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2009/06/30

U-18代表候補に大森、大崎

日本サッカー協会は昨日U-18代表候補を発表し、広島からはユースの大森と大崎が選ばれました。今回選ばれたのは次の24人。
【GK】大森(広島ユース)、荻野(峰山高)、中村(浦和ユース)
【DF】酒井(新潟)、磯村(名古屋)、田中(日体大)、古林(湘南ユース)、
    阿部(FC東京U-18)、茨田(柏U-18)、小椋(川崎FU-18)、
    扇原(C大阪U-18)
【MF】六平(中央大)、田口(名古屋)、大崎(広島ユース)、菊地(湘南)、
    加藤(三菱養和ユース)、原口(浦和)、古田(札幌ユース)、
    深澤(静岡学園高)、平塚(山梨学院大附高)
【FW】住田(大分)、永井(C大阪U-18)、戸島(成立学園高)、吉原(福岡U-18)
 前回選出の代表候補で残っているのは、荻野、酒井、磯村、扇原、田口、大崎、平塚、永井の8人で、これまで選出経験のある大森、田中、古林、阿部、茨田、六平、菊地、加藤、住田、原口、吉原が復帰。中村、小椋、深澤、平塚、戸島が(たぶん)初めて選出されています。このU-18代表候補は2月に45人を招集。3月には半分程度に絞り込み、5月、6月とメンバーを入れ替えながらチーム作りを進めてきました。今後は核になるメンバーを絞り込みながら、11/1から予定されているAFC U-19選手権予選に向けて仕上げて行くことになると思われます。

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2009/06/29

鳥栖との練習試合

昨日鳥栖との練習試合を行い、1-3で敗れました。サンフレッチェのメンバーは、GK:原、DF:橋内、岡本、内田、MF:李、茶島(→森保翔45分)、丸谷、清水(→宗近60分)、平繁(→浅田60分)、大崎、FW:久保。鳥栖のメンバーは不明で、得点は前半に鳥栖のトジン、練習生、サムエルで、広島の得点は後半40分に李でした。

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2009/06/28

第15節京都戦

昨日西京極で行われた第15節京都戦は0-2で敗れ、連勝は3で止まりました。
 サンフレッチェのメンバーは控えも含めて前節と同じで次のような感じでした。
        中林

   槙野  ストヤノフ  盛田(→横竹50分)

      青山  中島

ミキッチ(→平繁75分)     服部

     柏木    高萩
     (→高柳40分)
        佐藤寿

SUB:原、橋内、岡本、李
 対する京都は、GK:水谷、DF:染谷、角田、水本、中谷、MF:渡邉(→林87分)、佐藤勇、安藤、ディエゴ(→森下89分)、FW:柳沢、豊田(→増嶋45分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは京都もプレスをかけてきて、ファーストシュートは安藤でした。しかしすぐにサンフレッチェが反撃し、4分には青山の強烈なミドルが枠を捉えましたが水谷に弾かれます。5分にはDFラインの裏に飛び出した柳沢がGKの位置を見てループシュート。やられた、と思われたシーンでしたがポストが防ぎます。その後はパスワークに勝る広島が押し込み、12分には高萩、14分にはミキッチがシュートしましたが決めることができません。18分には高萩のスルーパスで抜け出したミキッチがDFとの競り合いに勝ちましたが、ファウルを取られて警告を受けます。京都はシュートは打つもののほとんどがミドルレンジからの可能性の少ないもの。逆に広島は高萩、ストヤノフ、柏木らが次々とスルーパスを送り、チャンスを作ります。25分には服部のクロスを槙野がフリーでヘディングしたものの惜しくも枠外。27分の佐藤寿のシュートはGKのスーパーセーブに阻まれます。28分にはストヤノフが芸術的なFKを放ちましたが、惜しくもバーに弾かれます。流れは完全に広島でしたが、しかし37分、DFラインからドリブルで上がってきた染谷にそのままシュートを打たせてしまいます。威力はさほどでもなかったものの、DFの足に当たってコースが変わりGKの逆を突いてゴールネットへ。広島は不運な形で先制点を許してしまいました。
 これで息を吹き返した京都。逆に広島は、ラフなタックルを受けて足を痛めた柏木を下げざるを得なくなります。ロスタイムには広島が攻め込み、高萩がペナルティエリアでフリーになったもののシュートではなくパスを選択したもののDFがクリア。広島は1点のリードを許したままで前半を折り返すことになりました。
 ハーフタイムに加藤監督はFWを1枚削って増嶋を投入し、早くも逃げ切り体勢に入ります。広島は再びアクシデントに襲われ、太ももを痛めた盛田が担架で運び出されます。それでもサンフは攻撃の手を緩めることなく、ペナルティエリア付近に密集する京都の守備陣をあの手この手で崩そうとします。9分には中央を目まぐるしいパス回しで崩して、最後は高柳のパスを服部がダイレクトで叩いたもののシュートミス。11分にはミキッチのパスを受けた高柳がフリーでシュートしましたが、これも枠外に外れます。12分の高柳のシュートはGKが弾き、15分の青山のクロスに合わせた高柳のヘッドも枠を捉えることができません。更に後半17分には高萩がフリーでシュートしたものの、わずかに枠を外します。逆に22分、ディエゴが蹴ったFKのボールをストヤノフは届かず、ギャップに入り込んだ水本がシュート。飛びつく中林の手も及ばず、痛い2失点目を喫してしまいました。
 リードを広げてますます自陣に引き籠もる京都。サンフは何とかこじ開けようとするものの、疲れからかキックの正確性を欠いてなかなかチャンスが広がりません。33分には高柳のスルーパスで抜け出した佐藤寿が左足で狙いましたが、これもわずかに枠を捉えることができず。42分のヘディングも、強く叩くことができません。広島は最後まで攻め続けたものの最後までゴールを割れず、今季初めての無得点での敗戦となりました。
 立ち上がりの柳沢のシュートがポストに当たったときには「今日は運があるかも」と思ったものでしたが、残念ながら不運の方が上回った試合だったと思います。染谷のゴールシーンは高い位置までボールを運ばれてしまったのは問題だったものの、シュート自体は何と言うこともないものでした。また後半の失点も京都にとっては「これしかない」というもの。守備のミスと言うよりも、水本にしか触れない位置にボールを送り込んだディエゴを讃えるしかありません。早い時間帯に怪我で2人の選手を入れ替えなければならなくなった事も含めて、この試合は運がなかった敗戦だった、と言わざるをえないと思います。
 ただ、だからと行ってこの敗戦を軽く考えても良い、というものでもないと思うのです。昨日の京都は気温33℃。真夏に比べればまだ気温は低かったのですが、風がなく湿度も高く、じっとしているだけでも体力を消耗するような天候でした。そんな中、引いて守る相手を運動量を上げて圧倒することが難しいのは当然のこと。決めるべきときに決めなければこうなるのは、必然だったと言わざるを得ません。昼間の試合はこれが最後で、しばらくは夜のゲームが続きますが、しかし暑さはこれからが本番。この日のように体力を消耗する中で引き籠もる相手を崩さなければならない、と言うことは、頻繁に起こるものと思われます。そう言うときに、どのように戦いを進め、そして勝ち点を取って行くのか。サンフレッチェが上を目指すには、この課題に何らかの答えを出さなければなりません。

日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 コーナーフラッグ
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

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2009/06/27

今日の京都戦

中国新聞とホットニュース等によると、選手や監督は「2年前のリベンジ」をかなり意識している模様です。ただ、それ以上に重要なのは、勝ち点を積み上げてリーグ戦で上位に進むこと。今節の結果次第では2位に上がる可能性もあるだけに、しっかりと勝ち点3を取って欲しいと思います。

