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2005/05/31

東京V戦の感想

ヴェルディ戦ですが、引き分けに終わったものの得るところの多い試合だった、と思います。サンフレッチェのリーグ戦の好調を支えているのは12試合で8失点の強固な守備ですが、その中心がジニーニョ。彼が欠けたときにどうするかと言う重要なテーマに一つの回答を与えたのが、この試合でした。小村を中心に右に池田、左に吉田を配した3バックは、常に高いラインを意識しながらワシントン、平本のツートップに対して粘り強く対応していたと思います。1失点目はワンツーで綺麗に抜かれてのものでこれは言い訳のきかない守備のミスでしたが、それ以外のシーンはまずまずの出来。GKとのコンビネーションも良く、個人の力で戦いを挑んで来るヴェルディの攻撃陣に対してしっかりと戦っていました。

 また、この3バックは駒野不在の状況に対する回答でもありました。川崎F戦では森脇を右SBに入れて形を崩さずに戦って敗れたわけですが、それよりは3バックにして右のMFに茂原を入れる、と言うこの日の形の方が、チーム全体のバランスが良かったと思います。この形は大宮戦の後半でもまずまずの結果を残していますが、それを再確認することができた、と言えるでしょう。

 ただそうは言ってもヴェルディ戦は、「駒野」という存在の大きさを改めて確認した試合でもありました。攻めながらもなかなか得点を奪えなかったサンフは後半19分、駒野を投入して4バックにシフトチェンジしたわけですが、ここから試合全体がスピードアップ。サンフの攻撃に対抗してヴェルディもカウンターを仕掛けて来て、スリリングな展開となりました。そして、そこで飛び出した駒野のピンポイントクロス。ガウボンはただジャンプして合わせるだけでいい、と言うだけのボールで、改めて駒野のキックの質の高さを思い知らされました。

 またこの試合は、ルーキー・桑田のデビュー戦でもありました。勝ち抜きの可能性が残っている限り勝ちに行く、と語っていた小野監督ですが、この試合のメンバーを見ればその意図が別のところにあったことは明白でしょう。これまで全試合に先発してきた大木とベットを外して桑田を入れたのは、単に彼が頑張っていたからというだけではなく、夏場の連戦に向けて最も重要なポジションのバックアップを作っておきたい、と言うことだと思います。桑田はボールに絡んだ回数は多くは無かったのですが、常にバランスに気をつけながらDFラインの前からゴール前まで良く動いていた、と思います。そして2、3度決定的なシーンにも絡んで、デビュー戦としてはまずまずだったのではないでしょうか。今後は局面によってはもっとアグレッシブに行くこと、そして長い時間戦える体力を付けることが課題でしょう。

 全体としてこの試合は、引き気味の位置からカウンターを仕掛けてくるヴェルディに対して良い戦い方が出来ていた、と思います。中盤をコンパクトにして高い位置でプレッシャーをかけ、ボールを奪ったら速く攻めると言う自分たちのサッカーが表現できていたと思います。そして1点リードされて終盤になっても決して慌てず、バランスを崩さずに攻め切って一度は逆転したことは、このチームの成長を表していると思います。ただ、だからこそ最後の最後で同点に追いつかれてしまったのは痛かった。佐藤寿が足を攣って動けなくなっていたことや、ワシントンのシュートが守りようの無いものだったことなど、不運が重なった面はあったと思います。しかしそれでも勝ちきれる強さを身につけることが、今後優勝を争っていく上で一番大事なことなのかも知れません。

 ところでこの日の引き分けでナビスコ杯は4試合を終えて勝ち点1。グループ1位の可能性は消滅し、2位抜けの可能性がわずかに残るだけとなりました。しかし可能性がある、とは言えそれは数字上のもので、実質的には敗退が決まった、と言って良いでしょう。となれば残り2試合は、リーグ戦に向けてのシミュレーションとチーム全体の底上げに使うべきだと思います。ジニーニョ、駒野と並んで代えのきかない選手である森崎和や服部、下田の不在にどう対処するのか。サテライトで結果を出している木村、高萩、ジョルジーニョらを起用するのかどうか。小野監督の采配に、注目したいと思います。

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2005/05/30

サテライト大分戦

昨日大分で行われたサテライトの大分戦は、0-0の引き分けに終わりました。現地からの情報によるとサンフレッチェのメンバーは、GK:上野、DF:遊佐、森脇、西河、入船、MF:李(→田中58分)、木村、高萩、桑田、FW:ジョルジーニョ(→横竹89分)、盛田。大分のメンバーは良く分からないのですが、吉田、梅田、西山、原田、木島、吉村、高嵜ら実績のある選手が入っていたようです。前半は中盤の底に李、左サイドハーフに高萩と言う布陣。主に高萩からの展開で攻撃を作っていたものの、両サイドが押し込まれロングボールも前線に収まらずでシュートまで至らない、と言う感じだったようです。

 後半立ち上がりは広島ペース。途中から高萩が中盤の底に入り、またトップ下に田中を入れた布陣もなかなか良かったそうです。ただ、30分前後にサイドを狙われ大分に攻め込まれ、何度か決定的なピンチも招いたとのこと。この時間帯を凌ぐと終盤にはジョルジーニョのドリブル突破や盛田のプレーで攻めましたが及ばず、結局スコアレスドローに終わりました。観戦した人によると全体的にはそう悪くなく、個々の戦う気持ちの見える試合だったそうです。しかしチーム全体で相手を崩すと言う点で今一つだったようで、特に両サイドが押し込まれて厚みのある攻撃を仕掛けることができず、結局はジョルジーニョ頼みだったと言うことです。ほぼ敗退が決まったナビスコ杯は、今後は層を厚くすることがテーマ。サテライトのメンバーから、1人でも2人でも戦力になって来て欲しいものです。

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2005/05/29

ナビスコ杯東京V戦

昨日のナビスコ杯第4節東京V戦は2-2のドローに終わり、グループリーグ1位の可能性が消滅しました。
 ジニーニョを出場停止で欠くサンフレッチェは今季初めて3バックにし、更に桑田をプロ入り初先発で起用して次の布陣でスタートしました。
       下田

   池田  小村  吉田
   (→駒野64分)
    森崎和  森崎浩(→大木83分)
茂原           服部
       桑田(→ベット53分)

    佐藤寿  ガウボン

SUB:上野、木村
 対する東京Vは、GK:高木、DF:戸川、李康珍(→戸田80分)、上村、MF:林、小林慶、久場、平野、玉乃(→小林大71分)、FW:ワシントン、平本。東京Vの先制点は前半19分。ワシントンとのワンツーで抜け出した平本がGKとの1対1を制して決めました。同点に追いついたのは後半33分で、駒野のスーパーなロングクロスにガウボンがファーで合わせています。更に後半41分、服部のクロスをゴール前で胸トラップしたガウボンがスライディングしながら押し込んで勝ち越し、これで勝負あったか、に見えました。しかし4分あったロスタイム、もうほとんど終わろうという時間帯に、戸田の後ろからのクロスを中央で受けたワシントンにスーパーなボレーシュートを決められてしまい勝ち点1に終わりました。(詳細は今日の遅くか明日書きます。)

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ワールドユースの代表に3人選出

昨日、ワールドユースに出場するU-20代表メンバーが発表され、サンフレッチェからは吉弘、高柳、前田が選出されました。最終登録に残った21人は次の通り。
【GK】山本海(清水)、松井(磐田)、西川(大分)
【DF】増嶋(FC東京)、吉弘、高柳(広島)、水本(千葉)、小林(柏)
【MF】中村(福岡)、苔口(C大阪)、兵藤(早稲田大)、伊野波(阪南大)、
    水野(千葉)、梶山(FC東京)、船谷(磐田)、本田(名古屋)、家長(G大阪)
【FW】平山(筑波大)、カレン(磐田)、前田(広島)、森本(東京V)
 合宿に選出された29人から落ちたのは、河本(神戸)、柳楽(福岡)、森下(磐田)、杉山(清水)、細貝(浦和)、山本真(清水Y)、原(駒澤大)、豊田(名古屋)。怪我から復帰したばかりの吉弘はぎりぎりで滑り込み、梶山も完治を待たないままの選出となりました。

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2005/05/28

今日の東京V戦

「ホットニュース」によると小野監督は「ジニーニョがいない時に、無理をさせて彼の役割を他の選手に求めるのも難しい」と語り、3バックでスタートする方針を示唆しました。ただ今週は小村が2日連続で寝込んでいたそうで、90分を通してプレーできるかどうか微妙なところ。駒野もまだ痛みが残っているとのことなので、ベンチワークと交代選手の出来が試合を左右することになりそうです。そのベンチ入りメンバーですが、桑田とともに木村が初めて入ることになりそう。試合に出るチャンスがもらえない中でも気持ちを切らさず頑張り続けた力を、存分に発揮して欲しいと思います。

 今日の試合会場は国立競技場で、午後7時キックオフ。今日の東京地方の天気予報は晴れで、雨具の用意は必要なさそうです。またスカパー739chの「フジテレビ739」では生放送が予定されています。現地に行けない方は、テレビの前で応援を。

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2005/05/27

東京V戦に向けて

明日はナビスコカップ第4節、アウェイ東京V戦が国立競技場で行われます。
 天皇杯を取り、スーパーカップも制して好調な立ち上がりを見せたヴェルディでしたが、第4節に川崎Fに敗れるとその後は調子を崩し、リーグ戦は3勝5分け4敗で現在14位。ナビスコカップも勝ち点4で、Bグループ3位の成績です。
1A ○2-1 大分  【V】米山、ワシントン、【分】マグノ・アウベス
2H △0-0 清水
N1H △4-4 川崎F 【V】ワシントン、小林大、森本2、【F】寺田2、ジュニーニョ、マルクス
N2A ○1-0 広島  【V】ワシントン
3H △2-2 千葉  【V】小林大、ワシントン、【千】巻、阿部
4A ●0-1 川崎F 【F】アウグスト
5H ●1-4 広島  【V】李康珍、【広】前田、森崎和2、ガウボン
6A ○3-2 大宮  【V】ワシントン2、町田、【宮】クリスティアン、森田
7H △2-2 新潟  【V】ワシントン2、【新】エジミウソン
8A ●4-5 名古屋 【V】平本3、ワシントン、【名】本田、山口、マルケス、古賀、クライトン
9H △1-1 横浜FM 【V】ワシントン、【横】那須
10A △0-0 C大阪
11A ●1-2 鹿島  【V】ワシントン、【鹿】増田、田代
12H ○1-0 柏   【V】平本
N2A ●3-5 G大阪 【V】小林慶、ワシントン2、【G】吉原2、アラウージョ2、シジクレイ
 リーグ戦の得点ランキング2位のワシントンはナビスコカップも好調で、総得点4は現在トップで前節も2点を積み重ねています。しかし、ワシントンの存在はヴェルディにとっては両刃の剣。前線にどっしりと構えて動かないため周囲の選手の負担が少しずつ増え、疲れて動けなくなるとヴェルディのサッカーが機能しなくなる、と言う感じです。実際、前節の終了後にアルディレス監督は「少し前は日本一の中盤だと思っていたが、今はアイデアに乏しく、疲れが目立っていた」と、選手の疲れを大量失点の理由にしています。次節は相馬が出場停止ですが「疲れている選手は休ませたい」と言っているので、それ以外にも選手を何人か入れ替えて来るかも知れません。
 対するサンフレッチェですが、こちらはリーグ戦の好調のカケラも見せずに川崎Fに完敗を喫し、ナビスコ杯は3連敗。今後3連勝以外には勝ち抜きの可能性は無い、と言うところまで追い込まれています。その上明日は守備の要・ジニーニョが出場停止。またU-20代表合宿に参加中の前田も出場不可能でしょう。茂原、駒野が戻ってくるのは好材料ですが、ある程度の選手の入れ替えは避けられません。ただ、ここを若手育成の場にすると言う考え方もありますが、むしろジニーニョ不在の状況を、今後のリーグ戦に向けてのシミュレーションにする方が重要です。従って、むしろなるべく形を崩さないようにして、勝ちを狙って全力を尽くすことになるのではないでしょうか。と言うことで、私の予想メンバーは次の通り。
       下田

