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2009/10/30

鳥栖戦に向けて

明日は天皇杯3回戦。広島スタジアムでサガン鳥栖と対戦します。
 悲願のJ1昇格を目標に戦って来た鳥栖は、開幕から3連敗と最下位からのスタートでした。しかしその後、山瀬幸宏、ハーフナー・マイクの補強が功を奏して徐々に順位を上げ、第40節には5位に浮上して昇格圏までもう一歩、と言うところまで来ました。ただ、追いつく最大のチャンスだった上位相手の3連戦に一つも勝てず、4試合を残して3位との勝点差は11。昇格は絶望的な状況に追い込まれています。第3クールに入ってからの戦績は次の通り。
37H ○2-1 横浜FC 【鳥】ハーフナー、トジン、【横】西田
38H ○3-1 福岡  【鳥】高橋、トジン、ハーフナー、【福】大久保
39A ●1-2 熊本  【鳥】高橋、【熊】西、山内
40H ○1-0 富山  【鳥】島田
41A ○3-1 水戸  【鳥】高橋、高地、ホベルト、【水】高崎
42H ○2-1 東京V 【鳥】ハーフナー、トジン、【V】柴崎
43H ○1-0 岐阜  【鳥】ハーフナー
44A ○1-0 草津  【鳥】武岡
天2 ○5-0 佐賀東 【鳥】山瀬、OG、トジン、池田、サムエル
45H △1-1 仙台  【鳥】渡邉、【仙】サーレス
46A ●0-1 湘南  【湘】田原
47H ●1-2 甲府  【鳥】トジン、【甲】マラニョン、金
 鳥栖も高橋、高地ら主力に怪我人が出ていてメンバー的には苦しいようですが、しかし岸野監督の退任が決まったことでモティベーションも高いはず。J1相手と言うことでアップセットを狙って思いきった戦いを挑んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェは、川崎F戦でレッドカードをもらった森脇が出場停止。ストヤノフは間に合わず、コンディション不良のため出場が微妙な選手も何人かいるとのこと。また長期休養明けの森崎和も疲れがあるため、中島とポジションを入れ替えて来ることになりそうです。と言うことで、私のメンバー予想は次の通り。
        中林

    槙野  森崎和  盛田

      青山  中島

李漢宰             服部

     柏木    高柳

        佐藤寿

SUB:下田、横竹、岡本、楽山、高萩、李忠成、平繁
 川崎F戦で歴史的な大敗を喫した後と言うことで、精神的なコンディションが気になるところですが、ただ自分たちのサッカーに対する確信は失っていないはず。元日の決勝を目指した熱い戦いに、期待したいと思います。

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2009/10/29

川崎F戦を振り返る

ようやく川崎F戦のビデオを見ることができたので、感想を書きます。

 試合の流れとしては、全体的には悪くなかったと思います。序盤はやや押し込まれ、失点もしましたがそれは想定の範囲内。川崎Fの両サイドの突破と外国人FWの個人能力にやられたシーンはあったものの、それ以外はほぼ対応できていました。そして森脇が退場した後はむしろ動きも良くなり、持ち前のパスワークから何度も良い形を作っていました。先制され、退場者を出しながらも押し返す。4/26に行われた川崎F戦と同じ状況で、あの時と同様に同点、あるいは逆転まで行ける可能性もあったと思います。

 しかしその時と違ったのは、後半から川崎Fが広島の布陣に合わせて戦い方を変えてきた事ではないでしょうか。関塚監督が試合後に語っているように、川崎Fは中盤の柏木、青山をしっかり見るようにしたのと同時に、DFラインにプレスをかけてきました。そして後半16分にそのDFラインへのプレスから、痛恨のミスを犯しての失点。更に25分には、田坂のシュートがDFに当たって入ると言う不運もあって、完全に流れが川崎に行ってしまいました。そしてその後の4失点はおまけみたいなもので、試合は事実上後半25分で終わった、と言って良いでしょう。こんな例はサッカーには良くあることで、最近ではACL準決勝のアウェイゲームでの名古屋がそうでした。壊れてしまったゲームを元に戻すのは簡単な事ではなく、ただ残りの時間を耐えるしかないものです。7回も失点シーンを味わった選手たちとリアルタイムで見ていたサポーターには気の毒でしたが、サッカーにはそう言うこともある、と気持ちを切り替えるしかないと思います。

 この結果から学ぶことがあるとすれば、おそらく「試合運び」なのではないかと思います。相手が1点リードして1人少ない状況で、こちらは疲れで足が止まってきた時に、どういう戦い方をすべきか。特に相手が戦い方を変えてきた事に対して、臨機応変に対応できればまた違う結果になったかも知れません。ペトロヴィッチ監督も「1-0で後半に入るときに、点を取りにいくんではなく、守りを重視してカウンターを狙う、という選択肢はなかったのでしょうか?」と言う問いに対して「今日の負けが選手にとって学ぶ良い機会なのかもしれない」と答えているように、どういう状況の時にどういうサッカーをすべきかを学ぶことが、今後にとって重要なのだと思います。幸い、この試合は負けたからと言って大きなものを失うわけでも無く、ある意味失敗が許される状況でした。そこでチャレンジしてダメだったからと言って、下を向く必要はありません。次に同じ失敗をしないように、そしてより良い結果が出せるように、チーム全体で考えれば良いのです。この敗戦で首位との勝点差は9となり、優勝は絶望的な状況となったわけですが、しかし可能性が無くなったわけではありませんし、ACLの出場権を得る3位はまだ射程距離内にあります。その上、もう一つのタイトルである天皇杯も控えています。ここでがっかりして立ち止まるのではなく、更に前に進む推進力にすること。この経験を生かして次のステップに上がることが、最も重要なことなのではないでしょうか。

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2009/10/28

森脇の出場停止

Jリーグは昨日、J1第30節の結果に伴う次節の出場停止の選手を発表しましたが、レッドカードのため次節出場停止が確定したのはポンテ(浦和)だけ。サンフレッチェの森脇と、同じく天皇杯3回戦を控える李正秀(京都)、ブルザノビッチ(名古屋)はこの中には含まれていませんでした。普通累積警告による出場停止は同じ大会での処分となりますが、レッドカードによる出場停止は直近の同レベルの大会で消化されるのがルール。従って森脇が出場停止になるのは、天皇杯3回戦(鳥栖戦)と言うことになります。川崎F戦の試合後には「悪いのは自分。チームを悪く言って欲しくない」と言って憔悴していたと言う森脇ですが、次のリーグ戦(11/8の大宮戦)には挽回のチャンスが巡ってくるはず。それまでにしっかりと心と身体の準備をしておいて、今度こそチームを勝利に導いて欲しい、と思います。

