« 今日の甲府戦 | トップページ | 神戸との練習試合 »

2008/08/17

第31節甲府戦

昨日の第31節甲府戦は久々の無得点で0-2で敗れました。
 ストヤノフが1ヶ月半ぶりに復帰した一方で槙野が出場停止で、次の布陣でスタートしました。
        佐藤昭

   森崎和 ストヤノフ 盛田

      青山 森崎浩

李(→結城50分)        服部
    柏木      高萩(→楽山65分)
    (→久保66分)
        佐藤寿

SUB:原、桑田
 対する甲府は、GK:桜井、DF:秋本、山本英、杉山、輪湖(→御厨67分)、MF:石原、藤田、林(→木村79分)、FW:大西、サーレス(→羽地75分)、マラニョン、と言うメンバーでした。高い位置からプレスをかけてくる甲府に対して広島の攻撃陣はやや戸惑い気味。パスがうまくつながらず、ストヤノフのロングボールが多い展開となります。逆に甲府はマラニョン、サーレスにボールを集め、彼らのポストプレーから攻撃を構築します。18分には石原のスルーパスで抜け出したマラニョンが決定的なクロス。その直後には李のクロスを青山がヘッドで狙ったものの枠外に外れます。そして21分、右からのCKのボールがニアに入り込んだ林に合って、広島は先制点を許してしまいました。
 その後も甲府の出足の速さに押されぎみの広島。27分には石原とのワンツーで抜け出した藤田にシュートされ、31分にも輪湖のクロスに合わせたサーレスのヘッドは枠外に外れます。逆に33分には佐藤寿の飛び出しから李がフリーでシュートを打ったものの、ボールはGKの足に当たってしまいます。43分にはマラニョンに抜け出されて危険なシュートを打たれましたが枠外。前半は甲府のペースのままで折り返すことになりました。
 後半に入ってもペースは甲府で、2分にはCKのこぼれを秋本に狙われます。流れを変えようとペトロヴィッチ監督は李に代えて結城を投入し、森崎和をボランチに、高萩を右サイドに出します。しかしその布陣が落ち着く前にパスミスを狙われ、最後は杉山に叩き込まれて2点差となってしまいました。
 その後は何とか点を取ろうと楽山、久保を投入して広島が攻勢に出ます。そして32分には服部のクロスをファーで久保が落とし、走り込んだ楽山が押し込みましたがわずかにオフサイド。42分にも久保の落としに青山が飛び込みゴールネットを揺らしましたが、ハンドを取られて取り消されます。更にロスタイムにもストヤノフのクロスに久保が頭で合わせ、DFがクリアしたボールをゴールキックと判定されるなどジャッジにも恵まれないまま、得点を奪うことができずに試合終了のホイッスルとなりました。
 J's GOALによると「内容的には今期ワースト3、スコア的にはワースト」と広島担当記者が言っていたそうですが、私の感想も同じです。この日のサンフレッチェは全体的に動きが悪く、また局面、局面での判断も悪くミスばかりと言っても良い内容でした。その要因の一つは甲府の高い位置からのプレッシャー。決してフルコートで厳しく来たと言うわけではなかったと思うのですが、それでも他のJ2のチームに比べて強いプレスをかけられて、落ち着いたプレーができなかったものと思われます。ではなぜプレスに慌ててしまったかと言えば、やはりこれまでとは布陣を変えたこと関係がない、とは思えません。本来のストヤノフは足元の技術が高くパスも正確で少々のプレスに動じる選手ではないのですが、やはり久々の試合と言うことで周りが見えていなかったのか慌てて蹴ってしまう、と言うシーンが目立ちました。また森崎和がリベロではなくストッパーにいたと言うことで近くにボールを預けるところが見つからず、パスをつなげなかったと言う面もあったはずです。監督は後半早々に森崎和をボランチに入れるシフトチェンジを行いましたが、やはり「森崎和がセンターにいない弊害」を感じたからに違いありません。昨年から今年にかけての経験から森崎和がボランチにいるかいないかでチームの戦い方が大きく変わる、と言うのは分かっていたはずなのに、なぜ最初からそのような戦い方をしなかったのか。たぶん、結城にさほどの信頼を置いていない(実際、この試合でもスピードに振り切られるシーンが目立っていたらしい〜ゴール裏から見ていると反対サイドだったので良く分からなかったのですが)から森崎和を右ストッパーに使わざるをえなかったのだろうと思いますが、それでもそのへんの優先順位の立て方に問題があったのではないでしょうか。先週の練習では5つの布陣を試したそうですが、そのへんの指揮官の考え方の揺らぎがチームとしての戦い方の揺らぎにつながっていたのではないか。そう考えると、この試合は負けるべくして負けた、と言わざるをえないように思います。
 ただその一方で、収穫もありました。それは途中から入った久保と楽山のプレーです。久保は相変わらずの高さを見せて何度もチャンスに絡んでいましたし、楽山も得意のドリブル突破だけでなく球離れの良さも見せ、また頻繁にゴール前に顔を出していました。後半32分にゴールネットを揺らしたシーンは惜しくもオフサイドを取られましたが、この2人の見事なコンビネーションで作ったチャンスでした。今後厳しい試合が続けば終盤の切り札の存在が重要になってきますし、それだけでなく先発メンバー争いにも絡んでくる可能性もあります。彼ら2人の存在がチームのレベルアップに役に立つに違いありません。
 ともあれ次は夏休み最後のホームゲーム、福岡戦です。連敗が許されないのはもちろんのこと、3試合連続勝ち星無しと言うのは何としても避けたいところです。次節は青山と森崎浩が出場停止となりますが、この困難を乗り越えるためこの1週間しっかりと準備して欲しい、と思います。

日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー
Jリーグ公式サイトプレビュー&レポート

|

« 今日の甲府戦 | トップページ | 神戸との練習試合 »

コメント

後半カズをボランチにして結城を右ストッパーにしてから
広島の右サイドを輪湖に切り裂かれましたよね。
前半からカズをボランチにしていた方が良かったかどうかはなんとも言えない所だと思います。

ただでさえ相性が悪いのに、
前線からのプレスを90分続けられる甲府の体力が単純に凄かったです。

JEF時代の楽山はチャラいイメージでしたが
甲府戦の楽山は凛々しい顔つきをしていて応援したくなりました。

投稿: ゆらゆる | 2008/08/18 17:39

ゆらゆるさん、書き込みありがとうございます。なるほど、輪湖にやられてましたか。サイドの守備は結城だけの責任ではないとは思いますが、それでも1対1で負けてばかりだと厳しいですね。これからは出場停止で選手が欠けることも多くなると思うので、控えメンバーのいっそうの頑張りが鍵になりそうです。

投稿: せと☆ひでき | 2008/08/20 10:10

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15807/42189888

この記事へのトラックバック一覧です: 第31節甲府戦:

« 今日の甲府戦 | トップページ | 神戸との練習試合 »