 今日の試合会場は西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で、午後1時キックオフ。ビックカメラ、ソフマップのポイントカードを提示すると、当日でも前売り価格でチケットが購入できるそうです。テレビ放送はスカパーのch180(SD画質)とch190(HD画質)、及びスカパーe2のch800(HD画質)で生放送、またKBS京都での録画放送が予定されています。今日は現地に行きますので、ブログでの速報はできません。スタジアムに行けない&テレビを見れない方は、携帯サイトの速報などでチェックして下さい。

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2009/06/26

京都戦に向けて

明日は第15節京都戦をアウェイ戦います。
 京都はJ1復帰1年目の昨年は、やや苦しんだものの14位でフィニッシュ。今年はJ1定着と上位進出を目指して、李正秀、ディエゴ、豊田ら豪華な補強をしてシーズンを迎えました。そして序盤は神戸、G大阪との「関西ダービー」に勝利するなど、上位をキープしていたものの第6節から4連敗。ナビスコ杯も1勝もできずに終わってしまいました。5月以降の戦績は次の通り。
9H ●0-1 名古屋 【名】ダヴィ
10H ○2-0 横浜FM 【京】パウリーニョ、ディエゴ
11A △0-0 FC東京
12H ○2-1 千葉  【京】パウリーニョ2、【千】巻
N3H ●0-1 神戸  【神】小林
13A △0-0 山形
N4H △1-1 FC東京 【京】柳沢、【東】石川
N6A ●1-2 千葉  【京】角田、【千】深井、巻
N7H ●0-3 柏   【柏】菅沼2、李忠成
14A ●1-2 大宮  【京】ディエゴ、【宮】マト、塚本
 前節は4-5-1の布陣で臨んだもののセットプレーから失点。前半終了間際に李正秀が退場になったこともあってなかなか攻撃が構築できず、PKで1点を返したものの塚本に素晴らしいFKを叩き込まれて敗れています。次節は李正秀が出場停止ですが、ただ怪我で戦列を離れていた柳沢は出場可能だとのこと。加藤監督は相手に合わせてメンバーや戦術を変えてくるだけに、不調だからと言って油断するわけにはいきません。
 対するサンフレッチェですが、前節太ももの痛みが再発した森脇についてペトロヴィッチ監督は「次の試合については様子を見る」と語っているので、無理はさせない可能性が高そう。と言うことで、前節と同じメンバーで戦うものと思われます。
        中林

   槙野  ストヤノフ  盛田

      青山  中島

ミキッチ            服部

     柏木    高萩

        佐藤寿

SUB:原、横竹、橋内、岡本、李、高柳、平繁
 京都と言えば、2年前の入れ替え戦で敗れJ2に突き落とされた因縁の相手。こちらは半分以上はメンバーが残っているのに対して京都はほとんど誰も残っていない、と言う違いはありますが、しかしだからと言ってあの屈辱を忘れるわけにはいきません。「紫のプライド」を取り戻すためにも、また上位進出を果たすためにも、明日は勝ち点3を取って欲しいと思います。

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2009/06/25

2年前と比較して

先日紹介した「紫熊倶楽部7月号」にも書いてありましたが、第13節を終えた時点で6位、と言う成績は2年前に良く似ています。ペトロヴィッチ監督の2年目だった2007年は、その攻撃的なスタイルが徐々に姿を現して来た年。ウェズレイ、佐藤寿の「J1最強」とも言われた2トップを軸に、リーグで3番目に多い22得点を叩き出していました。またリーグ戦の展開も良く似ていて、G大阪が勝ち点28でやや抜けていた以外は混戦。3位の川崎Fから12位の横浜FMまで10チームが勝ち点5差の中にひしめいていました。サンフレッチェが第13節時点で持っていた勝ち点21は、降格圏の16位とは11の差。当時は、まさかそれから10しか勝ち点を積み上げることができない、なんて思ってもいませんでした。

 前年度残留争いに巻き込まれながら勝ち残り、上昇気流に乗りかけていたサンフレッチェの転機となったのは、リーグ戦再開直後の第15節鹿島戦(第14節浦和戦の日程が後に組まれていた)でした。ウェズレイが怪我で出れなかったサンフレッチェは15分に先制点を許しましたが、その後は内容的に圧倒して前半のうちに追いつきました。しかし後半は鹿島がその実力を発揮して5分に勝ち越しを許し、終盤にリスクをかけて攻めに行ったものの逆にカウンターから2失点。結果としては1-5で敗れることになりました。そして、この試合がターニングポイントとなったと言う意味では相手の鹿島も同じ。この勝利で順位を8位から4位にジャンプアップすると、その後も順調に勝ち点を積み重ねて歴史的な逆転優勝に繋げています。クラブとして持っていた「体力」の差、と言ってしまえばそれまでですが、それにしても強烈なコントラストを描くことになってしまいました。

 前述の「紫熊倶楽部」の記事にもあったように、2年前は2トップ頼りだったのに対して今年はどこからでも点を取れるチームになっています。また得点以上に失点する傾向があったのに対して、今年は粘り強く守ることもできています。神戸戦で見られたように、苦しい状態から反発する力も見せています。監督にも選手にも「2年前の二の舞いは避ける」と言う気持ちはあるでしょうから、同じことにはならないだろう、とは思います。ただ、だからと言ってまだまだ安心できないのも確かです。

 その最大のポイントは「選手層」ではないかと思います。2007年シーズンに本当に苦しくなったのは8月以降。夏場に運動量が低下して思うようなサッカーができなくなり、守れず、点が取れずの悪循環に陥りました。そしてそのきっかけとなったのはU-20代表と五輪予選で、チームの主力となっていた青山、柏木らが疲れていたにも関わらず起用せざるを得なかった、と言う問題がありました。また上野、前田の放出によるFWの駒不足も深刻で、ウェズレイ、佐藤寿のパフォーマンスが落ちても代える選手がいませんでした。更に8月にストヤノフを獲得したもののなかなかフィットしなかったのも誤算でした。シーズン終了後にペトロヴィッチ監督は「特定の選手にこだわり過ぎた」と反省の弁を述べていますが、しかし練習で良いパフォーマンスを見せなければ試合に起用しない、と言うのが監督のスタイル。チームとしての層の薄さが2年前の降格の根本原因の一つだと言うのは間違いない、と言えます。

 では今年はどうかと言うと、オフシーズンの補強と若手の成長のおかげで2年前よりは層が厚くなっているのは確かです。GK2人と森崎兄弟が不在、と言う緊急事態にも関わらず、サッカーの質を落とさず戦えているのがその証拠だと言えます。ただ、仮にこれ以上離脱者が出てもやって行けるか、と言うと厳しいところ。特に森崎兄弟の復帰の目処が立っていない事を考えると、不安は拭いきれません。

 クラブの経営状態や「育てて勝つ」と言う方針を考えれば、少なくとも今の段階で補強を考えることは無いでしょう。とすれば、層を厚くするためには選手を育てるしかありません。思えば3年前、降格の危機に瀕していたチームを救ったのは、20歳の青山と18歳の柏木でした。そろそろブレイクして欲しい平繁。ナビスコ杯で起用されて結果を出した横竹や橋内、大崎。昨年から何度か出場機会をつかんでいる清水。サポーターからの期待も大きい岡本。更に2年目の丸谷、内田、篠原。彼らの中から1人でも2人でもレギュラーに匹敵する力を付けるかどうかが、今後のチームの浮沈を左右することになるのは間違いありません。

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2009/06/24

結城が大分に練習参加

昨年6月、サンフにレンタル移籍してきてJ1昇格に貢献した結城耕造選手。所属先だった千葉から戦力外通告を受けて移籍リストに掲載されていますが、最近は大分トリニータの練習に参加しているのだそうです。西日本新聞の記事によるとシャムスカ監督は「ぜひ欲しい選手」と語っていたそうで、その後の練習試合2試合にも出場している模様です。2002年にプロ入りしたときから休学していた早稲田大学に復学し、ワセダクラブの田無フットサルスクールでコーチを務めながら移籍先を探している、と言う結城。大分でプレーする機会が与えられると良いのですが。

