« 2006年2月 | トップページ | 2006年4月 »

2006.03.18

広島×浦和速報(後半)

両チームとも選手交代はなし。

1分 浦和左からの攻め。右でキープした山田のボールをポンテが狙ったが枠外。危なかった。
2分 服部のクロスを寿人が頭で落としてウェズレイが走ったが届かず。
6分 カズのクリアミスを拾われて三都主がシュートしたが枠外。
8分 山田のクロスに上がっていた闘莉王がヘディングシュート。CK。その後も波状攻撃を受けたが最後はオフサイド。助かった。
10分 こぼれ球を鈴木がロングシュート大きく上へ。
11分 長谷部を倒して小村にイエロー。
12分 FKを山田が直接狙ったが下田がキャッチ。
小野→内舘
14分 ウェズレイのパスを受けてベットが右足でシュート枠外。ドフリーだった。これで決めなければ。
15分 山田の左足のクロスに長谷部が飛び込んだが枠外。
李→上野
17分 ワシントンの落としを三都主が折り返し鈴木がシュートゴール。広島0-3浦和。キックオフ直後にウェズレイとベットでチャンスを作ったがGK。
18分 ポンテのパスを長谷部がダイレクトで狙ったがバー。助かった。
20分 駒野が三都主をかわして左足でクロスを入れたが誰にも合わず。
21分 ポンテのクロスにワシントンが頭で合わせてゴール。広島0-4浦和。
22分 寿人が粘ってマイボールにしようとしたが逆にファウルを取られる。
24分 ポンテの右からのクロスに闘莉王が飛び込んだが駒野がクリア。CKはDFがクリア。
27分 怒る戸田。三都主→相馬
28分 ウェズレイが倒されてFKのチャンス。ウェズレイのボールはDFの頭に当たってGKがキャッチ。
29分 服部のクロスに上野が飛び込んだがGK。カウンターから長谷部のクロスをうけたワシントンが振り返りざまにシュートしたが下田が弾く。ベット→吉弘。
31分 足が滑ったカズに当たった山田が痛んで担架で外へ。
32分 駒野のアーリークロスはシュート打てず。
34分 ウェズレイが倒されてゴール前でのFK。
35分 ウェズレイがちょんと出してトリックプレーを見せたがクリアされる。
カズ→高柳
36分 駒野のクロスにウェズレイ?が合わせたが及ばず。逆襲から長谷部がシュートしたが下田がキャッチ。
長谷部→永井
38分 上野の落としにウェズレイが走り込んだがGKがキャッチ。
40分 後からのロングボールを上野が落とし走り込んだウェズレイがループシュートを決める!広島1-4浦和。
41分 左45゜からワシントンがFK。DFがはねかえす。
44分 右からのクロスを寿人が落としたがウェズレイには合わず。
ロスタイム3分
その後は見せ場のないままにホイッスル。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

広島×浦和速報(前半)

広島のメンバーは、GK:下田、DF:駒野、ジニーニョ、小村、服部、MF:李、戸田、森崎和、ベット、FW:ウェズレイ、佐藤寿、SUB:木寺、吉弘、盛田、大木、高柳、桑田、上野。浦和は、GK:都築、DF:坪井、闘莉王、堀之内、MF:山田、長谷部、鈴木、三都主、小野、FW:ポンテ、ワシントン、SUB:山岸、内舘、酒井、平川、相馬、永井、岡野。主審は扇谷さんです。細かい雨が降っていて少々寒い模様。しかし風はなさそうです。

浦和ボールでキックオフ。
0分 駒野のクロスをゴール前でカズが落としウェズレイがオーバーヘッドで狙ったがオフサイド。
3分 ベットのパスを寿人が落としダイレクトでカズがシュートしたが当たり損なって枠外。
4分 浦和のボールが戸田の腹に当たって痛む。ドロップボール。
6分 ポンテが右からループ気味に打ったが枠外。
9分 服部のクロスをウェズレイが落としてベットに繋ごうとしたがカットされる。
11分 裏へのスルーパスで三都主が走ったが下田がキャッチ。カウンターから攻め込んでウェズレイが坪井に倒されFKのチャンス。
12分 右からのウェズレイのFKはDFがクリア。
13分 ポンテが寝ながらつないで右からクロスを入れられたが小村がクリア。その後パスをつないで攻め込んだがカットされる。
14分 三都主のクロスを下田がパンチングでクリア。
15分 駒野のクロスをペナの中で受けたウェズレイが闘莉王に倒されたがノーファウル。
17分 山田がペナルティエリア外右からミドルシュートしたが枠外。ポンテも届かず。
18分 激しい中盤の潰しあい。
19分 三都主がDFラインの裏にパス。ワシントンが走り込んだが下田がキャッチ。
20分 右サイドのスペースでボールを受けた寿人が中央へ。ウェズレイがキープしてシュートに入ったが闘莉王がカバー。
22分 カズのロングパスで寿人が抜けようとしたがオフサイド。
23分 山田が右サイドを狙って走ったがベットがナイスカット。
24分 ベットのFKにハンジェが走り込んだが及ばず。
25分 ベットのカットから寿人がスペースに出したが公太届かず。
26分 ゴール前で抜け出そうとしたワシントンを倒してジニーニョに一発レッド。
28分 三都主のFKが壁の脇を抜けてゴール。広島0-1浦和。戸田をCBに下げる。
29分 小野が左足でミドルシュート戸田がクリア。
30分 浦和左からのCKはクリア。
32分 小村のクリアミスを拾われポンテに決められる。広島0-2浦和
34分 相手ゴール前に攻め込んだが判断が遅くシュートまで行けない。
37分 カウンターから寿人がボールをキープしたが上がりが遅くつなげない。
38分 ウェズレイと闘莉王が絡んで倒れたがウェズレイのファウルを取られる。
41分 ウェズレイを鈴木が倒してFKのチャンス。駒野が直接狙ったがDFに当たる。
42分 笛がなった後にボールを蹴ったとして戸田にイエロー。早いリスタートは読まれる。
44分 駒野のDF裏へのパスを寿人?が戻してベットがシュートしたがDFがクリア。決定的だった。
45分 左サイド深い位置からの駒野のFKは味方に合わずDFがクリア。

