第31節大宮戦
昨日、NACK5スタジアムで行われた第31節大宮戦は、終了間際の槙野のゴールで2ヶ月ぶりに勝利し、7位をキープしました。。
天皇杯を出場停止で欠場した森脇を右WBに起用して、サンフは次の布陣で戦いました。
ペトロヴィッチ監督は後半早々に高柳を横竹に代え、運動量を増やして何とかしようとします。そして流れが唐突に変わったのは後半13分でした。中盤から抜け出そうとした佐藤寿を金沢が後ろから突き倒してイエローカード。これが2枚目だったため退場となり、数的有利になった広島がボールを支配できるようになりました。
失点を避けるため、前線が引いて守備ブロックを固めた大宮。対する広島は高い位置でボールを回し、長短のパス交換から何度も相手ゴールに迫ります。更に後半33分には李忠成を投入し、高萩を中盤の底に下げて攻勢をかけます。後半42分には右からの森脇のクロスを佐藤寿が落とし、李忠成が詰めたものの惜しくも足が届かない、という決定的な場面を作ります。そしてスローインから始まった直後の攻撃で、柏木からのパスを服部が胸で落とすと、そこに走り込んだ槙野が強烈な左足のシュート。これが見事にゴールネットに突き刺さって待望の先制ゴールをゲットします。そしてその後の大宮の反撃をしっかりと耐えて、アウェイゴール裏は久々の勝利の歓喜に沸きました。
この試合、内容的には今季でも何本かの指に入るような悪さだったと思います。前半から後半立ち上がりにかけて、パスワークで相手を崩した回数は数えるほど。パスの出し手と受け手のタイミングが合わず、インターセプトされて逆襲を受けるシーンが何度も見られました。ミスが目立つ、という意味では相手も似たようなものだったためさほど大火傷にはならずに済んだものの、サンフレッチェらしさはほとんど見られませんでした。しかし相手ボランチの軽率なプレーで数的有利になって、流れは大きく変わりました。得点を奪ったのは残り3分という時間帯でしたが、そこまでずっと相手を押し込んでいてチャンスを何度も作っていました。途中まではどちらが上位か分からないような試合でしたが、大宮が1人退場しただけで引いてしまったのは「残留争いのプレッシャー」のためでしょうし、広島がそこで吹っ切れて攻めに出れたのは「上位を狙う」という気持ちがあったからでしょう。そういう意味では、終了間際の得点による勝利は「幸運」でもありかつ「必然」でもあった、と言えるのではないでしょうか?
第31節は清水、FC東京が敗れたものの他の上位陣はすべて勝ち、J1リーグはいよいよ終幕に向かってラストスパートという感じになりました。最終的に何位になるか、は他のチームの動向次第なので時の運もあるでしょう。できることは、残り3試合で全力を尽くすことだけ。メンバーが苦しいのは相変わらずですが、しかしこれまでもそういう状況を乗り越えてきたのです。この勝利で残った希望を結果につなげるために、心と身体を整えて次の試合に臨んで欲しい、と思います。
日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 コーナーフラッグ
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート
天皇杯を出場停止で欠場した森脇を右WBに起用して、サンフは次の布陣で戦いました。
中林 槙野 中島 盛田 高柳 森崎和(→李忠成78分) (→横竹49分) 森脇 服部 柏木 高萩 佐藤寿 SUB:下田、岡本、楽山、李漢宰、平繁一方の大宮は、GK:江角、DF:マト、波戸、片岡、土岐田(→冨田88分)、MF:内田、藤本、橋本、金沢(退場58分)、FW:石原、ラファエル、というメンバーでした。レギュラーを多く欠いていた影響か、あるいはシーズンの疲れが澱のようにたまっているためか、サンフレッチェは全体的に動きが悪く、前半はパスミスを連発。決定機といえば、DFラインの裏に抜け出した森脇、佐藤寿がネットを揺らしたもののオフサイドを取られた、というシーンだけで、ほとんどシュートも打てません。逆に大宮はサイドからのクロスでゴール前に迫りますが、25分のラファエルのヘッドは枠外に外れ、32分のシュートは中林が抑えます。前半はどちらもミスが目立つぱっとしない流れでスコアレスで折り返しました。
ペトロヴィッチ監督は後半早々に高柳を横竹に代え、運動量を増やして何とかしようとします。そして流れが唐突に変わったのは後半13分でした。中盤から抜け出そうとした佐藤寿を金沢が後ろから突き倒してイエローカード。これが2枚目だったため退場となり、数的有利になった広島がボールを支配できるようになりました。
失点を避けるため、前線が引いて守備ブロックを固めた大宮。対する広島は高い位置でボールを回し、長短のパス交換から何度も相手ゴールに迫ります。更に後半33分には李忠成を投入し、高萩を中盤の底に下げて攻勢をかけます。後半42分には右からの森脇のクロスを佐藤寿が落とし、李忠成が詰めたものの惜しくも足が届かない、という決定的な場面を作ります。そしてスローインから始まった直後の攻撃で、柏木からのパスを服部が胸で落とすと、そこに走り込んだ槙野が強烈な左足のシュート。これが見事にゴールネットに突き刺さって待望の先制ゴールをゲットします。そしてその後の大宮の反撃をしっかりと耐えて、アウェイゴール裏は久々の勝利の歓喜に沸きました。
この試合、内容的には今季でも何本かの指に入るような悪さだったと思います。前半から後半立ち上がりにかけて、パスワークで相手を崩した回数は数えるほど。パスの出し手と受け手のタイミングが合わず、インターセプトされて逆襲を受けるシーンが何度も見られました。ミスが目立つ、という意味では相手も似たようなものだったためさほど大火傷にはならずに済んだものの、サンフレッチェらしさはほとんど見られませんでした。しかし相手ボランチの軽率なプレーで数的有利になって、流れは大きく変わりました。得点を奪ったのは残り3分という時間帯でしたが、そこまでずっと相手を押し込んでいてチャンスを何度も作っていました。途中まではどちらが上位か分からないような試合でしたが、大宮が1人退場しただけで引いてしまったのは「残留争いのプレッシャー」のためでしょうし、広島がそこで吹っ切れて攻めに出れたのは「上位を狙う」という気持ちがあったからでしょう。そういう意味では、終了間際の得点による勝利は「幸運」でもありかつ「必然」でもあった、と言えるのではないでしょうか?
第31節は清水、FC東京が敗れたものの他の上位陣はすべて勝ち、J1リーグはいよいよ終幕に向かってラストスパートという感じになりました。最終的に何位になるか、は他のチームの動向次第なので時の運もあるでしょう。できることは、残り3試合で全力を尽くすことだけ。メンバーが苦しいのは相変わらずですが、しかしこれまでもそういう状況を乗り越えてきたのです。この勝利で残った希望を結果につなげるために、心と身体を整えて次の試合に臨んで欲しい、と思います。
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