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2006/04/30

第10節横浜FM戦

 昨日日産スタジアムで行われた第10節横浜FM戦は終盤に逆転され、またも勝利を逃しました。
 出場停止のベットに代えて高柳を起用し、それ以外はC大阪戦と同じメンバーで戦いました。
        下田

    吉弘  小村  盛田

      高柳  戸田(→八田79分)
駒野              服部
       ウェズレイ

     上野   佐藤寿(→森崎浩87分)

SUB:佐藤昭、中里、李、青山、桑田
 対する横浜は、GK:榎本哲、DF:栗原、松田、那須、MF:田中隼、河合、マグロン(→ハーフナー77分)、塩川(→山瀬幸77分)、狩野(→大島54分)、FW:久保、吉田。前節同様に引いて守りを固めるサンフに対して、横浜は立ち上がりからボールを支配して攻め込んで来ます。ファーストシュートはマグロンで2分。5分には久保、7分には吉田がシュートしますが下田ががっちりとキャッチします。19分に小村のトラップミスからやや危ないシーンがあったものの、両サイドのスペースを潰し、中央をがっちりと固めたサンフは決定的なシュートを許しません。そして40分、下田のパントキックが相手陣内の奥深くまで飛び、これを拾った佐藤寿がそのまま突破して左足でシュート。榎本哲がわずかに触ったもののボールはゴールポストに当たってゴールインして、待望の先制点を挙げる事ができました。更に42分には中盤のパスカットから再び佐藤寿が抜け出して同じような位置からシュートをしましたが、これは榎本哲が身体を伸ばして弾きます。そこで得たCKから上野がゴール中央でダイビングヘッドを叩きつけましたが榎本哲がスーパーセーブ。前半は1点リードで折り返すことになりました。
 後半も攻める横浜、守る広島と言う流れはそのまま。ボールをつないで攻めようとする横浜ですが、広島の守備ブロックはがっちりと堅く崩れません。業を煮やした岡田監督は、狩野に代えて大島を投入し前線の起点を増やします。逆にカウンターに賭ける広島は後半14分、低い位置でボールを奪った駒野がドリブルで突き進むと右に開いた上野にパス。GKと1対1になった上野でしたが、シュートはGK正面に行ってしまいます。その後横浜は放り込みから度々決定機を作るようになり、14分には大島、16分には久保が頭で合わせましたがいずれも枠外に外れます。また17分には右からのクロスに久保がボレーシュートを見せましたが下田が横っ飛びでキャッチします。25分と27分にも大島、久保がフリーでヘディングシュートしましたが、事なきを得ます。何度もチャンスを作りながらも得点を奪えないと言うことで、岡田監督は192cmのハーフナーを投入して放り込みを徹底させます。そしてそれが功を奏したのが36分でした。横浜の左からのクロスにハーフナーが頭で合わせてボールは枠外に外れましたが、この時盛田が押したとしてファウルを取られPK。松田が蹴ったボールは下田の逆を突いて、ついに同点に追いつかれてしまいました。更に44分、田中隼のアーリークロスをゴール前でハーフナーが落とし、ここに飛び込んだ吉田が頭で押し込みます。89分間耐え続けていた広島守備陣はがっくりと膝を落とし、ここから反撃する力は残っていませんでした。
 引いて守りを固め、カウンターから得点を狙うと言う戦い方を徹底したサンフ。佐藤寿の見事なシュートと守備陣の献身的なプレーで、その意図は九分通り成功していました。盛田が与えたPKのシーンはファイルを取られたハーフナーが「外しちゃったと思っていたら、PKになって。まあ、ラッキーですね」と語るほど微妙なもので、運がなかったとしか言えません。監督が決めた戦術に忠実に従った、と言う意味ではチームが一体になっていましたし、選手も戦う姿勢を最後まで失わなかった。そう言う意味では、敗戦の中にもかすかな光明が見えた、と言って良いかも知れません。本当にこんなサッカーしかできないのか、もう少し何とかしようがあったのではないかと言う疑問は頭から離れないのですが、10試合戦って勝ち点4しか取れていないと言う現状を考えれば、今はやむを得ないと考えざるをえないでしょう。中断後から引き継ぐ新監督が決まったのかどうか、また誰になるのかも分かりませんが、それまでの間は選手もサポーターも我慢するしか無さそうです。

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2006/04/29

今日の横浜FM戦

ホットニュースと中国新聞によると、今日の横浜FM戦はC大阪戦のメンバーをベースにして戦うとのこと。出場停止のベットの代わりには高柳が起用されそうです。3年半勝てていない、と言う相性の悪い横浜FMが相手ですが、何とか粘って今季初勝利を挙げて欲しい、と思います。今日の試合会場は日産スタジアムで、午後3時キックオフ。テレビはBS-iとスカパーch363のTBSチャンネルで生放送の予定です。またブログで速報をしますので、スタジアムに行けない&テレビの見れない方はそちらをどうぞ。

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2006/04/28

横浜FM戦に向けて

明日はJリーグ第10節の横浜FM戦が行われます。
 覇権奪回を目指して順調なスタートを切った横浜FMでしたが、第5節の浦和戦後は調子を崩し、怪我人の続出もあって6位まで順位を落としています。
1H ○4-1 京都  【横】マグロン、久保2、マルケス、【京】パウリーニョ
2A ○3-0 鹿島  【横】マグロン2、ドゥトラ
3H ○3-1 C大阪 【横】マグロン2、マルケス
4A ○2-1 大分  【横】栗原、清水、【分】柴小屋
5H ●1-3 浦和  【横】大島、【浦】山田、ワシントン、長谷部
N1H ○1-0 福岡  【横】マグロン
6H △1-1 FC東京 【横】田中、【F】増嶋
7A ●1-2 大宮  【横】久保、【宮】桜井、小林大
N2H ○2-0 FC東京 【横】狩野、久保
8H ●3-4 G大阪 【横】大島、松田、狩野、【G】マグノ・アウベス2、二川、前田
9A ●0-1 甲府  【甲】バレー
N3A ○2-1 FC東京 【横】田中、松田、【F】梶山
 バレーのロスタイムの一発に沈んだ甲府戦ではドゥトラが怪我。ナビスコ杯のFC東京戦では平野が左もも裏を負傷していて肉離れの疑いがあり、上野も膝の打撲で途中交代。チームに風邪がまん延していて吉田、マグロンが別メニュー調整と言うことで、岡田監督は「怪我人の数なら自信がある。次はGKを3人ベンチに入れようかと思っているくらいだ」と語っているそうです。ただFC東京戦では松田のゴールで競り勝ったように、地力があるチームであることは間違いのないところ。久々のリーグ戦勝利を目指して、広島の前に立ちはだかるに違いありません。
 一方のサンフですが、ナビスコ杯ではがらりとメンバーを変えて若手中心で臨んだものの、開始早々から守備が崩壊して前半だけで4失点。後半にベテランの活躍で1点差まで迫ったものの、勝つことはおろか引き分けに持ち込むこともできませんでした。盛田がプロ10年目にして初めてリーグ戦で1試合2得点を挙げたものの、佐藤寿が「僕とウェズレイに『攻めて下さい』というボールを送られてもいい攻撃はできない。自分は90分出るつもりだった。周りからすれば(交代は)責任をとらされたように見られる」と不満をこぼす(日刊スポーツによる)など、チーム内に不協和音もある様子。ピッチ上の11人がどのように心を合わせて戦うか、が初勝利のためのポイントとなるのではないでしょうか。
 メンバーですが、ベットが累積警告で出場停止となっています。C大阪戦のメンバー中心で行くのか、あるいは千葉戦のメンバーを加えて新たな布陣で行くのか。どちらにしろ守備重視の戦い方を選択するのは間違いない、と思われます。
        下田

    吉弘  小村  盛田

      李   戸田
駒野              服部
        森崎浩

    ウェズレイ 上野

SUB:佐藤昭、八田、西河、高柳、青山、桑田、佐藤寿
 望月監督が推進する泥臭いサッカーはエンターテインメントとは対極にあって、サポーターも(たぶん選手も)ストレスがたまるものですが、しかし事ここに至った以上、チームを信じて付いていくしか無さそうです。

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2006/04/27

ナビスコ杯千葉戦

昨日雨の降る広島スタジアムで行われたナビスコ杯第3戦のジェフ千葉戦は、後半追撃したものの前半の4失点が重くのしかかり、3-4で敗れました。
 望月監督はC大阪戦とはがらりとメンバーを入れ替えて、たぶん次のような布陣で戦ったものと思われます。
        佐藤昭

    西河  槙野  八田
    (→盛田45分)
      李  ベット
高柳              中里
        森崎浩

     佐藤寿 ウェズレイ(→上野45分)
     (→桑田45分)

