第3節湘南戦
昨日平塚競技場で行われたJリーグ第3節湘南戦は、佐藤寿の2ゴールなどで3-1で快勝し、連勝で順位を2位に上げました。
高萩の怪我で空いたトップ下のポジションには山崎を起用し、ペトロヴィッチ監督は次の布陣で臨みました。
続いて28分、今度はストヤノフのロングパスが右サイドのスペースへ。強い追い風に相手DFが目測を誤ったか足を滑らせる幸運もあって、山岸がキープしてそのまま突破します。そして1点目と同様に低いクロスを再び佐藤寿が押し込んで、2点目をゲットしました。その後40分には森崎和のシュートがポストに阻まれ、逆に42分には中村のシュートがバーに弾かれると言うシーンがあったもののペースは広島のままで、2点リードのまま前半を折り返しました。
後半から風上に立った湘南は、反町監督の檄もあって前からボールホルダーにプレスをかけます。しかしサンフレッチェは落ち着いてパスを回し、サイドチェンジから、あるいはストヤノフの攻め上がりからチャンスを作ります。そして後半11分、左サイドからボールを持ち込み、山崎が森崎浩にボールを戻します。これがやや乱れたものの、森崎浩は右足でダイレクトで右のスペースへ。ここに走り込んだ山岸がペナルティエリア内から放った強烈なシュートは、ジャーンが足に当てたものの及ばず、点差を3点に広げました。
その後、フレッシュな選手を入れて何とか打開しようとする反町・湘南。19分にはストヤノフのショルダーチャージを反則に取られ、PKから1点を失います。その後も何度か攻め込まれるシーンはあったものの落ち着いてはね返し、逆にカウンターから相手に脅威を与えながら逃げ切り、連勝で首位と同勝ち点の2位に浮上しました。
この試合のポイントは、新加入選手の頑張りだったと言えるでしょう。1得点2アシストの山岸はようやくチームに慣れてきたのか、見事な突破力とクロス、そして得点能力を示しました。昨年は出場機会に恵まれませんでしたが、その鬱憤を晴らすような活躍で「結果を出せて素直に嬉しい。ほっとしている」とコメントしています。また西川は6分の決定的なピンチを防いだだけでなく、DFラインでのパス回しでも落ち着いたところを見せるなど、すっかり広島のサッカーに馴染んだ様子が見て取れます。更にこの日が公式戦初出場となった山崎は、前線からDFラインまで縦横に走ってリズムを作っただけでなく、佐藤寿の1点目の時にはニアに走り込んで相手DFを引きつけるなど広島での初実戦とは思えないようなプレーを見せました。相変わらず怪我人続出で苦しい試合が続くサンフレッチェですが、これが逆に新戦力が台頭するきっかけになっていると言えるかも。怪我から復帰したストヤノフ、森脇、森崎浩のコンディションが上がってきていることも含めて、チームは好循環に入りつつあるのではないでしょうか。
日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 中国新聞記事1 中国新聞記事2 コーナーフラッグ
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高萩の怪我で空いたトップ下のポジションには山崎を起用し、ペトロヴィッチ監督は次の布陣で臨みました。
西川 森脇 ストヤノフ 槙野 中島 森崎和 山岸 服部 山崎 森崎浩(→李86分) (→桑田81分) 佐藤寿(→横竹90+4分) SUB:中林、石川、高柳、清水対する湘南は、GK:野澤、DF:臼井、ジャーン、村松、島村、MF:田村、寺川(→小林64分)、坂本、FW:中村(→三平64分)、田原、阿部(→新居73分)、と言うメンバーでした。ややゆったりした立ち上がりから、7分に湘南に最初の決定機を作られます。スルーパスで抜け出した中村がGKとの1対1からシュート。「間合いは詰めていたし、こちらが動かなければ身体のどこかに当てられる」と言う西川の思いの通りボールは身体に当たったものの、ふわりと上がってそのままゴールマウスに向かいます。しかしそこに飛び込んできたのが服部。必死で頭に当てたボールはバーに当たり、西川がキャッチして失点を防ぐことができました。「このプレーがチームに勇気を与えた」(携帯サイト)か、その後は完全にサンフレッチェのペース。森崎浩、森脇、槙野、山崎、服部のシュートが次々と湘南ゴールを襲います。そして20分、森崎和のロングパスがぴたりと山岸の足もとへ。そのまま縦に突破した山岸が低いクロスを入れると、中央に飛び込んだ佐藤寿がDFの股を抜いて流し込み、待望の先制点を挙げました。
続いて28分、今度はストヤノフのロングパスが右サイドのスペースへ。強い追い風に相手DFが目測を誤ったか足を滑らせる幸運もあって、山岸がキープしてそのまま突破します。そして1点目と同様に低いクロスを再び佐藤寿が押し込んで、2点目をゲットしました。その後40分には森崎和のシュートがポストに阻まれ、逆に42分には中村のシュートがバーに弾かれると言うシーンがあったもののペースは広島のままで、2点リードのまま前半を折り返しました。
後半から風上に立った湘南は、反町監督の檄もあって前からボールホルダーにプレスをかけます。しかしサンフレッチェは落ち着いてパスを回し、サイドチェンジから、あるいはストヤノフの攻め上がりからチャンスを作ります。そして後半11分、左サイドからボールを持ち込み、山崎が森崎浩にボールを戻します。これがやや乱れたものの、森崎浩は右足でダイレクトで右のスペースへ。ここに走り込んだ山岸がペナルティエリア内から放った強烈なシュートは、ジャーンが足に当てたものの及ばず、点差を3点に広げました。
その後、フレッシュな選手を入れて何とか打開しようとする反町・湘南。19分にはストヤノフのショルダーチャージを反則に取られ、PKから1点を失います。その後も何度か攻め込まれるシーンはあったものの落ち着いてはね返し、逆にカウンターから相手に脅威を与えながら逃げ切り、連勝で首位と同勝ち点の2位に浮上しました。
この試合のポイントは、新加入選手の頑張りだったと言えるでしょう。1得点2アシストの山岸はようやくチームに慣れてきたのか、見事な突破力とクロス、そして得点能力を示しました。昨年は出場機会に恵まれませんでしたが、その鬱憤を晴らすような活躍で「結果を出せて素直に嬉しい。ほっとしている」とコメントしています。また西川は6分の決定的なピンチを防いだだけでなく、DFラインでのパス回しでも落ち着いたところを見せるなど、すっかり広島のサッカーに馴染んだ様子が見て取れます。更にこの日が公式戦初出場となった山崎は、前線からDFラインまで縦横に走ってリズムを作っただけでなく、佐藤寿の1点目の時にはニアに走り込んで相手DFを引きつけるなど広島での初実戦とは思えないようなプレーを見せました。相変わらず怪我人続出で苦しい試合が続くサンフレッチェですが、これが逆に新戦力が台頭するきっかけになっていると言えるかも。怪我から復帰したストヤノフ、森脇、森崎浩のコンディションが上がってきていることも含めて、チームは好循環に入りつつあるのではないでしょうか。
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