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2009/10/27

Jユース杯大分戦

先週土曜日にJユース杯の3試合目が吉田サッカー公園で行われ、大分U-18に3-0で勝って首位を守りました。

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2009/10/26

第30節川崎F戦

昨日、アウェイで行われた第30節川崎F戦は0-7で敗れ、優勝争いから大きく後退しました。
 森脇が出場停止から戻ってきたと言うことで、サンフレッチェは次のような布陣で戦いました。
        中林

    森脇  中島  槙野
    (退場25分)
      青山  森崎和(→横竹75分)
      (→岡本89分)
ミキッチ            服部

     柏木    高萩(→高柳77分)

        佐藤寿

SUB:下田、盛田、李漢宰、李忠成
 対する川崎Fは、GK:川島、DF:森(→井川72分)、菊地、伊藤、村上、MF:田坂(→薗田83分)、横山、中村、FW:鄭、ジュニーニョ、レナチーニョ(→登里81分)。立ち上がりは両チームとも積極的に攻めましたが、チャンスの質は川崎。7分にはジュニーニョの突破から鄭が決定的なシーンを作り、森のシュートがバーを直撃します。その後広島も反撃し、12分には服部のクロスを佐藤寿がヘディングシュート。14分には槙野のドリブルからチャンスを作り、佐藤寿が抜け出してシュートしたもののGKが抑えます。15分のカウンターからのジュニーニョの決定的なシュートは枠を外れますが、18分の森のスルーパスからのジュニーニョのシュートはものの見事にゴール左隅に決まり、先制点を奪われてしまいました。
 更に25分には森脇が2枚目のイエローをもらって退場。1点ビハインドの上に数的不利での戦いとなりましたが、しかしその後はどちらかと言うと広島ペース。30分にはクリアボールが柏木の足に当たり、抜け出した佐藤寿がシュートしたもののGK。30分の佐藤寿のミドルはGK正面を突きます。逆に川崎も31分、中村と村上が強烈なシュートを浴びせますが中林がファインセーブで逃れ、その後の連続攻撃も耐えます。前半は両チームとも激しく攻め合ったものの得点は最小に終わり、0-1でハーフタイムを迎えました。
 後半に入ると川崎は、中盤の並びを変えて広島にプレッシャーをかけてきます。広島は10人での戦いが効いてきたのか、あるいは前半の飛ばしすぎが祟ったのか運動量が落ちて攻め込まれるシーンが増えてきます。そして後半16分のレナチーニョのシュートはミスに救われましたが、その直後のGKからのビルドアップのところでボールを奪われ、鄭に決められて2点目を奪われてしまいました。更に後半25分には、田坂のシュートがDFに当たってネットに飛び込む、と言う運の悪さで点差が3点に広がってしまいました。  とにかく点を取らなければ、と言うことで、DFラインに人数を残さず攻め上がる広島。35分には高柳が抜け出して決定的なシュートを放ち、37分には横竹が持ち上がってスルーパスを出したもののカットされます。逆にこれは川崎にとっては思う壷の状況で、広島ボールを奪うとロングボールを前線に送り、外国人選手がカウンターを仕掛けます。数的同数以下にさらされた広島守備陣に止める術は無く、後半29分にはレナチーニョが4点目。40分には右サイドからのパスを中村が反転して叩き込み、41分にはジュニーニョの抜け出しから登里が無人のゴールにシュートを沈めます。そしてロスタイムには再びジュニーニョが抜け出してダメ押しのダメ押し。サンフレッチェは史上最多失点記録のおまけ付きで、上位争いから脱落しました。

日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 コーナーフラッグ
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

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2009/10/25

今日の川崎F戦

中国新聞などによると、昨日は広島市内での練習を行わず、移動を優先して体力を温存したとのこと。運動量を生かした広島のサッカーで、勝利を挙げて優勝争いに生き残って欲しい、と思います。

 今日の試合会場は等々力陸上競技場で、午後6時キックオフ。ペトロヴィッチ監督も語っているように他の試合が全て終わった後で唯一行われるゲームなので、注目されるのは間違いないところです。テレビ放送はスカパーch183(SD画質)とch191(HD画質)、及びch803(SD画質)で生中継の予定です。今日は海外出張の移動日なので、ブログでの速報は行いません。スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報等をご覧下さい。

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2009/10/24

川崎F戦に向けて

明日は「上位3連戦」の最後の戦い。アウェイに乗り込んで首位川崎フロンターレと戦います。
 シーズン当初は下位に沈んでいた川崎Fでしたが、第7節からの6連勝をきっかけに急浮上。秋になってやや足踏みをしていたものの、再開試合の鹿島戦を含んで3連勝して、ついに首位に立ちました。後半に入ってからの戦績は次の通り。
18H △2-2 神戸  【川】中村、菊池、【神】大久保、宮本
19A ●1-3 京都  【川】矢島、【京】ディエゴ2、安藤
NQFH ○3-0 鹿島  【川】ジュニーニョ、レナチーニョ、鄭
20H ○2-1 FC東京 【川】ジュニーニョ、谷口、【東】石川
21A ○2-0 名古屋 【川】ジュニーニョ2
22A ●1-2 磐田  【川】ジュニーニョ、【磐】前田2
23H ○2-0 山形  【川】谷口、田坂
24H △1-1 清水  【川】伊藤、【清】岩下
NSFH ○2-0 横浜FM 【川】鄭、ジュニーニョ
NSFA △1-1 横浜FM 【川】ジュニーニョ、【横】山瀬功
26H ●0-2 浦和  【浦】ポンテ、鈴木
AQFH ○2-1 名古屋 【川】中村、ジュニーニョ、【名】ケネディ
27A ●1-2 G大阪 【川】谷口、【G】遠藤2
AQFA ●1-3 名古屋 【川】鄭、【名】小川、吉田、ケネディ
28H ○2-0 横浜FM 【川】谷口、レナチーニョ
25A ○3-2 鹿島  【川】鄭2、ジュニーニョ、【鹿】マルキーニョス、岩政
天2 ○6-1 山口  【川】鄭3、レナチーニョ2、井川、【口】柏原
29A ○3-2 大宮  【川】ジュニーニョ、鄭2、【宮】マト2
 9月に7試合戦い、AFCチャンピオンズリーグでは名古屋に逆転負けを喫し、更にミッドウィークに16分間だけアウェイゲームを戦う、と言う過密日程を戦ってきた川崎Fでしたが、にも関わらずここに来て盛り返して来たことは驚異的だと言っても良いでしょう。前節の大宮戦ではPKを2つも外し、逆に相手にPK2つを決められ、その上エース2人に「内紛」が起きると言うめったに見られない展開の試合でしたが、それでもきっちりと勝利を収めています。ここまで強豪としての地位を築いてきた川崎Fでしたが、タイトル獲得はまだ。今年もACLは逃したもののナビスコ杯とリーグ戦は優勝までもう一歩と言うところに来ているわけですから、選手の気持ちが充実していないはずはありません。明日はきっちりと勝点3を取って、首位固めと行きたいところなのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェは前節出場停止だった森脇が戻って来ます。また今週の練習ではミキッチ、森崎和、槙野らが別メニューだったそうですが、昨日はフルメニューをこなしている様子。と言うことで、明日は現状のベストメンバーで戦うことができそうです。
        中林