SUB:木寺、吉弘、青山、橋内
 対する千葉のメンバーは、GK:櫛野、DF:水本、ストヤノフ、結城、MF:坂本、阿部、佐藤勇、楽山、クルプニコビッチ(→工藤45分)、FW:ハース(→斎藤78分)、巻(→要田45分)。最初の失点は早くも前半2分で、楽山のクロスを坂本に頭で押し込まれました。続いて5分には右サイドからのクロスを受けた巻が切り返してシュートを決めます。サンフは13分に森崎浩の突破からペナルティエリア近くでのFKを得、20分にはウェズレイのスルーパスで飛び出した中里が決定機を作りましたが生かせず、逆に26分には佐藤昭がパンチングしたボールが巻に当たってそのまま押し込まれて3点目。更に35分にはクロスに飛び込んだ佐藤勇にフリーで叩き込まれ、前半はほとんど良いところの無いままに0-4で折り返しました。
 殴られっぱなしで終わるわけにはいかないサンフは一気に3人を代えて後半に臨みます。そして2分、桑田がペナルティエリア近くで突破を図ると、これを結城が引っ掛けて退場。そしてその直後、森崎浩のCKを盛田が頭で合わせたボールはゴールラインを割ります。主審は最初ノーゴールと見てプレーが続きましたが、サンフレッチェの選手の猛抗議があって副審と協議し、その結果ゴールが認められたそうです。その後も広島ペースが続き、6分には李のクロスから上野が決定的なヘッド。そして15分、右サイドからドリブルで切れ込んだ森崎浩が見事なシュートを叩き込んで、早い時間帯で2点差に迫りました。
 しかしその後はDFラインでボールを回して時間稼ぎする千葉に対して、特にボールを追うことも無かったとのこと。自陣でボールを奪っても縦に蹴り出すばかりでつながらず、なかなかチャンスになりません。1人少ない相手に対して打開策の見えないままに時間ばかりが過ぎましたが、38分ついにベンチが動いて盛田をFWに上げます。そして41分に桑田のドリブルから得たCKのチャンスで森崎浩のボールを盛田が押し込み、ようやく1点差に迫りました。しかしその後はあまりチャンスを作ることもできず、今季12試合目の公式戦はまたも敗戦に終わりました。
 試合後に望月監督は「非常に悔しい。それは、結果についてもそうだが、自分たちがやろうとするやり方を徹底できなかった選手がいたこと」と語っています。また森崎浩も「前半は、中の選手たちがベンチの指示と違うことをやってしまった。僕も含め、ウェズレイにしても寿人にしても、前から行きたいという気持ちを試合の中で出してしまって、後ろのDFラインとの距離が遠くなってしまった」と語っていて、どうやら監督の考えと選手の考えにギャップがあったものと思われます。森崎浩は「後半、手応えはあった」と言い、監督も「後半は全員が自分たちのやり方をやってくれた。それはよかったと思う」と語っていますが、しかし後半は相手が1人少ないと言う状況に助けられ、その上結局は追いつけなかったのも事実。小野監督の3年半で染みついたサッカーとは180度違う望月サッカーとどう折り合いを付けていくか。苦闘はまだまだ続きそうです。

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2006/04/26

今日の千葉戦

ホットニュースと中国新聞によると、今日の千葉戦はC大阪戦から大きくメンバーを入れ替え、若手中心で戦う事になる模様です。まず3人で組むDFラインは総入れ換えで、槙野、西河、八田。両サイドも駒野と服部が控えに回り、右に高柳、左に中里が入る予想となっています。また戸田もお休みで中盤にはベット、李、森崎浩が起用されそうだとのこと。若い力を爆発させて、困難な状況を打開して欲しいと思います。

 今日の試合会場は広島スタジアムで、午後7時キックオフ。試合前イベントとして「サンフレッチェ広島と一緒にファイナルを目指そう」が行われます。これは広島スタジアム電光掲示板側マラソンゲートにおいてドリブルゲーム、シュートゲームを行うと言うもの。参加者にはヤマザキナビスコ製品を全員にプレゼントするほか、小学生以下の参加者から11名様にナビスコ杯公式球モデル「+TEAMGEIST 1号球」がプレゼントされます。また「選手とハイタッチ」はいつものように小中学生以下先着100名様で、広島スタジアム北側広場で4時半から整理券を配布します。今日のサンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントは、ジニーニョのプレミアムカードで先着3,000名様です。

 テレビ中継は生放送も録画もありませんので、スタジアムに行けない方はtssの携帯サイト等で情報を得るしか無さそう。現地に組には、大きな応援で選手を後押しして欲しいと思います。

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2006/04/25

千葉戦に向けて

明日は広島スタジアムでナビスコ杯の第3節ジェフ千葉戦が行われます。
 リーグ戦序盤はあまり調子が上がらなかった千葉ですが、ナビスコ杯広島戦の前ぐらいから持ち前の「走るサッカー」が機能し始め、その後の6試合は4勝2分けと負けなしで来ています。
1A ●2-4 大宮  【千】斎藤、巻、【宮】冨田、OG、小林大、トニーニョ
2H △2-2 甲府  【千】ハース、阿部、【甲】堀井、バレー
3H △2-2 福岡  【千】巻、要田、【福】薮田2
4A ○2-1 清水  【千】阿部、羽生、【清】マルキーニョス
5H ●0-1 鹿島  【鹿】アレックス・ミネイロ
N1H ○2-1 広島  【千】羽生、佐藤勇、【広】森崎浩
6A △2-2 川崎F 【千】巻、阿部、【川】ジュニーニョ
7H ○2-1 C大阪 【千】羽生、山岸、【C】西澤
N2H ○3-2 新潟  【千】中島、羽生、巻、【新】鈴木慎、岡山
8A ○3-2 FC東京 【千】巻2、クルピニコビッチ、【F】ルーカス、赤嶺
9H △0-0 磐田
 先週の磐田戦も引き分けに終わったものの内容的には千葉の方が上だったようで、磐田が川口のスーパーセーブ連発で何とか引き分けに持ち込んだ、と言う試合だったそうです。明日のゲームはナビスコ杯だということで控えメンバーを起用してくる可能性がありますが、選手が変わってもサッカーの質は変わらないのがオシム・千葉の凄いところ。今季未勝利の広島にとっては、非常に厳しい相手だと言わざるを得ません。
 対するサンフは、望月監督に代わって2試合目。初戦のC大阪戦は守備重視の戦術で、何とか勝ち点1を確保したと言う感じでした。新監督の戦術を浸透させるためには1試合でも無駄にしたくない、と考える可能性はありますが、こうなったらリーグ戦優先でカップ戦は捨てて、若手に経験を積ませる場にしたいところ。せっかく槙野をU-19代表から呼び戻したのですから、ぜひ先発から起用して欲しいところです。と言うことで、以下は「予想」ではなく私の希望です。
        下田

    西河  吉弘  槙野

      高柳  青山
李               駒野
        森崎浩

     佐藤寿  桑田

SUB:佐藤昭、小村、盛田、服部、戸田、前田、上野
 今はとにかく勝ち点を1でも2でも取ることが目標で、そのためにはベテランに頼ると言う監督の考え方は理解できます。特に望月監督は1ヶ月限りの限定で、次の監督にどう繋いでいくか、が重要だからです。しかしその一方で、試合で使える選手を1人でも2人でも増やしておくと言うことも、次の監督に繋ぐと言う意味で重要だと思います。明日の試合に臨むにあたって監督がどう考えるか、に注目したいと思います。

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2006/04/24

槙野が代表辞退

日本サッカー協会は昨日、中国に遠征するU-19日本代表の選手の入れ替えを発表し、槙野、伊藤翔に代わって横浜FMユースの長谷川アーリア・ジャスールが選ばれました。槙野の不参加の理由はチーム事情のため、ということなので、水曜日に予定されてるナビスコ杯千葉戦に出場の可能性が高いのではないでしょうか?

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プリンスリーグ江の川戦

書くのを忘れていたのですが、4/15にサンフレッチェユースはプリンスリーグの第3節を戦い、江の川に1-0で勝ちました。広島三矢組によると雨と強風に加えてピッチコンディションも悪いと言う状況でのゲームだったそうですが、ユースは20分に今年はFWで出場することの多い横竹が頭で決めて先制しました。後半は積極的な姿勢を見せる江の川の攻勢にたじたじとなる場面もあったものの、2年生GK兼田のファインセーブ連発で何とか逃げ切った、とのことです。その他の試合ですが、前の週にユースを破った銀河学院が作陽に2-1で勝っています。銀河学院は3連勝ですが、勝った相手が作陽、皆実、ユースと上位チームばかりで、堂々の首位だと言って良いでしょう。プリンスリーグ三連覇を目指すユースとしては、「もう1敗もできない」(森山監督)戦いが続きます。

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2006/04/23

第9節C大阪戦

冷たい雨が降る中で行われた昨日の第9節C大阪戦は、佐藤寿がキックオフから9秒でゴールを決めて今季初めてリードを奪いましたが守り切れず、望月体制初戦は引き分けスタートとなりました。
 就任から4日目の望月監督は初めて盛田をDFで先発起用。また久々にウェズレイが復帰して、次のような布陣で戦いました。
        下田

    吉弘  小村  盛田

      戸田  ベット
駒野              服部
       ウェズレイ

     佐藤寿  上野(→桑田79分)

