第6節岐阜戦
昨日アウェイで行われた第6節岐阜戦は、先制したものの追いつかれ、最後は何とか耐えると言う形で1-1で引き分けました。
ストヤノフ、高萩が出場停止と言うことで、槙野をセンターに置いた3バックを採用。またトップ下には今季初出場の柏木を置いて、次の布陣で戦いました。
この後も広島ペースが続き、29分にはロングボールで抜け出した佐藤寿が左足でシュートしたもののGKがキャッチ。39分には森崎浩がミドルで狙い、44分には服部のクロスに佐藤寿がフリーで合わせましたが、ヘディングはGKの正面に飛んでしまいます。前半は広島のシュートは7本だったのに対して岐阜は1本。広島が上位の力を見せて、1点リードでハーフタイムを迎えました。
後半に入って左SBを入れ替え、前からのプレッシャーを強めてきた岐阜に対して、広島は向かい風が強くなったこともあってDFラインがどんどん低くなり、なかなかボールが支配できなくなります。6分の片桐のシュートはヒットせず枠外に外れたものの、11分の片山のループシュートはバーに弾かれ肝を冷やします。ペトロヴィッチ監督は後半12分に久保を投入しましたが流れは変わらず、岐阜の攻勢が続きます。そしてついに15分、右サイドでフリーになった菅のシュートは、DFラインをすり抜けゴールネットを揺らしました。
同点になったと言うことで、ますます勢いに乗る岐阜は運動量を上げてボールを奪いに来ます。サンフは球際で負け、出足で負けて、ボールを繋ぐことすらままなりません。たまらず後半18分にはユキッチを投入したものの焼け石に水。27分には吉村がペナルティエリアの中からシュートしましたが、これもバーに救われます。38分と43分にはロングボールを佐藤寿がシュートしましたが、可能性のある攻撃を見せたのはこの2度ぐらい。後はセカンドボールを拾われ波状攻撃を受け続けます。最後は森脇のロングボールに久保が走り込んだもののマイボールに出来ず、GKに取られて万事休す。後半のサンフレッチェはいいところなしで、紫のサポーターからはブーイングが飛びました。
試合後に松永監督は「後半だけでなく前半も我々が支配していた」と強気の発言をしていたそうですが、さすがにそれはない、とは思います。前半から中盤でボールを繋がれていたのは確かですが、しかしDFラインを高くせずに「我慢」しながら戦う、と言うのが今季の広島の基本戦術。従って前半は「回された」のでは「回させた」と言って良く、実際に前半はシュート数や決定機の数を見ても広島の方が上回っていました。相手が積極的に来ているのをいなすように戦って、ロングボールからチャンスをつかんで勝つ。その広島の意図は、少なくとも前半はうまく行っていたと思います。
しかし後半は明らかに岐阜のペース。ゴールを奪われたシーン以外にもバーを叩いた2本のシュートがありましたし、そもそもルーズボールをことごとく拾われ、攻めてはパスミスのオンパレードで全く形を作れないままでした。相手の疲れを待って攻め込むはずだったのに得点を与えて元気にしてしまい、逆にこちらが精神的に劣勢になって押し返せなくなってしまった、と言う感じで、松永監督が自分のチームを「評価に値する」と語ったのは当然です。そして逆に広島の選手の試合運びの稚拙さ、未熟さが露呈してしまって、非常に情けない試合だったと言わざるを得ないでしょう。
ゼロックス・スーパーカップの優勝に続いて開幕から3連勝。順調にスタートしたかに見えた今年のサンフレッチェですが、昇格を勝ち取るためにはまだまだ足りないものが沢山ある、と言うことを露呈したのがこの2試合連続引き分け、と言う現実です。今後の厳しい戦いが予想されて暗澹たる気持ちにもなるところですが、しかし早めに弱点が明らかになったのだとすれば、この結果も決して無駄にはならないと思います。走る、戦う、と言う基本のところで岐阜に負けていたと言うことをしっかりと認識して、二度と同じ過ちを繰り返さないこと。これからのサンフレッチェには、何よりもそのことが重要なのではないでしょうか。
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J's GOALゲームサマリー
ストヤノフ、高萩が出場停止と言うことで、槙野をセンターに置いた3バックを採用。またトップ下には今季初出場の柏木を置いて、次の布陣で戦いました。
