« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »

2011/07/31

第19節清水戦

昨日ビッグアーチに16,816人を集めて行われたJリーグ第19節清水戦は、久々に完璧な戦いぶりを見せて4-0で快勝。順位も暫定ながら6位に戻しました。
 ナビスコ杯川崎F戦で退席処分を受けたペトロヴィッチ監督はスタンドから見守り、横内コーチが指揮を執って次の布陣で戦いました。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     中島 森崎浩(→青山77分)

ミキッチ          服部
(→石川83分)
    李     高萩

       佐藤(→ムジリ83分)

SUB:中林、横竹、丸谷、大崎
 対する清水は、GK:碓井、DF:ボスナー、平岡、太田、MF:山本真(→岩下HT退場88分)、アレックス、村松、小野(→杉山57分)、FW:高木、大前、高原(→永井70分)、と言う布陣でした。立ち上がりから積極的に攻めたのは広島で、0分にはいきなり森崎浩がファーストシュートを放ち、1分には服部が質の高いクロス。2分にはロングボールで飛び出したミキッチがヒールで相手に当ててCKを取ります。そして4分、森崎浩のCKはDFがクリアしたもののこぼれを繋いで森崎浩がファーサイドへ。胸で受けた盛田が持ち込んで打ったシュートはGKに防がれたものの詰めていた李が押し込み、あっという間に広島が先制点を奪いました。
 この後は清水にボールを支配されたものの、広島は後ろにブロックを作ってシュートを打たせない守備をします。また清水が前からプレスをかけてくるものの落ち着いてボールを繋ぎ、しっかりとビルドアップしてチャンスを作ります。10分には高い位置で李がボールを奪って攻め上がり、12分にはCKから森崎浩がシュートを打って清水守備陣を揺さぶります。25分にはカウンターから高萩が持ち上がり、フリーで受けた李がニアサイドを狙ったもののGKが好セーブ。その後も26分の盛田のヘッド、31分の高萩のシュートなど次々と好機を作ります。そして39分、カウンターから高萩が左に展開すると服部が素晴らしいクロス。ジャンプした寿人の頭はわずかにかすっただけでしたがその先にいたボスナーの胸に当たってゴールに転がり込み、広島がここ数試合なかなか取れなかった追加点を奪うことができました。更にその後も40分の李のポスト直撃のシュートや41分の波状攻撃などチャンスを作りつつ、前半を折り返しました。
 後半に入るとゴドビ監督は岩下を入れて平岡を右SBに出し、立て直しを図ります。しかし4分には平岡のクロスをカットした森崎和がそのまま持ち上がると、囲まれて倒されながらも寿人にパスするなど魂のプレーを見せます。また6分には中島がペナルティエリア内でボールを奪われ、小野が反転してシュートしましたが西川が飛び出してピンチを逃れます。9分にはミキッチが2人に囲まれながらも強引に突破し、クロスを高萩がフリーでシュートしたもののGKがスーパーセーブ。17分にはクロスに寿人が左足で合わせましたが枠を捉えることができず、24分には大きな展開の連続から森脇が飛び込みましたがこれも枠を外します。清水は次々と選手を入れ替え、アーリークロスを放り込んできますが、ゴール前に西川と盛田が立ちはだかります。広島はカウンターからチャンスを作り、39分には高萩が強烈なシュートを放ったもののGKに弾かれます。そして後半40分、服部からのボールを李がキープして軽く裏に出すと、ムジリが全くのフリー。ムジリはワンテンポ置いてタイミングをずらすと隙間を狙ってシュートをねじ込み、決定的な3点目を奪います。ロスタイムには高萩のスルーパスで抜け出した服部がDFとGKの間を狙ってクロスを入れ、これをファーに走り込んだ李が決めてダメを押しました。
 夏場に入って身体的・精神的な疲労から思うようなサッカーができなかった広島は、リーグ戦は4試合連続勝ち無しが続き、ナビスコ杯も敗退が決まってしまいました。その中では監督の怪我によるリタイアや不当なジャッジもありましたし、こぼれ球が相手に転がるなどこれでもか、と言うぐらい不運が続いていました。良いサッカーができていても結果が出ない、結果が出ないからサッカーも悪くなる、と言う「負のサイクル」に入り込む寸前の、危機的な状況にあったと言っても良いでしょう。しかしそんな中でも少しずつ流れが変わってきていたのは、名古屋戦からだったと言えます。この試合は敗れたとは言え内容的には悪くなく、しっかりと広島らしいサッカーが表現できていました。また川崎F戦も同様で、運の巡り合わせ次第では2連勝しても不思議では無かった、と思います。それらの積み重ねがあったこと、とりわけ5年間作り上げてきたサッカーに対する確固とした信頼があった事。その上、これまでベンチスタートが多かった高萩や服部がしっかりと彼ららしいプレーを見せたことが、この試合の「運」を呼び込み、勝利に繋がったと言えるでしょう。これまでいくつもの壁を乗り越えてきたサンフレッチェでしたが、ここでまた一つ壁を乗り越え、チームとして成長したと言って良いのではないでしょうか。
 ただそうは言っても、まだ1つ勝っただけだと言うことも忘れてはなりません。6位に上がったと言っても首位の横浜FMとの勝点差は11。残り15試合と言う状況を考えれば、これ以上離されるわけにはいきません。暑さのピークは越えたかも知れませんが、しかしまだまだ蒸し暑い気候は続きます。休みらしい休みはW杯予選で1週間空く9月上旬まで無く、それまでは4週間で5試合の過密日程が続きます。これをチーム全体の力で乗り越えてこそ、今季の目標であるタイトルが見えてくる、というもの。好転した流れを本物のものにするためのも、次の試合がこれまで以上に重要なものになる、と言えるのではないでしょうか。

試合経過 前半 後半
日刊スポーツスコア速報
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

|

2011/07/30

今日の清水戦

「ホットニュース」によると、ペトロヴィッチ監督は「なかなか結果はついてこないが、ここ2試合は素晴らしい内容のゲームができていた。それを続けていくだけだ」と語っています。このところアンラッキーが続いていますが、そう言う運・不運はいずれは好転するはず。今日は良い結果が待っている、と信じて戦い抜いて欲しい、と思います。

 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、U-13,14,15による「サンフレッチェカップ」は1時から、U-9は2時半から、「フォリアチャレンジカップ」は5時15分ごろから行われます。メイン側おまつり広場では、「世羅町フレンドリータウンPRブース」は3時からで世羅っとした梨ランニングウォーター、ブルーベリー、世羅町内牧場のジェラートなどを販売します。また「TJ Hiroshimaブース」ではTJ Hiroshima 8月号の「サンフレッチェ広島バージョン」を特別に販売します。更に「広島にサッカースタジアム建設を要望する署名活動」「ガラポン抽選会」「応援メッセージ記入コーナー」「フェイスペイント」「バルーンアート」も行われます。

 先着プレゼントは「サンフレッチェ広島オリジナルうちわ」を2,000名様に。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、青山選手のプレミアム選手カードです。試合会場限定グルメは、豚の冷しゃぶ、錦糸玉子、もみじおろしを添えた「茶そば」を500円で限定320食提供。森崎兄弟の「選手丼」(親子丼650円としらす丼700円)は今日が最終日となりますので、まだ食べていない方はお忘れなく。

 テレビはスカパー!のch184(SD画質)とch194(HD画質)、及びスカパー!e2のch804で生中継が予定されています。ブログでの速報は今日もできないと思いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報などをご覧下さい。

|

2011/07/29

清水戦に向けて

暑く苦しい戦いが続いた7月の「Hot6」も今週末がフィナーレ。サンフレッチェはJリーグ第19節を、ホームで清水エスパルスと戦います。
 主力メンバーが大きく変わったため序盤戦は苦戦し6試合で1勝しかできませんでしたが、ゴドビ監督の戦術が浸透するにつれて徐々に勝点を積み重ね、気付いてみれば広島よりも勝点1多く順位も7位に上がっています。前回の対戦以降の公式戦の成績は次の通り。
9H ●0-1 広島  【広】ムジリ
10A △1-1 名古屋 【清】アレックス、【名】玉田
11H ●1-5 神戸  【清】高原、【神】大久保2、都倉2、ボッティ
12A ○4-1 大宮  【清】アレックス、高原2、辻尾
13H △0-0 磐田
N1A ●0-1 甲府  【甲】ハーフナー
14A △2-2 G大阪 【清】太田、大前、【G】アドリアーノ、宇佐美
15H ○2-1 山形  【清】高原、アレックス、【山】大久保
16A ○3-1 浦和  【清】ボスナー2、高原、【浦】梅崎
17H ●2-3 川崎F 【清】アレックス、小野、【川】稲本、山瀬、小林
18H ○1-0 仙台  【清】アレックス
2H △0-0 鹿島
3A ○2-1 甲府  【清】小野、大前、【甲】パウリーニョ
4A △0-0 仙台
5H ○2-1 新潟  【清】小野、高原、【新】石川
6A ●0-4 C大阪 【C】キム・ボキョン2、倉田、乾
N1H ○2-0 甲府  【清】小野、高木
 前節は立ち上がりのチャンスを生かせず、セットプレーとカウンターから失点を重ねて後半だけで4失点し、7月初の黒星を喫しました。しかし一昨日のナビスコ杯1回戦のリターンマッチでは初めて3バックにするなど新しい布陣を試してまずまずの手応えを得ると、後半からいつもの4バックに戻して2点を奪って2試合トータルで逆転し、2回戦進出を決めました。前回の対戦ではチームとしての完成度の差を見せつけて広島が「日本平のジンクス」を振り払う勝利を挙げましたが、明日の清水は全く違うチームとなった姿を見せるはず。清水とは逆に7月は1勝しかできていない広島が相手と言うことで、アウェイながら勝点3を狙ってくるに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、携帯サイトによるとムジリは怪我をしているようで明日の出場は微妙。またベンチスタートだったミキッチ、山岸、森崎浩も途中からプレーしているので、十分に休めたとは言えません。ただその一方で、川崎F戦では高萩、石川、服部が好プレーを見せるなど収穫もありました。従って明日はこれらの選手の中から、ベストと考えられるメンバーを並べて戦うことになりそうです。と言うことで、私の予想は次の通り。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     中島 森崎浩