全体的に広島ペースだったが、2つのミスが痛かった。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.03.12

大分×広島速報(後半)

選手交代は無さそう。

0分 駒野のグラウンダーのクサビのボールから攻撃を仕掛けたがシュートまで行けず。
2分 大分が波状攻撃。李が頑張ってマイボールにする。
3分 ウェズレイがミドルシュートDFに当たる。カウンターから大分が攻撃クロスは小村が跳ねかえす。
4分 駒野のクロスからウェズレイがシュート。DFに当たったこぼれを戸田がミドル大きく枠外。
6分 ベットのパスミスを拾われてカウンターとなったが下田がキャッチ。
7分 ベットがドリブルで攻め込んだが倒される。カウンターから西山がミドルシュート枠外。
10分 バックパスを下田が抑えきれず大分左からのCK。梅田のボールに三木が合わせたが枠外。
13分 DFラインの裏へのスルーパスを西山が狙ったが小村がナイスカバー。
14分 右からの李のクロスに寿人が飛び込んだがわずかに届かず西川がキャッチ。
14分 駒野のアーリークロスにウェズレイがしっかりと頭を振ってヘディングシュートしたが枠外。惜しい!
16分 中盤でパスを奪った西山がドリブルからミドルを狙ったがCKへ。左からのCK根本のボールに福元が合わせたが外。更に西山が左足でミドルを打ったが下田キャッチ。
20分 ベットのクロスに寿人が走り込んだが合わず。
21分 ゴール前でパスを回されて危なかったが最後はジニーニョが倒されてファウル。
24分 ウェズレイのクロスから寿人が落としベットがミドルシュート枠外。前のプレーで寿人にイエロー。ショートコーナーからクロスを入れたがDFがクリア。
26分 ハンジェのパスカットからウェズレイのクロス。決定的だったがベット合わず。広島の波状攻撃。
左からのスローイン。小村が上がりっぱなし。ウェズレイのパスに森崎和がミドルシュートわずかに枠外。
30分 漢宰→浩司
30分 浩司のクロスがDFの裏へ寿人届かず。
31分 左からの根本のクロスが流れオズマールが右からのシュートサイドネット。
オズマール→松橋
西山→内村
34分 内村のクロスに松橋が飛び込み、触らずそのままゴールへ。広島0-1大分
35分 左サイド深い位置で寿人が福元に倒されFKのチャンス。ウェズレイのボールDFがクリア。
37分 ベット→上野
37分 服部のクロスにニアで寿人が合わせたが枠外。決めて欲しかった。
38分 ウェズレイが奪われたボール松橋が持込み高松がシュート大きく枠外
41分 浩司がCKを取る。左からウェズレイ、飛び込んだ上野がGKと激突してファウル。イエローをもらう。西川倒れて立てず。
43分 ウェズレイがゴール前でキープして浩司が絡もうとしたがシュートまで行けず。
ロスタイム3分。
45分 高松→森重
45分 右からの放り込みをウェズレイが落とし、寿人がゴール前で粘って中央へ。これにウェズレイが右足で合わせてゴール!広島1-1大分。
46分 ウェズレイミドルシュート西川がキャッチ。
47分 ゴール前でパスを回す大分。守る広島。最後ボールを奪い返したところでホイッスル。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大分×広島速報(前半)

広島のメンバーは、GK:下田、DF:駒野、ジニーニョ、小村、MF:李、戸田、森崎和、ベット、FW:ウェズレイ、佐藤寿、SUB:木寺、吉弘、森崎浩、青山、高柳、大木、上野。大分は、GK:西川、DF:三木、上本、福元、MF:梅田、エジミウソン、トゥーリオ、根本、西山、FW:高松、オズマール、SUB:下川、増田、森重、川田、松橋、市原、内村。

