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2005/07/31

フィオレンティーナ戦

昨日ビッグアーチで行われたフィオレンティーナとの親善試合は、終盤にヨルゲンセンにヘディングシュートを決められ0-1で敗れました。
 代表招集のため李、駒野を、また怪我のため森崎浩を欠いたサンフは、今季初めて吉弘を起用して次の布陣で臨みました。
       下田

    小村 ジニーニョ
吉弘(→西河35分)     服部

       森崎和
  茂原(→高萩45分)ベット
       大木(→桑田68分→盛田89分)

    ガウボン 佐藤寿
    (→茂木76分)

SUB:上野、吉田、木村
 2日前にC大阪戦を戦ったばかりのフィオレンティーナはメンバーをがらりと入れ替えて、GK:セハス、DF:ウィファルシ(→バチス62分)、ビアーリ、サビーニ、パスクアル、MF:ギグー、エルゲラ、中田(→パッツィーニ54分)、FW:ブリーザス(→ボジノフ66分)、リガノ(→ファンティーニ)、ヨルゲンセン。かなり良くなったとは言えデコボコの目立つビッグアーチのピッチでしたが、ここで両チームはそれぞれ持ち味を発揮します。サンフは森崎和からのロングパスで服部や佐藤寿がラインの裏を狙い、またベットが運動量と高いキープ力でボールを前に運んでチャンスを作ります。7分には森崎和のスルーパスで抜け出した服部が深い位置からクロス。その後のベットのFKに森崎和が頭で合わせて東京V戦、神戸戦と同様のゴールを狙いましたが枠を外れます。フィオは途中から4-4-2に変更し、主に左サイドに張ったヨルゲンセン、パスクアルがサンフの右サイドを狙って攻めてきましたが、ジニーニョを中心にした広島の守備陣はゴール前の制空権を渡さずしっかりと守ります。27分にはカウンターから中田が持ち上がり、ヨルゲンセンが左サイドから強烈なシュートを放ちましたが、ポストを叩いたボールはゴールラインを割ることなく事なきを得ます。30分には吉弘のミスから逆襲を受けリガノがヘディングシュートを打ちましたが枠外。32分にもパスクアルのロングクロスがゴール前でイレギュラーしましたが、下田が落ち着いてキャッチします。サンフは高い位置からのチェイシングでボールを奪い、速いパス交換からシュートを狙いましたが長身揃いのフィオのDFラインを崩すことはできず、ロスタイムにベットがドリブルからシュートを放ったもののこれもGKにキャッチされて前半を終了しました。
 後半からサンフは3バックに変更し、高萩を右のMFに入れて再構築を図ります。そしてこの戦術変更が大当たり。後半4分にはベットのスルーパスで抜け出した佐藤寿が深い位置からクロスを入れたのを手始めに、ゲームを支配します。10分と14分には中盤でボールを受けたガウボンがドリブルから強引にシュート。21分には後方からのロングボールを受けた佐藤寿が突破を図り、22分には速いパス交換からフリーになった高萩が思い切ってシュートを放ちましたがGKのセーブに阻まれます。その直後にはベットのクロスに小村が頭で合わせましたがわずかに枠外。高萩は25分にも思い切ってロングシュートを放つなど伸び伸びとプレーします。28分にはベットのFKを佐藤寿が頭で逸らせたボールがゴールマウスを襲いましたがGKがナイスセーブ。その直後にも西河がヘッドで狙いましたが外れます。そして36分には高萩のロングパスで抜け出した茂木がダイレクトシュート。GKは見送るしかないスーパーなシュートでしたがボールは惜しくもバーを叩きます。サンフは波状攻撃で相手にチャンスも作らせませんでしたが、しかし一瞬のチャンスをものにしたのはフィオでした。後半40分、右サイドからボールを持ち込んだファンティーニがジニーニョを抜き、西河もかわして深い位置からクロス。これを中央に走り込んだヨルゲンセンに、フリーでヘディングシュートを叩き込まれてしまいました。
 何とか点を取りたいサンフは、その後茂木の抜け出しや盛田へのロングボールでチャンスを作ろうとします。しかしフィオのDFラインは最後まで崩れず、サンフは惜しい試合を落としました。
 「HOT6」を終えたばかりで駒野と李がいないサンフに対して、シーズン前の調整段階でサブメンバーが中心のフィオ。荒れたピッチや蒸し暑い気候も考えれば凡戦になる可能性も十分にあった、と思います。しかし昨日のビッグアーチで展開されたのは、なかなか見応えのあるサッカーでした。「胸を借りるつもりはない。勝ちに行く」と言う小野監督の宣言通り、サンフは最初から最後まで積極的に自分たちの持ち味を出そう、としていました。相変わらず堅い守備を見せた下田、ジニーニョ、小村の守備陣。落ち着いたプレーを見せた森崎和やベット、大木、服部。更にアグレッシブなプレーでゴールを狙った佐藤寿やガウボン。彼ら中心選手の奮闘に、西河や高萩、茂木、桑田ら若手選手たちも思い切ったプレーを見せてくれました。小野監督は特に詳細な相手の分析をすることなく自由にプレーさせていたそうですが、そんな中でもサンフレッチェの「良さ」を十分に表現できていたと思います。それがプランデッリ監督の「(広島は)とても組織されているいいチームだ」、ヨルゲンセンの「素晴らしいチームだと思う。非常に強いチームだ」と言う評価(もちろん、ある程度の外交辞令はあったでしょうが)につながったのではないでしょうか。2002年のアイルランド戦以来久々の海外の強豪との親善試合でしたが、今のサンフレッチェにとっては得るところの多いゲームだった、と言えるでしょう。来年以降もぜひまた、このような機会を作って欲しいと思います。

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2005/07/30

駒野がA代表に初招集

昨日、今日はネットに接続できず更新ができませんでした。どうも済みません。

 さてこの2日間で最大のニュース、と言うと駒野の日本代表への追加招集でしょう。一昨日日本サッカー協会は、左足ふくらはぎを肉離れした三浦淳宏に代わって駒野を日本代表に招集した、と発表しました。駒野は昨年の12月に行われた新潟とのチャリティマッチに選ばれるなど、マスコミ辞令の上では「次は日本代表では」と言う話はあったと思います。実際今年の彼のパフォーマンスは、開幕戦からアシストを決めるなど他の日本人SBと遜色のないものでした。しかしW杯予選からコンフェデまで彼が代表に選ばれる気配は全くなく、この東アジア選手権でも選出は無し。浦和戦ではジーコ氏は広島の試合を見ていたものの疲れのため完調とは言い難くアピールは叶いませんでした。本人も諦めムードだったのか「正直、びっくりしています」と語っていますが、これはサンフレッチェに関わるすべての人の感想かもしれません。緊急招集だということで練習で合わせる時間はほとんどないこと、駒野自身すぐにチームに溶け込めるタイプで無いこと等を考えれば試合に出る可能性は多くないでしょうし、出たとしても活躍できないかも知れません。しかし、これは駒野にとっては重要な一歩です。仮に今回出場できなかったとしても、必ずまた次のチャンスが与えられるはず。今回の代表招集は「ボーナス」のようなものだと考えて、まずはチームに馴染んで来て欲しいと思います。

 なお「ホットニュース」によると「コマが代表に選ばれたのは、本当に嬉しかったし、刺激になった。彼が入ったことで、広島の試合を見ていてくれたんだ、という思いにもなれた」(佐藤寿人)とチーム全体の雰囲気も盛り上がっているとのこと。まずは駒野がここで殻を一つ破って、サンフレッチェ全体の成長のきっかけを作って欲しいと思います。

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2005/07/28

小野監督が前半を総括

小野監督は昨日、吉田サッカー公園で会見しリーグの前半戦を総括しました。

 まず全体については「常にトップの背中が見える位置で戦いたいと考えていた」として、ここまで7勝7分け4敗で4位と言う成績を評価しました。特にHOT6を代表とする過密日程の中で苦しみながらも勝ち点を取って来ていることから、「ここまで良いレールに乗って戦えている」と語っています。

