五輪予選カタール戦
昨日(日本時間の今日の早朝)ドーハで行われた北京五輪最終予選のカタール戦は、後半30分以降に2失点で逆転負け。勝ち点でカタールに並び、総得点の差でグループ2位に転落しました。この日のU-22代表は青山敏と細貝のドイスボランチに李のワントップ、と言うメンバーで、GK:山本海、DF:内田、水本、青山直、伊野波、MF:水野(→家長HT)、青山敏、細貝、本田圭、柏木(→上田88分)、FW:李(→森島康67分)。どうしても勝ち点3が欲しいカタールが攻勢に出てくるか、に思えましたが、しかし試合の前半は日本のペース。2分に柏木から李につないで水野が決定的なシュートを放ったのを手始めに、何度も良いチャンスを作ります。そして43分、水野のCKのこぼれを青山直が至近距離から蹴り込み、待望の先制点を挙げる事ができました。
後半の頭から家長を投入してもう1点を取りに行った日本は、後半10分の柏木のシュートや23分の本田圭のシュートなど決定的な形を作るものの決め切れず、運動量が落ちるとともにカタールに押し込まれるシーンが多くなります。そして後半32分にCKからヒールキックで押し込まれて同点に追いつかれると、後半ロスタイムには伊野波がハンドを取られてPK。これをきっちりと決められて、痛恨の逆転負けを喫してしまいました。
この試合の印象ですが、選手達はよく戦っていた、と思います。特に前半はアウェイゲームだと言うことを忘れたかのような熱い戦いぶりでした。運動量が落ちた後にどうするか、と言う点で課題は残ったものの、カウンターからチャンスも作れていたのでそこで追加点が奪えればゲームプラン通りだった、と言って良いのではないでしょうか。結局のところ負けたのは、前半から何度も流れの中からチャンスを作っていたにも関わらず、シュートが弱かったり枠に飛ばなかったりでセットプレーからの1点に終わってしまったこと。点を取るべき時に取れないとしっぺ返しを食らう、と言う「サッカーの法則」通りの結果になってしまった、と言う事ではないかと思います。ここまで内容的に今一つでも結果を出して来たU-22代表ですが、ここからが本当の「アジアの戦い」が待っている、と言って良いのではないでしょうか。
ところでサンフレッチェから選ばれた柏木、青山敏の2人はいずれも先発出場でした。トップ下で出た柏木は序盤から大車輪で動き回り、守備でも攻撃でも貢献度は高かったと思います。ただ後半の決定機は相手ゴール前で完全にフリーだったわけで、せめて枠の中に飛ばしたかったところ。あそこで決めていれば試合はほぼ決まっていた、と言っても良かっただけに、残念で仕方ありません。一方の青山敏ですが、怪我をおしての出場だったにも関わらず90分間良く戦っていた、と思います。少なくとも梶山、本田拓の不在の影響を感じさせないプレーぶりだったと思いますが、ただ後半の攻め込まれた時間帯にパスを奪われて逆襲を食らった事が何度かあり(別に青山敏だけの責任ではありませんが)、そこでチームを落ち着かせることができなかったのは残念でした。今後絶対に負けられない試合を2試合しなければならないU-22代表にあってこの2人の存在が不可欠であることは間違いないところで、彼らには今後も頑張って欲しいところ。とは言えJリーグへの影響は避けられそうになく、サンフレッチェサポーターにとっては痛し痒し、と言うところなのではないでしょうか。
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