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2010/12/31

槙野がケルン移籍

サンフレッチェは昨日、槙野智章選手がドイツ・ブンデスリーガの1.FCケルンに移籍する、と発表しました。中国新聞によると槙野は以前から欧州でのプレーを希望し「失敗しても経験になる。若いうちにしかチャレンジはできない」と繰り返していたとのこと。12/10からドイツを訪問し、ホッフェンハイムだけでなくドルトムントの練習にも参加していたそうで、その積極的な姿勢がオファーを呼び込んだことになります。クラブとしては生え抜きの主力を失うわけで非常に痛いのですが、しかし彼自身の成長のためにはここでチャレンジするのは良いタイミングなのも確か。DFがシーズン途中で移籍して出場機会を掴むのはなかなか大変だと思いますが、頑張って欲しいと思います。

 ところで移籍先の1.FCケルンですが、1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代チャンピオンになるなど「名門クラブ」の一つです。1試合平均観客動員が常に4万人を越えるなど地元の人気も高く、過去には奥寺康彦氏やピエール・リトバルスキーらが在籍していました。しかし1980年代にクラブ内のごたごたが続いて徐々に低迷が始まると、1998年には初の2部降格。その後は上がったり落ちたりの「エレベータークラブ」となり現在に至っています。今季も開幕から調子が上がらず、17節終了時点で勝点15の16位。失点も多いのですが、それ以上に総得点が18点と得点力不足が深刻です。ケルンが槙野に何を期待しているのかは良く分からないのですが、まずは戦術を理解して(ドイツ語も早く覚えて)チームに馴染んで欲しいと思います。

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2010/12/30

水本獲得か

中国新聞によると、京都のDF水本が移籍の意思を固め、近く正式契約する見通しとなったとのことです。広島の守備陣はもともと人が少なかった上に今季限りでストヤノフが退団。また槙野もドイツ移籍の可能性が高まっていて、補強が焦眉の課題となっています。水本はまだ25歳と若く、オシム監督の元でサッカーをした経験もあるので広島の戦術に馴染むのも早いはず。早く契約を決めて、サポーターを安心させて欲しいと思います。

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2010/12/29

開幕前スケジュール

プレスリリースによると、サンフレッチェの来季開幕前のスケジュールは次の通り。
1/20(木)10:30    トレーニング開始(吉田サッカー公園)
1/22(土)午後     パレードイベント(広島市中区本通)
1/29(土)〜2/9(水) 1次トレーニングキャンプ(沖縄県本部町陸上競技場)
2/12(土)       清神社参拝
2/15(火)〜2/25(金) 2次トレーニングキャンプ(宮崎県フェニックス・シーガイア・リゾート)
2/26(土)       シーズン開幕イベント(広島駅南口地下イベント広場)
 なお、1/22(土)の午前には「第7回サポーターズカンファレンス」が予定されていますが、参加申し込み受け付けが1/5必着となっています。応募資格はサンフレッチェクラブ会員、または年間指定席ご購入の方で、募集人数は100人。参加ご希望の方は官製はがきに郵便番号、住所、氏名(フリガナ)、年齢、電話番号、会員番号、ご意見、質問事項を記入して、「〒733-0036 広島市西区観音新町4-10-2 広島西飛行場ターミナルビル1F(株)サンフレッチェ広島 サポーターズ・カンファレンス事務局」までお送り下さい。

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2010/12/28

佐藤昭が鹿島に完全移籍

広島と鹿島は昨日、佐藤昭大選手の完全移籍を発表しました。今年鹿島にレンタルされていた佐藤昭は曽ヶ端、杉山の壁に阻まれベンチ入りもできない日々が続いていましたが、リーグ戦の最終節に初めてベンチ入りしています。ここで完全移籍になったと言うことは、鹿島から戦力として期待されていると言うことなのですから、ぜひその期待に応えて、まずはベンチ入りを勝ち取って欲しいと思います。

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ストヤノフは岡山へ

広島と岡山は昨日、イリアン・ストヤノフ選手の移籍を発表しました。ストヤノフは岡山のサイトで「ファジアーノ岡山からのオファーは、自分にとって良い意味での驚きでした... 岡山でのプレーは、自分のフットボールキャリアにおいて全く新しいチャレンジとなるでしょう」と語っています。2005年に来日したストヤノフは、2008年にはJ2でプレーしていますが、広島と岡山とは環境も違うでしょう。先に移籍が決まった桑田とともに、チームを引っ張って欲しいと思います。

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2010/12/27

槙野はケルンへ?

スポニチによると、槙野がドイツ・ブンデスリーガの1FCケルンに完全移籍することが濃厚になった、とのことです。複数の関係者によれば既に条件面などの交渉が進められていて、代表の国内合宿終了後に渡独しメディカルチェックを受ける予定だとのこと。それで問題なければ、正式契約に進むようです。

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森脇が代表の練習メンバーへ

スポニチなどによると、日本サッカー協会は日本代表のアジア合宿に練習要員として10人が参加すると発表し、森脇が選ばれました。
【GK】東口(新潟)、守田(京都)
【DF】永田、西(新潟)、森脇(広島)、高橋、浜田(浦和)
【MF】青木(大宮)、藤田(慶大)
 天皇杯などのために合宿初日に10人しか集まらない、と言う状況に対応するもので、31日まで練習に参加した後に「お役ご免」となる予定です。ただ、代表メンバーに辞退者が出れば予備登録メンバーから選ばれるわけで、ここでプレーできることを見せれば多少は有利なはず。森脇がアジア杯の代表に追加される可能性はわずかかも知れませんが、頑張って欲しいと思います。

