2008/05/12

第13節福岡戦

昨日アウェイで行われたJ2リーグ第13節福岡戦は、森崎浩の2ゴールと森脇のゴールで3-0で勝ち、首位を守りました。
 前節先発を外れた森崎浩が復帰して、次の布陣で戦いに臨みました。
        木寺

    森脇 ストヤノフ 槙野
       (→高萩71分)
      青山 森崎和

李               服部
    森崎浩     高柳
    (→平繁89分)
        佐藤寿(→ユキッチ89分)

SUB:下田、久保
 対する福岡は従来の3バックから4バックに変更して、GK:神山、DF:宮本、山形、柳楽、MF:タレイ(→ハーフナー75分)、城後(→布部58分)、中村、久永、鈴木(→田中45分)、FW:黒部、大久保、と言うメンバーでした。最初にシュートを放ったのは広島で、1分に森崎浩のパスを佐藤寿がミドルシュート。7分にはロングパスをGKと競り合いながらマイボールにした佐藤寿のパスを高柳がシュートしましたがDFに当たります。更に8分には森崎和のロングパスを佐藤寿がワンタッチでループ状のシュート。GKを越えたものの惜しくもバーに弾かれます。福岡もサイドからのクロスで反撃を試み、11分には久永のクロスを大久保が頭で逸らしましたが木寺が素晴らしいセービングを見せます。その後もボールを繋いで相手を崩そうとする広島に対して、福岡は両サイドからのクロスを大久保、黒部の頭に合わせてきます。攻め込みながらもなかなか崩せなかった広島ですが、29分にようやくゴールをこじ開けます。DFラインでボールを持った森崎和がするするとドリブルで上がって高い位置からスルーパス。ペナルティエリア内で受けた佐藤寿のパスに走り込んだ森崎浩が右足で叩き込んで、待望の先制点を奪うことができました。
 前半はその後も広島ペースで、30分には佐藤寿がミドルシュートを放ったものの神山が横っ飛びでキャッチ。42分には李の右からのクロスに森崎浩が頭で合わせましたがシュートは枠を外れます。更にロスタイムには森脇がドリブルで数人をかわして左足でシュート。ボールは神山の手の先を抜けてゴールに向かったものの、惜しくもポストに弾かれます。前半は最少得点差ながら、広島が圧倒的に優勢のままで終わりました。
 ところが後半になると流れが一変します。福岡の前からの圧力が強くなり、うまくボールを繋げなくなります。2分にはFKのボールがGKとDFラインの間でルーズになりましたが何とかクリア。4分には田中のミドルを木寺が横っ飛びでキャッチします。9分にも大久保が放った決定的なシュートを木寺がスーパーセーブ。12分、13分にも続けざまにピンチを迎えます。サンフの反撃は17分、森脇のミドルがGKを抜きましたがバーに弾かれます。そして27分、李の右からのCKは槙野とDFが絡んでゴール前にこぼれます。そしてここに走り込んでいたのが、ここまでポストに嫌われ続けていた森脇。倒れ込みながら右足を叩きつけたボールはゴールネットに突き刺さり、広島サポーターの前で槇野の誕生日を祝うパフォーマンスで喜びあいました。
 この後福岡は、ハーフナーを前線に入れてロングボールの放り込みを徹底してきます。サンフはゴール前をしっかり固めると、度々カウンターから福岡陣内に攻め入ります。そして35分、森崎浩が倒されて相手ゴール前でのFKのチャンスを得ます。森崎浩の左足からのボールはバーに弾かれたものの、拾った高萩がヒールで服部へ。服部は股抜きでペナルティエリア内に侵入してマイナスのパスを送ると、走り込んだ森崎浩が強烈なシュートを突き刺して、サンフは決定的な3点目を奪いました。その後両チームとも何度もゴール前でのシーンを作ったもののシュートミス等で点は入らずそのままタイムアップ。サンフは堂々の試合展開で福岡を寄り切りました。
 この試合のポイントを挙げるとすれば、後半の30分までの時間帯でしょう。福岡の前からのプレスに思うようにボールを繋げなくなり、組み立ての部分でのパスミスを連発。運動量も落ちて、なかなか攻撃の形が作れませんでした。また相手のサイドからの攻撃に対応できずにゴール前まで迫られ、何度も決定的なシュートを打たれました。木寺の好セーブが無ければ、そのまま同点から逆転される、と言う可能性もあったのではないか、と思われます。その上、削られて何度も倒れ込んでいたストヤノフの交代。テレビで見ていて、後はひたすら耐えるしかないのではないか、と思われました。しかしそこで飛び出したのが、森脇のゴールでした。盛田の離脱以降6試合連続で先発しながら、なかなか良いところを見せる事ができなかった森脇。前節は敗戦の責任を1人で背負い込んだような顔で、涙を流していたそうです。しかしこの日はまずは守備で奮闘し、高さのあるツートップと堂々と渡り合いました。そしてボールを持つと積極的に仕掛けて、この日チームで2番目に多い3本のシュートを放ちました。試合後のヒーローインタビューは2得点の森崎浩でしたが、彼にも負けないほどこの日の森脇の貢献度は高かった、と言って良いでしょう。水戸戦では試合を引き分けに持ち込む重要なゴールを挙げた森脇ですが、昨日はそれ以上の働きをした、と言って良いかも知れません。
 前節2敗目を喫し、連敗だけは絶対に避けなければならないと言うことで臨んだこの試合。福岡の不調に助けられたとは言え、勝利を引き寄せることができたのは選手全員が気持ちで相手に負けなかったから、だと思います。首位をキープしたサンフの後を勝ち点2差で湘南が追い、その後には僅差で仙台、C大阪、鳥栖らが続くという混戦のJ2リーグ戦。勝ち抜くために必要なのは、この日のようなチーム全員で戦う気持ちだと思います。奢ることなく、落ち込むことなく、自信を持って戦えば、きっとその先には歓喜が待っているはずです。

