Jユース杯G大阪戦
昨日長居第2陸上競技場で行われたJユースサハラカップ準々決勝に臨んだサンフレッチェユースは、G大阪ユースとPK戦にまでもつれ込む熱戦を繰り広げましたが3-5で敗れ、4年連続の決勝進出を逃しました。
広島のメンバーは、GK:金山、DF:槙野、遊佐、中山、横竹、MF:柏木、福本、保手濱(→野田73分)、FW:平繁、木原、中野。対するG大阪は、GK:木下、DF:森、上田、伊藤、下平、MF:倉田、安田晃(→池71分)、安田理、横谷、FW:岡本、星原(→持留76分)。開始早々に先制したのはG大阪で、右サイドのスローインから安田理がクロス。これをダイレクトで狙った岡本のボールはループ気味にGKの頭を越えてネットに吸い込まれました。
これで目が覚めた広島は、前からどんどんプレッシャーをかけてボールを奪って攻め込みます。右から木原が、左からは平繁がドリブルで突破を狙い、中央からは保手濱が上がってガンバゴールを狙います。ガンバも技術の高さを見せて時折攻め込まれますが、しかし金山の落ち着いたセーブやシュートミスに助けられます。前半は広島が押しながらもなかなかゴールを割れない、と言う展開で、1点リードを許したままで前半を折り返しました。
後半、森山監督の「1点取ればうちのリズムだから、向うはいずれ守ろうというメンタルになってしまって、急な反撃はできないから」と言う言葉を聞いてピッチに散った広島の選手たちは、後半早々に追いつきます。2分、右サイドの高い位置で柏木がキープして駆け上がってきた中山にパス。ゴール前を大きく越えるクロスをファーで中野が折り返し、これに木原が右足アウトサイドで合わせてゴールネットに突き刺しました。そしてその後もずっと広島ペース。セカンドボールを次々と拾ってガンバゴールに襲いかかります。後半の後半は疲れが出たかなかなか攻めることができなくなり相手の逆襲を食らうことも多くなりましたが、しかし終了間際には平繁が相手ゴール前でフリーになるなどビッグチャンスを作り続けます。しかしU-18代表の伊藤を中心としたG大阪のディフェンスも最後まで崩れず90分が終了し、PK戦にもつれ込みました。そしてPK戦は先攻のG大阪が5人とも落ち着いて決めたのに対して、広島は2番目に蹴った木原がストップされてしまってジ・エンド。昨年のリベンジを果たすことはできませんでした。
試合後に柏木は「今年は3年生の力が小さかった。悔しさが残ります」と反省の言葉ばかりが口をつき、槙野も「今年はひとつも決勝へ行けなかった。僕がまとめきれなかったのかな」と言っていたようですが、しかし逆に森山監督は「この1年、3年生が少ない中でひとつにまとまり、気持ちのあるチームだった。チームワークも良くて槙野なんかが良く頑張ってくれた」と3年生を賛えています。柏木、槙野がサンフレッチェユースを選んだ2002年はトップチームがJ2降格を経験した年。ユースもJユース杯の決勝に進出するなどある程度の結果は残していたものの、翌年・翌々年ほどのインパクトはありませんでした。そんな中で広島ユースを選び(*)、上級生とともに4度の全国制覇を経験し、今年のチームを引っ張ってきた3年生達。その経験はきっとこれからの彼らのサッカー人生に役に立つに違いありません。トップに昇格する柏木と槙野はプロでの活躍を目指して、またその他の選手もそれぞれの道で、全力を尽くして欲しいと思います。
(*)因みにU-18代表の森重(皆実)や仙台入りが内定した左山(観音)は、いずれもこの年、ジュニアユースからユースに昇格しなかった選手でした。
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