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2010/12/26

平繁は東京Vに期限付き移籍

ンフレッチェと東京Vは一昨日、平繁龍一選手の期限付き移籍を発表しました。平繁はサンフレッチェジュニアからの生え抜きで、U-14から年代別代表に選出されるなど期待されてトップ昇格しました。そしてルーキーイヤーの2007年にはリーグ戦20試合に出場し得点は無かったものの、京都との入れ替え戦のアウェイゲームでは、2nd legに希望を残す追撃ゴールを決めました。また翌年は開幕戦に先発出場してゴールを決めるなどブレイクの気配を見せましたが、しかし徐々に出場機会を失い結局17試合の出場にとどまります。更に2009年はわずか9試合の出場に終わり、今季は徳島に期限付き移籍していましたがレギュラーを確保した、とは言えませんでした。来季東京Vは、今季惜しくも逃したJ1昇格を本気で狙う年になるはず。その中で厳しくなるであろうポジション争いを勝ち抜いて、大きく成長して戻ってきて欲しいと思います。

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2010/12/25

山瀬獲得できず

中国新聞や報知新聞の報道によると、横浜FMの山瀬が広島に断りを入れ川崎F入りを決断した、とのことです。山瀬への広島のオファーは川崎Fの「年俸4,000万円の複数年契約」と変わらない条件だったとの噂でしたが、山瀬は「地元」を選んだ形になりました。なお広島のオファーは横浜FM退団が決まる前だったとのことなので「後発」に敗れたことになりますが、もともと横浜に残るつもりだったと考えれば仕方の無いことかも知れません。今後広島としてはあくまで「即戦力の攻撃的MF」にこだわって、候補を外国人選手に切り替えて動く方針だとのことです。

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高柳と中林が契約更改

今朝の中国新聞によると、高柳と中林が来季の契約に合意したとのことです。ともに2年契約の2年目で、高柳が現状維持の1,500万円で中林が500万円増の1,200万円。レギュラーに定着したと思った途端に怪我で長期離脱となった高柳、西川の加入で今年は控えに甘んじた中林はともに24歳。若手の成長を考えると、来季が勝負の年と言うことになるかも知れません。一方高萩は400万円増の2,400万円で2年契約の提示を受けていて、近く合意する見通しだそうです。

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日本代表に西川、槙野、李

日本サッカー協会はAFCアジアカップカタール2011に臨む日本代表メンバーを発表し、広島から西川、槙野、李が選ばれました。今回選出されたのは次の23人。
【GK】川島(リールス)、西川(広島)、権田(FC東京)
【DF】岩政、伊野波(鹿島)、今野(FC東京)、長友(チェゼーナ)、
    槙野(広島)、内田(シャルケ)、吉田(VVV)、酒井(新潟)
【MF】遠藤(G大阪)、松井(トムスク)、長谷部(ヴォルフスブルグ)、
    藤本、本田拓(清水)、細貝(浦和)、本田圭(CSKAモスクワ)、
    柏木(浦和)、香川(ドルトムント)
【FW】前田(磐田)、李(広島)、岡崎(清水)
 アルゼンチン戦と韓国戦の代表から闘莉王(名古屋)、駒野(磐田)、栗原(横浜FM)、中村(川崎F)、阿部(レスターC)、関口(仙台)、森本(カターニャ)、金崎(名古屋)が外れ、岩政、吉田、酒井、藤本、柏木が復帰。また李が初めて代表に選出されています。今回のアジアカップは1/7に開幕して日本代表は1/9〜17までヨルダン、シリア、サウジアラビアとグループリーグを戦います。また決勝は1/29なので、最長で1ヶ月間拘束されることになります。従ってザッケローニ監督の元でのチーム作りと言う点では貴重な機会と言うことになりますが、ただイタリア、ドイツ等ではリーグ戦が進行中で、天皇杯でベスト8に残っているクラブの選手は休みがほとんど取れないのも問題です。報道によると27日から始まる国内合宿には10人しか集まらない予定で、練習相手にも困る状態だとのこと。今後クラブとの交渉や怪我や体調不良などにより、辞退者が出る可能性もありそうです。
 なお、今回代表初選出となったのは李忠成だけとなりましたが、デイリースポーツによるとザッケローニ監督は「『Jリーグでのパフォーマンスで、見事に代表の座をもぎ取った』と選出の理由を説明した」のだそうです。前回選ばれた森本が左膝を手術していたことがごく最近判明したらしく、その「代役」として指名されたことになりますが、やはりJリーグでの大活躍が監督の目に止まったわけで、ぜひともその期待に応えて欲しい、と思います。

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2010/12/24

高円宮杯U-15追浜戦

昨日、高円宮杯U-15の2回戦が行われ、サンフレッチェジュニアユースは横浜FMジュニアユース追浜に1-2で敗れました。ただ、携帯サイトによると広島は関東有数の強豪相手に80分間(40分ハーフ)を通じて素晴らしい運動量で相手を押し込み、ほぼ完璧に試合を支配していたのだそうです。しかし決定的なチャンスに決められなかったこともあって前半は0-0で終わり、後半開始早々、相手の初めてのCKで先制点を許してしまいました。しかし後半11分にエースストライカーの浅海が決めて同点に追いつくと、その後もかさにかかって攻め込んだそうです。しかし決定機に決めることができずに時間が過ぎて、逆に後半ロスタイムにクリアボールが相手に当たって不運なゴール。その後反撃の姿勢を見せたものの残り時間はわずかしかなく、敗戦の涙にくれることになってしまいました。

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2010/12/23

山瀬が移籍先を川崎Fと広島に絞る

神奈川新聞の報道によると、複数のクラブから獲得オファーを受けていた横浜FMの山瀬はC大阪と仙台に断りを入れ、移籍先を川崎Fと広島に絞った、とのことです。サンスポによると広島は山瀬が横浜を戦力外になる前から獲得に動いていたそうで、山瀬としては移籍の第一候補と考えているものと思われます。しかし川崎Fは地元で、しかも谷口の移籍に加えて中村憲剛にも移籍の可能性があるため中盤の再構築は必至。従って山瀬としては、そのへんの損得を考えて移籍先を決めるのではないか、と思われます。