     池田  小村
駒野            服部
       森崎和
   茂原     森崎浩
       ベット

    佐藤寿  ガウボン

SUB:上野、吉田、桑田、大木、ジョルジーニョ
 tss携帯サイトの練習レポートによると、ジニーニョ不在時の「2バック」にはやはり不安があるようで、3バックの練習もしていたそうです。いずれの守備陣形にするにしろ、池田や吉田、西河にとってはここは大きなチャンス。彼らの頑張りに期待したい、と思います。また広島躍進の推進力だった大木ですが、さすがに疲れが出てきているのかやや頑張りが効かなくなっているような印象です。森崎浩も徐々に調子が戻って来ているので、森崎兄弟を低い位置に並べてベットをトップ下、と言う布陣を試してみても良いのではないでしょうか。「可能性が少しでもあるのであれば、当然狙って行く。それに...情けない試合をしてしまうと、リーグにも影響が出る。だから絶対に立て直さないといけない」と言うキャプテン・森崎和の言葉に期待したい、と思います。

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2005/05/26

李が北朝鮮代表選出

サンフレッチェは昨日、李漢宰が北朝鮮代表に選出された、と発表しました。今季は年初から代表合宿に参加してW杯予選に出場した李でしたが、合宿中に古傷の左膝を痛めて半分は別メニュー。無理を押して日本戦に出場したものの膝を悪化させ、その後チームに戻ってからはずっとリハビリを続けていました。中国新聞によると李は23日の練習からチームに復帰。フルメニューをこなして「初日にしてはいい動きができた」と語っていたそうです。ただ、まだ「サッカーはできる」が「持久力に問題がある」と言う状態。自分でも心配しているように「ペースを上げすぎて故障が再発」しては何にもなりません。北朝鮮はまだ勝ち点を1つも取れていない事を考えれば、わらにもすがる気持ちで招集したのだと思いますが、くれぐれも無理をしないように気をつけて欲しい、と思います。

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2005/05/25

U-20代表チリ戦

昨日、ワールドユース壮行試合のU-20代表チリ戦が豊田スタジアムで行われ、1-1で引き分けました。

 日本のメンバーは、GK:西川[大分]、DF:増嶋[FC東京]、水本[千葉]、小林[柏]、MF:中村[福岡]、兵藤[早稲田大]、伊野波[阪南大]、本田[名古屋](→水野[千葉])、家長[G大阪](→前田[広島])、平山[筑波大]、カレン[磐田](→森本[東京V])。中村を右SB、水本を左SBに入れて4バックで臨んだ日本は、立ち上がりに平山の惜しいシュートがあったものの、前半5分、本田の軽い守備から左サイドを破られ中央であっさりと合わせられて先制点を許しました。その後は個人の力で何とかこじ開けようとするものの決定機を生かせず、チリの高い壁を突き崩せず1点リードされたままで前半を折り返しました。

 後半、水野を右MFに入れた日本は、水野、家長の両サイドの突破から何度もチャンスを作ります。チーム全体のプレスも速くなり、やや疲れの出たチリを押し込みます。しかし攻めにかかったときのゴール前の人数が足りない感じで、なかなか崩しきれない時間帯が続きます。大熊監督はここでまず森本を投入。しかしそれでも流れが変わらないと見るや、30分頃ついに前田を投入します。左MFの位置に入った前田は、いきなり左サイドからドリブルで侵入してスルーパスを出して森本の決定機を演出するなど、リズムを変えます。そして後半32分、自ら倒されて得たFKを蹴ると、そのボールはDFラインの裏に急激に曲がり落ちます。そしてここに走り込んだ水野が頭で合わせて、ついに同点に追いつきました。

 その後は勝ち越しを狙う日本とカウンターから逆襲を仕掛けるチリと言う構図で、お互い激しい攻め合いを見せます。前田は相変わらず守備での貢献は低く、監督からどなられてばかり。しかし、ボールを受けた時には存在感を見せ、シュート2本を放つなど得点の香りを漂わせます。結局そのまま引き分けに終わったものの、彼の存在がこの代表で不可欠であることを見せつけた、と言えるのではないでしょうか。ワールドユースへの参加メンバーが発表されるのは28日。この日出場がなかった吉弘、高柳は微妙ですが、少なくとも前田が呼ばれることは間違いないものと思われます。

 ところで今回のU-20代表ですが、技術の高いチリ代表と比較して劣っていないところを見せることができた、と思います。特にJリーグでも結果を出している水野の自信に溢れたプレーは素晴らしいもので、家長、前田とともに世界でも通用するところを見せました。ただやはり気になるのは、スペースを使う意識が低いことと、グループで崩すことができないこと。チリは頻繁にサイドチェンジしてスペースを使っていたのですが、日本にはほとんどそう言うシーンがありませんでした。パスもほとんどが足もとから足もと。チャンスはドリブル突破からと言う感じで、なかなか速い攻撃ができていませんでした。この世代はJリーグ発足時には小学1年生ぐらいで、育成プログラムの中で基本からしっかりと習っています。従って技術的に「世界」に通用する選手が多いのですが、しかしその「個の力」がチームの力としてまとまっていない、と言う印象です。アジアユースの頃のロングボール一辺倒に比べればだいぶましにはなった、と思いますが、ではこれでワールドユースでも戦えるか、と言うと微妙なところ。これから開幕までの大熊監督のチーム作りが問われることになりそうです。

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2005/05/24

U-21代表に茂木

日本サッカー協会は昨日、トゥーロン国際に参加するU-21代表を発表し、サンフレッチェからは茂木が選出されました。また山形にレンタル中の高木も選ばれました。今回選ばれたのは次の20人。
【GK】徳重(浦和)、木村(G大阪)
【DF】大井(磐田)、青木(G大阪)、千葉(C大阪)、倉本(大分)、前田(FC東京)
【MF】藤本(筑波大)、六車(京都)、工藤(千葉)、酒本(C大阪)、高木(山形)、
    高橋(鳥栖)、寺田(G大阪)、谷口(川崎F)
【FW】茂木(広島)、矢野(柏)、北野(横浜FM)、三木(G大阪)、辻尾(中央大)

【スタッフ】団長:高田豊治(広島GM)、技術委員:藤口光紀(JFA)、監督:石井知幸(磐田)、
      コーチ:上野展裕(JFA/京都)、GKコーチ:川俣則幸(JFA)
 田島技術委員長が「ダミーだった」と陳謝したメンバー(トゥーロンの公式ページ)に入っていなかったのは、倉本、六車、酒本、高橋、寺田、谷口、三木、辻尾で、それほど大きく違っているわけではありません。またスタッフも公式ページで発表されたものと同じ。従ってあのメンバーは単なるダミーだったと言うわけでもなく、予備登録をクラブの断りなしに出していた、と言うところが真相なのかもしれません。
 ところで今回の代表選手を見ると、Jリーグでレギュラーと言えるのは谷口と高橋ぐらいで、多くがベンチ入りがやっとの選手です。J2はリーグ戦の真っ最中でJ1もナビスコ杯があり、戦力になる選手は出したくないと言うのがクラブ側の正直な気持ちでしょうから、こう言う選考になったのも理解できます。その中で茂木はここまで4ゴールと十分に戦力になっているわけですが、FWの競争が厳しく出場機会も限られる事を考えて、ここは代表に行った方が良いと判断されたのではないでしょうか。このメンバーの中での茂木の実績は、クラブと年代別代表を通算すれば間違いなく一番上。ここはチームのリーダーとして活躍して、大きく成長して帰ってきて欲しいものです。

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2005/05/23

サテライト神戸戦

昨日吉田サッカー公園で行われたサテライト神戸戦は、後半終了直前に追いつき引き分けました。サンフレッチェのメンバーは、GK:上野、DF:青山(→遊佐5分)、西河、池田、入船、MF:木村、高萩、桑田、田中(→福本82分)、FW:盛田、ジョルジーニョ。対する神戸は、GK:阿部、DF:石澤、松本、坪内、MF:中村、田中、丹羽、吉田、ホルヴィ、FW:平瀬、村瀬(→柳川89分)。紫熊倶楽部ホームページによると、前半のサンフはホルヴィを中心にした神戸の攻撃に押されっぱなし。開始早々に青山がアクシデントでユースの遊佐に代わったこともあって、創造性に欠けるゲーム展開だったそうです。しかし後半、ホルヴィを抑えることで精一杯だった高萩が「変身」したことによって、チームが生まれ変わったとのこと。桑田とのコンビネーションから何度も決定的シーンを作ったそうです。しかしそんな中、先制点は神戸。後半はほとんど消えていたホルヴィの35分のFKを平瀬が折り返し、石澤に押し込まれてしまいました。しかしその後サンフは、桑田をトップ下に上げて総攻撃。神戸の時間稼ぎにも負けずに後半ロスタイム、ジョルジーニョのCKのボールに競り合った高萩が頭で押し込みました。(因みに神戸のサイトによるとオウンゴールになっています。)いずれにせよこのワンプレーで終わり、と言うシーンでの同点劇だったようで、若手が意地を見せた形のゲームだったようです。

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プリンスリーグ2nd round初戦

土曜日に行われたプリンスリーグ上位リーグの初戦、サンフレッチェユースはB組2位の作陽と対戦し、横竹の2ゴールで逆転勝ちして好スタートを切りました。
【上位リーグ】
広島ユース 2-1 作陽
広島観音  1-0 広島国泰寺
広島皆実  2-1 多々良学園