 リーグ最少失点(13点=1試合平均0.72点)の守備ですが、当初の目標は平均1.0以内だったそうなので余裕でクリアできていることになります。昨年は3バックで先に失点をしない戦い方だったわけですが、今年はむしろ「失点を恐れずに攻撃に出たことで2バックみたいな状況になる場面もある」ような、攻撃的な守備がもっとー。にも関わらずしっかり守れている事は今年の躍進の一番の要因だと言って良いでしょう。下田、小村、ジニーニョを中心に、「チーム全体の守備意識が上がったことがこの結果に結びついた」と考えているとのことです。

 一方の攻撃面では「1試合2.0得点以上を目標に、1.8得点以上の数字まで持って行きたいと考えていた」と語っています。しかし、これまでの総得点は24。すなわち1試合平均で1.3点しか取れていないわけで、こちらは目標を大きく下回っています。ただ、しかしリーグ全体でも1試合平均1.8以上取っているチームはG大阪だけ。従って、目標自体がかなり高いところに置いているわけです。ここまでチームとしての攻撃の形は出来ているので、「もっと泥臭くゴールを狙って行くことが必要」としています。

 今後は「現在の位置に満足」せず、「クラブ全体で本気でタイトルを取るという意思を見せることが大事」だとしています。チーム内の競争を活性化させるとともに、1対1に強くなること、セットプレーの精度を高めることを目標に、後半戦に向けて戦うという決意を述べています。

 今シーズンここまで好成績を残しているのは、3年目にして小野監督の戦術が浸透していることが一番大きい、と思います。そしてシーズン前に積極的に補強に動いた成果が出ていること。これは新しい選手がレギュラーとして活躍していると言うだけにとどまらず、李や森崎浩ら主力選手が出遅れてもその穴を感じさせない層の厚さに繋がっています。更に、連戦になったときに選手を入れ替えながら戦えること、終盤の点が欲しいときに質の高い選手を投入できることも、これまでの結果に繋がっていると言えます。ただ、それでも勝ちきれない試合がいくつかあったのも事実で、名古屋戦、C大阪戦ではロスタイムに追いつかれ、G大阪戦では最後の最後に勝ち越されて勝ち点を失っています。仮にこれらのゲームを逃げきっていたら2位G大阪に勝ち点で並んでいたわけで、やはり優勝を争うためにはそのへんの勝負強さをもっともっと身につけなければならない、と言えるでしょう。短期決戦の連続だったこれまでとは違い、8月以降は3か月半で16試合の長丁場の戦いとなります。先発の11人、ベンチ入りを含めた16人だけでなく、チーム全体の力で戦い抜けるかどうかが、ポイントとなりそうです。

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2005/07/27

フィオ来日

土曜日にサンフレッチェと親善試合を行うフィオレンティーナが昨日の朝、関西空港に到着しました。そして到着後ホテルに向かい、身体を休めた後に長居陸上競技場で練習を行ったとのことです。7月上旬から合宿でチーム作りを進めてきたフィオレンティーナは、8/7にイタリア杯一次リーグを控えているそうで、その直前のジャパンツアーは貴重な実戦練習の機会。サンフレッチェで言えば、練習と試合を連日組んでいた宮崎キャンプのような位置づけになるものと思われます。従って良いコンディションでベストパフォーマンスを見せる、というわけにはいかないでしょうが、逆に狙いがはっきりしているだけに、それなりに「本気」の試合を見せてくれるかも知れません。(少なくとも、金儲けのために世界一周するどこぞのクラブ(^_^;)のようなことにはならないはず。)

 ところで22日の練習中に左膝を痛めた中田は「状態は良くなっているけど完全ではない。試合でどれだけ出来るか分からない」と慎重な姿勢で昨日も別メニューだったそうですが、予定としては今日の練習から合流するとのこと。プランデッリ監督も「中田は出場するのか」との問いに「もちろんだ」と答えています。もともとこの「ジャパンツアー」は中田の出場が契約に入っている、と言う噂なので可能な限り出場するものと思われますが、彼の今後を考えればあまり無理しない方がいいんじゃないかな、と言う気もするのですが。

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2005/07/26

クラブユース選手権U-18の予定

クラブユース選手権U-18が、今週末から始まります。三連覇を目指すサンフレッチェユースはB組で、浦和、愛媛、千葉と同居で最も厳しいグループ、と言えるかも。対戦順は7/30にジェフ千葉、7/31に愛媛FC、8/2に浦和レッズ。各組1位と2位の中で上位2チームのみが決勝トーナメントに進出できると言うレギュレーションなので、できれば勝ち点7は取りたいところ。まずは初戦で引き分け以上の結果を残す必要がありそうです。

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2005/07/25

フィオレンティーナ来日メンバー

フィオレンティーナは23日、ジャパンツアー2005に参加するメンバーを発表しました。
【GK】セーハス、フレイ、マンフレディーニ
【DF】バチス、ダイネッリ、ガンベリーニ、パンカロ、パスクァル、
    サヴィーニ、ウィファルシ、ヴィアリ
【MF】ブロッキ、ドナデル、フィオーレ、ギグー、エルゲラ、
    ヨルゲンセン、中田
【FW】ボジノフ、ファンティーニ、パッツィーニ、リガノ、
    トニ、ブリーザス
 最近のセリエAには疎いのでこのメンバーを見てもあまりピンと来ないのですが(^_^;)、若きブルガリア代表ストライカーのボジノフ、チェコ代表のウィファルシ、イタリア代表のフィオーレ、パンカロ、トニ、デンマーク代表のヨルゲンセン、フランス代表のフレイなどなど、名の通った選手も多くなかなか楽しみなメンバーです。プランデッリ新監督の元で7/12からフォルガリア(イタリア北部の街らしい)で合宿を始めたフィオレンティーナは、アマチュアチームとの練習試合を通してメンバーと戦術を固めているところ。オフィシャルサイトによると今回の日本ツアーは「コンディションは良いものではない...最高のプレーを表現することも難しいだろう」(プランデッリ監督)とのことですが、新シーズンに向けての実戦練習、と言う位置づけで戦うようです。なお注目の中田英寿選手ですが、移籍の噂もあったもののとりあえずは残留が決まったようで、合宿にも1週間遅れで参加しています。パルマ在籍時には折り合いが悪かったと言う監督が中田をどのポジションで使おうとしているのか、このジャパンツアーで明らかになりそうです。
 ところでフィオレンティーナジャパンツアーのサポーターズBlogによると、「特別企画」として紫色のグッズを身につけて会場に行くと、試合前の集合写真やピッチ入場、ベンチ入り等のチャンスが与えられるとのこと。サンフレッチェのサポーターなら紫はデフォルトなので、ひょっとするとフィオのサポーターに間違えられて?この企画に参加できるかもしれません。

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北海道キャンプの予定

サンフレッチェは8月の中断期間中に、昨年同様に北海道キャンプを行います。期間は8/6〜8/12で、場所は余市郡赤井川村のヤマハリゾート・キロロ・森の広場。参加メンバーは小野監督の他、スタッフ・選手全員となっています。8/20のリーグ再開に向けて、体力強化と戦術確認が中心になるものと思われます。

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李が東アジア杯代表に選出

サンフレッチェは23日、東アジア選手権に出場する北朝鮮代表チームに李漢宰選手が選ばれた、と発表しました。李は「今までで一番良い状態、そして充実した状況で代表に選ばれることに手応えみたいなものも感じている」と語っていますが、確かにW杯予選では膝の怪我のため100%の力を発揮するには至らなかっただけに、今回はまた違った気持ちで戦えるのではないでしょうか。

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2005/07/24

第18節東京V戦

昨日ビッグアーチで行われた第18節東京V戦は3-0で快勝し、厳しかった「激夏」の6連戦を締めくくりました。
 ジニーニョと茂原が復帰したサンフは、現状のベストメンバーで臨みました。
       下田

    小村 ジニーニョ
駒野            服部

       森崎和
  茂原(→西河87分)李漢宰
       ベット(→大木66分)

    ガウボン 佐藤寿
    (→森崎浩72分)

