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2010/07/28

第15節仙台戦

昨日アウェイで行われた第15節仙台戦は先制点を許す苦しい展開ながら後半追いつき、引き分けに終わりました。
 山崎と前節怪我をした青山がベンチスタートとなり、次のメンバーで戦いました。
 
        西川
 
   森脇  ストヤノフ  槙野

     横竹    中島(→山崎63分)

ミキッチ            服部
(→青山46分)
    高萩     森崎浩
    (→李66分)
        佐藤寿
 
 
SUB:中林、丸谷、清水、桑田
 対する仙台は、GK:林、DF:田村、エリゼウ、鎌田、朴柱成(→一柳89分)、MF:富田、千葉、関口、フェルナンジーニョ(→太田82分)、梁、FW:朴成鎬(→平瀬70分)、と言うメンバーでした。開始早々にいきなり決定機を作ったのは広島で、1分にカウンターからDFのクリアミスを胸トラップした佐藤寿がループ気味のシュートを打ったものの惜しくもバー。またその後も広島がボール支配し、長短のパスから攻めを構築します。しかし思ったほどプレスが厳しくなかったのがかえって悪かったのか、あるいは連戦の疲れがあったのか今一つ思うように行かず、なかなかシュートまで行けない時間帯が続きます。逆に前半25分、右サイドでミキッチがクリアミスして相手に繋がれ、朴成鎬のマイナスのパスを関口に決められ先制点を許してしまいました。そしてその後同点を狙って行ったもののペースは上がらず、前半は1点ビハインドで終わることになりました。
 後半の頭から、ペトロヴィッチ監督は温存していた青山を投入します。そして青山は1分にいきなりミドルシュートを放つなど、「戦う気持ち」を前面に出してチームにカツを入れます。4分には森崎浩のスルーパスで高萩がGKと1対1になりましたが、焦ったかシュートはわずかに枠外。続いて7分にもストヤノフのスルーパスを服部がDFラインの裏で受けましたが、足に当てたボールは枠を捉えることができません。仙台は広島の攻撃時には引いて守りを固めていましたが、しかしクサビのパスを狙ってカットすると、ボールをしっかりと繋いで攻め込んできます。9分にはパスミスを奪われて朴成鎬の危ないシュート。10分にはCKからゴール前で繋がれますが、何とかクリアします。16分にはフェルナンジーニョの突破から梁が強烈なミドルを放ちましたが、西川がわずかに触ったためかボールはバーが弾きます。続く19分にもフェルナンジーニョが単独突破からシュートしましたが、西川が身体に当ててセーブします。早め、早めの交代で何とか追いつこうとするペトロヴィッチ監督。22分には李がペナルティエリア内から狙ったもののGKに止められます。そして後半31分、左サイドに上がっていた槙野にストヤノフがダイアゴナルパス。槙野はドリブルで敵陣深く入り込むと、鋭いクロス。これが相手DFに当たってゴールネットを揺らし、ついに広島が同点に追いつきました。
 その後は足が止まってきた仙台に対し、広島がボールを支配して何度もゴール前に殺到します。そして39分にはロングボールのこぼれを山崎がフリーでシュートしましたが枠を捉えることができません。更に山崎は44分にもシュートを狙いましたがDFが身体を張って阻止します。逆に仙台もどんどんクロスを放り込んできましたが、広島DF陣が集中を切らさずはね返します。結局最後はどちらも攻めきることができず、勝点1ずつを分け合うことになりました。
 ペトロヴィッチ監督は試合後に「この結果は両チームにとって、内容的にお互い様であったことを考えれば妥当だったと思っている」と語っていますが、私も同じような感想を持ちました。試合の序盤は広島にとっては「緩い」と言う感じ。横浜FMや浦和のようなプレスが無かった上に選手個々の力も怖さを感じさせるほどでもなく、開始早々の佐藤寿の惜しいシュートもあって「いつでも点が取れる」と言う感覚を持ちました。ところが残念だったのは、広島の選手が思ったほど動けていなかったこと。暑さと連戦と2試合連続アウェイゲームと言う悪条件が重なって、いつものような身体のキレがなかったように思います。そのため一瞬の動き出しの遅さからパスミスになって、カウンターに備えるため自陣に戻って走るようなシーンがいつもよりも多かったのではないか。それが選手たちの体力を奪い、最後に思ったほど押し込めず、追加点が奪えなかった原因になったのではないかと思います。失点はミキッチのミスからのものでしたが、しかしその他にも仙台には決定機がありました。そこで失点していれば、たぶん負け試合になっていたでしょう。相手が9試合勝ち無しの苦しい状況だったにも関わらず気持ちが切れなかったことも考えると、勝点1でも取れたことはむしろラッキーだった、と言えるのではないでしょうか。「苦手」仙台に負けなかったことをプラスに考えて、次からまた勝ちを重ねて行って欲しい、と思います。

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