    森脇  中島  槙野

      青山  森崎和

ミキッチ            服部

     柏木    高萩

        佐藤寿

SUB:下田、盛田、横竹、李漢宰、李忠成、高柳、平繁
 今季ストヤノフが不在の試合は5引き分け1敗と勝ちの無いサンフレッチェ。しかもアウェイの川崎F戦はJ2時代も含めて8年間勝利がありませんが、しかしいろいろなジンクスを破ってきた今年のサンフレッチェにとって怖いものはありません。5試合を残した今の時期に「優勝」を意識して戦える幸せを噛みしめながら、「人もボールも心も動かす」自分たちのサッカーを貫いて、そして久々の勝利を持ち帰って欲しいと思います。

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2009/10/23

U-18代表に大崎

日本サッカー協会は昨日U-18代表を発表し、広島からは大崎が選ばれました。今回招集されたのは次の23人。
【GK】川浪(柏U-18)、荻野(峰山高)、中村(浦和ユース)
【DF】田中(日体大)、古林(湘南ユース)、阿部、平出(FC東京U-18)、
    扇原(C大阪U-18)、岩田(名古屋U-18)、高橋(東京V)、
    寺岡(神戸ユース)
【MF】六平(中央大)、酒井(新潟)、大崎(広島ユース)、菊池(湘南)、
    山崎(FC東京U-18)、加藤大(三菱養和ユース)、古田(札幌ユース)、
    茨田(柏U-18)
【FW】住田(大分)、重松(FC東京U-18)、永井龍(C大阪U-18)、高木俊(東京Vユース)
 9月のキャンプから大森(広島ユース)、加藤大介(静岡学園高)、永井鷹(磐田ユース)、田口(名古屋)、清武(福岡大)、松本(大津高)が外れ、新たなメンバー招集はありませんでした。このメンバーは、11/7からインドネシアのバンドゥンシティで行われるAFC U-19選手権大会2010の予選ラウンドを戦います。

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ストヤノフの状態

ニュースソースが「日本代表ニュース」なので少々怪しいのですが、ペトロヴィッチ監督は昨日ストヤノフの内転の痛みは筋肉の損傷が原因で、1週間程度の休養と治療が必要だと語った、とのことです。従って川崎F戦には間に合わないものの、天皇杯を挟んで11/8に行われる大宮戦には間に合う可能性があるのではないか、と思われます。

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2009/10/22

天皇杯3回戦のチケット

10/31にコカ・コーラウエスト広島スタジアムで行われる天皇杯3回戦のチケットが発売されています。席の種類はゾーン指定のS席、SA席とメインスタンド両サイド、バックスタンド、ゴール裏の自由席で、前売料金はSゾーンが3,500円(当日4,500円)、SAゾーンが2,500円(当日3,500円)、自由席が一般1,500円(当日2,000円)、高校生1,000円(当日1,500円)、小中学生800円(当日1,000円)。販売場所はV-POINTとサンフレッチェ広島の事務所の他、広島県サッカー協会(082-212-3851)、サッカーショップ加茂(082-546-2603)、チケットぴあ(Pコード814-616)、ローソンチケット(Lコード62007)、CNプレイガイド、イープラスとなっています。今回は広島県サッカー協会の主催ゲームですので、サンフレッチェクラブ会員の割引やシーズンパスなどの利用はできませんのでご注意ください。

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2009/10/20

市民球場跡地利用計画

17日付の中国新聞によると、広島市議会は先週、広島市民球場跡地利用計画に関する補正予算案の修正案を可決しました。この修正案は跡地利用の具体化検討費の一部を削ったもの。もともと1930万円計上していたそうですが、そこから777万円削ってイメージ図の作成費用のみ残したそうで、これで計画の焦点となっている「折り鶴展示施設」の建設に影響し、2013年に誘致を計画している「全国菓子大博覧会」の誘致にも影響するとのことです。

 広島市民球場の跡地利用に関しては、広島市はコンペの結果などを元に「折り鶴展示施設」を中心とした緑地公園化することに決まっている、という立場を崩していませんが、しかしこれに批判的な意見も多く実質的にはほとんど進んでいません。「全国菓子大博覧会」の誘致計画は緑地公園化を進める上での理由の一つとして出てきたものですが、これも市民球場を崩す決定的な理由にはならない、というのは衆目の一致するところ。むしろ市民球場(の一部)を保存して活用してほしいという声を無視するための言い訳作りの一環、と見られても仕方がないと言えます。今回の市議会の結論により緑地公園化の計画が止まった訳ではありませんが、少なくともこのまま進めるのはだめだ、という市民の意思の表明には違いなく、流れが変わりつつある、ということなのかも知れません。
 ところで広島市の秋葉市長は先日、長崎市と共同でのオリンピックの広島誘致を表明しましたが、これこそ市民の声との整合性はどうなのか。少なくともこれまで、「アジア大会の負の遺産」や「広島市民球場の移転」を理由にサッカー専用スタジアム建設を求める声に耳を貸さなかった、という過去を鑑みれば、「スポーツの政治利用」だという批判されても仕方がないでしょう。平和をキーワードに広島を売り込むのは結構ですが、それよりもやるべきことは他にいくらでもあるはず。サッカー専用スタジアムの建設が市民の多数の声である、とは言いませんが、少なくとももっと真剣に検討してくれてもいいのではないでしょうか?

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2009/10/19

ストヤノフが一時帰国

プレスリリースと中国新聞によると、イリアン・ストヤノフ選手は両足の内転筋の治療のため昨日ブルガリアに一時帰国しました。ストヤノフはブルガリア代表として9月上旬のW杯予選を戦った後、9/12の横浜FM戦に先発出場。FKも決めて勝利に貢献しましたが、その直後に全身の疲労感と張り、内転筋の違和感を訴えて試合出場を回避していました。先週の練習では主力組に入るなど回復の兆しを見せていたものの、内転筋の痛みが引かないためブルガリアでの治療を決めた、とのことです。再来日は未定ということで、今季はもう戻って来れないという可能性もありそう。チームはストヤノフが出れなくなってから勝っていないだけに、痛い離脱だと言えそうです。

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2009/10/18

第29節G大阪戦

昨日、広島ビッグアーチに今季3番目に多い22,180人を集めて行われた第29節G大阪戦は、前半のリードを守りきれず2-2で引き分けに終わりました。
 中島が出場停止から帰ってきたものの森脇が出場停止。またストヤノフも復帰はできず、次の布陣で戦いました。
        中林

    横竹  中島  槙野
    (→盛田66分)
      青山  森崎和(→岡本89分)