SUB:上野、前田
 アルディレス監督が交替した東京Vは、上村と林を外してGK:高木、DF:戸川、米山、李康珍(→玉乃70分)、MF:山田、戸田、相馬、小林大、小林慶(→平野45分→森本78分)、FW:ワシントン、平本。ヴェルディはボールのキープ率を上げてどんどんシュートを打ってきたようですが、しかし少ない手数から有効な攻撃を構築したのはサンフの方。そして前半8分、李漢宰のクロスを佐藤寿がヒールで流し、走り込んだガウボンが倒されボールがこぼれます。これに反応したのは佐藤寿よりも李康珍が先でしたが、しかしそのバックパスは綺麗にDFとGKの間を抜いてゴールネットへ。サンフは労せずして先制点を奪いました。続いて22分、右からのCKを李が蹴ると、ベットがフリーでヘディングシュート。このボールはGK高木に弾かれましたが、こぼれ球を佐藤寿が押し込んで2点目を奪います。更に30分には駒野のアーリークロスを受けた佐藤寿が上手な身体の使い方でDFラインの裏に抜け、GKの鼻先でボールを浮かせてフリーになってそのままシュートを決めます。前半の東京Vのシュートは13本だったのに対してサンフは8本。どちらかと言うと東京Vのペースだったようですが広島は数少ないチャンスを確実に決めて、3-0で前半を折り返しました。
 後半、石崎監督は左サイドの修正を図って平野を投入します。しかし最初に決定機をつかんだのはサンフ。ガウボンからボールを受けたベットがドリブルで中央を突進してDFを引きつけ、パスを受けた佐藤寿がフリーでシュートしましたが、ボールがイレギュラーしたのかヒットせず枠外に外れます。逆に7分と10分には小林大(ワシントン?)がシュート。17分には相馬からのアーリークロスに平本が頭で合わせましたが、枠外に外れて助かります。サンフは流れを変えるべく大木に続いて森崎浩を投入。後半28分には森崎浩を起点に波状攻撃を仕掛け、最後は駒野の素晴らしいクロスに佐藤寿が合わせましたが決めきれません。更に38分には茂原のスルーパスで抜け出した大木がフリーでシュートしましたがGKの足に当ててしまいます。後半も東京Vボールの時間が長くシュートも多く打たれたものの、決定的なチャンスはむしろ広島。3点リードを詰められることも無く余裕で逃げきって、5/1の新潟戦以来久々のホームでの勝利を収めました。
 記録を見るとこの試合のボール支配率は東京Vの60%で広島は40%。シュート数も広島が14本だったのに対して東京Vは26本と、内容的に圧倒されていたように見えます。しかし試合を見た人の話ではむしろ試合全体を支配していたのは広島で、東京Vはボールを持たされ、打たされていたようです。実際、下田は「小林大やワシントンのシュートも『そこしかない』というコースにDFが切ってくれていたので、それほど怖くはなかった」と語っていて、本当に危なかったのは相馬のアーリークロスから平本が合わせたシーンだけだったとのこと。逆にサンフは3点以外にも佐藤寿や大木など決定機を何度も作っていて、もっと点が入っていても不思議ではない内容だったそうです。東京Vが暫定監督の元で立て直しできなかったのと対照的に、サンフが上位らしい堅実な戦い方で勝利を収めた、と言って良いのではないでしょうか。
 これでサンフは7月のHOT6を2勝2分け2敗の勝ち点8で終えました。終盤攻めながら勝ち越し点を奪えなかった柏戦、終了間際に追いつかれたG大阪戦など、もっと勝ち点を取れたのにと言う思いはあります。実際この結果によって中断前の2位から5位(暫定)まで順位を下げてしまい、首位との勝ち点差も9から11に広がったわけで、「優勝争い」と言う意味では苦しい状況になってしまったのは間違いありません。ただ、暑さと湿気と連戦、長距離移動、そしてデコボコのピッチと言う三重苦、四重苦の中で何とか勝ち点を拾って上位に踏みとどまったことは評価しすべきでしょう。苦しい中でも試合を壊さず戦い抜けたことは、チーム力が上がっているとともに精神的な逞しさも付きつつある事を示している、と言って良いのではないでしょうか。リーグはこれからまた1ヶ月弱の中断に入り、その後は切れ目なく16試合を戦うことになりますが、それまでに更にチーム全体の力をレベルアップして、本当の意味で優勝争いに絡んでいって欲しい、と思います。

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2005/07/23

今日の東京V戦

中国新聞とホットニュースによると、前田が3試合ぶりにメンバー入り。「状態が戻ってきた、とは言いがたいが、ゲームに出ると、何かやってくれそうなムードを持っている」(小野監督)と言うことで、終盤の切り札としての起用が濃厚です。また西河は浦和戦に続いて2試合連続でベンチ入りします。小野監督は「スタートこそ出遅れたものの、韓国遠征やサテライトのゲームで安定したプレイを見せてくれている」と語っていて、サテライトでの頑張りが認められた形となりました。浦和戦では疲労によりパフォーマンスが上がりませんでしたが、今日は休養十分のジニーニョ、茂原を中心に相手を圧倒するようなサッカーを見せて欲しい、と思います。

 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後6時キックオフ。試合前イベントとして、1時半からU-11とU-10の「サンフレッチェカップ」が行われます。また「Jリーグ・アカデミーキッズキャラバン」で使用している遊具を利用して「サンフレッチェ フットボールパーク」エリアを設置します。12歳以下限定ですが、ファミリーもOKだとのこと。ぜひサッカーボールを使った遊びの楽しさを体験してみてください。先着プレゼントは、10,000名様にオリジナルうちわ。ひろしん提供のうちわに、登録選手全員が手分けしてサインを入れたレアものです。また公共交通機関利用キャンペーンとして、アストラムライン及び広電バスを利用してご来場の方4,500名様に広島・東京V両クラブのユニフォームを裏表にデザインした携帯アクセサリーをプレゼントします。駐車場は混雑が予想されますので、なるべく公共交通機関を利用してご来場ください。更に今日はバックスタンドの一角で「激夏の人文字を作ろう大作戦」が行われます。参加希望の方は開門後に係員のところにお集まりください。この時に使用する「激夏応援パネル」は記念品としてお持ち帰りいただけます。今日の広島地方の天気予報は曇り時々晴れで、まずまずの観戦日和となりそう。夕立があるかもしれないので、雨具のご用意をお忘れなく。

 テレビ放送ですが、今日は生放送・同日録画ともにありません。(録画放送の初回は7/28(木)の午後8時からJ SPORTS 1で。)スタジアムに行けない方は、tssの速報などでどうぞ。

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サテライトが京都と練習試合

昨日サテライトが京都まで遠征してトレーニングマッチを行ない、2-0で勝ちました。広島のメンバーは、GK:佐藤昭、DF:森脇、吉弘、池田、吉田、MF:茂木、高萩、桑田、木村、FW:ジョルジーニョ、盛田、SUB:高柳、入船。対する京都は、GK:西村(→橋田)、DF:渡邊、辻本、鷲田、鈴木悟、MF:冨田、石丸、石井、池松、FW:小原、松田。試合は全体的に広島ペース。キャプテンマークを巻いた吉弘がDFラインを高く上げて京都の攻撃を封じ込め、決定的なシーンはFKのボールをバーに当てられたシーンぐらい。逆に攻撃は高い位置でのパスカットからの素早い攻撃から、何度も決定的チャンスを作りました。そして先制点は前半20分ぐらいで、桑田が高い位置での競り合いに勝ってボールを奪うとドリブルでペナルティエリアへ。DFの寄せをフェイントでかわしてそのまま決めました。また2点目は後半早々で、相手ゴール前でのセットプレーのこぼれを池田が押し込みました。今週は試合のない京都は休み明けで身体が重かったそうですが、広島から長時間(4時間ぐらい?)かけてバス移動したサンフも条件は厳しかったはず。そんな中で相手を圧倒する戦いができたことは、チーム全体の力の底上げができている、と言うことを示す結果だったと言えるかもしれません。