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2010/12/22

4人が契約更改

中国新聞によると、昨日青山、李、森崎浩、服部の主力4人が来季の契約を更改しました。青山は300万円増の3,500万円で3年契約。李は1,000万円増の3,000万円で、いずれも新たな複数年契約を結びました。また森崎浩は単年契約で現状維持の3,000万円、服部は2年契約の2年目で3,800万円で契約した、とのことです。

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山岸が完全移籍

広島と川崎Fは一昨日、山岸智選手の完全移籍を発表しました。今年川崎Fから広島入りした山岸は、リーグ戦24試合とACL6試合、天皇杯1試合、ナビスコ杯2試合に出場。5月から8月まで離脱し、すぐにまた同じところを痛めてリーグ戦4試合を欠場しましたが、前半は右WBとして、後半は左WBとして素晴らしい働きを見せました。またナビスコ杯では決勝進出を決定づけるゴールを決めたほか、決勝でも得点するなど印象的なプレーを見せています。まさにチームとしては欠かせない戦力となり、山岸自身もサンフレッチェのサッカーにフィットしたということで今回の完全移籍となったものと思われます。来季はミキッチ、服部とポジションを争うことになりますが、今年以上に活躍してくれるのではないでしょうか?

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2010/12/20

Jユース杯準々決勝

昨日サンフレッチェユースはJユースカップの準々決勝を戦い、延長の末3-5で敗れました。広島のメンバーは、GK:大野、DF:越智翔、宗近、脇本、MF:早瀬、岡本、平田、浅香、砂川、川森、FW:井波。対する横浜FMユースは、GK:鈴木、DF:安田、金沢、宮本、星雄、MF:渡辺、熊谷、松本、後藤、星広、FW:高橋。前半14分に松本に先制を許し、35分に高橋に追加点を奪われたものの、36分に宗近、43分に脇本が決めて同点で前半を折り返しました。そして後半3分に越智が決めて勝ち越しましたが、後半35分にカウンターを止めて越智が退場。その直後に松本にFKを決められて延長に突入してしまいました。1人少なくなった広島は一人ひとりの運動量を上げて頑張ったものの、延長後半9分に星、11分に松本にゴールを許して力尽きました。

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2010/12/19

槙野残留か?

海外移籍を目指してドイツに渡っていた槙野が、昨日帰国しました。サンケイスポーツによるとホッフェンハイムの練習にテスト生として参加していたそうですが、Kicker誌に「1対1の弱さがあり右サイドバック向き。獲得は現実的ではない」と書かれるなど厳しい評価を受けていた、とのこと。今のところ正式オファーも届いていないようなので、広島に残留する可能性が高くなりました。

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下田が現役引退記者会見

サンフレッチェは昨日、下田崇選手の現役引退記者会見を行いました。会見ではまず織田強化部長が年齢面と膝の怪我の不安があり、またクラブの方針として世代交代を進めていることを考えて契約更新を断念した、と説明。また「いい指導者になれるという確信もあった」ことから、コーチをオファーしたのだそうです。現在広島には望月コーチがいて、下部組織では加藤、阿江の2人もコーチを務めていますが、まずは彼らの下について勉強することから指導者としてのキャリアをスタートすることになります。

 続いて下田選手は質問に答えて、契約を更新しないことを通告された時には「100%現役を続けるつもり」だったそうですが、時間を置いて整理して考えて「身体と心を冷静に見られるようになって、少しずつ『引退』と言う方向に流れが行っていた」と語りました。そして、やはり考えたのは自分が広島で育ってきた、ということ。「広島に残って広島のために働きたい」と言う気持ちが大きくなってきたことが、引退を決断した最大の要因だったのだそうです。また現役時代を振り返ると、やはり前川選手の背中を見ながら育ってきた事が大きかった、とのこと。特にユースや五輪代表に選ばれていた時は、「他のチームのGKと一緒に練習するにつれ、自分もやれると言う自信が出てきた。でも、広島に戻って前川さんを見て打ちのめされる。そして代表に行って自信を取り戻す」と言うことの繰り返しだったのだそうです。17年間に出場してきたリーグ戦通算331試合とその他の試合を振り返る、天皇杯決勝での敗戦や初出場の浦和戦など「悔しい思いの方が多い」のだそうですが、それも勝利のために全力を捧げてきたからこそ言えること。プレーヤーとしての挑戦はここで終わることになりましたが、今後はその経験を生かして後進の育成に力を尽くして欲しい、と思います。

 なお、記者会見の全文はJ's GOALに掲載されていますので、ぜひそちらもご覧下さい。

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2010/12/18

桑田は岡山、橋内は徳島へ完全移籍

サンフレッチェは昨日、桑田慎一朗選手のファジアーノ岡山への完全移籍と橋内優也選手の徳島ヴォルティスへの完全移籍、及び平繁龍一選手の期限付き移籍満了を発表しました。桑田は新戦力として期待されているのだと思いますし、橋内は今季のプレーが認められたと言うことだと思いますが、平繁の場合はどうか。サンフレッチェの戦力として期待されての「帰還」であればもう少し別の表現(例えば「復帰のお知らせ」とか)ても良さそうな感じがしますが、もしかすると改めて別のチームにレンタルする、と言う意味を含んでいるのかも知れません。

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2010/12/17

下田が引退を表明

今朝の中国新聞によると、下田崇選手が昨日現役引退を明らかにした、とのことです。クラブからはスタッフとしてのオファーを受けているようで、年明けにもC級コーチライセンスの取得手続きを行うとのこと。将来的にはGKコーチとして、次代の「GK王国」を作って行くことになります。