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2009/06/23

プリンスリーグとJユース杯の日程

 高円宮杯を目指すプリンスリーグU-18中国のセカンドラウンドの日程が発表されました。それによると、現在1位を走っているサンフレッチェユースの日程は次の通り。


7/4 (土)11:00 瀬戸内高 (吉田サッカー公園)
7/11(土)13:30 高川学園高 (吉田サッカー公園)
7/18(土)11:00 広島観音高 (広域公園第一球技場)

 今年の中国地域の高円宮杯出場枠は2チーム。サンフレッチェユースと3位高川学園の勝ち点差は7あるので、1勝すれば出場権獲得が決まります。ただ、昨年失ったプリンスリーグのタイトルはぜひ取り戻したいところ。勝ち点2差で追う広島観音との争いに注目です。

 一方、Jリーグも先週Jユース杯(今年は「Jユース サンスター・トニック・カップ」と言うらしい)の日程を発表しました。これによるとサンフレッチェユースは清水、大分、鳥栖と同組で試合日程は次の通り。

8/29(土)11:00 清水エスパルスユース (アウトソーシングスタジアム日本平)
9/27(日)14:00 サガン鳥栖U-18 (吉田サッカー公園)
10/25(日)14:00 大分トリニータU-18 (吉田サッカー公園)
11/1 (日)14:00 サガン鳥栖U-18 (鳥栖市北部グラウンド)
11/7 (土)13:00 清水エスパルスユース(吉田サッカー公園)
11/14(土)14:00 大分トリニータU-18 (大分スポーツ公園サッカー・ラグビー場Bコート)

 勝ち抜きの条件は上位2チームで、グループリーグを勝ち抜いた16チームと日本クラブユースサッカー連盟代表の4チームを加えた20チームによるトーナメントで「冬の王者」を決定します。

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2009/06/22

第14節神戸戦

昨日ビッグアーチで行われた第14節神戸戦は、一時は2点差をひっくり返されたものの再逆転して3連勝。順位を5位に上げました。
 代表から戻ってきた槙野が先発に復帰して、次のメンバーで戦いました。
        中林

   槙野  ストヤノフ  盛田(→高柳68分)

      青山  中島

ミキッチ(→平繁75分)     服部

     柏木    高萩

        佐藤寿(→李89分)

SUB:原、横竹、橋内、岡本
 対する神戸は、GK:榎本、DF:石櫃、北本、宮本、内山、MF:田中(→朴79分)、松岡、丹羽、大久保(→吉田71分)、FW:茂木、マルセウ(→楠瀬45分)、と言うメンバーでした。最初のチャンスをものにしたのは広島で、1分にDFラインから軽快にパスを繋いで左サイドに展開し、服部が右足でクロスを入れます。これを北本が頭に当てて軌道が変わったのが幸いしてゴールネットを揺らし、広島が先制点を奪いました。
 その後はボールを持つ時間が長かったのは神戸でしたが、しかしシュートの数とチャンスの質で上回ったのは広島でした。11分にはミキッチのパスを槙野がダイレクトで狙ったものの、榎本がスーパーセーブ。23分には服部のパスを受けた高萩がペナルティエリアの中まで持ち込んで危険なシーンを作り、27分には服部のグラウンダーのボールに柏木が走り込んで打ちましたがGKの正面を突きます。30分には柏木のピンポイントのクロスに佐藤寿が頭で合わせましたが、榎本が横っ飛びでキャッチ。39分には柏木が直接FKを狙いましたが枠を外します。逆に神戸は茂木や大久保のドリブル、両サイドからのクロスで攻めてきますが、広島DFが対処して隙を与えません。そして44分、サンフが連続攻撃から最後は槙野が見事な右足のシュートを突き刺して、リードを2点に広げて前半を折り返しました。
 流れを変えようと、神戸のカイオ・ジュニオール監督はマルセウに代えて新人・楠瀬を投入しましたが、これが開始早々にいきなり功を奏します。楠瀬が左サイドから仕掛けてファウルを誘って得たFKで、壁に入ったミキッチが手に当てたとしてPK。久々にJのピッチに立った大久保がGKの逆を突いて決めて、1点差になってしまいました。更に後半5分、右サイドでボールを持った石櫃がゴール前に放り込んで来ると、これがクロスを予想していた中林の動きの逆になってそのままゴールに飛び込んで、あっという間に同点に追いつかれてしまいました。
 その後は両チームとも勝ち越しを狙って速い攻撃の応酬となります。そして21分、楠瀬のロビングのパスをクリアしようとした盛田が足を滑らせてボールは茂木へ。DFラインの裏に抜け出した茂木にGKの股抜きのシュートを決められ、ついにリードを許すことになりました。
 これでやや引き気味にしてカウンター狙いに切り替えた神戸に対して、広島は盛田を高柳に代え「2バック」にして攻めます。後半35分には右サイドでパスを繋いで平繁がシュートしたもののDFに当たり、37分には槙野が右から突破してシュートします。そして39分、ストヤノフのロングボールを佐藤寿がDFと競りあいながら落とすと、ここに走り込んでいた柏木が左足で叩き込んで同点。更にその1分後には槙野の攻め上がりから高萩がシュート。これを佐藤寿がヒールでわずかにコースを変え、ボールは北本に当たってGKの逆を突いてゴールネットを揺らしました。
 その後、石櫃のFKやシュート、茂木のドリブルなどで神戸も攻め込んできましたがGKとDFが落ち着いて対処。中盤もしっかりと走って相手にプレスをかけ続けて、最後は危なげなく逃げ切りました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「心臓に悪い試合だった」と振り返っていますが、そうなったきっかけは主審のジャッジでした。後半早々の広島の右サイドの競り合いでミキッチがファウルを取られましたがそれ自体が微妙だった上に、PKを取られたシーンはもっと微妙。ペナルティエリアのライン上だった上に、「意図的に手を使った」ようには見えませんでした。また石櫃のゴールも、クロスがたまたま入ってしまった、と言うようにも見えました。後半立ち上がりの時間帯でバタバタしてしまったのは確かですが、不運が続いてしまった、とは言えると思います。
 ただ、その後の反発力は見事なものでした。「2人で守って8人で攻める」(ペトロヴィッチ監督)と言うベンチの采配に答えて見せた、素晴らしい攻め。後ろのポジションの選手が次々と前に飛び出すとともに、中盤の選手が入れ替わり立ち替わり後ろに下ってバランスを取って、波状攻撃を繰り返しました。同点のシーンでボールがこぼれたところに柏木がいたのは、柏木自身の成長の結果であるとともにチーム全体の力だ、と言って良いでしょう。
 先週、引き分け以上でOKと言う試合を落としてナビスコ杯のトーナメント進出を逃したサンフレッチェ。この試合でも2点リードをひっくり返されて負けていたら、そのダメージは大きなものだったに違いありません。少なくとも2年前の「悪夢」が蘇って、不安が頭をもたげてきたのではないでしょうか。佐藤寿が語っているように2-0になったらそのまま逃げ切るのが「本当に強いチーム」なのは確かですが、しかし何が起きるか分からないのもサッカーです。不運が続いて負けると言うことは、強いチームにでもあることです。大事なのは、そう言うときにどうするか。しっかりと立て直して再逆転できたこと、しかも自分たちのサッカーを貫いて勝ちきったことは、大きな手応えとなって残ったのではないでしょうか。

