       佐藤

SUB:中林、盛田、服部、石川
 対するC大阪は、GK:キム・ジンヒョン、DF:酒本、茂庭(→藤本8分)、上本、丸橋、MF:扇原、山口(→キム・ボギョンHT)、ファビオ・ロペス、清武、倉田、FW:杉本(→播戸HT)、と言うメンバーでした。序盤はC大阪が若さを前面に出して前から来ていて、0分には清武、2分には酒本がシュート。その直後のCKからは杉本が頭で狙うなどどんどんシュートを狙ってきます。しかし5分に茂庭が倒れて立ち上がれなくなり、治療したものの断念して藤本に交代すると流れが一変し広島がペースをつかみます。18分には李が突破を狙って倒され、ゲットしたFKを自ら蹴ったものの壁の中にいた味方に当たって枠外。19分には高萩が反転してシュートします。そして20分、中島の展開のパスを受けたミキッチが思い切って中へ。これが飛び出そうとしたGKの逆を突いてゴールネットに飛び込み、広島が先制点を奪いました。
 これで勢いがついた広島は、いつものサッカーで何度も相手陣内に攻め込みます。逆にセレッソは若さが出たか、攻撃に出るものの単発的で脅威にはなりません。そして32分、ミキッチがペナルティエリア内で相手をかわして入れた低いマイナスのクロスを高萩が押し込んで、広島が追加点をゲットしました。更にその後も広島が攻め続け、43分には青山のパスを受けた寿人が見事なステップで前を向くと右足でシュートを打つと、これが見事にゴールネットに収まります。その後もミキッチのシュートなど広島が攻撃の姿勢を緩めず、3点リードで前半を折り返しました。
 後半に入るとC大阪のクルピ監督は、交代カード2枚を切って背水の陣を取ってきます。そしてそれが実ったのが開始からわずか1分。清武が右から切れ込んで左足で打ったシュートがDFに当たって方向が変わってゴール。ハーフタイムには盛大なブーイングを受けていたC大阪は、このゴールですっかり蘇ってしまいました。
 この後広島も追加点を奪うべく攻めに出て、3分には寿人が、8分には山岸がそれぞれ良い形でシュートに持ち込みましたが枠を外してしまいます。逆に9分には丸橋の左からのクロスを播戸に押し込まれて1点差。更にその2分後にはファビオ・ロペスのクロスをまたもや播戸に決められて同点に追いつかれてしまいました。
 これで落ち着いたC大阪は、低い位置にブロックを作って広島を誘い込み、カウンターを仕掛けると言う戦いにシフトします。広島はムジリを投入し、前線のキープとスルーパスからチャンスに繋げようとします。しかしなかなかチャンスを作れないうちに後半26分、CKのこぼれを拾えず、繋がれてキム・ボギョンがシュートするとこれがまたもやDFに当たってゴール。広島はついに逆転を許します。更に後半32分には、清武の右への展開を酒本が低いクロス。ニアに飛び込んだ播戸がDFより一瞬早く触って流し込んで、リードは2点に広がりました。
 焦る広島は、その後も何とか守備をこじ開けようと攻撃を続けます。37分にはミキッチが切れ込んでシュートしたもののGKが弾き、40分には抜け出そうとした寿人が後ろから倒されます。また43分にはムジリのクロスに水本が飛び込みましたがわずかに合いません。45分にはミキッチのクロスに寿人が飛び込み、芸術的なシュートを決めて1点差に迫ったものの、ロスタイムの中島のシュートはGKに止められ、直後の丸谷の突破もシュートを打てず。結局1点差を詰めることができずに勝点1も取れずに終わりました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「今、私はショックな状態である。こういったゲームを落とすことは、あり得ないというしか表現できない。あり得ないことが、現実的に我々に起こってしまった」と語っていますが、携帯サイトの選手のインタビューを見るとほぼ同じようなコメントをしています。「パーフェクトなゲーム」(ペトロヴィッチ監督)だった前半を終え、気を引き締めて臨んだはずの後半がこんな事になってしまうとは、誰が想像したでしょう?まさにサッカーの怖さを思い知らされた試合だった、と言えます。もちろん、一つ一つのプレーを見れば、失点に至った原因はあるでしょう。例えば清武の1点目は、シュートに来るところへの詰めが甘くてフリーで打たれたところに原因があったわけですし、播戸の3点はいずれもフリーでクロスを上げられ、播戸へのプレッシャーも甘い中でやられています。3点もリードしていたのに1点取られただけで慌ててしまい、あっという間にリードを吐き出しただけでなく逆転まで許してしまう。プロとしてはあるまじき失態で、これは間違いなく自分たちの責任です。特にまだリードしていたにも関わらず攻めるか守るかはっきりしなくなり、チーム全体の意思がバラバラになってしまったのは大きな問題だ、と言えます。ただ、どんな試合でもそう言う場面はあるわけだし、そういつもいつも相手のゴールが決まるわけでは無いとも思います。従ってこんな事になったのは相当運が悪かった、とも思います。まさに、サッカーの厳しさを思い知らされた試合だった、と言えるように思います。
 このような敗戦は、選手にとってもサポーターにとってもダメージが大きいものです。ただ、だからと言ってネガティブになる必要も無いと思います。ペトロヴィッチ監督は「このようなゲームができるというのも、サッカーの醍醐味の1つ。見ている方にも、広島のようなサッカーを、素晴らしいゲームを見せられたのは、負けはしたものの、ポジティブに捉えたい」と語っていますが、それは決して負け惜しみではないことは敵将の「Jリーグ全体を通しても、今季一番見応えのある試合になった」と言う言葉からも分かると思います。この試合の広島は「盛り上げ役」になってしまいましたが、しかし前半に3点取ったこと、そして逆転されてからも点を取って追いすがった事は確かです。日本で一番面白い試合をしたこと、それができるクォリティのあるチームであるのは間違いありません。残念ながら上位はますます離れてしまいましたが、しかし優勝が遠ざかったからと言って諦めるのは許されない、と思います。この屈辱は、決して忘れてはいけないし、また教訓にしなければならない。セレッソにできたことが、広島にできないはずは無いわけで、どんなに苦しい状況になっても逆転を信じて戦うのがプロ、と言うものでしょう。選手も監督もあまりの結果にぼう然、と言う感じかも知れませんが、この悔しさは何度も何度も噛みしめなければならない。我々サポーターも含めて、この屈辱は必ず晴らさなければならない、と思います。