 なお札幌と愛媛は昨日、吉弘充弘選手の愛媛入りを発表しました。

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中島が契約更改

中国新聞によると、中島選手が700万円増の2,500万円で来季の契約に合意した、とのことです。8日に1回目の交渉を行った時に条件面での問題は無かったそうで、この日クラブ側に合意の連絡が入った、とのこと。怪我人続出のチームにあって公式戦47試合中45試合に出てチームを支えた「ゴールドマン」にしては少ないような気もするのですが、広島は年俸を一気に上げることは少ないクラブなので止むを得ないことかも。ストヤノフが不在になる来季は今年以上に彼に頑張ってもらわなければなりません。

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2010/12/16

トライアウト2日目

昨日のトライアウト2日目が行われ、34人が参加しました。サンフレッチェ関係では篠原が1試合目のAチームでプレーした模様。また八田も2試合目に出場していますが、その他の選手は出ていません。下田はオファー待ちだとのことですが、他の選手には既に話があるのかも知れません。

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川崎Fも山瀬にオファー

神奈川新聞などの報道によると、川崎Fが横浜FMの山瀬に正式オファーを出した、とのことです。広島は既に山瀬と交渉済みですが、札幌や仙台も獲得に動いているとのこと。川崎Fは複数年契約を提示しているらしく、激しい争奪戦の様相を呈してきました。

 なお今週のサッカーマガジンとサッカーダイジェストによると、大分の東の獲得に動いているかのような書き方をしています。今のサンフレッチェはトップ下の選手は多いものの、ドリブラータイプが少ないのが問題。従って山瀬との交渉次第では、本気で取りに行く可能性もありそうです。

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2010/12/15

トライアウト1日目

昨日JPFA(日本プロサッカー選手会)主催のトライアウト1日目が行われ、47人が参加して紅白戦を3試合行いました。昨日は東日本のクラブに所属する選手が中心だったとのことですが、元広島の選手は池田だけ。実際には岡山や徳島の選手も出場していたため必ずしも東日本だけと言うわけでは無さそうですが、吉弘や李漢宰らが出なかったのは既にどこかから話がある、と言うことなのかも知れません。

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2010/12/14

紫熊倶楽部1月号

先週発売の紫熊倶楽部1月号(Vol. 155)の表紙は、森崎和幸選手と西川周作選手。そしてインタビューもこの2人となっています。

 前のページのインタビューで取り上げられているのは森崎和幸選手で、タイトルは「覚悟」。慢性疲労の症状が出た春の様子から、夏の間の苦闘、そして復帰までを綴っています。アウェイの山東魯能戦の前後から症状がどんどん悪くなり、そのあと家からも出れない日々が続いていた、とのこと。その間には引退も覚悟して、他の仕事を探していたこともあったそうです。家族や監督、スタッフ(特に大輔さん)の支えで何とか練習には復帰したものの、なかなか体調が戻らないもどかしさ。鹿島戦で復帰した時も、自信は全く無かったそうですが、しかしそこで目にした「何度でも言うよ!おかえりKAZU」の横断幕。そしてそんな最悪の状態でも63分間プレーできたこと。これがターニングポイントとなって、本格復帰の道を歩むことができたそうです。壮絶な森崎和幸選手の「戦い」は、サポーターとしてはぜひ読んでおきたい記事だと思います。

 このインタビューの前では、ペトロヴィッチ監督が今シーズンを振り返っています。また連載の「若者たちの『今日までそして明日から』」に登場しているのは原裕太郎選手。ベンチ入りもできず、紅白戦でも別メニューを強いられると言う苦しいシーズンを送りながら、「メンタルは今年は成長している」と言い切る原選手。最近、ツイッターでもつぶやいている彼の心の中を吐露しています。

 同じく連載の「スタッフたちの『ガンバロウゼ』」ではユースコーチの山崎真さんが取り上げられています。1人で練習した、と言う高校時代から本格的な指導者に出会った大学の時代、そして浦和、東京ガス、水戸と続いたプロ選手としての生活。その後は大分のスタッフやFC東京のコーチ等に就任しながらも、何年か後にはクビになる、と言う経験をして来たそうです。「1時間45分ほぼノンストップでしゃべり続けた」と言うインタビューは1回分には収まらず、次回に続きます。

 マッチレポートはG大阪戦、新潟戦、清水戦、仙台戦、名古屋戦。「サンフレッチェを支える人々」では、スタジアムで広告の設置や清掃を担当している三洋企画の高次孝さんを取り上げています。「紫熊短信」と「READER'S AREA」を挟んで、後のページで登場しているのは西川選手。代表落ちしたW杯の悔しさ。ナビスコカップの決勝。広島でのベストゲームとワーストゲームなど、広島で初めて過ごした1年を振り返っています。

 ユースとスクールのレポートは、毎年恒例の「ふれあいサッカーフェスティバル」。そして「私たちは、サンフレッチェ・サポーターです」には光市の津守さんとその兄弟を取り上げています。

 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTの他、広島県内主要書店と東京・池袋のジュンク堂と書泉ブックマートでも販売中です。また通信販売のお申し込みはe-VPOINTでどうぞ。