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2005/07/22

東京V戦に向けて

「激夏」のHOT6も明日が最終節。サンフレッチェはビッグアーチに東京Vを迎えます。
 中断前は14位だった東京Vは守備が完全崩壊し、1勝もできないままに17位に後退しています。
13A ●1-7 G大阪 【V】ワシントン、【G】アラウージョ3、大黒2、フェルナンジーニョ、宮本
14H ●0-7 浦和  【浦】長谷部、闘莉王、山田、永井、田中、平川2
15A △0-0 FC東京
16H △3-3 神戸  【V】ワシントン2、平本、【神】平瀬、三浦淳、ホージェル
17A ●0-6 磐田  【磐】中山、前田2、カレン2、太田
 中断前〜ナビスコ杯でもやや不安定な戦いが目立っていたものの何とか立て直しできるのではないか、と言う雰囲気だったヴェルディは、G大阪戦の前半はほぼ対等な戦いが出来ていました。しかし後半立ち上がりに失点すると一気に崩壊。その流れは次節浦和戦でも止まることなく、2試合で14失点という記録的な連敗を喫してしまいました。その後東京ダービーは押されながらも無失点に抑え、神戸戦では前半を3-1で折り返して復活の気配は見せました。ところがその流れは長続きせず、神戸の気迫に押されて引き分けに持ち込まれてしまうと、磐田戦ではまたもや守備が崩壊して大敗。選手は自信を喪失し、監督は立て直しの方策を失い、フロントもついに監督解任を決意せざるをえませんでした。監督代行になった石崎コーチは、早速豊富な経験を元に早速立て直しに着手。チームの雰囲気もずいぶん変わったそうで、気分を一新して広島に乗り込んで来ることになります。
 対するサンフは浦和戦でほとんど何もできないままに敗戦し、順位も6位まで落ちてしまいました。ただ客観的に見て連戦の疲れの差が大きく出たことは間違いなく、この結果から自分たちのサッカーに自信を失う必要はないでしょう。次節はジニーニョと茂原も戻ってきますし、ガウボンも足の具合が良くなって「90分プレーできる」と言っているとのこと。従ってこの試合はベストメンバーで、勝ち点3を狙いに行くはずです。
       下田

    小村 ジニーニョ
駒野            服部

       森崎和
   李       茂原
       ベット

    ガウボン 佐藤寿

SUB:上野、吉田、森崎浩、大木、前田
 監督が代わったヴェルディはこれまでの5戦と戦い方を変えてくると思いますが、中4日で大きく変わることは無いはず。従って早い時間帯に得点を奪えば、再び崩壊する可能性は高いと思います。油断することなく戦って、HOT6の最後を締めて欲しいと思います。

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2005/07/21

選手がV-POINTの1日店長

オフィシャルショップのV-POINTでは、7/24(日)と7/31(日)に「1日店長」を実施します。24日に店頭に立つのは、ジョルジーニョと吉弘。ジョルジーニョは11時から、吉弘は14時からそれぞれ1時間、商品の手渡しやサイン、写真撮影などを行います。選手直筆サイン入り写真を限定で20個販売するほか、「店長」が選んだお気に入りグッズ1品を、サンフレッチェクラブ会員限定で20%offで販売する予定です。

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2005/07/20

田中を愛媛にレンタル

サンフレッチェは昨日、FW田中俊也選手の愛媛FCへの期限付き移籍を発表しました。田中は石川県・星稜高校出身の20歳で、2003年に広島入り。初年度はトップチームでの出場はありませんでしたが、昨年はリーグ戦6試合、ナビスコカップ1試合に出場しています。そして2nd stage第7節東京V戦では後半から大木に代わって登場し、後半38分に木村のパスからプロ初ゴールを決めました。昨年はなぜかその後の出場機会が無く、今年はベンチ入りもありませんでしたが、サテライトではC大阪戦とG大阪戦で3ゴール、また韓国遠征でも水原三星戦で貴重な同点ゴールを決めるなど、その特異なゴール感覚を磨いています。J2昇格を目指す愛媛はJFLで現在3位に付けていますが、より上を目指すため得点力のあるFWの補強を狙っていたものと思われます。田中はまずはベテラン友近、ルーキー永富とのポジション争いに勝って、愛媛のJ2昇格に貢献して欲しいと思います。

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2005/07/19

第17節浦和戦

昨日のJリーグ第17節浦和戦はいいところ無く0-2で敗れ、6位に後退しました。
 連日の暑さと詰まった試合日程、そして移動距離の長さ。HOT6のダメージがチーム全体に浸透してくる中で、小野監督はブラジル人3人をベンチに控えさせて、日本人だけで先発メンバーを組みました。
       下田

    池田 小村 吉田
    (→ジョルジーニョ76分)
駒野   李   森崎和   服部

   森崎浩     大木(→ベット55分)
   (→ガウボン55分)
       佐藤寿

SUB:上野、西河
 対する浦和のメンバーは、GK:都築、DF:坪井、闘莉王、堀之内、MF:酒井、三都主、平川、長谷部、内舘、FW:(→山田62分)、田中。立ち上がりはどちらもDFラインと中盤のブロックをしっかり作って、バイタルエリアを空けないようにする、と言う戦い方。サンフは主に右サイドへの長いパスからチャンスを作り、11分には駒野がライナー性のFKを放って大木が頭で合わせましたが枠外に外れます。また17分にも李が右サイドへのスルーパス。これを拾った駒野がクロスを入れましたが、ゴール前に入り込む人数が少なくシュートまで行けません。逆に21分、浦和の右からのCKに闘莉王がニアサイドで合わせ、痛い先制点を与えてしまいました。
 これで勢いづいた浦和は長谷部や平川、永井のドリブルでDFを引きつけ、田中が裏を狙うと言うパターンで何度も広島ゴールを脅かします。サンフは下田のセービングと小村を中心にした守備で耐え、逆襲の機会をうかがいます。しかし前線の動き出しが少なくパスの出しどころが無く、DFラインとMFとでボールを回すだけ。チャンスはロングボールが駒野に通ったときだけと言う感じで、なかなかシュートまでも行けません。前半の後半のチャンスらしいチャンスは、41分に速いパス交換で駒野が抜け出した時ぐらい。シュート数2対7と言う数字そのままの内容差で、前半を終了しました。
 後半追いつかなければならないサンフでしたが、頭からの交代はなし。システム変更で改善を試みたようで(テレビの画面からは分からなかった)、2分にはFKから李がミドルシュート、3分にも速いパス交換から森崎和が抜けてクロスを入れるなど相手陣内に攻め込むシーンが増えます。しかしそれも長続きせず押し返され、浦和ペースになってしまいます。ガウボン、ベット投入の準備を進める小野監督。しかしその交代の前に、この試合を決める1点が入ってしまいます。浦和のクリアボールを競り合う酒井と池田。しかしボールは酒井が拾って、ループでパスをDFラインの裏に出します。ここにうまく身体を入れてボールをキープした田中がワントラップしてシュート。ボールは飛びつく下田の指先を越えて、ゴールネットを揺らしてしまいました。
 その後、ベットとガウボンを投入して攻めの圧力を高めようとするサンフ。浦和も山田を入れて中盤を活性化させます。サンフはガウボンのキープと突破から何度か相手ゴール前に迫りますが、闘莉王を中心とした守備陣を崩す事ができません。31分にはジョルジーニョを投入。その直後に李のスルーパスでDFラインの裏に抜けたジョルジーニョのボールを佐藤寿がダイレクトでシュートしましたが、闘莉王にはね返されます。点を取りたいサンフでしたが、元気なのはジョルジーニョだけ。他の選手は足に鉛が入ったような感じで、相手を崩すには至りません。結局後半も決定機はジョルジーニョのFKぐらいで得点の予感が漂うことも無く、真っ赤に染まったスタンドを黙らせることは出来ないままに終わりました。
 試合後に森崎和は「今日は完敗だった。基本的な技術が劣っていた」と語っていますが、確かにそう思わざるをえないような内容だったと思います。サンフは全体的に動き出しが遅く、また流動的な動きもなく相手の嫌がることが何もできずに終わりました。逆に中盤で相手にスペースを与えて、ドリブルからパス、そして裏を狙う動きと浦和のやりたいようにやられてしまった、と言う感じでした。今シーズンのアウェイゲームは内容が悪くても何とか踏みとどまって勝ち点を奪ってきたのですが、さすがにここまで悪いとどうしようもなく、大差で負けなかっただけましだったと言えるかもしれません。
 なぜこうなってしまったのか。そこには、複合的な要因があったように思います。一つは、チームの戦い方がはっきりしていなかったことでしょう。佐藤寿が「今までやっていた2トップにトップ下1枚の形から1トップ2シャドウに変わったことでしっくりいかなかった」、森崎和が「1人が裏を狙うなら、誰かが引いてきたりしないといけないのに、3トップが1列に並んでいたりした」と語っているように、11人が同じ「絵」を共有することができなかったのは明らかで、ならばこう言う結果になったのも仕方がない、と言わざるをえません。ジニーニョ、茂原が欠けたと言う要因があったこと、中4日しか無く移動があったことなど苦しい事情があったのは確かですが、しかしそれは前から予想されていたことでもあります。従ってチームにコンセプトを浸透させる事ができなかった監督の責任は免れない、と思います。
 しかしその一方で、選手の身体に重くのしかかる疲れがあったのも確かだ、と思います。この間、サンフは柏→広島→大分→埼玉と移動を繰り返しながらの戦いでした。一方の浦和は、と言うと埼玉と東京を二往復しただけ。ずっとホームに居座っていたようなものです。従って「言い訳」と言われようがどうしようがその有利、不利は明らかで、こればかりはどうしようもないものです。「ガウボンとベットはフルでいくにはダメだろうという判断」(小野監督)をせざるをえなかった事が流れを失って取り戻せない、と言う結果に繋がってしまったわけで、ここはある程度は仕方のない事だった、と言わざるをえません。前半は何とかゼロに抑えて後半勝負、と言うゲームプランがうまく行かなかったのは結果論でしかないわけで、そこが思い通りに行かなかったからと言って責めるわけにはいかないでしょう。このような苦境をはね返すことができるのが真に力のあるチームなわけですが、それができなかったからと言ってがっかりする必要はない、と思います。
 この結果サンフは磐田、浦和に抜かれて6位に後退してしまいました。長いシーズンのちょうど半分を終わって勝ち点25の6位と言うのは決して悪い成績ではないわけで、そこには自信を持って良いと思います。ただ、課題がいろいろと見えてきたのもまた確かです。次の東京V戦はまた新たな戦いの始まりだと考えて、ここはしっかりと切り替えて「激夏」の最後に挑んで欲しいと思います。

