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2006.03.01

ライバルを占う2006年版(9)〜C大阪

開幕3連敗の後は8戦負けなし、HOT6では沈んだものの、8月以降は7連勝を含む16試合負けなしで最終節を前に首位に立ったものの、残り数分で優勝を逃した上に順位は5位。昨年のC大阪は、まさに「天国と地獄」を行ったり来たりの1年でした。

と言うことで、今年の目標はもちろん優勝、と言うことだと思いますが、しかしオフにはやや苦戦を強いられました。移籍を希望していた西澤の引き留めとブルーノ・クアドロスの残留には成功したものの、中盤を支えていたファビーニョ、布部、久藤が揃って流出。また32試合出場5得点の黒部も浦和に去りました。その代わりとして山田卓也やピンゴら力のある選手の獲得には成功したものの、戦力的にやや落ちたような印象は否めないところです。

[OUT] 伊藤(湘南)、千葉(札幌)、布部、久藤(福岡)、廣山(東京V)、鶴見(甲府)、ファビーニョ(サントス)、中井(草津)、山城(鳥栖)、黒部(浦和)
[IN] 鈴木、柿本(湘南)、山田(東京V)、河村(磐田)、ピンゴ(サンカエターノ)、アンドレ、ジャパ(カシアスドスール)、山下(御影工高)、有村(秀岳館高)、堂柿(関西学院高)、香川(FCみやぎバルセロナユース)、柿谷、中山(C大阪U-18)、小松(関西学院大)森島康(滝川二高)

戦力補強で目立つのは、即戦力よりも将来性を重視したところだと思います。ブラジルから獲得したアンドレ、ジャパはいずれも19歳。U-18代表で活躍した森島や堂柿。高3から「飛び級」で契約した香川。そして1月に16歳になったばかりの柿谷。これは、これまでチームを支えてきたベテランに代わる新しい世代を育てよう、と言うチーム全体の意思の現れだと思います。考えてみれば昨年の躍進も、前田や下村らの成長があったからこその事でした。広島ユースから福岡、大分、そしてC大阪と若手の育成に手腕を発揮してきた小林監督が、勝つことと育てることの両面に挑戦する年になりそうです。

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