第32節神戸戦
昨日のJリーグ第32節神戸戦は、佐藤寿のゴールで先制したもののその後追いつかれ、またも勝利を逃しました。
柏木、青山を欠くサンフレッチェはトップ下に桑田を入れ、次の布陣で戦いました。
前半の前半はほぼ一方的に殴られっぱなしのサンフでしたが、24分に佐藤寿のキープからウェズレイが決定的なシュートを打つと、その後はカウンターから何度かチャンスを作ります。32分には中盤でカットしたボールを桑田が運び、ウェズレイのキープから最後は佐藤寿がフリーでシュートしましたが大きく上へ。35分には駒野のクロスをウェズレイがダイレクトで打ちましたが外してしまいます。逆に36分、大久保嘉が思い切って放ったロングシュートがバーとポストに当たり地面で弾んで枠の外へ。大久保嘉はゴールインを主張しましたが審判は認めません。前半はボールを支配する神戸の攻撃を何とか抑えながらカウンターに賭ける、と言う展開で、お互い点が取れないままに折り返しました。
このままでは負けも覚悟しなければならないか、と思われた前半でしたが、しかし後半早々に試合が動きます。後半2分、森崎和がDFラインから思い切って前線にフィード。これで完全に抜け出した佐藤寿がGKと1対1になり、相手の動きを見ながら冷静に右足でゴールに流し込み待望の先制点を奪うことが出来ました。
これで自信を取り戻したのか、この後しばらくは広島ペース。7分には佐藤寿が抜け出して駒野の攻め上がりを導き、9分には波状攻撃から何度も神戸ゴールに迫ります。しかしここで攻めきれなかった事が災いしたか、20分に同点に追いつかれてしまいます。神戸の右からのクロスは森崎和がクリアしたものの小さく、ボールは古賀の前へ。左足から繰り出されたクロスは巻くようにDFとGKの間に入ってきて、レアンドロが絶妙なボレーで広島ゴールに押し込みました。
この後は両チームとも勝ち越しを狙って激しく攻め合います。24分には森崎浩がドリブルで中央突破を図ったものの3人がかりで潰され、神戸の逆襲を食らったものの何とか下田が抑えます。27分には駒野のパスで抜け出したウェズレイがシュートしましたがヒットせず枠外。33分には駒野のクロスに高柳がフリーで合わせますが、地面に叩きつけたボールはバウンドが悪く枠を外れて行きます。神戸は時折大久保嘉やレアンドロがペナルティエリア内にボールを持ち込みますが、DF陣が必死で守りを固めます。ロスタイムには戸田のロングクロスに飛び込んだ駒野がボレーで合わせましたが、しかしボールは枠外。どちらも決勝ゴールを奪えないまま、終了のホイッスルを聞くことになりました。
絶対に勝ち点3が必要、と言うことでこの試合に臨んだサンフでしたが、その気持ちが強すぎたか。神戸との今年4回目の戦いは、これまでとは様相の異なるものでした。前半は引き過ぎにより相手にスペースを与え、自由にボールを回されて何度もピンチを招きました。下田のスーパーセーブと少々の運が無ければ、前半だけで試合が決まっていた可能性もありました。また後半はボールを奪ってもつなぐことができず、セカンドボールをことごとく拾われて波状攻撃を受けました。松田監督は試合後に「2点以上はとらないといけない」とこの試合を振り返っていたように、内容的には神戸のゲームだった、と思います。サンフレッチェの選手は重圧に潰されそうになりながら何とか耐えて勝ち点1をゲットした。一言で言えばそう言うゲームだったと言って良いでしょう。
ただ、そのような重圧と戦っているのは広島だけではありません。直接残留を争っている大宮、甲府はもちろん、まだ確定していない大分だって同じでしょう。そんな中で大事なことは、とにかく自分に負けないこと。プレッシャーは相手にあるのではなく自分の中にあるわけですから、それと戦って克服して行くしかないのです。残り2試合、状況はますます厳しくなったとは言え、まだまだ終わったわけではない。それどころかここからが本当の戦いなのです。昨日勝ち点3を取れなかったことは残念ですが、しかし逆に勝ち点1が取れたことをポジティブに考えたいもの。川崎では勝ち点を1つでも多く取って、最後のホームゲームに可能性を残して帰ってきて欲しい、と思います。
日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー
柏木、青山を欠くサンフレッチェはトップ下に桑田を入れ、次の布陣で戦いました。