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2005/07/18

今日の浦和戦

ホットニュースと中国新聞によると、昨年強化指定選手としてリーグ戦5試合、カップ戦1試合に出場した西河が今季初めてベンチ入り。3バックの一角を吉田と争うことになります。またジョルジーニョも遠征メンバー入りして、久々の出場を狙います。両チームともスピード系のFW対高さに強い3バック、と言うマッチアップで、最初から最後までスリリングな展開になるのではないでしょうか。昨日は上位の多くが軒並み勝ち点を落としているだけに、ぜひともこのチャンスを生かして優勝争いに絡んでいって欲しい、と思います。

 今日の試合会場は埼玉スタジアムで、午後7時4分キックオフ。さすがに前売り完売とはいかないようで、当日券3,500枚が発売されます。スタジアム南・北のチケット売り場の他、ファミマ、チケぴ、セブンイレブン、ローソン、サンクスでも購入可能だとのことです。今日の首都圏の天気予報は晴れのち曇り。夕立の可能性があるので、念のため雨具の用意をして行った方が良いかもしれません。

 テレビ中継ですが、NHK-BSで生放送の予定となっていますが、スカパーは7/21(木)の午後8時まで放送予定はありません。当サイトではWEBLOGで速報をしますので、テレビで見れない&スタジアムに行けない方はそちらをどうぞ。

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ユースがプリンスリーグ3連覇

先週末と今週末に行われたプリンスリーグでサンフレッチェユースは国泰寺、皆実に連勝して3年連続優勝を飾りました。上位リーグの第4節、第5節の結果は次の通り。
【第4節】
広島ユース 5-0 広島国泰寺
広島皆実  3-2 広島観音
多々良   3-2 作陽
【第5節】
広島ユース 2-1 広島皆実
広島観音  4-0 多々良
作陽    3-0 広島国泰寺
 大敗しなければ高円宮杯進出が決まるというユースは、槙野、柏木がU-18代表に呼ばれて不在だった上に遊佐が累積警告で出場停止。更に福本が発熱と非常に苦しいメンバーでの戦いだったそうです。そして後半17分に森重にヘッドで叩き込まれて先制点を許してしまいました。しかしユースは28分に横竹が混戦からゴールを決めると、後半40分に藤澤がミドルシュートを決めて勝ち越し。その後もしっかりと攻め切って、見事な優勝を決めました。今年は昨年のような圧倒的な力を見せることはできませんでしたが、その分勝ち越されても追いつく粘り強さを見せていて、森山監督は今年も面白いチームを作りつつあるようです。なおこの結果、上位リーグの最終成績は次のようになりました。
       勝点 勝 分 負 得点 失点 得失点
-------------+----+---+---+---+-----+-----+--------
1広島ユース  13   4   1   0    12     4     +8
2広島観音   10   3   1   1    11     4     +7
3広島皆実    7   2   1   2     7     7      0
4多々良学園   6   2   0   3     7    10     -3
5作陽      4   1   1   3     7     9     -2
6広島国泰寺   3   1   0   4     1    11    -10
 この結果、サンフレッチェユースと広島観音高が高円宮杯出場を決め、皆実と多々良が来年のプリンスリーグ出場権を獲得しました。また広島国泰寺と玉野光南(下位リーグ1位)、作陽と西京(下位リーグ2位)が、来年のプリンスリーグ出場を賭けて残留決定戦を行います。

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2005/07/17

浦和戦に向けて

いよいよ残り2試合となったHOT6。明日のサンフレッチェの対戦相手は、昨年2nd stage覇者の浦和レッズです。
 ここまでの浦和は6勝5分け5敗。勝ち点23で現在8位にいます。
1H ●0-1 鹿島  【鹿】鈴木
2A △3-3 川崎F 【浦】酒井、岡野、闘莉王、【川】ジュニーニョ、我那覇、アウグスト
3A ●0-1 大分  【分】高松
4H △1-1 G大阪 【浦】堀之内、【G】アラウージョ
5H △1-1 清水  【浦】長谷部、【清】チョ・ジェジン
6A ○2-0 FC東京 【浦】エメルソン、堀之内
7H ●1-2 C大阪 【浦】横山、【C】西澤2
8A △2-2 磐田  【浦】永井、エメルソン、【磐】前田、中山
9H ○3-0 名古屋 【浦】田中、エメルソン2
10A ○1-0 神戸  【浦】田中
11H △0-0 千葉
12A ○1-0 横浜FM 【浦】永井
13H ○2-1 新潟  【浦】山田、田中、【新】エジミウソン
14A ○7-0 東京V 【浦】長谷部、闘莉王、山田、永井、田中、平川2
15H ●1-2 大宮  【浦】闘莉王、【宮】トニーニョ、桜井
16A ●0-3 柏   【柏】矢野、クレーベル2
 圧倒的な攻撃力を武器に昨年初めてステージ優勝した浦和は、山瀬を失ったにも関わらず大きな補強なしに今季を迎えました。その裏には現有戦力でも戦えると言う判断があったのだろうと思いますが、それが良かったのか悪かったのか、というと今のところはマイナスに出ていると言わざるをえません。3人の外国人のうちアルパイは1節、3節にレッドカードを食らって2試合出場停止になり、その後もほとんど戦力にならないままにクビになってしまいました。ネネも怪我?のため第8節以降は出場なし。そして12節まではフル出場していたエメルソンも、中断期間中にブラジルに帰国するとそのまま来日することなくカタールに移籍してしまいました。そんな状況にありながらも徐々に盛り返し、第13節には4位に浮上したのはこのチームの地力の表れであることは間違いない、とは思います。特に東京Vを7-0で粉砕した力は、このチームの爆発力が相変わらずであったことを、思い知らされることになりました。ただ、その一方でここ2試合の出来はあまり良くなかったらしく、特に柏戦は自滅に近い敗戦だったとのこと。相手を舐めていたのか、あるいはエメルソン不在の影響が出ているのかは知りませんが、チームの方向性に迷いが出ているのは確か。鈴木啓太が出場停止の上にトップ下を務めてきた山田暢久を外すという情報もあり、どのような戦い方をしてくるのか読めません。
 対するサンフレッチェですが、HOT6の4試合で1勝2分け1敗といまひとつ波に乗りきれていません。特に次節はジニーニョ、茂原が出場停止で、メンバーの再構成を余儀なくされます。ただ、前節久々に起用された池田が良いパフォーマンスを見せたのは好材料。疲れが溜まっていた李も温存できましたし、森崎浩もいよいよ先発で出れるとの情報もあります。と言うことで、私の先発予想は次の通り。
       下田