SUB:佐藤昭、八田、西河、高柳、李、森崎浩
 同じく塚田監督が就任したばかりのC大阪は4バックを採用して、GK:吉田、DF:山田、江添、ブルーノ・クアドロス、ゼ・カルロス、MF:下村、酒本(→苔口45分)、森島、古橋、FW:徳重、西澤。広島ボールで始まったこの試合、いつものように戸田まで戻したボールを大きく蹴ると、上野がワンタッチで前に。そこに走り込んだ佐藤寿が一発でDFの裏を取ると、そのまま左足で後列なシュートをファーサイドのネットに突き刺します。わずか9秒で奪ったゴールはそれまでの三浦知の13秒を破るJリーグ新記録(ただし非公認)で、サンフレッチェは今季初めて先制しました。
 これですっかり安心したのか低い位置でブロックを作るサンフに対して、C大阪は、左からゼ・カルロスと古橋、右から山田と酒本が何度も突破を図ります。これに対してサンフは駒野も服部もDFラインまで下がって対応。5バックの前に戸田、ベットが網を張ると言う形で守りを固めます。攻撃面ではロングボールを上野に当て、またウェズレイが中盤でキープしてサイドの上がりを待って打開を図ります。しかし結局前半の広島のシュートは佐藤寿の1本だけ。逆にC大阪は古橋や森島、ゼ・カルロスが狙ったもののシュートは全部で5本。お互いにそれまでの不調を引きずっているかのような低調な展開で、前半を折り返しました。
 後半に入って右サイドに苔口を入れ、盛田のサイドを狙ってきたC大阪。それに対してサンフは、前半は寝ていた?ウェズレイが頻繁にゴール前に顔を出すようになってチャンスが増えます。立ち上がり早々にはDFラインにチェイシングしてブルーノ・クアドロスからボールを奪ってシュートしましたがGK正面。4分にはウェズレイのCKに吉弘が頭で合わせましたが、惜しくも枠外に外れます。前半の守り一辺倒の展開からようやく攻めの姿勢が見えたサンフでしたが、しかしそこで先に点を取ったのはセレッソでした。DFラインの前でボールを拾った西澤が、ドリブルで突っかけながら森島にスルーパス。森島の強烈なシュートは下田が何とか止めたものの、詰めていた徳重に押し込まれてしました。
 これで守ってばかりはいられなくなったサンフは、両サイドの上がりが増えてチャンスを作ります。11分には服部のクロスを受けたウェズレイが反転してシュートしましたがGKがファインセーブ。13分にはウェズレイのドリブルを倒されFKを得ましたが、このボールは壁に当たってクリアされます。15分にはベットのロングスローからのこぼれを服部がシュート。佐藤寿が足を出して方向を変えようとしましたがわずかに及ばず枠外に消えます。20分にもウェズレイの強烈なシュートを吉田に阻まれ、23分には右サイドを破った駒野からの高速クロスに佐藤寿が飛び込みましたが届きません。C大阪は時折苔口が右から、ゼ・カルロスが左からクロスを入れますが、DFラインは集中を切らさずはね返します。27分の古橋の強烈なミドルシュートはバーを叩き、31分の西澤のヘッドは力が弱く下田がキャッチします。後半はお互いに勝ち越しを狙ってカウンター合戦の様相となったもののラストパスの精度が悪くDFラインを崩すには至らず、注目の新監督対決は痛み分けに終わりました。
 早い時間帯での失点から崩れることの多かった広島。望月監督が打った手は、まずは守備を安定させることでした。前半の布陣は完全に5バックとも言うべきもので、ボールを回されても我慢強く対応することを求めました。失点シーンこそ盛田の経験不足が出たものの、全体的には高い集中力を保ってボールをはね返していました。DFラインの裏を取られることがほとんどなく、数回あったピンチも下田が勇気ある飛び出しで対応。また前線の3人もゴール前まで下りてきてボールを追いかけ、相手に自由を与えることはありませんでした。C大阪の単調な攻めに助けられたとは言え、まずは守備については合格点を与えることができるのではないでしょうか。
 一方攻撃面では、怪我から復帰したばかりのウェズレイの復調ぶりが目立ちました。前半は精彩を欠いたものの、それで試運転が済んだためか後半はまさにウェズレイ劇場でした。6本のシュートのうち5本がいずれも枠を捉え、外れた1本も相手ゴール前での冷静なキープからオーバーヘッドで狙ったテクニカルなもの。全盛期を彷彿とさせる動きは、今後に向けての希望を感じさせるものでした。また日本人としては2番目に多い5得点目を取った佐藤寿も、シュートこそ最初の1本だけだったものの何度も相手の裏を取り、またクロスに飛び込んで相手の守備陣を恐怖に陥れました。この日は中盤のサポートが遅く波状攻撃を仕掛ける事はできなかったものの、少ない手数で得点を奪うと言うコンセプトで何とかなりそうな気がします。
 小野監督の辞任により急遽チームを率いることになった望月監督。昨日のC大阪戦を見る限り正直言って魅力的なサッカーだとは言い難いのですが、しかし今のサンフレッチェに必要な事は華麗なサッカーよりも勝ち点を1でも2でも稼ぐことでしょう。そのためには守りを固めてカウンターとセットプレーに賭ける、と言う戦い方も、やむを得ないと割りきるしかありません。中断までの残り7試合、サポーターも全力でサポートするしかないのではないでしょうか。

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2006/04/22

今日のC大阪戦

中国新聞とホットニュースによると、これまでベンチ入りメンバーだけで行っていた前日練習を昨日は選手全員で行ったそうで、望月監督は「全選手、スタッフで困難な状況に立ち向かう」と言う意志表明を行いました。そして守備の安定を目指して3バックを採用する模様で、怪我のジニーニョに変わって盛田が初めてDFとして公式戦のピッチに立ちます。また、太もも肉離れのため戦列を離れていたウェズレイが復帰。先発はまだ難しいとしても勝負どころでの起用はありそうです。対するセレッソですが、こちは塚田監督が4-5-1で両翼を突いてくる可能性が高そう。ただ、どちらも監督が代わって手探り状態からのスタートとなるため、選手のポテンシャルやチームのベースにある力が勝敗を分けそうな気がします。

 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後3時キックオフ。いつものようにU-8とU-12の「サンフレッチェカップ」、4種による「フォリアチャレンジ」が行われます。「選手サイン会」と「選手とハイタッチ」はそれぞれ100名様で、いずれもビッグアーチ正面広場で12時半から整理券を配布します。先着プレゼントは3,000名様に「島根カードガイドブック」。サンフレッチェクラブ会員限定プレゼントのプレミアムカードは、小村選手です。またおまつり広場特設テントでは、先日発売になったTHE CRANE FLYによるオフィシャルイメージソング「光の射す方へ」のCDとサンフレッチェカラーバージョンの特製Tシャツ、タオルマフラーの販売を行います。11時〜13時半と試合終了後30分まではTHE CRANE FLYのメンバーも特設テントに登場するそうです。今日の広島地方は天気が良くないようですが、多くのサポーターの声で望月新監督と選手たちを励ましたいものです。

 テレビ中継ですが、先週に続いてNHK-BSで生放送があります。私はできれば速報をやりますが、仕事のためできない可能性もありますのでご了承ください。スカパーはJ SPORTS 1で4/26(水)の午後10時が初回放送となっています。

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2006/04/21

C大阪戦に向けて

明日はJ1リーグ第9節。C大阪との「最下位対決」を戦います。
 昨年は最後まで優勝を争いながらロスタイムの失点に沈んだC大阪。今年は若手を中心に補強を進めて、揺るぎない強さを確立するはずでした。しかしここまでリーグ戦8試合で勝ち点4と低迷し、ついに小林監督を解任。03年にも監督の経験のある塚田雄二育成アドバイザーを後任に選びました。
1A ●2-3 名古屋 【C】前田、西澤、【名】古賀、杉本、豊田
2H ●1-6 G大阪 【C】西澤、【G】フェルナンジーニョ3、マグノ・アウベス3
3A ●1-3 横浜FM 【C】森島寛、【横】マグロン2、マルケス
4A ●0-3 浦和  【浦】小野、ワシントン、闘莉王
5H ○3-1 新潟  【C】古橋、ゼ・カルロス、【新】エジミウソン
N1H ○1-0 磐田  【C】森島寛
6H ●2-3 甲府  【C】ゼ・カルロス、西澤、【甲】長谷川、倉貫2
7A ●1-2 千葉  【C】西澤、【千】羽生、山岸
N2H △1-1 名古屋 【C】古橋、【名】本田
8H △0-0 福岡
 昨年は堅守をベースに優勝争いまで行ったのですが、今年はこれまでの8試合で21失点。広島と並んでリーグワーストタイと、守備が崩壊しています。昨年中盤を支えたファビーニョ、布部、久藤が去ったことが大きいのだろうと思いますが、それ以上に失点を重ねるごとに自信を失い、進むべき方向性を見失ってしまった、と言うことなのではないか、と思われます。すなわち流れとしてはサンフレッチェと同じ。開幕4連敗の後は2勝2分け2敗(ナビスコを含む)と立て直しの気配も出てきただけにもう少し我慢するのかとも思っていたのですが、チーム内の雰囲気がよほど悪くなっていたのかも知れません。
 対するサンフもここまで8試合で積み上げた勝ち点はわずかに3。ナビスコ杯の2試合を含めて、10試合でまだ勝ち星がありません。こうなってしまってはさすがに監督を代えるしか手がない、と言う感じで、磐田戦の直後に小野監督が辞任して望月コーチが昇格。奇しくも明日の「最下位決戦」は「新監督対決」の場にもなってしまいました。W杯での中断までの8試合限定での暫定監督となった望月氏は「勝ち点を1点でも多く挙げることを突き詰めていく」と宣言し、早速非公開練習でチームを引き締め監督としての初陣に備えているそうです。
 と言うことで注目されるのはその采配ですが、今朝の中国新聞によるとまずは守備からということで3バックを採用。シンプルな戦術で選手の力を100%発揮させる方向で戦う、とのことです。メンバーは全く分からないのですが、おそらく若手に賭けるような冒険はせず、ベテラン中心の堅実なサッカーを目指すのではないでしょうか。
        下田

    西河  小村 ジニーニョ

      戸田  ベット
駒野              服部
        森崎浩

     上野    佐藤寿

SUB:木寺、吉弘、高柳、青山、桑田、前田、ウェズレイ
 監督交代はチームの雰囲気を好転させる可能性はありますが、結果が出なければすぐにまた悪くなってしまうもの。特に監督としての実績のない望月監督にとっては、何より必要なのは勝利です。監督交代の賭けに出た両チームにとっては、明日はまさに「運命の分れ道」となりそうです。

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2006/04/20

紫熊倶楽部5月号

遅くなりましたが、先週末に発売された紫熊倶楽部5月号(Vol. 99)を紹介します。今月のテーマは「今こそ、折れない男の言葉を聞きたい」と言うことで、昨年から今年にかけていろいろと苦しんで来た李、吉弘両選手のインタビューが掲載されています。昨年は北朝鮮代表として活躍しながら、チームでは常にポジション争いにさらされて来た李漢宰。ワールドユースの代表に入りながら一度も起用されず、怪我もあって昨年はわずかな出場にとどまった吉弘充志。この2人がどのように挫折から這い上がってきたのかを語っています。

 マッチリポートはモノクロページに千葉戦、大分戦、浦和戦、京都戦、G大阪戦。後のカラーページには新潟戦と川崎F戦。コラムは金広智子さんが「プリンスリーグ開幕!」、石井百恵アナウンサーが「『気持ち』と『準備』の大切さ」、望月ディレクターが「こだわりを捨てて」、そして私は「"Dream"の行方」と言うタイトルで書いています。(因みに私の原稿ですが、締切の後に一番最後の文章だけ「幸い、試合後のコメントを見る限りでは、選手たちはまだまだ戦う気持ちを失っていない様子。今は彼らの力を信じて、応援し続けるしかありません。」に差し替えようと思ったのですが、間に合いませんでした。)

