第20節鹿島戦
ビッグアーチに今季最多の22,225人を集めて行われた第20節鹿島戦は、佐藤寿のゴールを守りきって勝ち、鹿島の無敗記録を17試合で止めました。
前節出場停止だった槙野が戻り、広島は次のメンバーで戦いました。
後半最初にチャンスを作ったのも広島。2分に青山がドリブルで持ち上がって左にボールを出すと、高柳がフリーでシュートしましたが枠を捉えることが出来ません。続いて4分には鹿島のゴール前でパスを繋いで崩そうとしたもののシュートを打てず、カウンターになりそうになったもののストヤノフが抑えます。鹿島もサイドからのボールでチャンスを作り、9分にはCKをマルキーニョスが頭に当てたものの枠を外れて助かります。11分には槙野が左から切れ込んでミドルを放ったものの枠外。12分には高柳がペナルティエリア内でフリーになったものの、味方とお見合いをしてチャンスを逃します。13分にはDFライン裏へのパスを佐藤寿が押し込んだものの、直前に高柳がオフサイドでゴールはなりません。更に16分には柏木のパスを服部がダイレクトでシュートし、こぼれを曽ヶ端と奪い合うもゴールを奪うことはできません。ツートップを入れ替えた鹿島は徐々にペースをつかみ、22分の大迫のヘディングはゴールネットの上。29分には伊野波が合わせたもののこれも枠外に外れます。その後は鹿島の攻撃を必死に耐える時間が続いたものの、ゴール前をがっちりと固めて良い形でシュートは打たせません。結局鹿島の終盤のシュートは中田のミドルが1本だけ。サンフは前線に高萩を、DFラインに盛田を投入しつつしっかりと守りきって、試合終了後のビッグアーチの空にサンフレッチェサポーターの大歓声が響きました。
サンフが1週間休んだ後だったのに対して鹿島は中2日。しかもナビスコ杯では終了間際に追いつかれて延長まで戦ったと言うことで、コンディションの違いは明らかだった、とは思います。しかしそれでもしっかりとボールを動かし、また広島の低い位置でのパス回しにプレスをかけ続けたのはさすが首位チームだった、と言うべきでしょう。広島はボール回しがままならず慌てるシーンも多く、危ないシーンも作られました。終盤は押し上げることもままならず、厳しい戦いを強いられました。
しかしそんな試合でもしっかりと自分たちのサッカーを貫いたことは、高く評価して良いと思います。前半の初めは鹿島の時間帯でしたがそれを凌ぐと、パスをつなぐサッカーでしっかりと押し返しました。得点は青山と佐藤寿の技術の高さが光るシーンでしたが、そこに至るプロセスはある意味必然、とも言えるものでした。また後半も途中までは完全に広島ペースで、いつ2点目が入っても不思議ではない展開でした。逆に守備は押し込まれはしたもののほとんど決定機を与えず、危ないシーンと言えばマルキーニョスと大迫のヘディングぐらい。相手がスペースを狙って走り込んできてもしっかりと対応し、中はがっちりと固めて自由に持たせませんでした。また中林も飛び出しやキャッチングが安定していて、落ち着いて見ていることが出来ました。ボール支配率では鹿島が上だったものの、シュート数は広島の方が多かったのですが、内容に比例した結果だった、と言えるでしょう。中国新聞によると試合前には「『負ける気がしない』と誰もが言った」と言う雰囲気だったそうですが、その気持ちで戦って勝利と言う結果を出したことは非常に大きい、と思います。鹿島のような「勝者のメンタリティ」を持つことは簡単なことではありませんが、この試合の結果がそのきっかけになるのは間違いないでしょう。ペトロヴィッチ監督の言うように、「下ではなく上を目指して戦うべきチームだ」と言う思いを確信に変えて、これからのリーグを戦って行って欲しいと思います。
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前節出場停止だった槙野が戻り、広島は次のメンバーで戦いました。
