« 今日の川崎F戦 | トップページ | 高柳全治2週間 »

2009/04/27

第7節川崎F戦

昨日の第7節川崎F戦は、先制され1人少なくなると言う苦境に陥りながら同点に追いつき、勝点1ずつを分けました。
 前節J1初出場した中林が初先発して、サンフレッチェは次の布陣で戦いました。
        中林

   森脇   中島   槙野

      青山 森崎和

ミキッチ            服部(→楽山78分)
(退場45分)
     柏木    高柳(→高萩19分)

        佐藤寿

SUB:原、横竹、李、平繁、久保
 対する川崎Fは、GK:川島、DF:森、井川、寺田、伊藤(→村上64分)、MF:横山(→山岸76分)、谷口、中村、FW:ヴィトール・ジュニオール(→レナチーニョ69分)、鄭、ジュニーニョ、と言うセントラルコースト戦と同じメンバーでスタートしました。立ち上がりは広島ペース。川崎が前からプレスをかけてこなかったこともあって、速い出足で相手のボール回しを寸断し何度も相手陣内に攻め込みます。5分には青山のパスを受けた高柳がそのまま強烈なミドルを放ちましたがわずかに上。11分にはミキッチの突破からチャンスを作り、12分にはCKに槙野がフリーで合わせましたが上に外れます。また18分にも波状攻撃を仕掛け、槙野のミドルはGK正面を突きます。しかしその直後、古傷の太もも裏を傷めた高柳が自ら退き、高萩に交代。「ウォーミングアップの時間が足りなかった」と言う高萩は走り回ったもののリズムに乗れず、川崎の逆襲を受けます。28分のジュニーニョのシュートは中林が横っ飛びで押さえ、29分には中村のパスを受けた谷口が至近距離でシュートしましたが、中林が後に倒れ込みながらセーブします。32分にはヴィトール・ジュニオールのシュートが味方に当たって枠外。34分には中村のシュートが襲います。そしてその直後、中林がアンダーハンドで渡したボールを森脇が戻したところこれが弱く、狙っていたヴィトール・ジュニオールに奪われてそのままゴールされてしまいました。
 その後も川崎Fのペースが続き、40分のヴィトール・ジュニオールのFKは中林がジャンプしてキャッチ。ショートコーナーからのヴィトール・ジュニオールのシュートは大きく外れます。思わぬミスから失点した広島でしたが何とか気持ちを立て直して押し戻し、終了間際にはミキッチが右サイドを突破してペナルティエリア内で倒されます。伊藤の手はミキッチの身体にかかっており、押されてバランスを崩したのは明らかだったにも関わらず審判のジャッジはシミュレーション。ミキッチは32分にも不可解な判定でイエローをもらっていたためこれで退場となり、サンフは残り45分を数的不利で戦わなければならなくなりました。
 後半は立ち上がりこそ攻め込まれるシーンもありましたが、しかしその後はどちらが1人少ないか分からないような展開となります。サンフレッチェの選手はいつも以上に動き回ってパスコースを作り、素早いパス交換から何度も攻め込んで相手DF陣を恐怖に陥れます。そしてそれが実ったのが後半13分。相手DFラインのパスを狙った高萩がミスを誘ってボールを奪うとそのまま持ち込んでゴール。広島は早い時間帯で追いつくことに成功しました。
 その後は川崎も前に出てきましたが、しかし広島はがっちりと守ってシュートを打たせません。16分にはカウンターから高萩が惜しいシュートを放ち、26分には槙野が強烈なミドルを打ちましたが相手に当たってわずかに外。川崎はフレッシュな選手を次々に投入して流れを変えようとしますが、広島がペースを握って放しません。32分にはカウンターから佐藤寿が右足でシュートしたものの惜しくも枠外。34分には右からの佐藤寿のクロスを槙野がスルーし、高萩がフリーでシュートしましたがこれも枠外に外れます。39分には森崎和が強烈なミドルシュートを放ったものの、ポストに当たったボールはわずかにピッチ内に飛びゴールラインを割ってくれません。40分には高萩のスルーパスで抜け出した中島がGKと1対1になりましたが、シュートをGKに当ててしまいます。川崎はサイドからのクロスとミドルシュートで攻めてきますが、中林がしっかりとキャッチして追加点を許しません。ロスタイムには何度もCKのチャンスを作り、47分には右からの速いCKに森崎和が頭で合わせましたがこれも枠外に外れます。広島は最後まで諦めずに攻め続けたものの川崎ゴールをこじ開けることはできず、そのまま引き分けに終わりました。
 自らのミスと微妙なジャッジ。G大阪戦や新潟戦と同様に、サンフは苦しい戦いを強いられました。特にこの日のミキッチはいつも以上に切れ味が鋭く、何度も相手の左サイドを突破してチャンスを作っていただけに、彼が前半だけでいなくなったことは単に1人減った、と言う以上の厳しい状況だったと言えます。ところがサンフレッチェの選手たちはそのハンディを感じさせるどころか、むしろ相手を圧倒する戦いを見せました。ペトロヴィッチ監督は試合後に「一人少ないチームがあれほどチャンスを量産した試合をあまり見たことがない」と語っていますが、私も同じ。数的不利になったら守りを固めてカウンター、と言う「サッカーの常識」を覆す戦いを繰り広げました。中国新聞に「一人一人が1.5人分走った」書かれるほど、選手たちは走り、走り、そして走りました。まさに「人もボールも動き、心を動かすサッカー」を見せてくれたと思います。この日は残念ながら勝点を1しか取れなかったわけですが、数字では測れないほど素晴らしい試合だった、と言えるのではないでしょうか。
 これでサンフレッチェは浦和戦以来の1ヶ月間、5試合を負け無しで来たことになります。リーグ戦での引き分けが多くなかなか勝点が伸びず8位にとどまっていますが、少なくとも負けない戦いはできるようになってきました。となれば、後は勝ちきるだけ。この試合の後半に見せたような気持ちと集中力を保つことができるなら、どんな相手にでも勝つことができる、と思います。昨日は高柳が古傷を痛め、更に怪我人が増えてしまいました。しかしどんなに苦しい状況になったとしても、ピッチ上の、そしてベンチも含めた選手たちがしっかり団結すれば何も怖いものはありません。今週から来週にかけて中2日での連戦が続きますが、ここを乗り越えて本当に強いチームになって欲しい、と思います。