木寺 森脇 槙野 盛田 青山 森崎浩 李 服部 柏木(→ユキッチ63分) 佐藤寿 平繁(→久保57分) SUB:下田、戸田、高柳対する岐阜は、GK:日野、DF:小峯、川島、吉村、MF:北村、高木(→小島76分)、山田(→奈須45分)、菅、梅田、FW:片桐、片山(→森山84分)、と言うメンバーでした。引いてロングボール、と言う攻め方の多い今年のサンフレッチェですが、この試合も前半はそんな感じ。相手の攻撃を低い位置で受け止め、ロングボールで相手DFラインの裏を狙う、と言うパターンで戦います。ファーストシュートは岐阜(7分・片桐)でしたが、徐々にサンフがペースをつかむと、最初の決定機は16分。ロングボールを競りあってコントロールした佐藤寿の横パスを平繁がフリーで打ったものの大きく外します。そして21分、右からの李のCKを槙野がダイレクトで叩き込み、サンフレッチェが先制点を奪いました。
この後も広島ペースが続き、29分にはロングボールで抜け出した佐藤寿が左足でシュートしたもののGKがキャッチ。39分には森崎浩がミドルで狙い、44分には服部のクロスに佐藤寿がフリーで合わせましたが、ヘディングはGKの正面に飛んでしまいます。前半は広島のシュートは7本だったのに対して岐阜は1本。広島が上位の力を見せて、1点リードでハーフタイムを迎えました。
後半に入って左SBを入れ替え、前からのプレッシャーを強めてきた岐阜に対して、広島は向かい風が強くなったこともあってDFラインがどんどん低くなり、なかなかボールが支配できなくなります。6分の片桐のシュートはヒットせず枠外に外れたものの、11分の片山のループシュートはバーに弾かれ肝を冷やします。ペトロヴィッチ監督は後半12分に久保を投入しましたが流れは変わらず、岐阜の攻勢が続きます。そしてついに15分、右サイドでフリーになった菅のシュートは、DFラインをすり抜けゴールネットを揺らしました。
同点になったと言うことで、ますます勢いに乗る岐阜は運動量を上げてボールを奪いに来ます。サンフは球際で負け、出足で負けて、ボールを繋ぐことすらままなりません。たまらず後半18分にはユキッチを投入したものの焼け石に水。27分には吉村がペナルティエリアの中からシュートしましたが、これもバーに救われます。38分と43分にはロングボールを佐藤寿がシュートしましたが、可能性のある攻撃を見せたのはこの2度ぐらい。後はセカンドボールを拾われ波状攻撃を受け続けます。最後は森脇のロングボールに久保が走り込んだもののマイボールに出来ず、GKに取られて万事休す。後半のサンフレッチェはいいところなしで、紫のサポーターからはブーイングが飛びました。
試合後に松永監督は「後半だけでなく前半も我々が支配していた」と強気の発言をしていたそうですが、さすがにそれはない、とは思います。前半から中盤でボールを繋がれていたのは確かですが、しかしDFラインを高くせずに「我慢」しながら戦う、と言うのが今季の広島の基本戦術。従って前半は「回された」のでは「回させた」と言って良く、実際に前半はシュート数や決定機の数を見ても広島の方が上回っていました。相手が積極的に来ているのをいなすように戦って、ロングボールからチャンスをつかんで勝つ。その広島の意図は、少なくとも前半はうまく行っていたと思います。
しかし後半は明らかに岐阜のペース。ゴールを奪われたシーン以外にもバーを叩いた2本のシュートがありましたし、そもそもルーズボールをことごとく拾われ、攻めてはパスミスのオンパレードで全く形を作れないままでした。相手の疲れを待って攻め込むはずだったのに得点を与えて元気にしてしまい、逆にこちらが精神的に劣勢になって押し返せなくなってしまった、と言う感じで、松永監督が自分のチームを「評価に値する」と語ったのは当然です。そして逆に広島の選手の試合運びの稚拙さ、未熟さが露呈してしまって、非常に情けない試合だったと言わざるを得ないでしょう。
ゼロックス・スーパーカップの優勝に続いて開幕から3連勝。順調にスタートしたかに見えた今年のサンフレッチェですが、昇格を勝ち取るためにはまだまだ足りないものが沢山ある、と言うことを露呈したのがこの2試合連続引き分け、と言う現実です。今後の厳しい戦いが予想されて暗澹たる気持ちにもなるところですが、しかし早めに弱点が明らかになったのだとすれば、この結果も決して無駄にはならないと思います。走る、戦う、と言う基本のところで岐阜に負けていたと言うことをしっかりと認識して、二度と同じ過ちを繰り返さないこと。これからのサンフレッチェには、何よりもそのことが重要なのではないでしょうか。
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