ミキッチ            服部

     柏木    高萩
     (→高柳76分)
        佐藤寿

SUB:下田、李漢宰、李忠成、平繁
 対するG大阪は、二川は欠場だったものの遠藤が強行出場してきて、GK:藤ヶ谷、DF:加地、中澤、山口、高木(→下平84分)、MF:橋本、明神、佐々木(→山崎73分)、遠藤、FW:ルーカス、ペドロ・ジュニオール(→播戸60分)、というメンバーでした。試合は前半は広島ペース。2分の佐藤寿のヘディングシュートを皮切りに、何度もチャンスを作ります。9分には青山が粘って戻したボールを服部が叩きましたが枠外。12分には柏木のスルーパスを高萩がワントラップして打ったものの枠を外します。21分にはミキッチの低いクロスに佐藤寿が合わせましたが、これも枠をとらえることができません。逆にガンバは28分、ペドロジュニオールのパスを受けたルーカスがフリーでシュートしましたが中林が弾き、こぼれもなんとかクリアします。31分には左サイドから崩し、ゴール正面でフリーになったミキッチがシュートしたものの枠外。その直後にも槙野が強烈なFKを打ちましたが、ポストに弾かれてしまいます。チャンスを作りながらもなかなか得点できない時間が続きましたが、しかし41分、ミキッチの逆サイドへのクロスを青山が戻りながらヘディング。これがGKの頭を越えてゴールネットに飛び込み、広島は待望の先制点を奪うことができました。更に前半ロスタイムには柏木のサイドチェンジから服部、高萩とつなぎ、最後は槙野がループ気味にミドルシュート。これが見事にネットに収まって、サンフは良い流れでハーフタイムを迎えました。
 前半は押されっぱなしということで、ガンバは遠藤をボランチに下げてシフトチェンジしてきましたが、これが大当たり。ガンバのパス回しが冴えて広島はラインを下げざるを得なくなり、立ち上がりから猛攻を受けます。そしてその流れが決定的になったのは、ペドロジュニオールから播戸への交代から。直後の後半15分の高木のヘッドはゴールポストが弾き、16分の播戸の飛び出しは中林が飛び出して防いだものの、18分にはガンバの左サイドの攻撃から最後は橋本がペナルティエリアの中から決めて、ついに防波堤が決壊してしまいました。
 これで勢いづいたG大阪は、その後も波状攻撃を仕掛けてきます。サンフは20分にミキッチのクロスに佐藤寿が飛び込む、と言うシーンを作ったものの、なかなか相手陣内にボールを運ぶこともできなくなります。そして後半25分、遠藤がDFの頭を越える絶妙のパス。これを佐々木が胸トラップで落として叩き込み、ついに同点に追いつかれてしまいました。
 完全に勢いづいたG大阪は、山崎、下平を投入して攻めの圧力を強めます。35分には橋本のクロスを播戸に狙われましたが中林がセーブ。39分には播戸がフリーで飛び出したものの、中林が素晴らしい対応をして失点を防ぎます。直後にはカウンターから高柳がDFラインの裏へのパス。抜け出した佐藤寿がシュートしましたが藤ヶ谷が反応します。終盤は一方的に攻め込まれ、何度もゴール前で危ないシーンを作られますが何とか気持ちで跳ね返します。そしてロスタイムには遠藤のループがGKを越えて枠に行っていたもののDFがクリア。広島守備陣が何とか凌いで、勝ち点1ずつを分け合いました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「2-0から同点に追いつかれたことに、ガッカリされた方も多いだろう。ただ、私はこの試合には満足している」と語り、西野監督は「内容から考えても2-2の結果は妥当だったと思う」と語っていますが、いずれも正当な評価だと思います。前半はサンフが素晴らしいサッカーを見せ、後半はガンバが見事な反攻を展開し、両者一歩も引かずにガチンコの戦いを見せました。攻撃サッカーを身上とする両チームが持ち味を十分に発揮した90分間の戦いは、極上のエンターティンメントと言っても良いものだった、と言えるでしょう。サンフレッチェにとっては大事な試合に勝つことができず、首位との勝ち点差が広がって優勝争いの点では厳しい結果となったわけですが、しかしそれも選手たちにとっては経験。ストヤノフ、森脇が不在で復帰したばかりの森崎和をほぼフルタイム引っ張らなければならなかったことや、横竹や岡本を起用せざるを得なかったこと等の事情を考えれば、別に落胆する必要はない結果だった、と思います。昨日は川崎Fが勝って初めて首位に立ち、FC東京と浦和が広島と同勝ち点になって勝ち点6差に8チームがひしめくことになりましたが、この混戦はおそらく最後まで続くはず。このところ勝ちに恵まれていないものの、逆に引き分けで半歩ずつでも前進していることはいずれは効いてくると思います。この引き分けで数字上もJ1残留が決まったわけですし、今後は上だけを見て戦っていけば良い。そして最後まで優勝と上位の争いに参加すれば、何にも代え難い経験を手にすることができるのです。

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2009/10/17

今日のG大阪戦

中国新聞によると、ストヤノフは「両脚の内転筋に痛みがあり、4試合続けて欠場が濃厚」だそうで、昨日の練習では横竹がストッパーに起用されていたようです。2007年のナビスコ杯やリーグ最終戦など、G大阪戦は若手が起用されて活躍する、というイメージがあるので、今日は横竹のプレーがポイントになるのではないでしょうか。

 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後2時キックオフ。試合前イベントとしては「サンフレッチェカップ」のU-10が9時半から、U-12は9時から。「Jリーグ介護予防事業 グラウンドゴルフ大会」が8時50分から、「フォリアチャレンジ」が12時15分から行われます。おまつり広場では10時から「乳がん&がん予防啓発キャンペーン」「広島中央ライオンズクラブ 特設ブース」「フレンドリータウン 竹原市 特設ブース」が、10時40分から「TSS 情熱PRESS ピンスポ 生中継」が、「フェイスペイント」が11時から行われます。また場内の賑わいイベント広場では「カルビーパーク2009 〜北海道の新じゃがをつかみ取ろう!〜」が11時から、B6スタンド下では「メッセージ記入コーナー」が開催されます。

 先着プレゼントは「J1ホーム通算400ゴール記念ステッカー」を20,000名様に、「世界の子どもの命と健康を守るチャリティストラップ」を500名様に配布します。サンフレッチェクラブ会員限定のプレミアム選手カードは、今日は平繁選手です。試合会場限定グルメは「いか焼き」500円を10時から300食限定で販売します。

 テレビ放送は、NHK広島放送局とJ sports Plus(スカパーch308とch605、スカパーe2のch253)で生中継が予定されています。今日もブログでの速報を行いますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。