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2010/12/13

Jユース杯C大阪戦

昨日Jユースカップの決勝トーナメント2回戦が行われ、サンフレッチェユースはC大阪U-18に勝って準々決勝に進みました。携帯サイトによると広島のメンバーは、GK:大野、DF:越智翔、宗近、脇本、MF:早瀬、岡本、浅香、砂川、野津田、平田、FW:井波。対するC大阪は、GK:鶴崎、DF:多田、永田、小池、堀尾、MF:田中、野口、秋山、小暮、FW:南野、風間。序盤から広島対策を練って臨んだC大阪の守備に苦しみ、ボールを保持するもののなかなか良い形を作れなかった、とのこと。逆に24分にはクロスに飛び込んできた南野にフリーでシュートを許したものの枠外。26分には小暮のミドルがバーを叩くなど、決定機はC大阪の方が多かったそうです。そこで森山監督は後半に入った後にポジションチェンジを指示し、これでペースを取り戻すことに成功したとのこと。後半7分には井波が抜け出してGKと1対1になったもののシュートはGK正面。17分には野津田のパスを受けた井波が決定機一歩手前まで行き、36分には野津田のミドルが惜しくも枠を外れます。そして後半38分、野津田のCKを浅香が押し込んでついに先制。その後はC大阪の反撃を凌いで、苦しみながらの勝利となりました。準々決勝は、「監督・選手ともに『格上』と認める」横浜FMユースが相手。長居第二球技場で、12/19の午前11時キックオフです。

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2010/12/12

元広島の選手の動向

昨日、サンフレッチェユース出身で横浜FCの中野祐太選手が、シーズン途中でレンタルされていた岡山に完全移籍することが発表されました。なお、元広島の選手で現所属のチームと契約解除となった選手は次の通り。
【仙台】永井篤志(広島98→山形→仙台)
【甲府】池端陽介(広島99→V川崎→大分→甲府)
【札幌】吉弘充志(広島07→札幌)
    李漢宰(広島09→札幌)
【千葉】池田昇平(広島05→仙台→千葉)
【湘南】中山元気(広島04→札幌→湘南)
【徳島】八田康介(広島04→鳥栖→広島06→FC東京→横浜FC→徳島)
 この中で李漢宰選手は期待されて札幌入りしましたが、5月に左膝軟骨損傷で手術を受け、その後股関節痛も併発してシーズン終了まで試合に戻ることができませんでした。同じく札幌の吉弘充志選手はシーズン当初は試合に絡めませんでしたが、7/25に今季初めて先発出場するとその後は3試合を除く全試合でフル出場しています。またその他の選手ですが、永井は10試合、中山は3試合、池端は2試合、池田と八田は出場無しに終わりました。彼らの多くは次のチームとの契約を目指して、12/14,15に行われるトライアウトに参加することになるものと思われます。

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2010/12/11

槙野が名古屋に断り

中国新聞によると、名古屋から獲得のオファーを受けていた槙野は欧州への出発前に名古屋への断りを入れていたそうです。これによりこの冬の欧州行きが実現しなければ広島に残留することになりますが、その場合でも夏以降の移籍を目指す模様。広島は推定年俸4,500万円の複数年契約を提示しているとのことですが、契約の中には「欧州からのオファーの場合には違約金が発生しない」等の条項が入ることになるのではないでしょうか?

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2010/12/10

李、青山、盛田の契約更改交渉

中国新聞によると昨日は李、青山の2人が契約更改交渉に臨み、李は1,000万円増の3,000万円、青山は300万円増の3,500万円の提示を受けたそうです。2人とも複数年契約の途中ですが、クラブとしては「チームの中核を担ってもらわないといけない」と言うことで、来季からの2年契約を結び直すとのこと。「金額面での隔たりはなく、今後は代理人を通じて契約の細部を詰める」ことになるそうです。一方盛田も昨日契約更改交渉に臨み、400万円減の1,200万円の単年契約で合意しました。

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槙野が渡欧

中国新聞によると、今季の移籍市場の「目玉」の1人と言われる槙野選手が「今オフの欧州移籍が実現しなかった場合は広島残留」と明かしたそうです。国内からは断りを入れた横浜FMと柏の他に名古屋からオファーを受けていましたが、「広島から世界に行くのが一番」と明言したとのこと。昨日ドイツに向かったそうですが、デュッセルドルフに滞在して複数のクラブの試合観戦や練習施設の見学、現地の代理人からの情報収集を予定しているそうで、帰国後に名古屋に断りを入れる、とのことです。

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2010/12/09

佐藤寿に移籍話が浮上?

今朝の日刊スポーツに、佐藤寿人選手に「キエーボが1月の移籍市場での獲得を目指し、イタリア人代理人が本格調査に乗り出していることが判明。今後、広島へ正式オファーを出す可能性が出てきた」と言う記事が載っていました。キエーボは日本人FWの補強候補を調査しているそうで、EU圏外選手の枠も空いているため1月の移籍も可能です。佐藤寿は14日からプライベートのイタリア旅行を計画していて、その中でキエーボの試合を観戦する予定もあるとのこと。従って「滞在中に移籍交渉が始まれば、日本からも関係者が渡欧して電撃移籍の可能性もある」のだそうです。ただ、中国新聞によると佐藤寿は昨日契約更改交渉を行っていて、300万円増の5,500万円で合意しています。キエーボ側が移籍金(と言うか違約金)を十分に払うか、あるいはレンタルでならば移籍の可能性はありますが、まだ正式オファーもない段階で大騒ぎする必要も無いように思います。

 なお、昨日はその他にも森崎和(400万円減の3,400万円)、横竹(630万円増の1,300万円)、丸谷(80万円増の680万円)、大崎、石川、原(いずれも現状維持の480万円)、清水(50万円減の430万円)と合意。また中島には条件を提示して、次回の交渉で合意の見込みだそうです。更に日刊スポーツによると、山岸の広島への完全移籍が合意に至ったとのことです。