下田 森崎和 ストヤノフ 槙野 戸田 駒野 服部 桑田 森崎浩(→平繁87分) (→高柳71分) 佐藤寿 ウェズレイ SUB:木寺、吉弘、盛田、李、高萩対する神戸のメンバーは、GK:榎本、DF:石櫃、エメルソン・トーメ、柳川、茂木、MF:朴(→近藤祐77分)、田中、ボッティ、古賀、FW:レアンドロ、大久保嘉、と言うメンバーでした。前半キックオフボールを蹴った神戸は、そのままスルーパスから大久保嘉が抜け出してシュート。その後もボッティを中心に自在にボールを動かし、両サイドからクロスを入れてチャンスを作ります。「ブロックを作って守れ」と言う指示を受けていた広島の選手はその意識が強すぎたのか、全体にラインが低過ぎ。中盤とFWとの間に広大なスペースが出来てしまって、こぼれ球をことごとく拾われます。13分にはレアンドロが右サイドから単独突破してきてシュートしましたがわずかに枠外。14分にもスローインのボールを大久保嘉に奪われシュートを浴びますが、下田の好セーブで逃れます。22分にも石櫃のクロスにレアンドロが飛び込み、24分には朴のクロスにまたもやレアンドロが合わせましたが外れます。
前半の前半はほぼ一方的に殴られっぱなしのサンフでしたが、24分に佐藤寿のキープからウェズレイが決定的なシュートを打つと、その後はカウンターから何度かチャンスを作ります。32分には中盤でカットしたボールを桑田が運び、ウェズレイのキープから最後は佐藤寿がフリーでシュートしましたが大きく上へ。35分には駒野のクロスをウェズレイがダイレクトで打ちましたが外してしまいます。逆に36分、大久保嘉が思い切って放ったロングシュートがバーとポストに当たり地面で弾んで枠の外へ。大久保嘉はゴールインを主張しましたが審判は認めません。前半はボールを支配する神戸の攻撃を何とか抑えながらカウンターに賭ける、と言う展開で、お互い点が取れないままに折り返しました。
このままでは負けも覚悟しなければならないか、と思われた前半でしたが、しかし後半早々に試合が動きます。後半2分、森崎和がDFラインから思い切って前線にフィード。これで完全に抜け出した佐藤寿がGKと1対1になり、相手の動きを見ながら冷静に右足でゴールに流し込み待望の先制点を奪うことが出来ました。
これで自信を取り戻したのか、この後しばらくは広島ペース。7分には佐藤寿が抜け出して駒野の攻め上がりを導き、9分には波状攻撃から何度も神戸ゴールに迫ります。しかしここで攻めきれなかった事が災いしたか、20分に同点に追いつかれてしまいます。神戸の右からのクロスは森崎和がクリアしたものの小さく、ボールは古賀の前へ。左足から繰り出されたクロスは巻くようにDFとGKの間に入ってきて、レアンドロが絶妙なボレーで広島ゴールに押し込みました。
この後は両チームとも勝ち越しを狙って激しく攻め合います。24分には森崎浩がドリブルで中央突破を図ったものの3人がかりで潰され、神戸の逆襲を食らったものの何とか下田が抑えます。27分には駒野のパスで抜け出したウェズレイがシュートしましたがヒットせず枠外。33分には駒野のクロスに高柳がフリーで合わせますが、地面に叩きつけたボールはバウンドが悪く枠を外れて行きます。神戸は時折大久保嘉やレアンドロがペナルティエリア内にボールを持ち込みますが、DF陣が必死で守りを固めます。ロスタイムには戸田のロングクロスに飛び込んだ駒野がボレーで合わせましたが、しかしボールは枠外。どちらも決勝ゴールを奪えないまま、終了のホイッスルを聞くことになりました。
絶対に勝ち点3が必要、と言うことでこの試合に臨んだサンフでしたが、その気持ちが強すぎたか。神戸との今年4回目の戦いは、これまでとは様相の異なるものでした。前半は引き過ぎにより相手にスペースを与え、自由にボールを回されて何度もピンチを招きました。下田のスーパーセーブと少々の運が無ければ、前半だけで試合が決まっていた可能性もありました。また後半はボールを奪ってもつなぐことができず、セカンドボールをことごとく拾われて波状攻撃を受けました。松田監督は試合後に「2点以上はとらないといけない」とこの試合を振り返っていたように、内容的には神戸のゲームだった、と思います。サンフレッチェの選手は重圧に潰されそうになりながら何とか耐えて勝ち点1をゲットした。一言で言えばそう言うゲームだったと言って良いでしょう。
ただ、そのような重圧と戦っているのは広島だけではありません。直接残留を争っている大宮、甲府はもちろん、まだ確定していない大分だって同じでしょう。そんな中で大事なことは、とにかく自分に負けないこと。プレッシャーは相手にあるのではなく自分の中にあるわけですから、それと戦って克服して行くしかないのです。残り2試合、状況はますます厳しくなったとは言え、まだまだ終わったわけではない。それどころかここからが本当の戦いなのです。昨日勝ち点3を取れなかったことは残念ですが、しかし逆に勝ち点1が取れたことをポジティブに考えたいもの。川崎では勝ち点を1つでも多く取って、最後のホームゲームに可能性を残して帰ってきて欲しい、と思います。
日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー
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