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2011/01/31

アジアカップ決勝

一昨日の夜(日本時間の昨日早朝)行われたアジアカップの決勝は、延長後半4分の李忠成のゴールで日本がオーストラリアを振り切り、史上最多となる4度目の優勝を遂げました。この試合、怪我のため帰国した香川の代役として中盤に入ったのは藤本。しかしこの布陣が機能せず、また連戦と準決勝の延長PKもダメージとして残っていたのか日本らしいサッカーはできず、苦しい流れが続きます。逆にオーストラリアはロングボールとフィジカルの強さだけでなく、正確なパス回しで裏を狙って来ます。そして何度も決定的なピンチになったもののその度に川島がビッグセーブを連発。岩政と吉田も必死で身体を寄せて、無失点のまま延長に突入しました。李忠成が投入されたのは延長前半8分。李は10分にゴール前でDFと競りあいながらボールをキープするなど、最初から存在感を見せます。そして延長後半4分、それまで何度も左から仕掛けていた長友が相手を抜くと左足でクロス。李はニアをケアするDFから身体を引いてフリーになると、左足のボレーシュートを突き刺してついに日本が先制。そしてその後はロングボールの放り込みを選手全員が身体を張って守り、1-0で逃げ切りました。

 フィジカルの強さと技術の確かさで、オーストラリアは強敵でした。しかしそれを打ち破ったのは、選手の頑張りとザッケローニ監督の的確な采配だったと思います。藤本が機能しないと見るや岩政を投入。今野を左SBに出して長友を前に出したわけですが、これが結果的に相手の右サイドを押し返すことにつながりました。またギリギリまで前田を引っ張って李を投入したことで、相手の守備が混乱した面もあったのではないかと思います。李があの場面で自らフリーになった動きは素晴らしかったと思いますが、それはそこまでニアへのクロスを何度も入れていたと言う伏線があったからこそ。この優勝はピッチ上だけでなく、ベンチに控えるメンバーやスタッフも含めてチーム全体で勝ち取ったもの、と言えます。ザッケローニ監督が就任して半年。リーグ戦や天皇杯とのスケジュール調整や世代交代等の難しさの中で、良くこれだけのチームを作ってきたと思います。今回サンフレッチェの選手は李、西川が2試合出場、森脇は出場無しに終わりましたが、監督も言うようにここからがスタート。次はチームで自らのレベルを上げて、次の戦いに向けて準備して欲しいと思います。

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2011/01/30

沖縄キャンプ初日

中国新聞と携帯サイトによると、昨日から始まった沖縄キャンプでは冷たい風が吹きすさぶ中、1時間半にわたってハードな練習を行ったそうです。右足を痛めた山岸が服部、盛田、高柳と別メニュー。井波も学校行事のため不参加だったものの、ユースの脇本、野津田、平田を加えた23人が2組に分かれてほぼフルコートのミニゲームを行いました。メンバーは、主力組がGK:原(→中林)、DF:横竹、トミッチ、森崎和、MF:ミキッチ、青山、森崎浩、水本、高萩、ムジリ、FW:佐藤。サブ組が、GK:中林(→原)、DF:脇本、中島、西岡、MF:石川、鮫島、丸谷、平田、清水、野津田、FW:山崎、大崎。それぞれの選手の気持ちが乗った熱いゲームだったそうで、ノンストップで40分間行われたとのこと。テスト中の2人も早くもチームに馴染んできた感じで、特にトミッチのプレーが良かった様子です。またサブ組も大崎の突破や丸谷のロングシュート等、主力組と遜色の無い力を見せていたそうです。

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李漢宰が岐阜入り

FC岐阜は昨日、李漢宰選手の移籍加入を発表しました。一昨年限りで広島を退団し札幌入りした李はシーズン序盤の2試合に出場したものの、怪我のためにその後は試合に絡むことなく解雇されていました。岐阜加入のコメントを見ると怪我はまだ治っていないようですが、それでも今西社長が契約してくれた、とのこと。「近いうちに必ず復帰してチームのために自分のサッカー人生すべてをかけてプレーしたいと思います」との言葉に、期待したいと思います。

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2011/01/29

Kリーグクラブと3試合

プレスリリースによると、2/2のトレーニングマッチの相手が岡山から釜山アイパークに変更になり、2/9の相手は済州ユナイテッドになりました。これで「美ら島サッカーキャンプ」の対戦相手は3試合ともKリーグ勢ということになりました。

 ところで済州ユナイテッドは昨年のレギュラーシーズンでは2位に入り、プレーオフでも決勝を戦ったチームで、アジアカップを戦った具滋哲(ク・ジャチョル)と洪正好(ホン・ジョンホ)が所属しています。またかつて油公と呼ばれていた頃に、広島とのプレシーズンマッチを行ったことがあるはずで、それ以来の対戦となるものと思われます。一方の釜山アイパークは昨シーズンは15チーム中8位。1997年までに4回優勝するなどかつては強豪でしたが、2000年代に入ってからはやや低迷しています。釜山との対戦はたぶん初めてではないかと思われますが、いずれにせよ広島にとっては最初の実戦。まずはムジルとトミッチがどれだけフィットするか、が見どころとなるのではないでしょうか?

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2011/01/28

トミッチが練習参加

中国新聞などによると、スロベニア1部リーグのコペルMFアンテ・トミッチが昨日から練習に参加したそうです。トミッチは昨年はディナモ・ザグレブに所属していて、サンフレッチェとの練習試合にも出ていたとのこと。本職はボランチですが、トップ下やサイド、リベロでもプレーできる選手なのだそうです。昨日は早速ミニゲームでリベロの位置について攻撃の組み立てを行っていたとのこと。今後沖縄キャンプでテストして、獲得かどうかを決めることになるとのことです。

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2011/01/27

ムジリが練習参加

中国新聞によると、昨日から元グルジア代表のダビド・ムジリが練習参加しているそうです。ムジリは2001年〜2006年にシュトルム・グラーツでペトロヴィッチ監督の元でプレーしていて、ミドルシュートの威力があり展開力もある選手だ、とのこと。「トップ下候補」と言うことになりますが、ただ年齢が33歳なので動ける選手かどうかがポイントとなりそう。しばらくはチームとともにコンディションを上げて、沖縄キャンプで本格的にテストすることになります。