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Jユース杯決勝トーナメント

Jユースカップの決勝トーナメントは先週末に1回戦が行われましたが、サンフレッチェユースは今週末からの登場となります。2回戦以降のトーナメント表は次の通り。
      12/11 12/19 12/23 12/26
            12/12
磐田ユース  ─┐
        ├─┐
S神戸ユース ─┘ │
          ├─┐
京都U-18   ─┐ │ │
        ├─┘ │
湘南ユース  ─┘   │
            ├─┐
FC東京U-18  ─┐   │ │
        ├─┐ │ │
新潟ユース  ─┘ │ │ │
          ├─┘ │
柏U-18    ─┐ │   │
        ├─┘   │
大宮ユース  ─┘     │
              ├─
東京Vユース ─┐     │
        ├─┐   │
三菱養和ユース─┘ │   │
          ├─┐ │
V神戸U-18  ─┐ │ │ │
        ├─┘ │ │
札幌U-18   ─┘   │ │
            ├─┘
横浜FMユース ─┐   │
        ├─┐ │
清水ユース  ─┘ │ │
          ├─┘
広島ユース  ─┐ │
        ├─┘
C大阪U-18  ─┘
 サンフレッチェユースの初戦の相手はEグループを2位で通過したC大阪U-18。今年のクラブユース選手権U-18ではグループリーグ2位で敗退したものの、プリンスリーグ関西は無敗で優勝しています。しかし高円宮杯では初戦で東京Vユースに敗れ、札幌U-18と引き分けて3位に終わり決勝トーナメント進出を逃しました。C大阪にとっては準々決勝からはホームの長居で戦えるだけに、広島に何とか勝って上位進出を果たしたい、と考えているのではないでしょうか?2回戦は12/12の午後1時キックオフで、吉田サッカー公園が会場です。

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2010/12/08

美ら島サッカーキャンプ2011

先週、JFL所属のFC琉球と沖縄県は来年1月に「美ら島サッカーキャンプ2011」を行う、と発表しました。これはFC琉球がホストとなって、JリーグクラブとKリーグを含めたアジアのクラブを含めたプレシーズンマッチを組む、というもの。沖縄ではサンフレッチェの他に千葉、岡山、横浜FCがキャンプを行うことが決まっていて、これ以外にもアジア各国のクラブの誘致も進めているのだそうです。中国新聞によると「来季は方針を変更し、練習中心の国内キャンプで体力面の強化を図る」と言うことでしたが、この計画があったことも沖縄を選んだ理由だったのかも知れません。

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2010/12/07

アジアカップ予備登録に5人選出

日本サッカー協会は昨日アジアカップの予備登録メンバーを発表し、広島からは西川、槙野、森脇、青山、李が選ばれました。今回登録されたのは次の50人。
【GK】曽ヶ端(鹿島)、川島(リールス)、東口(新潟)、西川(広島)、
    権田(FC東京)
【DF】中澤、栗原(横浜FM)、岩政、伊野波(鹿島)、小宮山(川崎F)、
    今野、森重(FC東京)、永田、西、酒井(新潟)、森脇、槙野(広島)、
    長友(チェゼーナ)、内田(シャルケ)、吉田(フェンロ)、丸橋(C大阪)
【MF】遠藤、宇佐美(G大阪)、中村(川崎F)、松井(トム・トムスク)、
    阿部(レスターC)、長谷部(ヴォルフスブルグ)、矢野(フライブルグ)、
    藤本、本田拓(清水)、梶山、米本(FC東京)、細貝、柏木、原口(浦和)、
    本田圭(CSKAモスクワ)、家長、乾、清武(C大阪)、興梠(鹿島)、
    関口(仙台)、青山(広島)、金崎(名古屋)
【FW】前田(磐田)、平山(FC東京)、李(広島)、岡崎(清水)、
    平井(G大阪)、森本(カターニャ)、香川(ドルトムント)
 このうち最終メンバーに選ばれるのは23名で、12/28までにAFCに提出するとのこと。アジアカップは1/7から開幕なので、シーズンが続いているイタリアやドイツのクラブに所属する選手がどれだけ来るか、また天皇杯で上位に残ったチームの選手をどれだけ選ぶか、がポイントになりそうです。

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Jリーグアウォーズ

昨日行われたJリーグ・アウォーズで、槙野智章選手がベストイレブンとフェアプレー個人賞に選出されました。またチームもフェアプレー賞・高円宮杯に選ばれました。ベストイレブン選出は94年の高木、05年の佐藤寿に続いてチームとしては3人目で、DFとしては初めて。またチームは94年にフェアプレー特別賞を得て以来16年ぶりの受賞と言うことになりました。なお中国新聞によると去就については「14年のW杯で優勝したい。そのために自分に何が必要か考えて決断する。もちろん広島で頂点を目指したい気持ちもある」と語っているとのことです。

 ところで、フェアプレー賞・高円宮杯はリーグ戦における反則ポイントの年間合計数が34以下のJ1クラブに与えられます。反則ポイントは退場1回につき3ポイント、警告1回につき1ポイントとして計算され、更に出場停止1試合につき3ポイントが加算されることになっています。今季のサンフはイエローカード41枚退場1回で、出場停止も3人(高萩、中島、森崎浩)いたので53ポイントとなり該当しないかと思っていたのですが、2007年から導入された「警告及び退場の無かった試合1試合につき3ポイントを減らす」と言うルールのおかげで8試合分引いて、合計29ポイントで堂々の受賞となりました。(因みに山形もイエローカード40枚で退場はなくマイナスポイントも8試合分あったのですが、累積警告による出場停止が5人だったため合計31ポイントだった。)

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山瀬、水本と交渉

先週のスポーツ新聞の報道によると、サンフレッチェは京都のDF水本裕貴選手と横浜FMのMF山瀬功治選手にオファーしているとのことでしたが、中国新聞によると一昨日山瀬と、昨日水本と初交渉を行ったそうです。2人とも元日本代表で、しかも現所属チームとの契約は今季限りなので契約金不要で獲得できますが、ただ他のクラブからのオファーもあるはずで争奪戦は必至。金銭面では苦しいので、チームの魅力をアピールするしか無さそうです。

 なお日刊スポーツなどの報道によると、移籍の意思を表明している神戸の宮本恒靖選手が「広島に売り込みをかけたことが判明している」ものの「広島との交渉は決裂」した、とのことです。