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2011/09/10

今日のC大阪戦

携帯サイトによるとペトロヴィッチ監督は西川の起用は明言したものの、李については状態を見極めるとのこと。昨日の練習では主力組でプレーしていたそうですが、その後の状態を見ながら判断することになりそうです。

 今日の試合会場は大阪長居スタジアムで、午後6時キックオフ。当日券は全種類あるようですが、カテゴリー4と5は残りわずかになっているそうですのでご注意下さい。またテレビ中継はスカパー!ch353(SD画質)とch616(HD画質)及びスカパー!e2のch301で放送予定となっています。今日はブログでの速報を行う予定ですので、スタジアムに行けない&TVを見れない方はそちらをどうぞ。

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2011/09/09

C大阪戦に向けて

代表ウィークが終わって明日からJリーグが再開しますが、サンフレッチェは明日アウェイでC大阪と戦います。
 初参加のACLでは見事ベスト8進出を勝ち取ったC大阪ですが、Jリーグはなかなか調子が上がらず現在12位となっています。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
3A ○3-1 広島  【C】倉田、清武、小松、【広】李
4H ●2-3 磐田  【C】キム・ボギョン、丸橋、【磐】金園、駒野、山田
5A ●1-4 神戸  【C】キム・ボギョン、【神】松岡、ポポ、朴、大久保
6H ○4-0 清水  【C】キム・ボギョン2、倉田、乾
19H ●1-3 鹿島  【C】乾、【鹿】田代2、小笠原
20A ○2-1 川崎F 【C】清武、倉田、【川】登里
21H △1-1 G大阪 【C】キム・ボギョン、【G】中澤
9A ●1-2 鹿島  【C】キム・ボギョン、【鹿】大迫、増田
22A △3-3 清水  【C】播戸3、【清】小野、高木、高原
23A ●1-2 横浜FM 【C】杉本、【横】兵藤、中村
24H ○3-1 浦和  【C】山口、扇原、倉田、【浦】高崎
 乾がドイツ・ブンデスリーガに移籍し、マルチネスとキム・ボギョンが怪我の治療のためチームを離れ、更に小松、高橋も負傷離脱するなど苦しいメンバー構成を強いられているC大阪。しかしその中で抜擢された若手の扇原、杉本、山口らが頑張り、ベテラン播戸や新外国人のファビオ・ロペスも噛みあって、何とか踏ん張っています。そして前節はその山口とのゴールで粘る浦和を振り切る等、やはり順位以上の力があることは明白。昨年以来、香川、家長、乾と次々と攻撃の核を失いながら、若手の成長で切り抜けてきたチームですから、ACLの準々決勝に向けて勝利で勢いをつけよう、と考えているのではないでしょうか?
 対するサンフレッチェですが、森崎浩が累積警告で出場停止となります。また李が今日の練習から合流するとのことなので、起用するかどうかは状態を見極めてからになりそうですが、ただ特に問題が無ければ先発で出るのではないでしょうか。と言うことで、私の予想は次の通り。
       西川