    池田 小村 吉田

駒野   李   森崎和   服部

   ベット    森崎浩

       佐藤寿

SUB:上野、吉弘、大木、ジョルジーニョ、ガウボン
 小野監督の7月の目標は、勝ち点で10〜12取ることだったとのこと。とすれば残り2試合、連勝しなければ目標に達することはできません。暑い中の連戦による疲れが出てくる頃ですが、ここは気力を振り絞って、勝ちに行って欲しいと思います。

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2005/07/16

フィオ戦記念タオルマフラーと入場券の先行販売

サンフレッチェクラブからのメールによると、7/30に行われるACFフィオレンティーナとの試合を記念して、両チームのエンブレムを配した「オリジナルタオルマフラー」を発売します。サイズは幅20cm長さ110cmで、販売価格は税込み1,890円。1,000本限定で、うち200本をオフィシャルショップ「V-POINT」で、200本をオフィシャルネットショップ「e-vpoint」で先行販売します。V-POINT、e-vpointでの予約受付はどちらも一昨日から。V-POINTでは先行販売予約券を受け取って7/27〜7/29の間に購入することになります。一方e-vpointではフィオレンティーナ記念タオルマフラー」のページより直接購入できます。今朝見たところではまだ完売はしていないようですので、欲しい方はお早めにどうぞ。

 また7/23からの一般販売に先だって、今日からV-POINT限定で8/24の大宮戦、9/3の千葉戦、9/18の浦和戦(いずれも広島ビッグアーチ)の先行販売を開始します。料金はSS指定席が4,500円、SA席が3,500円、SBゾーン席が3,000円。その他バックスタンド自由シート(大人2,300円、小中高生700円)、サポーターズシート、ビジターシート(いずれも大人2,000円、小中高生500円)があります。指定席をご購入の方は座席位置を選ぶことができるとのことですので、一番良い席で見たい!と言う方はお早めにどうぞ。

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2005/07/15

紫熊倶楽部8月号

先週末に発売の「紫熊倶楽部」8月号(Vol. 90)の特集は、「激夏 史上最熱の作戦!!」。表紙に激夏のロゴをあしらって、灼熱の「HOT6」に挑むチームの意気込みを示しています。最初に登場するのは小野監督のインタビュー。まずは出雲キャンプと韓国遠征に選手を分けた意図の説明から始まり、暑い中での連戦、特に移動を繰り返しながらの戦いをどう乗り切るか、どのように競争を高め、育成しながらチーム作りしていくか述べています。その中で特に注目はこれからは「厳しい相手との戦いと言うのは、非常に戦略的になる可能性はある」と言う言葉。常に勝ち点3を狙うばかりでなく、相手に勝ち点3を与えない戦いが必要になることもある、と語っています。優勝争いに絡むと言う公約実現のため、どのように戦いを構築していくか。小野監督の3年間の「決算」が始まりつつある、と言う雰囲気が伝わってきます。

 これに続くのは「激夏キャンペーン」について。35万人動員を掲げながら観客数がなかなか伸びてこない現状をどのように打開するか。そのために今必要なことは何か。どのようにキャンペーンを展開しているのか。リーグ戦とは独立した、もう一つの「戦い」を追っています。

 今号のスペシャルコラムは、元AFCの広報担当でフリーランスのジェレミー・ウォーカー氏。「小野スタイルによるサンフレッチェ・ルネッサンス」と題して、彼の独特の視点で広島の現状を綴っています。

 金広智子さんによるコラム「ユースをよろしく」は、プリンスリーグの天王山だったライバル・多々良学園とのマッチレポート。広島ホームテレビの望月ディレクターのコラムと私のコラムは、どちらもサンフレッチェの夏の戦いについて書いています。(因みに編集のミスで、望月さんの文章の最後の節が私の方に食い込んでました。私のページの最初の3行は望月さんの文章の最後に繋がりますので、そこで切って読んでください。m(--)m)

 マッチレポートはナビスコ杯予選リーグ最終節の川崎F戦とJリーグ第13節の柏戦。紫熊短信とReader's Areaを挟んで、ブラジルで頑張っている田村選手からのメールが特別公開されています。

 うしろのカラーページの特集は、「鉄人」服部公太選手のインタビュー記事。24時間プロとしての生活をデザインしている、と言う彼の「こだわり」について書いています。トップページのいまおかゆう子さんのコラムは、チーフトレーナーの吉崎氏。石井百恵アナウンサーの「大好き!サンフレッチェ」は夏男・佐藤寿人選手を取り上げています。そして最後のサポーター紹介のコラムは「はまってしまったのは選手たちが近かったから」と言う久次米さんのご家族です。

 「紫熊倶楽部」は定価350円。V-POINTやホームゲーム会場の他、広島県内の大手書店や新宿の「ひろしまゆめてらす」で販売中です。通信販売のお問い合わせとお申し込みは、紫熊倶楽部のホームページからどうぞ。

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2005/07/14

第16節磐田戦

昨日のJリーグ第16節磐田戦は、激しい競り合いとなりましたが両者一歩も引かず、スコアレスドローに終りました。
 「中盤の選手の消耗度が激しかったことで、ジュビロ相手にどうするか、ということを考えた」小野監督は、サテライトで頑張っていたと言う池田を4試合ぶりに起用して3バックで臨みました。
       下田

  池田  ジニーニョ  小村

       森崎和
駒野            服部
    茂原   ベット(→森崎浩66分)

    佐藤寿 ガウボン(→大木77分)

SUB:上野、吉田、李
 対する磐田は、GK:川口能、DF:鈴木、田中、茶野、MF:太田、河村、服部、村井、船谷(→崔70分)、FW:カレン(→川口信76分)、前田。連戦の疲れ、蒸し暑い気候、荒れたピッチ。「事故」を警戒してか両チームとも慎重な立ち上がりでしたが、先にペースをつかんだのはサンフ。しっかりボールをつないで両サイドから攻める形が機能して、徐々に相手ゴールに迫るシーンが増えます。5分には佐藤寿が抜け出してゴール前にボールを送り、続いてベットが攻撃参加。26分には森崎和のスルーパスで抜け出した服部が深い位置からクロスを入れたものの誰にも合わず。30分にもルーズボールを服部がダイレクトで狙いましたが枠を外れます。磐田も前半の後半からチャンスが作れるようになり、32分にはFKのボールに合わせた田中がシュート。37分にもやはりFKから茶野が狙いましたがいずれも下田がファインセーブで凌ぎます。42分には右サイドのスペースでボールを受けた駒野がワンタッチで中へ。そこに走り込んだ佐藤寿がテクニカルなシュートを見せましたが、こちらは川口能の好セーブに防がれます。どちらも疲れの中でもしっかりとつないで攻め、それをGKの好守で受け止めると言う前半の展開でした。
 後半は立ち上がりから広島ペース。左サイドのスペースを服部や佐藤寿が使って、たびたび相手ゴールを脅かします。4分にはベットが左からペナルティエリアに侵入してシュートしましたがGKがクリア。その直後の服部のクロスをガウボンが折り返し、池田が詰めましたが川口能にキャッチされます。15分には磐田の右からのクロスが流れカレンがフリーになりましたが、下田が詰めてクリア。その切り返しからのカウンターで佐藤寿がフリーで抜け出しましたが、シュートはサイドネットに行ってしまいます。更にサンフは佐藤寿のミドルや森崎和のDFラインの裏に抜け出してのシュート、22分にはショートコーナーからの駒野のシュートなど、何度も決定機をつかみますが決めきれません。山本監督はロングボールに活路を見いだすべく崔を投入。直後に頭で狙われましたが、枠外に外れて事なきを得ます。後半30分には田中のボール処理のミスを突いて佐藤寿がフリーでループシュートを放ちましたが、これも枠を捉える事ができません。終盤は両チームとも気力を振り絞っての戦いで、ロングボールを入れて前線で粘ってシュートに持ち込もうとしますが、なかなかゴールを割る事ができません。結局双方最後まで集中を切らすことなく守り切り、お疲れのスコアレスドローに終わりました。
 この試合のキーポイントは、広島側は中2日の疲れ、磐田側は名波、福西、西の欠場だったと思います。先週よりましになったとは言え芝の剥げたピッチ状態、そして90%を越える湿度を考えれば、凡戦になる可能性も十分にあったと思います。しかしそんな悪条件の中で両チームが見せたのは、3位、4位の戦いにふさわしいものだった、と言って良いでしょう。しっかりとボールをポゼッションして相手の隙をうかがい、ここぞと言うところでスピードアップして相手ゴールに迫る。守備側は集中を切らすことなく、危ない場面に顔を出して身体を寄せて守る。そう言うプレーが90分を通してできたいたと思います。そして何より目立っていたのは、両チームのGKの素晴らしさ。川口能は代表GKらしい判断の確かさと反応の鋭さを見せていましたし、下田もそれに負けず劣らずの好プレーを連発していました。点が取れなかったこと、勝てなかったことは残念でしたが、それも納得せざるを得ないような、そんな試合だったと言えるのではないでしょうか。
 昨日は鹿島が敗れたため、首位との勝ち点差が1だけ縮まりました。しかし横浜の勝ちのおかげで順位が一つ下がり、また名古屋や大宮がすぐ後ろに迫って来ています。優勝争いに絡んでいくためにも、ここからが本当の正念場。次節はジニーニョ、茂原が出場停止とますます苦しくなりますが、こう言う時こそチーム一丸となって乗り切って欲しい。そして残り2試合を連勝して、HOT6を締めて欲しいと思います。

