第6節東京V戦
昨日の第6節東京V戦はチアゴ、外池の復帰もありましたが最後まで点を取る事ができず、0-0の引き分けに終わりました。
苦しい戦いの続くサンフは小村、佐藤一の怪我のため森崎浩を右WBにまわし、また田村を初先発させて次のような布陣でスタートしました。
下田
井川 リカルド 吉田
李 サンパイオ(→外池79分)
森崎浩 服部
森崎和 田村(→チアゴ62分)
眞中(→高木45分)SUB:林、大久保
対する東京Vは、GK:高木、DF:柳沢、林、米山、三浦、MF:山田(→戸川78分)、小林慶、平野、ウーゴ(→小林大45分)、FW:エムボマ(→飯尾67分)、平本。立ち上がりは東京Vのペースで、DFラインでゆっくりとボールを回してなかなか攻めてきません。サンフはこれまでとは違う戦い方の相手に戸惑っているような感じでしたが、落ち着いてくると眞中の速い動き出しからチャンスを作ります。7分には森崎浩のクロスに眞中が飛び込み倒されましたがノーファウル。12分にも森崎和のスルーパスに眞中が走り込みましたが、惜しくも合いません。18分には李のスペースへのパスに服部が抜け出し、深い位置からクロス。DFに当たったボールに田村がダイビングしながら頭をぶつけましたが惜しくも枠を外れていきます。そして31分には森崎浩のスルーパスで抜け出した眞中がペナルティエリア内で引き倒されたように見えましたが、柏原さんには見えなかったようでファウルがもらえません。ヴェルディは24分に平野がロングスローのこぼれをボレーシュートしたシーンがありましたが、全体的にコンビネーションで崩すと言う意識が全くなくほとんど脅威になりません。しかしサンフも連戦で疲れが出ているのかヴェルディに合わせてしまったのかスピーディーなサッカーが出来ず、まったりした展開で前半を折り返しました。
後半になってサンフは高木を投入して、田村のワントップの下に森崎和と高木を並べる布陣に変更します。そして全体的に動きの質が上がってこぼれ球を良く拾い、リズミカルなパス回しが出るようになります。4分には森崎浩がCKをファーに流し、ここに走り込んだ服部がシュート。更に跳ね返りを李がシュートしましたが、いずれもDFに当たります。15分には井川のロングパスを高木が捌き、田村がスルーして森崎浩がシュートと言う形に持ち込みましたが、これもDFに当たります。後半17分には満を持してチアゴを投入。そして20分には森崎浩が自陣から50m?のロングドリブルでチャンスを作り、チアゴが強烈なシュートを放ちましたがGK高木がわずかに触ってポストを直撃、こぼれを拾った李のクロスに頭で合わせた森崎和のシュートもGKの正面を突きます。22分には服部がヘディングシュート。32分には森崎浩が振り向きざまの強烈なシュート。35分のパスをつないでつないでの服部のシュートと何度も決定機を作りましたが、どうしてもゴールを割る事ができません。逆に35分過ぎからは東京Vにボール支配を許して何度か決定機を作られましたが、これは下田が最後の砦となって立ちはだかります。両チームは最後まで勝ち点3を狙って攻め合いましたが実らず、今季初勝利はお預けとなりました。
6試合を終えてお互いに勝ち点3ずつ。この日C大阪が勝ったため15位と16位になってしまった両チームでしたが、試合後の監督コメントは対照的でした。「いいゲームではありませんでした。観客にとってもヴェルディにとっても」とネガティブな言葉で始めたアルディレス監督に対して、小野監督は「苦しいチーム事情からすると、選手は『いける』という確信をもって中断前を終えることができた」と結んでいます。第三者的に見ればどちらも点が取れず、勝ちきれずと言う状況は同じで、J1で勝ちを重ねるために足りないものがあるのは確かなのではないか、と思います。しかし、長い目で見れば両チームの置かれた立場は全く逆。昨年の2nd stageでは首位に立ったこともある東京Vでしたが、その直後の第12節に浦和に完敗してからはチームは下降のスパイラルに入り込んでいます。この日は下位の広島相手ということで上昇のきっかけにしたかった事だろうと思いますが、しかし全く進歩のない内容で引き分けに終わりました。勝てるはずの戦力を持ちながらこれだけのサッカーしかできないヴェルディの状況は、かなり深刻なのではないかと思います。
それに対してサンフは、何と言っても2年ぶりのJ1です。昨年の当初はJ1でも通用するサッカーを目指してチーム作りをしていましたが、途中で「J2仕様」に変更せざるをえず今年は作り直しをしているところです。全く勝てなかったキャンプ中の練習試合同様に、リーグ戦の中で「J1仕様」のチームを作り上げつつあるところで、負けが続くこと、なかなか勝ちきれないことはある程度は仕方のないことだと思います。昨日の試合後のインタビューで森崎浩は「J1は最後の最後で相手のDFが身体を張ってくる。もっとシュートの精度をあげていかないとJ2では簡単に入るゴールもJ1では入らない」と語っていますが、おそらくその実感は選手全員が持っているのではないでしょうか。もちろん、だから仕方がないと言うわけではなく、だからこそ更にレベルアップしないといけない。チームが、そして選手全員が「殻を破る」(Breakthrough〜今年のキャッチフレーズ)ことができなければ、J1で勝つチームはできないのだと思いますが、しかしそれが少しずつできるようになって来ているのは確かだ、と思います。守備の安定、ラストパスとシュートの精度、ここぞと言うところでのリスクチャレンジ、そしてチーム全体の底上げ。課題はたくさんありますが、今は自分たちのサッカーを信じて続けることこそが重要だと思います。ここからナビスコ杯まで11日間の、そしてリーグ戦までの14日間の余裕を最大限に利用して、そして次こそは勝利と言う結果を出して欲しいと思います。
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コメント
BLOG開設おめでとうございます。
「言ってみるもんだな」って感じです(笑)。
ガンガンTBさせて頂きますんで宜しくお願いします。
投稿: KIND | 2004/04/18 19:58