広島ボールでキックオフ。
0分 右から李?がクロス西川がキャッチ。
2分 森崎和が左からクロス。DFがクリア。スローインからのボールを持った森崎和が倒されFK。ウェズレイのボールはDFがクリア。
5分 DFのクリアを李?がダイレクトボレーシュート。西川がこぼしたが詰めることができず。
6分 右サイドウェズレイとのコンビで李がクロスDFがクリア。
8分 右サイドで李がオズマールを倒してFK。クリアボールをつないで最後は森崎和がミドルシュートを狙ったが大きく枠外。
11分 駒野のロングパスに寿人が走ったが届かず。
12分 インターセプトから服部がドリブルで上がったがサポートが間に合わず。
12分 右サイドを駒野が駆け上がって深い位置からクロスを入れたが合わず。カウンターはDFが落ち着いて対処。
14分 オズマールに小村が倒され悶絶。しかし立ち上がる。オズマールにイエロー。
17分 戸田のワンタッチパスは長すぎウェズレイ及ばず西川がキャッチ。
17分 中盤のパスミスを拾われ右サイドを攻め込まれたがオフサイド。
18分 オズマールを倒して右サイド深い位置からFK。梅田のボールは下田が直接キャッチ。
21分 駒野が右からハイボールのクロス寿人を狙ったがDFがクリア。スローインからこぼれを駒野が強烈なミドルシュート西川正面。惜しい。
23分 戸田がオズマールを倒してFKを与える。戸田にイエロー。ゴール正面やや右寄りからのFK根本のグラウンダーのボールは下田ががっちりキャッチ。
25分 中盤の高い位置で奪って速い攻撃を仕掛けようとしたがつながらず。
30分 服部の深い位置のクロスに寿人が頭で合わせたが枠外。決定的!
31分 中盤でウェズレイが倒されてFK。早いリスタートを狙ったが戻される。右サイドに流して駒野が狙ったがゴールラインを割る。
32分 左サイドでボールをつないだ大分。最後は梅田がフリーでシュートしたがわずかに枠外。危なかった。
37分 西山がこぼれ球を拾ってジニーニョを交わしてシュート下田がキャッチ。
39分 大分の後からのロングクロスにセンターに走り込んだ根本が頭で狙ったが下田がキャッチ。危ない。
40分 ボールが顔面に当たった李が痛むが立ち上がる。
41分 ベットの左からのクロスに寿人が飛び込んで右足に当てたがシュートには至らず。
45分 右サイドの深い位置から駒野がクロス。ウェズレイ、ベットが潰れてファーで寿人がシュートしたがDFに当たる。惜しい!
45分 左から大分がボールを持込み正面から高松がシュートしたが枠外。下田のゴールキックでホイッスル。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.11

ライバルを占う2006年版(18)〜まとめ

第2節が始まる直前にようやく終了した「ライバルを占う」シリーズですが、いかがだったでしょうか?実はその「まとめ編」のようなものを紫熊倶楽部の原稿として送ったのですが、時期的なことを考えて掲載は別の原稿になりました。と言うことで、いったん紫熊倶楽部に送った今季のJ1を予想する原稿をここに掲載します。

-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----*-----

 昨年、久々に1シーズン制となったJ1リーグ。早々に順位が決まってしまって盛り上がりに欠けるのではないか、と言う心配は杞憂に終わり、最後の最後まで目が離せない展開になりました。リーグを制覇したのは序盤に独走した鹿島でも、終盤に追い上げたC大阪でもなく、シーズンを通して強さを見せたG大阪。勢いだけで優勝を決めるのではなく、長丁場を戦って勝ち抜いたチームが本当に強いチームである、と言うことを明らかにしたシーズンでした。

 今年優勝を狙うにはどうしたらよいか。将来的にどのようにチームを強くしていくか。あるいはどのようにしてJ1に踏みとどまり、来年以降につなげて行くか。目標や事情は様々ですが、そんな中で各クラブは一年を通じて力を出せるチームをどう作るか、と言うことでこのオフにチーム作りをしてきた、と思います。J1各クラブの補強の特徴を簡単にまとめると、次のようになるのではないでしょうか。

(1) 移籍による補強を積極的に行ったチーム:浦和、G大阪、大宮

(2) 昨年の選手をベースに戦力アップを狙うチーム:鹿島、横浜FM、磐田、川崎F、京都、甲府

(3) 若手育成に力を入れようとしているチーム:千葉、C大阪、大分、清水、福岡

(4) コンセプトを変えようとしているチーム:新潟、名古屋、FC東京

 これらのチームが今年どのような戦いを見せるのか。私なりの予想をまとめてみます。

 まず(1)の3チームはいずれも他チームのレギュラークラスを複数獲得して、大幅な戦力アップを勝ち取りました。特に浦和は強烈で、レギュラーが全員不在でも何とか戦えるのではないか、と思えるほど。スーパーカップ等を見る限りでは新戦力加入によるギクシャク感もなく、今年の大本命であることは間違いないでしょう。G大阪はタイプの違うツートップになって戸惑っている感じですが、ベースはしっかりしているので上位に絡むのは間違いないところ。大宮は新規加入が多すぎて、まとまるのに時間がかかりそうな気がします。

 (2)はチームごとに事情は様々です。監督交代した鹿島は、長期政権で閉塞感があったチームの風通しが良くなり生まれ変わる可能性がある一方で、うまく行かずに落ち込むかも知れません。磐田は昨年から進めてきた世代交代が、更に本格化することになりそうです。横浜FMは昨年こそ中位に沈みましたが、本来は上位に絡んで来る力を持っています。今年は補強を最小限にとどめたことで、かえってまとまりが良くなると思います。また川崎Fも昨年のコンセプトどおりで今年も戦えるはずです。

 これに対して昇格組の京都と甲府ですが、まずは昨年J2で築き上げたチーム力がどれだけJ1で通用するかを確かめるところから始めることになります。チームとしての完成度を生かして序盤に勝ち点を積み重ねておいて、その財産を元手にして徐々に「J1仕様」に切り替えて行くのではないでしょうか。

 (3)もそれぞれチームの事情があって、上位に絡むために若手育成を前面に掲げるところもあれば、やむなく若手に賭けざるをえないところもあります。ただ、いずれにせよ若手育成はチーム作りの王道。即戦力に頼らず若手に経験を積ませて成長させることができれば、今後のクラブの財産になっていくものと思われます。