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2011/01/26

アジア杯韓国戦

昨日行われたアジアカップ準決勝で、日本代表はPK戦の末に韓国代表を下し、2大会ぶりに決勝進出するとともに次の大会の出場権を確保しました。

 ザッケローニ監督は出場停止の内田に代わって岩政を起用して、GK:川島、DF:内田、岩政、今野、長友、MF:遠藤、香川(→細貝87分)、長谷部(→本田拓117分)、本田圭、FW:岡崎、前田(→伊野波106分)、と言うメンバーで戦いました。対する韓国代表のメンバーは、GK:チョン・ソンリョン[鄭成龍:城南]、DF:ファン・ジェウォン[黄載元:水原]、チョ・ヨンヒョン[趙容衡:アル・ラヤン](→キム・シンウク[金信旭:蔚山]103分)、イ・ヨンピョ[李栄杓:アル・ヒラル]、チャ・ドゥリ[車ドゥリ:セルティック]、MF:イ・ヨンレ[李容来:水原]、パク・チソン[朴智星:マンチェスターU]、ク・ジャチョル[具滋哲:済州]、キ・ソンヨン[奇誠庸:セルティック]、イ・チョンミン[李青龍:ボルトン](→ソン・フンミン[孫興民:ハンブルガーSV]82分)、FW:チ・ドンウォン[池東ウォン:全南](→ホン・ジョンホ[洪正好:済州]66分)。試合は立ち上がりから日韓戦らしいガチンコの展開。スペースランニングと隙間を狙ったパスで攻撃を展開する日本代表に対して、韓国はロングボール主体で攻めてきます。そして日本が押し込んでいた前半22分、DFラインからのフィードボールにパク・チソンと競り合った今野がファウルを取られ、なんとPKを宣告されます。川島はキ・ソンヨンが蹴るコースを読んで飛んだもののしっかりとミートされたボールはゴールネットに突き刺さり、韓国が先制点を奪いました。

 しかし大会を通じて追う展開が多かった日本は、落ち着いて自分たちのサッカーを貫きます。そして前半36分、左サイドでキープした本田圭が相手を引きつけると長友にスルーパス。対面のチャ・ドゥリをぶち抜いた長友はペナルティエリア内で折り返し、これを前田がマーカーに引っ張られながらも流し込んで同点に追いつきました。そしてその後は足が止まった韓国に対して日本が縦横にパスを回して圧倒。勝ち越し点は奪えなかったものの素晴らしい展開で前半を折り返しました。

 後半も日本は香川を中心に攻め込みますが、しかし韓国は足元のパスを確実に繋いで攻め込んできます。ボールの取りどころが定まらない日本は徐々にDFラインが下がり、前線の運動量も落ちてなかなか押し返せなくなります。FWを削って中盤を厚くするなど早めの交代で、運動量を上げて圧力をかける韓国。日本は最終ラインで守備陣が頑張ってはね返す、と言う展開が続きます。その流れは延長に入っても同じでしたが、しかし延長前半6分、本田圭のパスに反応した岡崎がペナルティエリアギリギリで倒されてPKをゲット。本田圭のキックはGKに阻まれたもののこぼれを細貝が押し込み、日本が貴重な勝ち越し点を奪いました。

 その後は追いつくために最後の力を振り絞る韓国に対して、日本代表がゴール前に人垣を作って我慢する、と言う展開が続きます。そして延長後半も終わろうとする時間帯に、長谷部に代わって入っていた本田拓が微妙な位置でFKを与えてしまいます。ゴール前に放り込まれたボールはDFがクリアしきれず混戦になり、最後はファン・ジェウォンが強烈なシュート。日本は韓国に土壇場で追いつかれて、勝負はPK戦に持ち込まれました。

 そしてPK戦は川島の独壇場。1人目のク・ジャチョル、2人目のイ・ヨンレを連続でストップすると、ホン・ジョンホはプレッシャーに負けたように自ら外してしまいます。それに対して日本は長友が外したものの本田圭、岡崎、今野がコースに決めて、ピッチ上には「歓喜の青」と「落胆の赤」のコントラストが描かれました。

 この試合は、アジアのサッカーをリードする2強・日本と韓国が、そのプライドと実力の全てをぶつけたアジア最高峰の試合だった、と言えると思います。中盤のキープ力と鋭く正確なパス、そして豊富な運動量でゲームを作る日本に対して、個人戦術の高さとフィジカルの強さを前面に押し出す韓国。「永遠のライバル」同士の戦いはいつでも激しく厳しいものとなるものですが、この試合は近年まれに見る好試合だったと言えるでしょう。明らかなミスジャッジだった2つのPK(韓国のPKは今野の正当なショルダーチャージ。日本のPKはペナルティエリアの外だった)だけでなく、手がかかったように見えただけで笛を吹くのに足元へのタックルには寛容だったことなど怪しさ満載の主審だったにも関わらず、両チームの選手は決して集中を切らすことなく戦い抜きました。W杯のベスト16進出で名実ともにアジアのトップに立った日韓両国が、新しい世代の台頭によって更に上を目指して成長しつつあることを改めて示した試合だった、と言えるのではないでしょうか?

 そしてここでも見せたのは、日本代表の成長ぶりだったと言えます。早い時間帯に微妙なPKで先制されたものの決して怯まず戦いを挑み、早い時間帯に同点に追いつきました。そしてその後も何度も素晴らしい攻撃から決定機を作りました。また後半に入ってからは相手にゲームを支配されながらもしっかりと対応して、延長ロスタイムまで失点せずに耐えました。良い時間帯に追加点を奪えなかったこと、カウンターから点を取りに行けなかったこと、そして最後の最後に追いつかれたことなど反省点はあるでしょう。しかしそれは相手が強かったからであって、日本代表の弱さではありません。そんな厳しい相手でもしっかり戦い抜いて、PK戦を制して決勝進出を決めたことは誇って良いと思います。

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2011/01/25

沖縄キャンプの日程

サンフレッチェは昨日、沖縄キャンプの日程を発表しました。それによると1/29の夕方からトレーニングを開始して、2/2(水)に岡山と初めてのトレーニングマッチ。2/6(日)に韓国Kリーグの釜山アイパークとダブルヘッダーを行い、最終日の2/9にもKリーグクラブ(未定)を予定しています。昨年はACLがあったため1/11に練習をスタートして1/21に最初の試合を行っていましたが、今年は1/20練習開始だったので10日間ほど遅いペースでチーム作りを進めることになりそうです。

