« 今日の湘南戦 | トップページ | 水戸戦に向けて »

2008/03/21

第3節湘南戦

昨日平塚で行われたJ2リーグ第3節湘南ベルマーレ戦は、森崎浩、槙野のゴールで勝って開幕3連勝となりました。
 サンフレッチェのメンバーは先発、ベンチ入りを含めて前節と同じでした。
        木寺

    槙野 ストヤノフ 盛田

      青山 森崎浩

李(→森脇84分)        服部
        高萩(→ユキッチ88分)

    佐藤寿     平繁(→久保58分)

SUB:下田、戸田
 対する湘南は怪我人の影響などもあって、石原のワントップ気味の布陣を引きました。(GK:金、DF:臼井(→山口21分)、斉藤、ジャーン、三田、MF:鈴木(→加藤70分)、田村、坂本、永里(→原45分)、FW:アジエル、石原)試合開始時の気温は8.5℃。冷たい雨が降り続き、水が浮いてバウンドしたボールが跳ねるのか止まるのかも分からないようなピッチ。その上メインスタンドから見て左から右に強風が吹き荒れると言う最悪のコンディション。前半は風下となったサンフレッチェは立ち上がりこそボールをつなぎ、高萩や平繁のシュートなど相手ゴール前に攻め込みましたが、すぐに戦い方を変更します。ツートップを残して低い位置にブロックを作り、ボールを奪ったらロングボールと言う戦い方で、セーフティーファーストに徹します。対する湘南は風上の有利を生かし、セカンドボールを拾って波状攻撃を仕掛けてきます。6分には坂本がミドルシュート。15分には鈴木がペナルティエリア内からシュートするなど危険な場面が増えますが、ストヤノフを中心としたDF陣が踏ん張って決定機を作らせません。逆に19分、スローインからボールをつなぐと青山が倒されてゴール前正面でのFKのチャンスを得ます。セットしたボールの近くに立ってフェイントする李。しかしその一瞬後に蹴った森崎浩は壁のすぐ上を越えてゴールネット左上隅に突き刺さると言う素晴らしいFKを決め、貴重な先制点を奪うことが出来ました。
 その後も風を利用して攻め込む湘南に対して、はね返してロングボールを蹴る広島、と言う展開が続きます。28分にはアジエルが強烈なミドルシュートを打ちますが枠外。41分には木寺の蹴ったボールが相手に当たって戻ってくると、それをキャッチできずに大ピンチとなりますがシュートミスに助けられます。前半の45分間はとにかく我慢、と言う感じでしたが、しかしワンチャンスを生かした広島がリードして折り返すことができました。
 後半に入ると湘南はツートップに変更して攻勢を強めようとしますが、しかしペースを握ったのは風を利用できるようになったサンフ。2分の森崎浩のミドルシュートをきっかけに波状攻撃を仕掛けるなど、相手を押し込みます。3分には高萩と李が続けざまにシュートし、8分にはCKから盛田が相手ペナルティエリアの中で股抜きを狙います。14分には交代出場したばかりの久保が、相手ボールをダイレクトでロングシュート。15分にはロングボールがピッチで止まったのを見逃さずに走り込んだ佐藤寿が、ループシュートを狙いましたが惜しくも外れます。そして31分には佐藤寿の突破から久保が決定的なシュートを打ってブロックされましたが、この直後のCKで貴重な追加点を挙げます。ショートコーナーを受けた李が狙いすましてゴール前にボールを送ると、槙野が見事なオーバーヘッドシュート。歓喜に沸くサポーター席に向かって、佐藤寿らと共に「3本の矢」を打ち込むパフォーマンスも見せました。
 その後ホームの湘南は、何としても追いつこうとサイドから放り込んできます。しかしストヤノフを中心にがっちりと守りを固め、足の長いパスで佐藤寿、久保を走らせ逆襲を狙います。37分には服部のクロスを佐藤寿がボレーで狙いましたがGK正面。41分には佐藤寿が胸で落としたボールをDFラインの裏で受けた久保が強烈なミドルを打ちますが、GKにキャッチされます。43分には服部、45分にはユキッチと、シンプルにシュートを打って相手を脅かします。その後湘南も何とか得点を狙ってきたものの、ピンチはロスタイムに与えたFKぐらいで、後は問題なく寄り切りました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「このような天候状況では両チームにとってサッカーをするのはかなり難しいコンディションだったと思います」と振り返っていますが、まさにこの言葉の通り。ボールが転がらず、ハイボールは風に押し戻される状況では、普通のサッカーをするのは不可能でした。そんな中で集中を切らさず相手ボールをはね返し、数少ないチャンスを生かした前半の広島の戦いぶりは、立派なものだったと言って良いでしょう。そして後半は逆に風上の利を生かして相手にほとんどチャンスを作らせず、逆にツートップの威力を何度も見せつけました。湘南の菅野監督は試合後に「風に関係なく自分たちがボールをしっかり握れた」と語っていますが、それが強がりにしか聞こえないほどの完勝だった、と言って良いのではないでしょうか。状況を読んで、やるべきことをやる。「大人のサッカー」を見せたサンフレッチェが、スコア以上の差を見せた試合だったと言って良いでしょう。
 これで開幕から3連勝となりましたが、これはサントリーシリーズで優勝した94年以来14年ぶりのこと。その上無失点と言うのは、初めてのことです。ただ、全42試合のうち終わったのはたったの3試合。終わった試合よりも残る39試合の方が大事だと言うことは、言うまでも無いことです。次は中2日でホーム・水戸戦が待っています。ペトロヴィッチ監督が言うように、「次のゲームが常に一番難しい戦い」なのです。

速報ブログ 前半 後半
日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/15807/40582087

この記事へのトラックバック一覧です: 第3節湘南戦:

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)