第32節福岡戦
昨日の第32節福岡戦はユース出身者4人のゴールで4-0で完勝。勝ち点を68に伸ばしました。
森崎浩、青山が累積で出場停止ということで、久々に高柳を先発起用して次の布陣で戦いました。
その後もペースはサンフレッチェ。16分にFKのボールを柳楽にヘディングシュートを許しましたが、前半の危ないシーンはそれぐらい。ボールを動かし選手も動いて、福岡の中盤を蹂躙します。19分には槙野がミドルを打ったもののGK正面。34分には柏木のボールに高萩が頭で合わせましたがボールは枠をとらえず、37分には高柳のスルーパスで抜けた服部のクロスに柏木が走り込んだものの神山が左手一本で弾きます。39分には李がループシュートを狙いましたがわずかにバーの上に外れ、42分にも柏木がドリブルで持ち上がって相手を引きつけ、クロスに佐藤寿が頭で合わせましたが枠を外れます。しかし43分、李が奪ったボールを逆サイドに振ると、服部もタッチラインぎりぎりでスライディングしてボールを前に送ります。そのボールは福岡のDFとGKがクリアするかに見えましたが連係ミス。諦めずに走っていた柏木の足元にこぼれてそのままゴールに収め、ラッキーな形で追加点を奪うことができました。
後半に入って、福岡の篠田監督はタレイに代えて中払を投入して流れを変えようとします。福岡は高い位置から広島守備陣にプレッシャーをかけ、攻めの糸口を探します。そして7分にはワンタッチパスでDFラインの裏に抜けた大久保にフリーでシュートを許します。しかしその直後の8分、次々と連続攻撃を仕掛けると、柏木が突破して左の深い位置からクロス。これをファーサイドに走り込んだ高萩が易々と押し込み、決定的な3点目を奪いました。
リードが広がるばかりと言うことで篠田監督はハーフナー、黒部を投入し、ゴール前の高さで点を奪いに来ます。しかしサンフはDF陣が相手FWをがっちりとマークして自由を奪い、シュートを許しません。21分には柏木が右足でシュートしたものの目の前のDFに当たってしまい、24分にはカウンターから李がロングクロスを入れたものの佐藤寿の前で山形が頭に当ててクリア。32分にはスローインから服部が切れ込んでシュートしましたが、GKが何とか足に当ててセーブします。サンフは途中交代で入った桑田、楽山、久保が次々と相手守備陣を脅かします。そして42分、右サイドのスローインからつないだボールを森崎和が思い切って左足でミドルシュート。このボールが神山の手を弾いてゴールに転がり込み4点目を奪い、夏休み最後のホームゲームを締めくくりました。
この試合前の広島は、今季何度目かの危機にあった、と思います。仙台戦の引き分けに続く甲府戦の敗戦。これまでチームを支えてきた森崎浩、青山の欠場。うまくいかない状況に苛ついて他人のせいにする選手が出てきたりして、チームがばらばらになってしまう、と言う可能性もあったと思います。しかしその心配は杞憂に終わりました。サンフレッチェの選手たちは試合開始直後から自分たちのサッカーをやりきって、福岡に付け入る隙を与えませんでした。もちろん、福岡の自滅の側面はあるでしょう。2点目、4点目は明らかに守備のミス絡みでしたし、1点目と3点目はゴール前でのマークが曖昧でした。他のチームが相手だったら、こんなに大差のつく試合にはなっていなかったかも知れません。しかし、そのような流れを導いたのは広島の選手たち自身だった、と言うことも忘れてはならないと思います。序盤からボールを動かし、次々と後ろから選手がわき出てくるような攻撃を受けて、福岡の選手の身体も頭も疲れがたまっていた。だからこそ判断が遅くなり、プレーもはっきりしなくなってミスを犯したのです。また2点目は李と服部が球際で粘ってボールをつなぎ、ボールが出る前からスタートを切っていた柏木が諦めずに走っていたからこそ相手のミスを呼んだわけで、決して棚ぼたで得た得点ではありませんでした。それらの点も含めてこの試合はサンフレッチェの完勝だった、と言って良いでしょう。
この試合を終えてもし一つだけ心配があるとすれば、森崎浩と青山が戻ってきたときにどのようにメンバーを構成するか、と言うことかも知れません。前節はチームにフィットしていなかったストヤノフの完全復活。このところベンチ入りすらなかった高柳の奮闘。途中交代で出た3人も持ち味を発揮して、チームを大いに活性化させました。これらの中から先発とベンチ入りの権利を得るのは誰になるのか。1ゴール1アシストと大活躍した柏木ですらポジションが約束されていない、と言う「しんどいポジション争いが始まる」ことになるのは、多分間違いないのではないでしょうか。
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森崎浩、青山が累積で出場停止ということで、久々に高柳を先発起用して次の布陣で戦いました。