【下位リーグ】
西京    5-0 広島県工
米子北   1-0 玉野光南
如水館   2-1 立正大淞南

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2005/05/22

ナビスコ杯第3節川崎F戦

昨日広島スタジアムで行われた川崎フロンターレ戦は、駒野、茂原の不在が響いて1-4で完敗。ナビスコ杯は3連敗となりました。

 駒野不在の右SBには森脇を起用。また森崎浩も今季初先発で、次のような布陣でスタートしました。


       下田

   ジニーニョ  小村
森脇            服部
       森崎和
 森崎浩(→吉田71分) ベット
       大木(→佐藤寿71分)

    茂木  ガウボン
    (→前田45分)

SUB:上野、桑田


 対する川崎はほぼ現状のベストメンバーで、GK:吉原、DF:箕輪、寺田、伊藤、MF:谷口(→佐原78分)、中村、長橋、アウグスト、今野(→相馬87分)、FW:ジュニーニョ、黒津。サンフは立ち上がりからボールが前線に収まらず、チャンスを作れない時間帯が続きます。右サイドはコンビネーションが皆無に等しく、森脇はアウグストを怖れて上がる事ができずに精度の無いアーリークロスを入れるばかり。左もベットと服部の連係が悪く、なかなかゴール前までボールを運べず。中盤からFWへのチャレンジパスもことごとくカットされ、右からも左からも中央からも攻める事ができない、と言う感じだったそうです。ただ川崎の攻撃もさほどの怖さはなくDFラインが踏ん張っていたそうですが、しかし前半14分、セットプレーから得点を許します。ゴール前25mの距離からアウグストが蹴ると見せかけて蹴ってきたのは中村。強烈なボールがゴール左上隅に突き刺さり、1点のリードを許してしまいました。その後サンフも流れをつかみ、高い位置でのボールカットから相手陣内に攻め入るシーンも増えたそうですが、ビルドアップの部分でうまくいかずペナルティエリアにも入れない、と言う状況が続き前半のシュートはわずかに1本。なんの工夫も無いままに、前半を0-1で折り返しました。

 ほとんど前を向けなかった茂木に代えて、小野監督は後半の頭から前田を投入します。この采配はある程度成功で、前線でタメができたサンフは押し上げもきくようになり、完全にペースをつかんだとのこと。そして後半8分、右サイドで前田が粘って入れたクロスはいったんははね返されましたが、ベットが頭でフィードしたボールをガウボンが倒れ込みながら流し込んでようやく同点に追いつきました。

 苦しい時間帯を1失点に抑え、ペースを奪い返して同点に追いつく。展開としては悪くなかったのですが、しかし直後にぶち壊しになってしまいます。川崎のキックオフからアウグストが左サイドを突っかけ、森脇のポジショニングの曖昧さを突かれて谷口に突破を許し、黒津から最後はジュニーニョが押し込んで再び川崎がリード。更に後半25分にもアウグストに森脇がぶち抜かれてシュート性のクロスを黒津に決められ突き放されます。その後3バックにしてアウグストをとりあえず抑えるようになりましたが、攻撃にかかったときのコンビネーションは相変わらず悪いまま。逆に後半32分、長橋のクロスのこぼれを谷口に蹴り込まれて決定的な4点目を奪われ、その後のこちらの攻勢をかわされてそのまま敗れました。

 私はゴールシーンしか見ていないのですが、試合が決まったのは2点目でしょう。リーグ戦の川崎戦とは全く逆の展開で、同点直後に突き放されたのではたまったものではありません。それも一番心配していた森脇のサイドだったということが、このゲームを象徴していたと言えそうです。何とか森脇に駒野の代わりの役目を果たして欲しい、と言う小野監督の「ギャンブル」が外れてしまったわけで、そう言う意味では当然の結果だった、と言えるでしょう。駒野不在の時にどうするか、というのはここ数年ずっと解決できない広島の課題だったわけですが、昨日は茂原の不在がよりその弱点を強調されることになってしまったのだろうと思います。

 ただその一方で、新人をサポートできなかったチーム全体の責任、というものも指摘せざるをえないでしょう。J's GOALに小村のインタビューが掲載されているのですが、まさに彼の言うとおり。一人一人の選手が「サボってしまう」ことによって、「ボールはまわされるし、簡単に逆サイドには振られる。悪循環に陥って、今度は『プレスにいってもかわされる』と考えてしまい、そして(プレスに)いかなくなる。ボールを奪いにいくところも、はっきりしない。とにかく、相手の方がより動いていた」と言う状況になってしまっては、サンフに勝機はありません。「気持ちのどこかで、はっきりとは意識していなくても、チームや選手たちの中に、リーグとカップの位置づけの違いがあった」のだとすれば、その甘さから問い直されなければなりません。昨日のゲームでは終盤小村が怒涛の攻め上がりを見せていたそうですが、そのような「勝つという気持ちを、プレイの中で見せる」ことをチーム全体としては出来ていなかったことが、敗因だったと言って間違いない、と思います。

 これで3連敗となったサンフは、ナビスコ杯の勝ち上がりの可能性はほぼなくなりました。(広島が3連勝し、G大阪が1分け2敗以下、川崎Fが1勝2敗以下、東京Vが1勝1分け以下に終わった場合のみ可能性がある。)しかしだからと言って、気持ちの入っていない試合をしてはなりません。「プロとして、当然やらないといけない」(小村)勝つために全力を尽くすことができなければ、いくらリーグ戦で良い順位にいるとは言っても、評価はできません。残り3試合、おそらく前田抜きで戦わなければなりませんが、他の選手の意地を見せて欲しい、と思います。

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2005/05/21

今日の川崎F戦

「ホットニュース」と中国新聞によると、駒野は無理をさせずに欠場する模様です。そしてその代役として起用されそうなのが森脇。昨年の6/5のナビスコ杯C大阪戦で初出場したときには相当緊張していたそうですが、落ち着きを取り戻した後半は好プレーを連発して小野監督からも「よくやった」と声をかけられています。今季は前田、高柳が先にトップ出場を果たし、高萩と桑田もベンチ入りするなど先を越された形になっていましたが、それで腐ることなくサテライトで鍛えていた結果が、このチャンスに繋がったと言えるでしょう。マッチアップの相手となるアウグストを怖れず向かっていけるかどうか。森崎浩やDFラインと良いコミュニケーションが取れるかどうか。そこが今日の試合のポイントとなりそうです。

 今日の試合会場は広島スタジアムで、午後3時キックオフ。広島県大型観光キャンペーン「ええじゃん広島県"サンフレッチェ広島応援イベント"」が行われる予定となっています。県内各地16名の観光アシスタントが勢ぞろいしてピッチ上にて選手を迎え、主審と両チームキャプテンへ広島県特産品の贈呈やハーフタイムでのPR、先着プレゼント(ええじゃん靴磨きかええじゃんマグネットホルダーを先着3,000名様に)など盛りだくさん?の内容です。また、「サンフレッチェといっしょにファイナルを目指そう!」イベントは1時から。ご来場いただいた小学生以下の子どもたちに、ドリブルゲーム、シュートゲームに挑戦して頂きます。選手サイン会は2時20分からで、1時からスタジアム北側広場で先着50名様に整理券を配布。「選手とハイタッチ」も同じ時間と場所で、小中学生以下先着100名様に整理券を配布します。更に1時からスタジアム北側広場で、小学生以下の子どもを対象に「こんなサッカーボールがあったらいいな!」イラスト募集を行います。参加者のうち先着200名様に色鉛筆セットをプレゼント。また今日のスタメン11名と監督がお気に入りを1つずつ選んでG大阪戦で発表する、とのことです。今日の広島地方は晴れで、絶好の観戦日和になりそう。ぜひお子様連れでお越しください。

 今日のテレビ中継は、生放送も録画放送もありません。現地に行けない方は、tssの速報などに頼るしかなさそうです。

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2005/05/20

川崎F戦に向けて

明日はナビスコカップの第3節。ホーム・広島スタジアムに川崎フロンターレを迎えます。
 昨年驚異的な勝ち点105を取ってJ2を駆け抜けた川崎Fは、目立った補強なしに今年のJ1に臨みました。そしてその攻撃サッカーはJ1でも通用し、第5節神戸戦では6-1で圧勝するなど一時は4位まで上昇して旋風を巻き起こすか、に見えました。しかし我那覇に続いてマルクスも骨折で離脱すると完全に失速。このところ3連敗で、順位も13位まで落ちています。
1A △1-1 柏   【川】ジュニーニョ、【柏】山下
2H △3-3 浦和  【川】ジュニーニョ、我那覇、アウグスト、【浦】酒井、岡野、闘莉王
N1A △4-4 川崎F 【川】寺田2、ジュニーニョ、マルクス、【V】ワシントン、小林大、森本2
N2H △2-2 G大阪 【川】寺田、ジュニーニョ、【G】OG、松波
3A ●2-3 G大阪 【川】ジュニーニョ、アウグスト、【G】大黒2、山口
4H ○1-0 東京V 【川】アウグスト
5A ○6-1 神戸  【川】ジュニーニョ、谷口、我那覇、黒津、OG、マルクス、【神】ホルヴィ
6H ●0-2 名古屋 【名】中村、杉本
7A ●1-2 広島  【川】黒津、【広】ガウボン、茂木
8H ○2-1 横浜FM 【川】マルクス、黒津、【横】那須
9H ○1-0 千葉  【川】長橋
10A ●1-2 新潟  【川】ジュニーニョ、【新】船越、アンデルソン・リマ
11A ●0-1 大分  【分】マグノ・アウベス
12H ●0-1 清水  【清】久保山
 ツートップの下で攻撃をコンダクトしていたマルクスの欠場と、代役フッキの経験不足が響いているが3連敗の直接の原因なのは間違いない、とは思います。しかし例えば前節などは、シュート数でも決定機の数でも清水を圧倒しているわけで、チャンスを作れていないわけではありません。攻めさせられるとなかなか点が取れないのは確かですが、千葉戦のように守りを固めてカウンター、と言う戦い方に徹するならジュニーニョ、黒津と言う「飛び道具」が威力を発揮します。ナビスコ杯では川崎の方が広島よりも上ですが、リーグ戦の順位やこちらの戦い方を考えれば、明日は引いた位置からカウンターを狙ってくることは十分に考えられます。油断をすると足元をすくわれる、と考えておいて間違いありません。
 サンフレッチェですが、前節足首を捻挫して途中退場した駒野は、回復しつつあるものの完調とは言えない様子で、明日は無理をさせない可能性が高そうです。また茂原は累積で出場停止。従ってこのところのチームの好調を支えてきた右サイドを再構築して戦わなければなりません。携帯サイトによると今週の練習では右SBには池田、吉田、森脇が試されていたそうですが、池田はポジショニングに難があり可能性は薄く、高校時代以来だという右のポジションを務めた吉田は「動きが逆になるので難しい」とのこと。またアグレッシブな攻撃が持ち味の森脇は、攻撃にかかったときは良いものの守備での経験不足は否めない様子で、誰を起用するにしても一長一短があるようです。一方茂原の「代役」は調子を上げてきた森崎浩になることが確定的。こちらは能力的には問題ないので、後は結果を出すだけだと言って良いでしょう。昨年のチーム得点王が点に絡む活躍をすれば、勝利は自然に転がり込んで来るのではないでしょうか。メンバーですが、機能しない場合に3バックに変えて戦う、と言うオプションも考えて吉田を右に入れる布陣で予想しておきます。
       下田