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2010/12/06

槙野を優秀選手に選出

Jリーグは昨日今季の優秀選手29名を発表し、広島から槙野選手が選ばれました。槙野は昨年に引き続いての受賞で、最優秀選手賞とベストイレブンの候補者でもあります。今季はリーグ戦全試合にほぼフル出場し(途中交代したのは第14節浦和戦だけ)、警告ゼロで終わったことを考えると、今日のJリーグアウォーズではフェアプレー個人賞に選ばれる、と言う可能性もありそうです。

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2010/12/05

第34節名古屋戦

 昨日豊田スタジアムで行われたJリーグ第34節は、名古屋相手に終始ボールを支配したものの1点及ばず、黒星で今季最終戦を終わりました。
 ペトロヴィッチ監督が帰国したため横内コーチが監督代行を務めて、次のメンバーで戦いました。
        西川

   森脇   中島   槙野

      青山  森崎和
      (→丸谷71分)
ミキッチ           山岸

    高萩      李
    (→大崎87分)
        佐藤寿

SUB:中林、横竹、岡本、清水、山崎
 対する名古屋は、GK:楢崎、DF:田中隼、闘莉王、増川、三都主(→阿部73分)、MF:中村、ダニルソン、マギヌン(→金崎74分)、FW:小川、ケネディ、玉田(→杉本65分)、と言うメンバーでした。試合は立ち上がりから広島が積極的に前に出て、パスを繋いで相手陣内に攻め込みます。5分には青山がミドルを狙い、8分には李がループを狙ったものの枠外。11分にはミキッチのクロスを佐藤寿がファーで受けたもののトラップが乱れて打てず。16分には佐藤寿、続いて森脇がシュートし、17分にも佐藤寿がボレーで狙いますが枠を捉えることができません。名古屋は時折個人技からチャンスを作り、12分のマギヌンのカウンターからのシュートはバーが弾きます。そして22分、右サイドに流れた小川が左足でクロス。これがケネディの頭にぴたりと合って、先制点を許してしまいます。更に32分、中島がボールを奪われショートカウンターを食らい、抜け出したマギヌンが強烈なシュートを決めて点差は2点に広がりました。
 これで落ち着いた名古屋は、ケネディを残して引いてブロックを作って広島の攻撃を待ちかまえます。サンフは左右から何度も崩してペナルティエリアまで持ち込むものの、名古屋の堅い壁はなかなか崩れません。しかし前半ロスタイムに李がドリブルで闘莉王を抜いてシュート。これが見事にネットに収まって、点差を1点に詰めてハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると、広島は一段と攻勢を強めます。キックオフでボールを保持していた名古屋に高い位置からプレスをかけて奪うと、山岸のクロスを李が胸で落としてミキッチが決定的なシュートを放ったもののDFがブロック。4分には前線で軽快にパスを繋いで最後は槙野がフリーになりましたがシュートをふかしてしまいます。逆に18分にはカウンターから玉田がフリーになりましたが西川がスーパーセーブ。26分には佐藤寿が決定機を作りましたが楢崎に防がれます。その後も28分に増川、30分に佐藤寿が決定的な場面を作りますが、両チームのGKがスーパーセーブ連発で得点を許しません。34分には小川のシュートを西川がストップし、37分には闘莉王のシュートがバーを直撃。38分にも杉本のクロスでケネディがフリーになりましたが、シュートは大きく上に外れます。逆に45分にはミキッチが突破して決定的なシュート。後半ロスタイムにも山岸のクロスに李が飛び込みましたがわずかに合わず、直後の森脇のクロスも流れてそのまま終了のホイッスルが鳴り響きました。
 どちらも勝利は欲しいものの、勝点に対するプレッシャーは無い状態。3万人の名古屋サポーターだけでなく千人以上の広島サポーターの目の前で、お互いの持ち味を発揮した好ゲームが展開されました。特に広島は序盤から難しいパスを次々と繋いで、持ち前の「人もボールも動く」サッカーを展開しました。そして特に後半は名古屋を自陣に押し込んで、何度もビッグチャンスを作りました。試合後に高萩選手が「今年一番の試合したかなと思ってます」と語っているように、リーグチャンピオンを相手に質の高いサッカーを展開できたと言うことは、この苦しい1年で選手とチームが成長したと言う証でしょう。
 ただその一方で、相変わらず「安い失点」で敗戦したと言うのも今年の広島を象徴した結果だった、と言えます。佐藤寿人選手が表現するように、名古屋には「何でもないところでも点が取れる力強さ」がありました。試合の流れを読んで我慢すべきところは我慢し、行くべきところは行く。そのバランスがうまく行っていたからこそ、勝点を72も取ることができたのだと思います。逆に今年の広島は良く頑張ったのは確かですが、しかしここぞと言うところで勝ちきれず、タイトルもACL出場権も取れなかった。それは今のサンフレッチェにとって最も大きな課題であり、そして乗り越えなければならない壁なのではないか、と思います。
 サンフレッチェはこの結果勝点が51にとどまったものの、すぐ下の順位だった横浜FMも浦和も敗れたため7位を確保してシーズンを終えました。因みに昨年の名古屋は順位は9でしたが勝点は50。ACL参戦1年目でリーグ戦との両立に苦しみながら、何とか中位を確保したと言う点で似ている、とも言えるでしょう。(名古屋はACLで準決勝まで、天皇杯は決勝まで進んだのに対して、こちらはナビスコ杯準優勝と言う違いはありますが。)名古屋がこの経験を今季に生かしたことが優勝に繋がったのだとすれば、広島が同じことをできないはずはない。名古屋のような大型補強は無理ですが、しかしこちらには「育成」と言う武器があります。怪我による選手の離脱を最小限に抑え、選手が順調に成長すれば来年はきっと今季以上の結果を残すことができるはず。今年得た手応えを、来季は「タイトル」と言う形で実らせて欲しいと思います。

