第16節磐田戦
昨日ホームで行われた磐田戦は、後半猛攻を見せたにも関わらず得点できず2試合連続での零封負けとなりました。
森脇が復帰したものの中林は膝の違和感で、高萩は腰の痛み、そしてミキッチは疲労の蓄積で欠場して、次のメンバーで戦いました。
その後も広島はなかなか押し上げることができず、磐田にボールを回され何度かピンチを防ぐシーンが続きます。26分には青山のスルーパスで佐藤寿が抜け出しましたが、シュートは前に出た川口に当たって得点できず。37分には服部のクロスに佐藤寿が飛び込んだもののわずかに及びません。磐田は何度かクロスを入れて来てヘディングで脅かされますが、原とDFも粘って追加点を許しません。前半は悪い流れを押し返すことができず、1点のビハインドで折り返しました。
後半は立ち上がりから広島が攻勢。1分も経たないうちに柏木がシュートを放ったのを初め、次々とチャンスを作ります。18分には青山のスルーパスで佐藤寿が抜け出しましたがわずかにオフサイド。26分にはペナルティアークの中からのFKを得ましたが、ストヤノフのボールは壁に当たります。27分には左寄りのDFラインの裏でボールを受けた佐藤寿がフリーになりましたが、シュートはわずかに枠の外。30分にはストヤノフのFKを川口が落とし、飛び込んでいた槙野の背中に当たりましたがシュートできません。31分にはロングボールの落としを柏木がボレーで狙ったものの、足にヒットせず枠外に外れます。磐田は時折カウンターから攻め上がって来ましたが、33分の西のシュートはDFが身体を張って守り、34分の前田のヘッドがネットを揺らしたシーンではファウルの笛に救われます。35分には右から繋いで左で槙野がフリーになりましたが、「アタマはシュート、ココロはパス」(試合後の槙野)でキックミスに終わり、36分には平繁のクロスに佐藤寿が飛び込みましたが及ばず。42分には平繁の落としを青山が叩きましたが川口に止められます。45分には大崎が抜け出してシュートしましたがキックミスで枠外。ロスタイムの高柳のシュートは川口の足に当たり、平繁のシュートは大きく上に外れます。そして最後は柏木がループで狙ったものの川口にキャッチされ、猛攻及ばず終了のホイッスルとなりました。
この試合の敗因を挙げるとすれば、「警戒していた形だったし、人数も足りていた」(槙野)にも関わらず失点してしまったことと、決定機を量産しながらも得点できなかったことでしょう。ちょっとしたことで先制点を許すと、あとは守りを固める相手を崩せずそのまま逃げ切りを許す、と言うパターンは京都戦と同じ。足が止まった相手を押し込んで攻め続けるのは良いのですが、しかし一本調子になってしまって相手に「守りのリズム」を与えてしまい、それゆえ点が取れずに敗れてしまう。佐藤寿や高柳が言っているように決定的なチャンスでミスをなくせば何と言うことも無いのですが、しかしだからこそ特効薬が無いのも事実です。攻めのリズムを変えることができるようになる、あるいはシュートの精度を上げるには個人個人がレベルアップするしか無いわけで、そう言う意味ではチーム全体が高い壁にぶち当たっている、と言わざるを得ないように思います。今後も同じような試合展開になることが予想されますが、これを乗り越えるのはそう簡単な事では無いように思います。
ただ、そうは言っても悲観する必要はあまり無い、とも思うのです。今のサンフレッチェは離脱者続出で、昨年戦った主力の半分がいない状態。昨日はミキッチも不在でしたし、何よりもGKがJ1リーグ戦初出場のルーキーでした。前半押し込まれたのはラインを上げられずセカンドボールを拾われ続けたからですが、その要因がGK、特に前半13分に原がキープしていたボールを奪われ危うく失点しそうになったことにあったのは否定できないでしょう。また攻めが一本調子になってしまった事の原因としては、森崎兄弟の不在やベンチに並んでいた選手が若手ばかりだったことを挙げざるを得ません。そんな、危機的なメンバー構成だったにも関わらず大崩れせず、それどころか後半は磐田が息も絶え絶えになるぐらいまで攻め立てたことは、ポジティブに評価して良いと思うのです。
チームの現状が、楽観できるものではないのも確かです。特に怪我人がいつ頃戻ってくるか見えない状況は、たとえようも無く不安です。しかし、少なくともチームでやっていることに間違いはなく、成長していることも間違いない。後はこの内容を結果に結びつければ良いだけです。次は久々に上位チームとの対決になりますが、逆に言えばむしろ戦いやすいと言えるかも。誰が出てもその時の選手がベストメンバー、と言う監督の言葉を信じて、自分たちの力を信じて、思いきりぶつかって行って欲しいと思います。
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森脇が復帰したものの中林は膝の違和感で、高萩は腰の痛み、そしてミキッチは疲労の蓄積で欠場して、次のメンバーで戦いました。