 「紫熊短信」と「Reader's Area」を挟んで、いまおかゆう子さんの「サンフレッチェを支える人々」は2人目の通訳として活躍しているイアコナ・ビトー・ウーゴさん。その対面は「光の射す方へ」を紹介する記事。トップページではマリーナホップ内にオープンした「サンフレッチェ・ミズノフットサルプラザ広島」を取り上げ、最後のページでは関東アウェイツアーを企画している佐久間潔さんが登場しています。

 サンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」はV-POINTとホームゲーム会場の他、広島県内の大手書店と新宿の「ゆめてらす」でも発売中。定期購読と通信販売のお申し込み・お問い合わせは紫熊倶楽部ホームページからどうぞ。

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「光の射す方へ」発売

広島在住のインディーズバンドTHE CRANE FLYによるオフィシャル・イメージソング「光の射す方へ」が、昨日から発売となりました。価格は1,000円で全国のCDショップで売っているそうです。また、ホームゲーム(C大阪戦、福岡戦)ではメインスタンド側のおまつり広場に特設テントを出して、THE CRANE FLYのメンバーが登場して特製Tシャツとタオルマフラーを販売するとのことです。お問い合わせはgagambo records(東京オフィス:03-3796-7153、広島オフィス:082-545-1505)までどうぞ。

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U-19代表に槙野と柏木

日本サッカー協会は17日に中国遠征を行うU-19代表メンバーを発表し、広島からは槙野と柏木が選ばれました。
【GK】林(流経大)、秋元(横浜FM)
【DF】福元(大分)、柳川(神戸)、槙野(広島)、堤(浦和)、
    内田篤(鹿島)、佐野(清水ユース)
【MF】梅崎、森重(大分)、柳澤(柏)、山本(清水)、柏木(広島)、
    田中(新潟)、安田理(G大阪)、青山(名古屋)
【FW】河原(新潟)、青木(千葉)、ハーフナー(横浜FM)、
    伊藤(中京大附中京高)、長沢(清水ユース)
カタール国際のメンバーからは横谷と森島が外れ、山本、柏木、ハーフナーが復帰しました。このメンバーは4/23に日本を出発して4/26にU-19中国代表と親善試合を行う予定です。
また昨日はイランに遠征するU-16日本代表が発表されましたが、広島からは誰も選出されませんでした。

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2006/04/19

小野監督から望月監督へ

サンフレッチェは昨日、小野監督が不振の責任を取って辞任した、と発表しました。96〜97年にサンフレッチェの強化部スタッフを務め、その後日本代表のコーチとしてW杯予選とフランス大会を戦った小野氏は、日本サッカー協会のスタッフを経て2002年に広島のヘッドコーチに就任。そしてチームのJ2降格を受けて12月から監督に就任しました。その直後の天皇杯でベスト4に進出すると、翌年は1年でJ1復帰を果たし、2004年には年間12位、そして昨年は年間7位と着々と順位を上げてきました。しかし今年は序盤から低迷し、リーグ戦8試合とナビスコ杯2試合を合わせて4分け6敗。開幕から10試合勝ちがないのはクラブワースト記録で、今回の退任に至ってしまいました。

 戸田、ウェズレイと実績のある選手を補強し、タイトルを目指してスタートした今年の小野サンフレッチェでしたが、新たに導入した布陣がしっくり行かずキャンプでの練習試合に勝てなかったのがケチの付け始め。鹿島戦では終盤追い上げたものの前半の失点を取り返せず、大分戦では序盤は圧倒したものの相手のラッキーゴールもあって引き分けが精一杯。浦和戦と京都戦ではレッドカードの不運に泣き、森崎和やウェズレイなど主力の怪我にも見舞われました。この間、小野監督は布陣の変更や若手の起用など手を尽くしたものの、一度転がり落ち始めたチームの悪い流れを止めることはできませんでした。最後は運にまで見放された格好で、事ここに至ってしまっては辞任はやむを得ない判断である、と言わずざるをえません。あの名将・アルディレスですら、自ら育てた天皇杯王者が坂を転がり落ちていくのを止められなかったわけで、一度歯車が狂ってしまったら立て直すのは至難の業。結果論で批判するのは簡単ですが、小野さん自身が「成績不振の責任は、監督である私に帰するものであり、その責任をとるのは当然のこと」と言う言葉を残して去っていく以上、過去についてとやかく言う必要はないでしょう。私はJ1への復帰を1年で果たし、その後も夢を見せてくれた小野さんに万感の思いを込めて「ありがとう。そしてさようなら」と言いたいと思います。

 この辞任を受けて、クラブは望月一頼氏の新監督就任を発表しました。望月氏はサンフレッチェの前身のマツダSC時代からコーチを務め、前川、下田らを育てて「GK王国」を作り上げました。98年には日本代表のGKコーチに就任してナイジェリアワールドユースやシドニー五輪、アジアカップに参加。当時のトルシエ監督を支えました。そして2001年には広島に復帰して、林や佐藤昭など若手選手とともに汗を流して来ました。その間にともに働いた監督はバクスターから数えて7人。トルシエを入れれば8人の監督たちの仕事ぶりを間近で見て来ています。またJリーグの監督を務めるのに必要な公認S級ライセンスも持っています。従ってこれまで監督を務めた経験こそ無いものの、チーム作りのノウハウは持っているだろう、と思います。織田強化部長によると「6月に改めて新監督を迎える予定」と言うことでそれまでの8試合限定の監督と言うことになりますが、何とかその中で望月監督らしい「色」を出して欲しいもの。選手には新監督の元で「チーム」として戦うことを思い出してもらいたいし、また我々ファン、サポーターは何があっても全力でサポートすべきだ、と思います。

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2006/04/18

小野監督退団へ

今朝の中国新聞に、「サンフレ小野監督退団 成績不振で引責」と言う記事が出たようです。磐田戦での完敗を受けて昨日久保社長と織田強化部長を交えて会談して決まった模様で、正式発表は今日になる見込み。今のところ後任の監督は未定で、スタッフの1人(牧内コーチか?)を代行に立てて中断までの試合を戦い、その後に新監督に立て直しを託することになりそうです。

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2006/04/17

第8節磐田戦

昨日アウェイで行われたJ1リーグ第8節磐田戦は、開始早々に先制点を許すなど3失点を喫し、最下位に転落しました。
 戸田を出場停止で欠くため中盤の底に高柳を入れ、またDFラインには吉弘と西河。小野監督は若い守備陣に苦境打開を託しました。
       下田

駒野   西河  吉弘   服部公

       高柳(→前田俊78分)
  李(→桑田45分) ベット
       森崎浩

     上野 佐藤寿

SUB:佐藤昭、小村、ジニーニョ、青山
 対する磐田は連戦のため疲労がたまっている選手を休ませて、GK:川口、DF:鈴木、田中、金、服部年、MF:太田、福西、ファブリシオ、船谷(→村井53分)、成岡(→名波83分)、FW:前田遼(→中山84分)。悪い流れが続いているサンフとしては先に失点することだけは避けたいところでしたが、しかし開始20秒であっと言う間に先制点を許します。磐田がキックオフのボールを左から右に大きく展開すると太田がドリブルで突っかけます。そして服部公を引きつけるとオーバーラップしてきた鈴木へ。右サイドの深い位置から入れたクロスは風に乗ってそのまま下田の頭の上を越えてゴール。「ミスキックで入っちゃいました」(鈴木)と言う不運な失点でサンフはあっと言う間に1点のビハインドを背負うことになりました。
 このままで終わるわけには行かないサンフは、2分にはベットが中央からシュート。また5分には森崎浩が左からクロスを入れ、ファーで受けた李がフリーでシュートを放ちましたが大きく外してしまいます。また12分にもベットが持ち込んで戻したボールを服部公がミドルで狙いましたがこれも枠を捉える事ができません。サンフは全体的に良く動いて相手にプレッシャーをかけ、ボールをつないで相手ゴールに迫ると言うサッカーができていたものの、フィニッシュとその1本前の精度が悪く得点を奪う事ができません。逆に19分、DFラインの前のこぼれ球を太田に拾われするすると抜け出されると強烈なシュートを叩き込まれ、リードを広げられてしまいました。
 これですっかり落ち着いた磐田は両サイドの突破からゴール前にボールを運ぶ、と言う本来やりたかったサッカーを展開します。これに対してサンフは吉弘、西河のコンビがしっかりと相手にプレッシャーをかけ、シュートまで持ち込まれないように守ります。また中盤では高柳が激しく動いて相手ボールを奪い、森崎浩が右に左に大きく動いてボールを呼び込もうとします。しかしベットのパスは相手に引っかかり、上野は競り合ってもほとんど勝てないだけでなく、パスを出しても味方の居ないところばかり。服部公が、李が左右からクロスを入れますが、精度のないボールは簡単にクリアされてしまいます。前半終了間際には森崎浩のアーリークロスからチャンスを作り、波状攻撃を仕掛けたものの崩しきることはできません。見ている者にはイライラばかりが募る展開で、前半は2点のビハインドで折り返すことになりました。
 動きの悪かった李に代えて後半の頭から桑田を投入し、中盤を再構築した広島は立ち上がりから攻勢をかけます。4分には流れるようなパス交換から桑田が右サイドのスペースにボールを出すとここに走り込んだ駒野が深い位置からクロス。はね返されてセカンドボールを拾って波状攻撃を仕掛けますが、ゴール前に倒れたファブリシオが起き上がらないため攻撃を中断します。7分には駒野のクロスのこぼれを高柳がミドルシュート。8分には森崎浩のFKに西河が頭で合わせようとしましたが、わずかに届かず川口にキャッチされます。また10分には高柳がオーバーラップして右サイドの深い位置からクロス。これに森崎浩がボレーで合わせましたが当たり損なってしまいます。磐田は左サイドが弱いと見て8分に温存していた村井を投入。これによりサンフの勢いが止められ磐田がペースを握り返します。14分には村井のパスで飛び出した成岡がループ気味のシュートを放ちましたが、これは下田が身体を大きく伸ばしてスーパーセーブ。その後も連続して磐田の波状攻撃を受けます。20分には高柳のカットからカウンターをしかけ、最後は森崎浩がゴールの隅を狙ってコントロールシュートを放ちましたがわずかに枠外。30分にはCKからのボールを福西にフリーで打たれましたが、ここは下田が勇気ある飛び込みでがっちり止めます。何とか打開したい小野監督は32分に前田俊を投入。今季2度目の出場となった前田俊は早速ドリブルからのループパスを送ったりバックヘッドでのシュートなど、独特のリズムを披露します。しかし得点を奪えないままに迎えた後半ロスタイム。磐田はゴール前で名波がボールをキープするとDFラインの間に入り込んだ太田にパス。これをワンタッチで前に出してDFラインの裏に抜け出して放ったシュートには下田もさすがに触ることができず、決定的な3点目を失います。その後前田俊がドリブルから作った最後のチャンスもクロスは川口の胸にすっぽりと収まり、サンフの選手たちはがっくりと膝を突くしかありませんでした。
 前節まで7試合を戦って勝ち点はわずかに3と出口の見えないトンネルに入り込んでしまったサンフ。小野監督は最後の希望を若手に賭けて、先発から高柳、吉弘、西河を、途中から桑田と前田を送り込みました。そして彼らは、それぞれ持ち味を発揮していたのではないかと思います。しかし個々の選手が頑張ってもそれだけのこと。空回りするばかりで組織として連動することができず、さほど出来が良いとも思えない磐田に対して完敗を喫してしまいました。試合後の選手たちは「1人1人がリーダーだと思って」やらなければならない(森崎浩)とか、「まず、それぞれが自分をしっかり見つめ直して自分のできること、やるべきことをやるしかない」(下田)、「チームとしてしっかりやるべきことをやらなければ。とにかく次に向けて頑張るしかない」(服部)と語っていますが、選手1人1人が頑張ってもどうしようもないところに来てしまったのではないか、と思います。小野監督が作り上げて来たチームは完全に崩壊して、つなぎ止めているのは選手の何とかしよう、と言う気持ちだけ。それも今にも切れてしまいそうなほど細くなってしまい、ピッチ上にあるのは「チーム」だったものの残骸だけです。中断までC大阪、横浜FM、大宮、福岡との対戦が残っていますが、このままではどこが相手でも勝つことは不可能なのではないでしょうか。
 先週も書いたように、過去3年間の小野監督の仕事は評価されるべきだとは思います。ただ、チームを作り上げるのに時間がかかる一方で、壊れるのは早いもの。そして一度壊れてしまうと、これを立て直すのは至難の業です。一般論として監督を代えれば良い、と言うものでもないし、次に「当たり」を引くかどうかも分からない。だからクラブも慎重にならざるをえないのも分かります。しかしさすがにここまで壊れてしまうと、もう打てる手はほとんど無いのではないでしょうか。今はただ、最後の決断が手遅れにならないように祈るのみです。