ミキッチ          服部

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、横竹、青山、丸谷、石川、山岸、大崎
 川崎F戦で不当なジャッジで退席となったペトロヴィッチ監督は明日はベンチ入りできず、再び横内コーチが指揮を執る事になります。選手達から父親のように慕われる監督がいない事による影響の大きさは、柏戦や福岡戦で体験済み。従って明日もまた厳しい戦いになることが予想されますが、しかしこの2試合と違ってペトロヴィッチは観客席から見守ることになるはずです。苦しいチーム状況から逃れるためには、まずは自分たちで立て直すこと。今まで自分たちが積み重ねてきたサッカーを信じて戦えば、きっと結果は付いてくるはずです。明日は監督とサポーターが安心して見ていられるような試合展開で、1ヶ月ほど続いている勝ち無しの状況を打ち破って欲しいと思います。

|

日本代表候補に4人選出

日本サッカー協会は昨日8/1〜3に札幌で行うトレーニングキャンプの日本代表候補を発表し、広島からは李、西川、森脇に加えて青山が初めて招集されました。今回招集されたのは次の23人。
【GK】東口(新潟)、西川(広島)、権田(FC東京)
【DF】岩政、西(鹿島)、今野(FC東京)、栗原(横浜FM)、
    森脇(広島)、太田(清水)、鈴木(新潟)、酒井(柏)
【MF】藤本、永井(名古屋)、増田(鹿島)、谷口(横浜FM)、
    青山(広島)、柏木、山田直、原口(浦和)、
    清武(C大阪)、東(大宮)
【FW】李(広島)、ハーフナー(甲府)
 キリンカップの代表のうち海外組は選ばれず、今回は国内組のみ。またスルガ銀行杯を戦う磐田からも選出も無いので、続けて選ばれているのは東口、西川、今野、栗原、森脇、李の6人だけとなっています。特に青山やU-22代表組など初選出が8人もいるのが特徴で、ザッケローニ監督としては選手層を厚くすることを最大の目標としているのではないでしょうか?

|

2011/07/28

ナビスコ杯1回戦2nd leg川崎戦

昨日等々力で行われたナビスコカップ1回戦の2nd legは1-3で敗れ、悔しい1回戦での敗退となってしまいました。
 ムジリは遠征に参加せず、ミキッチ、山岸、森崎浩、盛田がベンチスタート。その一方で高萩、石川、服部、横竹が先発して、以下のメンバーで戦いました。
       西川

   森脇  森崎和  横竹(→ミキッチ64分)

     中島  青山(→森崎浩58分)

石川            服部(→山岸60分)

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、盛田、丸谷、大崎
 対する川崎Fのメンバーは、GK:相澤、田中、井川、菊地、小宮山、MF:田坂、大島(→福森89分)、山瀬、登里(→久木野70分)、FW:ジュニーニョ(→楠神70分)でした。序盤から積極的に行ったのは広島で、速いパスを繋いでチャンスを作ります。2分にはペナルティエリア内からの李のクロスに寿人が飛び込んだものの届かず、7分には高萩のスルーパスで李が抜け出そうとしたもののファウルで止められます。逆に10分、川崎の速攻から右サイドでフリーになった田中がシュート。西川が弾いたもののこれがちょうど小林の前に転がって押し込まれ、痛い先制点を与えてしまいました。
 その後やや川崎の時間帯が続きましたが盛り返し、20分には高萩のチャレンジから波状攻撃を仕掛けて最後は青山がミドルで狙ったもののGKがキャッチ。28分には寿人のスルーパスで抜けた服部がGKとDFの間にクロスを入れましたが誰も触れず、その1分後にもロングパスで抜け出した寿人が井川と競りあいながらシュートしましたが、強く打てずにGKが抑えます。そして39分、DFラインで高萩のパスを受けた寿人がうまく反転して前を向いてシュートを決めて、前半のうちに広島が追いつきます。その後ロスタイムには川崎に危ないシーンを作られたものの凌ぎ、同点でハーフタイムを迎えました。
 後半は4分に登里に危ないシュートを打たれたものの、6分には服部のクロスで飛び出した寿人が左足で合わせたもののわずかに外。その直後にも服部のクロスに寿人が頭で合わせましたが、相澤のスーパーセーブに防がれます。更に7分にも石川の切れ込みから服部のクロスに寿人が合わせたましたが、またしても相澤が立ちはだかります。そして後半8分、カウンターから攻め上がった登里のシュートをカズがいったんはブロックしたものの、こぼれ球を押し込まれて川崎が追加点。更に16分には登里のスルーパスで抜け出した小林に決められて、リードは2点に広がってしまいました。
 その後広島はミキッチを投入し、森脇を左サイドに回して攻撃の姿勢を強めます。後半20分にはミキッチのクロスを李がスルーし高萩がシュートしましたが目の前のDFがブロック。25分には寿人のポストから高萩がシュートしたものの枠外。27分にはミキッチの突破を小宮山が肘打ちで止めましたがお咎め無しに終わり、その直後のFKのチャンスもモノにできません。32分には小宮山が手でボールを抱えてボールをキープしたにも関わらずファウルにならず、逆にタックルで止めた高萩にイエロー。しかもペトロヴィッチ監督が勘違いで退席処分を受け、キャプテンとして抗議した寿人にまでイエローが出されます。その後カウンターから危ないシーンを作られたものの西川が立ちはだかり、42分にはCKから高萩のヘッドは枠を捉えていましたが相澤が横っ飛びで防ぎます。またロスタイムには森脇の上がりから決定的なシーンを作りましたが相澤がセーブ。最後には右サイド高い位置でフリーになったミキッチが柔らかなクロスを入れたもののGKが抑え、ロスタイムの7分を生かすことはできませんでした。
 名古屋戦からメンバーを入れ替えた広島と、怪我人続出で若手を起用した川崎。どちらもメンバー的にはいわゆる「レギュラー」ではありませんでしたが、しかし試合はどちらも持ち味を出したエキサイティングなものだったと思います。特に両チームのGKが大当たりで、そう言う意味では良い試合でした。失点シーンは1点目も2点目もこぼれ球が相手に転がったのに対し、こちらのビッグチャンスはすべてGKに止められこぼれてこなかった、と言うのも不運と言えば不運。今年のナビスコ杯は勝ち抜くターンでは無かった、と諦めて、リーグ戦に向けて気持ちを切り替えるしかないでしょう。むしろこの日のように良く動いてしっかりと自分たちのサッカーをやり抜けば、結果は必ず付いてくるはず。やっていることに対する確信を失わず、チーム全員が団結して戦い抜くことが最も重要だと思います。
 ただ一方で、この好ゲームの気分をぶち壊したのはまたしても審判でした。小宮山のハンドを見逃したことも許せないのですが、それ以上におかしかったのはペトロヴィッチ監督の退席処分。このシーンはたまたま撮っていた映像がYouTubeに出ているのですが、第4審の足に当たって転がったボトルを川崎の誰かが「ペトロヴィッチ監督が蹴った」と言ったのを真に受けて、確認もせずに退席を命じています。川崎の選手の二つの卑怯な行為も許せないのですが、それ以上に許せないのは確認を怠った審判団だと言えます。せっかくの好ゲームを後味の悪い事にしたと言うことは、ぜひとも反省して欲しいものです。C大阪戦の退場処分と言い、なかなかPKを取ってもらえない事と言い、このところ不運が続くサンフレッチェですが、悪い事ばかりが続くことは無いはず。次こそは運が巡ってくると信じて、応援したいと思います。

日刊スポーツスコア速報
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

|

「東北人魂広島プロジェクト」Tシャツ

先日紹介した「東北人魂 広島プロジェクト」にSANFRECCE Diaryとして協賛します。ロゴデザインはこちらで、MサイズとLサイズを各10枚とXLサイズを5枚注文しました。配布は実費で、送料別で1500円にするか、送料込みで2000円(因みにプロジェクトでは2000円で販売することを推奨しています)にするかは検討中。8月に入ってからTシャツ制作に入るそうで、3週間で届くらしいので詳細はその頃改めてお知らせします。

|

2011/07/27

今日の川崎F戦

昨日のUSTREAMでの中野和也さんによると、前日練習ではいつもよりもしっかりとトレーニングしていた、とのこと。ペトロヴィッチ監督も「選手たちがそれほど疲れているとは思っていない」と語っているので、今日は人もボールも動く広島らしいサッカーを見せてくれるのではないでしょうか?対する川崎Fですが、離脱者の状況は不明ながら若手中心で来る可能性が高そうです。

 今日の試合会場は等々力競技場で午後7時キックオフ。テレビはフジテレビNEXT(スカパー!ch704(SD画質)とスカパー!ch613(HD画質)及びスカパー!e2のch306)で生放送が、またフジテレビONEで深夜11時50分から録画放送が予定されています。今日も仕事の関係でブログの速報はできませんので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は携帯サイトの速報などをご覧下さい。

|

クラセン敗退

昨日行われたクラセンのグループリーグ第3戦でサンフレッチェ広島ユースは鹿島ユースに0-3で敗れ、勝点6でグループ2位に終わりました。この結果ノックアウトラウンド進出は2位チームの間の成績で決まることになりましたが、勝点6のチームが4チーム並んだ中で得失点差が+17の神戸U-18(因みにこのグループは、松本山雅U-18が何と得失点差-35)と+4の東京Vユースが上回り、得失点差が+2だった広島ユースは悔しい敗退となりました。

|

2011/07/26

川崎F戦に向けて

明日はナビスコ杯1回戦の2nd legとして川崎F戦がアウェイで行われます。
 第11節から8試合連続負けなしで走っていた川崎Fですが、7月以降は勝ったり負けたりで現在4位にいます。前回の対戦以降の戦績は次の通り。
16H ○2-0 広島  【川】矢島、菊地
17A ○3-2 清水  【川】稲本、山瀬、小林、【清】アレックス、小野
18A △2-2 鹿島  【川】田中、小林、【鹿】田代、中田
2A ●1-2 横浜FM 【川】柴崎、【横】大黒、渡邉
3H ○3-2 福岡  【川】稲本、中村、ジュニーニョ、【福】岡本2
4A ●0-2 浦和  【浦】原口、永田
5H ○3-2 柏   【川】矢島、小林、ジュニーニョ、【柏】OG、レアンドロ・ドミンゲス
6A ●0-1 新潟  【新】ブルーノ・ロペス
 中村、稲本が体調不良で休んでいる上に矢島と柴崎も怪我で欠場。更に井川も出場停止と言うことで苦しいメンバー構成を強いられる中、ジュニーニョや山瀬がチャンスを作ったものの攻めきれず苦手・新潟にまたしても勝つことができませんでした。明日はどれだけのメンバーが戻ってくるか分からないのですが、しかし引き分けでも勝ち抜けが決まると言うことを考えるとあまり無理はしてこないはず。レギュラーが揃う守備陣を広島がどう崩すか、そして高い能力を持つ川崎F攻撃陣の速い攻撃をいかに抑えるか、が明日のポイントになるのではないでしょうか?
 対するサンフレッチェですが、1st legは出場停止だった森脇は出場可能で、他の選手にも特に離脱者はありません。連戦が続いていることを考えると多少のメンバーの入れ替えはありえますが、しかし昨年目の前で逃したナビスコ杯を取るためには絶対に負けられない試合と言うことを考えると、ベストメンバーで戦う可能性が高そうです。と言うことで、私の予想は次の通り。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     中島 森崎浩