   ジニーニョ  小村
吉田            服部
       森崎和
  森崎浩      ベット
       大木

    佐藤寿 ガウボン

SUB:上野、池田、森脇、前田、茂木
 2連敗スタートで苦しいナビスコ杯ですが、ここから4連勝すれば勝ち抜きの可能性はぐっと高くなるはず。リーグ戦の勢いをそのままぶつけて、明日は次節以降につながる結果を出してほしいと思います。

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2005/05/19

U-18代表の練習試合

合宿中のU-18代表ですが、浦和サテライトに0-2、千葉(ほぼレギュラー)に2-4で連敗した模様です。広島組ですが、木原と森重(皆実高)は浦和戦に、槙野は千葉戦に先発出場したとのこと。槙野は千葉に攻められながらも頑張った様子で、得点も決めたとのことです。

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「U-21代表」はダミー

6/1からフランスで行われるトゥーロン国際大会に日本サッカー協会はU-21代表を送るそうですが、その公式ホームページにメンバーが発表されています。この中には茂木が入っているほか高田豊治GMが団長?として入っているのですが、読売新聞によると実はこれはダミーだった、と言うことが昨日のJリーグ強化担当者会議で分かりました。田島技術委員長が明らかにしたもので、メンバーを早く出せと大会本部から言われてダミーで出したとのこと。Jリーグ各クラブには全く知らされておらず、読売新聞によると田島氏は「平謝り」だったそうです。正式発表は23日だそうですが、茂木は今季4得点と活躍しているだけに、本当に選ばれる可能性もあるのではないでしょうか。

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2005/05/18

U-20代表に前田、高柳、吉弘

日本サッカー協会は昨日U-20チリ代表戦に向けてのU-20日本代表を発表し、サンフレッチェからは前田、高柳、吉弘が選ばれました。今回選ばれたのは次の29人。
【GK】山本海(清水)、松井(磐田)、西川(大分)
【DF】増嶋(FC東京)、吉弘(広島)、河本(神戸)、水本(千葉)、
    柳楽(福岡)、小林(柏)、森下(磐田)
【MF】杉山(清水)、中村(福岡)、苔口(C大阪)、兵藤(早稲田大)、
    伊野波(阪南大)、水野(千葉)、梶山(FC東京)、船谷(磐田)、
    細貝(浦和)、本田(名古屋)、家長(G大阪)、高柳(広島)、
    山本真(清水Y)
【FW】原(駒澤大)、豊田(名古屋)、平山(筑波大)、カレン(磐田)、
    前田(広島)、森本(東京V)
 先日の合宿のメンバーから市原(千葉)、渡邊圭(名古屋)、興梠(鹿島)、三木(G大阪)、岩下(清水)、丹羽(神戸)、中山(京都)、辻尾(中央大)が外れ、山本海、吉弘、杉山、梶山が復帰しました。この中で注目は、怪我から復帰したばかりの吉弘。3/13のサテライト福岡戦で骨折して「全治3ヶ月」の診断を受けてワールドユースは絶望か、と思われましたが、驚異的な回復を見せて5/11の練習から復帰し、最後のチャンスに間に合ったことになります。その間、吉弘のポジションだった守備的MFには伊野波らが台頭して来ていますが、レギュラーが決まった、と言う感じではないだけに、合宿とチリ戦でのアピール次第ではオランダ行きメンバーに入る可能性は十分にありそうです。
 U-20代表は5/22に豊田に集合して5/24(火)の16:20から行われるU-20チリ代表戦を戦います。そしてその後合宿に入り、5/28(土)の練習前にワールドユースの最終登録メンバー21人が発表される予定です。

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プリンスリーグ上位リーグ

今週末から始まるプリンスリーグ2nd roundの日程が発表され、サンフレッチェユースのの対戦日程は次の通りとなりました。
5/21(土)13:30 作陽    (みよし運動公園陸上競技場)
5/28(土)13:30 広島観音  (吉田サッカー公園)
6/25(土)11:00 多々良学園 (吉田サッカー公園)
7/9 (土)11:00 広島国泰寺 (吉田サッカー公園)
7/16(土)11:00 広島皆実  (広島広域公園第一球技場)

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2005/05/17

紫熊倶楽部6月号

先週末発売のサンフレッチェオフィシャルマガジン「紫熊倶楽部」の6月号の表紙は、大喜びで抱き合う駒野選手と佐藤寿人選手。「もっと、もっと上を!」と言うタイトルで、上位進出を果たした4月戦線を特集しています。

 一番最初のコラムは、いまおかゆう子さんによる「サンフレッチェを支える人々」。サンフレッチェクラブを担当してる生駒由美さんが、女性サポーターが増えた理由を語っています。続く記事は、駒野友一「神様に祈る」。靭帯断裂、エコノミークラス症候群、鎖骨骨折、そして謎の視野狭窄と次々と不運に襲われた駒野。折れそうになる心を妻とともに「神に祈る」ことで乗り越え、今や好調広島の推進力となっている彼のこの1年を振り返っています。

 これに続くのは、こちらも好調なサテライトの選手たちの記事。レギュラーを固定して結果を出している今年のトップチームですが、今後更に上を目指すためには下からの突き上げがどうしても必要です。ナビスコ杯に向けて、そして夏場の連戦に向けてバトル中の若手選手たちの「今」を紹介しています。

 短期集中連載「2005年Super Rookies」は佐藤昭大選手。「史上最強のユース」をキャプテンとしてまとめた真面目一筋の彼の気持ちを、インタビューを通じて解き明かしています。

 ホームテレビの望月ディレクターのコラム「月曜日のファンタジスタ」は、スーパーな活躍を続けている大木選手について。FWのレギュラー争いが厳しくなる中で大木自身の意識も変わって、それが今季の好調の原因になっているのだそうです。私のコラムは「サポーターの心の中のダークサイド」と言うタイトルで、柏スタジアムで起きた暴力事件を取り上げています。また金広智子さんによるサポーターコラムは、プリンスリーグの現状と木原選手について書いています。

 マッチレポートは、変化の兆しが見えた第4節鹿島戦から初勝利を挙げた東京V戦、連勝を続けた神戸戦と川崎F戦、更にC大阪戦、千葉戦、新潟戦、横浜FM戦までを振り返っています。そして最終ページはいつものように石井百恵アナによる「大好き!サンフレッチェ」。後がない、と言う危機感から今年大きく成長した茂木選手を取り上げています。

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2005/05/16

サテライトの練習試合

土曜日にサテライトが福山大とトレーニングマッチを行ない、6-1で勝ちました。メンバーは、GK:佐藤昭、DF:森脇、槙野、吉田、西河、MF:高柳、木村、高萩、桑田、FW:田中、盛田、と言う感じだったとのこと。サンフレッチェのゴールは高萩、高柳、森脇、田中、ジョルジーニョ、木原で、高萩とジョルジーニョのゴールはPKだったとのことです。今週から4週間はナビスコカップの予選リーグが続きますが、ここまでの連戦の疲れを考えるとレギュラー級はある程度休ませることが予想されます。そこでサテライトから名乗りを上げてくるのは誰か、非常に楽しみです。

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プリンスリーグ1st roundの結果

ちょっと古いニュースなのですが、まだ書いていなかったので。プリンスリーグの1st roundが5/1に終了し、Aブロックからはサンフレッチェユースの他、多々良、広島国泰寺が上位リーグに進出しました。
 1st roundの最終結果は次の通り。
【Aブロック】

順位 チーム   勝点 勝 分 負 得点 失点 得失
 1 多々良    15    5   0   0   24     8   +16
 2 広島ユース  12    4   0   1   18     5   +13
 3 広島国泰寺   9    3   0   2    8    12    -4
 4 玉野光南    6    2   0   3   19    13    +6
 5 立正大淞南  3    1   0   4    4    23   -19
 6 広島県工    0    0   0   5    9    21   -12

【Bブロック】
順位 チーム   勝点 勝 分 負 得点 失点 得失
 1 広島観音   13    4   1   0    9     4    +5
 2 作陽     10    3   1   1    6     3    +3
 3 広島皆実    7    2   1   2    9     4    +5
 4 西京      7    2   1   2   11     9    +2
 5 如水館     6    2   0   3    8    13    -5
 6 米子北     0    0   0   6    1    11   -10
 この結果、多々良、サンフレッチェユース、国泰寺、観音、作陽、皆実が上位グループで、玉野光南、立正大淞南、広島県工、西京、如水館、米子北が下位リーグで戦うことになります。2nd roundの開始は5/21からですが、対戦カード等については今のところ不明です。

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2005/05/15

第12節大宮戦

昨日の第12節大宮戦は両チームともシュートの少ない低調なゲームだったものの、終了間際の前田のゴールで広島が逃げきり2位に浮上しました。
 サンフレッチェの先発メンバーは前節と同じ。
       下田

   ジニーニョ  小村
駒野(→池田45分)     服部
       森崎和
  茂原       ベット
       大木(→森崎浩62分)

    佐藤寿 ガウボン
    (→前田76分)

