チャンピオンシップの行方
【年間順位】 順位 チーム 勝点 1 広島 68 2 浦和 68 3 G大阪 60 4 FC東京 59 5 横浜FM 54 【2nd stage】 1 広島 34 2 鹿島 31 3 横浜FM 28つまり年間順位の1位と2位は広島か浦和か、で決まり。3位はG大阪とFC東京の争いで、横浜FMにも可能性が残っています。対して2nd stageは広島と鹿島の競りあい。横浜FMにもわずかながら可能性がありますが、広島との得失点差が12もあるため2試合でひっくり返すことは(八百長でもない限り)ほぼ無理でしょう。とすると、年間順位と2nd stage優勝のパターンは次の4つにほぼ限られます。
(1) 【年間】1位:広島、2位:浦和、3位:G大阪orFC東京or横浜FM 【2nd】優勝:広島 (2) 【年間】1位:広島、2位:浦和、3位:G大阪orFC東京or横浜FM 【2nd】優勝:鹿島 (3) 【年間】1位:浦和、2位:広島、3位:G大阪orFC東京or横浜FM 【2nd】優勝:広島 (4) 【年間】1位:浦和、2位:広島、3位:G大阪orFC東京or横浜FM 【2nd】優勝:鹿島ではそれぞれの場合に、チャンピオンシップの対戦パターンがどうなるか見てみましょう。
(1) 広島 ────┐ ├─ 浦和 ──┐ │ ├─┘ 年間3位 ──┘ (2) 広島 ────┐ ├─ 浦和 ──┐ │ ├─┘ 鹿島 ┐ │ ├─┘ 年間3位 ┘ (3) 浦和 ────┐ ├─ 広島 ──┐ │ ├─┘ 年間3位 ──┘ (4) 浦和 ────┐ ├─ 鹿島 ──┐ │ ├─┘ 広島 ┐ │ ├─┘ 年間3位 ┘つまり、広島は年間首位になれなければ一発勝負の1回戦から戦わなければならない、と言うこと。しかも相手はそう言う戦いに強そうなG大阪、FC東京、横浜FMのいずれかとなります。この中では特にパターン(4)は最悪で、年間3位に勝っても次は鹿島とのホームでの戦いで、勝ったとしても連戦の疲れを抱えながら浦和との決勝に臨まなければなりません。 2nd stage第15節の結果チャンピオンシップの出場権を獲得してステージ優勝の可能性も高まったサンフレッチェですが、しかしリーグ優勝のためには半歩前進、と言うところ。とにかく残り2試合に勝って年間順位首位を確保して、有利な立場でチャンピオンシップに行く必要がある、と言うのが現状だと思います。甲府戦の後には選手たちが「チャンピオンシップ出場権獲得は最低限の結果」と言っていたとのことですが、まさにその通り。とにかく浦和との年間首位を目指した争いを制して、有利な立場でチャンピオンシップに出場することが当面の目標であることは間違いありません。
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