ミキッチ          山岸

    李    ムジリ

       佐藤

SUB:中林、横竹、石川、丸谷、青山、服部、高萩
 ここ4試合の成績が1分け3敗と不調のどん底にいるサンフレッチェ。また相性の悪い川崎Fとの等々力での対戦、などネガティブな材料に事欠きませんが、ただこの間ジャッジに恵まれなかったり監督が離脱したりと不運があったのも確か。また名古屋戦では敗れたとは言え内容的には悪くないサッカーができているので、このまま行けばきっと運は巡ってくるはずです。明日は自分たちの力を信じて戦って、ナビスコ杯制覇のために前進して欲しいと思います。

|

2011/07/25

クラセンU-18開幕

土曜日から「adidas CUP 2011 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会」(通称クラセン)が開幕し、C組の広島は2連勝で首位に立ちました。

 まず7/23に行われたグループリーグ初戦のC大阪U-18戦は野津田の2点と末廣の得点で3-0で勝ち、一週間前の高円宮杯PLの雪辱を果たしました。続く7/24の第2戦はアビスパ福岡U-18と対戦し、前半に三苫に先制ゴールを許したもののその後、越智、森保、平田のゴールで逆転し、3-1で勝ちました。なお、このグループは勝点6の広島を勝点4の鹿島ユースが追う展開。ノックアウトラウンド進出のためには1位抜けか2位の中の上位2チームに入らないといけないため、次の試合は勝つか引き分けで終わりたいものです。グループリーグ最終戦の鹿島ユース戦は、前橋総合運動公園で午後3時キックオフです。

|

2011/07/24

第6節名古屋戦

昨日アウェイで行われた第6節名古屋戦は、李のゴールで先制したもののセットプレーなどで3点を失い、終盤追いすがったものの及ばず2-3で敗れました。
 久々に指揮を執ったペトロヴィッチ監督は中島を先発に復帰させて、次の布陣で臨みました。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     中島 森崎浩

ミキッチ          山岸(→服部78分)
(→高萩89分)
    李    ムジリ(→青山59分)

       佐藤

SUB:中林、横竹、石川、丸谷
 対する名古屋のメンバーは、GK:楢崎、DF:田中隼、闘莉王、増川、阿部、MF:中村(→永井70分)、ダニルソン、藤本、FW:小川(→ブルザノビッチ80分)、ケネディ、玉田(→千代反田49分)。立ち上がりから両チームともゴール前のシーンを多く作り、3分にはFKから闘莉王のヘディングが広島ゴールを襲います。またその直後にカウンターから寿人がDF2人に押し倒されましたがファウルはもらえません。しかし6分、盛田からのロングパスを胸トラップした李がそのまま蹴り込んで、早い時間帯に広島が先制点を奪いました。
 この後名古屋は、闘莉王がどんどん上がって攻め込んできます。6分の藤本のクロスに合わせた玉田のシュートはわずかに枠を外れ、8分の闘莉王のヘディングは西川がキャッチ。10分の小川のシュートもGKの正面を突きます。しかし15分、右サイドからのクロスの落としを玉田が戻したボールを闘莉王に見事なシュートを決められて追いつかれてしまいました。
 この後両者とも攻め合い、17分には森脇からのロングボールで抜け出した李がペナルティエリアの中からシュートしましたがわずかに枠を捉えることができず。21分に玉田がペナルティエリア内で粘ってシュートしましたが何とかCKに逃れます。24分にミキッチの深い位置からのクロスにムジリが頭で合わせましたが枠外。直後の藤本のミドルは上に外れます。25分カズのロングパスを受けた寿人がGKをかわしてシュートしましたがDFが身体を入れ、28分ダニルソンのFKは西川がキャッチ。32分ムジリが持ち込んでそのままシュートしましたがGKの胸に収まります。35分の藤本のFKからの闘莉王のシュートをクリアするとその後は両チームとも決定的な形は作れず、同点のままで前半を折り返しました。(つづく)

日刊スポーツスコア速報
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

|

2011/07/23

今日の名古屋戦

「ホットニュース」によるとペトロヴィッチ監督は「我々にとって、この時期に名古屋と対戦するのはいいことだと思っている。名古屋は今、最も勢いに乗っているチームだと思うが、そういった相手と対戦することで、自分たちの何がよくて何が足りないのかを知ることができるだろう」と語っています。上位の争いに食い込むためにはこれ以上負けられないところに来ているサンフレッチェですが、勝ち負けよりももっと大事なのは自分たちのサッカーを取り戻すこと。良く走り、ボールをしっかりと回して本来のサッカーができるなら、結果は自ずから付いてくるに違いありません。

 今日の試合会場は瑞穂陸上競技場で、午後7時キックオフ。テレビはJ-SPORTS Plus(スカパー!ch308, ch605, 及びスカパー!e2のch253)で生中継が予定されています。今日はブログでの速報はありませんので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は携帯サイトの速報をご覧下さい。

|

2011/07/22

名古屋戦に向けて

サンフレッチェは明日、Jリーグ第6節にして「HOT6」の5試合目を名古屋とアウェイで戦います。
 開幕から6試合で1勝しかできず、ACLもラウンド16で敗退してしまったディフェンディングチャンピオンの名古屋ですが、第13節の福岡戦に力の差を見せつけて勝つとその後は攻守に安定感を発揮して、11試合続けて負けなしで来ています。特にここ3試合は少ないリードをしっかりと守りきって3連勝。1試合少ないながら3位にまで上昇しています。ここまでのリーグ戦の戦績は次の通り。
1H △1-1 横浜FM 【名】ケネディ、【横】兵藤
7A ●0-3 浦和  【浦】マルシオ・リシャルデス、田中、原口
8H ○2-0 川崎F 【名】玉田
10H △1-1 清水  【名】玉田、【清】アレックス
11A ●1-3 甲府  【名】阿部、ハーフナー、松橋、【甲】藤本
12H △0-0 柏
13H ○5-2 福岡  【名】ケネディ、玉田2、藤本、ブルザノビッチ、【福】岡本、重松
14A ○1-0 磐田  【名】玉田
15H ○4-0 新潟  【名】玉田、ケネディ2、田中
16H △2-2 大宮  【名】磯村、ケネディ、【宮】青木2
17A ○3-2 C大阪 【名】磯村、玉田、ケネディ、【C】ピンパォン、乾
18H △1-1 浦和  【名】磯村、【浦】マゾーラ
2A △1-1 仙台  【名】OG、【仙】梁
3A ○1-0 神戸  【名】中村
4H ○2-1 鹿島  【名】ケネディ、ブルザノビッチ、【鹿】大迫
5A ○2-0 山形  【名】玉田、ケネディ
 前節は攻守の要となっている藤本を出場停止で欠いての戦いとなり、山形に攻め込まれるシーンもあったようですが、しかしシュート5本で2得点と言う効率の良い攻めと我慢の守備できっちりと勝点3を取りました。ここに来てまさに「王者の風格」と言う感じで勝点を積み重ねる名古屋。しかも今節はこちらよりも1日休みが多いと言うことで、広島にとっては厳しい戦いになるのは間違いありません。
 対するサンフレッチェは山崎が移籍。その他のレギュラー選手にも疲れが溜まっていてプラス材料も少ないのですが、ただ唯一の光明は昨日の練習から指揮官が復帰したこと。右膝に包帯を巻いた痛々しい姿ながら早速大きな声と精力的な動きで選手を叱咤激励していたそうで、ようやくチームに芯が通った、と言う感じなのではないでしょうか?と言うことでメンバーを読むのは難しいので、いつものメンバーを並べておきます。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     青山 森崎浩

ミキッチ          山岸

    李    ムジリ

       佐藤

SUB:中林、横竹、中島、丸谷、服部、石川、高萩
 このところ5試合で6得点11失点と守備も攻撃もうまくいっていない感じのサンフレッチェですが、重要なことは自分たちのサッカーを思い出すことなのではないでしょうか。しっかりと走り、ボールを動かすサッカーができれば相手がどこであろうと関係ないはず。明日は久々の指揮を執るペトロヴィッチ監督の前で、広島らしいサッカーで名古屋を打ち破って欲しい、と思います。

|

山崎が山形に期限付き移籍

サンフレッチェとモンテディオ山形は昨日、山崎雅人選手の期限付き移籍を発表しました。G大阪から昨年レンタル移籍していた山崎は、リーグ戦25試合に出て3得点を挙げたほかACLにも3試合出場し、怪我人続出の中でチームを支えました。しかし昨年秋に李忠成がブレイクしたのと入れ替わるように出場機会が減少し、今季はベンチスタートばかりの8試合の出場にとどまっていました。暑い中での連戦が続いていると言うことで、山崎がベンチにいることは心強いことではあるのですが、本人にしてみればやはり出場してなんぼ、と言う気持ちだったのでしょう。その気持ちを山形でおおいに発揮して、山形に貢献して欲しいと思います。

|

2011/07/21

高円宮杯PLC大阪戦

先週土曜日に行われた高円宮杯プレミアリーグウエストの第9節で、サンフレッチェユースはC大阪U-18に敗れ連勝は8でストップしました。
 ユースのメンバーは、GK:有賀、DF:脇本、柳川、MF:平田、亀島、末廣(→大谷真79分)、野津田、野口、宮原(→石坂43分)、川辺、FW:越智(→大谷尚81分)。得点は前半15分に長谷川(C大阪)、後半12分に野津田、30分に南野(C大阪)でした。
 第9節の全結果と順位表は次の通り。
【第9節】
富山第一高  2-1 愛媛ユース
広島ユース  1-2 C大阪U-18
立正大淞南高 1-5 名古屋U18
広島観音高  2-3 京都U-18
東福岡高   2-2 福岡U-18