速報ブログ 前半 後半
日刊スポーツスコア速報
中国新聞戦評 コーナーフラッグ
J's GOALゲームサマリー
Jリーグプレビュー&レポート

|

« 今日の川崎F戦 | トップページ | 高柳全治2週間 »

コメント

ビッグアーチに応援に行ってきました。
風が強くて寒い天気のなかで、13000人を超えるサポーターが結集!
(遅めだったので200勝記念のシールももらえませんでしたので、次の300勝を目指してください。。。。)

ミキッチ退場後の後半、ほんとうに全員が集中して川崎を圧倒していました。
乱れ飛ぶサンフレッチェのシュートのうち、どれかが入っていれば、、、、
でも、サンフレッチェ強い!という印象が強く残りました。

連戦のなか高柳の離脱も痛いですが、控えもふくめ全員のがんばりで、乗りきってほしいです。

投稿: ひろしま日記 | 2009/04/27 19:27

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15807/44809271

この記事へのトラックバック一覧です: 第7節川崎F戦:

» サンフレッチェ広島 槙野 [サンキャッチャーは綺麗]
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆ 爽やかなお母様への贈り物に【送料無料】【母の日ギフト早期受付キャンペーン】【早期割引15%O... Jリーグサインボール サンフレッチェ広島[AMS21SH]商品価格:1,428円レビュー平均:0.0 【e-Vpoint限定!】サンフレッチェ広島カラーフォトタオルマフラーフレッチェ商品価格:2,300円レビュー平均:0.0 世界の美しい風景②だよ 広島サンフレチェvs川崎フロンターレ 広島サンフレチェvs川崎フロンタ... [続きを読む]

受信: 2009/04/27 16:28

» サンフレッチェ広島 チケット [5分で追いつける!今話題の連ドラニュース速報]
サンフレッチェ。 まけれれ サンフレッチェについてよく分からなかったので、今日に聞いたのですが朝早かったから超疲れたんだぜ。 新しい仕事きたから明日はきっとハードだぜ。頑張れ、GWまで頑立ちっぱなしで30分一歩も進まない。 髪型の事だよハハハ 大人 用 布 おむつ ...(続きを読む) 嵐の前の静けさ。 今日は残念ながらサンフレッチェ広島の練習は観れませんでしたが、広島市内で仕事をして帰る道中、ちょうど昼前だったので練習場へ向けて出かけている、高橋をはけーん! 高橋を軽快に運転する陽介君を... [続きを読む]

受信: 2009/04/27 23:06

« 今日の川崎F戦 | トップページ | 高柳全治2週間 »