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2006/04/16

今日の磐田戦

今日の磐田戦ですが、中国新聞によるとCBの組み合わせは吉弘と西河になるそうです。また中盤の底には高柳を起用。平均年齢20.3歳のトリオでゴール前中央を固めることになります。これまで全試合で先手を取られて苦しくなっているだけに、まずはしっかり守るところから始めたいものです。

 今日の磐田戦はヤマハスタジアムで、午後3時キックオフ。テレビ中継はNHK-BSで生放送があります。私も久しぶりにブログで速報をしますので、現地に行けない人とBSを見れない人は、そちらをご覧ください。

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2006/04/15

磐田戦に向けて

明日はヤマハスタジアムでJリーグ第8節を戦います。
 山本監督が2年目を迎える磐田は、世代交代と戦術の熟成でかつての強さを取り戻そうともがいています。しかし開幕戦で福岡に苦戦したのに続いて浦和に完敗を喫するなどなかなか調子が上がらず、ここまで勝ち点8の12位です。
1H △1-1 福岡  【磐】田中、【福】宮崎
2A ●1-3 浦和  【磐】茶野、【浦】闘莉王、三都主、ポンテ
3H △1-1 京都  【磐】西、【京】パウリーニョ
4A ○2-0 新潟  【磐】成岡、福西
5H ●1-2 川崎F 【磐】ファブリシオ、【川】黒津、谷口
N1A ●0-1 C大阪 【C】森島
6A ○2-1 大分  【磐】菊地、成岡、【分】高松
N2H ○2-1 大宮  【磐】太田、船谷、【宮】森田
7A ●1-3 FC東京 【磐】村井、【F】ルーカス2、栗澤
N2A △2-2 甲府  【磐】船谷、西野、【甲】山崎、林
 ナビスコ杯の組み合わせの関係で3/18の第3節からずっと毎週2試合の9連戦。選手を入れ替えながら戦っているものの、それがかえってギクシャク感を強めているようで、甲府戦でも選手交代から流れを失っています。怪我のため戦列を離れていた前田に続いて中山が復帰するなどメンバーは揃って来ていますが、逆に誰を使うか頭を悩ませることになるのではないでしょうか。
 対するサンフは戸田が累積警告で出場停止。森崎和に続いて、中盤のレギュラー2人を欠いて戦うことになります。代役として有力視されているのが高柳。中国新聞の記事によると昨日の練習では一際動きが目立っていたようで、監督も「あとはいかに試合で強気を押し通してくれるかだ」と期待を込めていたそうです。
       下田

駒野   西河  小村   服部

       高柳
  李        ベット
       森崎浩

     上野 佐藤寿

SUB:木寺、ジニーニョ、吉弘、青山、柏木、桑田、前田
 中盤から前はたぶんこれで間違いない、と思いますが、問題はDFライン。小村・西河のセットは清水戦で2失点したものの、強気のディフェンスで決して悪くない出来だったそうです。吉弘とジニーニョのセットに戻すのか、あるいは違う組み合わせで戦うのか。これまでは先制を許して後手を踏む展開ばかりだっただけに、いかに良い守りから主導権を握るか、がポイントになりそうです。

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2006/04/14

浩司の成長

ナビスコ杯第1節千葉戦から4試合連続ゴール中の森崎浩司選手。なかなか勝てないチームの中にあって彼の復活は心強い限りですが、その秘密はどこにあるのか。それは、彼の日記(森崎兄弟の公式ページ内のkoji diary)を見ると分かります。苦しい状況を経験する中で精神的に成長したことが、今に繋がっているのではないか、と思います。

 昨年は紆余曲折を経たあげく骨折してしまい、406分間の出場で1ゴールに終わったわけですが、復活に賭ける今年はキャンプから好調を伝えられていました。そして満を持して出場した開幕戦ですが、あまり良い出来ではなくハーフタイムで交代させられてしまいます。第2節の大分戦は15分間の出場。続く浦和戦ではベンチからも外れ、10分間だけの出場だった京都戦を挟んで、G大阪戦ではまたもベンチ外。また今年もダメなんだろうか。そんな気持ちで見ていた人も多かったのではないでしょうか。

 しかし、その出場できない間に彼は着々と牙を磨いていたのです。途中交代だった開幕戦からしっかりと自分の課題を見つめ直し、その後もいかに自分がチームの中で特徴を出していくか、と言うことを考え、試合に出れない間でもずっと前向きな姿勢を維持し続ける。そう言う中で「いつ試合に呼ばれてもいい準備」をしたからこそ千葉戦で今季初ゴールを決めることが出来たのでしょう。そして結果が出たことが自信になり、その後の活躍に繋がっているのだと思います。また今年の彼の日記には、これまで以上に「チームとして」と言う言葉が出て来ているように感じます。特に千葉戦でゴールを挙げて以降は、書いてある内容のほとんどがチームの事ばかり。苦しい状況にあるチームと正面から向き合って、自分の力で何とかしよう、と言う思いに溢れています。彼がサッカー選手として、また1人の人間として成長したからこそ、今の好調がある。それだけは間違いないものと思われます。

 W杯のメンバー入りを目指す寿人も駒野も、これまでに何度も挫折を味わい、それを克服して成長して来ています。今年は調子が上がず壁にぶつかっていた西河も、清水戦では素晴らしいプレーを見せて復活の気配を見せている様子です。前田俊介は壁にぶつかったままなかなか這い上がって来れませんし、森崎和幸も重い責任に押し潰されているような感じですが、彼らとてきっといずれは壁を破ってくれるはず。結果が出ずに苦しんでいるサンフレッチェですが、これはきっと今後大きく成長するための雌伏なのです。我々サポーターは、今は選手とチームが自ら課題を克服してくれることを、信じて待つしかありません。

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2006/04/13

ナビスコ杯清水戦

昨日日本平で行われたナビスコカップ第2節の清水戦は、一度は逆転したもののリードを守れずまたもや引き分けに終わりました。
 体調不良で遠征にも参加していない森崎和を欠いて、小野監督はダイヤモンド型の中盤を採用した模様でたぶん次のような布陣だったと思われます。
       下田

駒野   西河  小村   服部

       戸田
  李(→桑田81分)  ベット(→高柳64分)
       森崎浩(→前田88分)