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース  8   0   1    24   +19
2 京都U-18   6   2   1    20    +8
3 C大阪U-18  5   2   2    17    +6
4 名古屋U18   4   2   3    14    +6
5 福岡U-18   3   3   3    12    -1
6 愛媛ユース  3   2   4    11    -4
7 東福岡高   3   2   4    11    -4
8 富山第一高  3   0   6     9    -6
9 広島観音高  2   1   6     7    -9
10 立正大淞南  1   0   8     3   -15
 プレミアリーグウエストはこれで前半戦を終了し、後半は9/4に再開します。

|

2011/07/20

第5節福岡戦

一昨日行われたJリーグ第5節福岡戦は、両者譲らずスコアレスドローに終わりました。
 ペトロヴィッチ監督はまだ右膝の状態が思わしくない、と言うことで横内コーチが指揮を執り、次の布陣で戦いました。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     青山 森崎浩

ミキッチ          服部(→山岸66分)

    李    ムジリ(→山崎66分)

       佐藤

SUB:中林、横竹、中島、石川、高萩
 対する福岡のメンバーは、GK:六反、DF:山形、丹羽、小原、和田、MF:末吉、中町、田中、松浦(→高橋85分)、FW:成岡(→重松72分)、城後(→岡本64分)。試合は立ち上がりから広島がボールを支配し福岡が守備を固める、と言う流れが続きます。2分に寿人がシュートをしたのを手始めに、11分のムジリ、15分の青山、16分の寿人など次々とシュートを放ち、またミキッチのクロスに寿人が飛び込みます。しかし福岡もマイボールになるとしっかりとボールを繋いできて、26分には山形のアーリークロスに中町が左足で合わせましたが枠外。32分にも山形のクロスに中町が合わせ、37分には松浦に持ち込まれて危ないシュートを打たれます。広島も39分に森崎浩がミドルを打ったものの枠外。その後ミキッチが何度も突破してクロスを入れるものの、福岡の中央の守備は堅くなかなか決定的な形を作れません。そして後半に入っても流れは変わらず、むしろ11分の田中のシュートや15分の成岡、16分の城後のシュート等カウンターから何度も危ないシーンを作られます。広島は山岸と山崎を投入して何とか流れを変えようとしますが福岡の守備は堅く、最後には森脇や森崎和も上がって行って攻めの圧力を強めますが、ラストパスやシュートの精度が悪くどうしても得点を奪えません。逆に福岡は後半ロスタイムに重松がクロスに合わせますが、ボールは幸運にもポストがクリアします。結局両者ともゴールネットを揺らすことはできず、勝点1ずつを分け会う事になりました。
 この試合、私はロケフリで解像度の悪い映像で見ていたので一つ一つのプレーは良く分からなかったのですが、とにかく全体的に重苦しい試合だったように思います。いつもの広島であれば選手が流動的に動いて流れるようなパスを交換し、相手を混乱に陥れて次々と相手ゴールに迫る、と言う形が見られるものですが、この試合では暑さと疲れもあってかなかなかペースが上がりませんでした。また福岡は連敗が続いていてもしっかりとチームを整備していたと言う感じで、ここぞと言うところではしっかりと走り、またパスを繋いで攻め込んできました。ボールの支配率やシュート数では広島が上回っていたものの、決定的な形では福岡の方が上だったと言う感じだったので、引き分けに終わったと言うのは妥当な結果だった、と言えるのでは無いでしょうか。
 好調だったシーズン序盤から、怪我人の続出や過密日程(や不当な判定など)があって結果が出せなくなったサンフレッチェ。ここがまさに正念場と言う感じですが、しかしシーズンはちょうど半分が終わったところです。今シーズンは震災の影響でリーグ戦の中断がなく、身体とチームを整備する余裕が作れないのが辛いところですが、しかしそこはどのチームも同じ条件です。この苦しい状況を打開するには、レギュラー選手がこれまで以上に頑張ると同時に若手の突き上げが必要だと思います。今こそチーム一丸となって、苦境を乗り越えて欲しいと思います。

日刊スポーツスコア速報
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

|

2011/07/18

今日の福岡戦

「ホットニュース」によるとペトロヴィッチ監督は昨日の前日練習にも出てこれなかったと言うことで、今日の試合の指揮を執るのも難しそうです。今日はいつも以上に選手達全員の団結力が試されることになりそうです。

 今日の試合会場は広島ビッグアーチで午後6時キックオフ。試合前イベントとしては「フォリアチャレンジ」が午後4時15分ごろから、「神石高原町観光大使 ザ・ニュースペーパー 福本ヒデさんによる観光PR・応援メッセージ」が午後5時から行われます。メイン側おまつり広場では「日本郵便ブース」(先着1,000名様に「オリジナルかもめ〜る」プレゼント)と「神石高原町PRブース」(特産品の販売)が午後2時から。「サッカースタジアム建設要望署名」や「応援メッセージ記入コーナー」「フェイスペイント」「バルーンアート」等も行われます。試合会場限定グルメは、「焼きラーメン 明太子添え」を500円で限定320食提供。7月の選手丼は森崎兄弟の親子丼(650円)としらす丼(700円)となっています。

 テレビ放送はスカパー!ch182(SD画質)とch192(HD画質)及びスカパー!e2のch802(SD画質)で生中継で行われます。今日は速報はできないと思いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は携帯サイトの速報をどうぞ。

|

女子代表W杯優勝

昨日(日本時間今朝早朝)フランクフルトで行われた女子W杯決勝で日本女子代表「なでしこジャパン」はPK戦の末アメリカを下し、全てのカテゴリーの日本代表を通して初めてFIFA主催大会での優勝を果たしました。

 FIFAランキング4位の日本に対して、アメリカは1位。またアメリカは過去2大会とも3位で終わっていると言うことで、立ち上がりから強烈なパワーで攻め込んできました。そして開始1分のチェニーのシュートを手始めに、ロイドが、ラピノーが次々と日本のゴールに襲いかかりました。しかし日本は何とか耐えると徐々に押し返し、パスを繋ぐ本来のサッカーでペースを取り戻します。後半24分には波状攻撃を受けてついに先制点を許してしまいましたが、後半35分には混戦から宮間が蹴り込んで同点。延長前半14分には再び勝ち越しを許したものの、延長後半12分に澤がCKをニアから流し込んで再び追いつきます。そしてPK戦では海堀が最初のキッカーのボールを止めると完全にペースを握って、1人ずつを残して勝利を確定しました。

 これまで強豪を次々と倒してきた日本女子代表でしたが、アメリカ代表は更に1枚上手だったように思います。ドイツやスウェーデンとは違ってあくまで地上戦の強さがあって、そこから機会を見てロングボールも使ってくると言う感じでなかなか厄介な相手でした。また日本のパスワークに振り回されて体力を消耗して行ったドイツなどとは違って、最後までしっかりとサッカーを戦って来ました。もし早い時間帯で失点していたら、あるいは先制された後に追加点を奪われていたらダメかも、等と思ってみていました。ところが「なでしこ」たちは強かった。澤選手は「今日の決勝戦は優勝するシーンしか想像できなかった。日本が青のユニホーム、青のパンツ、青のソックスで戦って、表彰台の上でトロフィーを掲げるシーンまで鮮明に想像できていた」と語っていましたが、どんな時にも決して勝利を疑っていない、と言うプレーだったと思います。大会MVPと得点王は澤が取りましたが、それを支える中堅がいて成長著しい若手がいて、チーム全体としてのバランスが非常に良かったと思います。「なでしこ」たちが日本サッカーの良さを最大限に発揮して、女子サッカーを取り巻く厳しい状況や震災の影響を乗り越えて世界一になったことは、日本人と日本サッカーに対するだけでなく、何よりも自分自身達への大きなプレゼントになった、と言えるのではないでしょうか?

|

2011/07/17

福岡戦に向けて

サンフレッチェは明日、ホームにアビスパ福岡を迎えてJリーグ第5節を戦います。
 2006年以来5年ぶりにJ1に戻ってきた福岡でしたが、昨年の昇格争いを支えた永里、大久保らが移籍。成岡、松浦、和田、清水、重松らを補強したもののなかなかかみ合わず、惜しい試合をしながら勝利に恵まれず公式戦10連敗と言う最悪のスタートとなってしまいました。しかし第2節の甲府戦で初勝利を挙げると前節も大宮に競り勝ち、ようやく逆襲の体勢が整ってきました。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ●0-3 新潟  【新】ミシェウ、ブルーノ・ロペス、藤田
7A ●0-1 清水  【清】大前
8H ●1-2 鹿島  【福】中町、【鹿】大迫、岩政
9A ●0-1 仙台  【仙】赤嶺
10A ●2-3 横浜FM 【福】城後2、【横】渡邉、小野2
11H ●2-3 G大阪 【福】末吉、岡本、【G】アドリアーノ、宇佐美、二川
12A ●1-4 磐田  【福】岡本、【磐】山崎、前田2、山本康
13A ●2-5 名古屋 【福】岡本、重松、【名】ケネディ、玉田2、藤本、ブルザノビッチ、
N1A ●0-2 磐田  【磐】山崎、小林
14H ●0-3 C大阪 【C】ピンパォン、倉田、清武
15A △0-0 神戸
16H ●0-2 柏   【柏】田中、兵働
17A ●0-3 浦和  【浦】鈴木、マルシオ・リシャルデス、エジミウソン
18H ●1-2 磐田  【福】成岡、【磐】金園、山田、
2H ○1-0 甲府  【福】田中
3A ●2-3 川崎F 【福】岡本2、【川】稲本、中村、ジュニーニョ
4H ○1-0 大宮  【福】成岡
 前節は大宮に圧倒的に攻められながらもCKからのこぼれ球を拾った成岡がヘディングでループシュートを決めて先制すると、その後の大宮の猛攻をなりふり構わず耐え忍んでようやく今季2勝目を挙げました。シーズン序盤は前からのプレスで主導権を取るサッカーを目指していましたが、ここに来て現実路線に転換してきた意味は大きい、と思います。明日はアウェイゲームと言うことを考えると、いつも以上に守備重視で戦いを挑んでくる可能性が高そうです。
 対するサンフレッチェは、前節出場停止だった森崎和が戻ってきます。レギュラー級の疲れが溜まっていることを考えると若手を起用したいところですが、携帯サイトによると昨日の段階ではまだペトロヴィッチは練習に出て来ていないらしく、練習を見ていない以上は若手の抜擢も無さそう。と言うことで、予想メンバーは次のような感じになるものと思われます。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     青山 森崎浩