 (4)の3チームは今年は苦しい年になる可能性が高い、と思います。いずれチームも一昨年までの流れがいったん途絶え、ここで新たなチャレンジを始めなければならない事情に迫られています。ただ、J1のチームはどこも選手の質としてはそれなりのものをもっているもの。監督次第で変身することもある、と言うのは昨年のシャムスカ・大分が示しています。新監督がチームを掌握すれば大躍進の可能性もあるのが、このグループです。

 この中でサンフレッチェがどこに位置づけられるか、と言うと、たぶん(1)と(2)の間でしょう。小野監督が3年間で積み重ねてきたものをベースにして、今年は更に上を目指す。その上で必要な戦力として、ピンポイントで補強する。若手育成と言うチーム全体のコンセプトを尊重した上で、久々のタイトル獲得を目指すと言う狙いに合致した補強を成功させているわけで、一気に優勝争いに絡む可能性は大いにある、と思います。

 優勝争いの「本命」は浦和、「対抗」はG大阪と横浜FM。千葉、磐田、鹿島がこれらを追うと言う展開が予想される中で、サンフレッチェは「穴」ぐらいの評価ではないかと思います。でも、我々サポーターが望み、期待しているのはもちろん優勝!これまで積み上げてきたもの、小野監督の4年間の成果が出るような、そんな年になって欲しい、と思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.10

ライバルを占う2006年版(17)〜清水

東京Vが降格したときには「盛者必衰」と言う平家物語の言葉を思い出したものですが、それと同じことが言えるのがこの清水でしょう。Jリーグ草創期には常に上位を争い(広島がステージ優勝したときも清水とのマッチレースだった)、99年には念願のステージ優勝を果たした清水でしたが、ここ数年はずっと低落傾向を続け、昨年はついに史上最低の15位。長谷川監督のもとで改革に取り組んだものの思うように成果は上がらず、残留が決まったのは33節のことでした。しかしその後の天皇杯では快進撃を見せて、4年ぶりに決勝に進出。長谷川監督の方向性が間違っていないことを示しました。

[OUT] 黒河(東京V)、村松(仙台)、吉田(FC岐阜)、澤登(引退)、北嶋(柏)、チェ・テウク(蔚山)、西野(磐田)、前田(新潟S)、鈴木(ロッソ熊本)
[IN] 掛川(神戸)、武田(大津高)、藤本(筑波大)、矢島(早大)

Jリーグ創設時から「クラブの顔」として活躍してきた澤登が引退。またチェ・テウクも放出して、外国人はマルキーニョスとチョ・ジェジンの2人だけとなりました。一方、「即戦力」と言える選手の獲得は、大学ナンバーワンMFとして知られる藤本のみ。若手育成は待ったなしの状況となりました。昨年育った青山、兵働、枝村らの更なる成長と、怪我から復帰する杉山、平松の活躍も見込めることを考えれば可能性はある、とは思います。特に天皇杯での躍進は、大きな自信となっていることでしょう。しかし若手は波に乗れば大活躍するものの、調子を落とせば立ち直れなくなったりするものです。頼るべきベテランのいないチームが崩れ出したときにどうするか。長谷川監督のぎりぎりの戦いが続くことになりそうな気がします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.08

ライバルを占う2006年版(16)〜FC東京

00年のJ1昇格から6年。その間ずっと1桁順位を確保し、一昨年はナビスコ杯も取ったFC東京でしたが、昨年は第5節から6連敗を喫するなど一時は降格の心配すらしなければならないほど。後半は何とか立て直したものの、最終順位はJ1昇格後最も悪い10位に終わり、改革の必要に迫られました。と言うことで招聘したのが、クラブ初となる外国人監督。ブラジル代表監督のパレイラやルシェンブルゴに付いて指導者として学んだ、と言うガーロ監督は、ブラジル国内でも新進気鋭の指導者として評価が高いそうです。昨年大分で旋風を巻き起こしたシャムスカ監督のような働きができるかどうか、非常に興味深いところです。

[OUT] 近藤健(Vファーレン長崎)、加地(G大阪)、藤田(東京V)、小林(鳥栖)、鈴木健(新潟S)、近藤祐(神戸)、尾亦(湘南)、森田(未定)、ダニーロ(アトラス)、迫井、中村(引退)
[IN] 柴崎(横浜FC)、松尾(神戸)、川口信(磐田)、徳永(早大)、池上(仙台大)、伊野波(阪南大)、赤嶺(駒大)、小澤(青森山田高)

日本代表の加地を失いましたが、その代わりに徳永を獲得。特別指定選手として14試合の出場経験があり、加地の穴はほぼ埋めることができると言って良いでしょう。また昨年ワールドユース直前にU-20代表に選ばれた伊野波も獲得して、中盤から後の選手層はむしろ厚くなりました。また攻撃陣では栗澤や馬場ら若手が育って来ている上に、怪我で長期離脱中の石川も夏頃には戻ってきます。ガーロ監督の指導いかんでは、上位進出の可能性は十分にある、と思います。

因みに開幕戦は前半だけテレビで見たのですが、原監督時代の「カウンターサッカー」とはスタイルが変わり、ボールポゼッションを重視するサッカーに変貌していました。大分の出来が悪かった、と言う側面はあるでしょうが、短期間でガーロ監督の戦術が浸透しているのは間違いない様子。今年のFC東京は、少なくとも昨年以上の成績を収める可能性が高いのではないでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.06