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2009/10/16

G大阪戦に向けて

明日は「対上位3番勝負」の第2戦。G大阪をホームに迎えます。
 第12節から第17節の戦績は1勝1分け5敗。絶不調に陥って順位も8位まで落ちましたが、後半に入って立て直して首位との勝ち点差1まで迫っています。後半戦の戦績は次の通り。
18A ○2-0 柏   【G】レアンドロ2
19H ○1-0 大分  【G】佐々木
NQF2 ○2-1 横浜FM 【G】明神、レアンドロ、【横】長谷川
20A △1-1 山形  【G】明神、【山】長谷川
21H ○1-0 浦和  【G】播戸
22A ○2-1 新潟  【G】ルーカス、二川、【新】ペドロ・ジュニオール
23H ●2-3 名古屋 【G】遠藤、ルーカス、【名】巻、玉田、マギヌン
24A ○3-1 磐田  【G】山口、チョ・ジェジン、山崎、【磐】イ・グノ
25H ○3-2 神戸  【G】二川2、ルーカス、【神】茂木、大久保
26A △0-0 FC東京
27H ○2-1 川崎F 【G】遠藤2、【川】谷口
28H ○4-1 大宮  【G】ペドロ・ジュニオール、橋本、山口、山崎、【新】冨田
天2 ○5-2 流経大 【G】佐々木、明神、ペドロ・ジュニオール、播戸、ルーカス、【流】細貝、船山
 天皇杯2回戦では大学生の速い出足とパス回しに思わぬ苦戦をしましたが、ここぞというところで決めるべき人が決めて貫禄を見せました。レアンドロの代役として獲得したペドロ・ジュニオールがフィットしてきているのも好材料。一時は19もあった首位との勝ち点差が逆転可能なところまで来ているだけに、ここで負けるわけにはいかない、という気持ちでしょう。
 対するサンフレッチェですが、中国新聞によるとストヤノフが復調してきたそうで昨日は主力組でプレーしていた、とのこと。森崎和も復帰していますが、ただその一方で森脇が出場停止。最終ラインの構成がポイントとなりそうです。
        中林

   槙野  ストヤノフ  盛田

      青山 森崎和

ミキッチ            服部

     柏木    高柳

        佐藤寿

SUB:佐藤昭、中島、横竹、李漢宰、高萩、李忠成、平繁
 G大阪との勝ち点差は4なので、勝てば優勝争いに生き残ることができますが、負ければそのまま脱落、という大事な試合。相手のガンバはリーグ戦では11試合勝っていない苦手の一つではありますが、しかし2年前にはナビスコ杯と天皇杯で勝っています。前半戦のアウェイゲームでは不可解なPK判定で引き分けに持ち込まれただけに、その借りも返したいところ。明日はサンフレッチェらしいサッカーで、上位争いを楽しんでほしいと思います。

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2009/10/15

日本代表トーゴ戦

日本代表は昨日トーゴと親善試合を行い、岡崎のハットトリックなどで5-0で勝ちました。W杯予選敗退が決まったばかりのトーゴはメンバーを落としていてやる気も無さそうでしたが、それでも日本代表は気持ちを入れた戦いぶり。しっかりと動き、またボールも動かして90分間を通して圧倒しました。W杯に向けての強化試合という意味では今ひとつだったかもしれませんが、しかし代表生き残りを賭ける選手たちにとっては大事な真剣勝負。その緊張感が、良い内容となって現れていたのではないでしょうか。

 なお佐藤寿人選手は香港戦と同様に15分ほどの出場で、得点なしに終わりました。チャンスがあったとすれば後半44分の本田のクロスに飛び込んだシーンぐらいでしたが、ただ岡田監督は「寿人も久々でしたけど、点は取れなかったですが、ラスト15分に仕事ができる選手になってほしいという要求をしていましたけど、彼はそれをしてくれた」とコメントしています。今回は岡崎の大活躍と初代表でゴールを決めた森本の陰に隠れてしまった感じですが、しかし本番では経験豊富な選手は絶対に必要です。このままクラブで頑張れば、またチャンスはやってくるのではないでしょうか。

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紫熊倶楽部11月号

先週発売の「紫熊倶楽部」11月号(Vol. 141)を紹介します。

 巻頭のカラーページで取り上げられているのはミキッチ選手。初めて体験する日本の夏と股関節の痛みに苦しみながら、右サイドで相手に脅威を与え続けている彼が、Jリーグとサンフレッチェについて、そして今後の目標について語っています。また「SIGMA REPORT」では「ここまで闘えるとは、思ってもみなかった」というサンフレッチェの今季の戦いについて、いろいろなジャーナリストの声をまとめています。

 マッチレポートは横浜FM戦、柏戦、新潟戦、清水戦。「私たちは、サンフレッチェのサポーターです」では、ファミリーマートの障害者スタジアム招待事業を取り上げています。下部組織のレポートで最初に取り上げられているのは、ユースの高円宮杯の戦いについて。ジュニアユースも高円宮杯に向けてで、ジュニアは元気いっぱいの子供たちの姿を、スクールでは雨でも濡れずにプレーできるPIVOXを紹介しています。

 「紫熊短信」と「Reader's Area」を挟んで、後ろのインタビュー記事は森脇選手。柏戦の同点ゴールと新潟戦の2失点を中心に、自分のプレーを分析しています。これに続くのは、森崎和幸選手の復活についての記事。引退も覚悟した、という「慢性疲労症候群」の発症から、清水戦での公式戦復帰までのミニストーリーとなっています。そして最後のページでは、4種類もある「サンフレッチェ公認弁当」を紹介しています。

 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」は定価350円。ホームゲーム会場とV-POINT、広島県内大手書店、広島ゆめてらす、ジュンク堂池袋店などで発売中です。また通販のお申し込みはe-VPOINTでどうぞ。

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2009/10/13

福岡との練習試合

昨日福岡との練習試合がアウェイで行われ、広島が2-1で勝ちました。サンフレッチェのメンバーは、GK:下田、DF:篠原、横竹、柳川、MF:楽山(→川森45分)、丸谷、岡本、越智(→亀島75分)、清水、平繁(→森保圭80分)、FW:久保。対する福岡は、GK:笠川、DF:山形、練習生、山口、釘崎、MF:アレックス、練習生、大山(→吉原67分)、練習生、岡本(→孫70分)、FW:高橋。得点は前半14分に高橋、後半7分に丸谷、17分に平繁(PK)でした。

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2009/10/12

天皇杯2回戦JAPANサッカーカレッジ戦

昨日、広島スタジアムで行われた天皇杯2回戦JAPANサッカーカレッジ戦は、序盤から着々と加点して5-0で快勝し、3回戦進出を決めました。
 清水戦で出場停止だった中島が復帰。また李忠成を移籍後初めて先発起用して、次の布陣で戦いました。
        佐藤昭