ミキッチ          山岸

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、横竹、中島、服部、石川、ムジリ、山崎
 C大阪、柏に敗れて今季初の連敗を喫したサンフレッチェは、順位は8位にまで後退し、首位との勝点差も9に広がってしまいました。これ以上離されないためには、明日は勝点3を取ることが絶対に必要です。連戦と暑さで厳しい戦いが予想されますが、チーム一丸となって戦って欲しいと思います。

|

2011/07/16

高円宮杯PL名古屋戦

先週末に高円宮杯U-18プレミアリーグウエストの第8節が行われ、サンフレッチェユースは3-0で名古屋U18に勝って8連勝で首位をキープしました。広島のメンバーは、GK:有賀、DF:脇本、柳川、MF:平田、亀島、末廣(→宮原78分)、野津田、野口(→大谷尚88分)、川辺、FW:藤井(→石坂55分)、越智(→大谷真85分)。得点は前半7分に川辺、後半12分に脇本、41分に宮原。森山監督の「ゴリ日記」によると前半は互角の戦いながら川辺がワンチャンスを決めて先制。後半に入って名古屋がプレッシャーを強めてきましたが、脇本がヘッドで決めて突き放し、最後は宮原のラッキーゴールで快勝した、と言う試合だったようです。(なおこの試合はJFA TVで前半の映像を見ることができます。)第9節は今日の午後1時から吉田サッカー公園で、C大阪が相手となります。
【第9節】
名古屋U18  0-3 広島ユース
福岡U-18  3-0 立正大淞南
富山第一高 3-0 広島観音高
愛媛ユース 2-1 東福岡高
京都U-18  4-1 C大阪U-18

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース  8   0   0    24   +20
2 京都U-18   5   2   1    17    +7
3 C大阪U-18  4   2   2    14    +5
4 名古屋U18   3   2   3    11    +2
5 福岡U-18   3   2   3    11    -1
6 愛媛ユース  3   2   3    11    -3
7 東福岡高   3   1   4    10    -4
8 広島観音高  2   1   5     7    -8
9 富山第一高  2   0   6     6    -7
10 立正大淞南  1   0   7     3   -11
 一方今日の10時から(吉田サッカー公園で安古市高戦)と明後日の12時から(工大Gで盈進高戦)、Bチームのアドバンスリーグ1部の試合が行われる、とのことです。

|

2011/07/15

柏戦を振り返る

柏戦ですが、横内コーチは「最終的には負けましたけど選手はよくやってくれた」と語っています。確かに点差は2点になったものの、3点目は最後の攻めに出た後にカウンターを食らって失ったもの。それまでに何度も同点のチャンスはあったわけで、そこで決めることができていれば流れは全く変わっていたでしょう。この試合は攻撃サッカーを指向する両チームがお互いの持ち味を存分に出して、両チーム合わせたシュート数は40本。本数的にはホームの柏の方が多かったものの、決定機の数ではほぼ同数、と言っても良い試合でした。こちらが中2日のアウェイ、しかも攻守のキープレーヤーである森崎和を欠いていたと言うことを考えれば、決して悲観すべき結果ではないでしょう。今回は敗れたものの次は勝つ、と言う気持ちになれる試合でした。

 ただ気になるのは、そう言う内容と流れだったにも関わらず追いつくことができず、逆に突き放されて敗れた、と言う事実です。先月までなら苦しくても何とか追いつき、あるいは勝ち越すことができていたのが、このところは先制しても追いつかれ、逆転され突き放される事が増えています。今季のサンフレッチェは震災からの再開後はしばらく好調が続き、6試合まで負けがなかったり一時は2位に上がったり、と良い流れで来ていました。また怪我人続出や出場停止で主力が欠けた時にも、お互いにカバーして結果を出してきました。ところが第16節で良いところ無く川崎Fに敗れると、その後は内容と結果が伴わなかったりジャッジに恵まれない不運もあって2勝4敗。「ホーム負けなし」や「連敗なし」の記録も止まり、順位も今季最低(第1節を除く)の8位にまで落ちてしまいました。客観的に見れば、まさに今が正念場、と言うところだと言えます。

 震災後の好調の原因は、今から思えば1ヶ月ほどの追加のキャンプを行うことによりチーム整備が十分にできた、と言うことだったと思います。そして5〜6月はその「貯金」で何とかなったものの、その貯金が目減りするに従ってだんだん苦しくなってきた、と言うことなのではないでしょうか。暑さと連戦で体力的に厳しい時、そして他のチームの「広島対策」が確立してきた時に大事なのは、その壁を突き破るための新しい力が出てくること。特に若手から1人でも2人でも台頭してくることが、チームを救うことになるのだと思います。サテライトで燻っている選手たちには、まずは練習で疲労困ぱいのベテランを圧倒するようなパフォーマンスを見せて欲しい。そしてその勢いを試合にぶつけて欲しい、と思います。それが今後サンフレッチェが浮上するか低迷するかの、重要な分かれ道になるのではないでしょうか?

|

2011/07/14

第4節柏戦

昨日アウェイで行われた柏戦は1-3で逆転負け。今季初の連敗で順位も8位に落ちてしまいました。
 森崎和が出場停止。またペトロヴィッチ監督も右下肢蜂窩織炎及び敗血症でチームに帯同せず、横内コーチが指揮を執って次の布陣で戦いました。
       西川

   森脇  中島  盛田

     青山 森崎浩

ミキッチ          山岸(→服部61分)

    李    ムジリ(→山崎88分)

       佐藤

SUB:中林、横竹、石川、丸谷、高萩
 対する柏は、GK:菅野、DF:酒井、増嶋、近藤、橋本、MF:レアンドロ・ドミンゲス、栗澤、大谷、澤(→兵働85分)、FW:北嶋(→工藤82分)、田中(→茨田78分)、と言うメンバーでした。広島の先制点は前半7分。GKからのボールを柏のDFがクリアミス。GKとの競争を制した寿人がそのまま押し込んで、ラッキーな形で先手を取りました。しかし10分、自陣ゴール前で与えたFKでレアンドロ・ドミンゲスに直接決められ、リードは3分しか続きません。その後は柏に攻め込まれてシュートがバーに当たるシーンもあったものの何とか凌ぎ、またムジリを起点にこちらも良い形を作ったものの決めきれず、同点でハーフタイムを迎えました。
 後半立ち上がりはイーブンな流れだったものの、広島がややアンラッキーな形で失点します。右サイドからのロングボールを森脇が頭に当てましたが、クリアしきれずボールは澤へ。シュート体勢に入った澤は西川が止めたものの、こぼれが北嶋に落ちてそのまま蹴り込まれてしまいました。
 これで安心したか、柏は後ろにブロックを作って守備を固めます。広島はミキッチの突破から、あるいはムジリのパスから何度もチャンスを作ります。13分のミキッチのシュートは枠外。16分にはショートコーナーに李が合わせたものの枠を捉えることができず、19分にはミキッチのクロスに李が合わせたものの菅野のスーパーセーブに防がれます。またその直後のCKからのチャンスでもミキッチが強烈なシュートを打ったもののゴール前に張っていた増嶋が身体に当て、20分と25分のムジリのシュートはいずれもヒットせず頭を抱えます。38分にはムジリのクロスに森崎浩と李が飛び込みましたがDFが身体を張って防ぎます。柏はしばしばカウンターからチャンスを作り、39分にはレアンドロ・ドミンゲスがフリーになりましたが西川の果敢な飛び出しで防ぎ、41分の工藤のシュートは外へ。42分にも茨田に聞けんなシュートを打たれましたが西川が防ぎます。しかし後半ロスタイムにミキッチが得たゴール右からのFKで、クリアボールを繋がれて工藤が完全にフリー。西川が飛び出したもののかわされて決められ、最後の最後に止めを刺されました。(つづく)


ブログ速報 前半 後半
日刊スポーツスコア速報
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

|

2011/07/13

今日の柏戦

携帯サイトと「ホットニュース」によると、李選手は6年半所属した柏での試合と言うことで特別な思いがある、とのこと。「実家のようなもの」と言う日立台で、成長した姿を見せて欲しいと思います。

 今日の試合会場は日立柏サッカー場で、午後7時キックオフ。ビジター側は指定席・自由席ともに当日券が販売されます。テレビはスカパー!ch183(SD画質)とch193(HD画質)及びスカパー!e2のch803(SD画質)で生放送があります。今日もブログでの速報を予定していますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらでどうぞ。

|

2011/07/12

柏戦に向けて

大震災で順延された試合が組み込まれた7月の「HOT6」は明日が3試合目。サンフレッチェは首位・柏とアウェイゲームを戦います。
 昨年のJ2の36試合を23勝11分け2敗の勝点80で駆け抜けた柏は、そのままの勢いで今シーズンを迎えて開幕戦では清水を圧倒。再開後もペースを落とさずに勝ちを積み重ね、開幕からの15試合ずっと首位をキープしています。さすがにここ1ヶ月は勢いは陰り気味で勝ったり負けたりになっていますが、しかし連敗は回避して負け試合の後は必ず勝利しています。これまでの公式戦の戦績は次の通り。
1H ○3-0 清水  【柏】ジョルジ・ワグネル、パク、レアンドロ・ドミンゲス
7A ○1-0 大宮  【柏】レアンドロ・ドミンゲス
8H ○2-1 甲府  【柏】田中、北嶋、【甲】ハーフナー
9A ●1-2 山形  【柏】北嶋、【山】石井、長谷川
10H ○3-1 浦和  【柏】北嶋2、ジョルジ・ワグネル、【浦】原口
11A ○3-0 新潟  【柏】ジョルジ・ワグネル、近藤、工藤
12A △0-0 名古屋
13H ○3-0 神戸  【柏】田中2、レアンドロ・ドミンゲス
N1H ●0-1 仙台  【仙】中島
14A ○2-0 横浜FM 【柏】田中、北嶋
15H ●0-3 磐田  【柏】金園、前田2
16A ○2-0 福岡  【柏】田中、兵働
17H ●2-4 G大阪 【柏】田中、レアンドロ・ドミンゲス、【G】遠藤、平井、イ・グノ、下平
18A ○4-1 甲府  【柏】田中2、ジョルジ・ワグネル2、【甲】ハーフナー
2A ●0-5 C大阪 【C】乾、ピンパォン、マルチネス、播戸、倉田
3H ○1-0 仙台  【柏】澤
 前節は「首位攻防」らしい緊迫したゲームとなりましたが、引き分け濃厚となった後半ロスタイムに右からのクロスに飛び込んだ澤が決めて劇的な勝利を収めています。広島より1日休みが多く、しかもホームでの連戦と言うことで体力的に有利なのは明白。明日は広島を叩いて首位固め、と言うつもりで待ちかまえているに違いありません。
 対するサンフレッチェは、前節レッドカードをもらった森崎和が出場停止。また50分近く10人で戦った事を考えると、選手の本来の能力よりも体力的な問題を考えての選手起用になるかも知れません。と言うことでメンバー予想は難しいのですが、私は次のように考えます。
       西川