中林 森脇 ストヤノフ 槙野 青山 中島 李 服部 (→楽山83分) 柏木 高柳(→盛田84分) 佐藤寿(→高萩77分) SUB:下田、橋内、岡本、平繁対する鹿島は、GK:曽ヶ端、DF:内田、岩政、伊野波、パク、MF:青木、小笠原、本山(→中田70分)、野沢、FW:興梠(→佐々木65分)、マルキーニョス(→大迫63分)、と言うメンバーでした。序盤は低い位置に構えて鹿島の攻撃を受け止める、と言う形が多かったサンフ。9分には右サイドから野沢に危ないシーンを作られます。しかし徐々に押し返すと17分にはワンタッチパスをつないで左から服部がシュート性のクロス。続いて18分には李のパスを受けた服部が右足でミドルを放ち、曽ヶ端が必死でボールを弾きます。また24分にはカウンターから柏木のパスを青山が叩きましたが相手に当たり、34分には柏木がシュートしましたがこれも目の前の選手に当たります。しかし35分、中島のボールを受けた青山が鋭いスルーパス。これを左足アウトサイドで受けた佐藤寿が曽ヶ端の位置をよく見てゴールを決め、サンフレッチェが先制しました。そしてこの後も広島が攻撃的姿勢を緩めず、1点リードで前半を折り返しました。
後半最初にチャンスを作ったのも広島。2分に青山がドリブルで持ち上がって左にボールを出すと、高柳がフリーでシュートしましたが枠を捉えることが出来ません。続いて4分には鹿島のゴール前でパスを繋いで崩そうとしたもののシュートを打てず、カウンターになりそうになったもののストヤノフが抑えます。鹿島もサイドからのボールでチャンスを作り、9分にはCKをマルキーニョスが頭に当てたものの枠を外れて助かります。11分には槙野が左から切れ込んでミドルを放ったものの枠外。12分には高柳がペナルティエリア内でフリーになったものの、味方とお見合いをしてチャンスを逃します。13分にはDFライン裏へのパスを佐藤寿が押し込んだものの、直前に高柳がオフサイドでゴールはなりません。更に16分には柏木のパスを服部がダイレクトでシュートし、こぼれを曽ヶ端と奪い合うもゴールを奪うことはできません。ツートップを入れ替えた鹿島は徐々にペースをつかみ、22分の大迫のヘディングはゴールネットの上。29分には伊野波が合わせたもののこれも枠外に外れます。その後は鹿島の攻撃を必死に耐える時間が続いたものの、ゴール前をがっちりと固めて良い形でシュートは打たせません。結局鹿島の終盤のシュートは中田のミドルが1本だけ。サンフは前線に高萩を、DFラインに盛田を投入しつつしっかりと守りきって、試合終了後のビッグアーチの空にサンフレッチェサポーターの大歓声が響きました。
サンフが1週間休んだ後だったのに対して鹿島は中2日。しかもナビスコ杯では終了間際に追いつかれて延長まで戦ったと言うことで、コンディションの違いは明らかだった、とは思います。しかしそれでもしっかりとボールを動かし、また広島の低い位置でのパス回しにプレスをかけ続けたのはさすが首位チームだった、と言うべきでしょう。広島はボール回しがままならず慌てるシーンも多く、危ないシーンも作られました。終盤は押し上げることもままならず、厳しい戦いを強いられました。
しかしそんな試合でもしっかりと自分たちのサッカーを貫いたことは、高く評価して良いと思います。前半の初めは鹿島の時間帯でしたがそれを凌ぐと、パスをつなぐサッカーでしっかりと押し返しました。得点は青山と佐藤寿の技術の高さが光るシーンでしたが、そこに至るプロセスはある意味必然、とも言えるものでした。また後半も途中までは完全に広島ペースで、いつ2点目が入っても不思議ではない展開でした。逆に守備は押し込まれはしたもののほとんど決定機を与えず、危ないシーンと言えばマルキーニョスと大迫のヘディングぐらい。相手がスペースを狙って走り込んできてもしっかりと対応し、中はがっちりと固めて自由に持たせませんでした。また中林も飛び出しやキャッチングが安定していて、落ち着いて見ていることが出来ました。ボール支配率では鹿島が上だったものの、シュート数は広島の方が多かったのですが、内容に比例した結果だった、と言えるでしょう。中国新聞によると試合前には「『負ける気がしない』と誰もが言った」と言う雰囲気だったそうですが、その気持ちで戦って勝利と言う結果を出したことは非常に大きい、と思います。鹿島のような「勝者のメンタリティ」を持つことは簡単なことではありませんが、この試合の結果がそのきっかけになるのは間違いないでしょう。ペトロヴィッチ監督の言うように、「下ではなく上を目指して戦うべきチームだ」と言う思いを確信に変えて、これからのリーグを戦って行って欲しいと思います。
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