    森脇  中島  槙野

      高柳  森崎和(→平繁60分)
      (→岡本55分)
李漢宰             服部
(→楽山HT)
     柏木    高萩

        李忠成

SUB:下田、盛田、横竹、丸谷
 対するJAPANサッカーカレッジは、GK:小林大、DF:長谷部、又川、黒永、渡邊、MF:蒲谷(→澤田HT)、本田、麻生、池川(→山本74分)、FW:宇野沢、上田、と言うメンバーでした。先制点は9分で、森崎和からのクサビのパスを受けた李忠成が左サイドへパス。ここに走り込んだ服部が弾丸のような左足シュートを突き刺しました。25分には柏木のパスに走り込んだ服部が粘ってクロス。高柳のヘディングをGKが弾き、これを高萩が押し込みました。続いて37分には李漢宰のクロスを服部が戻し、柏木がダイビングヘッドで3点目。その後も森崎和の惜しいヘッド等でチャンスを作りつつ、3点リードで前半を折り返しました。
 4点目は後半8分で、高萩の突破からのクロスを高柳が頭で決めます。そして最後は後半35分で、平繁が2度パスをカットされながらもその度に拾って、最後は見事なミドルシュートを決めて試合を締めました。
 昨日の天皇杯2回戦では浦和が北信越リーグの松本山雅に敗れるなど波乱が相次ぎましたが、アマチュア相手の一発勝負と言うものは難しいもの。実力差があるからと言って勝てるとは限りません。実際、試合では危ないシーンもあったそうですが、それでもしっかりと点を取るべきところで取り、勝利を収めたことは評価して良いと思います。広島に移籍して初めて90分間プレーした李忠成もゴールは無かったものの持ち味を見せたそうですし、久々出場の佐藤昭も無難なプレーを見せました。そして5ヶ月ぶりにホームに登場した森崎和も、「病気の症状も出ていないし、精神面も充実している。試合をやるごとに良くなっている」と前向きのコメントを残しています。この試合は3回戦に進めたと言う以上の収穫があった試合だった、と言って良いのではないでしょうか?

公式記録
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

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2009/10/11

今日の天皇杯2回戦

「ホットニュース」と中国新聞によると、膝の靭帯断裂で4/18の新潟戦以来戦列を離れていた佐藤昭が、今日のJAPANサッカーカレッジ戦に先発することになりそうです。8月にチーム練習に合流し、先週から実戦練習で主力組に入った佐藤昭は「右膝の不安を全く感じさせ」なかった、とのこと。シーズンを通して出場するのは初めての中林は疲れがたまっており、膝の状態も悪いらしいので、今日の結果次第ではリーグ戦でもプレーのチャンスが出てくるかも知れません。

 今日の試合会場はコカ・コーラウェスト広島スタジアムで、午後1時キックオフ。先着850名様への限定ハンカチのプレゼントがあるほか、湯来南高校和太鼓部による前座イベントが予定されています。会場近くには駐車場が用意されていますが、収容台数が少ないのでなるべく公共交通機関(バスなど)をご利用下さい。またテレビ放送はありませんので、スタジアムに行けない方は携帯サイトの速報をご覧下さい。

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高円宮杯準決勝

昨日、国立競技場で行われた高円宮杯の準決勝で、サンフレッチェユースはPK戦の末に磐田ユースに敗れ、決勝進出を逃しました。

 サンフレッチェユースのメンバーは、GK:田村、DF:宗近、元田、森保翔、MF:浅田、中山、茶島、早瀬(→川森88分)、FW:大崎、砂川(→越智73分)、井波(→玉田79分)。立ち上がりから両チームとも激しい攻め合いで、5分に磐田が決定的なシュートを放ったものの田村が好セーブ。7分には大崎が抜け出してシュートを放ったものの枠を外し、19分にも決定的なシーンを外してしまいます。しかし20分、その大崎がドリブルで右サイドから中に切れ込んでシュート。これがものの見事にネットに突き刺さり、リードを奪いました。その後も広島はボールを支配して攻撃を構築するものの、パスが引っかかって決定機を作れず、逆に43分に磐田の海田に見事なループを決められて同点で折り返しました。

 後半に入ってもサンフレッチェユースは攻め続け、30分には井波が見事なワンツーからシュートを決めて再びリードを奪います。そして終盤には3ヶ月ぶりに戻ってきた玉田を投入して逃げ切りを図ります。しかしロスタイムに入った直後にCKから永井に決められて同点。延長は両チームとも足を攣る選手が続出する死闘となったもののどちらも譲らず、PK戦となりました。そして田村が2人止める活躍を見せたものの7人目の玉田が枠を外してしまい、大喜びの磐田の選手の横で泣き崩れました。

 試合後の森山監督によると、この高円宮杯は「気持ちは充実していた。最高のコンディションだった」とのこと。インフルエンザに襲われながらチームをしっかりと作ってきて、ここまで見事な攻撃サッカーで勝ち上がってきたことは誇って良いと思います。前半、後半とも終了間際に追いつかれると言う展開で残念な結果でしたが、しかしそれもサッカー。気持ちを切り替えて、次のJユース杯に臨んで欲しいと思います。

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2009/10/09

天皇杯2回戦に向けて

今日から明日にかけて帰国便の中なので、1日早いのですが天皇杯2回戦の展望を書きます。
 サンフレッチェの今年の天皇杯の初戦は明後日11日。コカ・コーラウェスト広島スタジアムにJAPANサッカーカレッジを迎えます。
 新潟県に本拠地を置く学校法人が運営するサッカー専修学校であるJAPANサッカーカレッジは、アルビレックス新潟と全面的に提携して選手やコーチ、トレーナーなどの育成を行っています。そしてトップチームは2003年から北信越社会人リーグに昇格。2006年にはリーグ優勝を果たして地域リーグ決勝大会にも進出しています。今年も開幕から4連勝するなど第13節まで無敗で進み、早々に優勝を決めています。元名古屋の渡邊や柏と福岡に所属した宇野沢、元神戸の土井などJ1を経験している選手も何人かいて、なかなか侮れない力を持っているのではないかと思われます。
 対するサンフレッチェですが、欠場が確定しているのは代表に行っている佐藤寿。その他にも疲れや怪我の選手が多いので休ませたいところですが、ただ今年から天皇杯にも「その時点における最強のチームをもって試合に臨まなければならない」と言うベストメンバー規定が盛り込まれています。明確な基準も罰則もない努力目標のため無視できないことは無いのですが、ただこの前1,000万円の罰金を払ったばかりであからさまに軽視するわけにもいきません。と言うことでメンバー予想は難しいのですが、希望も込めてこんな感じではどうでしょう?
        下田

    森脇  中島  盛田

      横竹  森崎和

李漢宰             楽山

     柏木    高萩

        李忠成

SUB:佐藤昭、槙野、岡本、青山、服部、高柳、平繁
 清水戦とG大阪戦の間、と言うことでモティベーション的にはやや厳しい試合になるかも知れませんが、ただ天皇杯は大事なタイトルを争う試合。万が一にも負けることがあってはなりません。リーグ戦はこのところ3試合勝利がない事も考えて、しっかりとしたサッカーで勝ってチームに勢いをつけて欲しい、と思います。