   森脇  中島  横竹

     青山 森崎浩

ミキッチ          服部

    李    ムジリ

       佐藤

SUB:中林、盛田、丸谷、石川、山岸、高萩、山崎
 明日は全体的に押し込まれる展開になる可能性が高そうですが、そのような時にどれだけ我慢するか、がポイントだと思います。チームにとって最も重要な選手の1人である森崎和がいないのは痛いのですが、誰にもその代わりはできない以上、全員でカバーするしかありません。こちらも柏と同じようにこのところ勝ちと負けが交互に来ていますが、そう言う意味では明日はこちらが勝つ順番。試合中に多少の不運があったとしても、チーム全体の力で乗り越えて欲しい、と思います。

|

2011/07/11

第3節C大阪戦

昨日ビッグアーチで行われたC大阪戦は前半の森崎和の退場が祟り、今季ホーム初黒星を喫してしまいました。
 青山が10試合ぶりに先発復帰し、次の布陣で戦いに臨みました。
       西川

   森脇  森崎和  盛田
       (退場42分)
     青山 森崎浩
     (→横竹60分)
ミキッチ          山岸

    李     高萩(→中島HT)

       佐藤(→ムジリ60分)

SUB:中林、服部、石川、山崎
 対するセレッソは、GK:キム・ジンヒョン、DF:茂庭、丸橋、高橋(→酒本81分)、上本、MF:中後、乾、清武、キム・ボギョン、倉田(→山口69分)、FW:小松(→播戸76分)、と言うメンバーでした。試合は2分にいきなり動きます。丸橋が味方にパスしようとしたところこれがミス。インターセプトした李がそのまま持ち上がると、左足でゴール右隅に決めて広島があっさりと先制点を奪いました。
 その後、前からボールをうばいに来るC大阪に対して、広島はロングパスでチャンスを作ります。5分には森崎和のロングフィードで抜け出したミキッチのクロスに李がダイレクトで合わせたものの惜しくもGK正面。18分にも森崎和のボールで抜け出したミキッチが倒されましたが、場所は明らかにペナルティエリアの中だったにも関わらずエリア外からのFKとなります。セレッソも良く動いてボールを繋ぎ、ドリブル突破から、またセットプレーからチャンスを作り、11分には中後のFKに小松が合わせましたが西川が素晴らしい反応でクリア。15分には清武がループ気味に狙いましたが西川が落ち着いて抑えます。24分には森脇が左足で強烈なミドルを打ったもののGKに弾かれ、32分には前線の3人がワンタッチパスを繋いでペナルティエリア内に入りましたがシュートを打てません。そしてその直後、森崎浩のバックパスが弱くなったところを狙われ、西川が飛び出したものの小松に足をすくわれ奪われます。これを倉田に決められてもったいない形で同点に追いつかれてしまいました。
 この後攻勢に出た広島は、37分に森崎浩のシュート、38分に森脇のシュートなど決定機を作ります。しかし42分、相手ロングボールがDFラインの裏に流れます。すると主審は森崎和が手を使ったとしてイエローカード。これが2枚目と言う事で退場となってしまい、広島は残りの時間を数的不利で戦わなければならなくなりました。
 後半からペトロヴィッチ監督は前線の枚数を減らし、中島をリベロに入れて再構築を図ります。ところが攻めも守りもコンビネーションが今一つ。2分にはスローインから清武が反転すると強烈なミドルシュートを叩き込まれてリードを許すと、5分にはキム・ボギョンが中央を持ち上がってスルーパス。これを受けた小松にしっかりと決められて、あっという間に2点のビハインドを背負う事になりました。
 この後は、何とか逆襲をしかけようとする広島でしたがなかなかゴール前まで持ち込めず、逆にカウンターから何度も決定機を作られます。9分には乾がフリーで打ちましたが西川が落ち着いてセーブ。10分の乾のシュートは枠を外れ、13分にはペナルティエリア内でクサビを受けた小松が反転しましたが、西川が素晴らしい読みで飛び込んでブロックします。ペトロヴィッチ監督は横竹とムジリを投入し、中島をボランチに上げて4-4-1の布陣で得点を狙います。そして21分にはムジリのスルーパスで森崎浩が抜け出しシュートしたもののGKに当たり、34分にはムジリのスルーパスで李が抜け出しましたがコントロールできません。更に35分にはCKからミキッチがミドルシュートを打ち、37分には中島がフリーで打ちましたがいずれも枠を捉える事ができません。逆にセレッソは後ろにブロックを作って守りを固め、時折サイドからの攻撃で形を作りますがクロスの精度を欠いてシュートまで行けません。広島は1人少ない事を感じさせないサッカーを展開したものの最後まで得点はできず、そのまま敗戦のホイッスルを聞きました。
 この試合の前半の2点はいずれもミス絡み。梅雨明けの蒸し暑さの中での試合だと言うことで、両チームとも判断やプレー精度に問題はあったのだろう、と思います。しかしそれでも序盤はどちらも持ち味を出した質の高いサッカーでそれぞれが決定的なチャンスを作り、好ゲームになりそうな予感がありました。ところが、それをぶち壊したのは1つのホイッスルでした。前半42分のC大阪のロングボールは確かに通れば決定機になるかも知れないシーンではありましたが、しかしペナルティエリアの外でしかも右サイドだったので、敢えて手で止めてでも阻止しよう、とDFが思うような場面ではありませんでした。サッカー競技規則の第12条の「反則と不正行為」の中にはハンドの定義として「ボールを意図的に手で扱う」となっていますが、そもそも森崎和が意図的に手で扱うようなシーンでは無かったのは明らかです。そしてそれ以上に不思議なのは、このボールが手に当たったようにすら見えないこと。セレッソのロングボールは森崎和の脇を抜けてワンバウンドして西川がキャッチしたわけですが、その間にボールの軌道は全く変わっていません。何をどう勘違いしたらハンドの反則を与えることができるのか。何か邪悪な意図でもあったのではないか、とでも思わなければ理解できないジャッジでした。因みに1失点目は明らかにこちらのミスでしたが、バックパスを奪った小松は西川の足ごとタックルに行っていて足とボールのどちらに先に触ったかは微妙。第12条の「直接フリーキック」にある「ボールを奪うために相手にタックルをし、ボールへ触れる前に相手に接触する」の反則に抵触する可能性もあったことは書いておかなければならないでしょう。ミキッチが倒されてPKにならなかった前半18分のシーンも含めて、公平だったとはとても思えない昨日の飯田淳平氏の振る舞いでした。
 この試合のサンフレッチェの選手たちは、確かにミスは多かったのですが気持ちは見せてくれました。特に後半の後半はムジリを起点に何度も良い形を作るとともに相手にはほとんどチャンスを与えず、クルピ監督に「出来が悪かった」と嘆かせるほどでした。この試合の結果は残念でしたが、しかしジャッジの当たり外れ、運不運は長い目で見ればどのチームにも均等に訪れること。今回はこれだけの「災厄」にあったわけですから、いつかは恵まれることもあるでしょう。このところ結果と内容が伴わない試合が続いていますが、ここは我慢する時です。次節は森崎和を欠いて首位・柏との対戦で、しかも相手は休みが1日多いと言う厳しい状況での戦いとなりますが、チーム全体の力でこの苦境を乗り越えて欲しい、と思います。

ブログ速報 前半 後半
日刊スポーツスコア速報
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

|

2011/07/10

今日のC大阪戦

「ホットニュース」と携帯サイトによると、ペトロヴィッチ監督は青山の先発可能性を示唆しつつもそれによって森崎浩がポジションを下げる事のデメリットも考えている様子です。前節は前半のうちにベンチに下がる、と言う屈辱を味わった中島にとっても、この試合に賭ける気持ちは強いはず。監督がどのような選択をするか、選手がそれにどう応えるかが、この試合のポイントになりそうです。

 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。試合前イベントとしては、U-10とU-11による「サンフレッチェカップ」がそれぞれ午後2時半と午後2時から。4種による「フォリアチャレンジ」が午後5時15分ごろから行われます。メイン側おまつり広場では、3時開場の「オタフクソースブース」では「お好み焼きこだわりセット&キャベツ」を先着1,000名様にプレゼントします。またナイキは「Customie Your Own」イベントとして、ポロシャツにワッペンや好きな番号を付けて自分たちのオリジナルを作るイベントを実施します。こちらは3時開始で先着80枚限定ですので、欲しい方はお早めにどうぞ。「WE FIGHT TOGETHERコーナー」として安田女子大の学生による書道パフォーマンスが午後6時から。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは中島選手のプレミアムカードとなっています。試合会場限定グルメは「ハムカツバーガー」を400円で、「ハムカツ」を200円でそれぞれ限定200食と400食提供。「7月の選手丼」は森崎浩司選手の親子丼(650円)と森崎和幸選手のしらす丼(700円)です。この試合は3/20に予定されていた第3節の代替日程なので、その日の前売りチケットをお持ちの方も入場できます。ただし券面に印刷してあるキックオフ時間とは変更になっていますのでご注意下さい。

