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2011/07/11

第3節C大阪戦

昨日ビッグアーチで行われたC大阪戦は前半の森崎和の退場が祟り、今季ホーム初黒星を喫してしまいました。
 青山が10試合ぶりに先発復帰し、次の布陣で戦いに臨みました。
       西川

   森脇  森崎和  盛田
       (退場42分)
     青山 森崎浩
     (→横竹60分)
ミキッチ          山岸

    李     高萩(→中島HT)

       佐藤(→ムジリ60分)

SUB:中林、服部、石川、山崎
 対するセレッソは、GK:キム・ジンヒョン、DF:茂庭、丸橋、高橋(→酒本81分)、上本、MF:中後、乾、清武、キム・ボギョン、倉田(→山口69分)、FW:小松(→播戸76分)、と言うメンバーでした。試合は2分にいきなり動きます。丸橋が味方にパスしようとしたところこれがミス。インターセプトした李がそのまま持ち上がると、左足でゴール右隅に決めて広島があっさりと先制点を奪いました。
 その後、前からボールをうばいに来るC大阪に対して、広島はロングパスでチャンスを作ります。5分には森崎和のロングフィードで抜け出したミキッチのクロスに李がダイレクトで合わせたものの惜しくもGK正面。18分にも森崎和のボールで抜け出したミキッチが倒されましたが、場所は明らかにペナルティエリアの中だったにも関わらずエリア外からのFKとなります。セレッソも良く動いてボールを繋ぎ、ドリブル突破から、またセットプレーからチャンスを作り、11分には中後のFKに小松が合わせましたが西川が素晴らしい反応でクリア。15分には清武がループ気味に狙いましたが西川が落ち着いて抑えます。24分には森脇が左足で強烈なミドルを打ったもののGKに弾かれ、32分には前線の3人がワンタッチパスを繋いでペナルティエリア内に入りましたがシュートを打てません。そしてその直後、森崎浩のバックパスが弱くなったところを狙われ、西川が飛び出したものの小松に足をすくわれ奪われます。これを倉田に決められてもったいない形で同点に追いつかれてしまいました。
 この後攻勢に出た広島は、37分に森崎浩のシュート、38分に森脇のシュートなど決定機を作ります。しかし42分、相手ロングボールがDFラインの裏に流れます。すると主審は森崎和が手を使ったとしてイエローカード。これが2枚目と言う事で退場となってしまい、広島は残りの時間を数的不利で戦わなければならなくなりました。
 後半からペトロヴィッチ監督は前線の枚数を減らし、中島をリベロに入れて再構築を図ります。ところが攻めも守りもコンビネーションが今一つ。2分にはスローインから清武が反転すると強烈なミドルシュートを叩き込まれてリードを許すと、5分にはキム・ボギョンが中央を持ち上がってスルーパス。これを受けた小松にしっかりと決められて、あっという間に2点のビハインドを背負う事になりました。
 この後は、何とか逆襲をしかけようとする広島でしたがなかなかゴール前まで持ち込めず、逆にカウンターから何度も決定機を作られます。9分には乾がフリーで打ちましたが西川が落ち着いてセーブ。10分の乾のシュートは枠を外れ、13分にはペナルティエリア内でクサビを受けた小松が反転しましたが、西川が素晴らしい読みで飛び込んでブロックします。ペトロヴィッチ監督は横竹とムジリを投入し、中島をボランチに上げて4-4-1の布陣で得点を狙います。そして21分にはムジリのスルーパスで森崎浩が抜け出しシュートしたもののGKに当たり、34分にはムジリのスルーパスで李が抜け出しましたがコントロールできません。更に35分にはCKからミキッチがミドルシュートを打ち、37分には中島がフリーで打ちましたがいずれも枠を捉える事ができません。逆にセレッソは後ろにブロックを作って守りを固め、時折サイドからの攻撃で形を作りますがクロスの精度を欠いてシュートまで行けません。広島は1人少ない事を感じさせないサッカーを展開したものの最後まで得点はできず、そのまま敗戦のホイッスルを聞きました。
 この試合の前半の2点はいずれもミス絡み。梅雨明けの蒸し暑さの中での試合だと言うことで、両チームとも判断やプレー精度に問題はあったのだろう、と思います。しかしそれでも序盤はどちらも持ち味を出した質の高いサッカーでそれぞれが決定的なチャンスを作り、好ゲームになりそうな予感がありました。ところが、それをぶち壊したのは1つのホイッスルでした。前半42分のC大阪のロングボールは確かに通れば決定機になるかも知れないシーンではありましたが、しかしペナルティエリアの外でしかも右サイドだったので、敢えて手で止めてでも阻止しよう、とDFが思うような場面ではありませんでした。サッカー競技規則の第12条の「反則と不正行為」の中にはハンドの定義として「ボールを意図的に手で扱う」となっていますが、そもそも森崎和が意図的に手で扱うようなシーンでは無かったのは明らかです。そしてそれ以上に不思議なのは、このボールが手に当たったようにすら見えないこと。セレッソのロングボールは森崎和の脇を抜けてワンバウンドして西川がキャッチしたわけですが、その間にボールの軌道は全く変わっていません。何をどう勘違いしたらハンドの反則を与えることができるのか。何か邪悪な意図でもあったのではないか、とでも思わなければ理解できないジャッジでした。因みに1失点目は明らかにこちらのミスでしたが、バックパスを奪った小松は西川の足ごとタックルに行っていて足とボールのどちらに先に触ったかは微妙。第12条の「直接フリーキック」にある「ボールを奪うために相手にタックルをし、ボールへ触れる前に相手に接触する」の反則に抵触する可能性もあったことは書いておかなければならないでしょう。ミキッチが倒されてPKにならなかった前半18分のシーンも含めて、公平だったとはとても思えない昨日の飯田淳平氏の振る舞いでした。
 この試合のサンフレッチェの選手たちは、確かにミスは多かったのですが気持ちは見せてくれました。特に後半の後半はムジリを起点に何度も良い形を作るとともに相手にはほとんどチャンスを与えず、クルピ監督に「出来が悪かった」と嘆かせるほどでした。この試合の結果は残念でしたが、しかしジャッジの当たり外れ、運不運は長い目で見ればどのチームにも均等に訪れること。今回はこれだけの「災厄」にあったわけですから、いつかは恵まれることもあるでしょう。このところ結果と内容が伴わない試合が続いていますが、ここは我慢する時です。次節は森崎和を欠いて首位・柏との対戦で、しかも相手は休みが1日多いと言う厳しい状況での戦いとなりますが、チーム全体の力でこの苦境を乗り越えて欲しい、と思います。

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