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2009/06/21

今日の神戸戦

中国新聞などによると、代表から戻ってきた槙野は元気にチーム練習に参加しているとのこと。1ヶ月ぶりの実戦ですが、先発出場するのは間違いなさそうです。

 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後1時キックオフ。試合前イベントとしては、9時からU-9による「サンフレッチェカップ」を補助競技場で。第二球技場では「カルビー×Jリーグ『キッズファンサッカー』」を行います。また11時からは前座試合の「フォリアチャレンジ」があります。メイン側おまつり広場では、9時から「『BUYひろしま』キャンペーン」、10時から「フェイスペイント」を開催。場内では、メイン側3Fコンコースで11時から「バルーンアート」、賑わいイベント広場で11時から「キックターゲット&キックスピード」、B6スタンド下で10時半から「メッセージ記入コーナー」を行います。

 先着プレゼントは、3,500名様に「オペラグラス」を、5,000名様に「BUYひろしまオリジナルボールペン」をそれぞれ11時より各入場ゲートで配布します。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントは、服部公太選手のプレミアム選手カードを3,000名様に。試合限定グルメは「そばめし」を500円で限定300食提供します。

 テレビ放送は、スカパーがch180(SD画質)ch190(HD画質)、スカパーe2がch800(HD画質)での中継となっています。今日は可能であればブログでの速報をしますので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はご覧下さい。

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2009/06/20

神戸戦に向けて

今日からJ1リーグ戦が再開。サンフレッチェは明日、ホームにヴィッセル神戸を迎えます。
 ここまで神戸は5勝2分け6敗の勝ち点17。サンフレッチェとの勝ち点差は3で、順位は11位となっています。5月以降の公式戦の成績は次の通り。
9A ●0-1 磐田  【磐】前田
10H ○3-1 山形  【神】茂木、朴、吉田、【山】ジャジャ
11H △2-2 名古屋 【神】茂木、マルセウ、【名】OG、津田
12A ●0-2 新潟  【新】千代反田、松下
N3A ○1-0 京都  【神】小林
13H ○3-1 柏   【神】マルセウ、朴、馬場、【柏】ポポ
N5A ●0-3 柏   【柏】北嶋2、李
N6H ●1-2 清水  【神】マルセウ、【清】原、ヨンセン
N7H ○1-0 山形  【神】我那覇
 「優勝争いするクラブ」にステップアップするため、ブラジル国内でも評価が高かったカイオ・ジュニオール監督を据えて新たなスタートを切った神戸でしたが、レアンドロ、大久保の穴は大きくあまり調子が上がってきていません。ただ、今年からFWに戻った茂木が第5節以降先発に定着して、ここまでチーム最多の5ゴール。またマルセウもようやくフィットしてきて、リーグの山形戦以降の全試合で先発しています。再加入した大久保も明日から出場できるそうですが、ポジション争いに燃える茂木とマルセウ、更に吉田、我那覇らも黙っていないはず。終了間際のゴールで競り勝ったナビスコ杯最終節の勢いで、広島に乗り込んでくるものと思われます。
 対するサンフレッチェは、磐田戦に敗れてナビスコ杯の敗退が決まってしまいました。引き分け以上が条件、と言う試合で負けたダメージは決して小さくは無いと思いますが、ただこれでリーグ戦に集中できる、というのもまた事実。明日はその再スタートのための重要な試合、と言うことになります。先発メンバーですが、代表に合流していた槙野が戻ってきます。
        中林

   森脇  ストヤノフ  槙野

      青山  中島

ミキッチ            服部

     柏木    高萩

        佐藤寿

SUB:原、盛田、横竹、高柳、李、大崎、平繁
 第13節を終えた時点でほぼ同じ成績だった2007年は、再開直後の鹿島戦に1-5と大敗。続く川崎F戦は引き分けたものの、神戸に終了間際のPKで敗れて以降5連敗。立て直しができずに降格に至っています。ツートップ頼みで守備が甘かった一昨年と今年は違うのは確かですが、しかし何が起きても不思議ではないのがサッカー。2年前の悪夢を繰り返さないためにも、明日の試合が最も重要だと言えるのではないでしょうか。

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2009/06/19

紫熊倶楽部7月号

トラブルで出荷が遅れていた紫熊倶楽部7月号(Vol. 137)が昨日届いたので紹介します。まず、トップページで登場しているのは服部公太選手。「J1通算300試合達成記念インタビュー」と題して、プロ入りからリーグ戦初出場、そして節目、節目の試合を振り返りながら、300試合(J2を入れれば400試合近く)の軌跡を追っています。またその直後のコラムでは、美香夫人との出会いをきっかけにした成長等を描いています。

 マッチレポートは、山形戦、横浜FM戦、大分戦、大宮戦、大分戦、新潟戦。続く記事では、今年と似たような成績だった2007年と比較しながら、J1リーグ戦再開後に向けての課題を探っています。

 下部組織のレポートはユースから。ナビスコ杯でプロの試合に出場し、初ゴールを決めた大崎選手を取り上げています。またジュニアユースとジュニアは全国に向けての戦いとそれに向けての準備状況を書いています。

 「紫熊短信」と「Reader's Area」を挟んで、2つ目のインタビュー記事は高萩選手。急成長を続ける彼の「異次元の領域」に、中野編集長が迫ります。また後のカラーページでは、土のグラウンドを低コストで芝生化した岩国の取り組みを書いています。そして最終ページの「私たちは、サンフレッチェのサポーターです」では6組13人のサポーターが登場しています。

 サンフレッチェオフィシャルマガジン紫熊倶楽部は定価350円。ホームゲーム会場とV-Point、広島県内大手書店、新宿の広島ゆめてらす、池袋のジュンク堂等で発売中です。

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2009/06/18

W杯予選オーストラリア戦

昨日行われたW杯予選のオーストラリア戦は、闘莉王のゴールで先制したものの後半セットプレーから2失点。悔しい逆転負けでW杯最終予選を終えました。日本代表のメンバーは、GK:楢崎、DF:闘莉王、長友、内田、MF:今野、橋本(→興梠84分)、中村憲、松井(→矢野69分)、阿部、FW:玉田、岡崎。日本代表はそれなりに良いサッカーをしていましたが、しかしパスワークで崩しきるには至らず最後は放り込んではね返される、と言うパターンが多かったと思います。得点はどちらもセットプレーからでしたが、ロングボールの勝負になれば高さと強さのあるオーストラリアに強みがあるのは道理で、このような戦いに持ち込まれればこの結果も仕方がない、と思います。日本がW杯で勝つためには何が必要か。中村憲がコメントしているような「アタッキングゾーンに入ったときのプレーの雑さ、自分も含めてコンビネーションが合わないところ」を改善しなければならないと言うことを、思い知らされた結果だったと言えるのではないでしょうか?

 なお槙野ですが、ベンチ入りは果たしたものの出場機会は無し。結局1試合も出場の無いままに代表での活動を終えました。これまでの監督や選手のコメントを見る限りでは出れなくても元気に頑張っているらしく、チームの盛り上げには貢献している様子ですが、しかしこの結果は「何かが足りなかった」と言うことでもあります。W杯予選と言う厳しい状況で経験したことを糧にして、今後大きく成長して欲しいと思います。

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2009/06/17

森崎和が慢性疲労症候群

プレスリリースと中国新聞によると、千葉戦終了後から離脱していた森崎和幸選手が「慢性疲労症候群」(CFS)と診断された、とのことです。森崎和は全身の疲労感が抜けない症状が続いているそうで、休養を取りながら広島市内の病院で検査、治療を受けているものの症状が改善していない、とのこと。復帰の目処は立っておらず、しばらくは彼の不在の元で戦わなければなりません。なおこのCFSですが、いわゆる「慢性疲労」とは違うもの。原因不明の重篤な疲労が長期間にわたって続き、最悪の場合には寝たきりになることもあるそうです。原因は良く分からない場合が多く治療法も確立していないそうで、完治することも稀だとのこと。患者は治療しながら日常生活を続けなければならないこともあるようです。ただ、例えば三段跳び世界記録保持者のジョナサン・エドワーズのように、CFSと診断されて4ヶ月間の休息を取った後に復帰してオリンピックで金メダル等を取った、と言う人もいるので、CFSだからと言って選手生命の危機だ、とも言えないようです。今はとにかく、治療に専念してもらうしかありません。