日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

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2008/05/11

今日の福岡戦

今日の福岡戦ですが、中国新聞の予想は「1トップ2シャドウ」なのに対して、ホットニュースは「2トップ」。練習ではどちらも試していたらしく、ペトロヴィッチ監督は「2つのポジションはまだ決めていません」と語っています。相手はこれまでの4バックから選手の要望を入れて3バックに変更して来る、とのことですが、重要なのはシステムではなく「しっかりと走って、そして球際で戦うこと」(ペトロヴィッチ監督)。悪い状況から何とか抜け出したい、と言う高いモティベーションで戦いを挑んでくる相手に気持ちで負けないことが、この試合の最重要ポイントとなりそうです。

 今日の会場はレベルファイブスタジアム(以前の博多の森球技場)で、午後1時キックオフ。テレビ放送はスカパーch183とNHK福岡放送局で生中継が予定されています。WEBLOGでの速報も行う予定ですので、スタジアムに行けない&テレビを見れない方はそちらをどうぞ。

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2008/05/10

福岡戦に向けて

明日はアウェイでアビスパ福岡と対戦します。
 昨年J1昇格を逃した事を受けて、小林強化部長などを解任し、選手も主力を含めて16人も放出した福岡。今季は堅守と高さを売りにした手堅いチーム作りを進める、と言う方針で来ていました。しかしここまで結果が出ているとは言い難く、総失点はリーグで2番目に多い21。勝ち点も12と低迷しています。
2H ○2-1 水戸 【福】黒部、タレイ、【水】西野
3A ●0-1 仙台 【仙】中島
4A △2-2 甲府 【福】大久保、タレイ、【甲】ジョジマール、大西
5H ○2-0 愛媛 【福】大久保、グリフィス
6A ●1-3 徳島 【福】グリフィス、【徳】西河、玉乃、ドゥンビア
7H ●1-5 岐阜 【福】中村、【岐】片桐2、高木、梅田2
8H ○2-0 鳥栖 【福】田中、宮本
9A △0-0 山形
10H △1-1 草津 【福】久永、【草】島田
11A ●0-4 湘南 【湘】アジエル、石原2、リンコン
12H ●2-4 熊本 【福】大久保、グリフィス、【熊】高橋3、小森田
 前節は湘南戦に続いて2試合連続の4失点での大敗を喫し、リティ監督の解任も噂されました。が、第1クールは様子を見ると言うことで、残り3試合で立て直しを図ることになっています。福岡のチーム状態が良くないのは確かですが、ただだからと言って舐めると痛い目に合う、と言うのはサッカーのお約束。実際に前節も相手チームの混乱に付け込んで攻めまくったもののゴールを奪えず、終了間際の一発にやられて勝ち点ゼロに終わっています。スピードのある中村、久永の両サイドと大久保、黒部、ハーフナーの高さに注意しないと、またもや一発に泣くこともあり得る、と思っておいた方が良いでしょう。
 対するサンフレッチェですが、前節は若干のメンバーの入れ替えをして臨んだものの、やはり過密日程による疲れの蓄積が災いした、と言う感じでした。中4日で迎える明日のゲームも、誰を起用するかと言うことと途中で誰を交代で起用するか、がポイントとなりそうです。
        木寺