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2011/01/24

PROJECT "WITH ARROR"パレード

一昨日、サンフレッチェとNIKE FOOTBALLのコラボイベント「PROJECT "WITH ARROW"パレード」が行われ、「週末でにぎわいを見せる本通と紙屋町の午後を間違いなく占拠した」(携帯サイトによる)のだそうです。事前申し込みで当選した150名のサポーターが新ユニフォームや練習用ジャケットを着用し、10m四方の新ユニフォーム型フラッグと10m×4mの「想いを束ねろ」のバナーを掲げ、選手15名とともに堂々の行進を行ったとのこと。その後基町クレド前の広場で、新加入選手の紹介や新ユニフォームのお披露目等を行ったそうです。そして森崎和幸選手が「今日はナイキさんとサポーターの皆さんのおかげで、素晴らしいパレードができた。洋次郎が言うように、次は優勝してパレードをやりたい」と力強く挨拶。全員で記念撮影を行って1時間以上に及ぶイベントが終了しました。

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2011/01/22

アジア杯カタール戦

昨日行われたアジアカップの準々決勝は、日本が2度もカタールにリードを許し、しかも退場者が出る苦しい展開ながら3-2で逆転勝利し、4大会連続の準決勝進出を決めました。

 川島が出場停止明け。その一方で内田が出場停止と言うことで、日本代表はGK:川島、DF:伊野波、今野、吉田(退場51分)、長友、MF:遠藤、香川(→永田90+3分)、長谷部、本田圭、FW:岡崎、前田(→岩政64分)、と言うメンバーでした。序盤から積極的に出てくるカタールに対して、日本はやや落ち着きのない立ち上がり。運動量が上がらないためパスが思うように繋がらず、ロングボールに逃げるシーンが目立ちます。逆にカタールは前半6分のシュートを手始めに点を取りたい、と言う姿勢を見せます。そして前半9分、どう見てもオフサイドのタイミングで飛び出したセバスチャンが吉田をフェイントで抜いて左足で振り抜くと、このボールを川島は止めることができずゴールへ。日本は早い時間帯に先制点を許してしまいました。しかしその後の日本は香川の突破や長友のシュートなどで押し返します。そして前半25分、本田圭のパスを受けた岡崎がボールを浮かしてGKをかわし、最後は香川が頭で押し込んで同点に追いつきました。

 後半も日本が何度か攻め込むものの、なかなかチャンスにならないうちに迎えた後半16分、突破を図ったY・アフメドを吉田が倒してしまいます。ボールには行っていたものの、その後に高く上げた足に相手が引っかかってしまったということで吉田に警告。そしてこれが2枚目のイエローカードと言うことで、30分を残して1人少ない状況となります。更にその直後のFKが川島の横を抜けてゴールに転がり込み、リードまで許すことになってしまいました。

 前田を下げて岩政を入れ、後ろを固めて逆襲を図るザッケローニ監督。日本は一人ひとりが運動量を上げて、数的不利を感じさせないサッカーを展開します。そして後半25分、本田圭を起点にパスで翻弄すると、相手に当たったボールがDFライン裏にこぼれます。これを素早く拾った香川が左足で流し込み、日本が再び同点に追いつきました。更に後半44分、長谷部の速いボールを受けた香川がペナルティエリアに侵入したものの潰されます。しかしそこに詰めていた伊野波がしっかりと押し込みついに日本が勝ち越し。ロスタイムにはカタールの波状攻撃を受けたもののしっかりと凌いで、日本が苦しい試合をものにしました。

 サウジアラビア戦から一転して、この試合は非常に苦しいものとなりました。その原因の一つはカタールの積極性。初戦に敗れながら2連勝して勝ち上がった勢いは本物で、速い切り替えと帰化選手を中心とした高い技術で日本代表を苦しめました。また日本代表もアウェイでの連戦の疲れが出てきたのか、なかなか運動量が上がらず思うようなサッカーができませんでした。また、オフサイド見逃しによる失点などホーム寄りとも思えるようなジャッジにも苦しめられました。ただ、そんな中でもピッチ上の選手が団結し、1人少ない状況をはね返して逆転したことは誇って良いと思います。特に香川は「ようやく覚醒した」と言う感じ。3ゴール全てに絡む大活躍で、「10番」の期待に応えてくれました。1試合ごとにチームを作り上げている日本代表にとって、壁が高ければ高いほど成長の度合いも大きくなるはず。そう言う意味でこの試合を勝った価値は、非常に高いと言えるのではないでしょうか?

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2011/01/21

練習開始

中国新聞によると、昨日吉田サッカー公園で今季の練習を開始しました。日本代表に招集されている西川、森脇、李を除く23人が参加し、リハビリ中の盛田、高柳を除いてランニングとインターバル走などで2時間ほど練習したそうです。ペトロヴィッチ監督は怪我人が続出した昨年を反省して、最初は身体作りに専念するとのこと。吉田ではボールを使わずに体力をアップし、徐々に実戦練習を組み込んで行くのだそうです。なお、外国人補強については何人か候補者がいるらしく、キャンプに参加させて様子を見るとのこと。「競争が重要だ」と語るペトロヴィッチ監督のことですから、他の選手たちと競って勝てる選手かどうか、も重要な判断基準になるのではないでしょうか?

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2011/01/20

ペトロヴィッチ監督とミキッチが再来日

中国新聞によると昨日ペトロヴィッチ監督が来日し、今季の契約を正式に結びました。また11/30と12/3にグラーツで受けた人工股関節を入れる手術も成功したようで、リハビリ中ながら痛みはなく回復も順調だ、とのことです。またミキッチも再来日して、正式に契約を更新しました。

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2011/01/19

開幕カード発表

Jリーグは昨日、今シーズンの第1節と第2節のカードを発表しました。それによるとサンフレッチェはホームでの開幕で、対戦相手は仙台。3/5(土)に広島ビッグアーチで戦います。また第2節は3/13(日)で、NACK5スタジアムで大宮との対戦です。また翌週水曜日(3/16)にはナビスコカップの予選リーグ第1節が予定されています。念願のタイトル奪取に向けて、良いスタートを切って欲しいと思います。