     上野 佐藤寿

SUB:木寺、ジニーニョ、吉弘、青山
 一方の清水も主力を何人か休ませて、GK:西部、DF:高木和、和田(→高木純81分)、平岡、市川、MF:杉山(→枝村45分)、伊藤、兵働、太田(→チョ・ジェジン45分)、FW:久保山、マルキーニョス。先制したのは清水で、前半15分。左サイドの杉山がファーサイドでフリーになっていたマルキーニョスにふわりとしたクロスを入れ、これを頭で合わせるだけのシュートであっさりと失点してしまいました。しかし昨日のサンフはこれで肩を落とすことなく積極的にできていたようで、次第に両サイドを使った攻撃を展開したとのこと。そして32分、左サイドの服部からのサイドチェンジのパスを受けた李が駒野へ。ここからのクロスにゴール前に飛び込んだ森崎浩が頭で合わせ、早い時間帯に同点に追いつきました。更に後半開始早々には森崎浩のスルーパスで抜け出した佐藤寿が冷静に左足で押し込んで勝ち越し。京都戦以来今季二度目のリードを奪う事ができました。ただその後はチャンスを生かせず追加点を奪えないままに経過し、徐々に引き気味になって清水の攻勢を受けたとのこと。後半32分に枝村にミドルシュートを叩き込まれて追いつかれると、その後はどちらも決めることができずそのまま引き分けました。
 記録を見るとボール支配率は清水が55%で広島が45%。シュート数は清水の19本に対して広島が9本と、こちらが圧倒されていたように見えます。しかし見た人の話によるとそれほど危ないシーンは多くなかったそうで、決定機はむしろこちらの方が多かったとのこと。特にリードを奪った後はビッグチャンスが何度かあったようで、そこで決めていれば勝てる試合だった様子です。全体的には委縮せずに良く動いて戦う、と言う目指すサッカーが出来ていて、内容は悪くなかったようです。またもや勝ち点3を逃したのは残念ですが、ここ数試合がボロボロだったことを考えれば上出来な部類だった、と言えるでしょう。次節は日曜日の磐田戦。ここで何としても白星を取って、広島に戻ってきて欲しいと思います。

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2006/04/12

今日の清水戦

中国新聞とホットニュースによると、森崎和は再び体調不良で欠場するとのこと。その一方で、西河と前田が久々にメンバー入りするそうです。対する清水は怪我をしている藤本、青山が大事を取る予定で、その他にも主力を何人か温存しそうです。ただ、サンフにとっては相手がどうの、こちらのメンバーがどうのと言うよりも、ピッチ上の11人がバラバラにならずに積極的に行けるかどうか、が最も重要なことです。結果を怖れることなく、思い切って戦うこと。そうすれば必ず「勝利」と言う果実を得ることができるはずです。

 今日の試合会場は日本平で、午後7時キックオフ。テレビ放送はありませんので、現地に行けない人はネットの速報かtssの携帯サイトで見守るしかありません。

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2006/04/11

清水戦に向けて

明日はアウェイでナビスコカップ第2戦の清水エスパルス戦が行われます。
 長谷川監督が率いる清水は昨年は残留争いに巻き込まれましたが、その後天皇杯では決勝まで進出しました。そして昨年の路線を継続して臨んだ今シーズンは開幕3連勝と、順調な立ち上がりを見せています。
1A ○2-0 甲府  【清】チョ・ジェジン、枝村
2H ○2-0 名古屋 【清】藤本、チョ・ジェジン
3A ○1-0 FC東京 【清】チョ・ジェジン
4H ●1-2 千葉  【清】マルキーニョス、【千】阿部、羽生
5A ●0-1 大宮  【宮】小林大
N1A △3-3 新潟  【清】矢島、久保山、太田、【新】田中、エジミウソン2
6H ●2-3 G大阪 【清】兵働、矢島、【G】家長、フェルナンジーニョ、マグノ・アウベス
7H ○4-1 大分  【清】藤本、チョ・ジェジン2、マルキーニョス、【分】高松
 開幕戦こそ運に恵まれた感じの勝利でしたが、その後はなかなか質の高いサッカーを展開しています。前々節はチャンピオンチーム相手に互角に戦い、前節は大分をスコアでも内容でも圧倒。勝ち点を12に伸ばして6位に付けています。昨年飛躍した若手選手に新人・藤本らが絡み、今最も成長しているチームだ、と言えるでしょう。明日はある程度メンバーを入れ替えてくる可能性がありますが、今のサンフにとって手強い相手であることは間違いなさそうです。
 一方のサンフレッチェですが、これまで8試合を戦って3分け5敗と完全に泥沼にはまっている、と言う感じ。時折良いサッカーを見せることもあるものの、長続きせず集中を切らせて失点、と言うパターンが続いています。こうなるとメンバーがどうの、とか戦術面でどうの、と言うよりも明らかに精神的な問題のように思います。今週は清水・磐田と静岡県内での連戦が続くので、何とかここでチームを一つにしたいもの。実績云々よりも、とにかくチームのために戦える選手を並べることが最も重要なのではないでしょうか。と言うことで、予想と言うよりも私の希望は次の通り。
       下田

駒野 ジニーニョ 吉弘   服部

     森崎和 高柳
  李         森崎浩

     上野 佐藤寿

SUB:木寺、小村、槙野、青山、戸田、ベット、桑田
 これまで全試合にフル出場してきた戸田ですが、磐田戦は出場停止。となれば、この試合は戸田抜きの布陣を試す必要がある、と思います。また前節「頭が痛い」と言って途中で下がったベットも、無理をさせない方が良いでしょう。結果が出ないということで、ファン・サポーターには不満がたまって爆発寸前と言う感じですが、その中には「もっと生え抜きの選手を育てて欲しい」と言う思いもあるはず。若手が成長して来ている清水を見習って、結果を怖れず伸び伸びと戦って欲しい、と思います。

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2006/04/10

C大阪との練習試合

昨日吉田サッカー公園でC大阪と練習試合を行ない、0-1で敗れました。広島のメンバーは、GK:木寺、DF:西河、槙野、八田、入船、MF:桑田、青山、高柳、柏木、前田(→中里71分)、FW:趙(→橋内80分)。C大阪のメンバーと得点者は今のところ不明です。

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プリンスリーグ銀河学院戦

サンフレッチェユースは一昨日プリンスリーグU-18中国の第2戦を戦い、銀河学院に2-4で敗れ6位に後退しました。色々なフェスティバルに参加して半月で19試合も戦ったツケか、この試合のユースは動きが悪かったとのこと。7分に平繁のCKから保手濱が押し込んで先制したものの、その後は銀河学院のサッカーに翻弄されたそうです。37分に同点に追いつかれ、後半5分に平繁のゴールで突き放したものの11分に金山のファンブルから同点。更に後半23分と36分にゴールを許し、キャプテン遊佐が一発退場になるなど散々な敗戦となってしまいました。因みに銀河学院は非常に質の高いサッカーを展開していたそうで、前節は皆実を4-1で下しています。中国地方の高校サッカー界に、大きな地殻変動が起きようとしているのかも知れません。

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2006/04/09

第7節川崎F戦

昨日行われた第7節川崎F戦は開始20分の3失点が重くのしかかり、またもや敗戦を喫してしまいました。
 開幕戦以来久々に森崎浩が先発して、サンフは次のような布陣で戦いを挑みました。
       下田

駒野 ジニーニョ 吉弘   服部

       戸田

森崎浩    森崎和    ベット(→李45分)
       (→桑田73分)
    佐藤寿  上野

SUB:木寺、小村、槙野、青山、高柳
 対する川崎FはGK:相澤、DF:箕輪、寺田、伊藤、MF:井川、中村、谷口、西山(→飛弾59分)、マルクス(→我那覇85分)、FW:黒津(→原田44分)、ジュニーニョ。戸田と森崎和を縦の関係のボランチとし、サイドを森崎浩とベットがケアをすると言う形でスタートしたサンフでしたが、曖昧なマークを開始3分に突かれてしまいます。中盤でボールを持った中村がするすると持ち上がると、ジニーニョ、吉弘があっさりと振り切られてフリーでクロス。これを中央に走り込んだ黒津に押し込まれて、またもや早い時間帯からリードを許す展開となってしまいました。続いて13分には西山のボールを受けた谷口がワンタッチで前を向くと、フリーでミドルシュート。ループ気味に飛んだボールは下田の手の先を越えてファーサイドに突き刺さります。更に20分にはセカンドボールを拾われて波状攻撃を受け、最後はマルクスのボールを黒津がオーバーヘッドシュートで叩き込んで3点目。サンフは早い時間帯に3点のビハインドを背負って戦うことになりました。
 これで思い切り行くしかなくなったサンフは、むしろ心が開放されたかのように動きが良くなります。24分の森崎浩の突破から佐藤寿のシュートなど、川崎Fのゴール前に攻め込みます。そして前半31分に佐藤寿が倒されて得たゴール正面でのFKで、森崎浩が直接叩き込んでようやく1点を返しました。その後32分にも駒野がドリブルからシュート。41分と45分にもセカンドボールを次々と拾って波状攻撃を仕掛けます。しかし川崎Fの守備陣に落ち着いてはね返され、前半は2点のリードを許したまま折り返しました。
 後半は開始早々に中村に左サイドを破られジュニーニョにシュートされたもののその後はサンフがボールを支配します。7分には上野がミドルシュート。9分には左右からクロスを入れて振り回し、最後は服部がミドルシュートを叩き込みましたがその直前の森崎和のプレーがファウルを取られます。12分には駒野のCKに森崎和がニアで合わせましたが惜しくも枠外。13分にはFKから佐藤寿のボールを李が折り返しましたがシュートには至らず。17分にはFKのこぼれを李が左足で狙いましたがDF。その直後のCKでは戸田の折り返しに森崎和が頭で合わせましたが、これも枠を捉えません。22分にジュニーニョに右サイドを破られマルクスにフリーでボレーシュートを許しましたが下田がキャッチ。その直後のFKのチャンスでは駒野のボールが枠を捉えましたがGKにがっちりと止められます。中盤の運動量が落ちた後半28分には桑田を投入。森崎浩をトップ下に入れて攻撃を再構築しようとします。32分には駒野の左足のクロスに佐藤寿が飛び込みましたがわずかに及ばず。その直後にも服部の折り返しを桑田がフリーで叩き、こぼれを上野、佐藤寿が狙いましたが及びません。35分には駒野?のクロスを佐藤寿がフリーで受けたもののシュートを打てず。43分にはジニーニョのクロスを追った佐藤寿がGKに倒されましたがファウルをもらえず、その直後のCKにジニーニョがフリーで合わせましたがこれもわずかに枠を外れます。ロスタイムには戸田のミドルシュートや駒野の強烈なロングシュートなど最後まで攻めの姿勢を見せたものの川崎Fの守備陣を崩すことはできず、そのまま終了のホイッスルを聞くことになりました。
 この試合は、とにかく最初の20分が全てだったと思います。ジュニーニョとマルクスを気にするあまり中村、谷口をフリーにしてしまい、あっさりと失点して後手を踏んでしまいました。谷口のゴールと黒津の2点目はあれを枠に飛ばされては仕方がない、と言うほどのもので運も無かったと思いますが、それにしてもあまりにもあっさりと失点したものだ、と言わざるをえません。今年のチームとしての出来の悪さを象徴するような20分間だった、と思います。ただ、希望が見えるとすればその後の戦い方でしょう。3点リードした川崎Fがあまり高い位置から来なくなった、と言うのもあるでしょうが、それよりも森崎兄弟を中心にどんどん高い位置から戦いを挑み、それに引っ張られるように駒野が、服部が両サイドからオーバーラップしてペースをつかみました。特に後半は川崎のチャンスらしいチャンスは数回だけ。ほとんどの時間帯を広島が支配して、ゴールまでもう一歩と言うシーンを作り出していました。前節は新潟にゲーム全体を支配された事を考えれば、多少なりとも進歩が見られたということか。中でも3試合連続でゴールを決めた森崎浩が「選手たちがもっと話し合いをしっかりともって、自分たちで問題点を解決していかないと、状況は変わらない」とチームを引っ張る決意を表明しているところに、わずかながら希望の光が見えます。一番苦しんでいるはずの選手たちが戦いを諦めない限りは、我々サポーターも最後まで応援を続けるしかありません。
 ただ、ここまでナビスコ杯を含めて8試合勝ちが無い、と言う事実。特にホームで4連敗しているという現実には正面から向き合わなければならない、と思います。私自身で言えば、負けたのは悔しいものの、気持ちのどこかに「仕方がない」と言う諦めの気持ちも芽生えています。この思いが私だけのものではないことは、好天の土曜日だったにも関わらずわずか7,418人しか観客が集まらなかった、と言うことにも現れていると言わざるをえないでしょう。「タイトルを取る」と公約を掲げながら全くその希望を見いだせないような戦いに終始して、坂を転げ落ちるばかりのチームにファンも愛想を尽かしつつある、と言えるかも。これでは選手がいくら頑張っても、営業がどれだけ頑張っても報われることはないように思います。
 小野監督が就任したのは2002年末。J2降格が決まった直後のことでした。その後の天皇杯でベスト4まで進出し、翌年は苦しみながらもJ1昇格を果たし、そして昨年は一時は2位にまで上がると言う結果を残しました。ここまでの仕事をした小野監督の実績は評価されるべきだし、サンフレッチェにとっての貢献度は大きかった、とは思います。しかし、チームは生き物です。過去がどれだけ素晴らしかったとしても、一度歯車が狂ってしまったら立て直しは非常に難しいものです。現状について一番苦しんでいるのは小野監督だとは思うのですが、しかしだからと言って前に進むばかりが解決策だとは思えない。押してもだめなら引いてみな、ではありませんが、ここまで狂ってしまったチームを救う方法は、もう一つしかないのではないでしょうか。