    森脇 ストヤノフ 槙野

      青山 森崎和

李               服部
     高萩   森崎浩

        佐藤寿

SUB:下田、高柳、ユキッチ、平繁、久保
 中国新聞によると、前節は今季初の無得点に終わったと言うことで昨日の練習では攻撃面の再確認をしたそうです。ペトロヴィッチ監督は「ドリブル突破と縦へボールを入れることを強調」して「ここまでJ2最多の22得点を挙げる得点力の再生を図った」とのこと。FWと2列目がいかに福岡のDFラインのギャップを突いて、裏を取れるかが重要なのではないでしょうか。J1昇格を狙うチームにとって大事なことは、連敗しないこと。そう言う意味で明日の試合は、仙台戦以上に重要なもの、と言えそうです。

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2008/05/09

ジュニアユースが準優勝

連休中にJヴィレッジで行われていた「JFAプレミアカップ2008」に中国地域代表として出場していたサンフレッチェジュニアユースは、決勝を延長まで戦ったものの終了間際に失点して静岡学園中に敗れ、準優勝に終わりました。今大会の成績は次の通り。
【グループC】
広島JY 3-3 G大阪JY  【広】大谷2、水田、【G】紫尾、出岡、徳永
広島JY 3-0 レイソル盛岡 【広】川崎、田村、大谷
広島JY 2-1 静岡学園中  【広】川崎、野津田、【静】秋山

【準決勝】
広島JY 2-0 横浜FMJY  【広】野津田、大谷

【決勝】
広島JY 0-1 静岡学園中  【静】秋山
 なお、サンフレッチェジュニアユースはこの大会でフェアプレー賞を受賞しています。

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2008/05/08

柏木全治1ヶ月

サンフレッチェは昨日、柏木陽介選手が「左恥骨筋断裂および左短内転筋の損傷で、復帰まで1カ月を要する」と発表しました。先日の仙台戦の試合中に左脚付け根に強い痛みを感じたため広島市内の病院で検査した、とのこと。手術はせずに治りを待つ方針のようです。これで6月序盤までのリーグ戦への出場が難しくなったほか、トゥーロン国際大会に出場するU-23代表へ選出も絶望的で、目標としていた北京五輪出場の道も険しくなってしまいました。ただ、同様に予選で活躍した家長も大怪我からの復帰を目指しており、彼に比べればまだ可能性は高い、と思われます。ペトロヴィッチ監督も言うように、ここで焦ることなくじっくりと治して、そしてまずはチームでのパフォーマンスを取り戻して欲しいと思います。

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鳥栖戦応援ツアー募集

第14節鳥栖戦のアウェイ応援バスツアーの募集が始まっています。日程は5/17(土)の5時45分に広島西飛行場、6時15分に広島駅新幹線口に集合し、鳥栖戦を観戦した後、午後8時に広島駅新幹線口、8時半に広島西飛行場に戻ってくる、と言うスケジュールです。料金は貸し切りバス代、チケット代、旅行保険代金を含んで大人8,000円、小中高生7,500円。サンフレッチェクラブ会員はそれぞれ2,000円引きとなっています。募集は今度の日曜日までとなっていますので、ご希望の方はお早めにどうぞ。お申し込み、お問い合わせはデオデオ旅行社「サンフレッチェ広島 サガン鳥栖戦応援バスツアー」係(082-240-3447)までとなっています。なお、サポーターグループのURSUSも鳥栖戦の応援ツアーを企画していますが、こちらは〆切が過ぎています。ただし空席がある場合のみ前日まで受け付ける、とのことです(福岡戦、鳥栖戦とも空席があるらしい)ので、希望される方はURSUS2002.netよりお問い合わせ下さい。

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2008/05/07

第12節仙台戦

昨日ビッグアーチで行われた仙台戦は終始圧倒しながらも一発にやられ、2敗目を喫しました。
 連戦の疲れを考慮して森崎浩を先発から外し、2試合ぶりに高柳を先発から起用して次の布陣で戦いました。
        木寺

    森脇 ストヤノフ 槙野

      青山 森崎和
      (→柏木58分)
李               服部
     高萩    高柳(→平繁78分)
     (→森崎浩56分)
        佐藤寿