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2011/01/18

アジア杯サウジアラビア戦

昨日のアジアカップのグループリーグ第3戦でサウジアラビアに5-0で勝って、グループ1位でノックアウトラウンドに進出しました。日本代表のメンバーは、GK:西川、DF:内田(→伊野波HT)、吉田(→岩政63分)、長友、MF:遠藤(→本田拓82分)、香川、柏木、長谷部、FW:岡崎、前田。立ち上がりはサウジアラビアもパスを繋いで来ましたが、日本は落ち着いてはね返すと前半8分には早くも先制点を奪います。遠藤のロビングのパスを受けた岡崎がボールを浮かしてGKをかわすと、無人のゴールに押し込みました。追加点は13分で、香川のクロスを岡崎がヘディングシュート。更に前半19分には柏木のスルーパスで抜け出した長友がクロスを入れると、ニアに飛び込んだ前田が右足のアウトで合わせて3点目を奪いました。後半に入っても日本代表のペースが続き、6分には伊野波のクロスに前田が頭で合わせて4点目。そして35分には前田のパスを受けた岡崎が反転シュートを決めてハットトリックとなる5点目を奪い、ダメを押しました。

 シリア戦のメンバーから川島、本田圭、松井を下げて西川、柏木、岡崎が先発した日本代表でしたが、サウジアラビアのモティベーションの低さを割り引いても素晴らしい試合を見せた、と思います。西川は後半38分のFK以外は危ないシーンはほとんど無く、攻撃の起点としても機能しましたし、柏木は運動量の多さと球離れの良さでリズムを作りました。そして、この日のMVPは何と言っても岡崎。素晴らしい運動量と前田とのコンビネーション、そして早い時間帯でのゴールで勝利の原動力となりました。グループリーグを通じて成長してきた日本代表の次の相手は開催国・カタール。金曜日の午後10時25分(日本時間)キックオフです。

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2011/01/17

紫熊倶楽部2月号

先週届いた「紫熊倶楽部」2月号(Vol. 156)を紹介します。トップ記事は、槙野選手の渡独前の囲みインタビュー。国内移籍は考えていなかったこと、レベルアップが目標だと言うこと、シーズン終盤に「サンフレ劇場」に出ることができず苦しかったこと、等を語っています。続くインタビューは、昨年限りで引退した下田崇氏。初めてGKとしてプレーした皆実高校1年の時から始まって、プロ入りの経緯から前川、河野の背中を追いかけていた時代、悔しさにまみれたデビュー戦や初めてレギューらとして戦った98年。林卓人選手との出会いや日本代表にも選ばれた絶頂期を経て、負傷から引退の決断までの歴史を追っています。

 「特別企画●吉田安孝が選ぶ2010年ベストゲーム」はACLのホーム・浦項戦。「スタッフたちのガンバロウゼ」ではトレーナーの佐藤宣太郎が取り上げられています。また「サンフレッチェを支える人々」では安芸高田市地域振興事業団の芦田専務理事が出ています。

 ユースレポートは「『気持ちに引力がある』そういうチームが、どうして生まれるのか」と言うタイトルで、今季の最後の試合となったJユース杯やユースの雰囲気等を描いています。またジュニアユースは後ろのカラーページで、アディショナルタイムで涙をのんだ高円宮杯U-15の追浜戦をレポートしています。そして後ろのインタビュー記事で登場しているのは高萩洋次郎選手。出会いから8カ月もかからなかった、と言う結婚の話から、怪我の話、試合後に「もう、サッカーはしばらくいいや」と言う言葉が漏れたナビスコ杯決勝のことなど、「高萩洋次郎の世界」を語っています。

 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTの他、広島県内主要書店と東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマートでも販売中です。また通信販売のお申し込みはe-VPOINTでどうぞ。

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2011/01/16

新入団選手会見と新ユニ発表

サンフレッチェは昨日、新加入選手の記者会見と新ユニフォームの発表を行いました。

 記者会見は水本と新人3人が一緒だったと言うことで、水本は開口一番「ここに並んでいるとルーキーのような気持ちになります...初心に戻った気持ちです」と述べています。そして目標としてはチームの失点を減らす事とともに、得点も5点以上取りたいとのこと。これまでJリーグでの総得点は5ですが、そのうち2点が広島から取ったものだそうで、「僕にとって、広島はとてもいい印象」なのだそうです。京都でのプレーには納得できなかったとのことで、広島ではチームの勝利に貢献し、代表復帰も勝ち取りたいと語っています。

 福岡教育大から加入した西岡は、「対人能力には自信がある...目標はガットゥーゾ...日本人選手では槙野選手のようになりたい」と目標を掲げました。また大学ではサンフレッチェの真似をしてパフォーマンスをやっていたそうで、その時の勝率は100%だったとのこと。会見で「パフォーマンスをやる時には、ぜひ先頭に立ってやりたい」と言った新人選手は初めてなのではないでしょうか?

 柴崎、小島とともに「高校ビッグ3」の1人と言われていた鮫島の目標はイングランド代表のジェラード。「パススピード、状況判断、ミドルシュートと全てを自分の目標にしています」と語っています。サンフレッチェの中盤には森崎兄弟や青山ら質の高い選手が揃っていますが、彼らの後を継ぎ乗り越える選手に成長して欲しい、と思います。

 最後にユースから昇格した井波の目標はドログバで「前線でボールを収めて自分でも打開できるような選手になりたい」とのこと。昨年もキャンプに参加するなどトップでのプレーは経験していますし監督の期待も大きいので、チャンスをつかむのは早いかも知れません。

 ところで今季のユニフォームですが、92年のJリーグ開幕以来19年間続いていたミズノとの契約が終了し、新たにナイキがサプライヤーになりました。そしてユニフォームのデザインも大きくイメージチェンジ。1stユニは広島の自然を幾何学的にデザインしたそうで、明るい紫をベースに濃い紫をブロックで配したものとなっています。またこれまでは白が基調だった2ndユニは「宮島の鳥居をイメージした」と言うオレンジ色となり、加えて白の3rdユニ(これもサンフレッチェの歴史では初めて)も用意されることになります。サンフレッチェとナイキは合同で「想いを束ねろ PROJECT "WITH ARROW"」と言うキャンペーンを開始し、1/22には第1弾としてアリスガーデンから基町クレドふれあい広場までのパレードを行うとのことです。なお、一般販売ですが1stのオーセンティックが300枚、1stのレプリカが3,800枚、2ndのレプリカが400枚に制限され、これ以上の販売の予定は無いとのこと。昨年のALCモデルほどの競争にはならないとは思いますが、欲しい人は早めに予約した方が良さそうです。