 一方、怪我で離脱中の楽山選手は「鼠径部痛症候群」で全治3週間と診断されました。

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U-15代表候補に野津田

日本サッカー協会は一昨日U-15日本代表候補のメンバーを発表し、広島からはサンフレッチェジュニアユースのFW野津田岳人選手が選ばれました。

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2009/06/16

京都戦応援バスツアー

6/27に行われる京都戦のアウェイ応援バスツアーの募集が始まっています。スケジュールは6/27(土)の5時20分に広島西飛行場、5時50分に広島駅新幹線口に集合し、西京極で観戦して午後9時に広島駅、9時半に広島西飛行場に戻ってくる、と言う事になっています。料金はバス代、チケット代、旅行保険代金を含んで大人10,500円、小中学生9,500円。サンフレッチェクラブ会員はいつものように2,000円引きです。〆切は今週末の日曜日(6/21)となっていますので、行きたい方はお早めに。お申し込み、お問い合わせはデオデオ旅行社「サンフレッチェ広島 アウェイ応援バスツアー係」(082-240-3447)までどうぞ。

 また、サポーターグループのURSUSもバスツアーを企画しています。こちらは広島西飛行場を4時、広島駅新幹線口を4時半に出発して、帰りは広島駅に午後10時の予定。チケット代別で大人6,000円、22歳以下4,000円となっています。お申し込み、お問い合わせ先など詳細はURUSUSホームページをご覧下さい。

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2009/06/15

福岡との練習試合

昨日吉田サッカー公園でアビスパ福岡とトレーニングマッチを行い、4-0で勝ちました。広島のメンバーは、GK:原、DF:橋内、横竹、西河、MF:李(→宮本徹79分)、丸谷、岡本、清水(→篠原33分)、高柳(→久保52分)、大崎、FW:平繁(→浅田63分)。対する福岡は、GK:六反、DF:宮本亨、山口、丹羽、中島、MF:久藤(→平石45分)、宮原、岡田、FW:田中佑、大山、黒部。得点は前半12分に大崎の突破から平繁。16分には清水が得たPKを平繁が決めました。後半は縦パスで抜け出した大崎が後半25分にゲットし、後半37分にもDFラインの裏に抜け出した浅田が決めています。

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2009/06/14

ナビスコ杯磐田戦

昨日、鹿児島で行われたナビスコ杯第7節磐田戦は1-2で敗れ、決勝トーナメント進出を逃しました。
 代表から戻ってきたストヤノフが復帰し、サンフレッチェは必勝を期して現状のベストメンバーで臨みました。
        中林

   森脇  ストヤノフ   盛田
       (→大崎72分)
      青山  中島
      (→平繁60分)
ミキッチ            服部

     柏木    高萩(→高柳55分)

        佐藤寿

SUB:原、橋内、横竹、李
 対する磐田は、GK:川口、DF:加賀、大井、茶野、山本脩、MF:那須、岡田(→ジウシーニョ12分)、西(→松浦67分)、上田、FW:成岡(→カレン80分)、前田、と言うメンバーでした。勝ち抜きのためには引き分け以上が必要な広島に対して、勝っても負けてもどちらでもよい磐田。モティベーション的には広島の方が上のはずですが、しかしそれが裏目に出たような試合となります。結果を怖れずどんどんプレスをかけてくる磐田に対して、広島は走りの量も質も上回ることができず後手を踏んでしまう、と言う感じ。中盤でボールを奪えずに磐田に押し込まれ、逆にDFラインがボールを持ってもパスの出しどころが無くなかなかチャンスが作れません。12分の加賀の突破から成岡のヘディングを許し、14分には西に突破されてゴール前に運ばれます。そして17分、青山が倒して与えたFKで、上田のボールはファーサイドへ。ここで2人をフリーにしてしまうと言う守備のミスが出て、前田にあっさりと決められ先制点を奪われました。
 この後何とか追いつきたい広島ですが、ショートパスを繋いで中央突破を図ってもDFに引っかかるばかり。ロングパスは味方に合わず、シュートも打てない時間が続きます。逆に34分、磐田にショートコーナーから決定的なシーンを作られ、前半終了間際にはカウンターから山本にフリーでシュートを打たれましたが枠外に外れ、何とか1点差で前半を折り返しました。
 後半になっても磐田優位の流れは変わらず、3分には西のパスで抜け出した成岡に決定的なシュートを打たれます。そして後半8分、右から左に西のロングパスが通り、ジウシーニョがDFを引きつけると中央へ優しいパス。これを前田に冷静に叩き込まれ、磐田のリードが2点に広がりました。
 何とか打開したいペトロヴィッチ監督は、高柳、平繁を投入します。これでようやく流れをつかむと、後半21分にはストヤノフがふわりとしたFKを打ったもののわずかに外れ、25分には高柳がドリブルで持ち込んで惜しいシュートを打ちます。後半27分にはストヤノフに代えて大崎を入れ、柏木をボランチに下げて総攻撃体制を作ります。そして後半27分、CKのこぼれを拾ったミキッチが鋭角的なパスをゴール前へ。ここに走り込んだ佐藤寿のシュートはDFに当たったもののゴール内に落ちて、ようやく1点を返すことが出来ました。
 その後はラインを上げて人数をかけて攻める広島に対して、磐田はカウンター狙いでチャンスを作ります。後半30分には成岡がフリーでシュートを打ったものの中林がスーパーセーブ。38分には柏木がドリブルで突き進んで取ったCKで盛田が惜しいヘディングシュートを打ちましたが、わずかに枠を捉えることが出来ません。40分にも高柳のスルーパスで抜け出した平繁がGKと1対1になりましたが、浮かせようとしたボールは残念ながら川口の守備範囲。42分には磐田のカウンターからジウシーニョにフリーで打たれましたが、中林が素晴らしい反応で弾き飛ばします。サンフは最後まで同点を狙って攻めたものの磐田の守備は崩れず、遠く鹿児島まで遠征した広島サポーターのため息が聞こえるような敗戦となりました。
 この試合の敗因は、端的に言えば「運動量」だった、と思います。磐田はDFラインをペナルティエリアの外に設定して全体をコンパクトにし、成岡、上田らが前から激しくボールホルダーを追いかけて広島の中盤を自由にさせませんでした。これに対してサンフレッチェの選手はうまくマークを引き剥がすことが出来ず、パスを繋いで守備網に穴を作る、と言う本来の戦い方が出来ませんでした。そして縦に急ぎすぎたり強引な突破を狙おうとしたり、と言うパターンが多く、有効な攻めができないうちに時間だけが過ぎて行く、と言う感じになってしまいました。今年の磐田は今一つチームが上手く回っていない印象でしたが、本来は力のあるチーム。それが精神的なプレッシャーから解き放たれて思い切ったサッカーをしてくれば、それを上回るのは容易ではないわけです。サンフレッチェは終盤、DFを削って攻撃的な選手を投入し、ボランチの位置から柏木、高柳が次々と飛び出して行くことによってようやく攻めの形を作ることができましたが、そのようなサッカーを早い時間帯からできなかったのは、単にメンバーだけの問題ではないでしょう。どうしても引き分け以上が必要な時に、どのようなサッカーをすべきなのか。相手がしっかりとしたサッカーをしてきたときに、どのように対処すべきなのか。単に「自分たちのサッカーをする」と言う以上に重要なことは何なのか、本当に強いチームになるためには何が必要なのか。今後のサンフレッチェにとって様々な課題を突きつけられた敗戦だった、と言えるのではないでしょうか。

