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2008/05/26

第16節草津戦

昨日ビッグアーチで行われた第16節草津戦は3試合連続の1-0での勝利で、今季初の4連勝を飾りました。
 前節から中3日と言う過密日程ながら、ペトロヴィッチ監督は横浜FC戦と同じメンバーで戦いに臨みました。
        木寺

    森脇 ストヤノフ 槙野

      高柳 森崎和
      (→戸田83分)
李               服部
    森崎浩    高萩(→平繁58分)
    (→ユキッチ80分)
        佐藤寿

SUB:下田、久保
 対する草津はセンターフォワードがいない、と言う緊急事態と言うことで本来はサイドバックの佐田をツートップの一角に起用して、GK:本田、DF:寺田、田中、崔、ペ(→鳥居塚82分)、MF:島田、熊林、喜多、松下、FW:佐田(→山崎45分)、後藤(→尾本85分)、と言うメンバーでした。「引いて守っても、広島の選手たちは上手いですからね。たとえボールを奪ってもゴールが遠い。だったら、高い位置で守った方がゴールは近いと思いました」と言う植木監督の言葉通り、前半の草津は前線からボールを奪いに来ます。そしてファーストシュートは草津で、8分に早いリスタートから佐田がヘディングシュートを放ちました。また11分にはクリアのこぼれを寺田がシュートし、12分にもCKの連続で攻めてきます。しかし広島はこの攻撃を凌ぐと徐々に押し返します。23分に高柳のパスで抜け出した高萩がペナルティエリア内で倒されたもののファウルを取ってもらえませんでしたが、27分に左からのクロスに飛んだ佐藤寿が倒されたところでPKをゲットします。ここでスポットに向かったのは「(PKを)子供の頃から一度も外したことがない」と言う森崎浩。試合前から「気持ちが入っていた」と言う彼は思い切って左に蹴りましたがこれが本田の読みとドンピシャ。横っ飛びに弾かれて、先制点のチャンスを逃しました。
 この後も広島のペースが続き、36分には高萩がDFラインの裏に抜け出してGKと1対1の場面を作ったもののこれもGKがスーパーセーブ。この日は神懸かったかのように好セーブを連発する本田が死守するゴールを破ることができません。ロスタイムに得たCKの場面でも、最初に頭に合わせた槙野のボールは本田に弾かれます。しかし槙野はすぐに体勢を立て直してこぼれを左足で強引にシュート。これがついに草津のネットに突き刺さり、広島は何とか1点リードで前半を折り返すことができました。
 後半に入ると、草津はワントップにして中盤を厚くし広島のパス回しを封じようとします。サンフはボールを動かして相手の隙を作ろうとするものの、疲れからかパスミスが増えて行きます。12分には平繁投入直後に佐藤寿が抜け出してダイレクトで打ったもののボールはバーを直撃。その2分後のミドルも枠を捉えることができません。19分には森崎和のロングフィードから佐藤寿のクロスを平繁が叩いたもののまたもや本田がスーパーセーブで追加点を許しません。前線にDFの尾本を入れて長いボールを入れてくる草津。広島はユキッチ、戸田を投入して中盤を引き締めようとします。両チームとも最後まで得点を狙って攻め合ったものの守備の頑張りで得点を許さず、そのまま1-0で試合終了のホイッスルとなりました。
 引いて守るのではないか、と言う予想に反して、草津は前からの守備を徹底してきました。これで少々戸惑ったのか、序盤はやや落ち着きのない展開に終始しました。またその後はボールは支配するもののパスミスが増えて、なかなか思うように試合を作ることができませんでした。この1ヶ月で8試合目と言う日程のためかあるいは24.8℃、72%と言う蒸し暑さのせいか、広島の運動量がいつもよりも少なかったのが原因でしょう。相手のGKが大当たりだったと言う要因はあるにせよ、最少得点差での勝利と言う結果は満足できるものではなかった、と思います。
 ただその一方で、そんな苦しい状況でもしっかりと勝ち点3を積み上げたこと、特に4試合連続完封で試合を終えたことは十分に評価して良いと思います。ここまでリーグ最少失点の広島ですが、しかし第4節から6試合は毎試合失点して守備崩壊の危機にありました。しかし森崎和の復帰で中盤から後ろの守備が締まるようになると、その後は6試合で1失点しかしていません。堅い守備をベースに戦うと言うのは安定した成績を収めるためには必要なことであり、それができているからこそ首位を走ることができている。苦しい中でも一瞬たりとも守備の集中を切らさず戦えたと言うところに、このチームの成長を見ることができると思います。長いリーグ戦はまだ1/3を終えただけ。これから蒸し暑い夏がやってきます。そんな中でどのように運動量を維持して戦えるか、あるいは運動量が上がらない中でもどのように勝って行くかが、今後のための最大のポイントとなるでしょう。次節は休みとなりますが、その後は10月の第40節まで休みなしに試合が続くことになります。ここはまずはしっかりと身体を休めて、夏場の戦いに備えて欲しいと思います。

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