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2011/01/15

今季の体制と背番号を発表

サンフレッチェは昨日、山崎雅人選手の完全移籍と今シーズンのスタッフ、選手、及び背番号を発表しました。まずスタッフですが、昨年限りで引退した下田崇氏がGKコーチに就任した他は昨年と同じで、ペトロヴィッチ監督を5人のコーチが支えることになります。また新加入は水本、西岡、鮫島、井波の4人で、水本が背番号4、西岡が3、鮫島が23、井波が26になりました。その他背番号が変更になったのは西川、石川、原、山崎の4人で、それぞれ21→1、23→20、36→21、33→30となっています。現在のところ保有選手は26人で、昨年の開幕時と比べて2人減。一昨年からは6人減った「少数精鋭」で今シーズンに臨むことになります。昨年は怪我人続出のため動けるフィールドプレーヤー全員がベンチ入りする、と言うこともありましたが、今年はそのような事は無いようにして欲しいもの。とにかく主力に怪我人を出さないようにして、シーズンを戦い抜いて欲しいと思います。
1 西川周作  12 【サポーター】23◎鮫島晃太   34 中林洋次
2 【欠番】  13 高柳一誠   24 森脇良太   35 中島浩司
3◎西岡大輝  14 ミキッチ   25 大崎淳矢    
4○水本裕貴  15 高萩洋次郎  26◎井波靖奈
5 【欠番】  16 山岸智    27 清水航平
6 青山敏弘  17 服部公太   28 丸谷拓也
7 森崎浩司  18 【欠番】   29 【欠番】
8 森崎和幸  19 盛田剛平   30 山崎雅人
9 李忠成   20 石川大徳   31 【欠番】
10 【欠番】  21 原裕太郎   32 【欠番】
11 佐藤寿人  22 横竹翔    33 【欠番】

◎は新加入、○は完全移籍、△は期限付き移籍
(なおここに97年以来の背番号の変遷をまとめてあります。)

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2011/01/14

アジア杯シリア戦

昨日のアジアカップグループリーグ第2戦は、日本が2-1でシリアを破りノックアウトラウンド進出に向けて前進しました。

 日本代表の先発はヨルダン戦と同じで、GK:川島(退場73分)、DF:内田、吉田、今野、長友、MF:遠藤、松井(→細貝90+2分)、香川(→岡崎65分)、長谷部、本田圭、FW:前田(→西川74分)。試合は序盤から日本が支配し、何度も相手陣内に攻め込みます。前半11分には内田のクロスに前田が頭で合わせたものの枠外。34分には遠藤のクロスを今野がヘディングシュートしたもののGK正面を突いてしまいます。しかし35分、本田圭のドリブルからのクロスを香川がシュート。こぼれ球を松井が戻し、これを長谷部がコースを狙って蹴り込み見事な先制点を奪いました。そして日本はその後も攻勢を緩めず1点リードで前半を折り返しました。

 後半も4分に香川のスルーパスに前田が走り込み、9分に香川のスルーパスで長友が抜け出し、12分にも長谷部のクロスに前田が飛び込むなど日本がチャンスを作り続けます。しかし26分、長谷部のバックパスに川島が出るタイミングが遅れ、クリアボールを拾われてF・アル・カティブが前へのパス。これは完全にオフサイドでしたが主審は競っていた今野の足に当たったと見てオフサイドは取らず、逆に相手選手に飛び込んで倒した川島に一発レッドとなってしまいます。そして代わって入った西川がPKの方向を読んで飛んだもののボールには届かず、シリアに同点に追いつかれてしまいました。

 数的有利になってかさにかかるシリア。しかし日本も一人ひとりが運動量を上げて真っ向から立ち向かいます。そして後半35分、ゴール前で粘る岡崎が倒されてPKをゲット。これを本田圭がど真ん中に決めて勝ち越し点を奪いました。そしてその後は守備重視の戦いにシフトした日本に対して、シリアが何度もゴール前に攻め込みシュートを打ちますが、西川が鋭い反応でキャッチします。そして6分ものロスタイムがあったものの相手DFが立て続けにイエローカードを受けて退場。日本は凌いで、苦しみながらも勝点3を取りました。

 それにしても思ったのは、いろいろな意味でアジアらしい試合だった、と言うことです。日本がボールを支配して相手が我慢する、と言う展開もそうですが、何と言ってもジャッジの怪しさには参りました。シリアのPKのシーンは守備のコンビネーションのミスが原因でしたが、F・アル・カティブのパスは完全なオフサイド。主審は今野のバックパスだと見たようですが、あんなシーンでバックパスを選択するプロのDFがいるわけがありません。逆に岡崎がPKをもらったシーンでも、DFは岡崎とボールの間に身体を入れておりファウルには取らないのが普通でしょう。ミスジャッジで選手が興奮し、それを抑えるためにイエローを乱発すると言う感じで、審判にとっては悪夢のような試合だったのではないでしょうか?そんな中、シリアの選手が無駄なイエローを重ねて退場になってしまったのもまた「アジアらしい」と言えますが、逆に日本代表の選手たちがそんな荒れ模様の中でも冷静にプレーし続けたことが勝利に繋がったと言えます。どんな試合展開でもきっちりと結果を残すのが強いチームの条件だとすれば、日本代表はその条件に当てはまる戦いをしていた、と言えるのでは無いでしょうか?

 なお途中交代でゴールマウスに立った西川ですが、緊張感は見えたものの落ち着いたプレーで勝利に貢献した、と思います。第2GKは難しい局面で出ることになるのが普通ですが、そこでしっかりと結果を出したのは絶対に今後に繋がります。川島の退場については日本協会が正式に抗議をしたらしいので次節出場停止になるかどうか微妙ですが、少なくとも次は頭から出るつもりで良い準備をして欲しいと思います。

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2011/01/13

宮崎キャンプ応援ツアー

毎年恒例の「宮崎キャンプ激励応援ツアー」が、今年も行われます。今回は広島からの「バスツアー」と羽田からの「飛行機ツアー」の2種類で、それぞれ100名様と20名様限定。いずれも部屋のタイプは4,5名〜2名一室で、1部屋の人数に応じて料金が2,000円ずつ違っています。バスツアーの方は広島・岩国発着が27,800円から31,800円で、福山・尾道発着が28,800円から32,800円。飛行機ツアーは52,800円から56,800円となっています。バスツアーは2/18(金)の夜に福山〜岩国を出発し、2/20(日)の夜に戻って来るスケジュールで、飛行機ツアーは2/19(土)の7時半に羽田空港に集合し、2/20(日)の夕方5時半頃に戻ってくることになっています。現地ではキャンプの練習視察があるほか、選手たちと一緒にビュッフェスタイルの夕食会を行うとのこと。毎年人気が高くあっという間に定員に達するらしいので、参加したい方はお早めにどうぞ。募集期間は中国新聞ちゅーピークラブ会員とサンフレッチェクラブ会員は昨日から。その他の方は1/17(月)からとなっています。お申し込み、お問い合わせはひろでん中国新聞旅行(ちゅーピーツアーセンター 082-512-1000、福山営業所 084-923-2228)までどうぞ。

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開幕戦は仙台?