ライバルを占う2006年版(15)〜甲府

昨年のJ1/J2入れ替え戦は衝撃的でした。これまでの歴史や年間予算では雲泥の差の柏と甲府がガチンコの勝負をして、圧倒的不利だったはずの甲府が完璧な勝利を収めたのですから。サッカーの怖さと面白さを2試合に凝縮した、Jリーグの歴史に残る戦いだったと思います。

昨年よりは増やしたものの他のクラブよりは圧倒的に少ない予算で戦う甲府の目標は、当然「J1残留」。と言うことで、最小限の予算でJ1で戦う戦力を整えるため、最優先は現有戦力の意地。その上で、なかなか渋い補強を行いました。

[OUT] 仲田、小倉(引退)、水越(ニューウェーブ北九州)、横山(TDK)、アレックス・オリベイラ、土橋、鈴木、白尾(未定)、青葉(東京V)
[IN] 林(東京V)、森田(水戸)、ビジュ(鳥栖)、鶴見(清水)、宇留野(Honda FC)、堀井(札幌)、松田(中京大)、田森(法大)

昨年の柏戦で見せた攻撃的な組織サッカーは、ガチガチに守ってくるチームの多いJ2よりは、むしろJ1向き。走りまくってボールをつなぎ、バレーと長谷川の決定力に賭ける、と言う戦い方はJ1でもある程度の結果を残すに違いありません。ただ、それに対して脆かったのは守備。特に中盤はJ1を戦う上で大きな弱点となりうるため、ここを補うため林、ビジュ、鶴見を補強しました。昨年の甲府の中盤を支えた藤田、倉貫に加えて彼らが甲府の組織サッカーにぴたりとはまれば、大きな戦力になるだろうと思われます。

もっとも、問題は彼らの戦い方が覚えられてしまった後と主力に怪我人が出たときでしょう。J2ほどではないとは言え長丁場のJ1は、どのチームにも途中で必ず「何か」が起きます。そんなときに甲府がどれだけ我慢して踏みとどまることができるかが、目標とするJ1残留が果たせるかどうかのポイントになる、と思います。

甲府の登録選手31人のうち、J1の出場経験があるのは10人だけ。J1のクラブに居たことのある選手でも、ほとんどはそこをクビになって最後に甲府に流れ着いた、と言う歴史を持っています。彼が味わった悔しさや哀しさや切なさは、きっと彼らの戦う気持ちに込められているはず。甲府が苦しい戦いを強いられるのは間違いないところですが、しかしだからと言って他のチームが舐めたら絶対にやられる。それだけは間違いない、と言えるのではないでしょうか。「降格間違いなし」と言われながらイングランド・プレミアリーグで上位に進出し、リーグカップでは決勝まで進出したウィガンのようにならない、とは誰にも言えません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.05

広島×鹿島速報(後半)

森崎浩→李。

0分 ベットが左の深い位置からクロスを入れたが誰にも合わず。
3分 服部のクロスがDFに当たってCK。左からウェズレイのボールにニアで合わせたがわずかにDFがクリア。
4分 右からのウェズレイのCKのボールに服部が走り込んで左足で叩いたがわずかに外。惜しかった。
5分 右サイドで駒野が倒される。深井にイエロー。FKはDFに当たる。ミスキックか。
8分 駒野の裏へのパスに寿人が走ったが届かず。
12分 ベットが内田篤を引っ掛けてイエローをもらう。
13分 小笠原のクロスにDFが足で当ててCK。競り合いで駒野と岩政が痛んでレフリーが止める。
15分 本山のパスから深井がシュート大きく枠外。
15分 服部のロビングのパスに寿人が頭で合わせたがわずかに枠外。
17分 寿人のキープから服部が回り込んでクロスを入れようとしたがCK。変化を付けたパターンから寿人がシュートしたがGK。カウンターを奪って逆襲しウェズレイがクロス。寿人が狙ったがGK。
23分 左からのスローインからの攻撃。寿人が狙ったがCKへ。
24分 左からウェズレイのCK。鹿島のカウンターは何とかクリア。増田→フェルナンド。
25分 小笠原のCK危なかったが森崎和が何とかクリア。
26分 小笠原の右からのCK青木のヘディングはバーを叩いたが、跳ね返りを柳沢がバイシクルで決める。広島2-4鹿島。
28分 新井場の左からのクロスを柳沢が落とし深井がシュートも下田が弾く。深井→アレックス・ミネイロ。
29分 服部のクロス精度なくGKが楽々キャッチ。
31分 駒野を倒して本山(柳沢?)にイエロー。
32分 本山のシュート大きく上に外れる。
33分 ゴール前でウェズレイが倒されてFKのチャンス。狙うのはもちろんウェズレイ。しかし曲がりきらず大きく上に外れる。
35分 ベット→大木。本山→野沢。
37分 左右からの波状攻撃。最後は李のクロスをウェズレイが頭で叩き込んだ。広島2-3鹿島。
39分 青木が突破を見せるがカバー。左からのCK小笠原のボールに青木が合わせたが外。
40分 寿人の頭でのパスで抜け出したウェズレイがシュートを狙ったが当たり損ない。
42分 サンフの波状攻撃。駒野がペナのやや外で倒されFKのチャンス。ウェズレイのボールは大きく上に外れる。
ロスタイム4分。攻め続けるサンフレッチェ。
46分 野沢のシュートはサイドネット。
鹿島ボールのまま終了のホイッスル。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

