第13節横浜FM戦
昨日行われた第13節横浜Fマリノス戦は、前半に喫した2失点を取り返すことができず0-2で敗れました。
チアゴが怪我、吉田が出場停止で欠場したサンフは、サンパイオも温存して次のメンバーで戦いました。
その後もなかなか形を作る事ができないサンフ。中盤でのパスミスを連発して、シュートまでも持ち込むことが出来ません。対する横浜も決して良い出来ではなかったのですが、しかし早い時間帯に1点リードしたことで余裕を持って戦います。そして31分、横浜のFKのボールがサンフのゴール前へ。これも何でもないハイボールでしたがサンフのDFはボールウォッチャーになってしまってあっさりと安貞桓に抜け出され、簡単に決められてしまいました。
2点を失ったやっと目が覚めたのか、その後サンフはようやくリズムをつかみます。森崎和がDFラインの前まで下がってボールをさばいてゲームを作り、32分には相手のパスミスを拾った森崎浩がミドルシュート。40分にはゴール前まで詰めていた森崎和がシュートを放ち、44分にも田中が服部のクロスに合わせましたがGKの正面を突きます。しかし横浜の守備陣を崩すには至らず、閉塞感が漂うままに前半を折り返すことになりました。
2点以上取るしかないサンフは、後半の頭からサンパイオと田村を投入して逆襲を開始します。立ち上がり早々に森崎浩の突破にサンパイオが合わせたのを手始めに、3分には駒野のボールでサンパイオがDFラインの裏に抜け出し、7分には森崎和のパスを受けた森崎浩がゴール前で切り返してシュートを放ちましたが、このボールはGKがわずかに触れて枠を外れます。サンフレッチェの攻勢に横浜の岡田監督は坂田、佐藤由を投入して押し返したのに対して、小野監督も後半21分に切り札・大木を投入。その大木は27分にはドリブル突破からチャンスを作るなどリズムを変えて貢献します。サンフのペースとなった後半の展開に、岡田監督もたまらず温存していた久保を入れて立て直します。34分、37分には河合、山崎がミドルシュートを放って下田がファインセーブ。40分には久保の落しを柳がシュートを放ちますが枠外に外れます。対するサンフは38分に駒野のクロスにサンパイオがフリーで抜け出すという決定的なチャンスを作りましたが、サンパイオは打ちきれずに戻し、これを受けた服部のシュートもわずかに枠を外れます。41分にもサンパイオが落としたボールを服部がファーサイドへ。フリーになった森崎浩が右足でシュートしましたがGK正面を突いてしまいます。後半は見違えるような戦いを見せてチャンスを何度も作ったサンフでしたがシュートの正確性を欠き、最後までゴールネットを揺らすことなく終わってしまいました。
これまでC大阪や柏などの下位チームに勝ち、FC東京などの中位チームに善戦してきたサンフでしたが、さすがに優勝を争う横浜には歯が立たなかった、と見ることも出来るかも知れません。横浜も決して出来が良かったわけではなかったと思いますが、下位チームなら許されたかも知れないミスを見逃してくれなかった、と言う点、最初から最後まで集中力を切らせなかったという点は確かに違うと思います。しかし、言ってみれば違いはただそれだけ。失点に繋がったあの2つのミスがなければ横浜も焦りが出たはずで、そうなったらどう転んでいたか分からないゲームだった、と思います。力の差があるとしてもほんのわずかなもので、決して埋めることの出来ないものではなかった、と思います。
しかしそれではどこでその差を埋めるのか、というと、やはり戦う気持ち以外にはあり得ない。チーム全体から「勝つんだ」と言う立ち上るようなオーラが出ていて、相手を圧倒するぐらいでないといけないのだ、と思います。そう言う点で見れば、前半のサンフは明らかに気持ちで負けていたのではないでしょうか。2位の横浜をリスペクトし過ぎて、戦う前から負けていたのではないでしょうか。味方を信頼してチャレンジするのではなく、自分で責任を取ることをおそれたあなた任せのプレーになってしまっていたのではないでしょうか。
ハーフタイムに監督の指示を受け、サンパイオと田村が入ることで何とか自分たちのサッカーを思いだしたサンフは、点は取れなかったものの横浜と対等に戦うことはできていた、と思います。リードしていたことと連戦の疲れもあって横浜がペースを落としていたと言う側面はあったかもしれませんが、しかし普通に戦えばイーブンにまで持ち込むポテンシャルがあることだけは示した、と思います。だったら、なぜ最初からそれができなかったのか。横浜の序盤の攻勢を耐えて自分のペースを取り返すまで我慢できなかったのか。そこが、これまでどおりの中位〜下位を低迷するチームで終わるのか、それとも上位を狙うチームになれるかの分水嶺なのではないでしょうか。
この敗戦でサンフは鹿島戦に続いての連敗となりましたが、しかし昨日は下の方のチームはほとんど勝つ事ができず、順位は11位のままとなりました。従って少なくとも「降格」の心配はまだなさそうですが、しかしこう言う時が大事なのだと思います。ここで更に上を目指して行く事ができるのか、この悔しさをポジティブな力に転化できるのかどうか。次の新潟戦は、そこが問われる戦いとなりそうです。
チアゴが怪我、吉田が出場停止で欠場したサンフは、サンパイオも温存して次のメンバーで戦いました。