日刊スポーツ東北版によると、サンフレッチェの開幕戦がホームでの仙台戦に内定したとのことです。仙台は2002年のJ1では2敗。2008年のJ2でも2分け1敗と相性が悪い相手でしたが、昨年は第33節に終了間際の大崎のゴールで勝ってジンクスを破っています。今季は柳沢、角田を京都から獲得した他に松下(FC東京)をレンタルで獲得するなど着々と戦力を整備している仙台が相手と言うことで、面白い開幕戦が期待できそうです。

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2011/01/12

補強に関して

J's GOALによると、サンフレッチェの今季の新加入選手の会見が1/15に行われる予定です。これまで発表があった新加入選手は、新人の西岡、鮫島、井波と京都から移籍の水本だけ。山瀬に断られたトップ下についてはいくつか噂はあったものの今のところ何も話はなく、外国人の補強に動いているとのことですがこちらもまだ情報はありません。以前も書いたようにペトロヴィッチ監督が「広島は既に、トップクラスのチームに成長してきたし、トップクラスの選手たちがいる...広島に加入できる選手には質の高さが求められる。少なくとも日本代表クラスの実力やその可能性を持つ選手を、本当の意味で『補強』することが必要だ」と語っていたことを考えると、外国人以外の補強はもう打ち止めかも。今季の飛躍のためには、怪我人が戻ってくることとともに現有の選手たちの更なる成長が必要です。

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2011/01/11

2010シーズンイヤーDVD先行予約受付延長

プレスリリースによると、オフィシャルDVDの「2010シーズン・イヤーDVD-WE FIGHT TOGETHER」の先行予約受付期間が1/16まで延長されました。先行予約版のみ2枚組で、特典DVDには「全ゴール集」にACLの11ゴールが追加されているほか、ゴールパフォーマンスの選手による徹底解説やナビスコ杯決勝のコレオグラフィー、そして槙野選手の移籍記者会見が掲載されています。この機会を逃すと2度と手に入らない特典映像付きの販売価格は4,200円で、V-POINTのみサンフレッチェクラブ会員割引10%もあります。先行予約はV-POINT、e-VPOINT、公式携帯サイトとデオデオCD・DVDソフト取り扱い店でどうぞ。

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2011/01/10

アジア杯ヨルダン戦

昨日行われたアジアカップグループリーグ初戦のヨルダン戦は後半ロスタイムに吉田のゴールで追いつき、1-1で引き分けました。日本代表のメンバーは、GK:川島、DF:今野、長友、内田、吉田、MF:遠藤、松井(→岡崎58分)、香川、長谷部、本田圭(→藤本89分)、FW:前田(→李HT)。日本は立ち上がりからボールを支配し、中盤でのこぼれ球も拾ってヨルダンを押し込みます。しかし引いて守るヨルダンの守備は堅く、日本はなかなかゴール前まで持ち込めません。それでも前半6分には前田、14分には香川がシュートチャンスをつかみ、25分にはシュートのこぼれを吉田が押し込みましたが微妙なオフサイドで取り消されます。逆に前半ロスタイム、連係ミスから相手をゴール前でフリーにしてしまうと、シュートが吉田の足に当たってコースが変わり先制点を許してしまいました。

 ザッケローニ監督は後半立ち上がりから李を投入し、体勢を立て直そうとします。しかし前線のコンビネーションが悪く、なかなか決定的なシーンを作れません。それでも後半18分には長谷部、20分には本田圭が、23分には岡崎がシュートを放ち、25分には長友のクロスに李が飛び込むなど一方的に押し込むものの、ゴールを割ることができません。そして後半ロスタイム、何度目かのCKでショートコーナーから長谷部がクロス。ここに飛び込んだ吉田が頭で決めて、ようやく日本が同点に追いつきます。更にその2分後には吉田の落としに李が反応しましたが、惜しくもシュートを打つことができず、両チームが勝点1ずつを分け合いました。

 試合全体の印象ですが、日本は良く戦っていたと思います。少なくとも中盤から後ろは技術、戦術ともに圧倒的で、失点もコンビネーションの問題があったとは言え「不運」と言うべきもの。前線でボールがうまく繋がらなかったのは問題ですが、これは日本の問題と言うよりもヨルダンが良く頑張ったからでしょう。今後チームが熟成されれば攻撃パターンも増え、点は取れるようになるのではないでしょうか。今回の代表はリーグ戦終了後1カ月ぶりにプレーする選手がいる一方で、直前まで天皇杯を戦っていた選手や欧州から合流したばかりの選手もいるなどコンディションはまちまち。その上全員が揃っての練習もカタール入りしてからで実戦練習もほとんど無しで臨んでいて、トップフォームで戦うのは最初から無理な話だったと言えます。W杯における強豪国のようにグループリーグで徐々に調子を上げて行けば、4回目の優勝も見えてくるのではないでしょうか?