   森脇  森崎和  水本

     青山  中島

ミキッチ          山岸

    李     高萩

       佐藤)

SUB:中林、盛田、横竹、石川、服部、ムジリ、大崎
 10試合を残して首位と勝点差14、ACL圏の3位とも11差と厳しい状況にありますが、自分たちのサッカーを貫けばどんなチームにでも勝てるはず。良い形で打ってもゴールが入らない、と言う状況にありますが、これもいずれは好転すると信じて、勝利のみを目指して戦い抜いて欲しい、と思います。

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2011/09/08

怪我人の状況

怪我人情報ですが、新潟戦で負傷して劇場への「出演」も無かった森脇選手は、1週間ほどの静養を命じられたそうですがちょうどオフの期間だったため問題は無さそう。練習試合でプレーした高柳だけでなくトミッチもチーム練習には合流しているとのことで、リハビリ中で別メニューの井波と代表組以外は、元気に練習に参加している模様です。なおその代表組ですが、チームへの合流は明日になるとのこと。西川はともかく、2試合連続で先発し、しかもチャンスに決めれなかった李のメンタルが気になります。

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2011/09/07

W杯予選ウズベキスタン戦

昨日行われたW杯3次予選ウズベキスタン戦は、前半8分に失点したものの後半に追いつき、勝点1を獲得しました。日本代表のメンバーは、GK:川島、DF:駒野(→槙野82分)、今野、吉田、内田、MF:遠藤、長谷部、阿部(→清武HT)、FW:岡崎、香川、李(→ハーフナー65分)。阿部をボランチに起用し長谷部をトップ下に入れる、と言う新布陣でスタートした日本代表は立ち上がりからチャンスを作ったものの、8分にウズベキスタンのスローインからのクロスのクリアが小さく、ペナルティエリア内からダイレクトで蹴り込まれて先制点を許してしまいました。その後は日本がボールを支配し、ウズベキスタンがカウンターからチャンスを作る、と言う展開。日本は駒野の攻め上がりなどからチャンスを作ったものの李のシュートがポストに弾かれるなど運にも恵まれず、ウズベキスタンのリードで前半を折り返しました。

 後半に入るとザッケローニ監督は清武を投入。ウズベキスタンもバカエフに代えてトゥルスノフを入れて、激しい戦いが続きます。そして後半20分、長谷部の展開から内田が攻め上がり、クロスに岡崎が飛び込んで日本がようやく同点に追いつきました。この後、日本は香川の抜け出しやハーフナーのシュートなど決定機を作り、ウズベキスタンもシャツキフから何度かチャンスを迎えましたがいずれもGKがファインセーブで防ぎ、追加点の無いままに勝点1ずつを分け合いました。