下田 吉弘 リカルド 小村 駒野 李 外池 服部 (→大木66分)(→サンパイオ45分) 森崎浩 森崎和 田中(→田村45分) SUB:佐藤昭、西河対する横浜も久保はベンチスタートで、GK:榎本達、DF:那須、中澤、河合、MF:田中隼(→佐藤由61分)、遠藤、柳想鉄、ドゥトラ、上野、FW:坂田(→山崎61分)、安貞桓(→久保74分)と言うメンバーでした。優勝のためには勝ち点3が欲しい横浜に対して、サンフは全体に気持ちが後ろ向き。1分にいきなりリカルドがイエローカードをもらったこともあったのか、消極的な戦い方に終始します。DFラインでパス回しをする横浜に高い位置からのプレッシャーをかけることができず、サイドを使って速く来る横浜の攻撃にずるずるとラインを下げるばかり。そんな中の7分、左サイドの高い位置でボールを持った安貞桓?からのロングクロスがゴール前に入ります。崩しも何も無い単純なボールでしたが下田、小村がともにポジショニングをミスし、走り込んだ上野にフリーで合わせられてしまいます。頭で放ったループシュートは下田を越えてネットに飛び込み、痛い先制点を許してしまいました。
その後もなかなか形を作る事ができないサンフ。中盤でのパスミスを連発して、シュートまでも持ち込むことが出来ません。対する横浜も決して良い出来ではなかったのですが、しかし早い時間帯に1点リードしたことで余裕を持って戦います。そして31分、横浜のFKのボールがサンフのゴール前へ。これも何でもないハイボールでしたがサンフのDFはボールウォッチャーになってしまってあっさりと安貞桓に抜け出され、簡単に決められてしまいました。
2点を失ったやっと目が覚めたのか、その後サンフはようやくリズムをつかみます。森崎和がDFラインの前まで下がってボールをさばいてゲームを作り、32分には相手のパスミスを拾った森崎浩がミドルシュート。40分にはゴール前まで詰めていた森崎和がシュートを放ち、44分にも田中が服部のクロスに合わせましたがGKの正面を突きます。しかし横浜の守備陣を崩すには至らず、閉塞感が漂うままに前半を折り返すことになりました。
2点以上取るしかないサンフは、後半の頭からサンパイオと田村を投入して逆襲を開始します。立ち上がり早々に森崎浩の突破にサンパイオが合わせたのを手始めに、3分には駒野のボールでサンパイオがDFラインの裏に抜け出し、7分には森崎和のパスを受けた森崎浩がゴール前で切り返してシュートを放ちましたが、このボールはGKがわずかに触れて枠を外れます。サンフレッチェの攻勢に横浜の岡田監督は坂田、佐藤由を投入して押し返したのに対して、小野監督も後半21分に切り札・大木を投入。その大木は27分にはドリブル突破からチャンスを作るなどリズムを変えて貢献します。サンフのペースとなった後半の展開に、岡田監督もたまらず温存していた久保を入れて立て直します。34分、37分には河合、山崎がミドルシュートを放って下田がファインセーブ。40分には久保の落しを柳がシュートを放ちますが枠外に外れます。対するサンフは38分に駒野のクロスにサンパイオがフリーで抜け出すという決定的なチャンスを作りましたが、サンパイオは打ちきれずに戻し、これを受けた服部のシュートもわずかに枠を外れます。41分にもサンパイオが落としたボールを服部がファーサイドへ。フリーになった森崎浩が右足でシュートしましたがGK正面を突いてしまいます。後半は見違えるような戦いを見せてチャンスを何度も作ったサンフでしたがシュートの正確性を欠き、最後までゴールネットを揺らすことなく終わってしまいました。
これまでC大阪や柏などの下位チームに勝ち、FC東京などの中位チームに善戦してきたサンフでしたが、さすがに優勝を争う横浜には歯が立たなかった、と見ることも出来るかも知れません。横浜も決して出来が良かったわけではなかったと思いますが、下位チームなら許されたかも知れないミスを見逃してくれなかった、と言う点、最初から最後まで集中力を切らせなかったという点は確かに違うと思います。しかし、言ってみれば違いはただそれだけ。失点に繋がったあの2つのミスがなければ横浜も焦りが出たはずで、そうなったらどう転んでいたか分からないゲームだった、と思います。力の差があるとしてもほんのわずかなもので、決して埋めることの出来ないものではなかった、と思います。
しかしそれではどこでその差を埋めるのか、というと、やはり戦う気持ち以外にはあり得ない。チーム全体から「勝つんだ」と言う立ち上るようなオーラが出ていて、相手を圧倒するぐらいでないといけないのだ、と思います。そう言う点で見れば、前半のサンフは明らかに気持ちで負けていたのではないでしょうか。2位の横浜をリスペクトし過ぎて、戦う前から負けていたのではないでしょうか。味方を信頼してチャレンジするのではなく、自分で責任を取ることをおそれたあなた任せのプレーになってしまっていたのではないでしょうか。
ハーフタイムに監督の指示を受け、サンパイオと田村が入ることで何とか自分たちのサッカーを思いだしたサンフは、点は取れなかったものの横浜と対等に戦うことはできていた、と思います。リードしていたことと連戦の疲れもあって横浜がペースを落としていたと言う側面はあったかもしれませんが、しかし普通に戦えばイーブンにまで持ち込むポテンシャルがあることだけは示した、と思います。だったら、なぜ最初からそれができなかったのか。横浜の序盤の攻勢を耐えて自分のペースを取り返すまで我慢できなかったのか。そこが、これまでどおりの中位〜下位を低迷するチームで終わるのか、それとも上位を狙うチームになれるかの分水嶺なのではないでしょうか。
この敗戦でサンフは鹿島戦に続いての連敗となりましたが、しかし昨日は下の方のチームはほとんど勝つ事ができず、順位は11位のままとなりました。従って少なくとも「降格」の心配はまだなさそうですが、しかしこう言う時が大事なのだと思います。ここで更に上を目指して行く事ができるのか、この悔しさをポジティブな力に転化できるのかどうか。次の新潟戦は、そこが問われる戦いとなりそうです。
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