SUB:上野、茂木
 対する大宮はDFラインを昨年のものに戻して、GK:荒谷、DF:奥野、トニーニョ、冨田、西村、MF:ディビッドソン、金沢、藤本、久永、FW:クリスティアン(→桜井76分)、森田(→横山88分)。初めてのJ1公式戦開催となる熊谷スポーツ文化公園陸上競技場は、施設は新しかったもののピッチが最悪。芝が剥げているばかりか石ころゴロゴロで、試合前には係員が総出で石拾いするほどだったそうです。その上この日は冷え込みが厳しかったばかりか風も激しく、とても「3位・4位対決」にふさわしいとは思えない状況だったとのこと。試合後に小野監督が「ボールキープしている方が不利になる状態だった」と振り返ったように、お互いに慎重になりすぎた上に激しいつぶし合いとなり、あまりシュートまでも行けない展開が続いたとのこと。前半はどちらかと言うと大宮ペースでしたが広島のDFラインは堅く崩れず、逆に終了間際にガウボンがペナルティエリア内でフリーになったもののシュートを打たずバックパスを選択するなど、どちらもパッとしない展開のままに前半を折り返しました。
 足首を痛めた(捻挫だったらしい)駒野に代わって池田を入れて後半から3バックにした広島でしたが、しばらくは大宮ペース。大宮は右サイドの突破から何度もクロスを入れてきたそうです。しかしその時間帯を凌ぐと小野監督は後半17分に森崎浩を投入し、森崎和とともにボランチに並べてベットを前に出します。そしてその采配が正解だったようでその後サンフがペースを掴み、茂原の突破からのベットの決定機等何度かチャンスを作ります。更に31分、ぎりぎりまで待った小野監督が満を持して前田を投入。「点を取るように言われ」てピッチに入った前田は、臆することなく積極的にシュートを打ちます。そして後半ロスタイム、後ろからのフィードをガウボンがDFと競り合いながら前方に落とし、拾った前田が振り返りざま右足でループ気味のシュート。これが見事にファーサイドに突き刺さり、前田はサポーター席に向けてガッツポーズを繰り返しました。
 連戦開けで疲れが出てきていた上に、空港から2時間かけての移動。その上肌寒い天気と荒れたピッチと、この日のサンフは最悪に近い条件下で試合を戦わなければなりませんでした。昨年までのアウェイ、特に関東で弱かった頃ならそれだけで心が折れてしまって、あっさり敗戦してしまったに違いありません。しかし今年のサンフは違う、と言うのはこの試合からも言えるでしょう。苦しい展開を何とか我慢して終盤勝負まで持ち込み、「引き分けでもいい」と三浦監督に思わせておいてロスタイムに決勝ゴールを奪うとは、なんとしたたかな事でしょう。これはやはり、ここまで勝って来ているという自信、自分たちのサッカーとチームメイトに対する信頼があるからこそ、なのではないでしょうか。10節以上を終えて2位の位置にいる、と言う好成績はステージ優勝した94年以来11年ぶりだそうですが、これは終りではなく始まり。中断期間をしっかりと鍛えて、次の戦いに備えて欲しいと思います。

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2005/05/14

今日の大宮戦

「ホットニュース」によると、今日の大宮戦のメンバーは前節とほぼ同じで、池田が久々にベンチ入りしそうです。また前田はU-20代表の合宿を早々に離脱してチームの練習に出ていたそうで、先発の可能性もありそう。大宮にリードを許すと崩すのはなかなか大変なので、「何としても先制点をとって、相手の攻撃の枚数を増やした上で、その裏をついて追加点をあげる」(小野監督)と言う戦いを見せて欲しいと思います。また復帰して4試合目となる森崎浩は「プレイの波は、かなり小さくなっていると感じている」とのこと。一昨年の大宮との対戦時は「僕が出た試合は負けていない」(先発した2試合は勝利、途中出場の試合は引き分けで、欠場した時に負けている)と言うことなので、今日も彼をどう起用するか、がポイントとなりそうです。

 今日の試合会場は熊谷スポーツ文化公園陸上競技場(大宮サッカー場にあらず)で、午後3時キックオフ。天気予報は曇りで、雨の可能性もあります。またかなり冷え込むとのことなので、防寒対策をお忘れなく。テレビ中継は生放送の予定は無く、明日の午後7時55分からのJ SPORTS 1(スカパーch306)の録画放送が初回です。現地に行けない方は、tssの携帯サイト等で経過をチェックするしかなさそうです。

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2005/05/13

大宮戦に向けて

明日はJリーグ第12節大宮戦が、熊谷陸上競技場で行われます。
 今季初めてJ1に昇格した大宮は当然のことながら「降格候補」の一つでした。しかし昨年で連勝記録を作ったサッカーはJ1でも通用して、ここまで5勝2分け4敗で4位に付けています。
1A ○2-0 G大阪 【宮】桜井、森田
2H △1-1 神戸  【宮】藤本、【神】三浦知
3H ○1-0 C大阪 【宮】クリスティアン
4A ●2-3 新潟  【宮】クリスティアン、トニーニョ、【新】エジミウソン、アンデルソン・リマ、ファビーニョ
5A ●0-2 鹿島  【鹿】野沢、小笠原
6H ●2-3 東京V 【宮】クリスティアン、森田、【V】ワシントン2、町田
7H ○2-1 横浜FM 【宮】トゥット、桜井、【横】奥
8H ○3-1 大分  【宮】クリスティアン2、西村、【分】梅田
9A ●1-2 清水  【宮】横山、【清】チョ・ジェジン2
10H ○1-0 柏   【宮】トゥット
11A △3-3 FC東京 【宮】トゥット、トニーニョ、森田、【F】石川、近藤祐、ルーカス
 J2時代は堅守速攻が持ち味でしたが、今年むしろ目立つのは得点力。リーグで8番目に多い16失点を喫しながら4位に付けているのは、失点を上回る得点(18点)を挙げているからでしょう。そして特に凄いのは終盤の粘り強さ。開幕戦89分の森田のゴールを初めとして、神戸戦(藤本83分)、横浜FM戦(桜井89分)など終了間際のゴールで勝ち点を奪っています。特に前節は76分までに2点のリードを許しながらその直後にセットプレーから1点差とし、ロスタイムにはカウンターから森田が同点に追いついてFC東京を地獄に突き落としています。また心配されていた層の薄さも今のところ破綻を見せておらず、クリスティアンが出場停止だった2試合も1勝1分けで無難に切り抜けました。どんな展開になっても最後まで気の抜けないチーム。それが今の大宮なのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェはこれまで4勝5分け2敗。3位にはいるものの首位鹿島とは勝ち点11の差があり、負ければ一気に転落する可能性もある位置にいます。前節はメンバー落ちの横浜FMの堅守とカウンターに沈み、上位進出のチャンスを逃しました。ただ、疲れが溜まって重い身体だったにも関わらずほとんどの時間帯で攻め続けるなど内容は悪くなく、チームの勢いは衰えていません。1週間休んでリフレッシュしたことで、またアグレッシブなサッカーが戻ってくるのではないでしょうか。
       下田

   ジニーニョ  小村
駒野            服部
       森崎和
  茂原       ベット
       大木

    佐藤寿 ガウボン

SUB:上野、吉田、森崎浩、前田、茂木
 このところサブスタートの前田ですが、今週もU-20代表合宿に行っていたため起用法が難しそう。昨日の福岡大との練習試合に出ていたかどうか定かではないのですが、もし出ていたなら先発はないでしょう。ただ、高さのある大宮のディフェンス陣から点を取るには足元をかき回す方が効果的だと思われるので、サブから使うとしてもどう言う場面で行くか、がポイントになりそう。とにかく勝利への執念で、相手チームに負けないような戦いを見せて欲しい、と思います。

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フィオレンティーナと親善試合?

報知新聞の記事によると、この夏日本での親善試合を予定しているフィオレンティーナが、サンフレッチェとの対戦を予定している、とのことです。7/26に来日する同チームは28日に長居スタジアム(C大阪戦)、30日に広島ビッグアーチ、8/1に味の素スタジアム(東京V戦)と言う強行スケジュールで「巡業」していくとのこと。セリエA降格ラインぎりぎり(現在20チーム中17位)で中田英は来季チームにいるかどうかも分からない、と言う状況で、本当に来日するの?と言う感じなのですが、「紫対決」が実現するならぜひ見てみたいものです。

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2005/05/12

U-20代表カメルーン戦/吉弘が怪我から復帰

昨日U-20日本代表のU-20カメルーン代表との壮行試合が行われ、日本が1-0で勝ちました。この試合の日本の先発メンバーは、GK:西川、DF:増嶋、水本、小林祐、MF:中村、兵藤、伊野波、細貝、家長、FW:原、平山。得点は前半39分に平山。サンフレッチェの選手は、高柳が後半途中から出場したものの前田の出場機会は無かったようです。カメルーンは下の年代の選手も多くチームとしての完成度は低かったようで、試合のレベルはそれほど高くなかった模様。日本も森本が決定機を何度も外すなど、突き放すことができず少々低調な内容だったとのことです。

 一方、中国新聞によると骨折のためにリハビリしていた吉弘が昨日の練習から復帰し、ブランクを感じさせない動きを見せていたそうです。3/13のサテライト福岡戦で右足小指の付け根を骨折した吉弘は、当初は全治3ヶ月の診断でしたが、術後の経過も良くリハビリも予定を上回る早さで順調にこなした、とのこと。ワールドユースを目指す選手にとってはラストチャンスとなる5/24のチリ代表戦に向けて、試合勘や体力の回復につとめることになりそうです。

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2005/05/11

U-18代表候補に槙野と木原

日本サッカー協会は昨日、5/15から行われるトレーニングキャンプに参加するU-18代表メンバーを発表し、サンフレッチェユースからはDF槙野とともにFW木原が初めて選ばれました。また皆実高のMF森重も引き続き選ばれました。今回選出されたのは次の30人。
【GK】林(流経大柏高)、武田(大津高)、秋元(横浜FMY)
【DF】福本(大分U-18)、槙野(広島Y)、西澤(浦和Y)、三原(ヴェルディY)、
    作田(星稜高)、伊藤博、安田(G大阪Y)、堀越、三澤(前橋育英高)、
    内田(清水東高)、大島(柏Y)
【MF】梅崎(大分)、村田(FC東京U-18)、横谷(G大阪Y)、森野(市船橋高)、
    森重(広島皆実高)、柳澤(柏Y)、大畑(星稜高)、中川(四日市中央工)、
    山本(清水Y)、青山(名古屋Y)
【FW】河原(新潟)、木原(広島Y)、ハーフナー(横浜FMY)、森島(滝川二高)、
    小澤(青森山田高)、伊藤翔(中京高)
 このU-18代表候補は5/17に浦和サテライト、5/18に千葉とトレーニングマッチを行います。そしてそこでメンバーをある程度絞り込んで、6/6からのポルトガル遠征(リスボン国際トーナメント)に行くものと思われます。

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2005/05/10

ベットと契約延長

プレスリリースによると、この6月末で契約が切れるベットとの今シーズン末までの契約延長が決まりました。昨年7月にサンパイオと入れ替わりで広島に来たベットは、期待に違わぬ活躍を見せて2nd stageは出場停止の1試合を除く全試合に出場しました。今年もここまで、千葉戦を除く全試合に出場。中盤のダイナモとして、素晴らしい働きを見せています。来日当初は練習に遅刻するのではないか、など性格を心配する向きもありましたが、いまやブラジル人選手の中のリーダーとしてチームに欠かせない存在になっているとのこと。チームのためにも本人のためにも、再契約が決まって良かったと思います。

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田村がブラジル武者修行へ

プレスリリースによると、田村祐基選手がブラジル2部のESバイーアに10月末までの期限付き移籍をすることが決まりました。サンフレッチェジュニアユース・ユースから初めてトップ昇格した田村は、プロ入り1年目の昨年のキャンプから頭角を現して、1st stage第5節名古屋戦で初出場。後半の頭から登場すると、4分後にはチームを連敗から救う同点ゴールを決めるという鮮烈なデビューを果たしました。そして1st stageは先発4試合を含む8試合に出場するなど、ポジションを確保したか、に見えました。しかしコンディションの低下とともにモティベーションも下がったようで、その後の出場機会はなし。今年は背番号15をもらいましたがその期待に応えることもできず、トップ出場はおろかサテライトでも途中出場が多く、結果が出ずに苦しんでいました。従って完全に壁にぶち当たってしまった現状を何とかしたいと言うことで、このブラジル移籍が決まったのではないでしょうか。ブラジルではU-20チームに所属するらしく同年代の選手たちとの激しいポジション争いが待っているものと思いますが、ぜひそこで心と技術を鍛えて、戦える選手になって帰ってきて欲しい、と思います。