 今日のテレビは、スカパー!ch181(SD画質)とch191(HD画質)、及びスカパー!e2のch801(SD画質)で生放送が予定されています。今日はブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。

|

女子W杯ドイツ戦

日本女子代表なでしこジャパンは昨日(日本時間今日早朝)ウォルフスブルグで女子W杯の準々決勝を戦い、延長の末ドイツを下して初めてのベスト4となりました。試合はフィジカルに勝るドイツに対して日本は速いパスワークで対抗。なるべく接触を避けるようにしたい日本に対してドイツは身体を寄せて自由にさせない、と言う戦い方で来ました。そして両者とも何度か良い形を作ったものの守備の集中が高く、得点の無いままに延長戦に入りました。そして延長後半3分、澤が思い切って裏に出したパスに丸山が走り込み、ペナルティエリア右の角度の厳しいところから思い切ってシュート。これが見事にファーサイドのネットに突き刺さります。その後ドイツは王者のプライドに賭けて攻め込んできましたが、日本はチーム全員が身体を張って得点を許さず、そのまま逃げきりました。

 FIFAランキング1位のドイツに対してランキング4位の日本の対戦、と言う事で、この試合は非常にレベルの高いものだったと思います。両チームともにしっかりした技術を持っていましたし、120分を通して集中を切らさず戦い抜きました。そんな試合で日本が勝てた要因はいろいろあると思いますが、私は澤の存在を挙げたいと思います。メキシコ戦ではハットトリックを決めた澤でしたが、本来の役割は中盤の底で相手の攻撃の組み立てを寸断する事と、こちらの攻撃の起点になること。そしてこの試合では、この両方の役割を十分に果たしていました。特に決勝点のシーンは岩渕と重なりながらもしっかりと前を向いて、ボールを奪いに来ていたDFを裏返す素晴らしいパスを供給していました。途中出場の役割を果たすべく全力のスタートを切っていた丸山も素晴らしかったのですが、何よりもそれは澤を信じていたからこそ。延長前半に足を痛め、その後も時々顔をしかめていた澤にとっては、渾身の一発と言うところだったのではないでしょうか?世界チャンピオンにして地元のドイツを下す、と言う金星を挙げた「なでしこ」たちですが、しかし目標はあくまで優勝。あと2試合を力の限り戦って、新たな日本女子の歴史を作って欲しいと思います。

|

2011/07/09

C大阪戦に向けて

サンフレッチェは明日、ホームでJリーグ第3節C大阪戦を戦います。
 昨年、J2からの昇格組としては過去最高の3位でフィニッシュしたC大阪は、初めての挑戦となったACLのグループリーグを突破。また大阪ダービーとなったラウンド16も接戦を制して、Jリーグ勢としては唯一準々決勝に進出しました。しかしリーグではなかなか勝てずに開幕から7試合未勝利。第14節に初めて勝ったもののその後も勝ったり負けたりで、1試合少ないこともあって現在13位に低迷しています。
ACL1H ○2-1 A・インドネシア【C】ピンパォン2、【A】ノー・アラム・シャー
1A  ●1-2 G大阪 【C】倉田、【G】アドリアーノ、遠藤
ACL2A ●0-2 山東魯能【山】レナト、ワン・ヨンポー
ACL3H ○1-0 全北現代【C】乾
ACL4A ●0-1 全北現代【全】イ・ドングッ
7A  △0-0 山形
8H  △1-1 新潟  【C】乾、【新】ブルーノ・ロペス
ACL5H ○4-0 A・インドネシア 【C】清武、ピンパォン、乾2
10H  △1-1 仙台  【C】小松、【仙】太田
ACL6A ○4-0 山東魯能【C】ピンパォン、清武、乾、倉田
11A  △1-1 浦和  【C】清武、【浦】原口
12H  △3-3 川崎F 【C】清武、ピンパォン、OG、【川】山瀬、矢島、小林
ACLR16 ○1-0 G大阪 【C】高橋
13H  ●0-1 大宮  【宮】ラファエル
14A  ○3-0 福岡  【C】ピンパォン、倉田、清武
15H  ●0-1 横浜FM 【横】キム・クナン
16A  ○2-0 甲府  【C】小松、播戸
17H  ●2-3 名古屋 【C】ピンパォン、乾、【名】磯村、玉田、ケネディ
18A  △1-1 新潟  【C】酒本、【新】ブルーノ・ロペス
2H  ○5-0 柏   【C】乾、ピンパォン、マルチネス、播戸、倉田
 移籍問題で揺れていた乾が名古屋戦から復帰。また清武がU-22代表から戻ってきたことで攻撃が活性化し、前節は首位・柏を内容でも結果でも圧倒して勝利を収めました。明日はホドリゴ・ピンパォンが出場停止でマルチネスも怪我、との情報があるものの、控え選手の能力も高いので戦力的な低下は小さいはず。明日は昨シーズンの再現を狙ってビッグアーチに乗り込んでくるに違いありません。
 対するサンフレッチェは前節、ゲームを支配されながらもセットプレー1発で逃げ切りました。広島は梅雨が明けたと言うことで主力の疲れが気になるところですが、携帯サイトによるとペトロヴィッチ監督は「単純に選手を休ませるためだけに、新しい選手を起用することはしない。起用するに値する力を見せた選手が出てくれば、連戦でなくても起用する」と語っているようなので、ほぼいつものメンバーで戦うことになりそうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
       西川

    森脇 森崎和 盛田

     青山 森崎浩

ミキッチ          山岸

    李     高萩

       佐藤

SUB:中林、横竹、中島、服部、石川、ムジリ、山崎
 7月のC大阪戦、と言えば思い出すのは昨年の第11節。W杯後の再開初戦でホームにC大阪を迎えましたが、高萩の退場やオウンゴールもあって0-5での惨敗を喫しました。あの屈辱を晴らすためには、明日の試合で勝たなければなりません。首位争いに食らいついて行くためにも、明日は良い内容で勝点3を取って欲しい、と思います。

|

2011/07/07

高円宮杯PL福岡U-18戦

先週末に高円宮杯プレミアリーグウエストの第7節が行われ、サンフレッチェユースは福岡U-18を下して7連勝で首位をキープしました。ユースのメンバーは、GK:有賀、DF:脇本、柳川、MF:平田、亀島、末廣(→石坂67分)、野津田、野口、川辺(→大谷尚85分)、FW:藤井(→宮原77分)、越智(→大谷真80分)。前半30分に先制点を許しましたが、前半ロスタイムに川辺のゴールで追いつくと、後半10分に柳川が決めて勝ち越し、その後28分に越智、33分に脇本、45分に大谷真と着々と加点して突き放しました。他の試合の結果と順位は次の通り。
広島観音高 4-5 愛媛ユース
東福岡高  5-3 立正大淞南高
京都U-18  0-0 名古屋U18
C大阪U-18 4-1 富山第一高

順位      勝 分 負 勝点 得失差
1 広島ユース  7   0   0    21   +17
3 C大阪U-18  4   2   1    14    +8
2 京都U-18   4   2   1    14    +4
4 名古屋U18   3   2   2    11    +5
7 東福岡高   3   1   3    10    -3
8 愛媛ユース  2   2   3     8    -4
5 福岡U-18   2   2   3     8    -4
6 広島観音高  2   1   4     7    -5
9 立正大淞南  1   0   6     3    -8
10 富山第一高  1   0   6     3   -10
 ところで6/26には天皇杯広島県予選を兼ねた全広島サッカー選手権の1回戦が行われ、サンフレッチェユースは広島大学に1-2で敗れました。

|

2011/07/06

東北人魂 広島プロジェクト

プレスリリースによると、高萩選手と中島選手が「東北人魂 広島プロジェクト」を発足させました。「東北人魂」とは東北六県出身の現役Jリーガー有志が設立した団体で、震災で被害を受けた東北地方におけるサッカー復興が目的。サンフレッチェでは福島県生まれの高萩選手が会員選手、大阪から仙台育英高校に入り、ブランメル仙台・ベガルタ仙台でプレーした中島選手が協力選手になっています。「広島プロジェクト」はこの2人が「東北地方から遠く離れた広島でも何か東北人魂の活動はできないだろうか?」と考えて発足させたもので、第一弾として広島に避難している被災地の子供たちと家族を8/27(土)の新潟戦に招待します。そのための手段としてチャリティTシャツを作成し、賛同企業やショップ等の団体に販売してそこから招待費用を捻出するとのこと。Tシャツへは賛同企業等のロゴを入れて、そこから配布や販売する事になります。個人での賛同も可能ですがTシャツは25枚セットからの販売となりますので、協力するには仲間を集める必要があります。私も福島県出身なのでぜひ協力したいのですが、どういう形でできるのかちょっと考えてみたい、と思います。

|

2011/07/05

U-17代表ブラジル戦

メキシコで行われていたU-17W杯の準々決勝で、U-17日本代表はブラジルに2-3で敗れベスト4進出を逃しました。U-17日本代表のメンバーは、GK:中村、DF:川口、岩波、植田、室屋、早川、MF:深井、石毛、喜田(→中島65分)、秋野(→松本45分)、南野(→高木75分)。日本は相手がブラジルだ、と言う事にも臆する事なく、日本らしいサッカーでチャレンジしました。ただ、連戦の疲れがあったのかあるいは他のチームとの間合いの違いに戸惑ったのか、立ち上がりからパスを奪われる場面が頻発。攻めを構築しようとする段階で奪われ、逆襲を食らう事が多かったと思います。そして前半16分にはCKから先制点を奪われ、後半3分にはギレルメ、アデミウソンの個人技に翻弄されて失点。更に後半15分にも高い個人技から3点目を奪われ、万事休したか、に見えました。ところがその後の日本は本当に素晴らしい反発力を見せました。途中から投入された中島や高木がどんどん仕掛け、ついに32分にはその高木のアシストで中島が決めて1点を返すとその後もブラジルを圧倒。ブラジルはクリアするのがやっと、と言う状況に追い込みます。そして後半43分にはCKの折り返しはバーを叩いたものの、こぼれを早川が押し込んで1点差に迫ります。更に44分には石毛のクロスがDFとGKの間を横切り、ファーに飛び込んだ高木がわずかに触れない、と言うシーンも作ります。しかし残念ながら3点目のネットを揺らす事はできず、ブラジルの逃げ切りを許しました。