SUB:下田、久保
 対する仙台は8年目の萩原を初めて起用して、GK:萩原、DF:木谷、田村、菅井、岡山、MF:千葉、永井、梁、関口(→富田89分)、FW:中島(→中原68分)、平瀬(→佐藤由76分)、と言うメンバーでした。立ち上がりは仙台の圧力に押し込まれるシーンもありましたが、徐々にボールが回り始めると広島ペースとなります。11分には高萩のクロスに森脇が飛び込んだもののわずかに合わず、14分には高萩のマイナスのパスに走り込んだ高柳がシュート。16分には服部の低いクロスに佐藤寿が合わせたものの、GKの好セーブに阻まれます。17分にも高柳のドリブルから森脇のパスを高萩がシュートしましたがわずかに枠外。36分には槙野の攻め上がりから高萩の落したボールを高柳がシュートしたものの外れます。そして前半の最大の決定機はロスタイム。FKのチャンスから服部のシュートはポストを直撃。こぼれをつないで高萩がシュートしたもののGKにキャッチされます。前半は思い通りに攻め続けたものの最後のところで決め切れず、スコアレスで折り返しました。
 後半も最初は広島ペースで、2分には李が走り込んでシュートしたものの枠外に外れます。しかし徐々にスペースができてくると仙台の反撃も受けるようになり、12分には梁のシュートを木寺がゴールライン際で必死で掻き出す、と言うシーンが生まれます。しかしその後は再び流れを取り戻し、12分にはストヤノフのシュートをGKが好セーブ。19分にもストヤノフが上がってシュートしたものの枠外に外れ、28分には服部のクロスを逆サイドに走り込んだ李がシュートしましたがDFに当たります。そして38分には槙野のオーバーラップからのクロスを平繁がシュートしましたが、このボールも無情にもポストに弾かれます。更に44分にも森脇がミドルを放ったものの枠外。攻め続けながらもなかなか点が取れない展開が続きます。そして後半ロスタイム、右サイドでボールを持った佐藤由がルックアップして中央にクロス。ここに走り込んだ中原に頭で決められてしまいます。これでがっくりと膝を付いた広島の選手達は再び立ち上がって反撃を試みたものの残された時間はほとんどなく、すぐに終了のホイッスルとなりました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「内容だけで言えば、今季のうちのベストだったかも知れない。それだけに残念です」と語り、仙台の手倉森監督も「今でも、本当に勝ったのかな、という気がします」と言っていますが、内容的には確かにその通りだったと言えるでしょう。立ち上がりの時間帯を経て落ち着くとそれ以降はずっと広島ペースで、シュート数17対8と言う数字以上にサンフレッチェが押していたゲームでした。得点が奪えなかったのは、シュートの正確性が欠けていたことと相手GKの初出場とは思えない好セーブ連発に阻まれたからで、特に誰が悪い、とは言い難いものがありました。一方失点シーンですが、確かに森脇がマークし切れなかったから、と言うことが原因でしたが、その前にフリーでクロスを入れさせてしまったことの方が問題で、それも疲れが溜まっている中で相手に詰めることができなかった、と言うことでした。
 この敗戦が内容の正当な反映だったか、と言うとそれは違うと思います。意図通りのサッカーができていたのは広島だったし、決定機の数も圧倒的に上回っていた、とも思います。しかし、勝ち点ゼロと言う結果もまた事実。いくら良い内容だったとしても、勝ち点を積み上げなければ何の意味もないと言うのもまた、J2の厳しさなのです。
 この敗戦の悔しさは、深く深く噛みしめればいい。頑張ったって報われないことがあるというのが、人生の一つの側面なのだから。でも、どんなに苦しい経験でも、いずれはどこかでプラスになるというのが人生のもう一つの側面なのです。この敗戦が正当な結果だったのかそれとも不当なものだったのか、最終的な判断は今年1年戦って初めて明らかになるだろう、と思うのです。

