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2004/05/27

U-23代表トルコ選抜戦

昨日味の素スタジアムで行われたU-23代表とトルコ選抜との親善試合は、後半8分に先制点を許したものの後半43分に今野のゴールで追いつき、1-1で引き分けました。

 この日のU-23代表のメンバーは、GK:黒河、DF:茂庭、闘莉王(→石川45分→駒野68分)、那須、MF:徳永、今野、阿部、森崎浩、松井(→坂田56分)、高松(→平山56分)、大久保(→前田72分)。対するトルコ選抜は「A2代表」と言われるメンバーだったそうで、フル代表に次ぐ実力のある選手を揃えていました。試合は全体的にそのトルコ選抜の高い技術と速いプレッシャーにたじたじだったように見えました。個々の技術とファイティングスピリットでは負けなかったものの、やはりヨーロッパの強豪国の高い実力を見せつけられたゲームとなりました。特に前半はほぼ一方的なトルコのペースで、攻撃の形はほとんど作れないまま。ボールを持って考えているうちに詰められてボールをカットされる、と言う感じで、FWにボールが繋がるシーンも数えるほどでした。トルコ選抜が今まで対戦してきた相手に比べて一段上のレベルだったのは確かで、それが苦戦の一因であったことは間違いないと思います。しかし、本来このようにフィジカルの強いチームを相手にする時はワンタッチ、ツータッチの速いパス回しで相手を寄せさせないようにするのが常道です。日刊スポーツによると山本監督はマリ戦に向けての課題として「コンタクトプレーを避けるようなボール回しをできれば」と語っていたそうですが、監督がもともとそう言う選手を招集しているとは思えないし、またそう言うサッカーを指向していたようにも見えないし、相変わらずテスト、テストで選手を入れ替え続けているので熟成する事もできていないわけで、その結果がこのトルコ戦だったと言わざるを得ないのではないでしょうか。

 なお、サンフレッチェから選ばれた2人のうち、森崎浩は先発フル出場、駒野は後半23分からの出場でした。いつものように左サイドで出場した森崎浩ですが、ロングパスの精度の高さに見るべきところはあったものの、ボールが回って来なければどうしようもない、と言う感じ。ワンタッチでボールを捌いてスペースに走る、ということを繰り返していましたが、良いボールがほとんど来なかったのには萎えました。後半の後半は中に入ってプレーする機会が増えましたが、そうなると彼の良さが出るしチームにリズムも出たように見えました。日本の得点はその流れを掴んだ時間帯で、森崎浩のCKに今野がファーサイドで合わせて押し込んだものでした。冷静に考えればこのシーンは相手GKのミスですが、それを呼んだのは森崎浩のCKの精度の高さのおかげでしょう。このチームには左足で正確なロングボールを蹴れる選手が他にいないだけに、彼が本番に呼ばれる可能性は高いのではないでしょうか。

 一方の駒野ですが、当初は森崎浩に代わって左サイドに入る予定だったそうです。しかし石川が痛んで右サイドに入ると、その後の20分あまりで1年間の鬱憤を晴らすようなプレーを見せてくれました。まずは後半26分にCKをはね返されたボールを平山に向けてクロスを送ると、後半36分には後ろからのボールを右足で浮かせて相手選手の裏を取るという高度なプレーを見せます。その後も森崎浩とのワンタッチのパス交換などで何度も右サイドを陥れ、ロスタイムには高い位置で相手ボールを奪うと平山に決定的なボールを入れてチャンスを作りました。山本監督はインタビューで駒野について「今日のパフォーマンスは、まずまず」と語っていて、相変わらずユーティリティープレーヤーとして(つまりサブでということ?)評価しているかのような言い方をしていましたが、昨日の駒野は贔屓目を抜きにしてもレギュラーに値するプレーを見せたのではないでしょうか。彼についても、アテネ行きの可能性が高まった、と言って良いように思いました。

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