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2004/05/06

第8節C大阪戦

昨日、長居で行われた1st stage第8節C大阪戦は、終了間際に同点に追いつかれましたがロスタイムの森崎浩のゴールで突き放し、今季初勝利を挙げました。
 2試合連続無得点のサンフは2トップの布陣として、次のメンバーで戦いました。
       下田

   吉弘 リカルド 吉田

駒野    サンパイオ    服部

   森崎和    森崎浩

    チアゴ  田村(→眞中65分)
    (→松浦79分→外池89分)

SUB:林、高木
 対するC大阪は、GK:伊藤、DF:ラデリッチ(退場32分)、千葉、上村、カブラル、MF:徳重、森島、下村、布部(→苔口61分)、FW:西澤(→久藤75分)、ロブレク(→佐藤67分)。立ち上がりは両チームとも動きが硬くミスが目立ちましたが、すぐにペースを掴んだのはサンフ。中盤でのプレスが良く効いて高い位置からボールを奪取して、何度もC大阪陣内に攻め込みます。特に素晴らしかったのは駒野で、サイドチェンジのボールを受けると必ず縦に勝負してチャンスを作りました。C大阪は12分に森島が、20分に西澤がいずれもカウンターから決定的なシュートを放ちますが、ピンチと言えばその2つぐらい。それ以外はサンフがパス、運動量とも圧倒して、相手はファウルでしか止められないと言う感じになります。そんな中、前半32分にはラデリッチがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場になります。このシーンをビデオで後でビデオで見た限りでは退場させるには厳しすぎる判定だったと思いますが、しかしこの時間帯の流れとしては当然あり得るものだったように思います。
 これで圧倒的な有利になったサンフは、数的優位を生かして更にボール支配率を高めます。しかしここから主審は退場のバランスを取ろうとしたのか?サンフに厳しい笛が相次いで、41分には素晴らしいパス交換から森崎和が突破しようとして倒されましたがシミュレーションを取られます。1人少なくなった相手をうまく攻めることができないまま、前半は0-0のまま折り返すことになりました。
 後半になっても、ペースはサンフ。そして3分、待望の先制点をゲットします。左サイドの高い位置に上がっていた吉田が倒されてFKを得ると、そのボールを右足で蹴ったのは駒野。鋭いボールに森崎和がニアサイドで頭で合わせてゴールに流し込みました。その直後、上村からのロングパスがロブレクに通ってフリーで抜け出されましたが、これは下田が落ち着いてセーブすると、その後はサンフが何度もビッグチャンスを作ります。10分にはサンパイオがボールを奪って森崎和、森崎浩、駒野とつないでシュート。続くCKをショートでつないでチアゴがシュートしますがいずれもGKにブロックされます。14分には高い位置に上がっていた吉弘がシュート。17分には右サイドから森崎和が入れた低いクロスに田村が飛び込みましたがわずかに及びません。21分にはカウンターから眞中が1対1になり、23分にはペナルティエリア内の狭いスペースでのワンツーから服部が抜け出してシュートを放ちましたがいずれもGK正面。34分にもチアゴが抜け出してGKに当たって倒れましたが、これもまたシミュレーションを取られます。そして35分にはロングボールでDFラインの裏に抜け出した松浦が絶妙のクロスをファーサイドへ。ここに走り込んだ眞中が押し込みましたが、なぜかファウルを取られてゴールを取り消されます。何度もビッグチャンスを逃しているうちに、後半40分からはセレッソのペース。ラインがずるずると下がって相手にボールを回され、何度もピンチを迎えます。苔口に、佐藤に翻弄されてペナルティエリア内に侵入されて、森島が、上村が決定的なシュート。そしてついに後半43分、右からのクロスをファーで待ち構えていた徳重にダイレクトで叩き込まれてしまいました。
 一気に盛り上がるセレッソサポーター。これに対してサンフのサポーターは、一瞬の間を置いてホームに負けないほどの声援を返します。そのパワーが選手達に伝わったのは、後半もロスタイムに入ってからでした。中盤からのサンパイオのロングパスで抜け出した森崎浩が、GKと1対1になります。慌てて戻ってくるセレッソのDF陣。しかしなぜかファーに走り込んだ選手をケアしに行って、森崎浩には誰も来ません。たっぷりと時間をもらった森崎浩は落ち着いてボールを左足の前に置くと、カーブをかけたボールをゴールに蹴り込みました。その後、再びセレッソが攻めに出ましたが小野監督は外池を入れて守備を固め、そのままタイムアップ。森崎浩の起死回生のゴールで、ようやく勝ち点3を手にすることが出来ました。
 この試合を通じて、ペースを握っていたのはサンフレッチェでした。C大阪は後半途中までは数的不利はいかんともしがたく、上村を中心にサンフの攻撃をはね返すのが精一杯。こちらはカウンターにさえ気をつけていれば良いと言う感じで、後半の早い時間帯で2点目、3点目を取って圧勝すべきゲームだった、と思います。また、40分ぐらいから1人少ないセレッソの猛攻を受けて同点に追いつかれてしまった、と言うのも反省材料です。あの時間帯は激しく押し上げてくるセレッソのパワーに耐えきれずズルズルとラインを下げ、ボールサイドに寄りすぎて逆サイドで佐藤や徳重をフリーにしてしまう、と言うパターンで何度もピンチを迎えていました。下田のビッグセーブ連発で1失点で済んでいましたが、それがなければどうなっていたか分からない展開でした。これらのことはどちらも「勝ち慣れていない」と言うところに原因があるのかもしれませんが、それにしても楽勝の展開を自ら難しくしてしまった、と言うゲームでした。
 また、この日の試合が厄介なものになってしまった原因の一つはジャッジの不安定さにもあったように思います。上にも書いたように前半からセレッソのファウルが多く誰が退場になっても不思議ではない、と思って見ていたのですが、あのラデリッチのプレーはイエローカードを出すほどのものでも無かったでしょう。これで数的優位になって後半の攻勢に繋がったのは確かですが、しかし相手が引き気味になって攻めにくくなった、と言う側面もあると思います。またその後のジャッジも良く分からないのが多く、眞中のゴール取り消しはあんまりだ、と言わざるを得ません。サッカーの審判はミスが付きものでその運・不運を含めたものがサッカーだ、と言うのは分かっているのですが、それにしても審判のジャッジに翻弄されたゲームになってしまったのは残念でした。
 ただ、いろいろあったものの最終的に勝ったことは、何にもまして貴重な結果だったと言えるでしょう。いくら内容のあるサッカーをしていたとは言え、選手もサポーターもそれを信じて戦ってきたとは言え、結果が出なければその確信も揺らいで来るもの。この苦しさを選手達が自ら打ち破ったことは、勝ち点3、13位浮上という結果以上のものをもたらしてくれる、と思います。この確信を自信に繋げて行くためにも、ぜひとも次も勝って欲しいと思います。

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