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2005/07/13

今日の磐田戦

「ホットニュース」と中国新聞によると、今日の磐田戦では前田に代わって池田がベンチ入り。「アテネ世代」の7人が揃って、山本監督率いるジュビロに挑みます。磐田の得点源が太田、村井による両サイドの突破からのクロスであることを考えるて、3バックでゴール前を固める可能性もありそうです。

 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後7時キックオフ。6時から選手サイン会(5時から整理券配布)、6時20分から選手とハイタッチ(5時から整理券配布)、FOMAテレ電デート等のイベントが予定されています。先着プレゼントは「ドコモダケ オリジナルうちわ」を500名様に。サンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントの選手フィギュアは田中俊也選手となっています。

 テレビ放送はスカパー181chで生中継がありますので、私もブログで速報の予定。スタジアムに行けない方は、テレビとパソコンの前で応援を。

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2005/07/12

磐田戦に向けて

激夏のHOT6は早くも折り返し。サンフレッチェは明日ビッグアーチに4位の磐田を迎えます。
 「Jリーグ制覇」と「アジア制覇」の二兎を追った磐田でしたが、アジアの方はあっさり敗退。Jリーグも立ち上がりは苦しみましたが、徐々に地力を発揮してきてここまで7勝を挙げて上位争いに絡んで来ています。
1A ○1-0 横浜FM 【磐】福西
2H ●0-3 名古屋 【名】杉本、古賀、クライトン
3H △1-1 清水  【磐】カレン、【清】森岡
4A ●0-1 FC東京 【F】栗澤
5H ●1-3 千葉  【磐】カレン、【千】佐藤、斎藤、羽生
6A ○1-0 新潟  【磐】成岡
7A ●1-2 鹿島  【磐】太田、【鹿】深井、小笠原
8H △2-2 浦和  【磐】前田、中山、【浦】永井、エメルソン
9A ○4-0 柏   【磐】中山、太田、前田、川口
10H ○2-1 G大阪 【磐】前田、カレン、【G】アラウージョ
11A △0-0 神戸
12H ○2-1 大分  【磐】カレン、太田、【分】マグノ・アウベス
13H ●1-2 川崎F 【磐】名波、【川】ジュニーニョ、フッキ
14A ○2-0 大宮  【磐】西、カレン
15H ○3-0 C大阪 【磐】前田3
 過密日程や代表招集、怪我などでなかなかメンバーを固めることのできなかった磐田は、特に新戦力と従来の戦力との折り合いが悪くなかなか内容も結果も上がって来ませんでした。しかし中断を挟んだことでかなり戦術理解も進んだようで、チーム内で「やるべきこと」が整理された様子。敗れた川崎F戦を含めて中断後は好内容の試合を続けています。ベテランの名波や中山と若手の前田、太田らがうまく融合して、心配された藤田の穴を感じさせないチームとなっています。明日は週一ペースで試合に出ている名波、怪我したらしい西、福西の出場は微妙ですが、その分元気な選手が出てくればそれはそれで厄介かも。苦しいときの「勝ち方」を知っているチームなだけに、十分な警戒が必要です。
 一方のサンフは、前節から中2日しかない上に、ビッグアーチの芝生も良くなっていないと考えてよく、厳しい条件での戦いが待っています。ただ、大分戦はガウボンと佐藤寿を途中まで温存できましたし、最後に彼らの力で勝ちをもぎ取った勢いもあるはず。その勢いとホームの利?を生かして、何とか勝って欲しいものです。メンバーの予想ですが、良く分からないので(^_^;)次のような感じでどうでしょう?
       下田

    小村 ジニーニョ
駒野            服部

       森崎和
   李       森崎浩
       ベット

    佐藤寿  ガウボン

SUB:上野、吉田、茂原、大木、茂木
 首位鹿島との勝ち点差は11、2位G大阪とは4。優勝争いに絡んでいくには、ここで脱落するわけにはいきません。小野監督の采配と、何より選手たちの勝ちたいという気持ちに、期待したいと思います。

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2005/07/11

第15節大分戦

昨日行われたJリーグ第15節大分トリニータ戦は、後半ロスタイムにガウボンがゴールを決めて1-0で勝ち、再び3位に浮上しました。
 小野監督は連戦の疲労を考慮して前線のメンバーを入れ替え、大木と前田のツートップで臨みました。
       下田

    小村 ジニーニョ
駒野            服部

       森崎和
  李        茂原(→ガウボン64分)
       ベット

     大木  前田(→佐藤寿53分)
     (→森崎浩74分)

SUB:上野、吉田
 対する大分は、GK:西川、DF:柴小屋、深谷、吉村、有村、MF:梅田、西山(→梅崎85分)、阿部(→松橋69分)、川田、FW:マグノ・アウベス、ドド。序盤のゲームを支配したのは広島。相手のミスを突いて高い位置でボールをカットし、パスを繋いで攻め込みます。4分には高い位置でボールをキープした大木からのパスを受けたベットがミドルシュート。9分には茂原が左から、19分には駒野が右からクロスを入れますが、飛び込む選手のタイミングが合わずにシュートまで行けません。33分にはベットの中央の狭いスペースへのパスを受けた大木がワントラップしてシュートを打ちますが、しかし前半の決定的なチャンスと言えばこれぐらい。前線のコンビネーションが悪く、また攻守の切り替えも遅くボールは繋ぐもののなかなかゴール前まで行けません。逆に大分はマグノ・アウベス、ドドのポストプレーから両サイドに開いてクロス、と言うシンプルな攻撃が機能して、22分には左からのクロスの折り返しをゴール前まで持ち込まれて危ないシーンを作られ、35分にはマグノ・アウベスの抜け出しを駒野が必死でカバー。更に39分にはマグノ・アウベスとのコンビネーションからドドがフリーでシュートしましたが下田がスーパーセーブで凌ぎます。全体的に広島が押し気味だったものの両チームともに運動量が少なくミスも多く、蒸し暑さを感じる前半の戦いでした。
 ハーフタイムにかなり監督に叱られていたと言う前田は、後半立ち上がりから積極的に行こうとします。が、結局彼の良さを見せることはできず後半8分に佐藤寿に交代。佐藤寿は何とか攻撃を活性化させようと走り回りますが、あまり効果はなく大分のペースとなります。しかし大分もクロスは入るものの精度が悪く、ことごとく下田がキャッチします。小野監督は19分に満を持してガウボンを投入。佐藤寿とのコンビネーションでチャンスになるシーンが増えて行きます。更に29分に森崎浩を入れると、この3人に中盤と両サイドが絡んで多彩な攻撃が見られるようになります。33分には森崎浩のドリブルから佐藤寿。35分には佐藤寿からガウボン。36分にもガウボンから佐藤寿。42分と44分には駒野が右サイドを切り裂いてクロスを入れましたが、ニアに飛び込んだ佐藤寿はわずかに届きません。更にロスタイムにも広島が猛攻を仕掛け、波状攻撃で大分のDF陣をゴール前に釘付けにします。そしてロスタイムも1分ほど回った頃、右サイドからの駒野のクロスを佐藤寿がワンタッチでヒールパス。そこにオフサイドにかからないように大きく回り込むようにしてDFラインの裏に抜けた森崎浩がシュート体勢に入りました。ここに飛び込んだ大分GK西川に足を払われ、森崎浩はもんどり打って倒れます。PKか?と思ったシーンでしたが、しかし森崎浩が一瞬早くボールを出した先に走り込んでいたガウボンが、慎重にトラップして左足でシュート。このボールは2人のDFの間を切り裂いてゴールネットに突き刺さりました。その直後、大分の右からのクロスの折り返しをドドがフリーでシュートしましたがわずかに外れ、サンフは苦しい試合をものにしました。
 柏戦では終盤に攻め込みながらも点を奪えず引き分けに終わり、G大阪戦ではロスタイムに決勝ゴールを奪われて、2試合で勝ち点3を失った形だったサンフレッチェにとって、この日の勝利は何ものにも代え難いものだった、と言えるでしょう。もしそのまま勝ち点1にとどまれば、6位に転落したままでこの節を終えるところでした。つまり「上位」にとどまるか「中位」に落ちるかの瀬戸際で踏みとどまったわけで、今後に繋がる貴重な勝利だったと言えるでしょう。
 ただその一方で、全体を通しての活気の無さ、内容の悪さは心配です。この日、ミスばかりで出来の悪かった大分に対して、かさにかかって圧倒するわけでもなくむしろお付き合いするような内容で、とても上位をうかがおうという勢いを感じることはできませんでした。特にこの日久々に先発した前田は全てがバラバラ。ワールドユースで活躍した勢いをチームにもたらすことはできませんでした。ただ、逆に言えば途中から出てきた佐藤寿、ガウボン、森崎浩がそれぞれで持ち味を出して結果も出したのは好材料。特に中2日で戦わなければならない次節・磐田戦に向けて体力を消耗せずに済んだのは、この日の勝利以上の価値があると言って良いかもしれません。次は3位、4位の直接対決。優勝戦線にとどまるためには、ここを何としても勝って、上位に食らいついていきたいところです。

