天皇杯4回戦東京V戦
昨日西が丘で行われた天皇杯4回戦は東京Vを1-0で破りました。
サンフレッチェは現状のベストメンバーと言うことで、次の布陣で戦いました。
一人少なくなった東京Vは、全員が引いて守ってカウンター狙いに徹します。これに対してサンフレッチェはミドルシュートで相手の守備を引きはがそうとします。後半5分には森崎浩、13分にはストヤノフ、15分には森崎和。16分には槙野が惜しいシュートを放ちましたが、その直後に足を攣らせて崩れ落ちてしまいます。交代で入った高萩はシャドウの位置に入り森崎和がDFラインに下がりましたが、しかし相手が一人少ない事もあって自在に上がって攻めに参加します。そしてその後も森崎浩が、青山が、森脇がミドルシュートを連発しますが、枠を外したりGKの好セーブがあったりしてなかなか得点を奪うことができません。逆に東京Vも広島のミスパスを拾って何度か危険なカウンターを仕掛け、またセットプレーから広島ゴールに迫ります。序盤から運動量が多かったためか、広島は青山、森崎浩が足を攣らせて交代し、最後は高柳と李のドイスボランチとし、右サイドからの楽山の突破での打開を狙います。そして38分には楽山が抜け出してシュートを放ったものの高木が素晴らしい反応でセーブ。40分には楽山のスルーパスで高萩が抜け出しましたがシュートまで行けません。41分には服部のクロスに高萩が飛び込んだものの、これも高木のスーパーセーブに弾かれます。そして後半45分が過ぎてロスタイム4分が表示された直後、ストヤノフの展開のボールを受けた楽山が仕掛けて低いクロスを送ります。ここに飛び出していたのは高柳。「飛び込んだ時に目が合って、(ボールを)『ちょうだい、ちょうだい』って。それを見ていてくれた」と言う絶妙のコンビネーションでシュートを捻じ込み、ようやく待望の先制点。そしてその後船越を入れて力任せに攻めてきた東京Vの攻撃をはね返して、そのまま広島が勝利の凱歌をあげました。
携帯サイトによると試合後の記者席は「広島が勝つのが当然」と言う雰囲気だったとのこと。試合を観戦していたオシム前日本代表監督も「広島のような『人もボールも動くサッカー』が勝利したと言うことは、日本のサッカー界にとってはいいことだと思う...若い選手を使って強いチームを作り、厳しい戦いを経験して行けば更に成長するだろう」と語っていたそうです。中国新聞に書かれていたように「走って振り回しても、最後は体を寄せられこじ開けられない。J2では体験できない個の力」を感じたのは確かですが、しかしどんなチームでも引いて守りに専念すれば失点は防げるもの。広島が攻めても攻めても点を取れなかったからと言って、「やはりJ1は強い」と思う必要はないと思います。むしろ残留争いに巻き込まれているとは言えここまで勝点36取っている(因みに昨年の広島は勝点32だった)相手を90分間を通して圧倒し、最後はきっちり勝ちきった事については自信を持って良いのではないでしょうか。来季J1で戦うことが決まっているサンフレッチェにとっては、この天皇杯は重要な試金石。一つでも多くのチームと戦って今年どこまで成長しているかを確認して、来季に向けての課題を見つけて欲しい、と思います。
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー
日本サッカー協会天皇杯公式サイト
サンフレッチェは現状のベストメンバーと言うことで、次の布陣で戦いました。
佐藤昭 森脇 ストヤノフ 槙野(→高萩63分) 青山 森崎和 (→高柳79分) 李 服部 柏木 森崎浩(→楽山82分) 佐藤寿 SUB:中林、結城、桑田、清水対する東京Vは、GK:高木、DF:福田(→船越89分)、那須、富澤、服部年、MF:福西、菅原、柴崎(→和田HT)、ディエゴ(退場44分)、FW:平本、飯尾(→廣山71分)。怪我の土屋が欠場しGKを入れ替えた以外はベストメンバーでした。立ち上がりからボール支配は広島。ショートパスが小気味よく繋がり、東京Vはずるずると下がってゴール前を固めるしかなくなります。しかし高さも経験もある福西や菅原がゴール前に張り付き、粘り強い対応で広島の攻撃を防ぎます。