第9節清水戦
昨日ビッグアーチで行われた第9節清水戦は、シュート17本を放ったものの無得点に終わり、4試合連続のドローとなりました。
前節出場停止だったミキッチと筋肉の張りのため2試合休んだストヤノフが復帰し、サンフレッチェは次のメンバーで戦いました。
後半も最初のシュートは広島で、槙野の強烈なミドルが清水ゴールを襲います。その1分後には山本真のミドルシュートを中林がキャッチ。2分にも森脇が左足で狙ったもののDFに当たってしまいます。5分にはカウンターから佐藤寿がシュートしたもののGKにキャッチされ、その後もボールを支配して攻撃を繰り返します。時折ボールを奪われて清水のカウンターになるものの、中盤の選手が素早く帰陣してシュートを許しません。22分には素早いパス交換から柏木がフリーになったものの高萩がファウルを取られてチャンスが消え、24分にも佐藤寿、高萩が続けざまに狙いましたが決めることができません。攻めながらも決められない、と言う時間が続いたことで疲れが出たのか、30分ぐらいから足が止まってボールを回される事が増えます。29分にはショートコーナーから山本真、36分には永井のシュートがゴールを襲いますが、いずれも中林が素晴らしい反応で弾きます。39分にはこれが通算300試合出場となる久保を投入して最後の攻めを試みます。またストヤノフが頻繁に相手陣内まで攻め込んで点を奪いに行きます。しかし最後まで清水の堅い壁は崩れず、2試合連続のスコアレスドローとなりました。
試合後に清水の長谷川監督は「今日は、広島をリスペクトして試合に臨んだし、そういう意識があったから0点に抑えられた。とにかく広島は、素晴らしいチームになっている」と語っていますが、確かに試合全体を通して清水の慎重さが目立ったゲームだった、と言って良いでしょう。前からボールを取りに来たのは後半の後半ぐらいのもので、それ以外の時間帯はほぼ全員が自陣に引いて守りを固める、と言う感じでした。サンフは大きなサイドチェンジからサイドの深い位置まで入ることは何度かできていたのですが、しかし中央をがっちりと固められてはなかなか味方にボールを繋ぐことができず、速いパス交換も封じられてしまいました。また何度かミドルレンジからシュートを狙っていましたが、ほとんどがGK正面か枠の外。シュートの数の割には決定的なシーンを作ることはできていなかった、と言わざるを得ません。サンフレッチェが内容的に上回ったのは確かですが、それでも得点が奪えなかったのは事実。引いた相手をどう崩すか、と言う課題が残る試合となりました。
ただ、これは怪我人続出による層の薄さが影響している、と見ることもできると思います。例えば後半途中で高萩のポジションに中島を入れましたが、これは明らかに苦肉の策。仮に森崎浩や高柳、桑田がいれば、そうする必要は無かったはずです。また久保が柏木との交代だったのは意外だったのですが、ペトロヴィッチ監督によると「試合前から内転筋に違和感を訴えていたので、彼を交代させ久保を入れた」とのこと。連戦の中で特定の選手を酷使せざるを得なかったことが、この交代の遠因だったと言えます。清水は前節先発選手を5人入れ替え、今節も2人入れ替えると言う「ターンオーバー」ができました。しかし広島にはその余裕が無かったわけで、そのための疲労の蓄積がチーム全体のパフォーマンスに影響していたのは疑いない、と思われます。選手が何人もいないことは、言っても仕方のないことですし、今出ている選手にこれ以上走れ、と言うのも難しい。となればここはとにかく我慢して、運が巡ってくるのを待つしか無いのではないでしょうか。GW連戦は残り2試合。ここをチーム全体の力で何とか乗り切って欲しい、と思います。
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前節出場停止だったミキッチと筋肉の張りのため2試合休んだストヤノフが復帰し、サンフレッチェは次のメンバーで戦いました。