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2005/05/09

第11節横浜FM戦

昨日ビッグアーチに詰めかけた観客は今季最高の22,607人。しかし初出場2人を含む控え中心で来た横浜FMに対して内容的には圧倒したもののワンチャンスを決められ、ビッグアーチを歓喜で揺るがせることはできませんでした。
 前節出場停止だったベットが復帰。また前田をベンチスタートとして、サンフは次の布陣でスタートしました。
       下田

   ジニーニョ  小村
駒野            服部
       森崎和
  茂原(→森崎浩82分)ベット
       大木(→茂木82分)

    佐藤寿 ガウボン
    (→前田65分)

SUB:上野、吉田
 対する横浜FMは主力を休ませたものの中澤が復帰して、GK:榎本哲、DF:中西、中澤、栗原、MF:山瀬功、熊林、塩川、後藤(→奥62分)、山瀬幸、FW:坂田、清水(→北野89分)。立ち上がりは両チームとも中盤での潰し合い。横浜はさすがにミスが多くなかなか広島ゴール前に行けなかったものの、速い出足と運動量でプレッシャーをかけ続けます。しかし10分過ぎからは広島がペースをつかみ、両サイドの崩しから何度も決定機を作ります。12分にはガウボンがドリブルで突き進み佐藤寿へ。ヒールパスを受けたベットが左足で合わせましたがヒットせず枠外に外れます。20分には右からのボールを大木がスルー、これを受けたガウボンが反転して左足で狙いましたがGKがキャッチ。24分にも相手セットプレーのこぼれを強引に奪った服部がドリブルで走りながら大木へ。DFラインの裏に抜け出した大木がシュートしましたが相手DFに寄せられシュートミスに終わります。30分には右からの駒野の高速クロスにガウボンがフリーでヘディングシュートしたもののこれも枠外。直後にも駒野が中に切れ込んで左足でシュートしましたがGKに抑えられます。ショートパスをつないで来る横浜の攻撃は集中してはね返し、サイドの崩しから何度か決定機を作ったものの決めきれず。最後はやや疲れが出た感じでスコアレスのまま前半を折り返しました。
 後半に入ると前半以上に守りを固めてきた横浜FMに対して、サンフはボールは支配するものの攻め切れない、と言う展開が続きます。中央を攻めても人垣に囲まれて突破できず、クロスを入れても弾き返されるだけ。中澤を中心にしたクレバーで強いディフェンスにてこずり、シュートも打てない展開が続きます。横浜はロングボールで坂田、清水を走らせる作戦でしたがそこはジニーニョががっちりとブロック。高い位置に網を張って、裏に抜けさせないディフェンスで抑え込みます。両チームともチャンスを作れず膠着状態に陥ったと思われた後半15分、ついに試合が動きます。横浜のゴール前でベットが抜けようとしたところでボールを奪われてしまいロングボールが坂田へ。ここはジニーニョがカバーして前を向かせなかったものの、マイナスに戻したボールを熊林が右からファーにクロスを送ります。ここに走り込んだ塩川、そして茂原。茂原が前に入ってクリアできたか、に見えましたがここで何故か茂原が頭を下げてスルー。塩川は身体を投げ出すようにしてボールに頭をぶつけ、先制点は横浜に転がり込みました。
 点を取られて目が覚めたのか、その後サンフは同点を狙って激しく攻めます。18分には駒野のパスを大木がボレーで狙いますがDFに当たり、20分にはベットが強烈なミドルシュートを放ちましたが、味方に当たってしまいます。39分には茂木のワンタッチのパスを受けた前田が単独で突破。ペナルティエリアの中からクロスを入れ波状攻撃を仕掛けますが、横浜の集中したディフェンスにはね返されます。更に44分には前田のクロスに茂木が頭で合わせ、枠に行ったボールをDFが手で止めたように見えましたがファウルを取ってもらえず。ロスタイムにも波状攻撃を仕掛けましたが、どうしてもゴールを割る事ができません。そして4分のロスタイムもあっと言う間に過ぎて、得点を奪えないままにタイムアップの笛を聞くことになりました。
 試合後に岡田監督は「五分と五分でやったら、今のサンフレッチェにはかなわない」から「勝つためには、全員でしっかりと守り、カウンターかセットプレイでゴールを狙うしかなかった」と語っていますが、まさにその岡田監督のゲームプラン通りに試合が進み、そして思惑通りに敗れてしまった試合でした。シュート数は15本対7本でしたが、決定機の差はそれ以上。フレッシュな横浜の選手に対してサンフはやや身体の重さが見られたものの、それを上回るパフォーマンスで内容的には圧倒していました。チャンスを量産し、相手のカウンターはがっちりと抑え込む。こちらのやりたいことも九分通りはできていた、と思います。しかし、果たしてそこに油断は無かったか。いつでも点を取れる、と言う気持ちの隙が無かったか。相手がここぞと言うところで上がって来ている可能性を見逃していなかったか。結局のところそう言うほんのわずかの差、勝ちに対する貪欲さの違いが、この敗戦に繋がってしまったのではないか、と思います。選手の誰を起用するかとか交代時期が早いとか遅いとか、そう言うことはたぶん関係なくて、チーム全体に残っているほんのちょっとの「甘さ」が、この敗戦に繋がったような気がしてなりません。この部分を克服しなければ、チームがもう一つ上のレベルに上がることはできないのではないか、と思います。
 昨日は鹿島が勝ちましたが、名古屋が敗れ、上位の多くのチームが勝ち点を伸ばせず広島はまだ3位にとどまっています。しかし3位以下は、勝ち点3の間に9チームがひしめく大混戦。次節敗れれば、一気に7位ぐらいまで順位が下がる可能性があります。今年の目標である「優勝争い」に参加するためには、この集団から脱落しないこと。連敗を避けて、とにかく上位グループに食らいついていくことです。選手たちにはもう一度初心に帰って、挑戦者の気持ちで全力で次節を戦って欲しい、と思います。

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2005/05/08

今日の横浜FM戦

「ホットニュース」とtss携帯サイトの情報によると、千葉遠征に参加しなかったベット、前田はコンディションが良さそうで、どちらも今日の試合に燃えている様子です。また前節怪我で途中交代となった佐藤寿も大事には至らなかったようで、3試合連続ゴールを期待しても良さそうです。一方の横浜FMですが、怪我で3試合欠場していた中澤が復帰しそうだとのこと。また奥も復帰する可能性があるようです。その上、腰の椎間板ヘルニアで昨年の10/3以来ベンチ入りも無かった久保が遠征メンバー入りしたそうで、先発はないもののスーパーサブとしての起用が濃厚だ、とのこと。主力温存とは言え、横浜の層の厚さを見せつけるようなメンバーとなりそうです。

 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、キックオフは午後3時。試合前イベントとしてU-9のサンフレッチェカップサッカー大会(10時半から補助競技場)、キックスピード&キックターゲット(1時〜3時に正面広場。小中学生限定で、ミニカー"Mr.ピッチ号・芝町行き"を250名にプレゼント)、フェイスペイント(12時〜3時に正面広場)、選手サイン会(1時から正面広場で整理券配布)、選手とハイタッチ(1時から正面広場で整理券配布)が行われます。先着プレゼントは「収納式応援バッグ」を25,000名様に、「特製オリジナルユーティリティーバッグ」を700名様に。サンフレッチェクラブ会員へのプレゼントは、先着3,000名様にガウボン、佐藤寿両選手の選手フィギュアとなっています。更に「公共交通機関利用促進キャンペーン」として、サンフレッチェと横浜FM両チームのユニフォームをあしらった携帯アクセサリーを4,500名様にプレゼント。アストラムラインの広域公園前駅か、広電バスのAシティ中央バス停またはアルパーク発シャトルバス乗り場で11時からお受け取りください。なお駐車場の用意もありますが台数が限られており混雑が予想されるので、なるべくアストラムラインかバスでお越しください。

 今日の天気ですが、一日中晴れの予報ですので絶好の観戦日和になりそう。テレビ中継もNHK-BSで生放送が予定されています。(スカパーは5/12(木)4時からの録画放送が初回。)今日もWEBLOGで速報をやりますので、現地に行けない&テレビで見れない方はそちらをどうぞ。

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サテライトが練習試合

昨日サテライトが神戸に遠征してトレーニングマッチを行ない、3-0で勝ったそうです。得点は10分にジョルジーニョ、60分に森脇、65分に桑田でした。

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2005/05/07

横浜FM戦に向けて

GW連戦の最後として明日、横浜FMとのホームゲームが行われます。
 2年連続チャンピオンの横浜は、今年はアジアとの2冠を目指して層を厚くすることを目指した補強を行ない、万全の準備を行ったはずでした。しかしアジアと日本を行ったり来たりの過密日程は想像以上にこのチームに重くのしかかり、ACLは次に2点差以上で勝てなければ敗退、そしてJリーグも第5節以降勝ち星が無いなど苦しんでいます。
1H ●0-1 磐田  【磐】福西
2A ○3-2 C大阪 【横】大島3、【C】古橋、黒部
3H ○4-1 新潟  【横】大島、大橋、河合、田中、【新】鈴木慎
4H △1-1 神戸  【横】安貞桓、【神】河本
5A ○1-0 柏   【横】安貞桓
6H △2-2 G大阪 【横】安貞桓、大島、【G】實好、アラウージョ
7H ●1-2 大宮  【横】奥、【宮】トゥット、桜井
8A ●1-2 川崎F 【横】那須、【川】マルクス、黒津
9A △1-1 東京V 【横】那須、【V】ワシントン
10H △1-1 清水  【横】安貞桓、【清】チョ・ジェジン
 ちらっと試合を見た印象ではそれほどサッカーの質が下がっているようではなく、むしろメンバーが揃っていないのに良く頑張っているという感じなのですが、しかし勝ちきれないと言うところが実は最大の問題かも。前節はリードしながら78分に追いつかれ、前々節は終盤攻め込みながらも勝ち越せず、大宮には終了間際に勝ち越しゴールを許して敗戦。チャンピオンらしい勝負強さを感じることはできません。勝てないことと疲労との相乗作用で精神的に上がって来ていないのではないか、と思うのですが、ただ次節はACLのために主力を温存し(松田、河合、那須、ドゥトラ、田中、上野、大橋、安貞桓、大島がお休みだとか?)、大幅にメンバーを入れ替えてくるとのこと。フレッシュな選手がチャンスをつかんで頑張る可能性も高く、「不調の横浜」だとはあまり思わない方が良いかもしれません。またようやく怪我から復帰した山瀬功も先発復帰の予定だとのことで、油断するわけにはいきません。
 対するサンフレッチェは前節は何とか引き分けに持込み、4節連続で3位をキープしています。こちらも主力に疲れがたまっているのは一緒ですが、千葉戦で前田とベットを温存できたのは好材料。佐藤寿も2試合連続ゴールで量産体制に入って来ましたし、森崎浩もようやく試合で使えるようになるなど、先発だけでなくベンチ入りのメンバー争いも熾烈なものになってきています。
       下田