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2009/10/08

ストヤノフの招集見送り

10/2にブルガリア代表が発表されましたが、イリアン・ストヤノフ選手は怪我のため招集を見送られました。ブルガリア代表はW杯欧州予選のグループ8で現在3位。2試合を残して2位アイルランドとの勝点差が5と、非常に苦しい状況に追い込まれています。ただアイルランドはイタリアとモンテネグロとの試合を控えており、2連敗する可能性も無いではありません。ブルガリアの残る相手は、キプロスとグルジア。ストヤノフは不在ですが、何とか2連勝してW杯行きの可能性を残して欲しい、と思います。

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2009/10/07

原は全治3ヶ月

プレスリリースによると、9/16のトレーニング中に負傷し「右肩反復性亜脱臼」と診断されていた原裕太郎選手が昨日手術を行い、全治3ヶ月と診断されました。

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2009/10/06

横竹がA契約に

ちょっと古いニュース(10/2付けのプレスリリース)なのですが、横竹翔選手が新潟戦で出場時間数のトータルが450分を越えて、プロA契約を結ぶことになりました。昨年ユースからトップに昇格した横竹は、昨年はベンチ入りもありませんでしたが、今年は4/4のG大阪戦で初めてベンチ入りするとその試合に初出場。その後は徐々に出場機会を増やし、9/20の柏戦では初めてリーグ戦で先発フル出場を果たしました。森崎和やストヤノフ、中島ら中盤から後ろの選手に欠場が相次いだため、と言う側面はありますが、それでも起用されているのは監督の期待の表れでしょう。今回のA契約獲得をきっかけに、より大きく成長して欲しいと思います。

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2009/10/05

高円宮杯準々決勝

昨日、Jヴィレッジで行われた高円宮杯の準々決勝で、サンフレッチェユースは藤枝明誠高を2-0で下し、ベスト4に進出しました。

 サンフレッチェユースのメンバーは、GK:田村、DF:宗近、宮本、元田、森保翔、MF:浅田、中山、茶島、FW:大崎(→越智58分)、砂川(→水頭74分)、井波(→山崎85分)。先制点は前半13分で、PKを砂川が決めました。そして30分には砂川からのボールを井波が右足で決め、そのまま逃げ切りました。準決勝の相手はグループCを首位で突破し、青森山田高とFC東京U-18をそれぞれ3-0で撃破してきたジュビロ磐田ユース。国立競技場で10/10(土)の午後2時半キックオフです。

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2009/10/04

第28節清水戦

昨日、日本平で行われた第28節清水戦は、両者譲らず1-1のドロー。同一カードでのアウェイ連続未勝利記録を12に伸ばしてしまいました。
 中島が出場停止と言うことでリベロに槙野、ストッパーに盛田を起用。また5ヶ月ぶりに復帰した森崎和を先発から起用して、次の布陣で戦いました。
        中林

    森脇  槙野  盛田

      青山  森崎和(→横竹76分)

ミキッチ            服部

     柏木    高柳(→李忠成82分)
     (→高萩66分)
        佐藤寿

SUB:下田、李漢宰、楽山、岡本
 対する清水は、GK:山本海、DF:市川、岩下、児玉、太田、MF:枝村(→藤本57分)、本田(→山本真78分)、伊東、兵働(→原82分)、FW:岡崎、ヨンセン、と言うメンバーでした。いきなり立ち上がりに太田のクロスを岡崎がシュート、と言うシーンがありましたが、序盤は広島がDFラインでボールを繋ぎ清水がカウンターを狙う、と言う展開となります。清水は時折前からプレスをかけてきて、7分にはバックパスを受けた中林に岡崎が飛び込み、身体に当たったクリアボールがゴールの方向に転がって冷っとさせられます。サンフレッチェは7分に高柳がファーストシュート。9分には森崎和が強烈なミドルを打ったもののボールはわずかに枠を外れます。清水は得意のサイド攻撃で、左右からクロスを入れてきます。18分にはクロスのこぼれを伊東がシュート。25分には枝村がフリーでシュートしましたが、ボールは枠を外れて助かります。前半の半ば頃はやや劣勢だった広島でしたが、しかし29分に歓喜の瞬間が来ます。右サイドでボールを持ったミキッチが内側に切れ込むと左足でスルーパス。オフサイドラインぎりぎりから走り込んだ佐藤寿がワンタッチで流し込み、広島が先制点を奪いました。
 その後は両チームとも激しい攻め合い。34分には佐藤寿、柏木が続けて清水ゴールを脅かし、35分には太田の強烈なシュートを盛田がスーパークリア。42分には右からのクロスがヨンセンの頭に合います。そして44分、左からの太田のクロスを逆サイドでフリーになっていた岡崎が頭で決めて追いつかれ、前半は1点ずつを取り合って折り返すことになりました。
 後半立ち上がりは広島ペース。0分には高柳が高い位置でボールをカットしてスルーパスを佐藤寿に送り、2分には高柳のスルーパスを柏木が狙います。続いて4分には柏木がカウンターから突破を狙いますが、DFに囲まれて潰されます。清水もその後反撃を開始。5分には兵働が巻いたシュートでゴールを狙い、その後もクロスやミドルで攻め立てます。一方の広島も反撃して、23分には高萩のスルーパスに佐藤寿。24分にはクロスのこぼれを高柳がワントラップしてシュートしましたが枠を外れます。藤本、山本真、原と攻撃的選手を投入してくる清水。対する広島も、高萩や李忠成を投入します。しかし気温が上がって厳しいコンディションとなって、両チームとも足が止まってしまいます。40分以降は清水が力を振り絞って得点を奪いに来て、42分にはCKに岩下が合わせたものの枠外。43分には市川のヘッドが枠内に跳びますが、中林が横っ飛びでキャッチします。更に45分には市川のマイナスのパスに走り込んだ山本真がフリーで叩きましたが、ボールは枠を大きく外れて宙に浮きます。結局両チームとも最後まで決定打を出せず、そのまま1-1でドローに終わりました。
 全体を通しての感想ですが、やはり好調の清水は手強い相手でした。守るとき、攻めるときの使い分けが巧く、広島が攻撃に入ったときには低い位置で構えてがっちりと受け止め、ボールを持つと良くパスを回して攻め込んできました。クロスの精度がイマイチだったため助かった面はありますが、しかしこの試合で暫定ながら首位に立ったのは決してフロックではありません。サンフレッチェはまたしても日本平で勝てなかったわけですが、これはこれまでの相性云々とは関係ないでしょう。清水は打ち破るのが非常に難しいチームで、そのホームゲームで勝つのは今回では無かった、と言うことだと思います。
 しかしその清水に対する広島の戦いぶりは、堂々としたものだったと言えます。失点シーンはもったいないものだったと思いますが、あれは槙野が転んでしまったと言う要因もありますし、それより岡崎の巧さを褒めるべき。それ以外の場面では中林もDFも素晴らしい反応で危険なボールを弾き出し、またぎりぎりで身体を張ってはね返していました。また攻撃では何度も得意のパターンから危険な形を作り、相手ゴールを脅かしていました。この試合で勝つチャンスはあった、とは思いますが、それはどちらのチームにとっても同じ。勝点1を分け合うと言う結果は、どちらにとっても正当なものだったと思います。
 そしてそれ以上に広島にとって重要だったことは、森崎和幸選手の復活でした。「俺達の誇り」であり「日本人にとってのお米のようなもの」である選手の久々の復帰は、何にも代え難いプレゼントでした。ペトロヴィッチ監督は試合後に「私自身はこのゲームに満足している。なぜなら、われわれは今日の試合前にすでに勝利を収めていたから。5ヶ月間休んでいた森崎和幸が戦線に復帰したことが、チームにとっては大きな勝利であり、監督の私にとっても、カズ本人にとっても大きな勝利だったと思う」と語っていますが、それは監督だけでなく選手・サポーターも含めたサンフレッチェに関わる人全体の実感だ、と言って良いでしょう。この試合でサンフレッチェは勝点1しか手にできず、対清水アウェイ戦の未勝利記録を更新してしまいましたが、しかしそんなことよりももっともっと重要な事を手にした、と思います。彼の復帰はチームにとっては何より大きな「補強」だと言って良いと思います。まだまだ混戦が続きそうな今年のJ1リーグ戦。森崎和だけでなくストヤノフや森崎浩も復帰してくれば、サンフレッチェはこれまで以上の「驚き」を見せてくれるに違いありません。