日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

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2009/06/13

今日の磐田戦

ホットニュースによると、ペトロヴィッチ監督は「いい形で勝てば、優勝候補に挙げられるようになるかもしれない。今まで、我々は追う立場だったが、これからは追われる立場に変わることができる」と「自分自身にも選手たちにもプレッシャーをかけた」のだそうです。消化試合でノープレッシャーの相手に対して、どれだけしっかりとした戦いが出来るのか。サンフレッチェがチームとして成長できるかどうかの分岐点となる、重要な試合になりそうです。

 今日の試合会場は鹿児島市の鴨池陸上競技場で、午後2時キックオフ。テレビ放送の予定はないので、スタジアムに行けない方は携帯サイトの速報等でチェックして下さい。

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2009/06/12

磐田戦に向けて

明日はナビスコ杯予選リーグの最終節。サンフレッチェは鹿児島・鴨池でジュビロ磐田と戦います。
 磐田のここまでの予選リーグの成績は3分け2敗。既に決勝トーナメント進出の可能性はなくなっています。これまでの戦績は次の通り。
N1 △0-0 横浜FM
N2 △0-0 新潟
N3 ●0-1 大宮  【宮】マト
N5 ●0-1 浦和  【浦】高原
N6 △2-2 大分  【磐】OG、前田、【分】清武、家長
 磐田の救世主となっているイ・グノですが、ナビスコ杯は代表招集の影響で出場わずか1試合。このためか、ナビスコ杯は一度も勝てていません。前節は那須をボランチで起用すると言うテスト的な布陣で戦ったものの、あまり機能せず大分に攻め込まれるシーンも多かった、とのこと。終了間際の1点で何とか引き分けに持ち込んだものの、成果は今一つ、と言う感じだったようです。ただ、情報によるとジウシーニョ、松浦ら主力が怪我から戻ってきているとのこと。明日は彼らの試運転も兼ねて、これまでとは違ったメンバーで来る可能性もありそうです。
 対するサンフレッチェは現在2位。首位の横浜FMとの勝ち点差は1ですが、横浜FMは明日は試合がないため引き分け以上で勝ち抜きが決まります。メンバーですが、明日はストヤノフが戻って来るはずなので、私の予想メンバーは次の通り。
        中林

   森脇  ストヤノフ   盛田

      青山  高柳

ミキッチ            服部

     柏木    高萩

        佐藤寿

SUB:原、中島、横竹、李、楽山、大崎、平繁
 このところ主力が出た試合は7-0、5-1と大勝が続いているサンフレッチェ。明日は引き分けでもOKの試合ですが、引き分け狙いのサッカーはサンフレッチェには合いません。明日はチャレンジャーの気持ちを忘れないよう、これまでの勢いで勝ちに行って欲しいと思います。

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2009/06/11

ストヤノフが合流

先週末にソフィアで行われたW杯欧州地区予選のブルガリア対アイルランドは、1-1の引き分けに終わりました。この結果ブルガリアは6試合を終えて勝ち点は8で、2位のアイルランドとの勝ち点差は5のまま。消化試合数はブルガリアの方が1つ少ないため予選突破が無理になった、とは言えませんが、モンテネグロ、イタリアとの連戦となる9月ラウンドは非常に重要な意味を持つことになりそうです。

 なおストヤノフは、この試合に先発フル出場していて、8日に再来日して昨日からチームに合流したとのこと。(中国新聞による。)次はナビスコ杯の予選突破のために、頑張って欲しいと思います。

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2009/06/10

U-18代表候補に田村と大崎

6/15から滋賀で行われるU-18代表キャンプのメンバーが発表され、広島からは田村、大崎が選ばれました。今回招集されたのは次の21人。
【GK】金谷(G大阪ユース)、荻野(峰山高)、田村(広島ユース)
【DF】福村(大阪桐蔭高)、酒井(新潟)、磯村(名古屋)、高橋(東京Vユース)、
    篠原(東福岡高)、扇原(C大阪U-18)
【MF】佐藤(草津)、田口(名古屋)、大崎(広島ユース)、風間(清水商高)、
    深澤(静岡学園高)、深町(東福岡高)、小川(磐田ユース)、
    平塚(山梨学院大付高)
【FW】南條(阪南大)、森岡(久御山高)、永井(C大阪U-18)、木村(神戸ユース)
 5月のメンバーで残っているのは金谷、酒井、扇原、田口、永井、風間の6人だけ。他の15人は多くが初招集と言うフレッシュなメンバーとなっています。この代表は再来年のU-20W杯を目指すチームなので、いろいろな選手を試しながら徐々にチームを作って行く、と言うことなのではないでしょうか。

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2009/06/09

サテライトC大阪戦

昨日福山でサテライトのリーグ戦が行われ、サンフレッチェがセレッソに4-3で勝ちました。広島のメンバーは、GK:原、DF:橋内、横竹、西河、MF:李(→茶島75分)、丸谷、岡本、楽山(→内田60分)、清水、大崎(→篠原45分)、FW:平繁(→久保68分)、SUB:田村。対するC大阪は、GK:多田、DF:山下、杉本、扇原、MF:平島、細見、宮田、尾亦、FW:苔口、永井、白谷。前半9分に平繁のゴールで先制したものの、後半はパスミスから攻め込まれ12分に永井、17分に苔口に決められ逆転されました。しかし久保の投入ぐらいから流れが変わったそうで、37分に永井のゴールでリードを広げられたものの、その2分後に清水がFKを決めて追いすがります。そしてロスタイムにはOGと岡本のゴールで大逆転。今年のサテライトリーグでの初勝利を挙げました。

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2009/06/08

ナビスコ杯新潟戦

昨日ホームで行われたナビスコ杯第6節は、開始早々に先制を許したもののその後5点を取って勝ち、A組2位に浮上しました。
 大分戦のメンバーから8人を入れ替え、次の布陣で戦いました。
        中林

   森脇   中島   盛田

      青山  高柳(→横竹57分)

ミキッチ            服部

     柏木    高萩
     (→平繁79分)
        佐藤寿(→大崎79分)

SUB:原、橋内、李、楽山
 対する新潟は前節から6人を入れ替えて、GK:東口、DF:内田(→松尾61分)、永田(→酒井79分)、大野、中野、MF:千葉、本間、松下、木暮、FW:大島(→三門66分)、チョ、と言うメンバーでした。前半は新潟の左からの攻撃に苦労していたようで、4分にミキッチを振り切って切れ込んできた松下がミドルシュート。ボールは横っ飛びで抑えようとした中林の脇をすり抜け、先制点を許してしまいました。
 しかしサンフレッチェはすぐさま逆襲します。7分には服部のクロスを中央で落とし、飛び込んだ高柳が押し込んで同点。13分には柏木のCKを中島が頭で決めて勝ち越し、更に前半44分には服部が素晴らしい守備でボールを奪い、高萩のスルーパスを柏木が左足で決めて前半を折り返しました。
 後半はサンフレッチェがペースを握り、自在なパス交換から何度もチャンスを作ります。これに対して新潟は、選手交代で何とか流れを変えようとします。しかし後半27分、柏木がドリブルで攻め上がって左サイドのスペースにパス。これを佐藤寿がニアサイドを抜いてリードを広げます。そして後半41分、中盤でボールを奪うと高萩が4人に囲まれながらも素晴らしいキープ。そして高萩から繰り出されたループ状のパスで抜け出した大崎が冷静に叩き込んで、ダメを押しました。
 相手は予選リーグ敗退が決まっていて消化試合、しかもレギュラーの半分が抜けてプロ初スタメンの選手が2人、と言う状況。客観的に見れば「勝って当然」の試合ですが、しかしそう言う試合は意外に難しいものです。実際、先制点を許したシーンは「まさか打ってこないだろう」「まさか決まらないだろう」と言う感じだったのではないかと思います。仮にそのまま時間が進めば焦りが出たり、あるいは相手の守りのリズムが出てきてそのまま逃げ切られる、と言う事もあったかも知れません。しかし失点後にすぐに追いつき、逆転し、突き放すと言う戦いができたのは、チームとしての成長を表していると言えるでしょう。予選リーグ突破に大きく近づき、横竹、大崎らの成長も確認できたと言うことで、非常に収穫の多い一戦だった、と言えそうです。