 この試合のポイントは、阿部の起用だったと思います。本田不在で戦った北朝鮮戦では柏木を同じポジションで起用したものの、あまりうまく行かずに苦戦しました。また後半に入って長谷部がどんどん高い位置に進出することによりチームを活性化し、最後のぎりぎりのところでの決勝ゴールに結びつけました。従ってこの試合では最初から長谷部をトップ下に入れて攻撃の指揮を執らせ、また守備の強い阿部を入れることでウズベキスタンの攻撃を食い止めよう、と言う意図だったのだろうと思います。ところがこのぶっつけ本番の布陣は機能せず、むしろ中盤の混乱によりゲインリヒやバカエフに自由にさせ過ぎたように思います。もともと力のあるウズベキスタンがホームゲームでしっかりと自分たちのサッカーをやってきた事が主要因ではあったと思うのですが、それ以上に日本側の(珍しく)出来の悪さが苦戦の原因だった、と言えるでしょう。そしてそんな中でも相手を崩し、決定的チャンスを作ったにも関わらず決めれなかったのは痛かった。特に李は北朝鮮戦ほどの動きはできなかったにも関わらず2度も決定的なチャンスを外したのは、チームでの不振をそのまま引きずっていたと言えるかも知れません。これが原因で外される、と言うことはないと思いますが、代表での地位確立のためには今後の数試合でぜひとも1、2点は取りたいところ。そのためにもまずはチームでの得点量産を期待したい、と思います。

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2011/09/06

吉備国際大、広島修道大との練習試合

昨日、サンフレッチェは大学生との30分×2の練習試合を2試合行い、いずれも7-1で勝ちました。まず吉備国際大と対戦したチームのメンバーは、GK:原、DF:西岡、丸谷、盛田、MF:石川、鮫島、野津田、清水、森崎浩、FW:大崎。前半3分に失点したものの11分に森崎浩が同点ゴール。続いて29分に西岡、37分に森崎浩が得点すると、その後大崎が4点取っています。見に行った人の話によるとDFラインが怖かったそうですが、それ以上に注目は長期離脱していた高柳がフル出場した、と言うことではないでしょうか?

 続いて行われた広島修道大との試合のメンバーは、GK:中林、DF:横竹、森崎和、水本、MF:ミキッチ、中島、青山、服部、ムジリ、高萩、FW:寿人。得点は前半のうちに寿人が3得点。後半8分に失点したものの、その後高萩の3ゴールと中島のゴールで突き放しています。次節は森崎浩が出場停止なので、この試合で出た中盤の4人(と李)がポイントになるはず。残り4日間でしっかり調整して欲しい、と思います。

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2011/09/05

天皇杯1回戦

週末に各地で天皇杯の1回戦が行われました。広島県代表の広島経済大学は石川県代表のツエーゲン金沢と福山で対戦しましたが、前半28分と32分に平林に決められ2点のリードを許して折り返すと、後半8分に3点目を失い、更に後半ロスタイムに2点取られて0-5で敗れました。(因みに久保はベンチスタートで、後半36分からの登場だった。)この結果、サンフレッチェの天皇杯初戦となる2回戦はツエーゲン金沢との対戦となりました。

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高円宮杯PL広島観音戦

昨日行われた高円宮杯プレミアリーグウェストの第10節で、サンフレッチェユースは3-0で広島観音高を破り首位をがっちりとキープしました。携帯サイトによると、先制点は前半3分。越智のシュートのこぼれを野口が押し込みました。そして後半に入って藤井が左サイドから切れ込んで強烈なシュートを叩き込むと、最後は森保の左からのクロスにダイビングで飛び込んで決めて、粘る広島観音高を突き放しました。第10節の試合結果と順位表は次の通り。
【第10節】
富山第一高 1-1 東福岡高
名古屋U18  2-0 福岡U-18
広島観音高 0-3 広島ユース
京都U-18  1-1 愛媛ユース
C大阪U-18 4-0 立正大淞南高

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース  9   0   1    27   +22
2 京都U-18   6   3   1    21    +8
3 C大阪U-18  6   2   2    20   +10
4 名古屋U18   5   2   3    17    +8
5 福岡U-18   3   3   4    12    -3
6 愛媛ユース  3   3   4    12    -4
7 東福岡高   3   3   4    12    -4
8 富山第一高  3   1   6    10    -6
9 広島観音高  2   1   7     7   -12
10 立正大淞南  1   0   9     3   -19

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2011/09/04

女子代表韓国戦

昨日、ロンドン五輪予選の第2戦を戦った女子代表は、韓国の粘りに苦戦しながらも2-1で逃げ切り、勝点6でトップに立ちました。W杯以来久々にベストメンバーを組んだ女子代表は、序盤は自在にパスを繋ぎ、またこぼれ球をことごとく拾って韓国を圧倒。その流れから前半10分に宮間のFKから阪口が頭で決めて先制点を奪いました。ところがその後は韓国に徐々に押し返され、30分には池笑然にミドルを決められて同点に追いつかれてしまいました。しかし前半ロスタイム、澤が左サイドでキープすると中央へのパス。これを川澄が繋いで最後は大野が決めて、1点リードで前半を折り返しました。そして後半に入ると、韓国が運動量で上回り日本を圧倒。日本はボールキープもままならず、DFラインではね返すのがやっとと言う状態で我慢の時間が続きました。しかし全員の力で耐えると永里優の突破や前線の時間稼ぎで時計を進め、そのまま勝利しました。