佐藤昭 槙野 ストヤノフ 盛田 高柳 森崎和 李(→楽山80分) 服部 柏木 高萩(→久保84分) (→桑田74分) 佐藤寿 SUB:原、結城対する福岡のメンバーは、GK:神山、DF:宮本、山形、柳楽、中島、MF:布部(→ハーフナー56分)、久藤、タレイ(→中払45分)、中村、FW:田中(→黒部74分)、大久保。福岡ボールで始まった前半でしたが、試合は序盤から広島ペース。2分の高柳のシュートを手始めとして、何度も福岡ゴールに迫ります。そして10分、CKはいったんは跳ね返されたものの服部のクロスを槙野が頭で叩き込み、広島が先制点を奪いました。
その後もペースはサンフレッチェ。16分にFKのボールを柳楽にヘディングシュートを許しましたが、前半の危ないシーンはそれぐらい。ボールを動かし選手も動いて、福岡の中盤を蹂躙します。19分には槙野がミドルを打ったもののGK正面。34分には柏木のボールに高萩が頭で合わせましたがボールは枠をとらえず、37分には高柳のスルーパスで抜けた服部のクロスに柏木が走り込んだものの神山が左手一本で弾きます。39分には李がループシュートを狙いましたがわずかにバーの上に外れ、42分にも柏木がドリブルで持ち上がって相手を引きつけ、クロスに佐藤寿が頭で合わせましたが枠を外れます。しかし43分、李が奪ったボールを逆サイドに振ると、服部もタッチラインぎりぎりでスライディングしてボールを前に送ります。そのボールは福岡のDFとGKがクリアするかに見えましたが連係ミス。諦めずに走っていた柏木の足元にこぼれてそのままゴールに収め、ラッキーな形で追加点を奪うことができました。
後半に入って、福岡の篠田監督はタレイに代えて中払を投入して流れを変えようとします。福岡は高い位置から広島守備陣にプレッシャーをかけ、攻めの糸口を探します。そして7分にはワンタッチパスでDFラインの裏に抜けた大久保にフリーでシュートを許します。しかしその直後の8分、次々と連続攻撃を仕掛けると、柏木が突破して左の深い位置からクロス。これをファーサイドに走り込んだ高萩が易々と押し込み、決定的な3点目を奪いました。
リードが広がるばかりと言うことで篠田監督はハーフナー、黒部を投入し、ゴール前の高さで点を奪いに来ます。しかしサンフはDF陣が相手FWをがっちりとマークして自由を奪い、シュートを許しません。21分には柏木が右足でシュートしたものの目の前のDFに当たってしまい、24分にはカウンターから李がロングクロスを入れたものの佐藤寿の前で山形が頭に当ててクリア。32分にはスローインから服部が切れ込んでシュートしましたが、GKが何とか足に当ててセーブします。サンフは途中交代で入った桑田、楽山、久保が次々と相手守備陣を脅かします。そして42分、右サイドのスローインからつないだボールを森崎和が思い切って左足でミドルシュート。このボールが神山の手を弾いてゴールに転がり込み4点目を奪い、夏休み最後のホームゲームを締めくくりました。
この試合前の広島は、今季何度目かの危機にあった、と思います。仙台戦の引き分けに続く甲府戦の敗戦。これまでチームを支えてきた森崎浩、青山の欠場。うまくいかない状況に苛ついて他人のせいにする選手が出てきたりして、チームがばらばらになってしまう、と言う可能性もあったと思います。しかしその心配は杞憂に終わりました。サンフレッチェの選手たちは試合開始直後から自分たちのサッカーをやりきって、福岡に付け入る隙を与えませんでした。もちろん、福岡の自滅の側面はあるでしょう。2点目、4点目は明らかに守備のミス絡みでしたし、1点目と3点目はゴール前でのマークが曖昧でした。他のチームが相手だったら、こんなに大差のつく試合にはなっていなかったかも知れません。しかし、そのような流れを導いたのは広島の選手たち自身だった、と言うことも忘れてはならないと思います。序盤からボールを動かし、次々と後ろから選手がわき出てくるような攻撃を受けて、福岡の選手の身体も頭も疲れがたまっていた。だからこそ判断が遅くなり、プレーもはっきりしなくなってミスを犯したのです。また2点目は李と服部が球際で粘ってボールをつなぎ、ボールが出る前からスタートを切っていた柏木が諦めずに走っていたからこそ相手のミスを呼んだわけで、決して棚ぼたで得た得点ではありませんでした。それらの点も含めてこの試合はサンフレッチェの完勝だった、と言って良いでしょう。
この試合を終えてもし一つだけ心配があるとすれば、森崎浩と青山が戻ってきたときにどのようにメンバーを構成するか、と言うことかも知れません。前節はチームにフィットしていなかったストヤノフの完全復活。このところベンチ入りすらなかった高柳の奮闘。途中交代で出た3人も持ち味を発揮して、チームを大いに活性化させました。これらの中から先発とベンチ入りの権利を得るのは誰になるのか。1ゴール1アシストと大活躍した柏木ですらポジションが約束されていない、と言う「しんどいポジション争いが始まる」ことになるのは、多分間違いないのではないでしょうか。
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