中林 森脇 ストヤノフ 槙野 青山 森崎和 ミキッチ 服部 (→楽山77分) 柏木 高萩(→中島72分) (→久保84分) 佐藤寿 SUB:原、盛田、中島、李、楽山、平繁、久保対する清水は前節から2人入れ替えて、GK:西部、DF:高木、青山直、岩下、児玉、MF:マルコス・パウロ(→原82分)、伊東、山本真、藤本(→辻尾75分)、FW:ヨンセン(→永井63分)、岡崎、と言うメンバーでした。清水ボールで始まったこの試合でしたが、しかし最初から主導権を握ったのは広島。まだ1分にならないうちに入った服部のクロスを手始めに、何度も清水陣内に攻め込みます。10分にはFKから山本真の強烈なシュートを中林が横っ飛びでキャッチする、と言うシーンはあったものの、ほとんどの時間帯は広島が攻め続けます。10分には槙野が強烈なミドルを放ち、11分にはカウンターから柏木のドリブル突破。13分にはミキッチのシュート性のクロスに佐藤寿が詰めたものの、わずかに触ることができません。その後も高萩、佐藤寿、森崎和、柏木、青山、森脇と入れ替わり立ち替わりシュートを打ちますが、引いて守る清水の守備は崩れません。清水は時折カウンターを仕掛けて来るもののバイタルエリアでストップし、ミドルシュートも中林がよく見て対応します。27分にはヨンセンの落としからガラ空きのゴール前にボールを入れられる、と言うシーンがありましたが、ここはDFが落ち着いてクリアします。前半は広島のシュートが8本だったのに対して清水は3本。攻める広島、守る清水と言う形で45分間が過ぎました。
後半も最初のシュートは広島で、槙野の強烈なミドルが清水ゴールを襲います。その1分後には山本真のミドルシュートを中林がキャッチ。2分にも森脇が左足で狙ったもののDFに当たってしまいます。5分にはカウンターから佐藤寿がシュートしたもののGKにキャッチされ、その後もボールを支配して攻撃を繰り返します。時折ボールを奪われて清水のカウンターになるものの、中盤の選手が素早く帰陣してシュートを許しません。22分には素早いパス交換から柏木がフリーになったものの高萩がファウルを取られてチャンスが消え、24分にも佐藤寿、高萩が続けざまに狙いましたが決めることができません。攻めながらも決められない、と言う時間が続いたことで疲れが出たのか、30分ぐらいから足が止まってボールを回される事が増えます。29分にはショートコーナーから山本真、36分には永井のシュートがゴールを襲いますが、いずれも中林が素晴らしい反応で弾きます。39分にはこれが通算300試合出場となる久保を投入して最後の攻めを試みます。またストヤノフが頻繁に相手陣内まで攻め込んで点を奪いに行きます。しかし最後まで清水の堅い壁は崩れず、2試合連続のスコアレスドローとなりました。
試合後に清水の長谷川監督は「今日は、広島をリスペクトして試合に臨んだし、そういう意識があったから0点に抑えられた。とにかく広島は、素晴らしいチームになっている」と語っていますが、確かに試合全体を通して清水の慎重さが目立ったゲームだった、と言って良いでしょう。前からボールを取りに来たのは後半の後半ぐらいのもので、それ以外の時間帯はほぼ全員が自陣に引いて守りを固める、と言う感じでした。サンフは大きなサイドチェンジからサイドの深い位置まで入ることは何度かできていたのですが、しかし中央をがっちりと固められてはなかなか味方にボールを繋ぐことができず、速いパス交換も封じられてしまいました。また何度かミドルレンジからシュートを狙っていましたが、ほとんどがGK正面か枠の外。シュートの数の割には決定的なシーンを作ることはできていなかった、と言わざるを得ません。サンフレッチェが内容的に上回ったのは確かですが、それでも得点が奪えなかったのは事実。引いた相手をどう崩すか、と言う課題が残る試合となりました。
ただ、これは怪我人続出による層の薄さが影響している、と見ることもできると思います。例えば後半途中で高萩のポジションに中島を入れましたが、これは明らかに苦肉の策。仮に森崎浩や高柳、桑田がいれば、そうする必要は無かったはずです。また久保が柏木との交代だったのは意外だったのですが、ペトロヴィッチ監督によると「試合前から内転筋に違和感を訴えていたので、彼を交代させ久保を入れた」とのこと。連戦の中で特定の選手を酷使せざるを得なかったことが、この交代の遠因だったと言えます。清水は前節先発選手を5人入れ替え、今節も2人入れ替えると言う「ターンオーバー」ができました。しかし広島にはその余裕が無かったわけで、そのための疲労の蓄積がチーム全体のパフォーマンスに影響していたのは疑いない、と思われます。選手が何人もいないことは、言っても仕方のないことですし、今出ている選手にこれ以上走れ、と言うのも難しい。となればここはとにかく我慢して、運が巡ってくるのを待つしか無いのではないでしょうか。GW連戦は残り2試合。ここをチーム全体の力で何とか乗り切って欲しい、と思います。
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