第10節横浜FM戦
出場停止のベットに代えて高柳を起用し、それ以外はC大阪戦と同じメンバーで戦いました。
下田 吉弘 小村 盛田 高柳 戸田(→八田79分) 駒野 服部 ウェズレイ 上野 佐藤寿(→森崎浩87分) SUB:佐藤昭、中里、李、青山、桑田対する横浜は、GK:榎本哲、DF:栗原、松田、那須、MF:田中隼、河合、マグロン(→ハーフナー77分)、塩川(→山瀬幸77分)、狩野(→大島54分)、FW:久保、吉田。前節同様に引いて守りを固めるサンフに対して、横浜は立ち上がりからボールを支配して攻め込んで来ます。ファーストシュートはマグロンで2分。5分には久保、7分には吉田がシュートしますが下田ががっちりとキャッチします。19分に小村のトラップミスからやや危ないシーンがあったものの、両サイドのスペースを潰し、中央をがっちりと固めたサンフは決定的なシュートを許しません。そして40分、下田のパントキックが相手陣内の奥深くまで飛び、これを拾った佐藤寿がそのまま突破して左足でシュート。榎本哲がわずかに触ったもののボールはゴールポストに当たってゴールインして、待望の先制点を挙げる事ができました。更に42分には中盤のパスカットから再び佐藤寿が抜け出して同じような位置からシュートをしましたが、これは榎本哲が身体を伸ばして弾きます。そこで得たCKから上野がゴール中央でダイビングヘッドを叩きつけましたが榎本哲がスーパーセーブ。前半は1点リードで折り返すことになりました。
後半も攻める横浜、守る広島と言う流れはそのまま。ボールをつないで攻めようとする横浜ですが、広島の守備ブロックはがっちりと堅く崩れません。業を煮やした岡田監督は、狩野に代えて大島を投入し前線の起点を増やします。逆にカウンターに賭ける広島は後半14分、低い位置でボールを奪った駒野がドリブルで突き進むと右に開いた上野にパス。GKと1対1になった上野でしたが、シュートはGK正面に行ってしまいます。その後横浜は放り込みから度々決定機を作るようになり、14分には大島、16分には久保が頭で合わせましたがいずれも枠外に外れます。また17分には右からのクロスに久保がボレーシュートを見せましたが下田が横っ飛びでキャッチします。25分と27分にも大島、久保がフリーでヘディングシュートしましたが、事なきを得ます。何度もチャンスを作りながらも得点を奪えないと言うことで、岡田監督は192cmのハーフナーを投入して放り込みを徹底させます。そしてそれが功を奏したのが36分でした。横浜の左からのクロスにハーフナーが頭で合わせてボールは枠外に外れましたが、この時盛田が押したとしてファウルを取られPK。松田が蹴ったボールは下田の逆を突いて、ついに同点に追いつかれてしまいました。更に44分、田中隼のアーリークロスをゴール前でハーフナーが落とし、ここに飛び込んだ吉田が頭で押し込みます。89分間耐え続けていた広島守備陣はがっくりと膝を落とし、ここから反撃する力は残っていませんでした。
引いて守りを固め、カウンターから得点を狙うと言う戦い方を徹底したサンフ。佐藤寿の見事なシュートと守備陣の献身的なプレーで、その意図は九分通り成功していました。盛田が与えたPKのシーンはファイルを取られたハーフナーが「外しちゃったと思っていたら、PKになって。まあ、ラッキーですね」と語るほど微妙なもので、運がなかったとしか言えません。監督が決めた戦術に忠実に従った、と言う意味ではチームが一体になっていましたし、選手も戦う姿勢を最後まで失わなかった。そう言う意味では、敗戦の中にもかすかな光明が見えた、と言って良いかも知れません。本当にこんなサッカーしかできないのか、もう少し何とかしようがあったのではないかと言う疑問は頭から離れないのですが、10試合戦って勝ち点4しか取れていないと言う現状を考えれば、今はやむを得ないと考えざるをえないでしょう。中断後から引き継ぐ新監督が決まったのかどうか、また誰になるのかも分かりませんが、それまでの間は選手もサポーターも我慢するしか無さそうです。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)