日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
J's GOALゲームサマリー

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2008/05/05

仙台戦に向けて

明日はゴールデンウィークの最終日。サンフレッチェはホームにベガルタ仙台を迎えます。
 シーズン当初はなかなか点が取れずに苦しみ、また第6節〜第9節はリードしても突き放せず追いつかれてドロー、と言う展開が続いていた仙台ですが、前節鳥栖戦では次々と得点を重ねて快勝。終了時点での順位を2位にまで上げていました。
1A ●0-1 湘南  【湘】ジャーン
2A ○1-0 岐阜  【仙】OG
3H ○1-0 福岡  【仙】中島
4A ●1-2 C大阪 【仙】中島、【C】アレー、ジェルマーノ
5H ○1-0 草津  【仙】中原
6A △1-1 横浜FC 【仙】梁、【横】エリゼウ
7H △1-1 徳島  【仙】関口、【徳】大島
8A △1-1 愛媛  【仙】梁、【愛】内村
9H △3-3 水戸  【仙】梁、平瀬2、【水】荒田、西野2
10H ○3-0 鳥栖  【仙】平瀬、岡山、関口
 前節は試合が無かったため順位は6位に下がりましたが、その分休養十分で明日の試合を迎えることになります。上位進出、そしてJ1復帰のためには負けられない試合と位置づけて、広島に乗り込んでくるのではないでしょうか。
 対するサンフレッチェはGWの連戦を3連勝で来ています。その原動力は、熊本戦から復帰した森崎和。彼のボールさばきが、チームに落ち着きをもたらしています。明日の試合も基本的な布陣は変わらないものと思われますが、ただ何人かの選手に疲れが溜まっているのは事実。そこをどう乗り切るかがポイントだと言えるでしょう。
        木寺

    森脇 ストヤノフ 槙野

      青山 森崎和

李               服部
     高萩   森崎浩

        佐藤寿

SUB:下田、高柳、柏木、ユキッチ、平繁
 日本人選手中心のチーム作りをしている仙台の特徴は、走るサッカー。明日はその「走る」と言う部分で負けないようにする事が最も重要だと思います。誰が先発に出るにしろ、疲れたら控え選手に後を任せるつもりで全力でプレーして欲しい、と思います。

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2008/05/04

第11節山形戦

昨日ビッグアーチに14,332人を迎えて行われた第11節山形戦は、終始広島のペースのまま佐藤寿のゴールで1-0で勝ちました。
 ペトロヴィッチ監督は連戦の疲れよりも前節までの流れを重視して、徳島戦と同じメンバーでこの試合に臨みました。
        木寺

    森脇 ストヤノフ 槙野

      青山 森崎和

李               服部
     高萩   森崎浩(→平繁57分)
     (→柏木66分)
        佐藤寿(→ユキッチ79分)