日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 コーナーフラッグ 中国新聞記事1 中国新聞記事2
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

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2010/12/04

今日の名古屋戦

ホットニュースと中国新聞によると、今日の名古屋戦で初采配を執る横内コーチは「こういう経験をしたことはないけれど、そんなに変わったところはない」と語っています。今季は今日の試合で活動が終わり、明日から1月半ばまで長期オフに入ります。オフを気持ちよく迎えるために、試合で全てを出しきって欲しいと思います。

 今日の試合会場は豊田スタジアムで午後3時半キックオフ。テレビ中継はスカパー!のch183(SD画質)とch193(HD画質)、及びスカパー!e2のch803で生放送となっています。今日は他会場の経過(特に残留争い)も気になるので、ブログでの速報はありません。スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報をどうぞ。またインターネットストリーミングもあるようですので、詳細は名古屋グランパスオフィシャルサイトをご覧下さい。

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2010/12/03

名古屋戦に向けて

3月から戦ってきたJリーグも明日がいよいよ最終節。サンフレッチェは豊田スタジアムで名古屋グランパスと対戦します。
 昨年9位に終わった名古屋は昨年オフに積極的に動き、闘莉王、金崎、千代反田、ダニルソンを補強。また3年目の指揮を執ったストイコビッチ監督の戦術も浸透して、開幕から順調に勝点を積み重ねてきました。そして第18節に首位に立つとその後は一度もその位置を譲らず、第31節には早くも優勝を決めました。そして中2日で迎えたFC東京戦こそ残留に燃える相手の気迫に押し切られたものの、前節は先制逃げ切りの堂々とした横綱相撲でカップウィナーを制しました。明日はホームで迎える最終戦。前回のホームゲームではチャンピオンらしい姿をサポーターに披露できなかっただけに、明日は絶対に勝利してシーズンを綺麗に終えたい、と思っているに違いありません。
 対するサンフレッチェですが、前節勝利したもののACL出場権獲得の可能性が消滅し、ペトロヴィッチ監督は股関節の手術のために帰国してしまいました。代わって指揮を執るのは横内コーチと言うことになりますが、特に戦い方を変えることは無いと思われます。と言うことで、予想メンバーは次の通り。
        西川

   森脇   中島   槙野

      青山  森崎和

ミキッチ           山岸

    高萩      李

        佐藤寿

SUB:中林、横竹、丸谷、岡本、森崎浩、大崎、山崎
 怪我人続出と過密日程と戦いながら、若手を育てチーム戦術を熟成してきた今年のサンフレッチェ。それがどこまでのレベルに到達したのか、力を試す相手としてリーグチャンピオン以上の相手はいない、と言って良いでしょう。明日は5位の可能性が残っている一方で、負ければ賞金獲得圏外に落ちる可能性もありますが、しかしそれほど結果を気にする必要は無いと思います。気持ちよくオフに入るためにも、また来季の戦いに繋げるためにも、ぜひサンフレッチェらしいサッカーで、勝ってシーズンを終えて欲しいと思います。

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2010/12/02

来季のキャンプ

プレスリリースによると、サンフレッチェは来季開幕前のトレーニングキャンプを1/29-2/9に沖縄(本部町陸上競技場)で行う、と発表しました。ペトロヴィッチ就任以降の2007年から毎年トルコキャンプを行い、欧州リーグのクラブとの練習試合を通じてチームを作ってきましたが、来季は練習中心の国内キャンプで体力面の強化を図る、とのこと。中国新聞によると織田強化部長は「今季、怪我人が多く出た。来季はプレシーズンの時期に、一年を通じて戦う体をしっかりとつくりたい」と語っていたそうですが、それに加えてチームに戦術が浸透して練習試合の優先度が下がった、と言うこともあるのではないでしょうか?

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2010/12/01

来季の補強について

今朝の中国新聞によると、ミキッチが来季も広島でのプレーを希望しているとのことで残留に向けた交渉が進んでいるそうです。クロアチア・サッカーニュースの長束さんによるとペトロヴィッチ監督も「ミキッチは残る」と言っていたそうなので、よほどのことがない限りは再契約は確実。おそらく年数や年俸などの条件を詰めるだけ、と言うことなのではないかと思われます。

 なお、今季サンフレッチェに所属していた選手は28人で、うち2人(山岸、山崎)がレンタル。逆に平繁と橋内を徳島、内田が愛媛に貸し出していたので、28〜9人がシーズンを戦う上での選手数の基準にあると考えられます。その中で下田、ストヤノフ、桑田、篠原、橋内の5人の退団が決定している一方で、西岡、井波、鮫島の獲得が決まっています。従ってもし山岸と山崎を完全移籍で獲得することになればそれで補強はほぼ終了で、今後移籍、あるいはレンタルで出て行く選手に見合った数を獲得する、と言うことになるように思います。ペトロヴィッチ監督の仙台戦の前のインタビューによると、補強は「まず現実を見ないといけない」とのこと。そして「広島は既に、トップクラスのチームに成長してきたし、トップクラスの選手たちがいる...広島に加入できる選手には質の高さが求められる。少なくとも日本代表クラスの実力やその可能性を持つ選手を、本当の意味で『補強』することが必要だ」と語っています。その一方でストヤノフの退団で穴が空いた形のディフェンスラインについては「ウチにはマキやツバサ、森脇らがいる。そこに来季は剛平も戻ってくれるだろう」と言っていて、補強が必要だと考えている様子は見えません。今季はACLを戦った上に怪我人続出で常に選手はギリギリの状態でしたが、来季はACLもW杯も無いので今季よりは楽に戦えるはず。「代表クラスの選手を獲得しようとしている」のかも知れませんが、逆に「代表クラスが取れなければ補強はない」と言う事かも知れません。

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