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2006/04/08

今日の川崎F戦

中国新聞とホットニュースの情報によると、今日の川崎F戦では久々に森崎浩が先発出場する模様。戸田を中盤の底に置き、その前に森崎和、更にその前の両翼に森崎浩とベットを置くと言う新布陣で戦うことになりそうです。またウェズレイの代役のFWは上野。ポストプレーと運動量で前線をかき回して、川崎Fに相性の良い佐藤寿の力を引き出して欲しい、と思います。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後3時キックオフ。いつものようにU-10とU-12の「サンフレッチェカップ」が9時半から補助競技場と第2球技場で、4種による「フォリアチャレンジ」が1時からビッグアーチで行われます。選手サイン会は2時20分からメインスタンド3Fコンコース。「選手とハイタッチ」とともに、12時半からビッグアーチ正面広場で先着100名様に整理券を配布します。先着プレゼントは大塚製薬のSOY JOYを2,000名様に。今日のプレミアム選手カードはベット選手。サンフレッチェクラブ会員先着3,000名様にプレゼントします。なかなか勝てずに苦しんでいる選手たちを、大きな応援の声でサポートしたいものです。

 今日のテレビ中継はJ SPORTS 1(スカパーch306)で生放送。私は仕事でリアルタイムには見れないので、速報はできない予定です。

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2006/04/07

川崎F戦に向けて

明日は第7節川崎フロンターレ戦が広島ビッグアーチで行われます。
 J1に昇格して2年目の川崎Fは今年は順調な立ち上がりを見せ、ここまで勝ち点11を取って5位に付けています。
1H ○6-0 新潟  【川】我那覇3、中村、ジュニーニョ、マルクス
2A ○7-2 京都  【川】我那覇2、中村、ジュニーニョ3、中村、マルコン
3A ●0-1 甲府  【甲】バレー
4H △2-2 FC東京 【川】谷口、中村、【F】ジャーン、川口
5A ○2-1 磐田  【川】黒津、谷口、【磐】ファブリシオ
N1A ○4-3 京都  【川】中村、マルクス3、【京】林、アレモン、パウリーニョ
6H △2-2 千葉  【川】ジュニーニョ2、【千】巻、阿部
 昨年8位に食い込んだ川崎Fは今シーズンは大きな戦力的な変化はないままで迎えましたが、関塚監督の戦術が浸透してこれ以上ない立ち上がりを見せました。2試合で13得点の大爆発で新潟と京都を粉砕。その勢いは甲府に止められたものの、その後も着々と勝ち点を重ねて来ています。次節は森、マルコンが怪我のため出場できず、広島ユース出身の西山の出場が予想されていますが、それで戦いやすくなると言うことも無さそう。これまで7試合勝ちのないサンフレッチェにとっては、荷が重い相手だと言えます。
 一方のサンフですが、新潟戦で途中退場したウェズレイは右ハムストリングの肉離れで全治3週間と診断され、次節の出場はできません。また大木も左ひざ内側側副靱帯損傷で2週間の経過観察と診断された、とのこと。更に吉弘もどこかを痛めている模様で無理はさせない可能性が高く、明日はメンバーを入れ替えて戦わなければなりません。
       下田

駒野 ジニーニョ 小村   服部

     戸田  森崎和
李            ベット

    佐藤寿  上野

SUB:木寺、西河、高柳、青山、桑田、森崎浩、前田
 なかなか勝てずに苦しんでいるサンフレッチェですが、スタートダッシュできなかったのはJ1昇格以降毎年恒例で、昨年は4試合、一昨年も7試合勝てませんでした。そしてどちらの年も1つの勝ちで流れが変わり、勢いを取り戻しています。長丁場の1シーズン制はまだまだこれから。自分たちの力を信じて、まずは1つの勝利を目指して一丸になって欲しい、と思います。

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2006/04/06

茂原選手の事件について

自宅近くのマンションの女性の部屋に侵入した、として3/20に逮捕された茂原選手は31日、酒に酔っていたことや常習性が無いことを理由に処分保留で釈放されましたが、川崎Fは茂原との契約を解除。同時に社長ら首脳陣3人の減俸3ヶ月の処分を発表しました。これで茂原はレンタル元の柏に戻ることになり、最終的な処分を待つことになります。

 茂原選手を知る人から聞く限りではとても犯罪を犯すような人柄ではない、ということなので、真相はどう言うことなのか気になっていたのですが、昨日付けのいまおかゆうこさんのブログに事情が詳しく書いてありました。茂原が酔っていて記憶を無くしていた、と言うのは新聞報道の通りですが、「自分の部屋と勘違いしてその女性の部屋に入ってしまった」とのこと。警察でも4Fにあるその部屋に窓から入るのは不可能、と断定されたそうです。たぶん被害者の女性は施錠していたと主張していたので窓から侵入したことにされていたのだろうと思いますが、いくら人より身体能力の高いプロサッカー選手だとは言え思いつきでそんなことが出来るはずはありません。たぶん鍵が閉まってなかったので階数を間違えて入ってしまい、窓を開けたりした後に気がついた、と言うのが真相だと思われます。指紋から判明した、と言うのも「昔学生の時に、自転車を盗んだことがあって」記録が残っていたそうで、「前科」と言うほどのことでも無いでしょう。「近所で、強盗や強姦目的の侵入が何件か続いていたため、その疑いを持たれてしまい、あのような報道をされてしまった」そうですが、引っ越したばかりの彼に関係があるはずもなく、釈放は当然のことだと思います。

 そもそも記憶を無くすほど酔っていたこと、その結果他人に迷惑をかけてしまったことは確かで、Jリーガーとしての社会的責任を考えれば契約解除は致し方のないことだ、とは思います。しかしそれだけの理由で、選手生命が断たれることもないはず。実際、かつて広島でプレーして今は京都で活躍するリカルドも一度は飲酒運転が原因で解雇されていますし、他にも「前科」を持ちながらJリーグでプレーする選手はいます。茂原もしばらくは謹慎する必要があるでしょうが、いずれ必ずチャンスは訪れるはず。今はその時を待ちたい、と思います。

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2006/04/05

U-16代表に宮本と岡本、U-15代表に玉田

日本サッカー協会は昨日、4/8〜19にフランスに遠征するU-16代表を発表し、サンフレッチェユースからはDFの宮本将、岡本知剛両選手が選ばれました。フランスではモンテギュー国際大会に参加して、ポルトガル、コートジボアール、イタリアの各U-16代表と対戦します。また、一昨日はU-15代表のイタリア遠征(4/11〜19)のメンバーも発表され、サンフレッチェジュニアユースのDF玉田道歩選手が選ばれています。

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2006/04/04

磐田戦ツアー募集

4/16に行われるジュビロ磐田戦の応援バスツアーの募集が昨日から始まっています。日程は4/16(日)の朝4時半に広島西飛行場、5時に広島駅新幹線口に集合して、午後1時にヤマハスタジアム着。3時からの磐田戦を観戦して帰途に就き、深夜0時半に広島駅、1時に広島西飛行場に帰ってくると言うスケジュール。バスに往復16時間乗っていると言う弾丸ツアーです。料金は大人15,000円、小中高生14,000円で、サンフレッチェクラブ会員はそれぞれ2,000円引き。料金の中には貸し切りバス代、自由席立ち見のチケット代と旅行保険代金が含まれています。募集人数は40名で、最小催行人数30名に達しない場合は中止になることもあるそうです。お問い合わせ、お申し込みはデオデオ旅行社「サンフレッチェ広島アウェイ・ジュビロ磐田戦バスツアー」係(082-240-3447, 10:00-19:00)まで。締切は4/9(日)です。