20分には森崎浩のスルーパスで抜け出した佐藤寿がシュート体勢に入ったもののDFがブロック。26分には森崎和のスルーパスを森崎浩が横に出し、フリーで受けた佐藤寿が持ち替えたところを飛び込んできたDFに潰されます。40分には小気味よいパス交換から最後は佐藤寿がボレーシュートを放ったものの枠外。圧倒的に攻め込みながらも相手ゴール前での手数が多く打ち切れないシーンが続きます。逆に守備面ではタイトな守備でディエゴ、平本らに自由に持たせず、ほとんど危険なシーンのないままに推移します。そして前半ロスタイム、ストヤノフが持ち上がろうとするところをディエゴが後ろからのチャージで倒します。怒りの表情で食ってかかるストヤノフ。それで切れたディエゴが、分厚い胸板をストヤノフにぶつけて倒します。目の前で見ていた家本主審は当然のことながらレッドカード、そして挑発したストヤノフにもイエローカード。一気に波乱含みの展開となって、前半を折り返すことになりました。
一人少なくなった東京Vは、全員が引いて守ってカウンター狙いに徹します。これに対してサンフレッチェはミドルシュートで相手の守備を引きはがそうとします。後半5分には森崎浩、13分にはストヤノフ、15分には森崎和。16分には槙野が惜しいシュートを放ちましたが、その直後に足を攣らせて崩れ落ちてしまいます。交代で入った高萩はシャドウの位置に入り森崎和がDFラインに下がりましたが、しかし相手が一人少ない事もあって自在に上がって攻めに参加します。そしてその後も森崎浩が、青山が、森脇がミドルシュートを連発しますが、枠を外したりGKの好セーブがあったりしてなかなか得点を奪うことができません。逆に東京Vも広島のミスパスを拾って何度か危険なカウンターを仕掛け、またセットプレーから広島ゴールに迫ります。序盤から運動量が多かったためか、広島は青山、森崎浩が足を攣らせて交代し、最後は高柳と李のドイスボランチとし、右サイドからの楽山の突破での打開を狙います。そして38分には楽山が抜け出してシュートを放ったものの高木が素晴らしい反応でセーブ。40分には楽山のスルーパスで高萩が抜け出しましたがシュートまで行けません。41分には服部のクロスに高萩が飛び込んだものの、これも高木のスーパーセーブに弾かれます。そして後半45分が過ぎてロスタイム4分が表示された直後、ストヤノフの展開のボールを受けた楽山が仕掛けて低いクロスを送ります。ここに飛び出していたのは高柳。「飛び込んだ時に目が合って、(ボールを)『ちょうだい、ちょうだい』って。それを見ていてくれた」と言う絶妙のコンビネーションでシュートを捻じ込み、ようやく待望の先制点。そしてその後船越を入れて力任せに攻めてきた東京Vの攻撃をはね返して、そのまま広島が勝利の凱歌をあげました。
携帯サイトによると試合後の記者席は「広島が勝つのが当然」と言う雰囲気だったとのこと。試合を観戦していたオシム前日本代表監督も「広島のような『人もボールも動くサッカー』が勝利したと言うことは、日本のサッカー界にとってはいいことだと思う...若い選手を使って強いチームを作り、厳しい戦いを経験して行けば更に成長するだろう」と語っていたそうです。中国新聞に書かれていたように「走って振り回しても、最後は体を寄せられこじ開けられない。J2では体験できない個の力」を感じたのは確かですが、しかしどんなチームでも引いて守りに専念すれば失点は防げるもの。広島が攻めても攻めても点を取れなかったからと言って、「やはりJ1は強い」と思う必要はないと思います。むしろ残留争いに巻き込まれているとは言えここまで勝点36取っている(因みに昨年の広島は勝点32だった)相手を90分間を通して圧倒し、最後はきっちり勝ちきった事については自信を持って良いのではないでしょうか。来季J1で戦うことが決まっているサンフレッチェにとっては、この天皇杯は重要な試金石。一つでも多くのチームと戦って今年どこまで成長しているかを確認して、来季に向けての課題を見つけて欲しい、と思います。
中国新聞戦評
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