広島×鹿島速報(前半)

サンフレッチェのメンバーは、GK:下田、DF:駒野、ジニーニョ、小村、服部、MF:ベット、戸田、森崎和、森崎浩、FW:ウェズレイ、佐藤寿、SUB:木寺、吉弘、槙野、李、桑田、上野、大木。対するアントラーズは、GK:小澤、DF:内田篤、岩政、大岩、新井場、MF:青木、増田、小笠原、本山、FW:深井、柳沢、SUB:杉山、羽田、石川、フェルナンド、野沢、アレックス・ミネイロ、田代。主審は岡田正義さん。風はメイン側からバック側に向けて結構強く吹いているようです。

鹿島ボールでキックオフ。
0分 こぼれ球をつながれてフリーで柳沢がシュート下田がキャッチ。危ない。
1分 左サイド細かくパスをつないで服部がクロスを上げようとしたがラインを割る。
3分 ウェズレイのシュートの跳ね返りをカウンター気味に繋がれ、本山のクロスに柳沢が飛び込んだが枠外。危なかった。
4分 ウェズレイのパスで抜け出した寿人がシュート態勢に入ろうとしたがGKに当たる。足が掛かったようにも見えたが。
5分 深井がドリブルで突破を図ったがカバー。CKへ。鹿島左からのCKはクリア。
10分 鹿島のFK。トリックプレーを見せたがクリア。
11分 森崎和のループパスで抜けた寿人がペナ内で倒されたがノーホイッスル。
13分 後からのフィードをウェズレイが頭でそらせて寿人が抜けたがオフサイド。続いて鹿島の攻撃。こぼれを増田がミドルシュート下田がキャッチ。
15分 駒野の左足のクロスに寿人が合わせたがバー。オフサイドだったかもしれないが惜しい!
18分 カズのループパスを寿人が落としてウェズレイがボレーシュート惜しくも枠外。
19分 鹿島左からのクロス下田が楽々キャッチ。
20分 駒野が深い位置から左足でクロスも寿人は届かずGKがキャッチ。
21分 柳沢から本山のシュート下田正面。
21分 内田篤のドリブルを服部が引っかけてPK。
22分 小笠原のボールはゴール左へ。下田は逆だった。広島0-1鹿島。
24分 ウェズレイにイエローカード。
25分 中盤の競り合いで取られ柳沢のループがファーサイドへ。小笠原の折り返しは外へ。
26分 駒野の右サイド突破から攻め込むが最後は左から浩司が右足でクロス大きく外へ。
27分 駒野のアーリークロスに寿人が裏を狙ったがそのまま流れる。
29分 ウェズレイが突破を図るがDFに引っ掛かる。
31分 新井場のクロスに柳沢がボレーシュートに入るが服部?がカバー。CKへ。右からの小笠原のボールは何とかクリア。
33分 寿人が倒されたFKを浩司が素早いリスタート。抜け出したウェズレイが冷静に決める。広島1-1鹿島。
35分 深井の左からのクロスに柳沢が飛び込んだがDFがクリア。CKもクリア。
38分 本山のパスで青木が右サイドを抉ってクロス、柳沢が頭で決めてゴール。広島1-2鹿島。
39分 小村のロングボールを寿人が胸トラップから落ち着いてゴール!広島2-2鹿島。
40分 服部のクロスはDFに当たってGK。
42分 カウンターから分厚い攻撃を見せたが最後は服部のクロスをGKがキャッチ。
43分 右サイドから本山、小笠原とボールをつながれ最後は柳沢がシュートゴール。広島2-3鹿島。
ロスタイム2分で前半終了。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ライバルを占う2006年版(14)〜千葉

我々サッカーファンが他のチームの今季を占う、と言う場合選手の出入りを見て考えるのがほとんどだ、と思います。主力級の選手を多く取ったクラブは「今年は強そう」と思うものですし、逆にあまり補強しなかったチームや放出したチームの評価は低くなります。しかしそのような素人の思い込みをいつも裏切ってくれるのが、このジェフ千葉と言うチームです。

遡ってみれば01年。前年度残留争いに巻き込まれたにも関わらず、山口智や酒井、廣山ら主力級を放出し、逆にめぼしい補強は崔龍洙とミリノビッチぐらい。誰もが今年のジェフはやばいだろう、と思って見ていたものですが、しかしふたを開けてみれば1st stageは2位、2nd stageは5位と大躍進を遂げました。そしてその流れはその後も変わらず、04年には崔龍洙、05年は村井と茶野を放出しながら、ずっと上位をキープしてきました。従ってこのチームに限って言えば、選手補強をすることが戦力アップにつながると言うわけではなく、むしろ選手の流出がなければ昨年以上の戦力になる、と考えて良いのではないでしょうか。そして今年は林の移籍以外はほぼ昨年の戦力を維持して、開幕を迎えることになります。

[OUT] 瀬戸(柏)、芳賀(札幌)、ポペスク(引退)、林(京都)、高橋(ロッソ熊本)、滝澤(未定)
[IN] クルプニコビッチ(ビーレフェルト)、田中(同志社大)、伊藤(明治大)、川上(大社高)、安里(那覇西高)、加藤(中京高)、熊谷(秋田商高)、青木(野洲高)