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2005/07/10

今日の大分戦

「ホットニュース」によると大分への遠征メンバーは前2節と同じになるとのこと。骨折に続いて足首を痛めたガウボンですが、「膝や足首に問題はない。ちょっと腫れはあるけれど大丈夫」だとのこと。小野監督は「時間限定になると思う」と語っていますが、「先発で行きたい」と言うガウボンの意欲を買う可能性が高そうです。また前節今季初ゴールを決めた森崎浩はかなり気持ちが楽になった様子。小野監督は「短い時間でもよいから、どこまで自分のイメージにつなげていけるか、そこに集中して欲しい」と語っているので、こちらは控えからのスタートとなるものと思われます。

 今日の試合会場は大分スポパーク21ビッグアイで、午後7時キックオフ。「パークプレイス大分」と言うところでは5時半から「必勝餅まき大会」を行ない、餅だけでなくもみじ饅頭200個もまくそうです。試合のチケット持参の人には特典もあるそうなので、お時間のある方はどうぞ。テレビ中継は、久々にBS-iとTBSチャンネル(スカパーch363)で生放送があります。私もブログで速報をやりますので、生で見れない方はそちらにご期待?下さい。

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2005/07/09

大分戦に向けて

明日は「激夏」第3ラウンドの大分戦です。
 これまでの大分は5勝2分け7敗。得点14、失点19はどちらもそれほど良くはありませんが、粘り強い戦いで13位に付けています。
1H ●1-2 東京V 【分】マグノ・アウベス、【V】米山、ワシントン
2A ●1-2 新潟  【分】マグノ・アウベス、【新】鈴木慎、海本慶
3H ○1-0 浦和  【分】高松
4A ●2-4 千葉  【分】ドド、【千】ハース2、阿部2
5H ●1-2 C大阪 【分】マグノ・アウベス、【C】黒部、ゼ・カルロス
6A ○1-0 清水  【分】マグノ・アウベス、
7H ○2-1 神戸  【分】ドド、西野、【神】朴
8A ●1-3 大宮  【分】梅田、【宮】クリスティアン2、西村
9H ○2-1 FC東京 【分】マグノ・アウベス、ドド、【F】栗澤
10A △0-0 名古屋
11H ○1-0 川崎F 【分】マグノ・アウベス
12A ●1-2 磐田  【分】マグノ・アウベス、【分】カレン、太田
N3A ○1-0 柏   【分】ドド
N4H ●0-2 FC東京 【F】近藤祐、栗澤
N5A △1-1 千葉  【分】阿部、【千】林
N6H △0-0 柏
13H ●0-2 横浜FM 【横】大島、坂田
14A △0-0 柏
 新人監督・皇甫官を指揮官に据えて3年目のJ1を迎えた大分は、5節まで1勝しかできずに最下位に転落。一時は「今年はダメか」と言う雰囲気にもなっていました。しかし安定しなかった3バックを捨てて第6節から4バックに変更して清水に完封勝利を収めると、その後は徐々に盛り返して第11節には8位まで浮上しました。その原動力は、と言うと何と言ってもマグノ・アウベスとドドのツートップ。2人だけでも点を取ってしまう力はチームに安心感を与えています。中断中に原田が川崎Fに去ってしまったのは痛い(と思う)のですが、新人川田がここ2試合フル出場で穴を埋め、U-20代表GK西川の台頭と合わせてチームに活気をもたらしています。この時期のビッグアイ特有の蒸し暑さと合わせて、決して油断のできない相手だと言えるでしょう。
 対する広島はここ2試合で勝ち点1しか取れず5位にまで落ちてしまいました。押し込みながら勝ちきれなかった柏戦、守りに守って最後に破綻したG大阪戦と、かつての勝負弱さに戻ってしまった感じがします。中断前に2位に上がった勢いを取り戻すためには、何としてでもこの試合はものにしなければなりません。メンバーですが、前節怪我で途中退場したガウボンの状態が気になるところ。足首は大丈夫だとのことですが膝が不安なようで、明日は時間限定での起用となりそうです。また連戦の疲れもそろそろ出てくる頃で、ベンチ入りを含めて一部の選手の入れ替えがあるかもしれません。ただ今のところ詳しい情報はないので、とりあえず柏戦をベースにメンバー予想しておきます。
       下田

    小村 ジニーニョ
駒野            服部

     李  森崎和
  大木        茂原

    ベット  佐藤寿

SUB:上野、吉田、森崎浩、前田、ガウボン
 携帯サイトの練習レポートによると、昨日の練習後に森崎和が小村と話し合っているところに次々と選手たちが合流し、それぞれ心の中に抱いていた問題点をぶつけ合ったとのこと。そしてその意見を森崎和がまとめて監督に伝えに行ったところ、それは小野監督が考えていた「修正すべき方向性」とほぼ一致していたのだそうです。これまで「リーダー不在」を常々指摘され、受け身の姿勢が目立ったサンフレッチェの選手たち、特に森崎和のこの変化には小野監督自身が「本当に嬉しい」と語っているそうで、もしかするとここ2試合の苦しい戦いが、かえってチーム全体を成長させるきっかけになるかも。そのためにも、大分戦は何としても勝利を得て欲しいと思います。

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2005/07/08

「ビッグオーレ」サポートメンバー募集

サンフレッチェは、7/23の東京V戦でバックスタンドに掲げる超大型応援旗「ビッグオーレ」のサポートメンバーを募集しています。対象は高校生以上のチケット保持者で、キックオフ3時間前までにビッグアーチに来場できる方。「ビッグオーレ」の準備や掲揚など、関連業務全般のサポートを行います。申込締切は今日の18時となっていますので、やって見たいという方は郵便番号、住所、氏名、電話番号を記入の上、ファックス(082-233-3251)かメール(bigole@sanfrecce.co.jp)でお申し込みください。

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ビッグアーチの芝生の問題

今朝の中国新聞によると、昨日ビッグアーチの芝生の問題についてサンフレッチェとビッグアーチ側が協議したそうです。そもそもあれほど酷くなったのは、天候不順のため冬芝から夏芝への切り替えがうまく行かなかったから。ビッグアーチ側の見解は「今は夏芝が根付いており、あとは改善する見込み」だそうです。従って「これ以上悪化することはなさそう」(高田GM)なため、今後の試合もビッグアーチで開催することに決まりました。2日のG大阪戦では芝生が剥げてデ