ライバルを占う2006年版(16)〜FC東京
00年のJ1昇格から6年。その間ずっと1桁順位を確保し、一昨年はナビスコ杯も取ったFC東京でしたが、昨年は第5節から6連敗を喫するなど一時は降格の心配すらしなければならないほど。後半は何とか立て直したものの、最終順位はJ1昇格後最も悪い10位に終わり、改革の必要に迫られました。と言うことで招聘したのが、クラブ初となる外国人監督。ブラジル代表監督のパレイラやルシェンブルゴに付いて指導者として学んだ、と言うガーロ監督は、ブラジル国内でも新進気鋭の指導者として評価が高いそうです。昨年大分で旋風を巻き起こしたシャムスカ監督のような働きができるかどうか、非常に興味深いところです。
[OUT] 近藤健(Vファーレン長崎)、加地(G大阪)、藤田(東京V)、小林(鳥栖)、鈴木健(新潟S)、近藤祐(神戸)、尾亦(湘南)、森田(未定)、ダニーロ(アトラス)、迫井、中村(引退)
[IN] 柴崎(横浜FC)、松尾(神戸)、川口信(磐田)、徳永(早大)、池上(仙台大)、伊野波(阪南大)、赤嶺(駒大)、小澤(青森山田高)
日本代表の加地を失いましたが、その代わりに徳永を獲得。特別指定選手として14試合の出場経験があり、加地の穴はほぼ埋めることができると言って良いでしょう。また昨年ワールドユース直前にU-20代表に選ばれた伊野波も獲得して、中盤から後の選手層はむしろ厚くなりました。また攻撃陣では栗澤や馬場ら若手が育って来ている上に、怪我で長期離脱中の石川も夏頃には戻ってきます。ガーロ監督の指導いかんでは、上位進出の可能性は十分にある、と思います。
因みに開幕戦は前半だけテレビで見たのですが、原監督時代の「カウンターサッカー」とはスタイルが変わり、ボールポゼッションを重視するサッカーに変貌していました。大分の出来が悪かった、と言う側面はあるでしょうが、短期間でガーロ監督の戦術が浸透しているのは間違いない様子。今年のFC東京は、少なくとも昨年以上の成績を収める可能性が高いのではないでしょうか。
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