即戦力と言えるのは、かつてG大阪でプレー経験のあるクルプニコビッチのみ。後は若手選手ばかりの補強となりました。しかしこのチームの凄いところは、これらの若手から次々と選手を育てて来ることです。年間100試合にも及ぶ練習試合をこなしながら様々な組み合わせで選手を試し、怪我や出場停止があっても揺るがないチーム作り。切り替えの早さと全員攻撃・全員守備のコンセプトは、オシム監督の4年目を迎えて確固なものとなっています。昨年はナビスコ杯を制して念願の初タイトルを獲得した千葉。今年も上位争いに絡んで来るのは間違いない、と思います。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.03.04

ライバルを占う2006年版(13)〜名古屋

Jリーグ初期こそ上がり下がりの激しい成績でしたが、ここ数年は常に5〜9位に位置して「キング・オブ・中位」とまで揶揄されていた名古屋。もちろんフロントはそれで良いと思っていたはずはなく、選手補強や入れ替え、監督交代などで打開を図ってきました。そして昨年はネルシーニョ監督のもとで選手を育てながら勝つ、と言う方針でシーズンを迎えたものの、それもまた裏目。立ち上がりこそ勝ちを重ねて上位にとどまっていたものの、負傷者の続出や外国人選手との衝突などでうまく行かなくなって成績が下降。お決まりの監督解任もあって最後は残留争いにも巻き込まれ、史上最低の14位で終わりました。

今年はその反省からかブラジル路線から再び欧州路線に転換し、オランダからフェルフォーセン監督を招聘。システムを固定したベースのしっかりしたチーム作りに再建を委ねます。

[OUT] 広野(横浜FC)、中谷(柏)、井川(川崎F)、諸江、クライトン、西川、片桐、平山、エドアルド(未定)、安英学(釜山)、セバスティアン(札幌)、中山(G大阪)
[IN] 高嵜、有村(大分)、スピラール(クラブ・ブルージュ)、深津(水戸)、金正友(蔚山)、玉田(柏)、竹内、片山(国士大)、阿部(筑波大)、和田(磐田東)、青山(名古屋ユース)

DFラインにスロバキア人のスピラール、ボランチに韓国代表の金正友、そしてFWに玉田。各ポジションに中心となりうる選手を補強して、チームの骨格を作りました。もともと能力の高い選手が多いチームなので、これで他のチームと比べて戦力が劣るということはありません。むしろ育ちつつある若手の力を考えれば、はまれば強さを発揮するだろう、とも思います。ただ意地悪な見方をすれば、このクラブの伝統ともなっている「勝負弱さ」と「内紛」が出なければ、と言う条件付き。オランダ人監督がうまくチームをまとめることが出来るかどうか、に全てがかかっているような気がします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.03

ライバルを占う2006年版(12)〜福岡

かつてJ1にいた頃の福岡は、激しい闘志を全面に出した戦い方をモットーとするチームでした。また各クラブからベテランをかき集めたチームでもありました。しかし01年についに15位で降格すると、それを機会にチーム作りの方向性を180゜転換。若手の力を組織力でまとめ上げて、5年ぶりに戻ってきました。

ただ、昨年の力のままではJ1を戦えない、と言うのは誰が見ても思うところ。と言うことで、福岡はこのチームに決定的に足りない経験値を上積みすべく、20代後半から30代前半の選手を中心に補強を進めました。

[OUT] 塚本、木場(引退)、河野(広島)、岡山(柏)、木藤(山形)、村主(鳥栖)、喜名(東京V)、太田(草津)、福嶋(ロッソ熊本)、沖本(三菱水島)
[IN] 岩丸(草津)、吉村(大分)、布部、久藤(C大阪)、薮田(神戸)、六反(熊本国府高)、多久島、安田(福岡U-18)、本田(大津高)、金古(鹿島)

昨年のチームを支えたグラウシオ、ホベルト、アレックスのブラジルトリオを筆頭に、主力は全員残留。これにC大阪でレギュラーだった久藤と布部、そして吉村、薮田、金古と経験豊富な選手を獲得して、選手層は間違いなく厚くなりました。彼らとJ2で鍛えてきた若手が融合すれば、それなりに戦えるチームになるだろう、と思います。

どう贔屓目に見ても、他のチームに比べて戦力的に苦しいのは否めない、と思います。しかし福岡の選手たちの多くは、何度も苦しみを経験してそこから立ち上がって来ています。だからこそ初めての、あるいは久しぶりのJ1での戦いに、心が高鳴っているに違いありません。松田監督が口を酸っぱくして言っていた、と言うハードワークをし続ければ、きっと予想を覆す結果を出すに違いありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.02

ライバルを占う2006年版(11)〜大宮

このオフに最も移籍市場を賑わせた存在、と言えば大宮。12人を放出した一方で獲得したのが11人。チーム全体の1/3以上を入れ替える大手術を敢行しました。

[OUT] 高木、島田(草津)、田中(鳥栖)、安藤正(未定)、金澤(東京V)、辻田(ツエーゲン金沢)、鈴木、山下(柏)、トゥット(ポンチ・プレッタ)、レアンドロ(山形)、横山(湘南)、大沢(佐川急便東京)
[IN] 江角(大分)、土屋、波戸(柏)、佐伯(神戸)、小林慶、小林大(東京V)、吉原(G大阪)、マルティネス(上海申花)、小林庸、西村陽(大宮ユース)