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2009/10/03

今日の清水戦

中国新聞とホットニュースによると、慢性疲労症候群のために5月から欠場していた森崎和幸選手が遠征に帯同することになった、とのことで、先発から起用される可能性もありそうです。ここまで怪我や出場停止等での離脱者が相次ぎ「非常事態」が続いているサンフレッチェですが、ここでチームの「核」とも言える選手が戻ってきたのは何よりも大きなプレゼント、と言えます。練習と実戦は違うのですぐに本来のパフォーマンスに戻ることは期待しない方が良いと思いますが、しかし一時は引退まで考えた、と言う彼が試合に出ることができそうなぐらいまで回復したと言うのはチームにとっては朗報です。今日の清水戦は上位に付いて行くためには決して負けられない試合ですが、しかし結果を怖れることなく全力で、そして楽しんで戦って欲しい、と思います。

 今日の試合会場は清水エスパルスのホーム、アウトソーシングスタジアム日本平で、午後1時キックオフ。スカパーはch180(SD画質)とch190(HD画質)、スカパーe2はch800(HD画質)で生放送が予定されています。私は海外出張中につきブログでの速報はできませんので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報などをご覧下さい。

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2009/10/02

日本代表に佐藤寿

日本サッカー協会は昨日、アジアカップ予選とキリンチャレンジカップに臨む日本代表を発表し、広島からは佐藤寿人選手が選ばれました。今回戦招集されたのは次の28人。
【GK】川島(川崎F)、山本海(清水)、西川(大分)
【DF】中澤(横浜FM)、闘莉王、阿部(浦和)、駒野(磐田)、
    岩政、内田(鹿島)、今野、徳永、長友(FC東京)、
    岩下(清水)
【MF】中村俊(エスパニョール)、橋本、遠藤(G大阪)、
    稲本(レンヌ)、中村憲(川崎F)、松井(グルノーブル)、
    石川(FC東京)、長谷部(ヴォルフスブルグ)、
    本田(VVV)
【FW】玉田(名古屋)、前田(磐田)、佐藤寿(広島)、
    大久保(神戸)、岡崎(清水)、森本(カターニャ)
 佐藤寿の他に西川、石川が久々に選ばれたほか、山本海、徳永、岩下が初招集される等フレッシュな顔ぶれとなっています。岡田監督によると準備期間の短い香港戦はこれまでのメンバーで臨み、スコットランド戦で新メンバーをテスト。そして最後のトーゴ戦を「現状のベストメンバー」で戦うつもりだとのこと。佐藤寿には、ぜひ特徴を生かしたプレーを見せて生き残って欲しい、と思います。

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2009/10/01

清水戦に向けて

今日からヨーロッパに出張なので、いつもより早いのですが明後日の第28節清水戦の展望を書きます。
 第18節終了時には17あった鹿島との勝点差も暫定ながらわずかに1。清水は後半戦に入って無敗の進撃で、ついに鹿島を捉えるところまで来ています。ここまでの後半戦の戦績は次の通り。
18H △2-2 鹿島  【清】岡崎、ヨンセン、【鹿】野沢、マルキーニョス
19A ○2-1 千葉  【清】岡崎、青山、【千】深井
20A ○1-0 浦和  【清】枝村
21H △1-1 新潟  【清】岡崎、【新】マルシオ・リシャルデス
22A ○1-0 京都  【清】藤本
23H ○5-1 磐田  【清】岩下、枝村2、兵働、岡崎、【磐】前田
24A △1-1 川崎F 【清】岩下、【川】伊藤
25H ○1-0 大宮  【清】ヨンセン
26A ○1-0 山形  【清】ヨンセン
27H ○1-0 神戸  【清】市川
 8月を無敗で来たと言うことで長谷川監督は「9月の3連戦が勝負」と言っていたそうですが、下位を相手にいずれも1-0での勝利。ここ10試合の全失点も6と非常に安定した戦いを続けています。長谷川監督の就任以来徐々に順位を上げてきた清水が、次にタイトルを狙うのは当然のこと。ここは射程に捉えた鹿島を一気に抜き去るチャンス、と見ているのではないでしょうか。
 一方のサンフレッチェは前節、ついに連続無敗記録が途切れてしまいました。次節は出場停止だった柏木が戻ってきますが、今度は中島が出場停止。ストヤノフは練習には復帰しているものの、まだ足の張りは収まっておらず明後日の出場は微妙です。更に森崎和も練習ではさすがのプレーを見せているそうですが、復帰を焦るわけにはいきません。と言うことでメンバーは良く分からないのですが、最悪の場合は次のようになるものと思われます。
        中林

    森脇  横竹  槙野

      青山  高柳

ミキッチ            服部

     柏木    高萩

        佐藤寿

SUB:下田、盛田、岡本、李漢宰、楽山、李忠成、平繁
 1999年以来11試合勝っておらず、しかも引き分けすらほとんど(確か2回)ない、と言う広島にとっては「鬼門」の日本平ですが、しかし今年は浦和に10年ぶりに勝つなどジンクスを破ってきています。また相手の清水は絶好調を維持していますが、もともと首位を独走していた鹿島を止めて、Jリーグを混戦に持ち込んだのは広島。ここで清水の「負け無し」を止めて、更に混戦に持ち込みたいところです。メンバー的に苦しいのは確かですが、いつもペトロヴィッチ監督が言っているように「出ている選手がベストメンバー」。チーム全員の力で勝利をもぎ取って、上位に食らいついて行って欲しいと思います。

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