 立ち上がりにほとんど相手に攻撃機会を与えずに先制点を奪った時には、さすが世界一のチームは違う、と思ったものです。若い選手の多い韓国は雰囲気に飲まれていたか、そのまま行けば日本が何点取るか分からない、と言う感じでした。ところが試合が落ち着き同点ゴールが生まれると、その後はほとんどの時間帯が韓国のペース。途中から運動量が落ちた日本は、なかなか流れを取り戻すことができませんでした。ただ、そんな中でも良い時間帯に勝ち越しゴールを決め、その後も押し込まれながらも逃げ切った戦いぶりは「さすがチャンピオン」と言えるかも。特に終盤、みんなが苦しい時にしっかりとボールをキープし味方に繋いだ澤の動きと、カウンターとボールキープで後ろを休ませた永里優や大野の働きは秀逸だった、と思います。内容よりも結果が必要な五輪予選。しかも過密日程で戦わなければならない中で、しっかりと勝点3を取ったと言うことは価値が大きいと思います。次はまたもや中1日で、しかも相手はタイから6点を取って勝ったオーストラリアになりますが、頑張って欲しいと思います。

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2011/09/03

W杯予選北朝鮮戦

昨日から始まったW杯ブラジル大会アジア3次予選で、日本代表は後半ロスタイムの吉田のゴールで北朝鮮を振りきり、白星スタートを切りました。日本代表のメンバーは、GK:川島、DF:駒野、今野、吉田、内田、MF:遠藤、長谷部、柏木(→清武60分)、FW:李(→ハーフナー70分)、岡崎、香川。立ち上がりはやや硬さがあったかミスが目立ち、前半3分には自陣で駒野が足を滑らせたためチョン・イルグァンに決定的なシュートを打たれる(ファウルの笛が鳴ったが)と言う場面がありましたが、日本が落ち着きを取り戻してパスを回し始めるとその後は圧倒的に支配します。前半24分には李のパスを受けた柏木が初シュート。32分には柏木のクロスに李が頭で合わせましたが、コースが甘くGKにキャッチされます。33分の香川のシュートは右に外れ、前半ロスタイムにも柏木が決定機をつかみましたが、右足からのシュートはまたも大きく上に外れます。日本はチャンスは作るものの北朝鮮の守りは堅く、0-0で前半を終了しました。

 後半は長谷部の攻撃参加や香川が中に切れ込むシーンが増えたものの流れは変わらず、ザッケローニ監督は清武を投入して香川をトップ下に据えて攻撃を再構築します。また後半25分にはハーフナーを投入すると、北朝鮮に疲れが出てきたこともあって何度も相手ゴールに迫ります。後半29分には長谷部のドリブルからハーフナーが右足で狙ったもののボールはバー直撃。35分にはショートコーナーから香川のクロスに岡崎が合わせますが、GKのスーパーセーブに防がれます。また45分の内田のシュートは枠を大きく外れ、48分の今野のシュートはまたもやバーに弾かれます。更に49分には香川のバックヘッドがGKに弾かれてしまいましたが、その直後のショートコーナーから長谷部の戻しを清武がクロス。これを吉田が頭で叩き込んで、やっとのことで得点を奪って勝利しました。

 W杯本大会でベスト16に進出し、アジアカップを制した日本は「強豪」と認識されるチームになりました。一方の北朝鮮は久々にW杯に出たものの3連敗。その後は繋ぐサッカーへの転換を図っているとのことでしたが、今回はアウェイゲームだと言うことを考えて「引き分け狙い」の戦いを選択し、その意図はほぼ九分通り成功していた、と言えます。ただ、そんな流れでも最後に勝ってしまうのが本当に強いチームと言うもの。日本がジャブを打ち続けるように何度も攻撃を繰り返し、終盤には長谷部や香川、清武らが後ろから飛び出して相手守備陣にプレッシャーをかけ続けたことで、北朝鮮の鉄壁の守備にもほんのわずかの隙ができた、と言うことだと思います。絶対に勝たなければならない、と言う気持ちでチームが一つになって、ロスタイムに猛攻を繰り返し、そしてショートコーナーで変化をつけてついに奪った決勝点は、日本代表の力の証明、と言って良いのではないでしょうか?

 ところで本田圭祐を欠く日本代表は柏木をトップ下に起用しましたが、プレースタイルの違いは明らかで、その点でフィットしていなかったように思います。少なくとも柏木の特徴が他の選手と噛み合っていると言う感じではなく、むしろ長谷部や香川、岡崎らとのポジションチェンジがうまく行っていなかった、と言う印象を受けました。また李も混雑の激しいゴール前で良く頑張っていたとは思うのですが、味方をうまく使って自分がシュートを打てる場所でボールをもらう、あるいはシュートを打つスペースを作る、と言うことができませんでした。従って2人とも後半途中で交代になったのは仕方がなかったとは思うのですが、ただそれも相手との関係や味方とのコンビネーションによるわけで、次のチャンスもきっとあるだろう、と思います。次は中3日でアウェイのウズベキスタン戦となりますが、厳しい条件を乗り越えて結果を出して来て欲しい、と思います。

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2011/09/02

女子代表タイ戦

昨日、女子代表がロンドン五輪予選の初戦を戦い、タイに3-0で勝って幸先良いスタートを切りました。今回の予選は11日間で5試合を戦うと言う過密日程のため、初戦は主力の多くを温存。若手中心のメンバーだったと言うことで、前半は守りを固めるタイに苦戦しました。しかし後半の頭から宮間を投入すると、後半16分に川澄のゴールでようやく先制。続いて後半30分にはCKから田中が蹴り込み、後半終了間際には大野の突破からオウンゴールを導いて3-0で勝ちました。ワールドカップで世界一となった女子代表ですが、アジアでの戦いはまた別の難しさがあるのは誰でも知るところ。特にかつてはトップクラスの力を持っていた中国や、W杯でベスト8入りしたオーストラリアなどライバルも多く、過密日程と合わせて何が起きるか分からない、と言う怖さがあります。そんな中で他よりも力が落ちるタイが相手と言うことで、主力を温存すると言う選択は当然とも言えますが、しかし逆にここで落としたら非常に苦しくなる局面でもあったわけです。従って宮間を起用せざるを得なかった、とは言えここで勝利を収めたことは、勝ち抜きに向けて大きく前進することができた、と言えるのでは無いでしょうか?

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2011/09/01

アシスト2011夏号

先月半ばに発売された「Assist」2011夏号を紹介します。

 最初の記事は、森崎兄弟のインタビュー。苦しい病と二人で戦い、乗り切ってきた広島の至宝が、広島について、またお互いについて、お好み焼きを食べながら語り合っています。これに続くのは、サンフレッチェの選手たちのプライベートライフの様子。選手の間で大流行中だと言う釣りの様子や、大崎選手の部屋の中の紹介、清水選手のバッグの中身拝見、中島選手にアドバイスをもらう「ゴールドマンにきいてみよう!」と言う記事が掲載されています。

 「ミキッチ×サムライ」と言う記事では、映画「ラストサムライ」に憧れていたと言うミキッチ選手が、甲冑を纏って撮影しています。(この様子はスカパー!の「サンフレッチェTV」でも取り上げられています。)ちょうど真ん中のページでは、「GO!GO! V-POINT」で人気グッズを紹介。「ZOOM UP」では佐藤寿人選手がDIMIO 13-SKYACTIVを紹介しています。中野和也さんの「アウェイ見聞録」は、川崎戦に絡んだ関東編。「あの頃、僕は」では西川選手が大分時代を振り返っています。「サンフレ選手訪問記」では、森脇選手と石川選手が緑井の「ダイニングミズキ」を紹介しています。

 サンフレッチェの木本トレーナーが、「体幹トレーニング」を紹介する記事の後ろでは、高円宮杯を戦うユースを紹介。また今年度から寮長に就任した中山さん夫妻にインタビューしています。

 サンフレッチェアシストマガジン「Assist」は定価350円。V-POINT等のほか、e-VPOINTなどでお買い求め下さい。

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