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2009/06/07

今日の新潟戦

中国新聞等によると今週はコンディションに応じて休みを挟みながら調整していて、昨日は約1週間ぶりにほぼ全員がビッグアーチに顔を揃えたそうです。今日は主力組が休養十分で新潟戦に臨むことが出来そうです。

 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後1時キックオフ。今日は「とうかさん」に因んで例年恒例の「サンフレッチェ浴衣祭り」を開催します。メイン側おまつり広場では、浴衣または甚平を来てご来場の方先着1,000名様にオリジナルうちわ(森脇、柏木、槙野の写真入り)をプレゼント。また浴衣を着用の方先着100名様に、紫のネイルアートを実施します。更に「浴衣美人・甚平美男を探せ」と題して、大型映像装置に浴衣・甚平姿を映し出して抽選で3名様に選手サイン入りユニフォームをプレゼントします。試合前イベントとしては、U-10とU-12による「サンフレッチェカップ」が9時から。「フォリアチャレンジ」は11時から行います。おまつり広場では10時から「フェイスペイント」も行います。場内のにぎわいイベント広場では「ナビスコキッズイレブン クラブとともにファイナルを目指そう」を、B6スタンド下では「メッセージ記入コーナー」が開催します。先着プレゼントはヤマザキナビスコからで、1,080名様に「100キロカロリーパックシリーズ」を。会員限定プレゼントは、森脇選手のプレミアム選手カードです。今日の試合会場限定グルメは、笹だんごを200円で限定300食提供します。

 テレビ放送ですが、残念ながら今回もなし。スタジアムに行けない方は、携帯サイトの速報などをご覧下さい。

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W杯予選ウズベキスタン戦

昨日、アウェイで行われたW杯予選ウズベキスタン戦は日本が1-0で勝ち、世界最速でのW杯本大会出場を決めました。

 日本代表のメンバーは、GK:楢崎、DF:駒野、中澤、闘莉王、長友、MF:中村俊(→阿部91分)、遠藤、中村憲(→本田66分)、長谷部(退場89分)、FW:大久保(→矢野69分)、岡崎。日本は立ち上がりから押し込まれ気味でしたが、前半9分に中村憲のロビングのパスをDFラインの裏で受けた岡崎がシュート。GKが弾いたボールをダイビングヘッドで押し込んで先制点を奪いました。また13分には遠藤のシュートのこぼれを大久保が押し込みましたが、オフサイドを取られます。しかし時間の経過とともに防戦一方となり、ウズベキスタンにボールを繋がれ押し込まれます。後半44分には相手にひじ打ちをしたと言うことで長谷部に一発レッド。その後もピンチの連続でしたがウズベキスタンのシュートの精度の悪さにも助けられ、1点差で逃げ切りました。

 この試合で痛感したのは、W杯予選本番、しかもアウェイの厳しさ、と言うことでしょう。相手のモティベーションの高さはやはり親善試合の比ではなく、なかなか日本代表らしいサッカーはさせてもらえませんでした。また審判のジャッジの怪しさもそれに輪をかけた感じ。長谷部のレッドカードのシーンはとてもひじ打ちには見えませんでしたし、その直後に岡田監督が退席になったのも良く分からない(岡田監督は「選手に指示を出していたらいきなり退場になった」と語っている)ものでした。しかしそんな中、日本代表の選手たちはしっかりとした戦いが出来ていた、と思います。繋ぐべきところは繋ぎ、蹴るところは蹴る。相手にボールを奪われたら素早く切り替えて、しっかりとゴール前を固めてボールホルダーにプレッシャーをかける。かつて見せていた「ナイーブさ」はなく、大人のサッカーで勝ちきりました。これでW杯出場は4大会連続となりますが、その歴史と経験にふさわしい戦いぶりだったと言って良いのではないでしょうか。

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2009/06/06

新潟戦に向けて

ナビスコ杯の予選リーグも残り2試合。サンフレッチェは明日、アルビレックス新潟とホームゲームを戦います。
 リーグ戦では13試合を終えて勝ち点22の3位と好調を持続している新潟ですが、ナビスコ杯は全く振るわず4試合戦って勝ち点はわずかに1で、既にグループリーグ敗退が決まっています。ここまでのナビスコ杯の成績は次の通り。
N1A ●1-2 大宮  【新】ジウトン、【宮】マト、石原
N2H △0-0 磐田
N4A ●0-2 浦和  【浦】西澤、エスクデロ
N5H ●0-3 横浜FM 【横】兵藤、渡邉、田中
 前節は矢野、ペドロ・ジュニオールを欠いて最初から苦しいメンバー構成を強いられていた上に、前半26分にマルシオ・リシャルデスが退場。数的不利をはね返すことが出来ずに次々と失点し、いいところ無く敗れました。明日は消化試合、しかもアウェイと言うことでメンバーを落としてくる可能性が高いと思われますが、しかし普段出ていない選手が高いモティベーションで臨む、と言うのは良くあること。舐めてかかると痛い目に遭う、と思っておいた方が良いでしょう。
 対するサンフレッチェは、前節は主力を温存して戦い貴重な勝ち点1を取りました。明日はストヤノフと槙野が不在ですが、それ以外は現状のベストメンバーで戦うものと思われます。
        中林

   森脇   中島    盛田

      青山  高柳

ミキッチ            服部

     柏木    高萩

        佐藤寿

SUB:原、橋内、横竹、岡本、李、楽山、平繁
 サンフレッチェは現在3位ですが、上位2チームはいずれも1試合多く消化しており、広島は自力で上回ることができます。(ただし浦和とは得失点差の争いになりますが。)若手が取った勝ち点1を、生かすも殺すも残り2試合の結果次第。明日は気持ちを一つにして戦って、勝ち抜きに向けて前進して欲しいと思います。

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2009/06/05

ハーフシーズンパス発売

サンフレッチェは今週末(6/7(日))から「ハーフシーズンパス」の申し込み受付を開始します。これは7月以降に行われるサンフレッチェ主催試合全試合が対象で、リーグ戦10試合とナビスコ杯の決勝トーナメントのホームゲーム(決勝を除く)を観戦できます。料金は「シーズンパス」の60%程度で、席種ごとに次のようになっています。
               一般価格 会員価格
SS指定席          45,000円 30,000円
SA指定席          31,000円 21,000円
バックスタンド自由(大人)  22,500円 15,000円
バックスタンド自由(小中高)  9,000円  6,000円
サポーターズシート(大人)  18,000円 12,000円
サポーターズシート(小中高)  4,500円  3,000円
 一般価格は前売り券のほぼ9試合分であまりお得感はありませんが、会員価格は6試合分とまずまず。5,000円でシーズンパス特別割引のある「サンチェ会員」になれるので、購入する方は同時にサンフレッチェクラブ会員になった方が良いでしょう。申し込み受付は6/7の新潟戦の会場のメイン・バック両総合案内所とV-POINT、e-VPOINT等で行います。中国新聞によると、今年はシーズンパス販売が好調で、昨年に比べて21%増だとのことですので、購入を検討されている方はお早めにどうぞ。

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2009/06/04

ナビスコ杯大分戦

昨日アウェイで行われたナビスコ杯第5節大分戦は、追いつ追われつの末2-2の引き分け。若手中心で貴重な勝点1を取りました。
 ミッドウィークのアウェイゲーム。しかも芝生が悪い九石ドームと言うことで、ペトロヴィッチ監督は「ベストメンバー規定」を無視したかのような布陣で戦いを挑みました。
         原

   橋内   中島   盛田

      岡本  横竹

李                楽山

     清水    高柳
     (→大崎64分)
        丸谷(→平繁45分)