   ジニーニョ  小村
駒野            服部
       森崎和
  茂原       ベット
       大木

    佐藤寿 ガウボン

SUB:上野、高柳、森崎浩、茂木、前田
 ポイントはFWに誰を起用するか、でしょう。前線で身体を張ることのできるガウボンと、調子を上げてきた佐藤寿を外すのは惜しいし、攻守に効いている大木や茂原を先発させない、と言うのも(よほど疲れがひどくない限り)無いでしょう。となるとせっかく温存していた前田を先発から使えないことになりますが、それももったいない。起用したい選手が11人以上いる、と言う事態は小野体制になって初めてのことなんじゃないか、と思うぐらいですが、こう言う時こそ監督のマネージメント能力が問われるところでもあります。選手の身体的、精神的コンディションを見極めて、勝てるメンバーを選んで欲しい。そしてメンバー落ちの横浜を圧倒して、GW連戦を締めて欲しいと思います。

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2005/05/06

U-20代表に高柳と前田

日本サッカー協会は2日、ワールドユースの壮行試合に出場するU-20代表メンバーを発表し、広島からは高柳、前田が選ばれました。
 今回選ばれたのは、次の28人。
【GK】松井(磐田)、西川(大分)
【DF】増嶋(FC東京)、河本(神戸)、水本、市原(千葉)、柳楽(福岡)、
    小林祐(柏)、森下(磐田)
【MF】渡邊圭、本田(名古屋)、中村(福岡)、苔口(C大阪)、兵藤(早稲田大)、
    伊野波(阪南大)、船谷(磐田)、細貝(浦和)、水野(千葉)、
    家長(G大阪)、興梠(鹿島)、高柳(広島)
【FW】原(駒澤大)、豊田(名古屋)、三木(G大阪)、平山(筑波大)、
    カレン(磐田)、前田(広島)、森本(東京V)
 4月に行われた関東合宿のメンバーから谷口(川崎F)、杉山(清水)、梶山(FC東京)、中山(京都)、丹羽(神戸)、横山(浦和)、辻尾(中央大)が外れ、チーム事情などで不参加だった渡邊圭、本田、中村、苔口、豊田、カレンが再招集されています。ワールドユースの本大会の登録メンバーは21人ですが、5/10に予備登録されるのは30人。従ってこの28人(興梠は辞退でしょうが)+αからオランダ行きの選手が選ばれることになりそう。大熊監督も期待している吉弘の復帰は間に合うのでしょうか?
 U-20代表は8日から(Jリーグに出場する選手はおそらく9日から)合宿を行ない、5/11に熊本でU-20カメルーン代表との壮行試合を戦います。そして5/24には豊田スタジアムでU-20チリ代表との壮行試合を行ない、国内最終合宿を経て6月のワールドユースに臨む予定です。

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2005/05/05

第10節千葉戦

昨日市原臨海で行われたJリーグ第10節ジェフ千葉戦は、前半に佐藤寿のゴールで先制したものの後半追いつかれ、引き分けに終わりました。
 ベットが出場停止と言うことで高柳を今季初めて先発起用し、またガウボンも温存して次の布陣でスタートしました。
       下田

   ジニーニョ  小村
駒野            服部
       森崎和
  茂原        高柳
       大木(→茂木73分)

 ジョルジーニョ 佐藤寿(→森崎浩57分)
 (→ガウボン35分)

SUB:上野、吉田
 対する千葉は前節と同じメンバーで、GK:櫛野、DF:斎藤、ストヤノフ、結城(→滝澤55分)、MF:坂本、阿部、佐藤勇、羽生(→山岸76分)、水野、FW:ハース、巻(→林45分)。強い風が吹く中で前半風下を取ったのが千葉。両チームとも身体の重さは否めない、と言う感じでしたが、それでもどちらもパス交換からスペースを突いてサイドからクロス、と言うパターンで崩そうとします。そんな中で最初に決定機をつかんだのが千葉。前半13分、左サイドでのパス交換から中央にクロス。巻が抜け出してシュートしようとしましたが飛び出した下田と交錯します。そのこぼれ球をハースがシュートしましたがヒットせず、ピンチを逃れました。逆に18分には広島のチャンス。駒野のFKは弾かれたものの茂原が拾ってCKをもらいます。そしてそのボールもクリアされたものの右サイドの深い位置でボールを拾った駒野が鋭いクロス。飛び出した櫛野は触れずファーでDFと競り合いながら飛んだ佐藤寿が押し込み、2試合連続ゴールを決めました。
 その後は一進一退の攻防。千葉は坂本が左右にポジションチェンジしながらクロスを入れ、阿部のパスなどでサンフのDFラインを脅かします。逆にサンフは佐藤寿が何度もDFラインの裏に抜け出しチャンスを作ります。34分にはDFラインからのボールで抜け出した佐藤寿がダイレクトでシュート。櫛野が弾いたものの詰める選手がなくチャンスを逸します。前線にボールが収まっていない、と見た小野監督は、イエローを1枚もらっていたジョルジーニョを前半途中でガウボンに交代させ、攻めの圧力を強めます。前半終了間際は広島ペースで何度か左右からクロスを入れたものの中央にわずかに合わない、と言うパターンが多く、追加点を奪えないままにハーフタイムを迎えました。
 ハーフタイム、「苦しい時間帯を我慢しろ」と言う指示だった小野監督に対してオシム監督はかなり厳しい言葉をかけていたようで、「走りすぎても死なない」からもっと走れ、とコメントしたのだそうです。そしてそれを受けて千葉の選手は序盤から積極的に前に出てきます。5分には阿部のロングシュートを下田が横っ飛びでキャッチ。8分にもハースがミドルシュートで脅かします。その後も千葉は豊富な運動量で走り回り、セカンドボールを拾って波状攻撃を仕掛けてきます。小野監督は足を痛めた佐藤寿に代えて森崎浩を入れ、中盤を厚くして対抗しようとしますが、その直後に右サイドの崩しから阿部にヘディングシュートを決められ同点に追いつかれてしまいました。
 その後も攻める千葉、守る広島。サンフは千葉の速いプレッシャーに落ち着いてボールをつなぐ事ができず、相手ゴール前に持って行ってもストヤノフを中心とした守備陣に抑え込まれます。20分には駒野のクロスに後ろから走り込んだ高柳がシュートを放ちましたが、なんと後半のシュートはこの1本だけ。逆に千葉の後半のシュート数は15本で、いつ2点目を奪われても不思議ではない、と言う展開が続きます。しかしサンフの守備陣は高い集中力で千葉の猛攻を凌ぎ、ジニーニョが痛んだため1分伸びたロスタイムも何とか耐え忍び、やっとのことで勝ち点1をゲットしました。
 過密日程と夏を思わせるような暑さ。テレビで見る限りではどこのゲームでも選手たちの身体の重さは明らかで、いずれもあまり得点が入らない「ロースコアゲーム」になって一万ゴールがお預けになったのはそのせいだと思います。この試合も前半はそんな感じで、どちらも動かない身体を鞭打って気力を振り絞って動いているというように見えました。しかし、オシム監督にとってはどうやらそうではなかったようで、疲れているのは相手も同じなのだからもっと走れ、と指示し、その通りに選手も走るのですから恐れ入ります。後半の広島は普通に?疲れて動けなくなっていたのに対して、千葉はまるで加速装置をオンにしたかのように走り回りました。小野監督は試合後に「なんとか勝ち点3を取るというふうに思っていた」と語っていますが実際のところはどうでしょう?おそらく「全員の力で勝ち点1をもぎ取った」と言う言葉の方が本音なのではないでしょうか。少なくともベットが不在、前田も広島に置いてきて、ジョルジーニョと高柳を先発起用した試合で負けなかった事はポジティブに捉えて良いのではないか、と思います。
 その一方で、やはり千葉と比較して内容的に負けていた、と言う点は認めざるをえないように思います。ダイナミックなスペースランニングと二人目、三人目の連動した動き。ショートパスとロングパスを組み合わせたリズミカルなパス回しと、機を見たドリブル突破。小野監督のサッカーもまた同じところを目指しているのだろう、と思うのですが(そしてそれもある程度は成功していると思うのですが)、千葉の完成度の高さには本当に感心してしまいました。オシム監督の技術的、戦術的な指導の質の高さは言うまでも無いことですが、それ以上にメンタル面でのケアがうまく行っているからこそ、「もっと走れ」と言うシンプルな指示が効果を生むのではないかと思います。オシム監督は試合後に「うちに足りないのは、選手個々の質」だったから勝てなかった、とコメントしていますが、それはある意味広島にとっても同じでしょう。素質のある選手が多いとは言っても、まだまだ成長の途上。そんなチームが勝ち点を積み重ねていくためには、もっともっと組織力を高め、メンタルを鍛え、チームとしての総合力を高めて行くしかないのだと思います。次節は2年連続チャンピオンの横浜FMが相手ですが、自分たちが挑戦者の立場であるということを思い出して、千葉のように最後まで走り抜くサッカーを見せて欲しい、と思います。

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2005/05/04

今日の千葉戦

サンフレッチェクラブからのメールによると、今日の千葉戦のメンバーから前田が外れ、高柳とジョルジーニョが入ることになるそうです。小野監督によるとこれは「日曜日の横浜FM戦をにらんだもの」だそうで、「常にフレッシュな選手を使い」「チーム全体で戦う」(小野監督)ための決断だとのことで、前田は横浜FM戦に万全の状態で出れるよう広島で調整することになります。一方、前節久々に出場してまずまずの動きを見せた森崎浩は「体力的に問題はない」ようで、今日の試合への出場はもちろん、先発の可能性もありそうです。

 今日の試合会場は市原臨海競技場で、午後4時キックオフ。今日は全国的に晴れの予報で、千葉も雨の心配はありません。テレビ中継はスカパーch181と千葉テレビで生放送。J SPORTS 1(スカパーch306)では5/5の午後5時から録画放送があります。今日はテレビを見ながらWEBLOGで実況を行う予定ですので、テレビで見れない方はそちらをどうぞ。

