« 今日の清水戦 | トップページ | 高円宮杯PL京都戦 »

2011/05/04

第9節清水戦

昨日の清水戦はムジリのJリーグ初ゴールで1-0で勝ち、15年続いた日本平での未勝利記録に終止符を打ちました。
 ペトロヴィッチ監督はこれまでの流れを重視したかG大阪戦、磐田戦と同じメンバーで臨みました。
       西川

   森崎和 中島  水本

     青山 森崎浩(→丸谷76分)

ミキッチ          森脇

    高萩    李
    (→ムジリ62分)
       佐藤(→山崎72分)

SUB:原、横竹、石川、山岸
 対する清水は小野が怪我のためベンチにも入らず、GK:山本海、DF:辻尾、平岡(→鍋田80分)、ボスナー、太田、MF:枝村(→山本真68分)、岩下、アレックス、FW:大前、伊藤、高原(→高木55分)、と言うメンバーでした。立ち上がりにいきなりDFラインでボールを奪われて危ないシーンを作られましたが、その後は広島のペース。3分には李のシュートなど波状攻撃を仕掛け、5分にもミキッチのクロスを李がシュート。19分にはオーバーラップした水本からのクロスに李がダイレクトで左足を合わせましたが、アジアカップ決勝のようにはいかずボールは枠を外れます。20分過ぎからは広島も運動量で上回れなくなりイーブンの展開。30分には青山のロングパスで高萩が抜け出したもののコントロールできず、そこからカウンターを受けましたが何とかクリアします。34分には右サイドを突破したミキッチがマイナスのクロス。これを李がダイレクトで叩いたもののまたもボールは枠を捉えることができません。逆に清水は右から大前、左から高原がクロスを入れますが、広島は中央を固めて決定機を作らせません。前半は広島が優勢だったものの点を取ることができず、スコアレスで折り返すことになりました。
 後半早々に高木俊幸を投入し、若手の力で打開を図ろうとする清水。これがやや流れを変えたか、11分には伊藤がシュートしたもののDFがブロックし、13分にはパスミスからアレックスのシュートなど危ないシーンを作られます。そこでペトロヴィッチ監督は満を持してムジリを投入。そしてこの采配で再び流れを取り戻します。18分にはムジリのロングパスを受けた寿人がスルーパス。これで抜け出した李がシュートしましたが枠を外します。20分にはアレックスが決定的なシュートを放ったものの西川が足でセーブ。カウンターからムジリが持ち上がって狙いましたが上に外します。そして24分、左から持ち込んだボールを李からムジリへ。李を狙ったスルーパスはDFに当たったもののムジリの前にこぼれ、これを落ち着いて蹴り込んでついに広島が先制点を奪いました。
 この後も広島がムジリを起点に攻勢を強め、後半31分にはカウンターからチャンスを作って丸谷、ムジリが決定的なシュートを打ちます。35分には高木が左タッチライン際から強烈なミドルを打ったものの枠外。36分にはムジリがミドルで狙いましたが当たり損なってバーを越えます。終了間際には広島が相手コーナーフラッグ近くでキープして時間を使い、最後は危なげなく逃げ切りました。
 これがGWの連戦の3試合目で、しかもアウェイ2連戦と言うことでサンフレッチェの出来は決して良くなかった、と思います。前線の選手は全体的に身体が重そうでG大阪戦や磐田戦の前半で見られたような目の覚めるようなパス交換は見られませんでしたし、しっかり抑えて強いシュートを打つ、と言うシーンも少なかったように思います。またDFラインからのビルドアップでもミスが多く、ドリブルやパスミスで奪われて逆襲を受けるシーンが何度かありました。これまでの広島だったら焦って攻めに出て逆襲を受けるか、あるいはミスからカウンターを食らって失点してそのまま敗れる、と言うパターンに陥っていたかも知れません。
 ところが、そこで有効だったのがムジリのプレーでした。これまでの試合でも途中出場から良いプレーを見せていたのですが、この試合でははっきりと流れを変えた、と思います。運動量の少なさ、特に相手ボールの時の動きの無さ(むしろアリバイ的守備)は相変わらずだったのですが、しかし味方ボールになるとしっかりとパスコースに顔を出し、ボールを持てば失わない。そしてするするとドリブルで攻め上がって決定的なパスを出す。得点のシーンではスルーパスが相手に引っかかったにも関わらず、戻ってきたボールを慌てずゴールに流し込みました。「人もボールも動く」サンフレッチェのサッカーからは異質な選手であることは間違いないのですが、相手が疲れてきたところで出てくると効果てきめん、と言うところ。タイトルを狙う今季のサンフレッチェにとっては貴重な戦力であることを、自ら証明したと言えるでしょう。
 そしてそれ以外にも、西川を中心とした守備の集中は見事なものでしたし、途中交代の山崎、丸谷のプレーもチームを助けました。まさにチーム一丸となって破った「日本平のジンクス」。この勝利は、更に上位に進出するための良いきっかけになるに違いありません。

ブログ速報 前半 後半
日刊スポーツスコア速報
中国新聞記事
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

|

« 今日の清水戦 | トップページ | 高円宮杯PL京都戦 »