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2005/05/25

U-20代表チリ戦

昨日、ワールドユース壮行試合のU-20代表チリ戦が豊田スタジアムで行われ、1-1で引き分けました。

 日本のメンバーは、GK:西川[大分]、DF:増嶋[FC東京]、水本[千葉]、小林[柏]、MF:中村[福岡]、兵藤[早稲田大]、伊野波[阪南大]、本田[名古屋](→水野[千葉])、家長[G大阪](→前田[広島])、平山[筑波大]、カレン[磐田](→森本[東京V])。中村を右SB、水本を左SBに入れて4バックで臨んだ日本は、立ち上がりに平山の惜しいシュートがあったものの、前半5分、本田の軽い守備から左サイドを破られ中央であっさりと合わせられて先制点を許しました。その後は個人の力で何とかこじ開けようとするものの決定機を生かせず、チリの高い壁を突き崩せず1点リードされたままで前半を折り返しました。

 後半、水野を右MFに入れた日本は、水野、家長の両サイドの突破から何度もチャンスを作ります。チーム全体のプレスも速くなり、やや疲れの出たチリを押し込みます。しかし攻めにかかったときのゴール前の人数が足りない感じで、なかなか崩しきれない時間帯が続きます。大熊監督はここでまず森本を投入。しかしそれでも流れが変わらないと見るや、30分頃ついに前田を投入します。左MFの位置に入った前田は、いきなり左サイドからドリブルで侵入してスルーパスを出して森本の決定機を演出するなど、リズムを変えます。そして後半32分、自ら倒されて得たFKを蹴ると、そのボールはDFラインの裏に急激に曲がり落ちます。そしてここに走り込んだ水野が頭で合わせて、ついに同点に追いつきました。

 その後は勝ち越しを狙う日本とカウンターから逆襲を仕掛けるチリと言う構図で、お互い激しい攻め合いを見せます。前田は相変わらず守備での貢献は低く、監督からどなられてばかり。しかし、ボールを受けた時には存在感を見せ、シュート2本を放つなど得点の香りを漂わせます。結局そのまま引き分けに終わったものの、彼の存在がこの代表で不可欠であることを見せつけた、と言えるのではないでしょうか。ワールドユースへの参加メンバーが発表されるのは28日。この日出場がなかった吉弘、高柳は微妙ですが、少なくとも前田が呼ばれることは間違いないものと思われます。

 ところで今回のU-20代表ですが、技術の高いチリ代表と比較して劣っていないところを見せることができた、と思います。特にJリーグでも結果を出している水野の自信に溢れたプレーは素晴らしいもので、家長、前田とともに世界でも通用するところを見せました。ただやはり気になるのは、スペースを使う意識が低いことと、グループで崩すことができないこと。チリは頻繁にサイドチェンジしてスペースを使っていたのですが、日本にはほとんどそう言うシーンがありませんでした。パスもほとんどが足もとから足もと。チャンスはドリブル突破からと言う感じで、なかなか速い攻撃ができていませんでした。この世代はJリーグ発足時には小学1年生ぐらいで、育成プログラムの中で基本からしっかりと習っています。従って技術的に「世界」に通用する選手が多いのですが、しかしその「個の力」がチームの力としてまとまっていない、と言う印象です。アジアユースの頃のロングボール一辺倒に比べればだいぶましにはなった、と思いますが、ではこれでワールドユースでも戦えるか、と言うと微妙なところ。これから開幕までの大熊監督のチーム作りが問われることになりそうです。

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» U20日本代表、チリとドロー [サッカー道]
6月10日から始まるワールドユースに臨むU20代表が壮行試合としてチリと対戦。 キリンカップUAE×ペルー戦の前座として行われました。 ちなみにペルーが引き分けた為日本の優勝は消滅しています。 結果は後半、前田(サンフレッチェ)のFKを水野(ジェフ)がヘッドで綺麗に合わせ1−1のロード終了。 28日に本大会出場メンバーが発表されます。 ユース時代から注目している前田、梶山、家長にはメンバーに残�... [続きを読む]

受信: 2005/05/25 10:14

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