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2005/05/03

千葉戦にむけて

GW連戦の第3ラウンドの明日は、市原臨海でジェフ千葉と対戦します。
 一昨年は1st stageが3位で2nd stageが2位。昨年は1st stageが7位で2nd stageは2位。オシム監督の2年間に、市原は「強豪」と言われるチームになりました。今年は茶野、村井を失ってマイナスからのスタートとなったわけですが、良く走り、ボールを動かすサッカーは健在。若さゆえの不安定さはあるものの、磐田やG大阪をともに3-1で下すなどツボにはまったときの強さを見せています。
1A △2-2 名古屋 【千】坂本、巻、【名】ウェズレイ、古賀
2H △2-2 柏   【千】巻、阿部、【柏】クレーベル、OG
3A △2-2 東京V 【千】巻、阿部、【V】小林大、ワシントン
4H ○4-2 大分  【千】ハース2、阿部2、【分】ドド、OG
5A ○3-1 磐田  【千】佐藤勇、斎藤、羽生、【磐】カレン
6H ●2-4 鹿島  【千】佐藤勇、ハース、【鹿】小笠原2、岩政、アレックス・ミネイロ
7A ●1-2 清水  【千】巻、【清】OG、久保山
8H ○3-1 G大阪 【千】巻、水野2、【G】吉原
9A ●0-1 川崎F 【川】長橋
 このチームのストロングポイントは、やはり攻撃力。巻が5得点、ハースが3得点とツートップが結果を出している上に、阿部が4得点、佐藤勇人が2得点など後ろの選手がどんどん攻撃参加してくるところに特徴があります。その結果ここまでの総得点19はリーグトップの破壊力。前節は川崎の守り優先の戦術にはまって初めて無得点に終わったものの、どこからでも点を取れる攻撃には十分な注意が必要です。前節終了後のロッカールームでは長いミーティングを開いて選手一人一人がオシム監督から厳しい言葉をかけられたそうで、川崎戦の敗戦をクスリにして自分たちのサッカーを再構築してくることは間違いない、と思われます。
 対するサンフレッチェは第5節以降4勝1分けと好調を持続。特に前節は実に95年10月14日(G大阪戦5-0)以来9年半ぶりの5点差勝利を挙げました。その要因は何と言っても守備の安定。通算6失点はリーグトップで、特に前半はまだ1点も失っていません。また得点16も千葉、G大阪、鹿島、川崎Fに次ぐ5位の成績で、バランスの良さが目立ちます。ただ、次節は累積でベットが出場停止。攻守のつなぎ役として奮闘してきた彼の穴をどう埋めるか、が最大のポイントとなりそうです。
       下田

   ジニーニョ  小村
駒野            服部
       森崎和
  茂原        高柳
       大木

    佐藤寿 ガウボン

SUB:上野、吉田、森崎浩、前田、茂木
 外国人枠が1人余る、ということでジョルジーニョを起用したいところですが、FWは大木も含めて5人とも結果を出しているだけに難しいところ。FWの枚数を増やして3トップとし、ベットのポジションに大木と言う布陣も考えられますが、阿部、佐藤勇を相手にするにはリスクが大きすぎると思われます。また森崎浩の先発起用もありえますが、1か月ぶりの実戦から3日目と言うことを考えるとそれも難しいところ。両チームが元気な時間帯は高柳か高萩、桑田ら若手に「潰し役」をやらせて、流れを見て途中から森崎浩を投入する、と言う形になる可能性が高いのではないでしょうか。
 戦術は違うものの千葉の「全員攻撃・全員守備」のコンセプトは広島と同様。このチームを相手に質の高いサッカーを見せれるかどうか。今季のサンフレッチェの真価が問われることになりそうです。

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2005/05/02

第9節新潟戦

昨日雨の広島ビッグアーチで行われた第9節新潟戦は、終始ゲームを支配して5-0で圧勝。ホーム100勝に花を添えました。
 前節は終了間際に引き分けに持ち込まれたサンフは、第2節のFC東京戦以来久々に佐藤寿を先発に復帰させ、次の布陣で戦いました。
       下田

   ジニーニョ  小村
駒野            服部
       森崎和
  茂原       ベット
       大木(→前田85分)

    佐藤寿 ガウボン(→茂木82分)
    (→森崎浩70分)

SUB:上野、吉田
 対する新潟は鈴木慎、鈴木健が怪我のため出場できず、GK:野澤、DF:丸山、梅山、アンデルソン・リマ、海本、MF:山口(→萩村65分)、本間、寺川、FW:ファビーニョ(→岡山45分)、エジミウソン、上野(→船越76分)、と言うメンバーでした。激しい雨の中慎重な立ち上がりだった両チームですが、途中からは一方的な広島ペース。セットプレーから小村が惜しいシュートを放ち、佐藤寿が何度も危険な場所に顔を出して得点の香りを漂わせます。そしてようやく先制点を奪ったのは前半35分、左からのCKから。駒野の強烈かつ正確なボールにガウボンがニアで合わせて頭でゴールに叩き込み、3試合連続の先制点を奪いました。
 この後もペースはサンフレッチェ。動揺を隠しきれない新潟の守備陣に対してプレッシャーをかけ続け、両サイドから何度も崩していたそうです。そして前半終了間際、右サイドでボールを持った駒野が左右に切り返してDFを振り切り、鋭いグラウンダーのクロスを入れます。そしてここに飛び込んだ佐藤寿が、ゴール側にDFを背負いながら右足内側でゴールに流し込みます。待望の広島移籍後初ゴールは、まるでデル・ピエロの「後ろ足シュート」そっくりのテクニカルなシュート。サンフはこれで完全に主導権を握る事ができました。
 後半、肉離れの可能性のあるファビーニョを岡山に入れ替え体勢を立て直した新潟に対し、サンフはやや引き気味にしてボールを回させる戦い方にします。そして昨日はこの作戦が大当たり。新潟は広島守備陣を崩す事ができずシュートまでも行けず、逆にサンフがボールを奪ってからの速い攻撃で新潟陣内に攻め込みます。そして後半21分、ベットが強引に中央突破を図ってDFの間に割って入り、わずかにできたスペースにスルーパス。そこに飛び込んだ佐藤寿が左足でゴールに叩き込んで、3点目を奪いました。
 その後、リーグ戦はFC東京戦以来の出場となる森崎浩を投入。彼の高いキープ力を生かしたプレーで、相手にペースを渡さない戦い方を徹底します。明らかにテンションが落ちた新潟は、萩村、船越を投入するものの変化なし。後半39分には、森崎浩が突っかけた後のボールをDFがカットしましたが、ゴール前でお見合い。それを大木が奪ってそのままゴールします。更に43分には茂木がゴール前中央30m付近から強烈なミドルシュートを叩き込み、新潟に止めを刺しました。
 私はこの試合の映像はダイジェストしか見ていないのですが、得点シーンはどれもビューティフルなもの。ガウボンのヘディングは彼の高さと強さを見せつけたものでしたし、佐藤寿の2得点はいずれも一瞬の速さ、強さと技術の高さを見せました。また大木の得点は相手のミスを見逃さない抜け目なさからのものでしたし、茂木はFW陣の競争に負けたくない、と言う強烈な気持ちが入っていました。チャンスをつかみながらもなかなか決められず、勝ちきれなかった序盤戦。FWの選手と監督への風当たりも強かったものですが、それを克服できたのはひとえに選手たちの強い気持ちがあったからこそ。そして各選手のタイミングを見逃さずに休ませ、また起用を決断した指揮官の力だと思います。ようやく点が取れてほっとしたであろう佐藤寿人は試合後に「素晴らしいFWが、ウチにはたくさんいる。今日も僕が先発で出たけれど、90分持たせるつもりはなかった...茂木やシュン、浩司が後ろに控えているというのは、本当に心強い。彼らがいるから、最初から飛ばせる気持ちになる」と語っていますが、こう言う言葉を最初に口に出来るのは本当の意味での良い競争ができているからであり、また彼自身の自信の現れでもある、と思います。昨日の試合結果は新潟の出来の悪さに助けられた面はあると思いますが、しかし「チームの中の競争に勝っていかないと、試合に出られない。今日、僕は2点を決めたけど、また厳しい競争が待っている」(佐藤寿)と言う雰囲気がある限りは、この勢いが止まることは無いはず。今週は千葉、横浜FMと強豪相手の連戦が続きますが、どんな相手にでも同じように良いサッカーが出来るところを見せて欲しい、と思います。

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2005/05/01

今日の新潟戦

サンフレッチェクラブからの「ホットニュース」によると、連戦を考慮して昨日の前日練習には18人を招集。試合に出ているメンバー、出ていないメンバーのコンディションチェックを行ったとのことです。そして小野監督はある程度のメンバーの入れ替えを決断したようで、吉田が今季初めてベンチ入り。また森崎浩と佐藤寿も復帰することになりそうです。この中で特に注目は森崎浩。3/19のナビスコ杯G大阪戦の直後にチームを離脱。身体的なものよりも精神的な問題でサッカーが出来なくなり、3週間ほど練習からも離れていました。しかし4/11から練習に復帰すると徐々にコンディションが上がり4/24のサテライトにも出場。彼らしい左足からの鋭いパスも出ていたそうで、満を持しての登場と言うことになります。長く出ていないため試合勘に心配はありますが、能力や実績では全く問題ないだけに、普通にプレーできればチームにとって大きなプラスになるのは間違いないところ。「コンディションはすごく良い。1ヶ月前とは全然違う。早く試合に出たい。そして、1分でも長くプレイしたい。連戦でみんな疲れているけど、僕は元気だし」と言う言葉に期待したい、と思います。

 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後4時キックオフ。「Jリーグ・ファミリーJoinデー」の企画の一環として、キックスピード&キックターゲットが行われ(1時〜4時)、参加賞として先着250名様に「ミニカー "Mr.ピッチ号・芝町行き」がプレゼントされます。(ただし小中学生限定。)また、9時半からはU-8、U-10のサッカー大会が補助競技場と第二球技場で。フェイスペイント(1時〜4時)とサイン会(3時から3Fコンコース。2時から正面広場で整理券配布)、選手とハイタッチ(2時から小中学生以下100名様に整理券配布)も、いつも通りに行われます。先着プレゼントは、オリジナルキャップを先着5,000名様(これも小中学生のみ)に。サンフレッチェクラブ会員には先着700名様にオリジナル大型フラッグをプレゼントしますので、引き換えハガキ(って、うちには来てませんが)をご持参ください。いつもの会員限定の選手フィギュアプレゼントは池田選手。更に公共交通機関利用促進キャンペーンとして、広島・新潟両チームのユニフォームを裏表にあしらった「オリジナル携帯アクセサリー」をアストラムラインの広域公園前駅と広電バスAシティ中央バス停とアルパークシャトルバス乗り場で配布します。ビッグアーチ周辺の駐車場は非常に少なくなっていますので、なるべくアストラムラインかシャトルバスでお越しください。今日の広島は曇り時々雨の予報であいにくの天気となりそう。ポンチョなど雨対策をお忘れなく。

 テレビですが、NHK広島とNHK新潟が生放送しますが、全国中継は5/5(木)の10時(J SPORTS 1)までありません。広島県内・新潟県内の方以外は、tssの携帯サイト等で情報を得るしかなさそうです。

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