 試合後に吉武監督は「ブラジルの個人の力はすごかった」と語っていて、確かに失点シーンは「個の力」と言う感じではあったのですが、しかし全体的に見れば決して負けていなかった、と思います。むしろ昔のように「手も足も出ない」と言う事は全く無くて、局面では日本の選手の方が上回っていたところも多かったように思います。そしてそれ以上に素晴らしかったのは、3点リードされても決して諦めなかったこと。余裕を持って逃げ切ろう、としていた相手を追いつめ、あわや同点と言うシーンも作った事は称賛すべきでしょう。今大会のU-17代表は宇佐美や宮市のいた前回、柿谷らがいた前々回に比べて地味な印象で(また広島からの選出もなかったので)あまり注目していなかったのですが、戦うたびに成長し、また世界の目も引くようになったと言えます。そして敗れたとは言えブラジル相手にこれだけのパフォーマンスを見せたと言う事は、吉武監督と代表選手たちの力と言うだけでなく、日本全体の「育成力」の成果だ、とも言えます。この年代の代表に広島からは脇本、野津田、平田が選ばれていたものの本番では落選してしまいましたが、選手としての本当の成長はこれから。「メキシコ組」に負けないよう、頑張って欲しいと思います。

|

島根との練習試合

昨日吉田サッカー公園でデッツォーラ島根とトレーニングマッチを行いましたが、雷雨のため後半10分で中止になりました。広島のメンバーは、GK:中林、DF:西岡、横竹、石川、MF:清水、鮫島、丸谷、服部(→脇本46分)、山崎、大崎、FW:井波。得点は前半15分に山崎、後半1分に清水、7分に井波でした。

|

2011/07/04

第2節大宮戦

昨日NACK5スタジアムで行われた第2節大宮戦は、盛田のゴールを守りきって1-0で広島が勝ちました。
 ミキッチが出場停止から戻り、またムジリと盛田を2試合ぶりに先発起用して次の布陣で戦いました。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     中島 森崎浩
     (→青山29分)
ミキッチ          山岸(→服部76分)

    李忠成  ムジリ(→高萩62分)

       佐藤

SUB:中林、盛田、丸谷、山崎
 対する大宮は、GK:北野、DF:渡部、坪内、金、村上(→清水90+2分)、MF:青木(→藤本79分)、上田、東、李天秀(→渡邉84分)、FW:ラファエル、石原、と言うメンバーでした。大宮は守りを固めてくるかと思えばさにあらずで、しっかりとボールを繋いで攻め込んできます。3分には盛田と西川のパス交換を狙われ、3分には東のミドル。8分には上田にシュートを打たれ、11分には東のクロスがゴール前のラファエルの頭に合いましたがシュートは西川の正面となって助かります。また15分にはカウンターから攻め込まれますが、森崎和が立ちはだかります。19分にはその森崎和のカットからの縦パスをムジリが低い弾道で狙いましたが、シュートはGKの正面を突き、23分にはミキッチがミドルを狙いましたが大きく枠を外します。パスミスが多くなかなかゲームが作れない、と言う事でペトロヴィッチ監督は前半29分に早くも青山を投入。そしてこれによってようやくボールを前に運べるようになりましたが、しかし前線との連動性の悪さは相変わらず。逆にカウンターから何度か脅かされながらもDFが身体を張って、ハーフタイムの笛が鳴った時は救われた、と言う気分になった前半の戦いでした。
 ハーフタイムにリフレッシュしてやや動きが良くなった広島は、3分に森崎浩のカットから李が突破を図ってCKを取ります。そして左からの森崎浩のボールは盛田の頭にぴたり。盛田はDFの前に身体を入れて見事なヘディングシュートを決めて、広島が良い時間帯で先制点を奪いました。
 その後は両チームともオープンな戦いでお互いにチャンスを作ります。10分にはミキッチのクロスに李忠成が飛び込んだもののトラップミス。11分には東に狙われますが西川が反応します。また16分、李忠成のトラップミスがそのままラファエルに渡って大宮のカウンターとなり、ラファエルのスルーパスで石原が飛び出します。西川が足元に飛び込んだもののアフタータックルを取られてPKを献上し、ホームのサポーターの前でラファエルのキックを受ける事になりましたが、しかし西川は冷静な読みで弾くとこぼれ球からのクロスも抑えて、チームを救いました。
 これで息を吹き返した広島は、サイドからの攻撃で何度か良い形を作ります。22分には森崎浩のクロスに李忠成が飛び込んだもののうまく合わせる事ができず枠外。26分には盛田の縦パスを受けた李忠成が中央に入れると、青山がフリーでシュートを打ったもののGK正面に行ってしまいます。逆に盛田の横パスを石原に奪われてフリーにすると言うピンチがありましたが、森崎和が寄せてシュートミスを誘います。34分にも李忠成がドリブル突破を狙ったもののカットされ、カウンターになりましたが森崎和がカバーします。終盤は大宮がロングボールと思い切ったシュートで攻めてきましたがしっかりとはね返して、そのまま終了のホイッスル。選手たちは全員で手を繋いでゴール裏に走って、サポーターに感謝しました。
 この日の大宮は雲が多く真夏ほどの暑さではない、と思っていたのですが、しかし湿度は高くピッチ上の体感気温はかなり高かったのではないか、と思われます。また先発にU-22の選手を4人含む大宮に対して、広島は全員が25歳以上。多少のメンバーの入れ替えはしていたとは言え、蓄積した疲労の総量は広島の方が多かったのではないでしょうか。実際、ピッチ上で躍動していた大宮の選手たちに対して、広島の選手の動きは重くとても普段通りのサッカーができる、と言う雰囲気ではありませんでした。携帯サイトによるとペトロヴィッチ監督は試合後のインタビューで中島について「今日は気候の傾向もあり、動きが重く頭の回転も良くなかった」と語っていますが、本来のプレーでなかったのは中島だけではなかった、と思います。ただ、そんな条件で戦う上で一番重要な「我慢」ができたこと、そしてそれが選手全員の共通理解になっていた事が勝利の要因だった、と言えると思います。これしかない、と言うセットプレーで決めた盛田、素晴らしい読みでPKをストップした西川の働きが重要だったのは確かですが、それ以上に選手全員の集中が素晴らしかったと思います。大宮の選手たちの多くは試合後に「支配率は高かったが回させられていた」と語っていますが、これは言わば結果論。むしろボールを支配されても危険なところはしっかり抑え、ここぞと言うところでやらせなかったからこそそう思わせる事ができたのではないでしょうか?経験豊富な選手が揃っているからこそできるサッカーがある。その「勝利の方程式」が、この試合の勝点3として結実したのだと思います。これから真夏に向けてますます厳しい試合が続きますが、この日のような集中力と団結力で、乗り越えて欲しいと思います。

日刊スポーツスコア速報
中国新聞記事
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

|

2011/07/03

今日の大宮戦

「ホットニュース」によるとペトロヴィッチ監督は、ミキッチの起用とともにロングボール対策として盛田を先発から使う可能性を示唆しています。ただ、「大切なのは...いかに全員で戦って行くかだ」と語っているように、交代枠をどう使うか、交代で出た選手がどれだけ機能するかが重要になると思われます。今日も蒸し暑くなる事が予想されますが、全員が運動量を上げて戦えるか、がキーポイントとなるのではないでしょうか?

 今日の試合会場はNACK5スタジアムで、午後7時キックオフ。テレビ中継はスカパー!のch180(SD画質)とch190(HD画質)、及びスカパー!e2のch800(HD画質)となっています。今日はスカパー!の無料開放デーですので、視聴契約の無い方もご覧になれます。また今日は現地に行きますので、ブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報などをご覧下さい。

|

2011/07/02

大宮戦に向けて

明日は震災で延期になっていたJリーグ第2節。サンフレッチェはアウェイで大宮と戦います。
 毎年のように残留争いに巻き込まれる大宮は、昨年も4月に張監督が退任するなど苦しいシーズンを戦いましたが、終盤にしっかり逃げ切って12位でフィニッシュ。今季は更なる上昇を目指して東(大分)、上田(磐田)、金(FC東京)ら即戦力を補強しました。そして開幕戦では後半ロスタイムに追いつかれたものの、鹿島相手に常に先手を取る戦いで今季に向けての希望を感じさせました。ところが中断直後の柏戦では前半は圧倒したものの得点できず、逆に後半に不運な失点で敗戦。その試合をきっかけに柏が上昇気流に乗ったのと対照的に、なかなか波に乗り切れず現在10位となっています。ここまでの公式戦の戦績は次の通り。
1A △3-3 鹿島  【宮】李2、上田、【鹿】伊野波、岩政、OG
7H ●0-1 柏   【柏】レアンドロ・ドミンゲス
8A ○1-0 神戸  【宮】李
9A △1-1 甲府  【宮】東、【甲】阿部
10H △0-0 新潟
11A ○1-0 山形  【宮】東
12H ●1-4 清水  【宮】ラファエル、【清】アレックス、高原2、辻尾
13A ○1-0 C大阪 【宮】ラファエル
14H △2-2 浦和  【宮】ラファエル、深谷、【浦】エジミウソン、原口
15H ●0-5 川崎F 【川】田坂、井川、小林、矢島、山瀬
16A △2-2 名古屋 【宮】青木2、【名】磯村、ケネディ
17A ○2-1 磐田  【宮】村上、金久保、【磐】前田
18H △1-1 神戸  【宮】東、【神】大久保
 前節は神戸に先制点を許しながらも、チーム全員ではね返して83分に追いつき勝点1ずつを分け合いました。繋ぐサッカーを目指してチーム作りを進める鈴木監督ですが、豪雨の中での戦いだったC大阪戦ではロングボールを多用するなど勝利のためには戦術を変える事も厭いません。ここまでホームで勝利が無い事を考えれば、明日こそはと言う思いは強いはず。前節からの1週間の休みの間に、十分な広島対策を練っていたと考えておいた方が良さそうです。
 対するサンフレッチェは神戸戦、川崎F戦に続いて、前節も上位進出を賭けた試合に敗れて6位に後退しています。今後上位で戦って行くためにはここが踏ん張りどころ。ペトロヴィッチ監督は「青山を温存する余裕はない」と言っているので、前節出場停止だったミキッチに加えて青山の先発復帰の可能性が高そうです。と言う事で、先発予想は次の通り。
       西川

   森崎和 中島  盛田

     青山 森崎浩

ミキッチ          森脇

    李    ムジリ

       佐藤

SUB:中林、横竹、服部、山岸、石川、高萩、山崎
 ここ2試合で6得点を取るなど攻撃が機能しているように見える広島ですが、決定機の数を考えればその倍取っていても不思議ではなかった、と言う感じ。その一方でつまらない失点が増えているのも気になります。暑さの中でも集中力を切らさず、決めるべき時に決めて後はしっかり守って、明日は勝点3をゲットして欲しいと思います。

|

« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »