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2011/07/10

女子W杯ドイツ戦

日本女子代表なでしこジャパンは昨日(日本時間今日早朝)ウォルフスブルグで女子W杯の準々決勝を戦い、延長の末ドイツを下して初めてのベスト4となりました。試合はフィジカルに勝るドイツに対して日本は速いパスワークで対抗。なるべく接触を避けるようにしたい日本に対してドイツは身体を寄せて自由にさせない、と言う戦い方で来ました。そして両者とも何度か良い形を作ったものの守備の集中が高く、得点の無いままに延長戦に入りました。そして延長後半3分、澤が思い切って裏に出したパスに丸山が走り込み、ペナルティエリア右の角度の厳しいところから思い切ってシュート。これが見事にファーサイドのネットに突き刺さります。その後ドイツは王者のプライドに賭けて攻め込んできましたが、日本はチーム全員が身体を張って得点を許さず、そのまま逃げきりました。

 FIFAランキング1位のドイツに対してランキング4位の日本の対戦、と言う事で、この試合は非常にレベルの高いものだったと思います。両チームともにしっかりした技術を持っていましたし、120分を通して集中を切らさず戦い抜きました。そんな試合で日本が勝てた要因はいろいろあると思いますが、私は澤の存在を挙げたいと思います。メキシコ戦ではハットトリックを決めた澤でしたが、本来の役割は中盤の底で相手の攻撃の組み立てを寸断する事と、こちらの攻撃の起点になること。そしてこの試合では、この両方の役割を十分に果たしていました。特に決勝点のシーンは岩渕と重なりながらもしっかりと前を向いて、ボールを奪いに来ていたDFを裏返す素晴らしいパスを供給していました。途中出場の役割を果たすべく全力のスタートを切っていた丸山も素晴らしかったのですが、何よりもそれは澤を信じていたからこそ。延長前半に足を痛め、その後も時々顔をしかめていた澤にとっては、渾身の一発と言うところだったのではないでしょうか?世界チャンピオンにして地元のドイツを下す、と言う金星を挙げた「なでしこ」たちですが、しかし目標はあくまで優勝。あと2試合を力の限り戦って、新たな日本女子の歴史を作って欲しいと思います。

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