昨年、クリスティアンの退団以降得点力不足に悩まされた前線に、現役ホンジュラス代表のマルティネスと吉原。選手層に問題のあった中盤には、高い技術に定評のある小林慶、思い切った攻撃参加が魅力の小林大とバランサーの佐伯。そして売り物の堅い守備を更に強固なものにするために波戸と土屋。他チームのレギュラークラスをごっそりと引き抜いて、各ポジションの層が一気に厚くなりました。J2からの昇格組にとって厳しいのは1年目よりもむしろ2年目なのですが、それをものともせずに上を目指す補強ができた、と言って良いでしょう。

ただ、この補強が果たして本当にチーム全体を良くする方向に働くか、と言うとそれはまた別問題。なぜならこれだけ新しい選手が多いと実力と最適ポジションを見極めるのも大変だし、戦術の浸透にも時間がかかるからです。昨年大宮が7連敗を喫しながらも残留を果たせたのは、決して新戦力の力があったからだけではないでしょう。むしろJ2時代から熟成した戦術的なベースがあって、最後はそこに頼る事ができたから。だからこそチーム崩壊を免れることが出来て、そして終盤から天皇杯にかけての躍進があったのだ、と思います。そのベースを崩すことなく新加入の選手を組み込むことが出来るか、と言うとなかなか難しいというのが本当のところなのではないでしょうか。

「2年目のジンクス」を克服するために大胆な方向性を打ち出した大宮。うまく行くか行かないかは、五分五分なのではないかと言う気がします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006.03.01

ライバルを占う2006年版(10)〜横浜FM

磐田と同様に、今年はACLと平行して戦わなくても良くなった横浜Fマリノス。当初は動きの少ないままに終わるかと思われましたが、1月中旬から吉田、平野、マルケスの獲得を発表。最終的には昨年以上に充実した戦力で今年のシーズンを迎えることになりました。

[OUT] 大橋(東京V)、熊林(仙台)、飯倉(ロッソ熊本)、尾本(草津)、グラウ(未定)
[IN] 田ノ上(柏)、マルケス(アトレチコ・ミネイロ)、吉田(大分)、平野(東京V)、秋元、ハーフナー(横浜FMユース)

昨年は9位に沈んだ横浜FMでしたが、それは主にはハードスケジュールによる選手の怪我とリカバリーが間に合わなかったため。今年もキャンプでは怪我人の続出に悩まされていたようですが、それで揺らぐような戦力ではありません。実際先週末に行われたプレシーズンマッチでも、久保、中澤らを欠いていたにも関わらず横浜FCを圧倒しています。昨年の屈辱があっただけに、岡田監督の長期政権によるマンネリも今年は全く関係ないはず。浦和、ガンバの今年の「二強」に引けを取らないチーム力を持っている、と言って間違いないように思います。

ただ、敢えて弱点を探すとすれば守備的な中盤の部分かも。遠藤に続いて大橋が去り、上野も今年33歳。那須や中西もこの位置は務まりますが、できればこの位置の専門家が欲しいところでしょう。昨年はいささか期待外れだったマグロンがどこまでやれるのか。奥や上野がフル稼動できるのか、が焦点となりそうな気がします。

とは言え、こんなものでも他のチームにとっては「贅沢な悩み」みたいなものでしょう。代表でリハビリを済ませた久保の活躍次第では、序盤から突っ走る可能性もありそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ライバルを占う2006年版(9)〜C大阪

開幕3連敗の後は8戦負けなし、HOT6では沈んだものの、8月以降は7連勝を含む16試合負けなしで最終節を前に首位に立ったものの、残り数分で優勝を逃した上に順位は5位。昨年のC大阪は、まさに「天国と地獄」を行ったり来たりの1年でした。

と言うことで、今年の目標はもちろん優勝、と言うことだと思いますが、しかしオフにはやや苦戦を強いられました。移籍を希望していた西澤の引き留めとブルーノ・クアドロスの残留には成功したものの、中盤を支えていたファビーニョ、布部、久藤が揃って流出。また32試合出場5得点の黒部も浦和に去りました。その代わりとして山田卓也やピンゴら力のある選手の獲得には成功したものの、戦力的にやや落ちたような印象は否めないところです。

[OUT] 伊藤(湘南)、千葉(札幌)、布部、久藤(福岡)、廣山(東京V)、鶴見(甲府)、ファビーニョ(サントス)、中井(草津)、山城(鳥栖)、黒部(浦和)
[IN] 鈴木、柿本(湘南)、山田(東京V)、河村(磐田)、ピンゴ(サンカエターノ)、アンドレ、ジャパ(カシアスドスール)、山下(御影工高)、有村(秀岳館高)、堂柿(関西学院高)、香川(FCみやぎバルセロナユース)、柿谷、中山(C大阪U-18)、小松(関西学院大)森島康(滝川二高)

戦力補強で目立つのは、即戦力よりも将来性を重視したところだと思います。ブラジルから獲得したアンドレ、ジャパはいずれも19歳。U-18代表で活躍した森島や堂柿。高3から「飛び級」で契約した香川。そして1月に16歳になったばかりの柿谷。これは、これまでチームを支えてきたベテランに代わる新しい世代を育てよう、と言うチーム全体の意思の現れだと思います。考えてみれば昨年の躍進も、前田や下村らの成長があったからこその事でした。広島ユースから福岡、大分、そしてC大阪と若手の育成に手腕を発揮してきた小林監督が、勝つことと育てることの両面に挑戦する年になりそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年2月 | トップページ | 2006年4月 »