 ところでこの試合が代表デビューとなった李ですが、途中までは連係の悪さが目に付きました。例えば後半13分の香川のパスと逆に走ったシーン。後半17分の長友のクロスは李の頭の上を遥かに越え、25分の長友のクロスにも合わせることができず、27分の本田圭のクロスを頭に当てたシーンでもシュートまで行くことができませんでした。ただ、全体的な印象では45分間プレーするうちに徐々に合ってきた、と言う感じ。特にロスタイム4分のシーンではゴールまでもう一歩のところまで行ったわけで、次には決めてくれると言う期待感を持たせる終わり方でした。FWは今回は3人しか選ばれていないことも考えると、チャンスはまだ何回か与えられるはず。それまでに心と身体を研ぎ澄ませて、次こそ決めて欲しいと思います。

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2011/01/09

代表に森脇を追加招集

本サッカー協会は昨日、酒井高徳選手の腰痛による離脱と森脇良太選手の追加招集を発表しました。中国新聞によると森脇は練習要員として参加していた代表合宿では「監督のやりたいサッカーを吸収して、がむしゃらにプレーした」とのこと。昨日は「びっくりしました」と言いながらも「一番に呼ばれるなんて光栄」と喜びながら広島を出発したそうです。ユース時代の森脇は前田、高柳、高萩ら年代別代表の常連たちに隠れて一度もブルーのユニフォームを着る機会がありませんでしたが、プロ入り後に愛媛へのレンタルなどを経ながら成長したのが評価された、と言うことでしょう。次の目標は、出場機会をつかむこと。そして良いプレーを見せること。頑張って欲しいと思います。

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2011/01/08

内田のレンタル延長

サンフレッチェは内田健太選手の愛媛へのレンタル延長を発表しました。2009年のシーズン途中から愛媛にレンタルされていた内田は、昨年のシーズン序盤はベンチスタートが多くあまり出場機会をつかむ事ができませんでした。しかし第13節に福田と交代で起用されるとその後はFWとしてプレー。終盤にはレギュラーを確保して4ゴールを決めるなど活躍しています。サンフレッチェとしてはサイドバックとして育てて欲しいような気はしますが、どこのポジションであろうと試合に出て成長することが重要でしょう。内田選手の今季に期待したいと思います。

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2011/01/07

岡本を鳥栖にレンタル

サンフレッチェは昨日、岡本知剛選手のサガン鳥栖へのレンタル移籍を発表しました。サンフレッチェびんごジュニアユースからユースを経て高校3年生でトップ昇格した岡本は、U-15から各年代で代表に選ばれ2008年にはAFC U-19選手権にも出場しました。そしてその年の最終戦でリーグ戦初出場。翌年も5月ごろからベンチ入りするなど成長が期待されました。しかし2009年は結局まともにプレーしたのはナビスコ杯と天皇杯だけで、リーグ戦はわずか9分間の出場に終わります。更に昨年もベンチ入りは12試合あったもののリーグ戦出場はなく、ACL浦項戦で69分間、天皇杯島根戦で45分間プレーしただけに終わりました。「紫熊倶楽部」12月号によると練習では良いパフォーマンスを見せても試合では出せない、と言うのが続いているとのこと。本来は力のある選手なだけに、まずは鳥栖でレギュラーを取って試合経験を積んで、成長して戻ってきて欲しいと思います。

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2011/01/06

水本獲得を発表

サンフレッチェは昨日、京都のDF水本裕貴選手の完全移籍での獲得を発表しました。中国新聞によると2年契約で年俸3,200万円で、「チームの勝利に貢献できるように、精一杯頑張ります。温かいご声援をよろしくお願いします」と言うコメントを発表しています。

 三重高校から2004年に市原入りした水本は、吉弘や前田(いずれも当時広島)、西川らとともに2005年のワールドユースに出場し、レギュラーとして活躍しました。そしてチームではオシム監督のもとで2006年からポジションを確保。そしてそのプレーが評価されて日本代表にも選ばれ、2008年にG大阪に移籍しました。しかしG大阪での先発出場は2試合にとどまりシーズン途中で京都に移籍。京都ではDFリーダーとしてプレーしていたもののチームの降格を防ぐことができず、代表からも呼ばれなくなってしまいました。千葉から出たことが必ずしも成長に繋がらなかった感じの水本ですが、オシム監督と同様のサッカーの広島でなら輝けるはず。期待したいと思います。

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2011/01/05

assist 2010 winter号

年末に出た「Assist」の2010 winter号を紹介します。最初の特集は「激闘の2010シーズン回顧録」で、対談が2つ。まずは佐藤寿人選手とスタジアムDJの石橋竜史さんが「初モノづくしの1年」を振り返っています。続く対談は高萩選手と李選手。北京五輪予選の頃の出会いから普段のつき合い等の話から昨シーズンの戦いについて語っています。また西川選手は「2010ベストマッチ&ベストゴール」と言うタイトルで、印象に残ったゲームとゴールを振り返るとともにパフォーマンスやサポーターへのメッセージなどを話しています。また「選手・サポーターが選んだ2010ベストマッチ&ベストゴール」も掲載されています。

 各選手からのメッセージ一覧、読者プレゼント(〆切は1/31)を挟んで、シーズンイヤーDVDの制作レポートと李、森脇、槙野によるパフォーマンス解説を掲載。マツダとのタイアップ記事で登場しているのは山岸選手です。また「横川をぶらり」では丸谷、原両選手が「洋食屋 MULBERRY」を紹介しています。「SANFRECCE Player's Legend」では先日引退した下田崇選手を、「あの頃、僕は」では中島浩司選手を取り上げています。紫熊倶楽部の中野編集長による「アウェイ見聞録」は大阪編。そして最終ページの巻末アンカーコラムでは、1月で退任される三矢寮の稲田寮長、寮母のお2人を紹介しています。

 サンフレッチェアシストマガジン[アシスト]は定価350円。なぜかe-VPOINTでは見つからないのですが、たぶんV-POINTでは販売中です。

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2011/01/04

山崎完全移籍へ?

ちょっと古いニュースなのですが、12/31付けのスポニチによると「広島へと期限付き移籍しているFW山崎は完全移籍...が濃厚」だとのことです。また水本とは既に合意済みらしいので、今日にでも正式発表があるのではないでしょうか。

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2011/01/03

天皇杯決勝

今年の天皇杯は鹿島と清水の対戦となりましたが、鹿島が「タイトル取り」の巧さを見せて優勝を飾りました。試合は全体的にミスが多かったように思いましたが、その中でも落ち着いてゲームを進めていたのが鹿島。特に「切り札」本山の投入が当たって、最後まで相手にペースを渡すことなく押し切りました。逆に清水は中盤に揃えた技術の高い選手の力をうまく使えなかった、と言う感じ。ヨンセンがいれば放り込みたくなる気持ちは分かりますが、それでももっと落ち着いてボールを回しても良かったのではないかと思います。試合後にオリヴェイラ監督は「まず我々が集中できる環境を作ってくれるクラブ」だ、と鹿島について語っていたのに対して、長谷川監督は「現場とフロントがいろんな意味で一体になって戦わないとタイトルは取れない」と述べています。リーグ戦が終わって1カ月が過ぎ、各クラブが来季に向けて着々と進んでいる中で行われる天皇杯。しかも変則日程の中でチームを1つにまとめ、勝利に向かって突き進むことのできるところだけが優勝カップを掲げることができると言うことを、鹿島とオリヴェイラ監督が示した、と言えます。来季こそはタイトルを取る事を目標にするサンフレッチェとしては、おおいに学ばなければならないと思います。