SUB:下田、高柳
 対する山形は、GK:清水、DF:宮本、レオナルド(退場89分)、小原、石川、MF:北村(→根本53分)、佐藤健、木藤(→本橋59分)、宮沢、FW:秋葉(→坂井65分)、長谷川、と言うメンバーでした。試合は立ち上がりから広島がボールを支配。森崎和を中心としたパス回しや時折見せるストヤノフのドリブルなどで攻め上がります。しかし山形はペナルティエリアの外にDFラインを引き、その前にMFがブロックを作って広島の攻撃を抑え込みます。27分には高萩がペナルティエリア内で後から押されたか、に見えましたがノーファウル。森崎浩の決定的なシュートも枠を捉えず決め切ることができません。前半は広島が圧倒的にゲームを支配したものの、スコアレスで折り返しました。
 後半になるとボランチを高めに上げて、やや攻めの姿勢を見せるようになった山形。根本を右サイドに入れて、サイド攻撃からチャンスを作ろうとします。それに対してペトロヴィッチ監督も疲れの目立つ森崎浩に代えて平繁を投入。青山のクロスから李のシュートなど、決定的な場面を作ります。更にこちらも疲れが見えてきた高萩に代えて柏木を入れ、4バックに変更して(と指示しているように見えた)点を取りに行こうとします。そしてその効果かようやく山形ゴールをこじ開けたのが、後半23分でした。槙野が高い位置でレオナルドからボールを奪うと、平繁へパス。平繁はそのままドリブルで突っかけてシュートします。至近距離から放たれたボールはGKが弾いたもののこぼれを詰めていた佐藤寿が易々と押し込み、待望の先制点を奪うことができました。
 これで山形が点を取りに来るか、と思われましたがさにあらず。サンフがしっかりとボールを回して相手に攻めの糸口を与えません。後半34分には佐藤寿が抱きしめながらキャプテンマークを森崎和に渡し、大きな拍手を受けながらユキッチに交代します。終盤は柏木が何度も突破からチャンスを作り、ユキッチの決定的なシュート等のシーンを演出します。結局追加点は奪えなかったものの相手にもほとんど攻撃の機会を与えず、サンフは首位チームらしい「横綱相撲」で寄り切りました。
 試合後にペトロヴィッチ監督は「今日は、チーム全員をほめてあげたい。すごく、我慢をしてくれた。以前なら、我慢できずに勝ちを取り逃がした可能性もあった」と語っていますが、全くその通りだった、と言って良いでしょう。夏を思わせるような気温の高さと連戦の疲れ。一瞬の集中の緩みから点を失う、と言う危険性は常にあったと思います。しかし昨日のサンフレッチェの選手が守備で犯したミスはと言えば、木寺がパンチングを空振りしたシーンぐらい。その時もチーム全員でしっかりとカバーして、相手に隙を見せませんでした。記録上は山形のシュートは2本と言うことになっていますが、それもほとんど記憶に残っていないほど。逆にこちらは1点しか奪えなかったもののチャンスは何度も作っており、1-0と言うスコア以上の内容差があった試合でした。
 甲府戦でDFライン、特にストヤノフにプレッシャーをかけられると思うようなサッカーができなくなる、と言う弱点を露呈したサンフレッチェでしたが、前節の徳島戦では森崎和の気の利いたプレーもあってしっかりと修正しました。そして、それから中3日で迎えたこの山形戦。相手がどのように広島対策を練ってくるか、そしてそれに対してサンフレッチェがどのように対応するか、が注目でした。そして山形の小林監督の答えは、ペナルティエリアの前にDFラインを引いて中盤がその前に網を張り、堅い守備のブロックを作って広島の攻撃を抑え込む、と言う事でした。
 その結果、中盤から後でしっかりとボールを繋げることができるようになったサンフレッチェは、本来のパスサッカーができるようになりました。しかし、それでも得点は1点のみ。点を取るのに苦しむ展開となりました。2003年に広島がJ2で戦った時には引いて守る相手を崩せず苦労したものですが、まさにその時のような試合となったのです。
 こんな時、良くないのは焦ってバランスを崩すこと。そしてカウンターやセットプレーから失点したりして悪循環に陥ることなのですが、しかしこの日のサンフレッチェは落ち着いていました。少々のミスがあっても動じることなく、先に失点しないよう我慢し続け、ここぞと言うチャンスを生かして得点を奪いました。J2らしい、と言えば言葉は悪いのですが、このような試合展開は予想の範囲内。そこでしっかりと勝ち点3を取ったことは、重要な結果だったと言って良いと思います。今後も相手がこのようなサッカーをしてくる可能性があるだけに、これをどう打ち破って行くか。サンフレッチェの本当の戦いは、ここから始まると言っていいかも知れません。

日刊スポーツスコア
中国新聞戦評
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2008/05/03

今日の山形戦

 中国新聞によると昨日の前日練習では、1本目は前節と同じ佐藤寿のワントップの下に高萩、森崎浩が並ぶ布陣で行い、2本目は佐藤寿と平繁のツートップだったとのこと。今日はメンバーの大きな入れ替えは無しで戦う可能性が高そうです。
 今日の試合会場は広島ビッグアーチで、午後4時キックオフ。U-8による「サンフレッチェカップ」は11時半から補助競技場で、4種による「フォリアチャレンジ」は2時からビッグアーチで行われます。選手サイン会は3時20分からで、1時半からメイン側おまつり広場で抽選券を配付します。「キックターゲット&キックスピード」は2時からメイン側賑わいイベント広場で。その他に「バルーンアート」「フェイスペイント」「ちゅーピーふわふわドーム」「ゲーフラを作ろう!ブース」「ALL FOR J1コーナーゲーフラコンテスト」など様々なイベントが行われます。先着プレゼントは、「Mr.ピッチレジャーシート」を2,500名様に。サンフレッチェクラブ会員限定のプレゼントは、森崎和幸選手のプレミアムカードとなっています。また新商品として、久保竜彦選手オリジナルの「ドラゴンTシャツ」を2,800円で販売します。更に試合会場限定グルメは安芸高田米と山形庄内米で作ったおにぎりの2個セットを限定400食を、さくらんぼをトッピングしたさくらアイス200食をそれぞれ300円で販売します。今日は多くの観客が訪れると思われますので、なるべく公共の交通機関(横川駅からのシャトルバスかアストラムライン)をご利用下さい。

 テレビ放送は、スカパーch184で生中継。今日は久々にスタジアムで観戦予定ですので、ブログでの速報はありません。

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