SUB:大森、西河、篠原、内田、久保
 対する大分も主力の多数を温存して、GK:下川、DF:坪内、上本、藤田、MF:井上、西山(→深谷45分)、小手川(→ウェズレイ61分)、宮沢、清武、FW:家長、前田。前半はピッチの悪さもあって両チームとも思うようなサッカーができなかったとのこと。特に広島は攻撃面が機能せず、チャンスと言えば左サイドから楽山がクロス、と言うパターンだけだったそうです。そんな中の前半30分に坪内のシュートを原がファンブル。続くCKでマークミスから家長に決められ、先制点を許してしまいました。しかし、若手選手たちが下を向きそうになるところで4年目のこの男が燃えます。前半39分、李のCKに橋内が飛び込みプロ初ゴールをゲット。サンフレッチェは同点に追いついて前半を折り返しました。
 後半に入ると、途中から投入された平繁を起点にサンフレッチェのサッカーが躍動します。後半8分の横竹のシュートは枠外に外れたものの、14分に突破を図った平繁が井上に引っかけられてPKをゲット。これを自ら決めて、逆転に成功します。更に清水に代わって初出場した大崎がドリブルでかき回し、チャンスを作ります。後半26分の高柳が抜け出して決定的なシュート。28分の高柳のシュートはGK正面を突きます。逆に大分もウェズレイが入って前掛かりになり、何度もチャンスを作ります。そして後半34分、ペナルティエリアの外左45度の位置からウェズレイに直接決められ同点に追いつかれてしまいます。その後サンフレッチェも平繁、大崎が惜しいシュートを放ったものの決めきれず、両者お疲れのドローとなりました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は若手の活躍に感銘を受けた様子で「サンフレッチェには奇跡が起こりつつある」と語っていたそうです。プロデビューを果たした原、丸谷だけでなく、先発メンバーのほとんどが控え選手たち。リーグ戦の出場時間が一番多いのが中島の435分、二番目が高柳の374分で、ほとんどが控えに入るのがやっと、と言う選手たちでした。そして実際前半はあまり良いサッカーはできていなかったそうで、先制点を奪われたと速報で見たときには「もうダメかも」と思ったものです。ところが選手たちの反発力は見事なもの。すぐにセットプレーから追いつくと、後半は(少なくともウェズレイが入るまでは)相手を圧倒したそうです。シャムスカ監督の「相手は若い選手が多かったが、スピードがあり、守備はコンパクトでいいチームだった」と言う言葉は、素直に受け取っておいて良いのではないでしょうか。原は1失点目に繋がるキャッチミス以外は無難にプレーしたそうですし、橋内は点を取っただけでなく守備でも奮闘していたとのこと。横竹もこれまでにないほど良かったそうですし、平繁、大崎も光るプレーを見せました。この勝ち点1はナビスコ杯の勝ち抜けに向けて貴重なものだと言う以上に、サンフレッチェの未来に繋がるものだと言えるのではないでしょうか。

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2009/06/03

今日の大分戦

携帯サイトと中国新聞によると、今日は主力の大半を休ませて「ほぼサテライト」で戦うことになりそうです。Jリーグの「ベストメンバー規定」(直近の5試合のうち1試合以上先発した選手を6人以上起用しなければならない)が気になるところですが、中国新聞のメンバー予想によると中島、盛田が入っている他、横浜FM戦で先発した横竹、清水、楽山、李が入っているのでぎりぎり大丈夫、と言うことのようです。サテライトは今年は2試合大分と戦ってどちらも敗れていますが、今日はぜひそのリベンジを果たして欲しいと思います。

 今日の試合会場は九州石油ドームで、午後7時半キックオフ。残念ながらテレビ放送はないので、スタジアムに行けない方は携帯サイトなどでチェックして下さい。

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2009/06/02

大分戦に向けて

明日は再び九石ドームに遠征して、ナビスコ杯第5節を戦います。
 昨年はナビスコ杯を制した大分ですが、今年はリーグ戦だけでなくナビスコ杯も調子が上がらず、ここまで3試合連続で引き分けでグループ5位。勝ち抜きのためには残り3試合全勝しかない、と言う状況に追い込まれています。ここまでのナビスコ杯の成績は次の通り。
N2 △0-0 大宮
N3 △1-1 浦和  【分】金崎、【浦】山田直
N4 △3-3 横浜FM 【分】小手川、前田2、【横】山瀬功2、松田
 前節の横浜FM戦ではここ数試合と同様に高橋のワントップの下に3人を並べる布陣を引いたものの機能せず、2点を先に取られてしまいました。しかし後半28分から怪我で戦列を離れていた深谷とともに前田を投入。この策が当たって、前田の2ゴールでいったんはリードを奪いました。後半ロスタイムの失点で勝つ事はできなかったものの、手応えのある結果だったと言えるでしょう。
 対するサンフレッチェは、ストヤノフがブルガリア代表に合流中。日程が詰まっていることや大分の芝が悪いこと等も考えると、明日は大きくメンバーを入れ替えてくる可能性が高そうです。
        中林

   森脇   中島   盛田

      李   横竹

ミキッチ             楽山

     高柳    平繁

        佐藤寿

SUB:原、岡本、青山、服部、高萩、柏木、清水
 前節大宮戦の大勝で、首位との勝点差1の3位に浮上しました。上位2チームは1試合消化が多いため、勝ち抜きに向けて有利な状況となっています。明日はどういうメンバーになっても結果を怖れず、自分たちのサッカーをやり抜いて欲しいと思います。

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2009/06/01

キリン杯ベルギー戦

昨日、キリンカップの日本代表とベルギー代表の試合が行われ、日本が4-0で勝ってW杯予選に向けて弾みをつける結果となりました。

 日本代表のメンバーは、GK:楢崎、DF:中澤、闘莉王(→山口74分)、長友、内田、MF:中村俊(→本田45分)、遠藤(→阿部62分)、中村憲(→興梠67分)、長谷部(→橋本45分)、FW:大久保、岡崎(→矢野70分)で、チリ戦から4人入れ替えて臨みました。スコットランドから戻ってきたばかりの中村俊を入れるなどどちらかと言うとこちらがベストメンバーと言うことで、試合は前半から日本が圧倒。何度もベルギーゴールを脅かします。そして21分に長友のシュートで先制すると、23分にも中村憲が右足でミドルを決めてリードを広げます。その後ミスから危ないシーンを作られたりもしたものの、後半から次々と選手を入れ替えつつ攻め続けて後半15分に岡崎、32分に矢野が決めて、チリ戦に続いて4-0のスコアで勝ちました。

 ベルギー代表は若手中心。しかもチリ戦から中1日と言うことで、コンディションが良くなかったのは確かだと思います。一方日本代表はホームで、しかも松井がいない以外はベストメンバーでした(だからこそ、チームの質は高かった!)から、このような結果になったのも当然だと言えるでしょう。むしろ2点取った後に気が緩んだのかややペースが落ち、闘莉王のミスから相手に決定機を作られた事は反省材料だと言えます。ただ、後半から入った選手がそれぞれで持ち味を出して相手を突き放し、最後は大久保の怪我で数的不利になりながらも特に押し込まれることも無く逃げ切ったことは、チーム力の底上げと言う意味で良かったと思います。岡田監督が掲げる「W杯でベスト4」と言う目標にはまだまだだとは思いますが、チームとして正しい方向に向かっていることは確認できた試合だった、と言って良いのではないでしょうか。

 ところで槙野ですがこの試合も出場機会はなし。2試合を通じてフィールドプレーヤーでは唯一出場しなかった選手と言うことになってしまいました。サンフレッチェのサポーターとしては残念で仕方ないのですが、ただJ's GOALによると槙野自身は「自分の鼻をへし折られていいる。もうワンランクツーランクあげていかないといけないと思う」と語っており、良い経験になっている様子。いずれは必ずチャンスが来ると信じて、腐らず頑張って欲しいと思います。

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