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2011/07/04

第2節大宮戦

昨日NACK5スタジアムで行われた第2節大宮戦は、盛田のゴールを守りきって1-0で広島が勝ちました。
 ミキッチが出場停止から戻り、またムジリと盛田を2試合ぶりに先発起用して次の布陣で戦いました。
       西川

   森脇  森崎和  盛田

     中島 森崎浩
     (→青山29分)
ミキッチ          山岸(→服部76分)

    李忠成  ムジリ(→高萩62分)

       佐藤

SUB:中林、盛田、丸谷、山崎
 対する大宮は、GK:北野、DF:渡部、坪内、金、村上(→清水90+2分)、MF:青木(→藤本79分)、上田、東、李天秀(→渡邉84分)、FW:ラファエル、石原、と言うメンバーでした。大宮は守りを固めてくるかと思えばさにあらずで、しっかりとボールを繋いで攻め込んできます。3分には盛田と西川のパス交換を狙われ、3分には東のミドル。8分には上田にシュートを打たれ、11分には東のクロスがゴール前のラファエルの頭に合いましたがシュートは西川の正面となって助かります。また15分にはカウンターから攻め込まれますが、森崎和が立ちはだかります。19分にはその森崎和のカットからの縦パスをムジリが低い弾道で狙いましたが、シュートはGKの正面を突き、23分にはミキッチがミドルを狙いましたが大きく枠を外します。パスミスが多くなかなかゲームが作れない、と言う事でペトロヴィッチ監督は前半29分に早くも青山を投入。そしてこれによってようやくボールを前に運べるようになりましたが、しかし前線との連動性の悪さは相変わらず。逆にカウンターから何度か脅かされながらもDFが身体を張って、ハーフタイムの笛が鳴った時は救われた、と言う気分になった前半の戦いでした。
 ハーフタイムにリフレッシュしてやや動きが良くなった広島は、3分に森崎浩のカットから李が突破を図ってCKを取ります。そして左からの森崎浩のボールは盛田の頭にぴたり。盛田はDFの前に身体を入れて見事なヘディングシュートを決めて、広島が良い時間帯で先制点を奪いました。
 その後は両チームともオープンな戦いでお互いにチャンスを作ります。10分にはミキッチのクロスに李忠成が飛び込んだもののトラップミス。11分には東に狙われますが西川が反応します。また16分、李忠成のトラップミスがそのままラファエルに渡って大宮のカウンターとなり、ラファエルのスルーパスで石原が飛び出します。西川が足元に飛び込んだもののアフタータックルを取られてPKを献上し、ホームのサポーターの前でラファエルのキックを受ける事になりましたが、しかし西川は冷静な読みで弾くとこぼれ球からのクロスも抑えて、チームを救いました。
 これで息を吹き返した広島は、サイドからの攻撃で何度か良い形を作ります。22分には森崎浩のクロスに李忠成が飛び込んだもののうまく合わせる事ができず枠外。26分には盛田の縦パスを受けた李忠成が中央に入れると、青山がフリーでシュートを打ったもののGK正面に行ってしまいます。逆に盛田の横パスを石原に奪われてフリーにすると言うピンチがありましたが、森崎和が寄せてシュートミスを誘います。34分にも李忠成がドリブル突破を狙ったもののカットされ、カウンターになりましたが森崎和がカバーします。終盤は大宮がロングボールと思い切ったシュートで攻めてきましたがしっかりとはね返して、そのまま終了のホイッスル。選手たちは全員で手を繋いでゴール裏に走って、サポーターに感謝しました。
 この日の大宮は雲が多く真夏ほどの暑さではない、と思っていたのですが、しかし湿度は高くピッチ上の体感気温はかなり高かったのではないか、と思われます。また先発にU-22の選手を4人含む大宮に対して、広島は全員が25歳以上。多少のメンバーの入れ替えはしていたとは言え、蓄積した疲労の総量は広島の方が多かったのではないでしょうか。実際、ピッチ上で躍動していた大宮の選手たちに対して、広島の選手の動きは重くとても普段通りのサッカーができる、と言う雰囲気ではありませんでした。携帯サイトによるとペトロヴィッチ監督は試合後のインタビューで中島について「今日は気候の傾向もあり、動きが重く頭の回転も良くなかった」と語っていますが、本来のプレーでなかったのは中島だけではなかった、と思います。ただ、そんな条件で戦う上で一番重要な「我慢」ができたこと、そしてそれが選手全員の共通理解になっていた事が勝利の要因だった、と言えると思います。これしかない、と言うセットプレーで決めた盛田、素晴らしい読みでPKをストップした西川の働きが重要だったのは確かですが、それ以上に選手全員の集中が素晴らしかったと思います。大宮の選手たちの多くは試合後に「支配率は高かったが回させられていた」と語っていますが、これは言わば結果論。むしろボールを支配されても危険なところはしっかり抑え、ここぞと言うところでやらせなかったからこそそう思わせる事ができたのではないでしょうか?経験豊富な選手が揃っているからこそできるサッカーがある。その「勝利の方程式」が、この試合の勝点3として結実したのだと思います。これから真夏に向けてますます厳しい試合が続きますが、この日のような集中力と団結力で、乗り越えて欲しいと思います。

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