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2006/04/03

第6節新潟戦

昨日行われたJ1リーグ第6節新潟戦は、終了間際にPKで追いついて何とか連敗を免れました。
 怪我などで戦列を離れていたウェズレイと森崎和に加えて代表から佐藤寿と駒野が戻り、サンフは久々にベストメンバーでこのゲームに臨みました。
       下田

駒野 ジニーニョ 吉弘   服部

     戸田  森崎和
李(→森崎浩68分)    ベット

    佐藤寿 ウェズレイ(→上野64分)

SUB:木寺、小村、高柳、青山、桑田
 対する新潟は、GK:野澤、DF:三田、梅山、海本慶、中野、MF:シルビーニョ、寺川(→藤井89分)、鈴木慎、田中、FW:矢野、中原と、本来の主力メンバーから4人が欠けた布陣でした。日刊スポーツによると「序盤から広島が、FWウェズレイ、佐藤寿を中心に猛攻を仕掛けた。前半開始約30秒でウェズレイがシュートを放つと、同1分に佐藤寿が続き主導権を握った」とのことですが、実際のところはそんなものでも無かった様子。6分に中原、矢野にシュートを打たれたのを手始めに、ほぼ一方的に新潟に攻められたようです。8分には中原。9分には矢野。13分には中原や矢野のシュート。15分には三田。広島のゴールは何度も脅かされましたが、下田が必死で守ります。サンフは18分にウェズレイが反転してのシュートを放ち、27分にもウェズレイがFKで狙いましたがいずれも枠外。前半のサンフは他に佐藤寿のシュートがあっただけで、後は新潟に波状攻撃を許します。結局前半の新潟のシュートは9本だったのに対してサンフはわずかに3本。新潟の圧倒的な優勢のままで前半を折り返しました。
 後半は選手交代なしで臨んだ両チームでしたが流れも変わらなかったようで、ボールを支配して攻め込む新潟に対して下田を中心に何とか耐える、と言う展開が続きます。7分には森崎和のキープから最後にベット(ウェズレイかも)のシュートを導きましたが枠外。逆に新潟の矢野や三田、中原にシュートを許します。16分にはCKからの流れから中原が強烈なシュートを放ちましたが下田が身体で止めてセーブし、18分の新潟の波状攻撃も抑えます。19分には担架で運ばれたウェズレイに代わって上野を投入。更に森崎浩を入れて中盤をダイヤモンドに変更して、立て直しを図ります。そしてこの交代はある程度は功を奏したようで、24分には森崎浩と佐藤寿のコンビネーションからチャンスを作り、27分にも森崎浩を起点にチャンスを作って服部のシュートで終わります。しかし36分、新潟のロングボールを吉弘がクリアに走りましたが、雨のためバウンドが変わったか触ることができずにDFラインの裏へ。これを拾った中原がグラウンダーのシュートを打ち込み、ついに失点を喫してしまいました。
 ボール支配率や流れを考えると決定的とも言える失点でしたが、しかし「サッカーの神」はまだ見捨てていなかったのか43分にチャンスを与えてくれます。森崎浩のボールを受けた上野がこぼれ球を拾いに走ろうとした瞬間、中野がユニフォームを引っ張って止めます。これを見た主審の奥谷さんはすかさずPKを宣告。慎重にボールをセットした森崎浩が野澤が飛んだ方向と逆に蹴って、ようやく同点に追いつくことができました。そしてその後は両チームともチャンスを作ったものの決めることができず、勝ち点1を分け合うことになりました。
 記録を見ると新潟のシュートが20本だったのに対して広島は9本。またボール支配率は新潟が57%だったのに対してこちらは43%。数字上では新潟が圧倒してますが実際にもそうだったようで、中盤を支配されて波状攻撃を受け、下田のスーパーセーブ連発で何とか失点を防いだ、と言うゲームだったそうです。キャンプから取り組んでいた中盤フラットの戦術が機能せず、相手のボランチにいいようにボールを散らされてサイドを破られ、長身ツートップに起点を作られてシュートまで持ち込まれる、と言うパターンが多かったとのこと。逆にマイボールになっても中盤とトップの間が空いてボールがつながらず、思うように攻めが構築できなかったそうです。J1の各チームの力に差がないのは分かってるつもりですが、それにしても半分サテライトのような新潟に対して、こちらはほぼベストメンバーだったのに内容的に圧倒された、と言うのは何とも寂しいもの。個人の力が組織としてまとまっていないと言うサンフの現状が如実に現れたゲームだった、と言わざるをえないように思います。
 「タイトル」を目標に的確な補強もして万全の状態でシーズンを迎えたはずの4年目の小野サンフレッチェですが、キャンプでの失敗を取り戻すことができずに悪い方へ、悪い方へと転がって行っているように思えてなりません。不可解なレッドカードや主力の怪我などの不運が重なって、悪い流れを引きずってしまった、と言う事情はあるでしょう。しかし選手起用やゲームプランや試合中の采配で、いくつかミスがあったのも否定できない、と思います。良いチームを作るのは難しい一方で、チームが壊れるのは早いもの。そして一度壊れたチームを立て直すのは、一から作る以上の労力が要るものです。これまで何度もチームの危機を乗り越えてきた小野監督ではありますが、果たしてこの苦境を乗りきる処方箋を「引き出し」から出すことができるかどうか。これから数試合は、監督とチームにとっての大きな山場になりそうな気がします。

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神戸との練習試合

昨日サテライトは神戸に遠征して30分3本の練習試合を行ない、2-1で勝ちました。広島のメンバーは、GK:佐藤昭(→河野60分)、DF:西河、槙野、八田、入船、MF:中尾(→平繁43分)、橋内、柏木、中里(→遊佐60分)、FW:趙、前田。神戸のメンバーは、1本目がGK:本田、DF:増田、練習生(→吉田25分)、中田、石櫃、MF:田中、原、中村、FW:大江、木下、北野。2本目がGK:本田、DF:石櫃、増田、中田(→練習生7分)、柴垣、MF:練習生、吉田、大江、FW:木下、北野(→中村16分)、豊満。3本目がGK:紀氏、DF:増田、練習生、吉田、練習生、MF:練習生、柴垣、練習生、FW:石櫃、木下、豊満。得点は14分に趙、46分に木下、72分に前田でした。

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2006/04/02

今日の新潟戦

中国新聞と「ホットニュース」によると、昨日サンフレッチェのメンバーはさいたま市内のレッズランドで1時間ほどトレーニングして新潟入りしました。キャンプからずっと頭痛とめまいに悩まされていた、と言う森崎和は京都戦とG大阪戦を欠場していましたが、診察と治療を受けたり休養を取ったりしたことが幸いしてすっかり良くなった、とのこと。千葉戦でも前半42分から途中出場して良いプレーを見せていたそうで、今日は久々に先発することになりそうです。またウェズレイも練習後のリバウンドもなく今日の先発も大丈夫そう。大木が膝を痛めて出場できませんが、それ以外はほぼベストメンバーで戦うことができそうです。

 今日のゲームは新潟スタジアムビッグスワンが会場で、午後3時キックオフ。テレビ放送はNHK新潟放送局だけで、新潟県以外では生で見ることはできません。(スカパーは4/6(木)の午後10時からJ SPORTS 1が初回放送。)現地に行けない方は、tssの携帯サイトでチェックするしか無さそうです。

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2006/04/01

新潟戦に向けて

明日は新潟スタジアムビッグスワンでJ1リーグ第6節を戦います。
 鈴木新監督が就任した新潟は開幕戦こそ大敗しましたが、その後立て直して勝ち点6を取って11位に付けています。
1A ●0-6 川崎F 【川】我那覇3、中村、ジュニーニョ、マルクス
2H ○2-0 FC東京 【新】寺川、エジミウソン
3A ○2-1 大宮  【新】エジミウソン2、【宮】桜井
4H ●0-2 磐田  【磐】成岡、福西
5A ●1-3 C大阪 【新】エジミウソン、【C】古橋、ゼ・カルロス2
N1H △3-3 清水  【新】田中、エジミウソン2、【清】矢島、久保山、太田
 チームとしての完成度の面ではいまひとつ、と言う噂の新潟ですが、それでもここまでナビスコ杯を含めて2勝1分け2敗の成績を収めている原動力は、6試合で6得点を挙げているエース・エジミウソンの存在です。ただ、このエジミウソンは清水戦のロスタイムに同点弾を決めた際にDFと接触。右ひざ外側靭帯の損傷で全治3週間と診断され次節の出場は絶望的な状況です。またこれまでリーグ戦5試合に先発しているMF本間も左足関節捻挫で全治3週間。新潟は攻守の核を失って、明日の試合に臨むことになります。
 一方のサンフは千葉戦の後は関東にとどまり、毎日違うグラウンドで練習しながら新潟戦に備えています。昨日は代表戦を終えた佐藤寿と駒野が大分から合流し、キレのある動きを披露していたとのこと。また太もも裏の違和感で大事を取っていたウェズレイも練習に参加して、こちらも良い動きを見せていたそうです。ここ数試合はメンバーが揃わず苦戦していたサンフですが、明日はほぼベストメンバーで戦う事ができるのではないでしょうか。先発は期待も込めて次のように考えます。
       下田

駒野 ジニーニョ 吉弘   服部

     戸田  森崎和
李            ベット

    佐藤寿  森崎浩

SUB:木寺、小村、高柳、大木、ウェズレイ、上野
 ここまで2分け4敗と結果が出ていませんが、千葉戦では敗れたものの浮上のきっかけはつかんだのではないでしょうか。代表組に森崎兄弟、そしてウェズレイが復帰すれば、戦力的にはどのチームにも負けることはないはず。明日はアウェイではありますが、何としても初勝利を挙げて欲しい、と思います。

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