 ところで今回の天皇杯は、いつも以上におかしな進め方でした。1回戦は9/3(金)で、ここを勝ったチームは中1日でJリーグクラブとの対戦を強いられました。しかもそのほとんどがJリーグクラブのホームでの戦いで、都道府県代表とJFL勢はほとんど全てがここで消えてしまいました。(因みに勝ち抜いたのは、対戦相手の関係で地元で戦えたソニー仙台と町田ゼルビアだけ。)また3回戦はリーグ戦が休みの週末だったので日程的には楽でしたが、試合会場はほとんどがJ1クラブのホーム。意地を見せたのはJ2で上位を争っていた柏、千葉、福岡だけでした。更に4回戦はリーグ戦が佳境に入ってきたところで行われたと言うことで、いくつかのチームは「ベストメンバー規定」を無視して戦いました。(そして、結局それに対するお咎めはなかった。)その他にも準々決勝がリーグ最終戦の3週間後だったこと、鹿島がカシマスタジアムと国立競技場でだけ戦えたことなど、公平性を無視した会場配分だったこと等の問題もありました。今季はW杯のために日程が厳しく、Jリーグを優先したための措置だったと言う「言い訳」はあるでしょうが、しかし歴史と伝統のある大会を日本サッカー協会自体が蔑ろにしている、としか思えない運営だったと言えます。以前にも書いたことがあるのですが、ドイツの同様のオープントーナメントであるDFB-Pokalでは、下位リーグと上位リーグのチームが対戦する時には下位リーグのホームで行うのが原則になっています。それによって下位のチームが有利になるというだけでなく、上位のリーグのクラブが普段行かないところで試合をすることで、その地域のサッカーを盛り上げる役割も果たすことになるのです。2回戦からJ1クラブが出てくる是非やベストメンバー規定の問題も含めて、天皇杯の改革は必須なのではないでしょうか?

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2011/01/02

槙野の旅立ち

ドイツを経由してカタールに向かう槙野選手が、昨日約500人のサポーターに見送られて広島駅を出発しました。携帯サイトによると、槙野は改札を抜けた後まずテレビの取材を受け、続いてサポーターに向けて大きな声を張り上げて挨拶。それが終わると大きな拍手とともに槙野のチャントが鳴り響いたそうです。そして歌が一段落するとサポーターと記念撮影を行い、新幹線のホームに向かうと再びチャントと「広島の槙野、世界のMAKINO」の横断幕に迎えられました。槙野はこの間、ずっと笑顔を絶やさなかったそうですが、のぞみ号に乗り込んだあと表情が真っ赤になり、涙をぬぐっていたとのこと。「森脇くんの応援歌を作って下さい」「ドイツから戻ったら、ビッグアーチに応援に行きます」と言う言葉とともに、ドイツに向けて旅立ちました。

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2011/01/01

新年を迎えて

明けましておめでとうございます。2度目のJ2降格を喫した2007年、J2を駆け抜けた2008年、4位に躍進した2009年、そして過密日程と怪我人続出の中でしっかりと結果を残した2010年。ACL出場とナビスコカップ準優勝を経験した我々にとって、残った目標はタイトルだけだと言えます。今年はリーグ戦はもちろんのこと、あと数十秒で戴冠を逃したナビスコカップ、そしてこれまでサンフレッチェとしては4度準優勝に終わっている天皇杯と、可能性のあるタイトルは全て取りに行くつもりで戦うべきでしょう。戦術は熟成され、怪我さえなければ質の高い選手を揃えることができるようになりましたが、問題はポジションに「穴」が空いた時。昨年、横竹と丸谷が成長し、李が大ブレイクしたように、今年も次々と若手選手が育ってくることが、目標達成の最も重要なポイントになるのではないでしょうか?今年もサンフレッチェとともに、「夢」を追いかけて行きたいと思います。

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槙野移籍会見

サンフレッチェは昨日、槙野智章選手の1.FCケルンへの完全移籍を発表し、記者会見を行いました。サンフレッチェのジュニアユース、ユースから2006年にトップ昇格した槙野は、2年目の2007年からポジションを確保。今季はリーグ戦全試合に出場しただけでなく警告・退場ゼロを貫き、ベストイレブンとフェアプレー個人賞に輝きました。またW杯出場は逃したものの日本代表にも定着しつつあり、広島の「顔」とも言える選手に成長しました。更に勝ちゲーム後の「サンフレ劇場」やメンバー全員を巻き込んだパフォーマンスなどで話題作りにも励み、クラブ全体の雰囲気を変えると言う意味で非常に貢献度の高い選手でした。

 記者会見によると、海外移籍はサッカーを始めてからの夢だったとのこと。そして、南アフリカW杯のピッチに立てなかったことから4年後に向けて何をすべきかを考えて、自分を成長させるために移籍を決断したのだそうです。DFが言葉の壁を乗り越えてチームに馴染むことは難しい上に、シーズン途中からの加入。しかもアジアカップのためウィンターブレイク中には合流できない、と言う色々な困難のある今回の移籍ですが、常に目標を高く掲げ「有言実行」してきた槙野ならば、必ずや「夢」を実現するのではないでしょうか?

 なお槙野は記者会見で、繰り返し広島と言う土地とクラブ、チームメイト、そしてサポーターへの感謝の言葉を述べています。彼の移籍、しかも移籍金を残さなかったことはチームにとって大きな痛手ですが、しかし彼をここまで育て、一番良い時に海外に送り出すことができたと言うことはクラブの「ステイタス」を上げることに繋がります。この穴は、彼に続く選手を育てて埋めるのが「育成クラブ」としてのサンフレッチェの宿命です。そして槙野にはこのチャンスを生かして大きく成長して、いずれはまた広島に戻ってきて欲しいと思います。

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