原 森脇 ストヤノフ 槙野(→大崎86分) 青山 中島 李(→楽山57分) 服部(→平繁71分) 柏木 高柳 佐藤寿 SUB:下田、橋内、岡本、清水対する磐田は、GK:川口、DF:加賀、大井、茶野、駒野、MF:那須、上田(→鈴木82分)、西(→山本脩87分)、ジウシーニョ、FW:成岡(→ロドリゴ89分)、前田、と言うメンバーでした。序盤はどちらも前からしっかりプレスをかけてチャンスを作り、ファーストシュートは2分にジウシーニョ。また6分には右からのクロスにジウシーニョが中央で合わせましたが、原が素晴らしい反応で弾きます。9分には李のクロスに高柳が頭で合わせたもののDFに当たり、こぼれを佐藤寿が拾ったもののしっかりとシュートできずに守られます。13分には原がキープしていたボールを前田に奪われシュートされましたが、何とか弾きます。そして16分、サイドチェンジから加賀にピンポイントでクロスを送られ、これを前田に決められて先制点を許してしまいました。
その後も広島はなかなか押し上げることができず、磐田にボールを回され何度かピンチを防ぐシーンが続きます。26分には青山のスルーパスで佐藤寿が抜け出しましたが、シュートは前に出た川口に当たって得点できず。37分には服部のクロスに佐藤寿が飛び込んだもののわずかに及びません。磐田は何度かクロスを入れて来てヘディングで脅かされますが、原とDFも粘って追加点を許しません。前半は悪い流れを押し返すことができず、1点のビハインドで折り返しました。
後半は立ち上がりから広島が攻勢。1分も経たないうちに柏木がシュートを放ったのを初め、次々とチャンスを作ります。18分には青山のスルーパスで佐藤寿が抜け出しましたがわずかにオフサイド。26分にはペナルティアークの中からのFKを得ましたが、ストヤノフのボールは壁に当たります。27分には左寄りのDFラインの裏でボールを受けた佐藤寿がフリーになりましたが、シュートはわずかに枠の外。30分にはストヤノフのFKを川口が落とし、飛び込んでいた槙野の背中に当たりましたがシュートできません。31分にはロングボールの落としを柏木がボレーで狙ったものの、足にヒットせず枠外に外れます。磐田は時折カウンターから攻め上がって来ましたが、33分の西のシュートはDFが身体を張って守り、34分の前田のヘッドがネットを揺らしたシーンではファウルの笛に救われます。35分には右から繋いで左で槙野がフリーになりましたが、「アタマはシュート、ココロはパス」(試合後の槙野)でキックミスに終わり、36分には平繁のクロスに佐藤寿が飛び込みましたが及ばず。42分には平繁の落としを青山が叩きましたが川口に止められます。45分には大崎が抜け出してシュートしましたがキックミスで枠外。ロスタイムの高柳のシュートは川口の足に当たり、平繁のシュートは大きく上に外れます。そして最後は柏木がループで狙ったものの川口にキャッチされ、猛攻及ばず終了のホイッスルとなりました。
この試合の敗因を挙げるとすれば、「警戒していた形だったし、人数も足りていた」(槙野)にも関わらず失点してしまったことと、決定機を量産しながらも得点できなかったことでしょう。ちょっとしたことで先制点を許すと、あとは守りを固める相手を崩せずそのまま逃げ切りを許す、と言うパターンは京都戦と同じ。足が止まった相手を押し込んで攻め続けるのは良いのですが、しかし一本調子になってしまって相手に「守りのリズム」を与えてしまい、それゆえ点が取れずに敗れてしまう。佐藤寿や高柳が言っているように決定的なチャンスでミスをなくせば何と言うことも無いのですが、しかしだからこそ特効薬が無いのも事実です。攻めのリズムを変えることができるようになる、あるいはシュートの精度を上げるには個人個人がレベルアップするしか無いわけで、そう言う意味ではチーム全体が高い壁にぶち当たっている、と言わざるを得ないように思います。今後も同じような試合展開になることが予想されますが、これを乗り越えるのはそう簡単な事では無いように思います。
ただ、そうは言っても悲観する必要はあまり無い、とも思うのです。今のサンフレッチェは離脱者続出で、昨年戦った主力の半分がいない状態。昨日はミキッチも不在でしたし、何よりもGKがJ1リーグ戦初出場のルーキーでした。前半押し込まれたのはラインを上げられずセカンドボールを拾われ続けたからですが、その要因がGK、特に前半13分に原がキープしていたボールを奪われ危うく失点しそうになったことにあったのは否定できないでしょう。また攻めが一本調子になってしまった事の原因としては、森崎兄弟の不在やベンチに並んでいた選手が若手ばかりだったことを挙げざるを得ません。そんな、危機的なメンバー構成だったにも関わらず大崩れせず、それどころか後半は磐田が息も絶え絶えになるぐらいまで攻め立てたことは、ポジティブに評価して良いと思うのです。
チームの現状が、楽観できるものではないのも確かです。特に怪我人がいつ頃戻ってくるか見えない状況は、たとえようも無く不安です。しかし、少なくともチームでやっていることに間違いはなく、成長していることも間違いない。後はこの内容を結果に結びつければ良いだけです。次は久々に上位チームとの対決になりますが、逆に言えばむしろ戦いやすいと言えるかも。誰が出てもその時の選手がベストメンバー、と言う監督の言葉を信じて、自分たちの力を信じて、思いきりぶつかって行って欲しいと思います。
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